JPH10196604A - 油圧駆動装置 - Google Patents

油圧駆動装置

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JPH10196604A
JPH10196604A JP33240697A JP33240697A JPH10196604A JP H10196604 A JPH10196604 A JP H10196604A JP 33240697 A JP33240697 A JP 33240697A JP 33240697 A JP33240697 A JP 33240697A JP H10196604 A JPH10196604 A JP H10196604A
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pressure
differential pressure
engine
hydraulic pump
flow rate
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Yasutaka Tsuriga
靖貴 釣賀
Takashi Kanai
隆史 金井
Junya Kawamoto
純也 川本
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2221Control of flow rate; Load sensing arrangements
    • E02F9/2225Control of flow rate; Load sensing arrangements using pressure-compensating valves
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    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロードセンシング制御の油圧駆動装置で、エン
ジン回転数に応じたサチュレーション現象の改善を図
り、エンジン回転数を低く設定した場合には良好な微操
作性が得られるようにする。 【解決手段】流量制御弁6a,6b,6cの前後差圧は
圧力補償弁7a,7b,7cにより同じ値である差圧Δ
PLSになるように制御され、差圧ΔPLSはポンプ容量制
御装置5により目標差圧ΔPLSrefに維持される。目標
差圧ΔPLSrefをエンジン1の回転数の変化によって変
更するため、固定容量油圧ポンプ30の吐出路30a,
30bに流量検出弁31を設け、この流量検出弁31の
可変絞り31aの前後差圧ΔPpを設定変更装置32に
導き、目標差圧ΔPLSrefを変更する。流量検出弁31
は、可変絞り31a自身の前後差圧ΔPpに依存して可
変絞り31aの開口面積を変化させ、かつ前後差圧ΔP
pをエンジン1の回転数によって変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可変容量型の油圧ポ
ンプを備えた油圧駆動装置に係わり、特に、油圧ポンプ
の吐出圧と複数のアクチュエータの最高負荷圧との差圧
を設定値に維持するよう油圧ポンプの容量を制御するロ
ードセンシング制御の油圧駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ポンプの吐出圧と複数のアクチュエ
ータの最高負荷圧との差圧を設定値に維持するよう油圧
ポンプの容量を制御するロードセンシング制御技術とし
て、特開平5−99126号公報に記載のポンプ容量制
御装置や特開昭60−11706号公報に記載の油圧駆
動装置がある。
【0003】特開平5−99126号公報に記載のポン
プ容量制御装置は、可変容量型の油圧ポンプの斜板を傾
転するサーボピストンと、油圧ポンプの吐出圧Psとこ
の油圧ポンプにより駆動されるアクチュエータの負荷圧
PLSとの差圧ΔPLSによってポンプ吐出圧をサーボピス
トンに供給して差圧ΔPLSを設定値ΔPLSrefに維持
し、容量制御する傾転制御装置とを備えている。また、
可変容量型の油圧ポンプとともにエンジンにより駆動さ
れる固定容量油圧ポンプと、この固定容量油圧ポンプの
吐出路に設けられた絞りと、この絞りの前後差圧ΔPp
によって傾転制御装置の設定値ΔPLSrefを変更する設
定変更手段とを備え、固定容量油圧ポンプの吐出路に設
けた絞りの前後差圧の変化でエンジン回転数を検出し、
傾転制御装置の設定値ΔPLSrefを変更するようにして
いる。
【0004】特開昭60−11706号公報に記載の油
圧駆動装置は、可変容量型の油圧ポンプと、この油圧ポ
ンプから吐出された圧油により駆動される複数のアクチ
ュエータと、油圧ポンプから複数のアクチュエータに供
給される圧油の流量を制御する複数の流量制御弁と、こ
れら複数の流量制御弁の前後差圧を同じに制御する複数
の圧力補償弁と、油圧ポンプの吐出圧Psと複数のアク
チュエータの最高負荷圧PLSとの差圧ΔPLSを設定値Δ
PLSrefに維持するよう油圧ポンプの容量を制御するポ
ンプ容量制御装置とを備えている。また、圧力補償弁
は、それぞれ、流量制御弁の上流に設置され、流量制御
弁の前後差圧を閉弁方向に作用させるとともに、油圧ポ
ンプの吐出圧Psと複数のアクチュエータの最高負荷圧
PLSとの差圧ΔPLSを開弁方向に作用させ、その差圧Δ
PLSを圧力補償の目標差圧として流量制御弁の前後差圧
を制御することにより複数の流量制御弁の前後差圧を同
じに制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開昭60−1170
6号公報に記載の油圧駆動装置のポンプ容量制御装置と
して特開平5−99126号公報に記載のものを用いた
システムを比較例として考えた場合、このようなシステ
ムでは、圧力補償弁により制御される流量制御弁の前後
の目標差圧はポンプ容量制御手段により制御される油圧
ポンプの吐出圧Psと最高負荷圧PLSとの差圧ΔPLSの
設定値ΔPLSrefに一致するため、エンジン回転数に比
例して傾転制御装置の設定値ΔPLSrefが制御されると
共に、流量制御弁前後の目標差圧(=ΔPLSref)も制
御される。この場合、各アクチュエータの単独操作にお
いてアクチュエータの要求する流量がポンプの最大吐出
量を超えないように設定がなされるのが普通である。こ
の結果、各アクチュエータの単独操作においては、エン
ジン回転数如何に係わらず、流量制御弁の操作ストロー
ク量に比例した流量が各アクチュエータに供給され、良
好な操作性が保証される。
【0006】それに対し、複数のアクチュエータを同時
に動作する複合動作などで、油圧ポンプの最大吐出量が
流量制御弁全体で必要とする流量に満たない場合、アク
チュエータに供給される流量が不足する状態が生じる
(以後サチュレーションと呼ぶ)。また、複合動作で
は、通常作業を行うエンジン回転数からエンジン回転数
を低く設定すると、上記2つの従来例の組み合わせの動
作により、同じ操作ストロークの組み合わせでも、流量
制御弁前後の目標差圧ΔPLSrefがエンジン回転数に比
例して減少するため、流量制御弁全体で必要とする流量
もエンジン回転数に比例して低下する。しかし、油圧ポ
ンプの最大吐出量もエンジン回転数に比例して減少する
ため、不足する流量の割合は変わらない(図4参照)。
従って、このサチュレーション領域に操作ストロークが
達すると、操作ストロークに対して比例的なアクチュエ
ータの動作が保証できず、オペレータは違和感を感じ
る。実際、通常のエンジン回転数で行われる掘削作業な
どでは微操作性より応答性が要求されるため、このサチ
ュレーション現象はさほど問題とされないが、微操作を
行う目的でエンジン回転数を下げた場合、操作ストロー
ク量に依存してサチュレーションが発生するため、違和
感がある。
【0007】本発明の目的は、エンジン回転数に応じた
サチュレーション現象の改善を図ることにより、エンジ
ン回転数を低く設定した場合には良好な微操作性が得ら
れる油圧駆動装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の特徴及びそれに付随する特徴は次のようである。
【0009】(1)まず、本発明では、エンジンと、こ
のエンジンにより駆動される可変容量型の油圧ポンプ
と、この油圧ポンプから吐出された圧油により駆動され
る複数のアクチュエータと、前記油圧ポンプから複数の
アクチュエータに供給される圧油の流量を制御する複数
の流量制御弁と、前記油圧ポンプの吐出圧Psと前記複
数のアクチュエータの最高負荷圧PLSとの差圧ΔPLSを
設定値ΔPLSrefに維持するよう前記油圧ポンプを容量
制御するポンプ容量制御手段とを備え、このポンプ容量
制御手段は前記エンジンの回転数に応じて前記ポンプ容
量制御手段の設定値ΔPLSrefを変更可能になっている
油圧駆動装置において、前記複数の流量制御弁の前後差
圧を前記差圧ΔPLSの同じ差圧に制御する複数の圧力補
償弁と、前記エンジンの回転数を検出し、このエンジン
回転数がエンジンの最低回転数側の領域にあるときは、
前記差圧ΔPLSと前記複数の流量制御弁のそれぞれの開
口面積との積で表される複数の流量制御弁の合計の最大
要求流量Qvtotalが前記油圧ポンプのその時のエンジン
回転数における最大吐出量Qsmaxよりも少なくなるよう
に、前記ポンプ容量制御手段の設定値ΔPLSrefを変更
する設定変更手段とを有するものとする。
【0010】このように設定変更手段を設け、流量制御
弁の合計の最大要求流量Qvtotalと油圧ポンプの最大吐
出量Qsmaxとの関係を調整することにより、エンジンの
回転数が通常作業に適した定格回転数に設定した場合に
は、複数の流量制御弁の合計の最大要求流量が油圧ポン
プの最大吐出量より多く、サチュレーションが生じる状
態にあっても、エンジンの回転数を低く設定すると、複
数の流量制御弁の合計の最大要求流量は油圧ポンプの最
大吐出量以下に低下し、サチュレーションを起こさない
ようになる。このため、複数の流量制御弁の総レバー操
作量に対する流量制御弁の通過流量の傾きは小さくな
り、メータリングの広い有効領域を確保することがで
き、そのメータリングの広い有効領域を使った良好な操
作性能を実現できる。
【0011】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記設定変更手段は、前記可変容量型の油圧ポンプとと
もに前記エンジンにより駆動される固定容量油圧ポンプ
と、この固定容量油圧ポンプの吐出路に設けられた流量
検出弁と、前記流量検出弁の前後差圧ΔPpによって前
記設定値ΔPLSrefを変更する操作駆動部とを有し、前
記流量検出弁は、前記エンジン回転数が前記最低回転数
側の領域にあるときよりも前記定格回転数側の領域にあ
るときの方が開口面積が大きくなるよう構成される。
【0012】これにより設定変更手段は、油圧的構成に
より、上記(1)の機能(エンジンの回転数を検出し、
このエンジン回転数がエンジンの最低回転数側の領域に
あるときは流量制御弁の合計の最大要求流量Qvtotalが
油圧ポンプの最大吐出量Qsmaxよりも少なくなるように
ポンプ容量制御手段の設定値ΔPLSrefを変更する機
能)を実現できる。
【0013】(3)上記(2)において、好ましくは、
前記流量検出弁は、可変絞りを備えた弁装置と、前記エ
ンジンの回転数が低下するに従って前記可変絞りの開口
面積が小さくなるよう調整する絞り調整手段とを有す
る。
【0014】これにより流量検出弁は、上記(2)のよ
うにエンジン回転数が最低回転数側の領域にあるときよ
りも定格回転数側の領域にあるときの方が開口面積が大
きくなるようになる。
【0015】(4)また、上記(2)において、前記流
量検出弁は、固定絞りを備えた弁装置と、前記エンジン
回転数が前記最低回転数側の領域にあるときは前記固定
絞りを有効化し、前記エンジン回転数が定格回転数より
低いある設定回転数まで上昇すると、前記流量検出弁の
前後差圧の上昇割合が低減するよう前記固定絞りを制御
する絞り調整手段とを有するものとしてもよい。
【0016】これによっても流量検出弁は、上記(2)
のようにエンジン回転数が最低回転数側の領域にあると
きよりも定格回転数側の領域にあるときの方が開口面積
が大きくなるようになる。また、流量検出弁を固定絞り
用いて構成できるので、製作が容易となる。
【0017】(5)更に、上記(3)又は(4)におい
て、好ましくは、前記絞り調整手段は、前記流量検出弁
自身の前後差圧ΔPpに依存して前記弁装置の位置を調
整させるものとする。
【0018】これにより流量検出弁は、エンジン回転数
を油圧的に検出し、エンジン回転数に応じて可変絞りの
開口面積又は固定絞りの絞り状態を調整できる。
【0019】(6)また、上記(2)において、好まし
くは、前記設定変更手段は、前記流量検出弁の前後差圧
ΔPpに相当する信号圧を発生する圧力制御弁を更に有
し、前記操作駆動部はこの圧力制御弁からの信号圧によ
って前記設定値ΔPLSrefを変更する。
【0020】これにより1本のパイロットラインで信号
圧を導くことができるようになり、回路構成が簡素化さ
れると共に、信号圧が低圧となるのでパイロットライン
のホース等を低圧用のものを使用でき安価となる。
【0021】(7)更に、上記(2)において、好まし
くは、前記ポンプ容量制御手段は、前記可変容量型の油
圧ポンプの押しのけ容積可変機構を作動するサーボピス
トンと、前記油圧ポンプの吐出圧Psとアクチュエータ
の負荷圧PLSとの差圧ΔPLSに応じて前記サーボピスト
ンを駆動し前記差圧ΔPLSを前記設定値ΔPLSrefに維
持する傾転制御装置とを有し、この傾転制御装置は前記
設定値ΔPLSrefの基本値を設定するバネを有し、前記
操作駆動部はそのバネと共働して前記設定値ΔPLSref
を可変的に設定する。
【0022】これにより操作駆動部は流量検出弁の前後
差圧によって設定値ΔPLSrefを変更できるようにな
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。
【0024】図1は本発明の第1の実施形態による油圧
駆動装置を示すもので、この油圧駆動装置は、エンジン
1と、このエンジン1により駆動される可変容量型の油
圧ポンプ2と、この油圧ポンプ2から吐出された圧油に
より駆動される複数のアクチュエータ3a,3b,3c
と、油圧ポンプ2の吐出管路100に接続され、油圧ポ
ンプ2からアクチュエータ3a,3b,3cに供給され
る圧油の流量と方向をそれぞれ制御する複数の切換制御
弁4a,4b,4cからなる弁装置4と、油圧ポンプ2
を容量制御するポンプ容量制御装置5とを備えている。
【0025】複数の切換制御弁4a,4b,4cは、そ
れぞれ、複数の流量制御弁6a,6b,6cと、これら
複数の流量制御弁6a,6b,6cの前後差圧を同じに
制御する複数の圧力補償弁7a,7b,7cとで構成さ
れている。
【0026】複数の圧力補償弁7a,7b,7cは、そ
れぞれ、流量制御弁6a,6b,6cの上流に設置され
た前置きタイプであり、圧力補償弁7aは2対の対向す
る制御圧力室70a,70b及び70c,70dを有
し、制御圧力室70a,70bに流量制御弁6aの上流
側及び下流側の圧力をそれぞれ導き、制御圧力室70
c,70dに油圧ポンプ2の吐出圧Psと複数のアクチ
ュエータ3a,3b,3cの最高負荷圧PLSとをそれぞ
れ導き、これにより流量制御弁6aの前後差圧を閉弁方
向に作用させるとともに、油圧ポンプ2の吐出圧Psと
複数のアクチュエータ3a,3b,3cの最高負荷圧P
LSとの差圧ΔPLSを開弁方向に作用させ、その差圧ΔP
LSを圧力補償の目標差圧として流量制御弁6aの前後差
圧を制御する。圧力補償弁7b,7cも同様に構成され
ている。
【0027】このように圧力補償弁7a,7b,7cが
同じ差圧ΔPLSを目標差圧としてそれぞれの流量制御弁
6a,6b,6cの前後差圧を制御することにより、流
量制御弁6a,6b,6cの前後差圧はともに差圧ΔP
LSになるように制御され、流量制御弁6a,6b,6c
の要求流量は差圧ΔPLSとそれぞれの開口面積との積で
表されるものとなる。
【0028】複数の流量制御弁6a,6b,6cには、
それぞれ、アクチュエータ3a,3b,3cの駆動時に
それらの負荷圧を取り出す負荷ポート60a,60b,
60cが設けられ、これら負荷ポート60a,60b,
60cに取り出された負荷圧のうちの最高の圧力が負荷
ライン8a,8b,8c、8d及びシャトル弁9a,9
bを介して信号ライン10に検出され、この圧力が上記
最高負荷圧PLSとして圧力補償弁7a,7b,7cに与
えられる。
【0029】油圧ポンプ2は斜板2aの傾転角を大きく
することにより吐出量を増加させる斜板ポンプであり、
ポンプ容量制御装置6は、油圧ポンプ2の斜板2aを傾
転するサーボピストン20と、このサーボピストン20
を駆動し、斜板2aの傾転角を制御することで油圧ポン
プ2の容量制御をする傾転制御装置21とを備えてい
る。サーボピストン20は吐出管路100からの圧力
(油圧ポンプ2の吐出圧Ps)と傾転制御装置21から
の指令圧力とによって動作する。傾転制御装置21は第
1傾転制御弁22と第2傾転制御弁23とを有してい
る。
【0030】第1傾転制御弁22は吐出管路100から
の圧力(油圧ポンプ2の吐出圧Ps)が高くなると油圧
ポンプ2の吐出量を減少させる馬力制御弁であり、油圧
ポンプ2の吐出圧Psを元圧として入力し、油圧ポンプ
2の吐出圧Psがバネ22aで設定される所定レベル以
下であればスプール22bを図示右方に移動し、油圧ポ
ンプ2の吐出圧Psをそのまま出力する。このとき、こ
の出力圧が指令圧力としてそのままサーボピストン20
に与えられると、サーボピストン20は面積差により図
示左方に移動し、斜板2aの傾転角を増加させ、油圧ポ
ンプ2の吐出量を増加する。その結果、油圧ポンプ2の
吐出圧Psが上昇する。油圧ポンプ2の吐出圧Psがバ
ネ22aの所定レベルを越えるとスプール22bを図示
左方に移動して吐出圧Psを減圧し、その低下した圧力
を指令圧力として出力する。このため、サーボピストン
20は図示右方に移動し、斜板2aの傾転角を減少さ
せ、油圧ポンプ2の吐出量を減少する。その結果、油圧
ポンプ2の吐出圧Psが低下する。
【0031】第2傾転制御弁23は、油圧ポンプ2の吐
出圧Psとアクチュエータ3a,3b,3cの最高負荷
圧PLSとの差圧ΔPLSを目標差圧ΔPLSrefに維持する
ように制御するロードセンシング制御弁であり、目標差
圧ΔPLSrefの基本値を設定するバネ23aと、スプー
ル23bと、吐出管路100からの圧力(油圧ポンプ2
の吐出圧Ps)とアクチュエータ3a,3b,3cの最
高負荷圧PLSによって動作し、スプール23bを動かす
第1操作駆動部24とを有している。
【0032】第1操作駆動部24は、スプール23bに
作用するピストン24aと、ピストン24aにより分割
された2つの油圧室24b,24cとを有し、油圧室2
4bには油圧ポンプ2の吐出圧が導かれ、油圧室24c
には最高負荷圧PLSが導かれかつ上記のバネ23aが内
蔵されている。
【0033】また、第2傾転制御弁23は第1傾転制御
弁22の出力圧を元圧として入力し、目標差圧ΔPLSre
fに比べ差圧ΔPLSが低い場合は、第1操作駆動部24
によりスプール23bが図示左方に移動し、第1傾転制
御弁22の出力圧をそのまま出力する。このとき、第1
傾転制御弁22の出力圧が油圧ポンプ2の吐出圧Psで
あるとすると、この吐出圧Psが指令圧力としてサーボ
ピストン20に与えられ、サーボピストン20は面積差
により図示左方に移動し、斜板2aの傾転角を増加さ
せ、油圧ポンプ2の吐出量を増加する。その結果、油圧
ポンプ2の吐出圧Psが上昇し、差圧ΔPLSが上昇す
る。逆に目標差圧ΔPLSrefに対し差圧ΔPLSが高い場
合は、第1操作駆動部24によりスプール23bが図示
右方に移動して第1傾転制御弁22の出力圧を減圧し、
その低下した圧力を指令圧力として出力する。このた
め、サーボピストン20は図示右方に移動し、斜板2a
の傾転角を減少させ、油圧ポンプ2の吐出量を減少す
る。その結果、油圧ポンプ2の吐出圧Psが低下し、差
圧ΔPLSが低下する。結果として、差圧ΔPLSは目標差
圧ΔPLSrefに維持される。
【0034】ここで、流量制御弁6a,6b,6cの前
後差圧は圧力補償弁7a,7b,7cにより同じ値であ
る差圧ΔPLSになるように制御されているので、上記の
ように差圧ΔPLSが目標差圧ΔPLSrefに維持されるこ
とは、結果として流量制御弁6a,6b,6cの前後差
圧が目標差圧ΔPLSrefに維持されることになる。
【0035】また、ポンプ容量制御装置5は、第2傾転
制御弁23の目標差圧ΔPLSrefをエンジン1の回転数
の変化に応じて変更する設定変更手段38を有し、この
設定変更手段38は、可変容量型の油圧ポンプ2ととも
にエンジン1により駆動される固定容量油圧ポンプ30
と、この固定容量油圧ポンプ30の吐出路30a,30
bに設けられ、開口面積が連続的に調整可能な可変絞り
31aを有する流量検出弁31と、この流量検出弁31
の可変絞り31aの前後差圧ΔPpによって目標差圧Δ
PLSrefを変更する第2操作駆動部32とで構成されて
いる。
【0036】固定容量油圧ポンプ30は通常パイロット
油圧源として設けられているものであり、吐出路30b
にはパイロット油圧源としての元圧を規定するリリーフ
弁33が接続され、更に吐出路30bは、例えば流量制
御弁6a,6b,6cを切換操作するためのパイロット
圧を生成するリモコン弁(図示せず)へと接続されてい
る。
【0037】第2操作駆動部32は、第2傾転制御弁2
3の第1操作駆動部24と一体に設けられた追加の操作
駆動部であり、第1操作駆動部24のピストン24aに
作用するピストン32aと、ピストン32aにより分割
された2つの油圧室32b,32cとを有し、油圧室3
2bにはパイロットライン34aを介して流量検出弁
(可変絞り31a)の上流側の圧力が導かれ、油圧室3
2cにはパイロットライン34bを介して流量検出弁
(可変絞り31a)の下流側の圧力が導かれ、ピストン
32aは流量検出弁31の可変絞り31aの前後差圧Δ
Ppに応じた力でピストン24aを図示左方に付勢して
いる。第2傾転制御弁23の目標差圧ΔPLSrefは上記
のバネ23aにより与えられる基本値とこのピストン3
2aの付勢力によって設定され、流量検出弁31の可変
絞り31aの前後差圧ΔPpが小さくなるとピストン3
2aはピストン24aを押す力を小さくし、目標差圧Δ
PLSrefを小さくし、前後差圧ΔPpが増大するとピス
トン32aはピストン24aを押す力を大きくし、目標
差圧ΔPLSrefを大きくする。ここで、流量検出弁31
の可変絞り31aの前後差圧ΔPpはエンジン1の回転
数によって変化する(後述)。このため、第2操作駆動
部32はエンジン回転数に応じて第1傾転制御弁23の
目標差圧ΔPLSrefを変更するものとなる。
【0038】流量検出弁31は、可変絞り31a自身の
前後差圧ΔPpに依存して可変絞り31aの開口面積を
変化させる構成となっている。すなわち、流量検出弁3
1は、弁体31bと、弁体31bに対し可変絞り31a
の開口面積を減少させる方向に作用するバネ31cと、
弁体31bに対し可変絞り31aの開口面積を増大させ
る方向に作用する制御圧力室31dと、弁体31bに対
し可変絞り31aの開口面積を減少させる方向に作用す
る制御圧力室31eとを有し、制御圧力室31dにはパ
イロットライン35aを介して可変絞り31aの上流側
の圧力が導かれ、制御圧力室31eにはパイロットライ
ン35bを介して可変絞り31aの下流側の圧力が導か
れている。
【0039】可変絞り31aの開口面積はバネ31cの
力と制御圧力室31d,31eの付勢力とのバランスに
より決まり、可変絞り31aの前後差圧ΔPpが小さく
なると弁体31bは図示右方に移動し、可変絞り31a
の開口面積を小さくし、前後差圧ΔPpが増大すると弁
体31b外し左方に移動し、可変絞り31aの開口面積
を大きくする。
【0040】そして、可変絞り31aの前後差圧ΔPp
はエンジン1の回転数によって変化する。すなわち、エ
ンジン1の回転数が低下すれば、油圧ポンプ30の吐出
量が減少し、可変絞り31aの前後差圧ΔPpは低下す
る。したがって、制御圧力室31d,31eとバネ31
cは、エンジン1の回転数が低下するに従って小さくな
るよう可変絞り31aの開口面積を調整する絞り調整手
段として機能する。
【0041】図2に流量検出弁31の内部構造を示す。
図2において、ケーシング31fの中を弁体31bとし
てのピストンが動き、その隙間の面積が可変絞り31a
の開口面積Apとして与えられる。ピストン31bは、
バネ31cによって支持され、バネ31cのバネ力F
は、可変絞り31aの開口面積を小さくする方向にピス
トン31bに働く。ケーシング31f内の圧油の流れか
ら、可変絞り31aの前後差圧ΔPpは可変絞り31a
の開口面積Apを大きくする方向の力をピストン31b
に発生する。この2つの力がつりあった位置xでピスト
ン31bは静止する。バネ力Fとピストン31bの変位
xはバネ31cのバネ定数Kに比例するので(F=K
x)、結果として可変絞り31aの前後差圧ΔPpとピ
ストン31bの変位xは比例する(ΔPp∝x)。ピス
トン31bの変位xと可変絞り31aの開口面積Apの
関係はケーシング31fの形状に依存する。本実施形態
では、ケーシング31fの形状はピストン31bの変位
方向に対し放物線形状にしている。
【0042】次に、以上のように構成した流量検出弁3
1を含む設定変更手段38の作用及びそれによって得ら
れる効果を説明する。
【0043】固定容量油圧ポンプ30はエンジン1の回
転数Nに押しのけ容積Cmを乗じた流量Qpを吐出す
る。
【0044】 Qp=CmN …(1) 流量検出弁31の可変絞り31aの開口面積をApとす
ると、エンジン1の回転数Nと可変絞り31aの前後差
圧ΔPpは以下の式で関係ずけられる。
【0045】 Qp=cAp√((2/ρ)ΔPp) …(2) ΔPp=(ρ/2)(Qp/cAp)2=(ρ/2)(CmN/cAp)2 …(3) ここで、もし可変絞り31aの開口面積Apが変化せ
ず、一定であるとすれば(以下、この場合を比較例とい
う)、式(3)より前後差圧ΔPpは油圧ポンプ30の
吐出量Qp又はエンジン1の回転数Nに対して図3
(a)に示すように二次曲線的に増加する。また、第2
操作駆動部32によりΔPLSref∝ΔPpとなるので、
ロードセンシング設定差圧ΔPLSrefも油圧ポンプ30
の吐出量Qp又はエンジン1の回転数Nに対して図3
(a)に示すように二次曲線的に増加する。
【0046】また、流量制御弁6a,6b,6cの1
つ、例えば流量制御弁6aの前後差圧ΔPLSが目標値Δ
PLSrefに制御されている場合、流量制御弁6aの開口
面積をAvとすると、流量制御弁6aの要求する流量Q
vは以下の式で与えられる。
【0047】 Qv=cAv√((2/ρ)ΔPLSref) …(4) すなわち、要求流量Qvは目標差圧ΔPLSrefに対して
図3(c)で示すように二次曲線的に増大する。
【0048】ここで、流量制御弁6aの目標前後差圧Δ
PLSrefは流量検出弁31の可変絞り31aの前後差圧
ΔPpによって与えられるから(ΔPLSref∝ΔP
p)、式(3)から、要求流量Qvは以下のようにエン
ジン1の回転数Nと関係ずけることができる。
【0049】 Qv∝(Av/Ap)CmN …(5) すなわち、図3(a)に示す流量Qpと前後差圧ΔPp
との二次曲線の関係(式(3))と図3(c)に示す前
後差圧ΔPLSと要求流量Qvとの二次曲線の関係(式
(4))が組み合わされ、要求流量Qvはエンジン1の
回転数Nに対して図3(d)に示すように概ね直線的に
増大する。
【0050】以上は、1つの流量制御弁6aについても
のもであるが、2つ若しくは3つといった複数のアクチ
ュエータを駆動する場合は流量制御弁6a,6b又は6
a,6b,6cのそれぞれについて図3(d)の関係が
得られ、エンジン1の回転数Nと合計の要求流量Qvの
関係は図3(d)の関係を単純に加算した関係となる。
【0051】エンジン1の回転数Nと流量制御弁6a,
6b,6cのうちの任意の2つ、例えば流量制御弁6
a,6bの合計の最大要求流量Qvtotal(流量制御弁
6a,6bの開口面積が最大の時の要求流量Qvの合
計)と可変容量型の油圧ポンプ2の最大吐出量Qsmax
の関係を図4に示す。この例は、上記のように流量検出
弁31の可変絞り31aの開口面積Apを一定と仮定し
た場合のものである。アクチュエータ3a,3bを同時
に駆動する場合、流量制御弁6a,6bが要求する合計
の最大流量Qvtotalと油圧ポンプ2の最大吐出流量Q
smaxの比は、エンジン1の回転数Nが変化しても変わ
らず、複合動作時のサチュレーション現象による不足割
合はエンジン1の回転数Nによって変化しない。
【0052】これに対し、本発明では、流量検出弁31
の可変絞り31aの開口面積Apを可変絞り31aの前
後差圧に対応して変化する構成にしている。ここで、図
2に示す流量検出弁31のケーシング31fの形状を上
記のようにピストン31bの変位方向に対し放物線形状
にすると、可変絞り31aの開口面積Apと可変絞り3
1aの前後差圧ΔPpの関係は以下の式で与えられる。
【0053】 Ap=a√ΔPp …(6) 式(2)より、固定容量油圧ポンプ30の吐出量Qpと
可変絞り31aの前後差圧ΔPpの関係は以下の式
(7)のようになる。
【0054】 ΔPp=(1/Ca)√((ρ/2)Qp) =(Cm/Ca)√(ρ/2)・N …(7) すなわち、前後差圧ΔPpは油圧ポンプ30の吐出量Q
p又はエンジン1の回転数Nに対して図3(b)に示す
ように直線的に増加する。
【0055】また、式(5)と同様に、ΔPLSref∝Δ
Ppの関係から、流量制御弁6aの要求流量Qvとエン
ジン1の回転数Nの関係は以下の式(8)で与えられ
る。
【0056】 Qv∝cAv√((Cm/Ca)(2/ρ)1/2)・√N …(8) すなわち、図3(b)に示す流量Qpと前後差圧ΔPp
との直線比例の関係(式(7))と図3(c)に示す前
後差圧ΔPLSと要求流量Qvとの二次曲線の関係(式
(4))が組み合わされ、要求流量Qvはエンジン1の
回転数Nに対して図3(e)に示すように二次曲線的に
増大する。
【0057】この場合も、2つ若しくは3つといった複
数のアクチュエータを駆動する場合は流量制御弁6a,
6b又は6a,6b,6cのそれぞれについて図3
(e)の関係が得られ、エンジン1の回転数Nと合計の
要求流量Qvの関係は図3(e)の関係を単純に加算し
た関係となる。
【0058】図3(e)又は式(8)から得られるエン
ジン1の回転数Nと流量制御弁6a,6b,6cのうち
の任意の2つ、例えば流量制御弁6a,6bの合計の最
大要求流量Qvtotal(流量制御弁6a,6bの開口面
積が最大の時の要求流量Qvの合計)と可変容量型の油
圧ポンプ2の最大吐出量Qsmaxの関係を図5に示す。
【0059】図5において、エンジン1の回転数Nが通
常の作業を行う設定1においては、複数のアクチュエー
タ3a,3bを駆動する場合の流量制御弁6a,6bの
合計の最大要求流量Qvtotalが油圧ポンプ2の最大吐
出量より多く、サチュレーションを生じる状態にあるの
に対し、エンジン1の回転数Nを低くした設定2の場合
は、流量制御弁6a,6bの合計の最大要求流量Qvto
talが油圧ポンプ2の最大吐出量より少なくなり、サチ
ュレーションを起こさない。
【0060】ここで、設定2は微操作に適したエンジン
回転数であり、この微操作には一般に定格回転数と最低
回転数の中間より低い回転数が適していると言われてい
ることから、設定2は当該中間回転数より低い回転数で
ある。
【0061】一例として、エンジン1の定格回転数を
2,200rpm、最低回転数(アイドリング回転数)
を1,000rpmとした場合、中間回転数は1,60
0rpmであり、設定2は1,600rpmより低い回
転数であり、図示の例では1,200rpmである。な
お、図示の例では、「設定1」は定格回転数2,200
rpmである。
【0062】以上のように流量検出弁31は、エンジン
回転数が最低回転数側の領域にあるときよりも定格回転
数側の領域にあるときの方が開口面積が大きくなるよう
構成されており、この流量検出弁31と固定容量油圧ポ
ンプ30及び第2操作駆動部32とで構成される設定変
更手段38は、エンジン1の回転数を検出し、このエン
ジン回転数が最低回転数側の領域にあるときは、差圧Δ
PLSと複数の流量制御弁6a,6bのそれぞれの開口面
積との積で表される複数の流量制御弁6a,6bの合計
の最大要求流量Qvtotalが油圧ポンプ2のその時のエン
ジン回転数における最大吐出量Qsmaxよりも少なくなる
ように、ポンプ容量制御装置5の設定値ΔPLSrefを変
更するものとなる。
【0063】設定変更手段38の特性を流量制御弁6
a,6bに対するオペレータの総レバー操作量と流量制
御弁6a,6bの合計の要求流量(合計の通過流量)の
関係で見たものを図6に示す。
【0064】図6において、エンジン回転数を下げるこ
とにより、油圧ポンプ2の流量制御弁に供給可能な最大
流量Qsmaxが低下する。これに対し、総レバー操作量
に対する流量制御弁6a,6bの合計の要求流量Qvto
talは油圧ポンプ2の最大吐出量Qsmaxより低くなるの
で、通過流量の変化の傾きが小さくなり、メータリング
の広い有効領域を確保することができる。
【0065】ここで、上記比較例では、図4に示したよ
うに流量制御弁6a,6bが要求する合計の最大流量Q
vtotalと油圧ポンプ2の最大吐出流量Qsmaxの比はエ
ンジン1の回転数Nが低下しても変わらず、サチュレー
ション現象による不足割合も変わらないので、図6に一
点鎖線で示すように通過流量の変化の傾きが大きくな
り、メータリングの有効領域が狭くなる。
【0066】結果として、本発明では、オペレータが微
速操作を目的としてエンジン回転数を低く設定したよう
な場合、通常のエンジン回転数設定でサチュレーション
が発生した複合レバー操作でもサチュレーションを発生
しなくなり、メータリングの広い有効領域を使った良好
な操作性能を実現することが可能となる。
【0067】また、図7において、エンジン1の回転数
Nを通常の設定(設定1)よりわずかに低くした設定3
(例えば2,000rpm程度)の場合、流量制御弁6
a,6bの合計の最大要求流量Qvtotalは通常の設定
(設定1)よりわずかに減少するが、その変化量は少な
く、比較例で設定3とした場合の流量制御弁6a,6b
の合計の最大要求流量Qvtotalに比べ、高い要求流量
に保たれる。このような設定では、通常の作業時の設定
値(設定1)周辺のエンジン回転数では、サチュレーシ
ョン現象が発生し易くなる。しかし、図8に実線で示す
ように、総レバー操作量に対する流量制御弁6a,6b
の通過流量の変化の傾きは、設定1に比べあまり変化し
ないため、エンジン1の回転数を通常作業時の設定から
ある程度変化させても、アクチュエータの操作速度を維
持し、応答性の良い操作が可能となる。比較例では、図
8に一点鎖線で示すように、総レバー操作量に対する流
量制御弁6a,6bの通過流量の変化の傾きが少し小さ
くなり、アクチュエータの操作速度及び応答性が低下す
る。
【0068】ここで、実際に通常作業時には、メータリ
ング有効領域を広くした操作性よりアクチュエータの応
答性や力強い動きが重視される。このため、本発明では
良好な操作フィーリングを実現することができる。
【0069】以上のように本実施形態によれば、エンジ
ン回転数に応じたサチュレーション現象の改善を図るこ
とにより、エンジン回転数を低く設定した場合には良好
な微操作性が得られ、エンジン回転数を高く設定した場
合には応答性の良い力強い操作フィーリングを実現する
ことができ、エンジン回転数の設定によるオペレータの
作業目的に適応したシステム設定が可能となり。
【0070】また、流量検出弁31のケーシング31f
の形状により、このサチュレーション現象と複合操作時
の総レバー操作量の関係を自由に調整することが可能と
なる。
【0071】なお、本実施形態では流量検出弁31のケ
ーシング31fの形状を放物線形状にすることで図5に
示す最大要求流量Qvtotalの特性を得たが、エンジン
回転数が最低回転数側の領域にあるときに最大要求流量
Qvtotalが油圧ポンプ2のその時のエンジン回転数にお
ける最大吐出量Qsmaxよりも少なくなるのであれば、ケ
ーシング31fの形状を複数の直線を組み合わせた疑似
放物線形状としても良く、この場合はケーシング31f
の製作が容易となる。
【0072】本発明の第2の実施形態を図9により説明
する。図中、図1に示すものと同等の部材には同じ符号
を付し、説明を省略する。
【0073】図9において、本実施形態のポンプ容量制
御装置5Aにおいて、設定変更手段38Aは、流量検出
弁31の可変絞り31aの前後差圧ΔPpに相当する信
号圧を出力する圧力制御弁40を有している。この圧力
制御弁40は、弁体40aを増圧方向に付勢する制御圧
力室40b及び弁体40aを減圧方向に付勢する制御圧
力室40c,40dを有し、可変絞り31aの上流側の
圧力を制御圧力室40bに導き、可変絞り31aの下流
側の圧力及び自身の出力圧力をそれぞれ制御圧力室40
c,40dに導き、これらの圧力のバランスにより可変
絞り31aの前後差圧ΔPpに相当する信号圧を絶対圧
として生成する。この信号圧はパイロットライン41a
を介して第2操作駆動部32Aの油圧室32bに導か
れ、かつ第2操作駆動部32Aの油圧室32cはパイロ
ットライン41bを介してタンクに連通している。
【0074】このように構成した本実施形態において
も、第2操作駆動部32Aは流量検出弁31の可変絞り
31aの前後差圧ΔPpによって目標差圧ΔPLSrefを
変更するように動作する。
【0075】したがって、本実施形態によっても第1の
実施形態と同様の作用効果が得られる。
【0076】また、図1に示す実施形態では流量検出弁
31の上流側の圧力と下流側の圧力を第2操作駆動部3
2に導く2本のパイロットライン34a,34bが必要
だったものが、本実施形態では1本のパイロットライン
41aのみで良くなり、回路構成が簡素化される。ま
た、圧力制御弁40で差圧を絶対圧として検出するため
個々の圧力をそのまま検出する場合よりも信号圧が低圧
となり、パイロットライン41a,41bのホース等を
低圧用のものを使用でき、回路構成が安価となる。
【0077】本発明の第3の実施形態を図10〜図13
により説明する。図中、図1及び図9に示すものと同等
の部材には同じ符号を付し、説明を省略する。
【0078】図10において、本実施形態のポンプ容量
制御装置5Bにおいて、設定変更手段38Bの流量検出
弁31Bは固定絞り31Baを備えた弁体31Bbを有
し、制御圧力室31d,31eに導かれる流量検出弁3
1Bの前後差圧ΔPpがバネ31cのバネ力相当の差圧
(以下、設定差圧という)以下では固定絞り31Baが
機能する図示左側の位置を保ち、前後差圧ΔPpが当該
設定差圧よりも高くなると固定絞り31Baが機能する
図示左側の位置から図示右側の開位置に切り換えられ
る。
【0079】図11に流量検出弁31Bの内部構造を示
す。図11において、ケーシング31Bfの中を弁体3
1Bbとしてのピストンが動き、ピストン31Bbには
固定絞り31Baとしての小穴が設けられ、この小穴が
固定絞り31Baの開口面積Apを有している。また、
ケーシング31Bfは円筒形状をしており、ピストン3
1Bbの外周面とケーシング31Bfの内周面との間に
は開口面積Afの隙間が形成されている。この開口面積
Afは実質的な絞りとならないように十分に大きく選定
されている。
【0080】ピストン31Bbは、バネ31cによって
支持され、バネ31cのバネ力Fはピストン31Bbが
ケーシング31Bfの入口を閉じ、固定絞り31Baを
有効化する方向に働いている。
【0081】ピストン31Bbがケーシング31Bfの
入口を閉じているとき、固定絞り31Baを通るケーシ
ング31Bf内の圧油の流れから、固定絞り31Baの
前後差圧ΔPpはピストン31Bbがケーシング入口を
開ける方向(図示上方)の油圧力Fhを発生する。この
油圧力Fhがバネ31cの力Fより小さい間は、ピスト
ン31Bbがケーシング31Bfの入口を閉じた状態が
保たれ、圧油は固定絞り31Baを通過して流れるだけ
である。即ち、固定絞り31Baが有効に機能する。
【0082】固定ポンプ30からの圧油の流量が増加し
油圧力Fhがバネ31cの力Fより大きくなると、ピス
トン31Bbは上方に移動してケーシング入口を開く。
この状態では圧油は開口面積Afの隙間を流れるため、
固定絞り31Baは機能しなくなる。また、固定絞り3
1Baが機能しなくなると上記油圧力Fhは消滅するた
めピストン31Bbはケーシング入口を閉じようとす
る。しかし、ケーシング入口が閉じられると瞬時に上記
油圧力が発生してケーシング入口を再び開放し、このこ
とが繰り返され、結果としてピストン31Bbはその2
つの力F,Fhがつりあった位置xで静定する。この静
定位置では流量検出弁31Bの前後差圧ΔPpがバネ3
1cのバネ力相当の差圧、即ち設定差圧に維持されるよ
う絞り制御される。
【0083】ここで、前述したように制御圧力室31
d,31eに導かれる流量検出弁31Bの前後差圧ΔP
pはエンジン1の回転数によって変化し、エンジン1の
回転数が低下すれば、油圧ポンプ30の吐出量が減少
し、流量検出弁31Bの前後差圧ΔPpは低下する。し
たがって、エンジン回転数がバネ31cの設定差圧に対
応するエンジン回転数(以下、設定回転数という)より
も低いときは流量検出弁31Bは固定絞り31Baが機
能する位置(図10の左側の位置)を保ち、エンジン回
転数が当該設定回転数よりも高くなると、流量検出弁3
1Bは前後差圧ΔPpをバネ31cの設定差圧に維持す
るよう絞り状態を制御する。
【0084】換言すれば、制御圧力室31d,31eと
バネ31cは、エンジン回転数が最低回転数側の領域に
あるときには固定絞り31Baを有効化し、エンジン回
転数が定格回転数より低いある設定回転数まで上昇する
と、流量検出弁31Bの前後差圧ΔPpの上昇割合を低
減するよう固定絞り31Baを制御する絞り調整手段と
して機能する。また、結果として、流量検出弁31B
は、エンジン回転数が最低回転数側の領域にあるときよ
りも定格回転数側の領域にあるときの方が開口面積が大
きくなるよう構成されている。
【0085】次に、以上のように構成した流量検出弁3
1Bを含む設定変更手段38Bの作用及びそれによって
得られる効果を説明する。
【0086】流量検出弁31Bのバネ31cのバネ力に
対応する設定回転数をNsとすると、エンジン回転数N
が設定回転数Nsよりも低いときは上記のように流量検
出弁31Bは固定絞り31Baが機能する図10の左側
の位置を保ち開口面積Apは一定であるので、前述した
式(3)より前後差圧ΔPpは図12(a)に示すよう
に油圧ポンプ30の吐出量Qp又はエンジン1の回転数
Nに対して二次曲線的に増加する。ただし、固定絞り3
1Baの開口面積Apは比較例の固定絞りよりも小さく
し、結果として前後差圧ΔPpの上昇率は破線で示す比
較例の場合よりも高くなっている。
【0087】エンジン回転数Nが設定回転数Nsよりも
高くなると、流量検出弁31Bは前後差圧ΔPpをバネ
31cの設定差圧に維持するよう動作するので、図12
(a)に示すよう前後差圧ΔPpはΔPpmaxでほぼ
一定となる。
【0088】流量制御弁6a,6b,6cの要求流量Q
vは、図3(c)と同様、目標差圧ΔPLSrefに対して
図12(b)で示すように二次曲線的に増大する。
【0089】図12(a)の特性と図12(b)の特性
を合成して、要求流量Qvはエンジン1の回転数Nに対
して図12(c)に示すように変化する。即ち、エンジ
ン回転数Nが設定回転数Nsよりも低いときは、図12
(a)に示すΔPpの二次曲線的変化と図12(b)に
示す要求流量Qvの二次曲線的変化が打ち消し合い、要
求流量Qvはエンジン1の回転数Nに対して概ね直線的
に増大する。ただし、破線で示す比較例の場合よりも直
線の傾き(変化割合)は大きくなっている。エンジン回
転数Nが設定回転数Nsよりも高くなると、図12
(a)のΔPpがΔPpmaxでほぼ一定となるので、
これに対応して要求流量QvもQvmaxでほぼ一定と
なる。
【0090】前述したように、2つ若しくは3つといっ
た複数のアクチュエータを駆動する場合は流量制御弁6
a,6b又は6a,6b,6cのそれぞれについて図1
2(c)の関係が得られ、エンジン1の回転数Nと合計
の要求流量Qvの関係は図12(c)の関係を単純に加
算した関係となる。
【0091】図12(c)から得られるエンジン1の回
転数Nと流量制御弁6a,6b,6cの任意の2つ、例
えば流量制御弁6a,6bの合計の最大要求流量Qvto
tal(流量制御弁6a,6bの開口面積が最大の時の要
求流量Qvの合計)と可変容量型の油圧ポンプ2の吐出
量Qsmaxの関係を図13に示す。
【0092】図13において、本実施形態においても、
エンジン回転数Nが最低回転数側の領域にあるときは、
流量制御弁6a,6bの合計の最大要求流量Qvtotalは
油圧ポンプ2のその時のエンジン回転数における最大吐
出量Qsmaxよりも少なくなっている。このため、エンジ
ン1の回転数Nが通常の作業を行う設定1においては、
複数のアクチュエータ3a,3bを駆動する場合の流量
制御弁6a,6bの合計の最大要求流量Qvtotalが油
圧ポンプ2の最大吐出量より多く、サチュレーション状
態にあるのに対し、エンジン1の回転数Nを低くした設
定2の場合は、流量制御弁6a,6bの合計の最大要求
流量Qvtotalが油圧ポンプ2の最大吐出量より少なく
なり、サチュレーションを起こさない。
【0093】したがって、第1の実施形態で図6を用い
て説明したように、エンジン回転数を下げたときは、油
圧ポンプ2の流量制御弁に供給可能な最大流量Qsmax
が減少しても、総レバー操作量に対する流量制御弁6
a,6bの合計の最大要求流量Qvtotalは油圧ポンプ
2の最大吐出量Qsmaxより低くなるので、通過流量の
変化の傾きが小さくなり、メータリングの広い有効領域
を確保することができる。
【0094】また、図13において、エンジン1の回転
数Nを通常の設定(設定1)よりわずかに低くした設定
3の場合、流量制御弁6a,6bの要求流量Qvtotal
は通常の設定(設定1)よりわずかに減少するが、その
変化量はほとんどなく、比較例で設定3とした場合の流
量制御弁6a,6bの合計の最大要求流量Qvtotalに
比べ、高い要求流量に保たれる。このため、第1の実施
形態で図8を用いて説明したように、総レバー操作量に
対する流量制御弁6a,6bの通過流量の変化の傾き
は、設定1に比べほとんど変化しないため、応答性の良
い操作が可能となる。
【0095】したがって、本実施形態によっても、エン
ジン回転数を低く設定した場合には良好な微操作性が得
られ、エンジン回転数を高く設定した場合には応答性の
良い力強い操作フィーリングを実現することができ、第
1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0096】また、本実施形態によれば、流量検出弁3
1Bのケーシング31Bfは単純な円筒形の形状で良く
なり、ケーシング31Bfの製作が極めて容易となり、
実用的な流量検出弁を提供できる。
【0097】なお、以上の実施形態では、エンジン回転
数の検出、及びそれに基づく目標差圧の変更を油圧的に
行ったっが、エンジン回転数をセンサで検出し、そのセ
ンサ信号から目標差圧を計算するなどして電気的に行っ
ても良い。
【0098】また、圧力補償弁は流量制御弁の上流に設
置される前置きタイプとしたが、流量制御弁の下流に設
置され、全ての流量制御弁の出口圧力を同じ最大負荷圧
に制御することで前後差圧を同じ差圧ΔPLSに制御する
後置きタイプであっても良い。
【0099】
【発明の効果】本発明によれば、エンジン回転数の設定
によるオペレータの作業目的に適応したシステム設定が
可能となり、良好な操作フィーリングを実現することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による油圧駆動装置及
びポンプ容量制御装置の構成を示す油圧回路図である。
【図2】図1に示す流量検出弁の詳細を示す図である。
【図3】第1の実施形態における流量検出弁の作用を従
来のものと比較して示す図である。
【図4】従来例によるエンジン回転数と流量制御弁最大
要求流量及び最大ポンプ吐出量との関係を示す図であ
る。
【図5】第1の実施形態における流量検出弁によるエン
ジン回転数と流量制御弁最大要求流量及び最大ポンプ吐
出量との関係を示す図である。
【図6】第1の実施形態における流量検出弁による総レ
バー操作量と流量制御弁通過流量との関係を示す図であ
る。
【図7】第1の実施形態における流量検出弁によるエン
ジン回転数と流量制御弁最大要求流量及び最大ポンプ吐
出量との関係を示す図である。
【図8】第1の実施形態における流量検出弁による総レ
バー操作量と流量制御弁通過流量との関係を示す図であ
る。
【図9】本発明の第2の実施形態による油圧駆動装置及
びポンプ容量制御装置の構成を示す油圧回路図である。
【図10】本発明の第3の実施形態による油圧駆動装置
及びポンプ容量制御装置の構成を示す油圧回路図であ
る。
【図11】図10に示す流量検出弁の詳細を示す図であ
る。
【図12】第3の実施形態における流量検出弁の作用を
示す図である。
【図13】第3の実施形態における流量検出弁によるエ
ンジン回転数と流量制御弁最大要求流量及び最大ポンプ
吐出量との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 可変容量型の油圧ポンプ 3a,3b,3c アクチュエータ 4a,4b,4c 切換制御弁 5 ポンプ容量制御装置 6a,6b,6c 流量制御弁 7a,7b,7c 圧力補償弁 20 サーボピストン 21 傾転制御装置 22 第1傾転制御弁 23 第2傾転制御弁 24 第1操作駆動部 30 固定容量油圧ポンプ 31 流量検出弁(弁装置) 31d,31e 制御圧力室(可変絞り調整手段) 32 第2操作駆動部 38 設定変更手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン(1)と、このエンジンにより駆
    動される可変容量型の油圧ポンプと(2)、この油圧ポ
    ンプから吐出された圧油により駆動される複数のアクチ
    ュエータ(3a,3b)と、前記油圧ポンプから複数のアク
    チュエータに供給される圧油の流量を制御する複数の流
    量制御弁(6a,6b)と、前記油圧ポンプの吐出圧Psと
    前記複数のアクチュエータの最高負荷圧PLSとの差圧Δ
    PLSを設定値ΔPLSrefに維持するよう前記油圧ポンプ
    を容量制御するポンプ容量制御手段(5,5A,5B)とを備
    え、このポンプ容量制御手段は前記エンジンの回転数に
    応じて前記ポンプ容量制御手段の設定値ΔPLSrefを変
    更可能になっている油圧駆動装置において、 前記複数の流量制御弁(6a,6b)の前後差圧を前記差圧
    ΔPLSの同じ差圧に制御する複数の圧力補償弁(7a,7
    b)と、 前記エンジン(1)の回転数を検出し、このエンジン回
    転数がエンジンの最低回転数側の領域にあるときは、前
    記差圧ΔPLSと前記複数の流量制御弁(6a,6b)のそれ
    ぞれの開口面積との積で表される複数の流量制御弁(6
    a,6b)の合計の最大要求流量Qvtotalが前記油圧ポンプ
    (2)のその時のエンジン回転数における最大吐出量Qs
    maxよりも少なくなるように、前記ポンプ容量制御手段
    (5,5A,5B)の設定値ΔPLSrefを変更する設定変更手段
    (38,38A,38B)とを有することを特徴とする油圧駆動装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の油圧駆動装置において、前
    記設定変更手段(38)は、前記可変容量型の油圧ポンプ
    (2)とともに前記エンジン(1)により駆動される固定
    容量油圧ポンプ(30)と、この固定容量油圧ポンプの吐
    出路(30b)に設けられた流量検出弁(31,31B)と、前
    記流量検出弁の前後差圧ΔPpによって前記設定値ΔP
    LSrefを変更する操作駆動部(32,32A)とを有し、前記
    流量検出弁は、前記エンジン回転数が前記最低回転数側
    の領域にあるときよりも前記定格回転数側の領域にある
    ときの方が開口面積が大きくなるよう構成されているこ
    とを特徴とする油圧駆動装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の油圧駆動装置において、前
    記流量検出弁(31)は、可変絞り(31a)を備えた弁装
    置(31b)と、前記エンジン(1)の回転数が低下するに
    従って前記可変絞り(31a)の開口面積が小さくなるよ
    う調整する絞り調整手段(31c,31d,31e)とを有するこ
    とを特徴とする油圧駆動装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の油圧駆動装置において、前
    記流量検出弁31Bは、固定絞り(31Ba)を備えた弁装置
    (31Bb)と、前記エンジン回転数が前記最低回転数側の
    領域にあるときは前記固定絞り(31Ba)を有効化し、前
    記エンジン回転数が定格回転数より低いある設定回転数
    まで上昇すると、前記流量検出弁の前後差圧の上昇割合
    が低減するよう前記固定絞り(31Ba)を制御する絞り調
    整手段(31c,31d,31e)とを有することを特徴とする油
    圧駆動装置。
  5. 【請求項5】請求項3又は4記載の油圧駆動装置におい
    て、前記絞り調整手段(31c,31d,31e)は、前記流量検
    出弁(31,31B)自身の前後差圧ΔPpに依存して前記弁
    装置(31b,31Bb)の位置を調整することを特徴とする油
    圧駆動装置。
  6. 【請求項6】請求項2記載の油圧駆動装置において、前
    記設定変更手段(38A)は、前記流量検出弁(31)の前
    後差圧ΔPpに相当する信号圧を発生する圧力制御弁
    (40)を更に有し、前記操作駆動部(32A)はこの圧力
    制御弁からの信号圧によって前記設定値ΔPLSrefを変
    更することを特徴とする油圧駆動装置。
  7. 【請求項7】請求項2記載の油圧駆動装置において、前
    記ポンプ容量制御手段(5,5A,5B)は、前記可変容量型
    の油圧ポンプ(2)の押しのけ容積可変機構(2a)を作
    動するサーボピストン(20)と、前記油圧ポンプ(2)
    の吐出圧Psとアクチュエータ(3a,3b)の負荷圧PLS
    との差圧ΔPLSに応じて前記サーボピストンを駆動し前
    記差圧ΔPLSを前記設定値ΔPLSrefに維持する傾転制
    御装置(21)とを有し、この傾転制御装置は前記設定値
    ΔPLSrefの基本値を設定するバネ(23a)を有し、前記
    操作駆動部(32,32A)はそのバネと共働して前記設定値
    ΔPLSrefを可変的に設定することを特徴とする油圧駆
    動装置。
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