JPH05336468A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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Publication number
JPH05336468A
JPH05336468A JP4137010A JP13701092A JPH05336468A JP H05336468 A JPH05336468 A JP H05336468A JP 4137010 A JP4137010 A JP 4137010A JP 13701092 A JP13701092 A JP 13701092A JP H05336468 A JPH05336468 A JP H05336468A
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JP
Japan
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signal
black
aspect ratio
supplied
video signal
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Application number
JP4137010A
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English (en)
Inventor
Morihisa Usami
守央 宇佐美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CRTの画面上、上下の余白部分に表示され
る黒部分については、黒補正を行わず、中央部分の画像
表示部分にのみ黒補正を行う。 【構成】 MUSE信号S4 のダウンコンバート信号S
2 によるCRT18の画面18a上の表示は、上下余白
部分は黒色、中央部分は画像表示(縦横比16:9正像表
示)部分とされる。黒補正回路3を構成する黒検出回路
3aに、上記余白部分を黒色に表示するための信号に同
期した枠信号S5 を供給して、その期間に対応する上記
上下余白部の黒部分に対しては黒検出動作を行わず、中
央部分の画像表示部分にのみ黒検出動作を行なうように
している。この結果、画面18a上の画像表示部分にの
み効果的なコントラストをつけることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、MUSE方式
によるビデオ信号をダウンコンバートし、そのダウンコ
ンバートした信号に応じた画像を表示することが可能で
あり、かつ黒補正回路を有するテレビジョン受像機に適
用して好適なテレビジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、黒補正回路の動作について説明す
る。図4Aは、一般的なビデオ信号の輝度信号の波形を
示している。図4Bは、水平ブランキング信号の波形を
示している。図4Cは、クランプ信号の波形を示してい
る。
【0003】図5は、黒補正回路とその入出力信号との
関係について示している。図6は、その黒補正回路の特
性を示している。
【0004】図5に示すように、黒補正回路3には、端
子4からビデオ信号中の輝度レベルを表す信号(以下、
輝度信号という)Y(図4A参照)が供給される。ま
た、端子5からは水平ブランキング信号H.BLK(図
4B参照)と垂直ブランキング信号を含むブランキング
信号BLKが供給される。さらに、端子6からは、図4
Cに示すように、水平ブランキング信号H.BLKの水
平ブランキングパルス発生期間のうち、バックポーチ1
の部分で発生するクランプ信号CLが供給される。端子
7へは黒レベル補正後の輝度信号(以下、補正後輝度信
号という)Y1 が出力される。
【0005】黒補正回路3は、供給される輝度信号Y中
の水平・垂直のブランキング期間を除いたビデオ信号の
最も暗いレベルを検出し、そのレベルに応じて、クラン
プ信号CLによってクランプされたバックポーチ1部分
のペデスタルレベルを制御して黒レベルを安定化させる
とともに、その制御されたペデスタルレベルを黒基準レ
ベルとして有効水平走査期間2(図41A参照)中にお
ける黒レベル近辺のレベルを図6に示す特性9に応じて
補正するものである。
【0006】すなわち、特性9から分かるように、輝度
信号Yのレベルのうち、黒レベル近辺Pの部分において
は、出力信号である輝度信号Y1 のレベルが一層黒くな
るようなレベルに変換するものである。黒レベル近辺P
以外の部分では、入力信号である輝度信号Yのレベルと
出力信号である補正後輝度信号Y1 のレベルとが比例す
るように変換される。なお、有効水平走査期間2中の輝
度信号Yのレベルがペデスタルレベルと同一レベルの黒
レベルを含んでいる場合には、特性10に示す直線補正
である。
【0007】次に、そのような黒補正回路3を有する一
般的なテレビジョン受像機について説明する。
【0008】図7は、黒補正回路3を有し、かつ図示し
ないMUSE−NTSCダウンコンバータが内蔵された
一般的なテレビジョン受像機の構成を示している。な
お、上記MUSE−NTSCダウンコンバータは、供給
されるMUSE方式による信号の水平・垂直両方向を圧
縮して、縦横比を16:9のまま縦横比4:3の画面にはめ込
む、いわゆるフルモードによる方式変換を行うようにさ
れている。
【0009】図7に示すテレビジョン受像機では、地上
波チューナやVTRからのNTSC方式によるビデオ信
号(以下、必要に応じて、NTSCビデオ信号という)
1が端子11に供給される。また、端子12には、上
記MUSE−NTSCダウンコンバータによってMUS
E方式による信号がダウンコンバートされたビデオ信号
(以下、ダウンコンバートビデオ信号S2 )が供給され
る。なお、上記MUSE方式による信号は、図示しない
衛星放送チューナから上記MUSE−NTSCダウンコ
ンバータに供給されている。
【0010】ダウンコンバートビデオ信号S2 は、スイ
ッチ15の一方の固定接点15bに供給され、他方の固
定接点15cには、NTSCビデオ信号S1 が供給され
る。スイッチ15は、図示しない信号ソース選択スイッ
チの選択に応じて切り換えられる。ここでは、図7に描
いたように、ダウンコンバートビデオ信号S2 側に切り
換えられているものとする。
【0011】可動接点15aに供給されたダウンコンバ
ートビデオ信号S2 は、YC分離回路16を通じて輝度
信号Yと色信号Cとに分離される。
【0012】図8は、分離された輝度信号Yの1V(1
垂直)期間の波形を示している。有効垂直期間15内の
前後部分(画面上では、上下部分に対応する)には、黒
信号が挿入され、その部分は黒信号挿入期間16,16
とされている。1V期間には、走査線約160本に対応す
るビデオ信号S3 が含まれている。
【0013】輝度信号Yは、黒補正回路3で上記した黒
補正が行われ、補正後の輝度信号Y 1 に変換された後、
信号処理回路17の一方の入力端子に供給される。この
信号処理回路17の他方の入力端子には色信号Cが供給
されている。
【0014】信号処理回路17は、周知のように、マト
リクス処理、画質コントロール処理を行って、縦横比が
4:3の画面を有するCRT18のカソードに3原色信号
を供給する。
【0015】図9は、CRT18の画面18a上の表示
領域と図8に示した1V期間のダウンコンバートビデオ
信号S2 の輝度信号Yとの対応関係を示している。図9
中、上下に網点を施した部分は、余白部分(非画像表示
部分)であり挿入された黒信号により、すなわち黒信号
挿入期間16,16に対応して黒く表示される黒部分1
9である。また、図9の画面18a中、中央部の白抜き
部分は、ダウンコンバートされて圧縮された画像(正
像)が表示される画像表示部分20である。画像表示部
分20は、ビデオ信号S3 に含まれる走査線の2倍、す
なわち走査線330本分(図8において、2Vの期間に対
応する分)の画像に対応する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た黒補正回路3を有する従来の技術にかかるテレビジョ
ン受像機では、ダウンコンバートビデオ信号S2 の輝度
信号Yを黒補正回路3で黒補正する際に、画像表示部分
20に対応するビデオ信号S3 (図8参照、実際には、
インターレースされているので、1画面分で2V分のビ
デオ信号S3 )に対して黒補正を行うとともに、非画像
部分であり、黒く表示される黒部分19に対応する黒信
号挿入期間16の黒信号に対しても黒補正を行ってしま
うという問題がある。
【0017】このため、画面18a上に表示される画像
のコントラストが非常に少なくなってしまうという、い
わゆる黒浮きの現象が発生したり、あるいはコントラス
トがつき過ぎてしまうという問題が発生し、結果として
画質が劣化するという問題があった。
【0018】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、CRTの画面上、画像表示部分にのみ黒補
正処理を行うことを可能とするテレビジョン受像機を提
供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、例え
ば、図1に示すように、一の縦横比を有するCRT18
の画面18aに対して、上記一の縦横比とは異なる縦横
比の画像を表示する際に発生する余白部を黒く表示する
ために、その余白部に対応する期間中に黒信号を挿入す
るようにされたテレビジョン受像機において、供給され
るビデオ信号中の黒信号付近のレベルを検出して黒補正
を行う黒補正回路3と、制御手段21とを有し、制御手
段21は、上記挿入された黒信号に対しては、黒補正回
路3を非動作状態に保持するようにしたものである。
【0020】第2の本発明は、第1の本発明において、
一の縦横比が4:3であり、この一の縦横比と異なる縦横
比が16:9としたものである。
【0021】第3の本発明は、図1に示すように、第1
の本発明において、制御手段21が、上記一の縦横比と
は異なる縦横比の画像を表示する際には、上記黒信号に
同期したタイミング信号S5 を黒補正回路3に供給する
ようにしたものである。
【0022】第3の本発明は、図3に示すように、上記
第1の本発明において、一方の入力端子にブランキング
信号BLKが供給される論理和回路31を有し、制御手
段21が、論理和回路31の他方の入力端子に上記黒信
号と同期したタイミング信号S5 を供給して、論理和回
路31の出力信号S6 を黒信号ピークホールド期間指定
信号として黒補正回路3に供給するようにしたものであ
る。
【0023】
【作用】第1の本発明によれば、供給されるビデオ信号
中の黒信号付近のレベルを検出して黒補正を行う黒補正
回路3と、制御手段21とを有し、制御手段21が、方
式変換後のビデオ信号S2 中、CRT18の画面18a
上の余白部(非画像表示部分)に対応する期間中に挿入
された黒信号に対しては、黒補正回路3を非動作状態に
保持するようにしている。
【0024】このため、CRT18の画面18a上、画
像表示部分にのみ黒補正を行うことができる。
【0025】第2の本発明によれば、縦横比16:9のビデ
オ信号を縦横比4:3のビデオ信号に同期的に適合するダ
ウンコンバートビデオ信号S2 に方式変換した際に、そ
のダウンコンバートビデオ信号S2 中、CRT18の画
面18a上、画像表示部分に対応する期間のビデオ信号
にのみ黒補正を行うことができる。例えば、MUSE方
式によるビデオ信号S4 をNTSC(またはPAL)方
式などによるビデオ信号S2 に変換した際、その変換さ
れたダウンコンバートビデオ信号S2 中、CRT18の
画面18a上、画像表示部分に対応する期間のビデオ信
号にのみ黒補正を行うことができる。
【0026】第3の本発明によれば、第1の本発明にお
いて、制御手段21が、上記一の縦横比とは異なる縦横
比の画像を表示する際には、上記黒信号と同期したタイ
ミング信号S5 を供給するようにしたので、一の縦横比
の画像を表示するビデオ信号S1 に対しては、CRT1
8の全画面に対応する部分で黒補正ができ、一の縦横比
とは異なる縦横比の画像を表示する方式変換されたビデ
オ信号S2 に対しては、CRT18の画面18a上、非
画像表示部分に対応する部分では黒補正を行わず、画像
表示部分に対応する部分でのみ黒補正を行うことができ
る。
【0027】第4の本発明によれば、上記第1の本発明
において、一方の入力端子にブランキング信号BLKが
供給される論理和回路31有し、制御手段21が、論理
和回路31の他方の入力端子に上記黒信号と同期したタ
イミング信号S5 を供給して、論理和回路31の出力信
号S6 を黒ピークホールド期間指定信号として黒補正回
路3に供給するようにしたので、上記第3の本発明と同
様に、一の縦横比の画像を表示するビデオ信号S1 に対
しては、CRT18の全画面に対応する部分で黒補正が
でき、一の縦横比とは異なる縦横比の画像を表示する方
式変換されたビデオ信号S2 に対しては、CRT18の
画面18a上、非画像表示部分に対応する部分では黒補
正を行わず、画像表示部分に対応する部分でのみ黒補正
を行うことができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明テレビジョン受像機の一実施例
について図面を参照して説明する。なお、以下に参照す
る図面において、上記の図4〜図9に示したものに対応
するものには同一の符号を付け、それらの詳細な説明は
省略する。また、繰り返し図面を掲載して説明する繁雑
さを避けるために、必要に応じて、上記図4〜図9に示
した図面をも参照して説明する。
【0029】図1は、本発明テレビジョン受像機の一実
施例の要部の構成を示している。図2は、図1例の各部
波形を示している。
【0030】なお、図1例では、図7例に示したYC分
離回路16と信号処理回路17とは、図中、点線で省略
して描いている。本発明の要部とは関係がほとんどない
からである。したがって、以下に説明するビデオ信号に
ついては、輝度信号に等しい信号であるものとして説明
する。
【0031】図1において、端子11には、NTSC方
式によるビデオ信号(以下、必要に応じて、NTSCビ
デオ信号という)S1 (図2A参照)が供給されてい
る。なお、図2Aは、約1V期間を示している。したが
って、有効垂直走査期間15には、走査線(525/2)本
分のビデオ信号S7 が挿入されている。このNTSCビ
デオ信号S1 によりCRT18上の縦横比4:3の画面1
8aに画像が表示された場合には、その画像の縦横比が
4:3になり、図9に示した画面18a上の全画面が画像
表示部分になる。
【0032】このような属性を有するNTSCビデオ信
号S1 は、スイッチ15の固定接点15cに供給され
る。なお、NTSCビデオ信号S1 は、地上波のチュー
ナ(図示していない)または外部接続されたVTRなど
の信号ソースから供給されるものである。また、表示画
像の縦横比が4:3になるビデオ信号としては、NTSC
ビデオ信号S1 に限らず、PAL方式などによるビデオ
信号でもよい。
【0033】端子12には、MUSE方式によるビデオ
信号(以下、MUSE信号という)S3 が供給される。
このMUSE信号S3 は、衛星放送チューナ(図示して
いない)または外部接続されたVTRなどの信号ソース
から供給されるものである。
【0034】端子12に供給されたMUSE信号S3
ダウンコンバータ21によって、水平(横)・垂直
(縦)両方向が圧縮されて、NTSC方式によるビデオ
信号にダウンコンバートされたビデオ信号(以下、必要
に応じて、ダウンコンバートビデオ信号という:図2B
参照)S2 に変換される。
【0035】ダウンコンバートビデオ信号S2 は、図2
B(図8に示したものと同一の信号)に示すように、有
効垂直走査期間15内の前後部分(画面18a上では、
上下部分に対応する)には、黒信号Sbが挿入され、そ
の部分は黒信号挿入期間16,16とされている。1V
期間には、走査線約165本に対応するビデオ信号S3が含
まれている。
【0036】このダウンコンバートビデオ信号S2 によ
る画像は、縦横比が16:9のまま、4:3画面に正像がはめ
こまれる画像になる(図9参照)。なお、図9に示すよ
うに、CRT18の画面18aの上下部分は、黒信号挿
入期間16に対応して黒く表示される黒部分19として
の非画像部分(余白部分)である。CRT18の画面1
8aの中央部分は上記ビデオ信号S3 に対応した画像が
表示される画像表示部分20にされる。
【0037】ダウンコンバートビデオ信号S2 は、スイ
ッチ15の他方の固定接点15bに供給される。スイッ
チ15の可動接点15aは、黒補正回路3に接続されて
いる。
【0038】ダウンコンバータ21からは、タイミング
信号としての枠信号S5 (図2C参照)も発生される。
この枠信号S5 は、黒信号挿入期間16の期間だけがハ
イレベルにされる黒信号Sbの挿入タイミングと同期し
たタイミング信号である。
【0039】この枠信号S5 は、NTSCビデオ信号S
1 から同期分離された複合同期信号およびMUSE信号
4 から同期分離された複合同期信号に基づき、ダウン
コンバータ21内に配されているカウンタ、タイマおよ
びマイクロコンピュータにより発生される信号である。
したがって、方式変換器としてのダウンコンバータ21
は制御手段としても機能する。
【0040】枠信号S5 は、スイッチ24の一方の固定
接点24bに供給される。他方の固定接点24cは接地
されている。スイッチ24の可動接点24aは、黒補正
回路3を構成する黒検出回路3aに接続される。
【0041】スイッチ15とスイッチ24とは連動スイ
ッチであり、図示しない信号ソース選択スイッチから端
子25に供給される信号ソース選択信号SS に応じて切
り換えられる。
【0042】黒補正回路3には、さらに、端子5からは
水平ブランキング信号H.BLK(図4B参照)と垂直
ブランキング信号を含むブランキング信号BLKが供給
される。さらに、端子6からは、水平ブランキング信号
H.BLK(図4B参照)の水平ブランキングパルス発
生期間のうち、バックポーチ1の部分で発生するクラン
プ信号CL(図4C参照)が供給される。
【0043】黒補正回路3の信号入力端子には、NTS
Cビデオ信号S1 またはダウンコンバートビデオ信号S
2 が輝度信号Yとして供給され、信号出力端子には、黒
補正後の輝度信号(以下、補正後輝度信号という)Y2
が出力される。
【0044】次に図1例の要部動作について説明する。
【0045】信号ソース選択信号SS によりNTSCビ
デオ信号S1 を発生する信号ソースが選択されている場
合には、スイッチ15とスイッチ24とは、図1に描い
た側に接続される。この場合には、黒補正回路3にはス
イッチ15を通じてNTSCビデオ信号S1 が供給さ
れ、黒検出回路3aにはスイッチ24を通じて接地レベ
ル(ローレベル)の直流信号が供給される。
【0046】したがって、黒補正回路3を構成する黒検
出回路3aには、何らの制限も施されないことになるの
で、従来の技術と同様な黒補正が行われる。すなわち、
図2Aに示す有効垂直走査期間15の全期間で黒補正が
行われる。なお、黒補正は、NTSCビデオ信号S
1 (ここでは、輝度信号Yを表すものとしている)中の
水平・垂直のブランキング期間を除いたビデオ信号の最
も暗いレベルを検出し、そのレベルに応じて、バックポ
ーチ1(図4A参照)部分のペデスタルレベルを制御し
て、黒レベルを安定化するとともに、その制御されたペ
デスタルレベルを黒基準レベルとして有効水平走査期間
2(図4A参照)中における黒レベル近辺のレベルを図
6の特性9に応じて補正するものである。
【0047】特性9から分かるように、その補正は、輝
度信号Yのレベルのうち、黒レベル近辺Pの部分におい
ては、出力信号である補正後輝度信号Y2 のレベルが一
層黒くなるようなレベルに変換するものである。黒レベ
ル近辺P以外の部分では、入力信号である輝度信号Yの
レベルと出力信号である補正後輝度信号Y2 のレベルと
が比例するように変換される。
【0048】このような特性9を有する黒補正回路3を
使用することにより、NTSCビデオ信号S1 の補正後
の輝度信号Y2によりCRT18の画面18aの全画面
に表示される画像のコントラストが向上される。
【0049】一方、信号ソース選択信号SS によりMU
SE信号S4 による信号ソース(例えば、衛星放送チュ
ーナ)が選択された場合には、スイッチ15,24の可
動接点15a,24aは、ダウンコンバータ21側の固
定接点15b,24bに接続される。
【0050】したがって、黒補正回路3を構成する黒検
出回路3aに枠信号S4 が供給される。このため、黒検
出回路3は、ダウンコンバートビデオ信号S2 のうち、
画像表示部分20(図9参照)に対応する走査線約160
本に対応するビデオ信号S3(図2B参照)の部分での
み、黒信号とみなす部分(上記した、黒レベル近辺P
(図6参照))を検出し、黒信号挿入期間16では黒信
号とみなす部分の検出を行わない。
【0051】すなわち、黒補正回路3は、CRT18の
画面18a中、画像表示部分20(図9参照)のみで黒
補正を行い、そのほかの非画像部分19である余白部分
では、黒補正を行わないことになる。結局、図1例によ
れば、ダウンコンバータ21から供給される枠信号S5
のハイレベル期間では、黒検出回路3aが非動作状態に
されるので、黒補正回路3が非動作状態に保持されるこ
とになる。
【0052】言い換えれば、縦横比4:3とは異なる縦横
比16:9の画像を表示する際には、黒補正処理を停止させ
るために黒信号挿入期間16と同期した枠信号S5 を供
給するようにしているので、縦横比4:3の画像を表示す
るNTSCビデオ信号S1 に対しては、有効垂直走査期
間15で黒補正ができ、縦横比4:3とは異なる縦横比16:
9の画像を表示する際には、非画像部分である黒部分1
9を除くビデオ信号S3 の発生期間である画像表示部分
20のみで黒補正を行うことができる。
【0053】このため、ダウンコンバート信号S2 に基
づく画像を図9に示すようにCRT18の画面18a上
に表示している際に、その画面18a上、上記従来の技
術の項で示したような、いわゆる黒浮きの現象が発生し
たり、あるいはコントラストがつき過ぎてしまうという
問題が解消され、結果として高画質が保持される。
【0054】図3は、本発明の他の実施例の要部の構成
を示している。この図3例では、論理和回路31を有
し、この論理和回路31の一方の入力端子には、ダウン
コンバータ21から枠信号S5 が供給される。論理和回
路31の他方の入力端子には端子5からブランキング信
号BLK(図2D参照、ただし、水平ブランキング信号
H.BLKは省略している)が供給される。論理和回路
31から出力される信号S6 は、黒補正回路3を構成す
るブランキング回路3bに供給される。ブランキング回
路3bは、供給される信号S6 のローレベル期間にのみ
黒補正回路3に供給される輝度信号Y(NTSCビデオ
信号S1 またはダウンコンバートビデオ信号S2 )を通
過させて図示しない黒ピークホールド回路に供給する。
【0055】図3例によれば、信号ソース選択信号SS
により地上波チューナ側の信号ソースが選択されていた
場合には、枠信号S5 はハイレベルに保持されるので、
論理和回路31からは、ブランキング信号BLKがその
まま出力されることになる。このため、有効垂直走査期
間15の全期間で上記黒ピークホールド回路が動作され
るので、輝度信号Y(この場合、NTSCビデオ信号S
1 )に対して有効垂直走査期間15の全期間で黒補正回
路3で黒補正を行うことができる。
【0056】一方、信号ソース選択信号SS により、衛
星放送チューナ側の信号ソースが選択されていた場合に
は、図2Cに示した枠信号S5 が論理和回路31に供給
されるので、論理和回路31の出力信号S6 は、図2F
に示すように、ダウンコンバートビデオ信号S2 のビデ
オ信号S3 の発生期間のみがローレベルの信号になる。
この場合、このローレベルの期間にのみダウンコンバー
トビデオ信号S2 が上記ブランキング回路3bを通じて
上記黒ピークホールド回路に供給されることになるの
で、図1例と同様に、CRT18の画面18a上、画像
表示部分20に対応する期間のビデオ信号S3 にのみ、
黒補正を行うことができる。結局、信号S 6 は、黒ピー
クホールド期間指定信号としての属性を有する。
【0057】なお、上記の実施例においては、ダウンコ
ンバートした信号の例としてMUSE信号S4 をダウン
コンバートしたビデオ信号S2 の黒補正を行うことにつ
いて説明したが、これに限らず、例えば、D2−MAC
デコーダ内蔵の4:3CRTを用いたテレビジョン受像機
において、HD−MAC信号をダウンコンバートして表
示する場合にも同様に適用することができる。
【0058】また、上記の実施例においては、黒信号挿
入期間16に対応するCRT18上の画像が画面18a
の上下部分に表れる例について説明したが、本発明はこ
れに限らず、黒信号挿入による黒部分が画面18a上ど
の部分に存在しても同様に適用することが可能である。
【0059】また、本発明は上記の実施例に限らず本発
明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得ること
はもちろんである。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、第1の本発明によ
れば、供給されるビデオ信号中の黒信号付近のレベルを
検出して黒補正を行う黒補正回路と制御手段とを有し、
上記制御手段が、方式変換後のビデオ信号中、CRTの
画面上の余白部に対応する期間中に挿入された黒信号に
対しては、黒補正回路を非動作状態に保持するようにし
ている。
【0061】このため、CRT上、画像表示部分にの
み、黒補正を行うことができるという効果が得られる。
【0062】また、第2の本発明によれば、縦横比16:9
のビデオ信号を縦横比4:3のビデオ信号に同期的に適合
するダウンコンバートビデオ信号に方式変換した際に、
そのダウンコンバートされたビデオ信号中、CRTの画
面上画像表示部分に対応する期間のビデオ信号にのみ黒
補正を行うことができる。例えば、MUSE信号をNT
SC(PAL)などによるビデオ信号に変換した際、そ
の変換されたビデオ信号中、CRTの画面上、画像表示
部分に対応する期間のビデオ信号にのみ黒補正を行うこ
とができるという効果が得られる。
【0063】第3の本発明によれば、第1の本発明にお
いて、上記制御手段が、上記一の縦横比とは異なる縦横
比の画像を表示する際には、上記黒信号と同期したタイ
ミング信号を供給するようにしたので、一の縦横比の画
像を表示するビデオ信号に対しては、CRTの全画面に
対応する部分で黒補正ができ、一の縦横比とは異なる縦
横比の画像を表示する際には、CRTの画面上、非画像
表示部分では黒補正を行わず、画像表示部分に対応する
部分のみで黒補正を行うことができるという効果が得ら
れる。
【0064】第4の本発明によれば、上記第1の本発明
において、一方の入力端子にブランキング信号が供給さ
れる論理和回路有し、制御手段が、上記論理和回路の他
方の入力端子に黒信号と同期したタイミング信号を供給
して、上記論理和回路の出力信号を黒ピークホールド期
間指定信号として黒補正回路に供給するようにしたの
で、上記第3の本発明と同様に、一の縦横比の画像を表
示するビデオ信号に対しては、CRTの全画面に対応す
る部分で黒補正ができ、一の縦横比とは異なる縦横比の
画像を表示する方式変換されたビデオ信号に対しては、
CRTの画面上、非画像表示部分に対応する部分では黒
補正を行わず、画像表示部分に対応する部分でのみ黒補
正を行うことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビジョン受像機の一実施例の
構成を示す線図である。
【図2】図1例および図3例のテレビジョン受像機の動
作説明に供される波形図である。
【図3】本発明によるテレビジョン受像機の他の実施例
の構成を示す線図である。
【図4】図5例などの黒補正回路の動作説明に供される
波形図である。
【図5】黒補正回路とその入出力信号を表す線図であ
る。
【図6】図5例などの黒補正回路の動作説明に供される
特性図である。
【図7】テレビジョン受像機の例の構成を示す線図であ
る。
【図8】図7例のテレビジョン受像機の動作説明に供さ
れる波形図である。
【図9】図1例、図3例および図7例のテレビジョン受
像機中、CRT上の画面表示例を示す線図である。
【符号の説明】 3 黒補正回路 3a 黒検出回路 3b ブランキング回路 18 CRT 18a 画面 21 ダウンコンバータ S1 NTSCビデオ信号 S2 ダウンコンバートビデオ信号 S5 枠信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の縦横比を有するCRTの画面に対し
    て、上記一の縦横比とは異なる縦横比の画像を表示する
    際に発生する余白部を黒く表示するために、その余白部
    に対応する期間中に黒信号を挿入するようにされたテレ
    ビジョン受像機において、 供給されるビデオ信号中の黒信号付近のレベルを検出し
    て黒補正を行う黒補正回路と、 制御手段とを有し、 上記制御手段は、上記挿入された黒信号に対しては、上
    記黒補正回路を非動作状態に保持するようにしたことを
    特徴とするテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 上記一の縦横比が4:3であり、上記一の
    縦横比とは異なる縦横比が16:9であることを特徴とす
    る請求項1に記載のテレビジョン受像機。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記一の縦横比とは異
    なる縦横比の画像を表示する際には、上記黒信号に同期
    したタイミング信号を供給するようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載のテレビジョン受像機。
  4. 【請求項4】 一方の入力端子にブランキング信号が供
    給される論理和回路有し、 上記制御手段は、上記論理和回路の他方の入力端子に上
    記黒信号と同期したタイミング信号を供給して、 上記論理和回路の出力信号を黒信号ピークホールド期間
    指定信号として上記黒補正回路に供給するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン受像機。
JP4137010A 1992-05-28 1992-05-28 テレビジョン受像機 Pending JPH05336468A (ja)

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