JPH0533776A - 可変容量型油圧ポンプの容量制御装置 - Google Patents
可変容量型油圧ポンプの容量制御装置Info
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- JPH0533776A JPH0533776A JP3213167A JP21316791A JPH0533776A JP H0533776 A JPH0533776 A JP H0533776A JP 3213167 A JP3213167 A JP 3213167A JP 21316791 A JP21316791 A JP 21316791A JP H0533776 A JPH0533776 A JP H0533776A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1つの制御弁によって機械的フィードバック
機構を用いずにトルク一定制御できるし、アクチュエー
タの微操作性を向上する。 【構成】 容量可変シリンダ25の大径受圧室28にポ
ンプ吐出圧を供給する制御弁30を、可変容量型油圧ポ
ンプ20の吐出路21に設けた絞り43の上流側圧力と
方向制御弁22の出力側圧力との差圧と固定ポンプ33
の吐出路34に設けられてポンプ吐出圧によって通過流
量が制御される絞り35前後の差圧△PC で圧油供給位
置Bとドレーン位置Aに切換えるものとし、可変容量型
油圧ポンプ20の流量変化を絞り43の上流側圧力と方
向制御弁22の出力側圧力の差圧としてフィードバック
し、回転数変化を絞り35前後の差圧としてフィードバ
ックする。
機構を用いずにトルク一定制御できるし、アクチュエー
タの微操作性を向上する。 【構成】 容量可変シリンダ25の大径受圧室28にポ
ンプ吐出圧を供給する制御弁30を、可変容量型油圧ポ
ンプ20の吐出路21に設けた絞り43の上流側圧力と
方向制御弁22の出力側圧力との差圧と固定ポンプ33
の吐出路34に設けられてポンプ吐出圧によって通過流
量が制御される絞り35前後の差圧△PC で圧油供給位
置Bとドレーン位置Aに切換えるものとし、可変容量型
油圧ポンプ20の流量変化を絞り43の上流側圧力と方
向制御弁22の出力側圧力の差圧としてフィードバック
し、回転数変化を絞り35前後の差圧としてフィードバ
ックする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可変容量型油圧ポンプ
の容量を制御する装置に関する。
の容量を制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、可変容量型油圧ポン
プ1(以下可変ポンプ1という)は斜板2を傾転して容
量、つまり1回転当り吐出流量を変化するものであり、
この可変ポンプ1の吐出路3に方向制御弁4を介してア
クチュエータ5を設けた油圧回路において、前記斜板2
を傾転して容量を制御する装置としては可変制御弁6と
負荷検出弁7でポンプ吐出圧P0 を容量可変シリンダ8
の大径受圧室9に供給するものが知られている。すなわ
ち、可変制御弁6はバネ10とポンプ吐出圧P0 でドレ
ーン位置Aと圧油供給位置Bに切換えられ、ポンプ吐出
圧P0 が高くなると圧油供給位置Bとなってポンプ吐出
圧P0 を容量可変シリンダ8の大径受圧室9に供給して
小径受圧室11との受圧面積差でピストン12を左方向
に移動して斜板2を容量小方向に傾転し、可変ポンプ1
の1回転当り吐出流量を減少し、そのピストン12の動
きを機械的フィードバック機構13でバネ10にフィー
ドバックしてバネ力を大きくして斜板2をポンプ吐出圧
P0 に見合う位置としてポンプ吐出圧×1回転当り吐出
流量を一定、つまりトルク一定制御する。負荷検出弁7
は方向制御弁4の上流側圧力P0 と負荷圧PLSの差圧△
PLS(△PLS=P0 −PLS)が大きくなると圧油供給位
置Bとなって前述と同様に斜板2を容量・小方向に傾転
し、その差圧△PLSが小さくなるとドレーン位置Aとな
って方向制御弁4の開度、つまり操作ストロークに応じ
て可変ポンプ1の容量を制御しアクチュエータ5の微操
作性、つまりファインコントロール性を向上している。
プ1(以下可変ポンプ1という)は斜板2を傾転して容
量、つまり1回転当り吐出流量を変化するものであり、
この可変ポンプ1の吐出路3に方向制御弁4を介してア
クチュエータ5を設けた油圧回路において、前記斜板2
を傾転して容量を制御する装置としては可変制御弁6と
負荷検出弁7でポンプ吐出圧P0 を容量可変シリンダ8
の大径受圧室9に供給するものが知られている。すなわ
ち、可変制御弁6はバネ10とポンプ吐出圧P0 でドレ
ーン位置Aと圧油供給位置Bに切換えられ、ポンプ吐出
圧P0 が高くなると圧油供給位置Bとなってポンプ吐出
圧P0 を容量可変シリンダ8の大径受圧室9に供給して
小径受圧室11との受圧面積差でピストン12を左方向
に移動して斜板2を容量小方向に傾転し、可変ポンプ1
の1回転当り吐出流量を減少し、そのピストン12の動
きを機械的フィードバック機構13でバネ10にフィー
ドバックしてバネ力を大きくして斜板2をポンプ吐出圧
P0 に見合う位置としてポンプ吐出圧×1回転当り吐出
流量を一定、つまりトルク一定制御する。負荷検出弁7
は方向制御弁4の上流側圧力P0 と負荷圧PLSの差圧△
PLS(△PLS=P0 −PLS)が大きくなると圧油供給位
置Bとなって前述と同様に斜板2を容量・小方向に傾転
し、その差圧△PLSが小さくなるとドレーン位置Aとな
って方向制御弁4の開度、つまり操作ストロークに応じ
て可変ポンプ1の容量を制御しアクチュエータ5の微操
作性、つまりファインコントロール性を向上している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる容量制御装置で
あると、機械的フィードバック機構13が必要であるか
ら、構造が複雑でコスト高となるし、機械的フィードバ
ック機構13のガタなどにより制御精度が悪くなり、し
かも斜板位置を可変制御弁6にフィードバックするか
ら、可変ポンプ1自体の効率低下によって斜板位置によ
る実際の1回転当り吐出流量が理論1回転当り吐出流量
に対して誤差が生じ可変ポンプ吐出流量特性が悪くなる
し、可変制御弁6と負荷検出弁7を必要とするから構造
複雑となる。
あると、機械的フィードバック機構13が必要であるか
ら、構造が複雑でコスト高となるし、機械的フィードバ
ック機構13のガタなどにより制御精度が悪くなり、し
かも斜板位置を可変制御弁6にフィードバックするか
ら、可変ポンプ1自体の効率低下によって斜板位置によ
る実際の1回転当り吐出流量が理論1回転当り吐出流量
に対して誤差が生じ可変ポンプ吐出流量特性が悪くなる
し、可変制御弁6と負荷検出弁7を必要とするから構造
複雑となる。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした可変容量型油圧ポンプの容量制御装置を提供
することを目的とする。
ようにした可変容量型油圧ポンプの容量制御装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】可変容量型油圧ポンプ2
0の斜板24を容量大・小方向に傾転する容量可変シリ
ンダ25と、可変容量型油圧ポンプ20の流量変化及び
可変容量型油圧ポンプ20の吐出路21に設けた方向切
換弁22の開度変化を検出する第1の手段と、可変容量
型油圧ポンプ20の回転数変化及びポンプ吐出圧変化を
検出する第2の手段と、前記第1の手段の出力信号と第
2の手段の出力信号とによって容量可変シリンダ25に
ポンプ吐出圧を供給する制御弁30より構成した可変容
量型油圧ポンプの容量制御装置。
0の斜板24を容量大・小方向に傾転する容量可変シリ
ンダ25と、可変容量型油圧ポンプ20の流量変化及び
可変容量型油圧ポンプ20の吐出路21に設けた方向切
換弁22の開度変化を検出する第1の手段と、可変容量
型油圧ポンプ20の回転数変化及びポンプ吐出圧変化を
検出する第2の手段と、前記第1の手段の出力信号と第
2の手段の出力信号とによって容量可変シリンダ25に
ポンプ吐出圧を供給する制御弁30より構成した可変容
量型油圧ポンプの容量制御装置。
【0006】
【作 用】可変容量型油圧ポンプ20の流量変化及び
回転数変化、ポンプ吐出圧変化、方向制御弁の開度変化
により制御弁30を切換えるから機械的フィードバック
機構を用いずにトルク一定制御できるし、方向切換弁の
通過流量を回転数に応じて増減してアクチュエータのフ
ァインコントロール性を向上できる。
回転数変化、ポンプ吐出圧変化、方向制御弁の開度変化
により制御弁30を切換えるから機械的フィードバック
機構を用いずにトルク一定制御できるし、方向切換弁の
通過流量を回転数に応じて増減してアクチュエータのフ
ァインコントロール性を向上できる。
【0007】
【実 施 例】図2に示すように、可変ポンプ20の吐
出路21には複数の方向切換弁22を介して複数のアク
チュエータ23が接続され、その可変ポンプ20の容
量、つまり1回転当り吐出流量qを増減する斜板24は
容量可変シリンダ25で容量大・小方向に傾転され、こ
の容量可変シリンダ25の小径受圧室26は通路27で
吐出路21に接続し、大径受圧室28は通路29で制御
弁30に接続している。前記可変ポンプ20とともに駆
動される固定ポンプ33の吐出路34には絞り35が設
けてあると共に、その吐出路34における絞り35前後
を短絡するバイパス路36にはバイパス弁37が設けら
れ、このバイパス弁37はバネ38で閉じ方向に押さ
れ、受圧部39に作用する可変ポンプ20のポンプ吐出
圧P0 で開方向に押されてバイパス弁37の開度はポン
プ吐出圧P0 に比例して大きくなる。前記制御弁30は
ドレーン位置Aと圧油供給位置Bを備え、弱いバネ40
でドレーン位置Aに押され、前記可変制御弁30は第1
受圧部41に作用する圧力で圧油供給位置Bに向けて押
され、第2受圧部42に作用する圧力でドレーン位置A
に向けて押され、その第1受圧部41は可変ポンプ20
の吐出路21に設けた絞り43の上流側に第1パイロッ
ト通路44で接続し、第2受圧部42は方向制御弁22
の下流側にシャトル弁45、第2パイロット通路46を
介して接続してあり、可変制御弁30は絞り43の上流
側圧力P0 と負荷圧(方向制御弁22の下流側圧力)P
LSの差圧に比例した第1の力F1 で圧油供給位置Bに向
けて押される。前記制御弁30は第3受圧部47に作用
する圧力でドレーン位置Aに向けて押され、第4受圧部
48に作用する圧力で圧油供給位置Bに向けて押され、
その第3受圧部47は第3パイロット通路50で固定ポ
ンプ33の吐出路34の絞り35の上流側に接続し、第
4受圧部48は第4パイロット通路49で絞り35の下
流側に接続して可変制御弁31は絞り35前後の差圧△
PC (△PC =P2 −P3 )に比例した第2の力F2 で
ドレーン位置Aに向けて押される。
出路21には複数の方向切換弁22を介して複数のアク
チュエータ23が接続され、その可変ポンプ20の容
量、つまり1回転当り吐出流量qを増減する斜板24は
容量可変シリンダ25で容量大・小方向に傾転され、こ
の容量可変シリンダ25の小径受圧室26は通路27で
吐出路21に接続し、大径受圧室28は通路29で制御
弁30に接続している。前記可変ポンプ20とともに駆
動される固定ポンプ33の吐出路34には絞り35が設
けてあると共に、その吐出路34における絞り35前後
を短絡するバイパス路36にはバイパス弁37が設けら
れ、このバイパス弁37はバネ38で閉じ方向に押さ
れ、受圧部39に作用する可変ポンプ20のポンプ吐出
圧P0 で開方向に押されてバイパス弁37の開度はポン
プ吐出圧P0 に比例して大きくなる。前記制御弁30は
ドレーン位置Aと圧油供給位置Bを備え、弱いバネ40
でドレーン位置Aに押され、前記可変制御弁30は第1
受圧部41に作用する圧力で圧油供給位置Bに向けて押
され、第2受圧部42に作用する圧力でドレーン位置A
に向けて押され、その第1受圧部41は可変ポンプ20
の吐出路21に設けた絞り43の上流側に第1パイロッ
ト通路44で接続し、第2受圧部42は方向制御弁22
の下流側にシャトル弁45、第2パイロット通路46を
介して接続してあり、可変制御弁30は絞り43の上流
側圧力P0 と負荷圧(方向制御弁22の下流側圧力)P
LSの差圧に比例した第1の力F1 で圧油供給位置Bに向
けて押される。前記制御弁30は第3受圧部47に作用
する圧力でドレーン位置Aに向けて押され、第4受圧部
48に作用する圧力で圧油供給位置Bに向けて押され、
その第3受圧部47は第3パイロット通路50で固定ポ
ンプ33の吐出路34の絞り35の上流側に接続し、第
4受圧部48は第4パイロット通路49で絞り35の下
流側に接続して可変制御弁31は絞り35前後の差圧△
PC (△PC =P2 −P3 )に比例した第2の力F2 で
ドレーン位置Aに向けて押される。
【0008】次に可変ポンプ20の容量制御動作を説明
する。 可変ポンプ20の回転数及び方向制御弁22の開度が
一定でポンプ吐出圧が変化した時。 ポンプ吐出圧P0 がバイパス弁37のセット圧以下であ
るとバイパス弁37が閉となって、固定ポンプ33の吐
出圧油は全量が絞り35を通過するから、その絞り35
前後の差圧△PC が大きくなり、制御弁30に作用する
第2の力F2 が第1の力F1 より大きくなって制御弁3
0はドレーン位置Aとなり、容量可変シリンダ25の大
径受圧室28が通路29,51を通ってタンク52に通
過するから小径受圧室26に作用するポンプ吐出圧P0
で容量可変シリンダ25は右方向に移動して斜板24は
容量大方向に傾転し、可変ポンプ20の1回転当り吐出
流量が増加して単位時間当り吐出流量が増大するから絞
り43前後の差圧が大きくなり、しかも方向制御弁22
の開度が一定であるから絞り43の上流側圧力と方向制
御弁22の下流側圧力の差圧が大きくなって第1の力F
1 が大きくなり、この第1の力F1 と第2の力F2 がつ
り合ったところで斜板24の位置が保持される。つま
り、絞り43前後の差圧が可変ポンプ1の流量検出手段
となって制御弁30にフィードバックされる。前述の状
態においてポンプ吐出圧P0がバイパス弁37のセット
圧以上となるとバイパス弁37が開き作動して固定ポン
プ33の吐出圧油の一部がバイパス路36を流れるから
絞り35を流れる流量が減少してその絞り35前後の差
圧△PC が低下し、制御弁30の第2の力F2 が小さく
なるから制御弁30は圧油供給位置Bとなり、ポンプ吐
出圧P0 が通路53,29から容量可変シリンダ25の
大径受圧室28に供給されて受圧面積差によって容量可
変シリンダ25は左方向に移動して斜板24を容量小方
向に傾転する。これにより、可変ポンプ20の1回転当
り吐出流量が減少して単位時間当り吐出流量も減少する
から絞り43前後の差圧が小さくなって絞り43の上流
側圧力と方向制御弁22の出力側圧力との差圧も小さく
なって第1の力F1 も小さくなり、この第1の力F1と
第2の力F2 がつり合ったところで斜板24の位置が保
持される。
する。 可変ポンプ20の回転数及び方向制御弁22の開度が
一定でポンプ吐出圧が変化した時。 ポンプ吐出圧P0 がバイパス弁37のセット圧以下であ
るとバイパス弁37が閉となって、固定ポンプ33の吐
出圧油は全量が絞り35を通過するから、その絞り35
前後の差圧△PC が大きくなり、制御弁30に作用する
第2の力F2 が第1の力F1 より大きくなって制御弁3
0はドレーン位置Aとなり、容量可変シリンダ25の大
径受圧室28が通路29,51を通ってタンク52に通
過するから小径受圧室26に作用するポンプ吐出圧P0
で容量可変シリンダ25は右方向に移動して斜板24は
容量大方向に傾転し、可変ポンプ20の1回転当り吐出
流量が増加して単位時間当り吐出流量が増大するから絞
り43前後の差圧が大きくなり、しかも方向制御弁22
の開度が一定であるから絞り43の上流側圧力と方向制
御弁22の下流側圧力の差圧が大きくなって第1の力F
1 が大きくなり、この第1の力F1 と第2の力F2 がつ
り合ったところで斜板24の位置が保持される。つま
り、絞り43前後の差圧が可変ポンプ1の流量検出手段
となって制御弁30にフィードバックされる。前述の状
態においてポンプ吐出圧P0がバイパス弁37のセット
圧以上となるとバイパス弁37が開き作動して固定ポン
プ33の吐出圧油の一部がバイパス路36を流れるから
絞り35を流れる流量が減少してその絞り35前後の差
圧△PC が低下し、制御弁30の第2の力F2 が小さく
なるから制御弁30は圧油供給位置Bとなり、ポンプ吐
出圧P0 が通路53,29から容量可変シリンダ25の
大径受圧室28に供給されて受圧面積差によって容量可
変シリンダ25は左方向に移動して斜板24を容量小方
向に傾転する。これにより、可変ポンプ20の1回転当
り吐出流量が減少して単位時間当り吐出流量も減少する
から絞り43前後の差圧が小さくなって絞り43の上流
側圧力と方向制御弁22の出力側圧力との差圧も小さく
なって第1の力F1 も小さくなり、この第1の力F1と
第2の力F2 がつり合ったところで斜板24の位置が保
持される。
【0009】前述の状態からポンプ吐出圧P0 が更に高
くなると、バイバス弁37が更に開き作動して通過流量
が増えるから絞り35を流れる流量が減少して絞り35
前後の差圧△PC が更に小さくなるので、制御弁30に
作用する第2の力F2 が更に小さくなって制御弁30は
圧油供給位置Bとなって前述と同様にして容量可変シリ
ンダ25が左方向に移動して斜板24が容量小方向に傾
転して1回転当り吐出流量が減少して単位時間当り吐出
流量が減少し、前述と同様に絞り43前後の差圧が小さ
くなって第1の力F1も小さくなり、この第1の力F1
と第2の力F2 がつり合ったところで斜板24の位置が
保持される。以上のように、可変ポンプ20の回転数が
一定で方向制御弁22の開度が一定の時にはポンプ吐出
圧P0 によって斜板24の位置が決定されてポンプ吐出
圧P0 ×1回転当り吐出流量qが一定、つまりトルク一
定に制御される。
くなると、バイバス弁37が更に開き作動して通過流量
が増えるから絞り35を流れる流量が減少して絞り35
前後の差圧△PC が更に小さくなるので、制御弁30に
作用する第2の力F2 が更に小さくなって制御弁30は
圧油供給位置Bとなって前述と同様にして容量可変シリ
ンダ25が左方向に移動して斜板24が容量小方向に傾
転して1回転当り吐出流量が減少して単位時間当り吐出
流量が減少し、前述と同様に絞り43前後の差圧が小さ
くなって第1の力F1も小さくなり、この第1の力F1
と第2の力F2 がつり合ったところで斜板24の位置が
保持される。以上のように、可変ポンプ20の回転数が
一定で方向制御弁22の開度が一定の時にはポンプ吐出
圧P0 によって斜板24の位置が決定されてポンプ吐出
圧P0 ×1回転当り吐出流量qが一定、つまりトルク一
定に制御される。
【0010】可変ポンプ20のポンプ吐出圧及び方向
制御便22の開度が一定で回転数が変化した時。 ある値のポンプ吐出圧P0 で斜板24位置が決定されて
いる状態で可変ポンプ20の回転数が増加すると1回転
当り吐出流量が同じでも単位時間当り吐出流量が増加し
て絞り43前後の差圧が大きくなって絞り43の上流側
圧力と方向制御弁22の出力側圧力との差圧が大きくな
るが、可変ポンプ20とともに駆動される固定ポンプ3
3の単位時間当り吐出流量も増大して絞り35前後の差
圧△PC も大きくなり、制御弁30に作用する第1の力
F1 と第2の力F2 は等しくなって可変制御弁31はつ
り合ったままとなって斜板24の位置は変化せずに可変
ポンプ20の1回転当り吐出流量は変化しない。このこ
とは可変ポンプ20の回転数が低下した時も同様となる
から、可変ポンプ20の容量をトルク一定制御できる。
すなわち、固定ポンプ33と絞り35とバイパス弁37
が可変ポンプ回転数検出手段となる。
制御便22の開度が一定で回転数が変化した時。 ある値のポンプ吐出圧P0 で斜板24位置が決定されて
いる状態で可変ポンプ20の回転数が増加すると1回転
当り吐出流量が同じでも単位時間当り吐出流量が増加し
て絞り43前後の差圧が大きくなって絞り43の上流側
圧力と方向制御弁22の出力側圧力との差圧が大きくな
るが、可変ポンプ20とともに駆動される固定ポンプ3
3の単位時間当り吐出流量も増大して絞り35前後の差
圧△PC も大きくなり、制御弁30に作用する第1の力
F1 と第2の力F2 は等しくなって可変制御弁31はつ
り合ったままとなって斜板24の位置は変化せずに可変
ポンプ20の1回転当り吐出流量は変化しない。このこ
とは可変ポンプ20の回転数が低下した時も同様となる
から、可変ポンプ20の容量をトルク一定制御できる。
すなわち、固定ポンプ33と絞り35とバイパス弁37
が可変ポンプ回転数検出手段となる。
【0011】可変ポンプ20の回転数及びポンプ吐出
圧P0 が一定の時。 制御弁30は固定ポンプ33の吐出路34に設けた絞り
35前後の差圧△PC による第2の力F2 と絞り43上
流側圧力と方向制御弁22の出力側圧力、つまり最高負
荷圧PLSの差圧による第1の力F1が等しくなる位置と
なり、それによって可変ポンプ20の斜板24の位置が
決定される。前記絞り43の上流側圧力と最高負荷圧P
LSの差圧は、可変ポンプ20の単位時間当り吐出流量が
一定であれば方向制御弁22の開度、つまり操作ストロ
ークに比例するので、操作ストロークが小さい時には前
記絞り43の上流側圧力と最高負荷圧PLSの差圧が大き
く、制御弁30に作用する第1の力F1 が前記絞り35
前後の差圧△PC による第2の力F2 より大きくなって
制御弁30は圧油供給位置Bとなり、通路53,29よ
り容量可変シリンダ25の大径受圧室28はポンプ吐出
圧P0 が供給されるから前述と同様に斜板24は容量小
方向に傾転して1回転当り吐出流量が減少して単位時間
当り流量が減少し、方向制御弁22を通過する流量が減
少して前記の絞り43上流側圧力と最高負荷圧PLSとの
差圧が小さくなって第1の力F1 が低下し、その第1の
力F1 と第2の力F2 がつり合った位置で斜板24の位
置が決定される。同様に方向制御弁22の操作ストロー
クが大きい時には前記差圧が小さく、可変ポンプ20の
斜板24の位置は前述の場合よりも容量大方向の位置と
なる。これにより、可変ポンプ20の単位時間当り吐出
流量は方向制御弁22の操作ストロークが小さい時には
少なく、大きい時には多くなるので、最高負荷圧によら
ず方向制御弁22の操作ストロークに見合った流量制御
ができてアクチュエータ23の微操作性、つまりファイ
ンコントロール性を向上できる。
圧P0 が一定の時。 制御弁30は固定ポンプ33の吐出路34に設けた絞り
35前後の差圧△PC による第2の力F2 と絞り43上
流側圧力と方向制御弁22の出力側圧力、つまり最高負
荷圧PLSの差圧による第1の力F1が等しくなる位置と
なり、それによって可変ポンプ20の斜板24の位置が
決定される。前記絞り43の上流側圧力と最高負荷圧P
LSの差圧は、可変ポンプ20の単位時間当り吐出流量が
一定であれば方向制御弁22の開度、つまり操作ストロ
ークに比例するので、操作ストロークが小さい時には前
記絞り43の上流側圧力と最高負荷圧PLSの差圧が大き
く、制御弁30に作用する第1の力F1 が前記絞り35
前後の差圧△PC による第2の力F2 より大きくなって
制御弁30は圧油供給位置Bとなり、通路53,29よ
り容量可変シリンダ25の大径受圧室28はポンプ吐出
圧P0 が供給されるから前述と同様に斜板24は容量小
方向に傾転して1回転当り吐出流量が減少して単位時間
当り流量が減少し、方向制御弁22を通過する流量が減
少して前記の絞り43上流側圧力と最高負荷圧PLSとの
差圧が小さくなって第1の力F1 が低下し、その第1の
力F1 と第2の力F2 がつり合った位置で斜板24の位
置が決定される。同様に方向制御弁22の操作ストロー
クが大きい時には前記差圧が小さく、可変ポンプ20の
斜板24の位置は前述の場合よりも容量大方向の位置と
なる。これにより、可変ポンプ20の単位時間当り吐出
流量は方向制御弁22の操作ストロークが小さい時には
少なく、大きい時には多くなるので、最高負荷圧によら
ず方向制御弁22の操作ストロークに見合った流量制御
ができてアクチュエータ23の微操作性、つまりファイ
ンコントロール性を向上できる。
【0012】可変ポンプ20の回転数が変化した時。 可変ポンプ20の回転数が変化すると固定ポンプ33の
回転数も変化するために、前記絞り35前後の差圧△P
C が絞り43の上流側圧力と最高負荷圧PLSの差圧と同
様に変化するので、斜板24の位置は変化しないが、回
転数変化により可変ポンプ20の単位時間当り吐出流量
が増減するから、方向制御弁22を通過する流量が回転
数変化により変化して絞り43の上流側圧力と最高負荷
圧PLSの差回転数変化の2乗だけ変化するので、方向制
御弁22の同一操作ストロークに対する通過流量は回転
数変化だけ変化し可変ポンプ20の回転数に比例した流
量制御ができる。例えば、可変ポンプ20の回転数が1
/2となると前記差圧は1/4となり、方向制御弁22
の同一ストロークに対する通過流量は1/2となる。
回転数も変化するために、前記絞り35前後の差圧△P
C が絞り43の上流側圧力と最高負荷圧PLSの差圧と同
様に変化するので、斜板24の位置は変化しないが、回
転数変化により可変ポンプ20の単位時間当り吐出流量
が増減するから、方向制御弁22を通過する流量が回転
数変化により変化して絞り43の上流側圧力と最高負荷
圧PLSの差回転数変化の2乗だけ変化するので、方向制
御弁22の同一操作ストロークに対する通過流量は回転
数変化だけ変化し可変ポンプ20の回転数に比例した流
量制御ができる。例えば、可変ポンプ20の回転数が1
/2となると前記差圧は1/4となり、方向制御弁22
の同一ストロークに対する通過流量は1/2となる。
【0013】
【発明の効果】可変容量型油圧ポンプ20の容量をトル
ク一定として制御できるし、機械的フィードバック機構
が不要となって構造簡単でコスト安となるばかりか、ト
ルク一定制御の精度を向上できるし、可変容量型油圧ポ
ンプ20の効率が低下しても可変ポンプ吐出流量特性の
性能が向上する。また、可変容量型油圧ポンプ20の回
転数変化に応じて方向制御弁の通過流量を制御してアク
チュエータの微操作性を向上できる。また、前述の制御
を1つの制御弁30で行なえるから構造簡単でコストを
安くできる。
ク一定として制御できるし、機械的フィードバック機構
が不要となって構造簡単でコスト安となるばかりか、ト
ルク一定制御の精度を向上できるし、可変容量型油圧ポ
ンプ20の効率が低下しても可変ポンプ吐出流量特性の
性能が向上する。また、可変容量型油圧ポンプ20の回
転数変化に応じて方向制御弁の通過流量を制御してアク
チュエータの微操作性を向上できる。また、前述の制御
を1つの制御弁30で行なえるから構造簡単でコストを
安くできる。
【図1】従来例の線図的構成説明図である。
【図2】本発明の実施例を示す線図的構成説明図であ
る。
る。
20 可変容量型油圧ポンプ、21 吐出路、22 方
向制御弁、23 アクチュエータ、24 斜板、25
容量可変シリンダ、26 小径受圧室、28大径受圧
室、30 制御弁、33 固定ポンプ、34 吐出路、
35 絞り、37 バイパス弁、43 絞り。
向制御弁、23 アクチュエータ、24 斜板、25
容量可変シリンダ、26 小径受圧室、28大径受圧
室、30 制御弁、33 固定ポンプ、34 吐出路、
35 絞り、37 バイパス弁、43 絞り。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 可変容量型油圧ポンプ20の斜板24を
容量大・小方向に傾転する容量可変シリンダ25と、可
変容量型油圧ポンプ20の流量変化及び前記可変容量型
油圧ポンプ20の吐出路21に設けた方向切換弁22の
開度変化を検出する第1の手段と、可変容量型油圧ポン
プ20の回転数変化及びポンプ吐出圧変化を検出する第
2の手段と、前記第1の手段の出力信号と第2の手段の
出力信号とによって容量可変シリンダ25にポンプ吐出
圧を供給する制御弁30より構成した可変容量型油圧ポ
ンプの容量制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3213167A JPH0533776A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 可変容量型油圧ポンプの容量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3213167A JPH0533776A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 可変容量型油圧ポンプの容量制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0533776A true JPH0533776A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16634673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3213167A Pending JPH0533776A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 可変容量型油圧ポンプの容量制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0533776A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998022717A1 (en) * | 1996-11-21 | 1998-05-28 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic drive apparatus |
| WO1998022716A1 (en) * | 1996-11-15 | 1998-05-28 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic drive apparatus |
| JPH10205501A (ja) * | 1996-11-21 | 1998-08-04 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧駆動装置 |
| JP2008291731A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Kayaba Ind Co Ltd | ポンプ吐出量制御装置 |
| JP2011038316A (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-24 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧作業機のポンプ傾転制御装置 |
| WO2014156532A1 (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-02 | カヤバ工業株式会社 | ポンプ吐出流量制御装置 |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP3213167A patent/JPH0533776A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998022716A1 (en) * | 1996-11-15 | 1998-05-28 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic drive apparatus |
| US6105367A (en) * | 1996-11-15 | 2000-08-22 | Hitachi Construction Machinery Co. Ltd. | Hydraulic drive system |
| WO1998022717A1 (en) * | 1996-11-21 | 1998-05-28 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic drive apparatus |
| JPH10205501A (ja) * | 1996-11-21 | 1998-08-04 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧駆動装置 |
| US6192681B1 (en) | 1996-11-21 | 2001-02-27 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Hydraulic drive apparatus |
| JP2008291731A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Kayaba Ind Co Ltd | ポンプ吐出量制御装置 |
| JP2011038316A (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-24 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧作業機のポンプ傾転制御装置 |
| WO2014156532A1 (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-02 | カヤバ工業株式会社 | ポンプ吐出流量制御装置 |
| CN105143669A (zh) * | 2013-03-27 | 2015-12-09 | 萱场工业株式会社 | 泵排出流量控制装置 |
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