JPH05336743A - スイッチング電源 - Google Patents

スイッチング電源

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JPH05336743A
JPH05336743A JP16345692A JP16345692A JPH05336743A JP H05336743 A JPH05336743 A JP H05336743A JP 16345692 A JP16345692 A JP 16345692A JP 16345692 A JP16345692 A JP 16345692A JP H05336743 A JPH05336743 A JP H05336743A
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circuit
switching
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time constant
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JP16345692A
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Masayuki Komata
雅之 小俣
Mare Inomata
希 猪股
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 負荷短絡時における過電流保護を確実に実行
し得るスイッチング電源を供給する。 【構成】 スイッチング変換回路1は、直流入力E1 を
スイッチングし、スイッチング出力E2 を生じる。出力
回路2はスイッチング出力E2 を直流に変換して直流出
力E3 を出力する。発振回路Aは発振周波数fを定める
時定数回路32を有している。パルス幅変調回路Bは、
発振回路Aから入力される発振信号F1 にパルス幅制御
を加えたパルス信号P1 をスイッチング変換回路1に供
給する。過電流検出回路4は、入力電流I1 または出力
電流I2 から過電流を検出し、過電流検出信号S1 を時
定数回路32に供給し、時定数回路32の時定数を過電
流検出信号S1 に応じて変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチング電源に関
し、負荷短絡や過大負荷時における過電流保護を確実に
実行し得る技術に係る。
【0002】
【従来の技術】この種のスイッチング電源は、スイッチ
ング素子が一定周波数のパルス信号で駆動され、パルス
信号のオン時間を制御することにより出力電圧の安定化
を図る。従って、負荷短絡が発生すると、出力電圧が降
下し、制御回路はオン時間を広げるパルス信号を出力す
るので、短絡電流を更に増加させるように作用し、回路
部品の損傷を招く。そこで、かかる過電流防止の観点か
ら、過電流検出時にオン時間を狭める技術が特開昭61
−244269号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スイッチング電源は、以下の問題点を有している。 (A)過電流が検出されてからパルス信号のオン時間を
狭める迄の時間は必ず遅延時間を伴ない、各パルス毎の
最小オン時間中は電力が伝送される。このため、出力電
圧が低下した状態では、出力電流が増加し、裾を引いた
過電流垂下特性となる。 (B)負荷短絡中は一定周波数の各パルス毎に過電流が
流れるので、回路部品が過電流により大きなダメ−ジを
受ける。
【0004】そこで、本発明の課題は、上述した従来の
問題点を解決し、負荷短絡や過大負荷時における過電流
保護を確実に実行し得るスイッチング電源を供給するこ
とである。
【0005】
【課題解決するための手段】上述した従来の課題を解決
するため、本発明は、スイッチング変換回路と、出力回
路と、制御回路と、過電流検出回路とを含むスイッチン
グ電源であって、前記スイッチング変換回路は、直流入
力をスイッチングし、そのスイッチング出力を生じるも
のであり、前記出力回路は、前記スイッチング変換回路
の後段に接続され、前記スイッチング出力を直流に変換
して出力するものであり、前記制御回路は、発振回路
と、パルス幅変調回路とを含み、前記発振回路が、発振
周波数を定める時定数回路を有し、前記パルス幅変調回
路が、前記発振回路から入力される発振信号にパルス幅
制御を加えたパルス信号を前記スイッチング変換回路に
供給するものであり、前記過電流検出回路は、入力電流
または出力電流から過電流を検出し、過電流検出信号を
前記時定数回路に供給し、前記時定数回路の時定数を前
記過電流検出信号に応じて変化させるものである。
【0006】
【作用】スイッチング変換回路は、直流入力をスイッチ
ングし、スイッチング出力を生じ、出力回路は、スイッ
チング変換回路の後段に接続され、スイッチング出力を
直流に変換して出力し、制御回路は、発振回路と、パル
ス幅変調回路とを含み、発振回路が、発振周波数を定め
る時定数回路を有し、パルス幅変調回路が、発振回路か
ら入力される発振信号にパルス幅制御を加えたパルス信
号をスイッチング変換回路に供給するから、出力回路か
らパルス幅に比例した直流出力が得られる。
【0007】過電流検出回路は、入力電流または出力電
流から過電流を検出し、過電流検出信号を時定数回路に
供給し、時定数回路の時定数を過電流検出信号に応じて
変化させるから、過電流検出時に発振周波数を低下させ
ることができる。また、パルス幅変調回路は、低下した
発振周波数にパルス幅制御を加えるから、従来と同様、
最小オン時間までパルス幅を絞ることができ、過電流検
出時にオン・デュ−ティを小さくできる。これにより、
単位時間当りにスイッチング変換回路から出力回路への
エネルギ−伝送が抑制され、負荷短絡や過大負荷時にお
ける過電流保護を確実に実行できる。また、回路部品が
過電流から受けるダメ−ジも小さくできる。
【0008】更に、過電流検出回路は、過電流に応じた
過電流検出信号を発生させることにより、発振回路は、
発振信号の周波数を過電流に応じた発振周波数に低下さ
せ、パルス幅変調回路は、過電流が大きくなるにつれ、
オン・デュ−ティを小さくするパルス信号を出力する。
これにより、過電流に応じた最適な過電流保護ができ
る。
【0009】過電流が解除されると、過電流検出信号が
なくなり、発振回路は通常の発振周波数に復帰し得るの
で、速やかに自動復帰させることもできる。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係るスイッチング電源のブロ
ック図である。図において、1はスイッチング変換回
路、2は出力回路、3は制御回路、4は過電流検出回路
である。
【0011】スイッチング変換回路1は、直流入力E1
をスイッチングし、そのスイッチング出力E2 を生じ
る。スイッチングの周波数は、数十〜数百kHzに設定
されている。出力回路2は、スイッチング変換回路1の
後段に接続され、スイッチング出力E2 を直流に変換し
て直流出力E3 を出力する。具体的には、ダイオ−ド2
1と、コンデンサ22とを含み、ダイオ−ド21がスイ
ッチング出力E2 を整流し、コンデンサ22が整流出力
を平滑し、直流出力E3 を得ている。
【0012】制御回路3は、発振回路Aと、パルス幅変
調回路Bとを含んでいる。発振回路Aは、発振周波数f
を定める時定数回路32を有し、三角波の発振信号F1
を出力する。パルス幅変調回路Bは、発振回路Aから入
力される発振信号F1 にパルス幅制御を加えたパルス信
号P1 をスイッチング変換回路1に供給する。パルス幅
変調回路Bは、スレッショルドレベルが入力電流I1 に
応じて変化するようになっており、スレッショルドレベ
ルと、発振信号F1 との比較によりパルス幅制御を行な
っている。入力電流I1 が増加すると、スレッショルド
レベルを低下させパルス幅を狭めるようになっている。
【0013】過電流検出回路4は、入力電流I1 または
出力電流I2 から過電流を検出し、過電流検出信号S1
を時定数回路32に供給し、時定数回路32の時定数を
過電流検出信号S1 に応じて変化させる。実施例では、
入力電流I1 から過電流を検出する。過電流検出回路4
は、スイッチング変換回路1または出力回路2内に電流
検出抵抗または電流検出トランスを設けて直接的に過電
流を検出する回路等の、一般的な電流検出回路で構成で
きる。
【0014】図2は本発明に係るスイッチング電源の動
作を説明するタイムチャ−トである。図において、S1
は過電流検出信号、F1 は発振信号、P1 はパルス信号
である。以下、図1及び図2を参照しながら、作用を説
明する。
【0015】上述したように、スイッチング変換回路1
は、直流入力E1 をスイッチングし、スイッチング出力
E2 を生じ、出力回路2は、スイッチング変換回路1の
後段に接続され、スイッチング出力E2 を直流に変換し
て直流出力E3 を出力し、制御回路3は、発振回路A
と、パルス幅変調回路Bとを含み、発振回路Aが、発振
周波数fを定める時定数回路32を有し、パルス幅変調
回路Bが、発振回路Aから入力される発振信号F1 にパ
ルス幅制御を加えたパルス信号P1 をスイッチング変換
回路1に供給するから、出力回路2からパルス幅Pw に
比例した直流出力E3 が得られる。
【0016】過電流検出回路4は、入力電流I1 から過
電流を検出し、過電流検出信号S1を時定数回路32に
供給し、時定数回路32の時定数を過電流検出信号S1
に応じて変化させるから、過電流検出時に発振信号F1
の発振周波数fを低下させることができる。また、パル
ス幅変調回路Bは、低下した発振周波数fにパルス幅制
御を加えるから、従来と同様、最小オン時間までパルス
幅を絞ることができ、過電流検出時にオン・デュ−ティ
を小さくできる。
【0017】図2を参照して更に具体的に説明する。過
電流は、時刻t1では検出されない。パルス幅変調回路
Bは、直流出力電圧E3 を安定化させるパルス幅Pw1を
発生させる。この場合、スレショルドレベルは高いレベ
ルVt1に設定されている。時刻t3において、入力電流
I1 が増加する。パルス幅変調回路Bは、スレショルド
レベルをレベルVt2に下げてパルス幅Pw2のパルス信号
P1 を小さくする。これにより、スイッチング変換回路
1から出力回路2へのエネルギ−伝送が抑制される。し
かし、直流出力電圧E3 が低下するので、出力電流I2
は増加する。入力電流I1 は、時刻t5において、最大
入力電流I1 より高めに設定された過電流検出電流を超
える。過電流検出回路4は、過電流を検出し、過電流検
出信号S1 を出力する。時定数回路32は、過電流検出
信号S1 に応じて時定数を大きくする。発振回路Aは、
発振周波数fを低下させる。この時、パルス幅変調回路
Bは、スレショルドレベルを最も低いレベルVt2まで下
げており、最小オン時間まで絞ったパルス幅Pm のパル
ス信号P1 を出力する。従って、パルス信号P1 は、過
電流検出時に、オン時間T1、オフ時間T2とした場合
のオン・デュ−ティ{T1/(T1+T2)}が小さく
なる。時刻t7において、過電流状態が継続し、パルス
幅変調回路Bは、再度パルス幅Pm のパルス信号P1 を
出力する。
【0018】これにより、単位時間当りにスイッチング
変換回路1から出力回路2へのエネルギ−伝送が抑制さ
れ、過電流検出電流を超えた電流が流れなくなり、負荷
短絡や過大負荷時における過電流保護を確実に実行でき
る。また、回路部品が過電流から受けるダメ−ジも小さ
くできる。
【0019】更に、実施例では、過電流検出回路4は、
過電流に応じた過電流検出信号S1を発生させるように
構成されている。このため、発振回路Aは、発振信号F
1 の発振周波数fを過電流に応じた発振周波数に低下さ
せ、パルス幅変調回路Bは、過電流が大きくなるにつ
れ、オン・デュ−ティを小さくするパルス信号P1 を出
力する。これにより、過電流に応じた最適な過電流保護
ができる。
【0020】図3は本発明に係るスイッチング電源の出
力電流と直流出力電圧との関係を示す特性図である。横
軸は出力電流であり、縦軸は直流出力電圧である。図1
及び図2を参照しながら説明する。点線で示す部分a
は、発振周波数fを変更することなくパルス幅Pw のみ
を狭める、従来のスイッチング電源の特性を示してあ
る。上述したように、出力電流I2 が電流値Ia以上と
なると、パルス幅変調回路Bは、パルス幅Pw を小さく
し、出力電流I2 の増加を抑制する。この時、直流出力
電圧E3 は低下するので、出力電流I2 は増加する。出
力電流I2 が電流値Ib以上となると、過電流検出回路
4が過電流検出信号S1 を出力するので、発振信号F1
の発振周波数fが低下し、出力電流I2 の増加が抑制さ
れる。これにより、点線で示した裾を引く過電流垂下特
性が防止される。過電流検出電流をIaに設定すると、
裾を引く過電流垂下特性をほどんどなくすことができる
更に、実施例では、スイッチング変換回路1は、変圧器
11と、スイッチング素子12とを含んでいる。変圧器
11は、入力巻線111と、出力巻線112とを有して
いる。入力巻線111は、スイッチング素子12に直列
に接続されている。出力巻線112は、スイッチング出
力E2 を生ずる。スイッチング素子12は、パルス信号
P1 により駆動される。スイッチング素子12は、バイ
ポ−ラ・トランジスタ或いは電界効果トランジスタ等で
構成される。
【0021】スイッチング変換回路1は、パルス信号P
1 のオン時間に比例したスイッチング出力E2 が得られ
ればよく、チョッパ型の回路で構成することもできる。
【0022】図4は本発明に係るスイッチング電源の別
の実施例の具体的な回路図である。図において、図1と
同一参照符号は同一性ある構成部分を示している。31
は時比率制御ICである。
【0023】出力回路2は、ダイオ−ド21、22、チ
ョ−クコイル23及びコンデンサ24とを有している。
ダイオ−ド21、22はスイッチング出力E2 を整流す
る。チョ−クコイル23及びコンデンサ24は、整流出
力を平滑して直流出力E3 を得る。
【0024】制御回路3は、時比率制御IC31と、時
定数回路32とを有している。時比率制御IC31は、
動作用電源30の電圧がVcc端子及びGND 端子間に印加
され、内部に鋸波或いは三角波を発生する発振回路(時
定数回路を除く)、パルス幅変調回路等を有し、直流出
力電圧E3 を安定化する方向に、スイッチング素子12
にパルス信号P1 を出力する。参照符号OUT は、パルス
信号P1 を出力する端子である。OC端子は、電流検出
信号が入力され、電流検出信号に従ってスレショルドレ
ベルVtを変更するようになっている。時定数回路32
は、コンデンサ321、322、ダイオ−ド323及び
抵抗324とを有している。コンデンサ321は、一端
が時比率制御IC31のCT端子に接続され、他端が接
地されている。コンデンサ322は、ダイオ−ド323
を介してコンデンサ321に並列に接続されている。ダ
イオ−ド323は、コンデンサ322からコンデンサ3
21への蓄積電荷の流入を遮断する。コンデンサ322
の容量は、コンデンサ321の容量より大きく設定して
ある。コンデンサ322の両端は、トランジスタ43の
コレクタ−エミッタ間に接続されている。コンデンサ3
22は、通常、抵抗44を介して充電されている。時比
率制御IC31は、コンデンサ321、322及び抵抗
324によって定まる放電時定数及び充電時定数に従っ
た発振周波数fでオン/オフする発振信号F1 を発生す
る。時定数回路32は、コンデンサ322が時比率制御
IC31により充電されるが、コンデンサ322が時比
率制御IC31に蓄積電荷を放電することはなく、発振
周波数fのオフ時の時定数のみが変化するように構成さ
れている。
【0025】過電流検出回路4は、抵抗41、42、4
4、45と、トランジスタ43と、コンデンサ46とを
有している。抵抗41は、変圧器1の入力巻線11及び
スイッチング素子12に直列に接続され、スイッチング
変換回路1の入力電流I1 を検出している。抵抗42
は、一端は抵抗41の一端に接続され、他端がトランジ
スタ43のベ−スに接続されている。トランジスタ43
は、エミッタが抵抗41の他端に接続され、抵抗41の
端子電圧が一定電圧以上になると導通し、過電流に応じ
た過電流検出信号S1 を出力するようになっている。即
ち、過電流に応じてコンデンサ322の蓄積電荷を放電
させるようになっている。抵抗45とコンデンサ46と
は直列に接続され、直列回路の両端が抵抗41の両端に
接続され、直列接続点が時比率制御IC31のOC端子
に接続されている。抵抗45とコンデンサ46との直列
回路は、電流検出信号のフィルタ回路を構成している。
抵抗44は、一端が直流電源40に接続され、他端がト
ランジスタ43のコレクタに接続されている。
【0026】図5は図4に示すスイッチング電源の回路
動作を説明するタイムチャ−トである。図において、図
2と同一参照符号は同一性ある部分を示している。以
下、図4及び図5を参照しながら実施例の回路動作を説
明する。まず、過電流が検出されない場合を説明する。
コンデンサ322は、抵抗44を介して充電されてお
り、トランジスタ43が導通しない限り充電電荷を放出
することはない。従って、発振周波数fは、コンデンサ
321と抵抗324で定められた発振周波数となる。従
って、時比率制御IC31は、時刻t1において、パル
ス幅Pw1のパルス信号P1 を出力する。入力電流I1 が
増加する、時刻t3において、時比率制御IC31は、
パルス幅Pw を狭め、最小オン時間となるパルス幅Pm
のパルス信号P1 を出力する。更に、入力電流I1 が増
加し、抵抗41の端子電圧が所定の電圧を超える時刻t
5において、トランジスタ43が導通する。トランジス
タ43は、過電流に応じてベ−ス電流が変化し、過電流
値が大きいほどコンデンサ322の蓄積電荷を多く放出
させる。この時、コンデンサ321の蓄積電荷はダイオ
−ド323の抵抗により放電されない。最小オン時間を
経過した時刻t6において、時定数回路32は、コンデ
ンサ321及びコンデンサ322の双方が時比率制御I
C31により充電される。このため、時刻t61までの
充電時間が長くなるので、発振信号F1 のオフ時間が長
くなり、発振周波数fが低下する。時比率制御IC31
は、時刻t61を過ぎたときに、コンデンサ321を放
電させる。時定数は、過電流を検出しない正常状態と同
様、コンデンサ321と抵抗324によって定まる。時
比率制御IC31は、時刻t7において、再度パルス幅
Pmのパルス信号P1 を出力する。
【0027】このように、パルス信号P1 のオフ時間の
みを延長するので、不必要なエネルギ−伝送を抑え、最
も効果的な過電流保護ができる。また、回路部品が過電
流から受けるダメ−ジを最も小さくできる。
【0028】過電流検出回路を、入力電流を検出する構
成から出力電流を検出する構成に変更することは、当業
者にとって容易である。
【0029】また、時定数回路は、少なくとも2つの抵
抗体を有し、抵抗体のそれぞれが直列に接続され、過電
流検出回路は、少なくとも1つの抵抗体の抵抗値を変化
させることにより時定数を変化させるような構成に変更
することも、当業者にとって容易である。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば次の
ような効果が得られる。 (a)スイッチング変換回路は、直流入力をスイッチン
グし、スイッチング出力を生じ、出力回路は、スイッチ
ング変換回路の後段に接続され、スイッチング出力を直
流に変換して出力し、制御回路は、発振回路と、パルス
幅変調回路とを含み、発振回路が、発振周波数を定める
時定数回路を有し、パルス幅変調回路が、発振回路から
入力される発振信号にパルス幅制御を加えたパルス信号
をスイッチング変換回路に供給するから、出力回路から
パルス幅に比例した直流出力が得られるスイッチング電
源を提供できる。 (b)過電流検出回路は、入力電流または出力電流から
過電流を検出し、過電流検出信号を時定数回路に供給
し、時定数回路の時定数を過電流検出信号に応じて変化
させるから、過電流検出時に発振周波数を低下させると
共に、パルス信号のオン・デュ−ティを小さくでき、負
荷短絡や過大負荷時における過電流保護を確実にすると
共に、回路部品が過電流から受けるダメ−ジを小さくし
得るスイッチング電源を提供できる。 (c)過電流検出回路は、過電流に応じた過電流検出信
号を発生させるから、過電流に応じた最適な過電流保護
を達成し得るスイッチング電源を提供できる。 (d)過電流が解除されると、過電流検出信号がなくな
り、発振回路は通常の発振周波数に復帰するので、速や
かに自動復帰し得るスイッチング電源を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチング電源のブロック図で
ある。
【図2】本発明に係るスイッチング電源の動作を説明す
るタイムチャ−トである。
【図3】本発明に係るスイッチング電源の出力電流と出
力電圧との関係を示す特性図である。
【図4】本発明に係るスイッチング電源の別の実施例の
具体的な回路図である。
【図5】図4に示すスイッチング電源の回路動作を説明
するタイムチャ−トである。
【符号の説明】
1 スイッチング変換回路 E1 直流入力 E2 スイッチング出力 E3 直流出力 2 出力回路 3 制御回路 A 発振回路 32 時定数回路 B パルス幅変調回路 P1 パルス信号 4 過電流検出回路 I1 入力電流 I2 出力電流 S1 過電流検出信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング変換回路と、出力回路と、
    制御回路と、過電流検出回路とを含むスイッチング電源
    であって、 前記スイッチング変換回路は、直流入力をスイッチング
    し、そのスイッチング出力を生じるものであり、 前記出力回路は、前記スイッチング変換回路の後段に接
    続され、前記スイッチング出力を直流に変換して出力す
    るものであり、 前記制御回路は、発振回路と、パルス幅変調回路とを含
    み、前記発振回路が、発振周波数を定める時定数回路を
    有し、前記パルス幅変調回路が、前記発振回路から入力
    される発振信号にパルス幅制御を加えたパルス信号を前
    記スイッチング変換回路に供給するものであり、 前記過電流検出回路は、入力電流または出力電流から過
    電流を検出し、過電流検出信号を前記時定数回路に供給
    し、前記時定数回路の時定数を前記過電流検出信号に応
    じて変化させるものであるスイッチング電源。
  2. 【請求項2】 前記過電流検出回路は、過電流に応じた
    過電流検出信号を発生させるものである請求項1に記載
    のスイッチング電源。
  3. 【請求項3】 前記スイッチング変換回路は、変圧器
    と、スイッチング素子とを含んでおり、前記変圧器は、
    入力巻線と、出力巻線とを有し、前記入力巻線が前記ス
    イッチング素子に直列に接続され、前記出力巻線が前記
    スイッチング出力を生じるものであり、前記スイッチン
    グ素子は、前記パルス信号により駆動されるものである
    請求項1または2に記載のスイッチング電源。
  4. 【請求項4】 前記発振回路は、前記時定数回路の時定
    数に応じてオン/オフするものであり、 前記過電流検出回路は、前記オフ時の時定数を変化させ
    るものである請求項1、2または3に記載のスイッチン
    グ電源。
  5. 【請求項5】 前記時定数回路は、少なくとも2つのコ
    ンデンサを有し、前記コンデンサが並列に接続されてお
    り、 前記過電流検出回路は、少なくとも1つの前記コンデン
    サを充放電させることにより前記オフ時の時定数を変化
    させるものである請求項4に記載のスイッチング電源。
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JP2008234588A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Matsushita Electric Works Ltd 電力制御装置
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