JPH05336919A - 香りつき塩 - Google Patents

香りつき塩

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JPH05336919A
JPH05336919A JP4147502A JP14750292A JPH05336919A JP H05336919 A JPH05336919 A JP H05336919A JP 4147502 A JP4147502 A JP 4147502A JP 14750292 A JP14750292 A JP 14750292A JP H05336919 A JPH05336919 A JP H05336919A
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JP
Japan
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salt
sodium chloride
scented
mixing
raw material
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JP4147502A
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English (en)
Inventor
Masao Tanito
正雄 谷東
Kazushi Suzuki
一志 鈴木
Toshihiro Yamanishi
敏裕 山西
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SANUKI ENGIYOU KK
Original Assignee
SANUKI ENGIYOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 香りつき塩において、保香性を高め、且つ粒
子間の流動性をさほど低下させることがなく、しかも香
り成分を均一に分布させることができるようにする。 【構成】 塩化ナトリウム単独、あるいは塩化ナトリウ
ムに塩化カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム
のうちの1種類又は2種類以上混合した無機塩混合物
と、炭酸カルシウム、デキストリンなどの多孔性物質を
混合してなる原料塩に、香料を混合する。又、塩化ナト
リウム単独、あるいは塩化ナトリウムに塩化カリウム、
硫酸マグネシウム、硫酸カルシウムのうちの1種類又は
2種類以上混合した無機塩混合物と、炭酸カルシウム、
デキストリンなどの多孔性物質内に香料を含ませた香料
含有物とを混合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、原料塩に香料を添加
・混合してなる香りつき塩に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食塩用の原料塩としては、従来から一般
に、塩化ナトリウム単独で、あるいは塩化ナトリウムに
必要に応じて塩化カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸カ
ルシウム等を1種類又は2種類以上を混合した無機塩混
合物が使用されている。
【0003】ところで、このような種類(塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム
等)の原料塩では、各原料粒子が無孔質となっている。
このような無孔性物質からなる原料塩では、香料成分は
原料粒子内部には侵入しないが、原料粒子表面に香り成
分を付着させて香りつき塩を製造することは可能であ
る。
【0004】又、この種の香りつき塩として、従来から
特開昭61ー141859号公報で示されるものが知ら
れている。この公知の香りつき塩(発明の名称は、香り
のある食塩)は、原料塩に香料成分を移り香によって付
与させたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に無孔性物質のみからなる原料塩に香料を添加して製造
した香りつき塩では、香り成分が原料粒子の表面のみに
しか付着しないので、香りの保持性が低くなる。又、香
料の添加比率を多くするほど、原料粒子表面に香り成分
を多く付着させることができるが、香料(高価である)
の使用量を多くするとコスト高となるとともに、原料粒
子表面に香料が多く付着すると製品塩の流動性(粒子間
の滑り)が悪くなるという問題があった。
【0006】又、特開昭61ー141859号公報で示
される香りつき塩は、移り香による香りの付与によって
保香性を良好にし得るようにしたものであるが、この公
知の香りつき塩では、香り成分が移り香によって原料粒
子表面に付着するので、香り成分の付着量を任意に決め
ることができず、しかも品質(香り成分の付着量)にバ
ラつきが生じるという問題があった。
【0007】本願発明は、上記した従来の問題点に鑑
み、保香性を高め、且つ粒子間の流動性をさほど低下さ
せることがなく、しかも香り成分を均一に分布させるこ
とができるようにした香りつき塩を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願請求項1の発明の香
りつき塩は、塩化ナトリウム単独、あるいは塩化ナトリ
ウムに塩化カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウ
ムのうちの1種類又は2種類以上混合した無機塩混合物
と、炭酸カルシウム、デキストリンなどの多孔性物質を
1種類以上混合してなる原料塩に、香料を混合したこと
を特徴としている。
【0009】本願請求項2の発明の香りつき塩は、塩化
ナトリウム単独、あるいは塩化ナトリウムに塩化カリウ
ム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウムのうちの1種類
又は2種類以上混合した無機塩混合物と、炭酸カルシウ
ム、デキストリンなどの多孔性物質内に香料を含ませた
香料含有物とを混合したことを特徴としている。
【0010】本願請求項1〜2の各発明において、無機
塩混合物としては、塩化ナトリウム単独でもよく、ある
いは塩化ナトリウムに塩化カリウム、硫酸マグネシウ
ム、硫酸カルシウムのうちの1種類又は2種類以上混合
した混合物を使用してもよい。なお、これらの無機塩混
合物の各原料粒子は無孔質となっている。
【0011】又、多孔性物質としては、炭酸カルシウム
などの多孔性無機物質やデキストリンなどの多糖類が使
用可能である。このような多孔性物質では、原料粒子に
多数の微細孔が形成されている。
【0012】請求項1の発明の香りつき塩において、無
機塩混合物と多孔性物質とを混合してなる原料塩の混合
割合は、重量比で、塩化ナトリウムが40〜99%、塩
化カリウムが0〜59%、硫酸マグネシウムが0〜20
%、硫酸カルシウムが0〜5%、炭酸カルシウムなどの
多孔性無機物質が0〜50%、デキストリンなどの多糖
類が0〜50%の範囲(合計で100%)とする。尚、原
料塩の混合割合は、例えば使用分野に応じて適宜設定し
得るものであるが、少なくとも塩化ナトリウムと1種類
の多孔性物質とが必要である。
【0013】香料としては、はっか油、ライム油、レモ
ン油、その他適宜の抽出香料が使用可能である。
【0014】原料塩とそれに混合される香料との重量割
合は、原料塩が80〜99.99%に対して香料が0.
01〜20%の範囲が望ましい。
【0015】そして、請求項1の発明の香りつき塩にお
いては、原料塩は香料を添加する前に各成分をよく撹拌
しておき、その後に香料を添加してさらによく撹拌し
て、香りつき塩を形成する。
【0016】又、請求項2の発明の香りつき塩では、予
め多孔性物質のみに香料を添加・混合しておき、その後
でその香り成分を含有する香料含有物と無機塩混合物と
を混合させて香りつき塩を形成する。尚、このように、
香料含有物と無機塩混合物とを混合させた後、さらにそ
の香りつき塩全体に適量の香料を添加・混合させること
も可能である。
【0017】
【作用】本願請求項1の発明の香りつき塩では、原料塩
中の無機塩混合物の表面に香料成分が付着しているとと
もに、多孔性物質の粒子中に香り成分が侵入しているの
で、香り成分が単に原料粒子表面だけに付着しているも
のよりも香り成分の保持性がよくなる。又、この香り成
分は、原料粒子の流動性を阻害する要因になるが、香り
成分が多孔性物質の粒子内に侵入していると、香りつき
塩であっても各粒子間の流動性がさほど阻害されなくな
る。
【0018】又、本願請求項2の発明の香りつき塩で
は、原料塩中の多孔性物質にのみ香り成分を含んでお
り、この場合は、無機塩混合物には香り成分が付着して
いないので、請求項1の場合より粒子間の流動性がさら
に良好となる。又、この請求項2のように香料含有物と
無機塩混合物とを混合させて香りつき塩を製造した後、
その香りつき塩全体にさらに香料を添加・混合した場合
には、粒子間の流動性は、後から香料を添加しない場合
より多少悪くなるが、それでも請求項1の場合よりは良
好となる。
【0019】
【発明の効果】従って、本願発明の香りつき塩によれ
ば、原料塩中に混入している多孔性物質の粒子内に香り
成分が保持されているので、保香性が良好となる。又、
少ない香り成分ででも効果が大となるので、高価な香料
の使用量を削減できて低コストの香りつき塩を提供でき
る。さらに、香り成分が多孔性物質の粒子内に侵入して
いるので、香り成分の含有量の割には各粒子間の流動性
が良好となる。又、多孔性物質内に香料を含ませた香料
含有物が塩全体中に均一に分布しているので、香り成分
の分布が均一となるという効果がある。
【0020】
【実施例】以下、本願発明の好適な実施例を説明する。
【0021】実施例1 塩化ナトリウム92g、デキストリン(多糖類)5g、
炭酸カルシウム(多孔性無機物質)2gを十分に混合し
てなる原料塩に、はっか油1mlを添加・混合して香りつ
き塩を製造した。
【0022】実施例2 塩化ナトリウム92g、デキストリン5g、二酸化ケイ
素2g、デキストリン5gを十分に混合してなる原料塩
に、はっか油1mlを添加・混合して香りつき塩を製造し
た。
【0023】実施例3 塩化ナトリウム93g、デキストリン5gを十分に混合
してなる原料塩に、はっか油2mlを添加・混合して香り
つき塩を製造した。
【0024】実施例4 塩化ナトリウム89g、デキストリン5g、炭酸カルシ
ウム4gを十分に混合してなる原料塩に、はっか油2ml
を添加・混合して香りつき塩を製造した。
【0025】実施例5 塩化ナトリウム92g、塩化カリウム1g、硫酸マグネ
シウム3g、デキストリン1g、炭酸カルシウム1gを
十分に混合してなる原料塩に、ライム油0.5ml、レモン
油1.5mlを添加・混合して香りつき塩を製造した。
【0026】比較例1 市販されている通常の食塩(塩化ナトリウム)100%だ
けのもの。
【0027】比較例2 塩化ナトリウム98gに、はっか油2mlを添加・混合し
てなる香りつき塩。
【0028】(流動性の評価)流動性の評価について
は、実施例1、実施例2、比較例1の3種類で行った。
又、この評価は、安息角、圧縮度、スパチュラ角、均一
度の測定結果から得られた合計指数で現わし、それを表
1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】表1の結果からわかるように、本願発明の
実施例1〜2のものは、それぞれ比較例1のもの(塩化
ナトリウム100%のもの)に比して指数がさほど悪く
なく、流動性の面では概ね良好であった。
【0031】(保香性の評価)保香性の評価について
は、実施例3、実施例4、比較例2の3種類で行い、そ
れぞれをポリエチレンの袋に入れて密封して、室内(湿
度60〜70%、温度15〜20℃)で保管し、第1日
目と第15日目と第30日目の、各メントール量の残存
量を測定し、その結果を図1に示す。
【0032】図1の結果からわかるように、本願発明の
実施例3〜4のものは、それぞれ比較例2のものに比し
てメントール量の残存量が多く、保香性の面で優れてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例の香りつき塩と従来の香りつ
き塩との保香性の比較を示すグラフである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ナトリウム単独、あるいは塩化ナト
    リウムに塩化カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシ
    ウムのうちの1種類又は2種類以上混合した無機塩混合
    物と、炭酸カルシウム、デキストリンなどの多孔性物質
    を1種類以上混合してなる原料塩に、香料を混合したこ
    とを特徴とする香りつき塩。
  2. 【請求項2】 塩化ナトリウム単独、あるいは塩化ナト
    リウムに塩化カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシ
    ウムのうちの1種類又は2種類以上混合した無機塩混合
    物と、炭酸カルシウム、デキストリンなどの多孔性物質
    内に香料を含ませた香料含有物とを混合したことを特徴
    とする香りつき塩。
JP4147502A 1992-06-08 1992-06-08 香りつき塩 Pending JPH05336919A (ja)

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Cited By (3)

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