JPH05336436A - 自動利得制御装置 - Google Patents

自動利得制御装置

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Publication number
JPH05336436A
JPH05336436A JP4137073A JP13707392A JPH05336436A JP H05336436 A JPH05336436 A JP H05336436A JP 4137073 A JP4137073 A JP 4137073A JP 13707392 A JP13707392 A JP 13707392A JP H05336436 A JPH05336436 A JP H05336436A
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JP
Japan
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signal
circuit
gain
digital
analog
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Application number
JP4137073A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Koshio
和博 古塩
Masaru Noda
勝 野田
Hiroyasu Otsubo
宏安 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高利得の必要時、低電力消費化、量子化ノイ
ズの抑圧を可能とする。 【構成】 センサ2からのアナログ信号はAGC回路3
で増幅され、A/D変換器4でディジタル信号に変換さ
れた後、AGC回路5で増幅され、信号処理回路6で処
理される。信号処理回路6の出力輝度信号Yのレベルは
レベル検出回路9で検出され、マイコン7は、その検出
値を基準値と比較し、その結果に応じてアイリス1の絞
り制御信号、AGC回路3の利得制御信号73、AGC
回路5の利得制御信号75を生成する。低照度時、AG
C回路3,5の利得を最小とし、アイリス1の絞り量の
制御で検出値を基準値と一致させ、中照度時、アイリス
1を全開、AGC回路5の利得を最小とし、AGC回路
3の利得制御で検出値を基準値と一致させ、高照度時、
アイリス1を全開、AGC回路3の利得を最大とし、A
GC回路5の利得制御で検出値を基準値と一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ装置等に
用いて好適な自動利得制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオカメラ装置においては、
例えば、テレビジョン学会技術報告Vol.15,No.7
(Jan,1991) pp.37〜42に記載されてい
るように、小型・軽量化、高機能化、低消費電力化等を
目的として信号処理のディジタル化が進められており、
この場合でも、アナログ処理するビデオカメラ装置と同
様、被写体からの光情報をアナログの電気信号に変換す
るセンサの出力レベルに拘らず、カメラ出力信号レベル
を一定にするための自動利得制御回路が設けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のビデオカメラ装置においては、自動利得制御回路は
センサとアナログ−ディジタル変換器との間に設けられ
て、自動利得制御はアナログ処理でなされており、この
ため、例えば低照度における撮影の場合、一定の出力信
号を得るためには自動利得制御回路の利得を充分上げな
ければならず、高利得が得られるようにするためには、
自動利得制御回路の規模が大きくなり、また、回路規模
に比例して消費電力も増大する。このことは、低消費電
力を1つの目的としているビデオカメラ装置にとって大
きな問題となる。
【0004】現在、デバイスの低消費電力化は、アナロ
グでは限界に近付きつつあり、これに対し、ディジタル
ではますます進歩している。従って、以上の問題と技術
動向とを考慮すると、ビデオカメラ装置を低消費電力化
するためには、自動利得制御回路をディジタル化するこ
とが考えられる。しかし、自動利得制御回路を全てディ
ジタル化すると、高利得時に量子化ノイズが大きくな
り、カメラ出力信号のS/Nが劣化するという問題があ
った。
【0005】本発明の目的は、かかる問題を解消し、S
/Nが良好で小回路規模、低消費電力の自動利得制御装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入力信号をアナログ信号とし、第1の制
御信号に応じた利得で該入力信号を増幅する第1の可変
利得増幅回路と、該第1の可変利得増幅回路の出力信号
をディジタル信号に変換するアナログ−ディジタル変換
器と、第2の制御信号に応じた利得で該アナログ−ディ
ジタル変換器から出力される該ディジタル信号を増幅す
る第2の可変利得増幅回路と、該第2の可変利得増幅回
路の出力ディジタル信号を処理する信号処理回路と、該
信号処理回路の出力信号のレベルを検出するレベル検出
回路と、該レベル検出回路による検出値が予め設定され
た基準値に等しくなるように、該第1,第2の可変利得
増幅回路の利得とを設定する該第1,第2の制御信号を
発生する制御回路とを備える。
【0007】
【作用】自動利得制御装置の必要とする最大の利得の一
部を第1の可変利得増幅回路の利得とし、残りを第2の
可変利得増幅回路の利得で補なうものとなり、アナログ
信号を増幅する第1の可変利得増幅回路の負担が低減さ
れる。また、ディジタル信号を増幅する第2の可変利得
増幅回路の利得範囲も、アナログ入力信号をディジタル
信号に変換してから増幅する可変利得増幅回路の利得範
囲に比べ、小さくなる。かかることから、第1の可変利
得増幅回路の回路規模を小さくできて、消費電力も低減
でき、また、第2の可変利得増幅回路で生ずる量子化ノ
イズも少ない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1はビデオカメラ装置に用いた本発明による自動
利得制御装置の一実施例を示すブロック図であって、1
はアイリス、2はセンサ、3はアナログ処理する可変利
得増幅回路(以下、アナログAGC回路という)、4は
A/D(アナログーディジタル)変換器、5はディジタ
ル処理する可変利得増幅回路(以下、ディジタルAGC
回路という)、6は信号処理回路、7はマイクロコンピ
ュータ(以下、マイコンという)、8は駆動回路、9は
レベル検出回路である。
【0009】同図において、図示しない被写体からの光
がアイリス1を通してセンサ2に入射される。センサ2
は、駆動回路8から供給される制御信号により、受光面
に生じた被写体像を走査し、この被写体像を情報内容と
するアナログの電気信号を生成し、アナログAGC回路
3に供給する。この電気信号はアナログAGC回路3で
マイコン7から供給されるディジタルの制御信号73に
応じた利得で増幅され、A/D変換器4で量子化ビット
数m(mは正の整数)のディジタル信号(以下、mビッ
トのディジタル信号という)501に変換された後、デ
ィジタルAGC回路5に供給される。
【0010】ここで、ディジタルAGC回路5の一具体
例を図2によって説明する。但し、51は利得制御部、
511はラッチ回路、512はシリアル−パラレル変換
器(以下、S/P変換器という)、513はラッチ回
路、514は乗算器、515はラッチ回路、52はリミ
ッタである。
【0011】同図において、ディジタルAGC回路5は
利得制御部51とリミッタ52とから構成されており、
利得制御部51は、乗算器514、S/P変換器512
及びラッチ511,513,515から構成されてい
る。
【0012】A/D変換器4(図1)から出力されるm
ビットのディジタル信号501は、ラッチ回路511で
マイコン7(図1)から供給される制御信号75のうち
のラッチパルス75b毎にラツチされ、そのラッチ出力
が乗算器514に供給される。マイコン7(図1)から
供給される制御信号75のうちの利得制御信号75a
は、S/P変換器512により、p(pは正の整数)ビ
ットの利得制御信号に変換され、ラッチ回路513でラ
ッチパルス75b毎にラツチされる。このラッチ回路5
13から出力される利得制御信号はラッチ回路511か
ら出力されるディジタル信号と乗算器514で乗算され
る。そして、乗算器514からは、これらの乗算値のう
ちの上位qビットの部分が出力され、ラッチ回路515
でラッチパルス75b毎にラッチされる。このラッチ回
路515の出力信号がリミッタ52に供給される。
【0013】リミッタ52は、予め決められた入出力特
性に従い、ラッチ回路515の出力信号のレベルをn
(nはq以下の正の整数)ビットに制限し、この制限さ
れたnビットの出力信号502を図1の信号処理回路6
に供給する。
【0014】図3はこのリミッタ52の入出力特性の一
例を示すものであり、{(2のn乗)−1−x}の値の
レベル以上では{(2のn乗)−1}のレベルとして出
力信号のレベルを制限している。但し、xは任意の整数
である。
【0015】図1に戻って、信号処理回路6では、先の
テレビジョン学会技術報告 Vol.15,No.7(Ja
n,1991) pp.37〜42に記載されている信号
処理回路と同様に、ディジタルAGC回路5のnビット
の出力ディジタル信号502が供給され、2または3ラ
イン(但し、1ラインは1水平走査期間)分のディジタ
ル信号502を用いて輝度信号Yと色信号Cを生成す
る。これら輝度信号Yと色信号Cとは図示しない次段の
処理回路に供給されてカラー映像信号が生成されるが、
また、この輝度信号Yはレベル検出回路9にも供給さ
れ、画像表示画面内のある決められた領域におけるこの
輝度信号Yのレベルが検出され、得られた検出値がマイ
コン7に供給される。
【0016】マイコン7は、レベル検出回路9からの検
出値と予めマイコン7に設定されている基準値とを比較
して被写体照度がどれ位かを判断し、この照度に応じた
絞り制御信号71と利得制御信号73,75とを生成し
て、ブランキング期間内に夫々アイリス1、アナログA
GC回路3,5に供給する。このマイコン7の制御動作
を、図4,図5を用いて、さらに具体的に説明する。
【0017】マイコン7は、図4に示すように、被写体
照度を領域1,2,3の領域に区分し、夫々の領域の境
界を示す基準値とレベル検出回路9(図1)の検出値と
の比較により、被写体照度が領域1,2,3のいずれに
入るかを判定し、その判定結果に応じて、これら基準値
と検出値とが一致するように、アイリス1、アナログA
GC回路3、ディジタルAGC5を制御するものであ
る。
【0018】照度が領域1内にあるときには、AGC回
路3,5の利得が最小となるように夫々の制御信号7
3,75を設定した上で、カメラの出力信号が一定にな
るように、アイリス1の絞り量によってセンサ2の入射
光量を調節する絞り制御信号71を生成する。これによ
り、上記の検出値が上記の基準値と一致するようにセン
サ2の入射光の光量が調整される。照度が領域2内にあ
るときには、マイコン7は、アイリス1が全開するよう
に絞り制御信号71を、また、ディジタルAGC回路5
の利得が最小とするように利得制御信号75を夫々設定
した上で、アナログAGC回路3によって信号レベルが
調整されるように利得制御信号73を生成する。即ち、
この利得制御信号73により、上記の検出値が上記の基
準値と一致するように、アナログAGC回路3の利得が
制御される。さらに、照度が領域3内にあるときには、
アイリス1が全開するように絞り制御信号71を、ま
た、ディジタルAGC回路5の利得が最大とするように
利得制御信号75を夫々設定した上で、ディジタルAG
C回路5によって信号レベルが調整されるように利得制
御信号75を生成する。即ち、この利得制御信号75に
より、上記の検出値が上記の基準値と一致するように、
ディジタルAGC回路5の利得が制御される。
【0019】以上の一連の動作はフィードバックループ
になっており、これによってカメラの出力信号は常に一
定に保たれるようになる。
【0020】図5を用いて上記のマイコン7の動作をさ
らに詳細に説明すると、まず、図1のアナログAGC回
路3、ディジタルAGC回路5の利得を初期設定し(ス
テップS1)、レベル検出回路9の検出値を取り込んで
(ステップS2)輝度信号Yのレベルが基準値と一致す
るか否か判定する。この判定がステップS3,S10で
行なわれる。両者が一致するときには、アイリス1の絞
り量、アナログAGC回路3とディジタルAGC回路5
の利得はそのままの値が維持され、ステップS3,S1
0,S2のループの動作が繰り返される。アナログAG
C回路3、ディジタルAGC回路5の利得の上記初期設
定値は、上記した利得の最小値である。
【0021】輝度信号のレベルが基準値よりも小さいと
きには(ステップS3)、アイリス1が全開か否か判定
され(ステップS4)、アイリス1が全開するまでステ
ップS7,S17,S2,S3,S4の一連の動作を繰
り返す。勿論、この間輝度信号のレベルが基準値と一致
すると、かかる動作は中止し、上記のステップS2,S
3,S10の一連の動作に移る。即ち、かかる動作は、
被写体照度が図4での領域1にあるか否かを判定してい
るものであって、この領域1内にあれば、アイリス1の
絞り量によって輝度信号のレベルを基準値に一致させる
ようにする。
【0022】アイリス1が全開しても輝度信号のレベル
が基準値と一致しないときには(ステップS3,S
4)、アナログAGC回路3の利得が最大か否か判定し
(ステップS5)、最大でなければ、このアナログAG
C回路3の利得を高める制御信号710を生成し(ステ
ップS8)、これをブランキング期間にアナログAGC
回路3に送ってその利得を上昇させる(ステップS1
6,17)。かかる動作は、即ちステップS8,S1
6,S17,S2,S3,S4,S5の一連の動作は、
輝度信号のレベルが基準値と一致するまで、あるいはア
ナログAGC回路3の利得が最大となるまで繰り返され
る。この間輝度信号のレベルが基準値と一致すると、か
かる動作は中止し、上記のステップS2,S3,S10
の一連の動作に移る。即ち、かかる動作は、被写体照度
が図4での領域2にあるか否かを判定しているものであ
って、この領域2内にあれば、アナログAGC回路3の
利得制御によって輝度信号のレベルを基準値に一致させ
るようにする。
【0023】アナログAGC回路3の利得が最大となっ
ても、輝度信号のレベルが基準値と一致しないときには
(ステップS5)、次に、ステップS6,S9,S1
6,S17,S2〜S5の一連の動作が繰り返され、デ
ィジタルAGC回路5の利得が最大となるように、ディ
ジタルAGC回路5に制御信号75をブランキング期間
に送る。勿論、この間輝度信号のレベルが基準値と一致
すると、かかる動作は中止し、上記のステップS2,S
3,S10の一連の動作に移る。即ち、かかる動作は、
被写体照度が図4での領域3にあるか否かを判定してい
るものであって、この領域3内にあれば、ディジタルA
GC回路5の利得制御によって輝度信号のレベルを基準
値に一致させるようにする。
【0024】以上は電源を投入してから等の動作開始時
での動作であったが、動作中に被写体の変化や撮像場面
の変更などによって輝度信号のレベルが基準値よりも小
さくなったときには、これがステップS3,S4によっ
て判定され、この判定の結果、マイコン7は次のような
制御動作を行なう。
【0025】(1)被写体照度が図4の領域1から領域
3に変化した場合;上記のように、領域1では、アナロ
グAGC回路3及びディジタルAGC回路5の利得は最
小値であり、アイリス1は全開状態と最小開放状態との
間にある。この場合には、上記の被写体照度が領域3内
にある場合と同様であり、まず、輝度信号のレベルが基
準値よりも小さいと判定されると(ステップS3)、ア
イリス1が全開状態にないため(ステップS4)、上記
のように、ステップS7を含むループの動作をし、絞り
制御信号71を生成してアイリス1を全開させ、しかる
後、ステップS8を含むループの動作をし、利得制御信
号73を生成してアナログAGC回路3の利得を最大値
にする。アナログAGC回路3の利得が最大値にする
と、次に、ステップS9を含むループの動作をし、利得
制御信号75を生成してディジタルAGC回路5の利得
を制御し、これによって、輝度信号のレベルが基準値に
一致するようになる。
【0026】(2)被写体照度が図4の領域1から領域
2に変化した場合;まず、輝度信号のレベルが基準値よ
りも小さいと判定すると(ステップS3)、上記(1)
の場合と同様に、ステップS7を含むループの動作を
し、絞り制御信号71を生成してアイリス1を全開さ
せ、しかる後、ステップS8を含むループの動作をし、
利得制御信号73を生成してアナログAGC回路3の利
得を制御する。これによって、輝度信号のレベルが基準
値に一致するようになる。
【0027】(3)被写体照度が図4の領域2から領域
3に変化した場合;上記のように、この領域2では、デ
ィジタルAGC回路5の利得は最小値、アイリス1は全
開状態にあり、アナログAGC回路3の利得は最大値と
最小値との間にある。そこで、まず、輝度信号のレベル
が基準値よりも小さいと判定されると(ステップS
3)、アイリス1はそのまま全開状態に保持(ステップ
S4)され、上記のように、ステップS8を含むループ
の動作をし、利得制御信号73を生成してアナログAG
C回路3の利得を最大値にする。アナログAGC回路3
の利得が最大値にすると、次に、ステップS9を含むル
ープの動作をし、利得制御信号75を生成してディジタ
ルAGC回路5の利得を制御し、これによって、輝度信
号のレベルが基準値に一致するようになる。
【0028】以上は被写体の変化や撮像場面の変更など
によって輝度信号のレベルが基準値よりも小さくなった
場合であったが、輝度信号のレベルが基準値よりも大き
くなったときには、これがステップS3,S10によっ
て判定される。この判定の結果、マイコン7は次のよう
な制御動作を行なう。
【0029】(1)被写体照度が図4の領域3から領域
1に変化した場合;上記のように、領域3では、アナロ
グAGC回路3の利得は最大値、アイリス1は全開状態
にあり、ディジタルAGC回路5の利得は最大値と最小
値との間にある。そこで、まず、輝度信号のレベルが基
準値よりも大きいと判定されると(ステップS10)、
ディジタルAGC回路5の利得が最小値か否か判定し
(ステップS11)、ディジタルAGC回路5の利得を
小さくする利得制御信号75を生成し(ステップS1
4)、ブランキング期間にディジタルAGC回路5に送
る。かかる動作が、即ち、ステップS10,S11,S
14,S16,S17,S2,S3の一連の動作が、デ
ィジタルAGC回路5の利得が最小値となるまで、繰り
返される。
【0030】この利得が最小値となると、次に、アナロ
グAGC回路3の利得が最小値か否かの判定とこの利得
を小さくする利得制御信号を生成してブランキング期間
にアナログAGC回路3に送るステップS10,S1
1,S12,S15,S16,S17,S2,S3の一
連の動作の繰り返しに移る。この利得が最小値になる
と、次に、アイリス1を絞る絞り制御信号71を生成し
てブランキング期間にアイリス1に送るステップS1
0,S11,S12,S13,S16,S17,S2,
S3の一連の動作の繰り返しに移る。かかる動作、即ち
アイリス1の絞り量の制御により、輝度信号のレベルが
基準値に一致するようになる。
【0031】(2)被写体照度が図4の領域3から領域
2に変化した場合;まず、輝度信号のレベルが基準値よ
りも大きいと判定されると(ステップS10)、ディジ
タルAGC回路5の利得が最小値か否か判定し(ステッ
プS11)、ディジタルAGC回路5の利得を小さくす
る利得制御信号75を生成し(ステップS14)、ブラ
ンキング期間にディジタルAGC回路5に送る。かかる
動作が、即ち、ステップS10,S11,S14,S1
6,S17,S2,S3の一連の動作が、ディジタルA
GC回路5の利得が最小値となるまで、繰り返される。
【0032】この利得が最小値となると、次に、アナロ
グAGC回路3の利得が最小値か否かの判定とこの利得
を小さくする利得制御信号73を生成してブランキング
期間にアナログAGC回路3に送るステップS10,S
11,S12,S15,S16,S17,S2,S3の
一連の動作の繰り返しに移る。この動作の繰返し中に輝
度信号のレベルが基準値に一致するようになる。
【0033】(3)被写体照度が図4の領域2から領域
1に変化した場合;上記のように、領域2では、ディジ
タルAGC回路5の利得は最小値、アイリス1は全開状
態にあり、アナログAGC回路3の利得は最大値と最小
値との間にある。そこで、まず、輝度信号のレベルが基
準値よりも大きいと判定し(ステップS10)、ディジ
タルAGC回路5の利得が最小値と判定すると(ステッ
プS11)、アナログAGC回路3の利得が最小値か否
か判定し(ステップS12)、アナログAGC回路3の
利得を小さくする利得制御信号73を生成して(ステッ
プS14)、ブランキング期間にアナログAGC回路3
に送る。かかる動作が、即ち、ステップS10,S1
1,S12,S15,S16,S17,S2,S3の一
連の動作が、アナログAGC回路3の利得が最小値とな
るまで、繰り返される。この動作の繰返し中に輝度信号
のレベルが基準値に一致するようになる。
【0034】なお、図4での同じ領域での制御は、領域
1については、ステップS7またはS13を含むループ
の動作を繰り返してアイリス1の絞り量を制御すること
により、領域2については、ステップS8またはS15
を含むループの動作を繰り返してアナログAGC回路3
の利得を制御することにより、領域3については、ステ
ップS9またはS14を含むループの動作を繰り返して
ディジタルAGC回路5の利得を制御することにより、
夫々行なわれる。
【0035】次に、この実施例での量子化ノイズの影響
について説明する。いま、アナログAGC回路3の信号
増幅率をp、ディジタルAGC回路5の信号増幅率を
q、これらAGC回路3,5の信号増幅率の合計をk、
センサ2で発生するノイズをNs、A/D変換器4で発
生する量子化ノイズをNq、ノイズNsと量子化ノイズN
qとの比をαとし、AGC回路としてアナログAGC回
路3のみを備えて信号をk倍に増幅する自動制御装置で
のノイズをNa、アナログAGC回路3でアナログ入力
信号をp倍に増幅し、ディジタルAGC回路5でディジ
タル信号をq倍に増幅するこの実施例の自動制御装置
(以下、ハイブリッド自動利得制御装置という)でのノ
イズをNdとすると、以下の式(1)〜(4)が得られ
る。 Na2=(k・Ns)2+Nq2 ・・・・・・・・(1) Nd2=(k・Ns)2+(q・Nq)2 ・・・・(2) Ns=α・Nq ・・・・・・・・・・・・・・(3) k=p・q ・・・・・・・・・・・・・・(4) また、ノイズNa,Ndの大きさの比Nは次の(5)式で
表わされる。 N=10・log(Nd2/Na2)〔dB〕・・・(5) さらに、式(1)、(2)及び(3)から次の式(1−
2)と式(2−2)が、また、式(1−2)、(2−
2)及び(5)から次の式(5−2)が得られる。 Na2=(k2・α2+1)Nq2 ・・・・・・(1−2) Nd2=(k2・α2+q2)Nq2 ・・・・・・(2−2) N=10・log{(k2・α2+q2) /(k2・α2+1)} ・・・(5−2)。
【0036】ここで、式(5−2)において、比Nの値
を0に近付けるには、kまたはαの値を1に比べて充分
大きくしなければならない。式(3)において、ノイズ
Nsを固定値とすると、αの値を大きくするには、ノイ
ズNqの値を小さくしなければならない。つまり、セン
サ2のノイズNsに比べてA/D変換器4の量子化ノイ
ズNqを充分に小さくする必要がある。
【0037】しかし、現状において、小型化、軽量化及
び低消費電力化を目的としているビデオカメラ装置への
使用に適した高速かつ低消費電力のA/D変換器の中に
は、量子化ノイズを充分に小さくできるだけのビット数
を備えたものはない。従って、αの値が1より充分大き
くなることはないので、式(5−2)において、Nに対
するディジタルAGC回路5の信号増幅率qの影響が大
きくなる。つまり、ディジタルAGC回路5の信号増幅
率qに応じて量子化ノイズNqの影響が出力画像に現れ
るようになる。
【0038】しかし、ディジタルAGC回路5の信号増
幅率qをある程度までに抑えておけば、出力画像の劣化
を視覚的に許容できる範囲に収めることができる。以下
の表1は、センサ2のノイズNsとA/D変換器4の量
子化ノイズNqとがほぼ同じ(α=1)と仮定し、さら
に、しきい値、つまりアナログAGC回路3の信号増幅
率pの最大値を4と仮定したときの、ディジタルAGC
回路5のみで増幅する場合の雑音とハイブリッド自動利
得制御装置により増幅する場合の雑音の比較結果を表わ
した具体的な例を示している。
【0039】
【表1】
【0040】この表1から明らかなように、ディジタル
AGC回路5のみで増幅する場合には、そのノイズがア
ナログAGC回路3のみで増幅する場合のノイズのほぼ
2倍になるので、実用には適さない。しかし、ハイブリ
ッド自動利得制御装置で増幅する場合のノイズは、必要
とする増幅率がしきい値以下(k≦4)ではアナログA
GC回路3のみで増幅し、ディジタルAGC回路5で増
幅しない(q=1)ため、増幅による量子化ノイズの影
響はなく、k>4ではディジタルAGC回路5でも増幅
をする(q>1)ため、増幅による量子化ノイズの影響
が発生するが、アナログAGC回路3である程度(表1
では4倍)まで増幅するようにし、不足している分をデ
ィジタルAGC回路5で増幅するようにすれば、ディジ
タルAGC回路5のみで増幅する場合に比べてノイズは
大幅に減少し、しかも、アナログAGC回路3のみで増
幅する場合との差も僅かになり、低消費電力化の効果を
考慮すれば、許容できる範囲内にあると言える。
【0041】さらに、表1での(i),(ii)の場合に
おけるNの差は0.05dBしかなく、増幅率kを上げ
ても量子化ノイズによる劣化の割合があまり変わらな
い。従って、あるしきい値以上では、ディジタルAGC
回路5で増幅しても問題ないと言える。
【0042】以上のように、この実施例は、従来のビデ
オカメラ装置にディジタル処理のAGC回路が設けら
れ、従来アナログ処理のAGC回路に従って行なわれて
いた利得制御動作の一部を、アナログ処理に比べて消費
電力が小さいディジタル処理のAGC回路に行なわせる
ものであり、これにより、ビデオカメラ装置の低消費電
力化が実現できる。
【0043】図6はビデオカメラ装置に用いた本発明に
よる自動利得制御回路の他の実施例を示すブロック図で
あって、5’はディジタルAGC回路、10はクランプ
回路であり、図1に対応する部分には同一符号をつけて
重複する説明を省略する。
【0044】この実施例が図1に示した実施例と異なる
点は、図6に示すように、自動利得制御処理中に黒つぶ
れが生ずるのを防ぐために、黒レベルを示す或るオフセ
ットをセンサ2の出力信号に加えるためのクランプ回路
10を設けた点と、自動利得制御処理後の信号からこの
オフセットによる黒レベルを除くために、ディジタルA
GC回路5’で減算するようにした点である。
【0045】図7は図6におけるディジタルAGC回路
5’の一具体例を示すブロック図であって、516は減
算器、517はラッチ回路であり、図2に対応する部分
には同一符号をつけている。
【0046】図7において、このディジタルAGC回路
5’は、図2に示したディジタルAGC回路5に、図6
のクランプ回路10で付加された黒レベルを除去するた
めの減算器516とこの減算器516の出力をラッチパ
ルス75bでラッチするラッチ回路517が付加された
構成をなしている。
【0047】いま、黒レベルの値をk(kは0以上の整
数)とすると、減算器516は、図6のA/D変換器4
から供給されるmビットのディジタル信号501から黒
レベルkを減算し、m′(m′は正の整数)ビットのデ
ィジタル信号514を出力する。このディジタル信号5
14がラッチ回路517を介して、図2に示したディジ
タルAGC回路5と同様、乗算器514に供給されるの
であるが、このディジタル信号514はディジタル信号
501と黒レベルkとの差を示す信号であるから、これ
は、また、差信号における符合ビットの信号、つまり、
デイジタル信号501のレベルと黒レベルkトの大小比
較結果を示す制御信号503としてクランプ回路10に
も供給される。
【0048】マイコン7は、また、センサ2が光学的黒
の区間の画素デ−タを読み出すタイミングを示す制御信
号710を生成し、クランプ回路10に供給する。クラ
ンプ回路10は、マイコン7からのこの制御信号710
の期間、センサ2から出力される電気信号のレベルをデ
ィジタルAGC回路5からの制御信号503に応じて制
御し、減算器516から出力されるディジタル信号50
4の水平周期毎の制御信号710の期間でのレベルが0
になるように調節する。
【0049】ここで、減算器516が乗算器514の前
に設けられているのは、乗算器514でディジタル信号
が増幅される前にこのディジタル信号の基準レベルを0
に設定しないと、信号増幅率が変化したときに黒レベル
が変動してしまい、それを補正する必要が生じるからで
ある。黒レベルの実際の設定は、リミッタ52の入出力
特性を、図3において、x=kとすることによって行な
われる。即ち、リミッタ52は減算器516で減算され
た分kをその入力信号に加算する。
【0050】これら以外の動作については、図2に示し
たディジタルAGC回路5と同様である。
【0051】従って、この実施例では、図1に示した実
施例と同様な効果が得られるとともに、上記のクランプ
回路10とディジタルAGC回路5’との作用により、
センサ2の光学的黒区間に相当する映像信号の期間の黒
レベルを調整するとき、図7に示したディジタルAGC
回路5’において、乗算器514による信号増幅をする
前のディジタル信号の基準となるレベルを0に設定する
ため、信号増幅による黒レベルの変動を防ぐことができ
る。
【0052】図8は自動利得制御装置のさらに他の実施
例を示すブロック図であって、図1に対応する部分には
同一符号をつけている。
【0053】この実施例は、上記の実施例のようにビデ
オカメラ装置に限定したものでなく、ディジタル処理に
よる信号処理回路の出力信号レベルを一定に保つ任意の
装置に用いることができるものである。その基本動作
は、図1に示した実施例と同様である。
【0054】即ち、この実施例では、利得制御をアナロ
グ処理とディジタル処理の2つのAGC回路により行な
うため、アナログ処理のAGC回路だけで利得制御する
よりも低消費電力で高利得を得ることができ、さらに、
これらAGC回路の利得の配分をマイコンによって自動
制御するから、量子化ノイズの影響を受けにくい出力信
号を得ることができる。
【0055】なお、以上説明した各実施例では、A/D
変換器4で発生した量子化ノイズがディジタルAGC回
路5で増幅されることによって出力画像が劣化するのを
目立たなくするために、低照度の場合、先ずアナログA
GC回路3の利得を上げ、必要とされる利得がしきい値
以上の場合、その不足分をディジタルAGC回路5の利
得で補なうような制御方法がとられていたが、もし、量
子化ノイズがセンサ2から発生されるセンサノイズより
充分小さければ、量子化ノイズをディジタルAGC回路
5で増幅することによる出力画像の劣化は目立たなくな
るから、アナログAGC回路3とディジタルAGC回路
5の立場を逆転して、低照度では、先ずディジタルAG
C回路5の利得を上げ、必要とされる利得がしきい値以
上の場合、その不足分をアナログAGC回路3の利得で
補なうような制御方法にしても構わない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アナログ信号を増幅する第1の可変利得増幅回路の最大
利得を小さくできるので、該第1の可変利得増幅回路の
回路規模を小さくでき、このため、その消費電力を少な
く抑えることができるし、また、ディジタル信号を増幅
する第2の可変利得増幅回路の最大利得も小さくできる
から、これに発生する量子化ノイズも少なく抑えること
ができる。この結果、該第2の可変利得増幅回路の消費
電力は低いから、低照度の撮影のように高利得を必要と
する場合でも、即ち、第1,第2の可変利得増幅回路の
利得を充分大きくする必要がある場合でも、低消費電力
で自動利得制御が可能となるし、発生する量子化ノイズ
も少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオカメラ装置に用いた本発明による自動利
得制御装置の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるディジタルAGC回路の一具体例
を示すブロック図である。
【図3】図2に示したディジタルAGC回路におけるリ
ミッタの入出力特性を示す図である。
【図4】図1に示した実施例における照度/AGC利得
特性を示す特性図である。
【図5】図1に示した実施例の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】ビデオカメラ装置に用いた本発明による自動利
得制御装置の他の実施例を示すブロック図である。
【図7】図6におけるディジタルAGC回路の一具体例
を示すブロック図である。
【図8】本発明による自動利得制御装置のさらに他の実
施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 アイリス 2 センサ 3 アナログAGC回路 4 A/D変換器 5 ディジタルAGC回路 6 信号処理回路 7 マイコン 8 駆動回路 9 レベル検出回路 10 クランプ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号をアナログ信号とし、第1の制
    御信号に応じた利得で該入力信号を増幅する第1の可変
    利得増幅回路と、 該第1の可変利得増幅回路の出力信号をディジタル信号
    に変換するアナログ−ディジタル変換器と、 第2の制御信号に応じた利得で該アナログ−ディジタル
    変換器から出力される該ディジタル信号を増幅する第2
    の可変利得増幅回路と、 該第2の可変利得増幅回路の出力ディジタル信号を処理
    する信号処理回路と、 該信号処理回路の出力信号のレベルを検出するレベル検
    出回路と、 該レベル検出回路による検出値が予め設定された基準値
    に等しくなるように、該第1,第2の可変利得増幅回路
    の利得とを設定する該第1,第2の制御信号を発生する
    制御回路とを具備したことを特徴とする自動利得制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記制御回路は、 前記レベル検出回路による前記検出値が前記基準値と常
    に等しくなるようにするために必要な利得が第1のしき
    い値より小さいとき、前記第1,第2の可変利得増幅回
    路のいずれか一方の利得を調整して、他方の利得を最低
    値に固定し、 前記レベル検出回路による前記検出値が前記基準値と常
    に等しくなるようにするために必要な利得が第1のしき
    い値より大きいとき、前記第1,第2の可変利得増幅回
    路の一方の利得が第1のしきい値と等しくなるように前
    記第1,第2の制御信号の一方を固定し、不足している
    利得を前記第1,第2の可変利得増幅回路の他方の利得
    で補なうように前記第1,第1の制御信号を調整するこ
    とを特徴とする自動利得制御装置。
  3. 【請求項3】 光情報をアナログの電気信号に変換して
    出力するセンサを備えたビデオカメラ装置における請求
    項1記載の自動利得制御装置において、 該センサの出力電気信号を前記第1の可変利得増幅回路
    の入力信号とし、 前記信号処理手段は前記第2の可変利得増幅回路の出力
    信号から輝度信号と色信号を生成し、 前記レベル検出回路は予め設定された一定領域における
    該輝度信号のレベルを検出し、 前記制御回路は、前記レベル検出回路による前記検出値
    が前記基準値が等しくなるように、前記第1,第2の可
    変利得増幅回路の利得を調整するための前記第1,第2
    の制御信号を発生することを特徴とする自動利得制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記第2の可変利得
    増幅回路は、 アナログ−ディジタル変換器からの前記ディジタル信号
    から黒レベルを減算する減算器を備えたことを特徴とす
    る自動利得制御装置。
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