JPH05336944A - 細胞融合用電極装置 - Google Patents
細胞融合用電極装置Info
- Publication number
- JPH05336944A JPH05336944A JP4191266A JP19126692A JPH05336944A JP H05336944 A JPH05336944 A JP H05336944A JP 4191266 A JP4191266 A JP 4191266A JP 19126692 A JP19126692 A JP 19126692A JP H05336944 A JPH05336944 A JP H05336944A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- cell fusion
- electrode device
- electric field
- gap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M35/00—Means for application of stress for stimulating the growth of microorganisms or the generation of fermentation or metabolic products; Means for electroporation or cell fusion
- C12M35/02—Electrical or electromagnetic means, e.g. for electroporation or for cell fusion
Landscapes
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 融合すべき細胞の緩衝液に印加する電界の均
一化を図り、かつ、電極の機械的強度を増大して小型化
を達成する。 【構成】 基板9に固定される内側電極7と外側電極8
とでレーストラック状のギャップGを形成する。 【効果】 従来の平板電極のような電極端部での電界の
乱れがなくなる。また、機械的強度が増大するので小型
化され、顕微鏡光路への挿入がしやすくなる。
一化を図り、かつ、電極の機械的強度を増大して小型化
を達成する。 【構成】 基板9に固定される内側電極7と外側電極8
とでレーストラック状のギャップGを形成する。 【効果】 従来の平板電極のような電極端部での電界の
乱れがなくなる。また、機械的強度が増大するので小型
化され、顕微鏡光路への挿入がしやすくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、細胞を融合させて種
の改良を行うための細胞融合用電極装置に関するもので
ある。
の改良を行うための細胞融合用電極装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、2種の細胞(主として植物細胞)
を融合させて単一の細胞とし種の改良に用いる技術は、
細胞融合技術として周知であり、広く活用されている。
ここで、融合は、細胞群を緩衝液中に浮遊させ、その液
中に高周波電界を与えてパールチエイン化し、さらに高
電圧の直流パルスを印加して細胞膜を一部破壊して融合
させるのである。パールチエインとは、各細胞を単列の
連接単位にすることであり、図2に示すような状態であ
る。図において、高電圧のパルスをパールチエインに印
加すると、A種の細胞1とB種の細胞2とは互いに接し
た点で膜が破壊され、細胞質が一体に合成される。これ
が細胞融合である。
を融合させて単一の細胞とし種の改良に用いる技術は、
細胞融合技術として周知であり、広く活用されている。
ここで、融合は、細胞群を緩衝液中に浮遊させ、その液
中に高周波電界を与えてパールチエイン化し、さらに高
電圧の直流パルスを印加して細胞膜を一部破壊して融合
させるのである。パールチエインとは、各細胞を単列の
連接単位にすることであり、図2に示すような状態であ
る。図において、高電圧のパルスをパールチエインに印
加すると、A種の細胞1とB種の細胞2とは互いに接し
た点で膜が破壊され、細胞質が一体に合成される。これ
が細胞融合である。
【0003】この細胞融合を図3に示す。図において、
(a)は融合前のパールチエインの拡大図、(b)が融
合後の状態を示す。なお、パールチエイン状態で細胞が
線状に連接するのは、電界中の各細胞の分極による静電
吸引力によるのであり、同種の細胞が連接することもあ
り、図2のように異種細胞が連接することもある。同種
細胞が連接したものは細胞合成にはならず、無効のもの
である。
(a)は融合前のパールチエインの拡大図、(b)が融
合後の状態を示す。なお、パールチエイン状態で細胞が
線状に連接するのは、電界中の各細胞の分極による静電
吸引力によるのであり、同種の細胞が連接することもあ
り、図2のように異種細胞が連接することもある。同種
細胞が連接したものは細胞合成にはならず、無効のもの
である。
【0004】細胞融合の技術については、例えば、「メ
デイカル イムノロジイ(MediCal Immun
ology)Vol,9,No.2(1985年2月)
電気細胞融合法」に詳述されている。従来、この細胞融
合のために電界を形成する電極は、図4に示す複数個の
平行平板3による平行平板電極4、あるいは図5のよう
な同心円筒5a,5bでなる同心円状電極6によってギ
ャッブGを形成していた。
デイカル イムノロジイ(MediCal Immun
ology)Vol,9,No.2(1985年2月)
電気細胞融合法」に詳述されている。従来、この細胞融
合のために電界を形成する電極は、図4に示す複数個の
平行平板3による平行平板電極4、あるいは図5のよう
な同心円筒5a,5bでなる同心円状電極6によってギ
ャッブGを形成していた。
【0005】以上の構成により、平行平板3間あるいは
同心円筒5a,5b間に形成されたギャップGに、前述
した高周波電界および直流パルスを与え、ギャップGに
満たされている緩衝液中の細胞を融合させることができ
る。
同心円筒5a,5b間に形成されたギャップGに、前述
した高周波電界および直流パルスを与え、ギャップGに
満たされている緩衝液中の細胞を融合させることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の細
胞融合用電極装置では、(イ)平行平板構造の場合、電
極間の静電容量が大きくなり、高周波電界印加の効率が
わるくなり、かつ、(ロ)電極端部の電界が乱れ、均等
電界の条件から外れるため融合条件を満たすことのでき
る有効範囲が狭くなる。また、(ハ)平行平板電極、同
心円状電極とも、薄板構造となるため機械的強度が不足
し、変形による電界不均一が生じ易い。また、(ニ)薄
板構造では、電極の高さ(図中のH)をあまり小さくで
きないため融合操作を視認する顕微鏡光路に電極装置を
挿入するのが困難になる。等の問題点があった。
胞融合用電極装置では、(イ)平行平板構造の場合、電
極間の静電容量が大きくなり、高周波電界印加の効率が
わるくなり、かつ、(ロ)電極端部の電界が乱れ、均等
電界の条件から外れるため融合条件を満たすことのでき
る有効範囲が狭くなる。また、(ハ)平行平板電極、同
心円状電極とも、薄板構造となるため機械的強度が不足
し、変形による電界不均一が生じ易い。また、(ニ)薄
板構造では、電極の高さ(図中のH)をあまり小さくで
きないため融合操作を視認する顕微鏡光路に電極装置を
挿入するのが困難になる。等の問題点があった。
【0007】この発明は、上記の問題点を解消するため
になされたもので、均等電界を形成することができると
ともに、高周波電界印加の効率を改善し、かつ、電極の
高さを小さくすることができる細胞融合用電極装置を得
ることを目的とする。
になされたもので、均等電界を形成することができると
ともに、高周波電界印加の効率を改善し、かつ、電極の
高さを小さくすることができる細胞融合用電極装置を得
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る細胞融合
用電極装置は、内側電極と外側電極を絶縁基板上に固定
し、両電極間にレーストラック状の閉曲線でなるギャッ
プを形成したものである。
用電極装置は、内側電極と外側電極を絶縁基板上に固定
し、両電極間にレーストラック状の閉曲線でなるギャッ
プを形成したものである。
【0009】また、この発明の他の発明は、絶縁基板が
透明材からなっている。
透明材からなっている。
【0010】さらに、この発明の別の発明は、レースト
ラックの直線部分の長さと両端の半円弧部分の半径との
比が、5:1〜20:1の範囲にある。
ラックの直線部分の長さと両端の半円弧部分の半径との
比が、5:1〜20:1の範囲にある。
【0011】
【作用】この発明においては、電極の機械的強度が大と
なり、電極の高さを小さくできる。また、電極端部にお
ける電界の乱れはない。
なり、電極の高さを小さくできる。また、電極端部にお
ける電界の乱れはない。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示し、図におい
て、内側電極7と外側電極8はともにステンレスなどの
金属で作られており、絶縁基板9上に固定されて、直線
部分とその両端の半円弧部分からなるレーストラック状
の閉曲線ギャップGを形成している。絶縁基板9は、観
察用に適するものとしては、ガラス、アクリル板などの
透明材で作るのが望ましい。融合される細胞の緩衝液は
ギャップGに満たされる。
て、内側電極7と外側電極8はともにステンレスなどの
金属で作られており、絶縁基板9上に固定されて、直線
部分とその両端の半円弧部分からなるレーストラック状
の閉曲線ギャップGを形成している。絶縁基板9は、観
察用に適するものとしては、ガラス、アクリル板などの
透明材で作るのが望ましい。融合される細胞の緩衝液は
ギャップGに満たされる。
【0013】以上の構成により、細胞の緩衝液が満たさ
れているギャップGに、高周波信号および直流電圧を印
加する。その印加方法は従来装置の場合と同様でよい。
例えば、(イ)高周波0.1MHz〜4MHzを10秒
間印加する。その電圧は50Vp−p以下とする。
(ロ)直流パルスを印加する。電圧800V、印加時間
20μS。(ハ)これを繰り返す。そうすると、(イ)
の高周波印加によってパールチエインが形成され、
(ロ)の直流によって膜破壊がおこり、細胞が融合す
る。
れているギャップGに、高周波信号および直流電圧を印
加する。その印加方法は従来装置の場合と同様でよい。
例えば、(イ)高周波0.1MHz〜4MHzを10秒
間印加する。その電圧は50Vp−p以下とする。
(ロ)直流パルスを印加する。電圧800V、印加時間
20μS。(ハ)これを繰り返す。そうすると、(イ)
の高周波印加によってパールチエインが形成され、
(ロ)の直流によって膜破壊がおこり、細胞が融合す
る。
【0014】以上の電極構造により、薄板構造の欠点、
すなわち、機械的強度不足が改善される。また、極板の
高さHを著しく小さくできる(従来装置ではH=30m
mであったものが、この実施例ではH=4mmにでき
る)。そのため顕微光路に挿入し易くなる。さらに、平
行平板電極に比べ端部の電界の乱れが全くないため、電
極対向長がそのまますべて有効長となり得るのに加え、
Hが小さくなるため無効の静電容量が著しく減少し、高
周波効率が向上する。
すなわち、機械的強度不足が改善される。また、極板の
高さHを著しく小さくできる(従来装置ではH=30m
mであったものが、この実施例ではH=4mmにでき
る)。そのため顕微光路に挿入し易くなる。さらに、平
行平板電極に比べ端部の電界の乱れが全くないため、電
極対向長がそのまますべて有効長となり得るのに加え、
Hが小さくなるため無効の静電容量が著しく減少し、高
周波効率が向上する。
【0015】なお、電極の寸法として、レーストラック
の直線部分の長さLと半円弧部半径Rの比を、5:1〜
20:1の間、とくに10:1程度に選ぶと、静電容量
の値と全体の縦横比が最適になり、観察用顕微光路に適
合しやすい形になり、電気的マッチングも良好となる。
の直線部分の長さLと半円弧部半径Rの比を、5:1〜
20:1の間、とくに10:1程度に選ぶと、静電容量
の値と全体の縦横比が最適になり、観察用顕微光路に適
合しやすい形になり、電気的マッチングも良好となる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、電界
を印加するギャップをレーストラック状の閉曲線とした
ので、電極の機械的強度が増大され、電極の高さを低く
なし得るので、顕微光路に挿入しやすくなり、また、電
界の乱れがなく、細胞融合を有効に行うことができる。
を印加するギャップをレーストラック状の閉曲線とした
ので、電極の機械的強度が増大され、電極の高さを低く
なし得るので、顕微光路に挿入しやすくなり、また、電
界の乱れがなく、細胞融合を有効に行うことができる。
【図1】この発明の一実施例を示した(a)平面図、
(b)横断面図である。
(b)横断面図である。
【図2】従来の細胞融合におけるパールチエインを示し
た模式図である。
た模式図である。
【図3】従来の細胞融合を説明するための模式図であ
る。
る。
【図4】従来の電極装置を示した斜視図である。
【図5】従来の他の電極装置を示した斜視図である。
7 内側電極 8 外側電極 9 絶縁基板 G ギャップ
Claims (3)
- 【請求項1】 融合すべき細胞の緩衝液に電界を印加す
るギャップを設けてなる細胞融合用電極装置において、
絶縁基板に固定されレーストラック状の閉曲線でなる前
記ギャップを形成する内側電極と外側電極を備えている
ことを特徴とする細胞融合用電極装置。 - 【請求項2】 透明材でなる絶縁基板を備えた請求項1
記載の細胞融合用電極装置。 - 【請求項3】 レーストラックの直線部分の長さと両端
の半円弧部分の半径との比が5:1〜20:1であるギ
ャップを備えた請求項1記載の細胞融合用電極装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4191266A JPH05336944A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 細胞融合用電極装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4191266A JPH05336944A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 細胞融合用電極装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05336944A true JPH05336944A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=16271688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4191266A Pending JPH05336944A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 細胞融合用電極装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05336944A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108330067A (zh) * | 2018-05-14 | 2018-07-27 | 上海启文生物科技有限公司 | 一体化匣状细胞融合电极 |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP4191266A patent/JPH05336944A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108330067A (zh) * | 2018-05-14 | 2018-07-27 | 上海启文生物科技有限公司 | 一体化匣状细胞融合电极 |
| CN108330067B (zh) * | 2018-05-14 | 2023-08-25 | 上海启文生物科技有限公司 | 一体化匣状细胞融合电极 |
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