JPH0851772A - スイッチング電源の保護回路 - Google Patents

スイッチング電源の保護回路

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JPH0851772A
JPH0851772A JP18711894A JP18711894A JPH0851772A JP H0851772 A JPH0851772 A JP H0851772A JP 18711894 A JP18711894 A JP 18711894A JP 18711894 A JP18711894 A JP 18711894A JP H0851772 A JPH0851772 A JP H0851772A
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voltage
transistor
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JP18711894A
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Inventor
Takahiro Ogawa
敬弘 小川
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】過負荷時の3端子レギュレータの発熱量を低減
する。 【構成】複数の直流出力8〜10を備え、直流出力9,
10が3端子レギュレータ11,12の入力端子に接続
されたスイッチング電源に適用し、3端子レギュレータ
11,12の出力端子の電圧低下を検出する電圧監視回
路7を備える。また、電圧監視回路7が3端子レギュレ
ータ11,12の出力端子の電圧低下を検出するときに
は、フォトカプラ3の発光ダイオードD9の電流を制御
することにより、スイッチング回路1のスイッチング動
作を間欠的に行わせる過負荷制御回路6を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォトカプラを用いて
出力電圧を帰還することにより、出力電圧を安定化する
スイッチング電源に係り、より詳細には、出力電圧を3
端子レギュレータを併用して安定化するスイッチング電
源の保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】自励式あるいは他励式のスイッチング電
源では、フォトカプラを用いて出力電圧を帰還すること
により、出力電圧の安定化を行っている。しかし電圧の
異なる複数の直流出力を有するスイッチング電源におい
ても、出力電圧を安定化するために帰還させる電圧は、
1つの直流出力の出力電圧に限定される。このため複数
の直流出力を有するスイッチング電源では、最も出力電
力の大きい直流出力の電圧を、複数の直流出力を代表す
る電圧として帰還させている。その結果、帰還されなか
った直流出力の電圧はオープンループ制御されることに
なり、電圧の安定度が低下する。しかし、出力電力が少
ないため、オープンループ制御される直流出力であって
も、高い電圧安定度が要求される場合がある。このよう
に、オープンループ制御される直流出力であって、高い
電圧安定度が要求される場合では、直流出力に3端子レ
ギュレータを接続する構成が採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、比較
的電圧が安定化された直流出力に3端子レギュレータを
接続し、高い電圧安定度を得る構成とした場合、3端子
レギュレータの出力端子が過負荷となったときには、3
端子レギュレータ内部の保護回路が動作するのみとな
る。すなわち、3端子レギュレータに電力を供給する直
流出力は、オープンループ制御により電圧が安定化され
ているに過ぎないので、3端子レギュレータ内部の保護
回路が動作する程度の電流値では、その直流出力の電圧
が0近傍の電圧となるようには制御されない。このため
直流出力として供給される電力は、3端子レギュレータ
内部において全てが熱に変換され、3端子レギュレータ
の発熱量を増加させる。この発熱量の増加は3端子レギ
ュレータの熱破壊を生じさせる恐れがあるので、3端子
レギュレータが熱破壊されることを防止するためには、
大型の放熱フィンを3端子レギュレータに取り付けなけ
ればならないという問題を生じていた。
【0004】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、請求項1記載の発明の目的は、3端子
レギュレータの出力電圧が過負荷によって低下したとき
には、スイッチング動作を間欠的に行わせることによ
り、過負荷時の3端子レギュレータの発熱量を低減する
ことのできるスイッチング電源の保護回路を提供するこ
とにある。また請求項2記載の発明の目的は、簡単化さ
れた回路でもって、スイッチング動作を間欠的に行わせ
ることのできるスイッチング電源の保護回路を提供する
ことにある。また請求項3記載の発明の目的は、少なく
とも2つの3端子レギュレータが設けられたときにも、
回路の複雑化を招くことなく、過負荷となった3端子レ
ギュレータの発熱量を低減することのできるスイッチン
グ電源の保護回路を提供することにある。また請求項4
記載の発明の目的は、過負荷の検出レベルを最適化する
ことのできるスイッチング電源の保護回路を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明に係るスイッチング電源の保護回路
は、複数の直流出力を備え、フォトカプラの出力電流の
増大でもって前記直流出力の電圧誤差の上昇を示す帰還
を行うことにより前記直流出力の電圧の安定化を行い、
且つ前記直流出力の少なくとも1つの直流出力が3端子
レギュレータの入力端子に接続されたスイッチング電源
に適用し、前記3端子レギュレータの出力端子の電圧低
下を検出する電圧監視回路と、この電圧監視回路が前記
出力端子の電圧低下を検出するときには、前記フォトカ
プラの発光ダイオードの電流の制御でもって前記フォト
カプラの出力電流を制御することにより、スイッチング
回路のスイッチング動作を間欠的に行わせる過負荷制御
回路とを備えた構成としている。
【0006】また請求項2記載の発明に係るスイッチン
グ電源の保護回路は、前記フォトカプラの発光ダイオー
ドのアノードには、前記直流出力の平滑を行う平滑コン
デンサのプラス端子より電流を供給すると共に、前記フ
ォトカプラの発光ダイオードのカソードには、前記電圧
誤差を検出する誤差検出回路を接続し、前記過負荷制御
回路には、そのコレクタには前記フォトカプラの発光ダ
イオードのカソードが接続され、そのエミッタは接地さ
れ、そのベースは、第1の抵抗を介して前記プラス端子
に接続された第1のトランジスタと、一方の端子が第1
のトランジスタのベースに接続され、他方の端子が接地
された遅延コンデンサと、一方の端子が第1のトランジ
スタのベースに接続され、他方の端子が接地された第2
の抵抗とを備え、前記電圧監視回路には、そのコレクタ
が第1のトランジスタのベースに接続され、そのエミッ
タは接地され、そのベースは検出点に接続された第2の
トランジスタと、一方の端子が前記3端子レギュレータ
の出力端子に接続され、他方の端子が前記検出点に接続
された第3の抵抗とを備えた構成としている。
【0007】また請求項3記載の発明に係るスイッチン
グ電源の保護回路は、前記複数の直流出力のうちの少な
くとも2つの直流出力のそれぞれには前記3端子レギュ
レータが設けられたスイッチング電源に適用し、前記3
端子レギュレータの各々に対応して設けられ、そのカソ
ードが対応する前記3端子レギュレータの出力端子に接
続され、そのアノードが前記検出点に接続されたダイオ
ードを備えた構成としている。
【0008】また請求項4記載の発明に係るスイッチン
グ電源の保護回路は、そのアノードが第2のトランジス
タのベースに接続され、そのカソードが前記検出点に接
続されたツェナーダイオードを設けた構成としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明の作用を以下に示す。3端
子レギュレータの出力が過負荷となったときには、電圧
監視回路が3端子レギュレータの出力端子の電圧低下を
検出する。このとき過負荷制御回路は、フォトカプラの
発光ダイオードの電流値を制御することにより、スイッ
チング動作を間欠的に行わせる。その結果、スイッチン
グ動作が行われているときには、3端子レギュレータの
入力端子に電力が供給され、スイッチング動作が停止状
態となるときには、3端子レギュレータの入力端子には
電力が供給されない。このため3端子レギュレータの入
力端子に供給される平均電力は低減する。すなわち、3
端子レギュレータの出力が過負荷となり、3端子レギュ
レータ内部の保護回路が動作したときには、3端子レギ
ュレータに供給される電力が少なくなる。
【0010】請求項2記載の発明の作用を以下に示す。
3端子レギュレータの出力が過負荷となり、内部の保護
回路が動作したときには、第2のトランジスタはオフと
なる。このため遅延コンデンサの端子間電圧は、一定の
時間後には略0.7Vとなる。このとき以後、平滑コン
デンサに充電電荷が残っている期間においては、第1の
トランジスタがオンとなり、フォトカプラの発光ダイオ
ードには大きな電流が流れる。発光ダイオードに大きな
電流が流れるとフォトカプラの出力電流が増加するの
で、一次側のスイッチング動作が停止する。つまり、平
滑コンデンサの充電電荷が第1のトランジスタにベース
電流を供給する期間では、スイッチング動作が停止す
る。そして平滑コンデンサの充電電荷が放電されたとき
には、スイッチング動作が再開され、平滑コンデンサの
充電が開始される。しかし第1のトランジスタのベース
電圧は、遅延コンデンサのため、電圧上昇が遅れる。そ
のためスイッチング動作の停止とはならず、平滑コンデ
ンサには充分な電荷が充電される。つまり、遅延コンデ
ンサの電圧が略0.7Vとなるまでの期間では、スイッ
チング動作が行われる。そして遅延コンデンサの電圧が
略0.7Vとなったときには、再びスイッチング動作が
停止する。以後、同様の繰り返しとなる。
【0011】請求項3記載の発明の作用を以下に示す。
少なくとも2つの3端子レギュレータのうち、1つの3
端子レギュレータの出力が過負荷となると、過負荷とな
った3端子レギュレータ内部の保護回路が動作する。こ
のため保護回路が動作した3端子レギュレータの出力電
圧が低下し、ダイオードを介して、検出点から3端子レ
ギュレータの出力端子側に電流が流れる。その結果、検
出点の電圧が引き下げられ、第2のトランジスタがオフ
となる。この結果、スイッチング動作が間欠的となる。
【0012】請求項4記載の発明の作用を以下に示す。
第2のトランジスタのベース電圧である略0.7Vにツ
ェナーダイオードのツェナー電圧を加算した電圧を検出
電圧とすると、第2のトランジスタをオンとするために
は、検出点の電圧が検出電圧より高い必要がある。つま
り、第2のトランジスタのオンとオフとの切り換えの基
準となる電圧は、ツェナーダイオードのツェナー電圧に
よって設定される。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の一実施例について図面を参
照しつつ説明する。図1は、本発明に係るスイッチング
電源の保護回路の一実施例の電気的接続を示す回路図で
ある。
【0014】図において、スイッチング回路1は、トラ
ンス5の一次コイル51に流れる電流を、ベースコイル
52に発生する電圧に基づいてスイッチングするブロッ
クであり、FETからなるスイッチング素子、電源投入
時等においてスイッチング素子に流れる電流を制限する
電流制限回路等を備えている。スイッチング制御回路2
は、スイッチング回路1のスイッチング動作を制御する
ブロックである。そしてフォトカプラ3のトランジスタ
Q3のエミッタから送出される出力電流が増加するとき
には、出力電圧が上昇しているとして、スイッチング回
路1が一次コイル51に電流を流す期間を短くし、二次
コイル53に発生する電圧を低下させる。また出力電流
が、ある値を越えたときには、スイッチング回路1の動
作を停止させる。
【0015】フォトカプラ3は、二次コイル53に発生
し、ダイオードD6によって整流された後、平滑コンデ
ンサC3によって平滑された直流出力8の電圧を一次側
に帰還させるための素子であり、発光ダイオードD9の
アノードには、平滑コンデンサC3のプラス端子より、
抵抗R4を介して電流が供給される。誤差検出回路4
は、内部において発生した基準電圧と直流出力8の分圧
電圧との差異に基づいて、そのカソードが接続された発
光ダイオードD9に流れる電流を制御するブロックであ
る。そして直流出力8の電圧が過負荷によって低下した
ときには、発光ダイオードD9に流れる電流を増加さ
せ、二次コイル53に発生する電圧を低下させる保護回
路を含んでいる。
【0016】また2組の二次コイル54,55のそれぞ
れには、整流用のダイオードD7,D8と、平滑用のコ
ンデンサC4,C6が設けられている。なお、抵抗R5
は保護用のヒューズ抵抗となっており、ツェナーダイオ
ードD3は、異常電圧の吸収用となっている。以上説明
したように、上記において構成を説明したブロックおよ
び素子からなり、図1において、ブロック6,7,1
1,12、およびコンデンサC5,C7を除いた構成
は、従来技術として公知の、3つの直流出力8〜10を
有する自励式スイッチング電源となっている。
【0017】3端子レギュレータ11,12は、それぞ
れに対応する直流出力9,10の電圧を高精度で安定化
するためのブロックであり、それぞれの出力端子には、
コンデンサC5,C7が接続されている。
【0018】電圧監視回路7は、3端子レギュレータ1
1,12の少なくとも一方の出力端子の電圧が低下した
とき、この電圧の低下を検出するブロックであり、電圧
低下を検出したときには、トランジスタQ2をオフとす
ることによって、3端子レギュレータ11,12の出力
端子の電圧低下を示す。すなわち、電圧監視回路7は、
そのコレクタが第1のトランジスタQ1のベースに接続
され、そのエミッタは接地され、そのベースが、ダイオ
ードD1とツェナーダイオードD2とを介して検出点1
3に接続された第2のトランジスタQ2を備えている。
また、一方の端子が、対応する3端子レギュレータ1
1,12の出力端子に接続され、他方の端子が検出点1
3に接続された第3の抵抗R6,R7を備えると共に、
カソードが、対応する3端子レギュレータ11,12の
出力端子に接続され、アノードが検出点13に接続され
たダイオードD4,D5を備えている。なお、抵抗R3
は、第2のトランジスタQ2のベースのインピーダンス
を下げるための素子であり、コンデンサC2は、ノイズ
による誤動作を防止するための素子となっている。
【0019】過負荷制御回路6は、電圧監視回路7が3
端子レギュレータ11,12の出力電圧の低下を検出す
るときには、フォトカプラ3の発光ダイオードD9の電
流を制御することによって、トランジスタQ3のエミッ
タの出力電流を制御するブロックである。そしてトラン
ジスタQ3の出力電流を制御することにより、スイッチ
ング制御回路2を介して、スイッチング回路1のスイッ
チング動作を間欠的に行わせる。すなわち、過負荷制御
回路6は、そのコレクタに発光ダイオードD9のカソー
ドが接続され、そのエミッタは接地され、そのベース
は、第1の抵抗R1を介して、平滑コンデンサC3のプ
ラス端子に接続された第1のトランジスタQ1を備えて
いる。また、一方の端子が第1のトランジスタQ1のベ
ースに接続され、他方の端子が接地された遅延コンデン
サC1と、一方の端子が第1のトランジスタQ1のベー
スに接続され、他方の端子が接地された第2の抵抗R2
とを備えている。
【0020】なお、第2のトランジスタQ2にベース電
流が流れるのは、検出点13の電圧が、ツェナーダイオ
ードD2のツェナー電圧と、ダイオードD1の順方向電
圧と、第2のトランジスタQ2のベース電圧との加算値
より高いときである。このため、ツェナー電圧を変化さ
せたときには、電圧低下の検出レベルが変化する。この
ことから、本実施例では、ツェナー電圧を適宜選択する
ことにより、電圧低下の検出レベルは、3端子レギュレ
ータ11,12の出力電圧に応じて最も最適な値に設定
される。
【0021】上記構成からなる実施例について動作を説
明する。全ての出力に過負荷が発生していない場合に
は、第2のトランジスタQ2にベース電流が流れ、第1
のトランジスタQ1はオフとなる。このため、フォトカ
プラ3と誤差検出回路4とによって、直流出力8の誤差
値が一次側に帰還され、スイッチング制御回路2がスイ
ッチング回路1を制御する。その結果、直流出力8は、
設定された電圧に安定化される。
【0022】この状態において、例えば3端子レギュレ
ータ12の出力電圧が、短絡により0Vになったとする
と、検出点13からダイオードD5に電流が流れ、検出
点13の電圧は略0.7Vとなる。その結果、第2のト
ランジスタQ2は、ベース電流が0となって、オフとな
る。このため遅延コンデンサC1の端子間電圧は、一定
の時間後には略0.7Vとなる。このとき以後、平滑コ
ンデンサC3に充電電荷が残っている期間においては、
第1のトランジスタQ1がオンとなり、発光ダイオード
D9には大きな電流が流れる。発光ダイオードD9に大
きな電流が流れるとトランジスタQ3の出力電流が増加
するので、スイッチング制御回路2はスイッチング回路
1の動作を停止させる。すなわち、平滑コンデンサC3
の充電電荷が第1のトランジスタQ1にベース電流を供
給する期間では、一次側のスイッチング動作が停止す
る。
【0023】そして平滑コンデンサC3の充電電荷が放
電されたときには、発光ダイオードD9の電流値が0と
なり、トランジスタQ3の出力電流が0となるので、ス
イッチング回路1の動作が再開され、平滑コンデンサC
3の充電が開始される。しかし第1のトランジスタQ1
のベース電圧は、遅延コンデンサC1のため、電圧上昇
が遅れる。そのため発光ダイオードD9には電流が流れ
ず、従ってスイッチング回路1は動作を停止しない。こ
のため平滑コンデンサC3には充分な電荷が充電され
る。つまり、遅延コンデンサC1の電圧が略0.7Vと
なるまでの期間では、スイッチング回路1はスイッチン
グ動作を行う。そして遅延コンデンサC1の電圧が略
0.7Vとなったときには、発光ダイオードD9に大き
な電流が流れることから、スイッチング回路1は再び動
作を停止する。以後、同様の繰り返しとなる。
【0024】すなわち、3端子レギュレータ12の出力
電圧が、過負荷により、ツェナー電圧により設定される
検出レベル以下となったときには、スイッチング回路1
は、スイッチング動作とスイッチングの停止とを繰り返
す。このため3端子レギュレータ12の入力端子に導か
れる平均電力が低下する。その結果、3端子レギュレー
タ12の発熱量は大きな値とはならない。また3端子レ
ギュレータ11の出力電圧が検出レベル以下となった場
合にも同様であり、スイッチング回路1が、間欠的にス
イッチング動作を行う。そのため3端子レギュレータ1
1の入力端子に供給される平均電力が低下し、3端子レ
ギュレータ11の発熱量は大きな値とはならない。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係るスイッチング
電源の保護回路は、複数の直流出力を備え、フォトカプ
ラの出力電流の増大でもって直流出力の電圧誤差の上昇
を示す帰還を行うことにより直流出力の電圧の安定化を
行い、且つ直流出力の少なくとも1つの直流出力が3端
子レギュレータの入力端子に接続されたスイッチング電
源に適用している。そして3端子レギュレータの出力端
子の電圧低下を検出する電圧監視回路を備えている。ま
た、電圧監視回路が3端子レギュレータの出力端子の電
圧低下を検出するときには、フォトカプラの発光ダイオ
ードの電流の制御でもってフォトカプラの出力電流を制
御することにより、スイッチング回路のスイッチング動
作を間欠的に行わせる過負荷制御回路を備えている。こ
のため3端子レギュレータの出力が過負荷となり、3端
子レギュレータ内部の保護回路が動作したときには、3
端子レギュレータに供給される平均電力が少なくなるの
で、過負荷時の3端子レギュレータの発熱量を低減する
ことが可能となっている。
【0026】また請求項2記載の発明に係るスイッチン
グ電源の保護回路は、フォトカプラの発光ダイオードの
アノードには、直流出力の平滑を行う平滑コンデンサの
プラス端子より電流を供給すると共に、フォトカプラの
発光ダイオードのカソードには、電圧誤差を検出する誤
差検出回路を接続している。そして過負荷制御回路に
は、そのコレクタにはフォトカプラの発光ダイオードの
カソードが接続され、そのエミッタは接地され、そのベ
ースは、第1の抵抗を介して平滑コンデンサのプラス端
子に接続された第1のトランジスタと、一方の端子が第
1のトランジスタのベースに接続され、他方の端子が接
地された遅延コンデンサと、一方の端子が第1のトラン
ジスタのベースに接続され、他方の端子が接地された第
2の抵抗とを備えている。また電圧監視回路には、その
コレクタが第1のトランジスタのベースに接続され、そ
のエミッタは接地され、そのベースは検出点に接続され
た第2のトランジスタと、一方の端子が3端子レギュレ
ータの出力端子に接続され、他方の端子が検出点に接続
された第3の抵抗とを備えている。つまり、電圧監視回
路は、1つのトランジスタと1つの抵抗とにより構成さ
れ、過負荷制御回路は、1つのトランジスタと、2つの
抵抗と、1つのコンデンサとによって構成されている。
すなわち、2つのトランジスタと、3つの抵抗と、1つ
のコンデンサとのみからなる簡単化された回路でもっ
て、スイッチング動作を間欠的に行わせることが可能と
なっている。
【0027】また請求項3記載の発明に係るスイッチン
グ電源の保護回路は、複数の直流出力のうちの少なくと
も2つの直流出力のそれぞれには3端子レギュレータが
設けられたスイッチング電源に適用している。そして3
端子レギュレータの各々に対応して設けられ、そのカソ
ードが対応する3端子レギュレータの出力端子に接続さ
れ、そのアノードが検出点に接続されたダイオードを備
えている。このため、任意の1つの3端子レギュレータ
の出力電圧が低下すると、ダイオードを介して、検出点
から3端子レギュレータの出力端子側に電流が流れ、第
2のトランジスタがオフとなる。この結果、スイッチン
グ動作が間欠的となるので、過負荷となった3端子レギ
ュレータの発熱量を低減することが可能となっている。
【0028】また請求項4記載の発明に係るスイッチン
グ電源の保護回路は、そのアノードが第2のトランジス
タのベースに接続され、そのカソードが検出点に接続さ
れたツェナーダイオードを設けた構成としている。この
ため過負荷の検出を示す第2のトランジスタのオンとオ
フとの切り換えの基準となる電圧は、ツェナー電圧によ
って設定されるので、最適となるツェナー電圧のツェナ
ーダイオードを使用することにより、過負荷の検出レベ
ルを最適化することが可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチング電源の保護回路の一
実施例の電気的接続を示す回路図である。
【符号の説明】
1 スイッチング回路 3 フォトカプラ 4 誤差検出回路 6 過負荷制御回路 7 電圧監視回路 8,9,10 直流出力 11,12 3端子レギュレータ Q1 第1のトランジスタ Q2 第2のトランジスタ C1 遅延コンデンサ C3 平滑コンデンサ D2 ツェナーダイオード D9 発光ダイオード R1 第1の抵抗 R2 第2の抵抗 R6,R7 第3の抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の直流出力を備え、フォトカプラの
    出力電流の増大でもって前記直流出力の電圧誤差の上昇
    を示す帰還を行うことにより前記直流出力の電圧の安定
    化を行い、且つ前記直流出力の少なくとも1つの直流出
    力が3端子レギュレータの入力端子に接続されたスイッ
    チング電源において、 前記3端子レギュレータの出力端子の電圧低下を検出す
    る電圧監視回路と、 この電圧監視回路が前記出力端子の電圧低下を検出する
    ときには、前記フォトカプラの発光ダイオードの電流の
    制御でもって前記フォトカプラの出力電流を制御するこ
    とにより、スイッチング回路のスイッチング動作を間欠
    的に行わせる過負荷制御回路とを備えたことを特徴とす
    るスイッチング電源の保護回路。
  2. 【請求項2】 前記フォトカプラの発光ダイオードのア
    ノードには、前記直流出力の平滑を行う平滑コンデンサ
    のプラス端子より電流を供給すると共に、前記フォトカ
    プラの発光ダイオードのカソードには、前記電圧誤差を
    検出する誤差検出回路を接続し、 前記過負荷制御回路は、 そのコレクタには前記フォトカプラの発光ダイオードの
    カソードが接続され、そのエミッタは接地され、そのベ
    ースは、第1の抵抗を介して前記プラス端子に接続され
    た第1のトランジスタと、 一方の端子が第1のトランジスタのベースに接続され、
    他方の端子が接地された遅延コンデンサと、 一方の端子が第1のトランジスタのベースに接続され、
    他方の端子が接地された第2の抵抗とを備え、 前記電圧監視回路は、 そのコレクタが第1のトランジスタのベースに接続さ
    れ、そのエミッタは接地され、そのベースは検出点に接
    続された第2のトランジスタと、 一方の端子が前記3端子レギュレータの出力端子に接続
    され、他方の端子が前記検出点に接続された第3の抵抗
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載のスイッチン
    グ電源の保護回路。
  3. 【請求項3】 前記複数の直流出力のうちの少なくとも
    2つの直流出力のそれぞれには前記3端子レギュレータ
    が設けられたスイッチング電源において、 前記3端子レギュレータの各々に対応して設けられ、そ
    のカソードが対応する前記3端子レギュレータの出力端
    子に接続され、そのアノードが前記検出点に接続された
    ダイオードを備えたことを特徴とする請求項2記載のス
    イッチング電源の保護回路。
  4. 【請求項4】 そのアノードが第2のトランジスタのベ
    ースに接続され、そのカソードが前記検出点に接続され
    たツェナーダイオードを設けたことを特徴とする請求項
    2または3記載のスイッチング電源の保護回路。
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