JPH05339837A - ビスコースレーヨン長繊維糸及び天然繊維糸からなる交 撚糸及びこれを用いた編織物 - Google Patents
ビスコースレーヨン長繊維糸及び天然繊維糸からなる交 撚糸及びこれを用いた編織物Info
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- JPH05339837A JPH05339837A JP4143771A JP14377192A JPH05339837A JP H05339837 A JPH05339837 A JP H05339837A JP 4143771 A JP4143771 A JP 4143771A JP 14377192 A JP14377192 A JP 14377192A JP H05339837 A JPH05339837 A JP H05339837A
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Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビスコ−スレ−ヨン長繊維糸を芯にして、こ
れに天然繊維を絡み付けたいわゆる壁糸調の交撚糸に於
いて、糸長方向に絡み(撚糸)ムラがなくバランスのと
れた均一な交撚糸及びシャリ感に富んだ特長のある風合
を持った良好な編織物を提供する。 【構成】 沸水収縮率4%以上のビスコ−スレ−ヨン長
繊維糸と天然繊維糸からなる交撚糸を使った編織物。横
編セーターや婦人用外衣織物に適する。
れに天然繊維を絡み付けたいわゆる壁糸調の交撚糸に於
いて、糸長方向に絡み(撚糸)ムラがなくバランスのと
れた均一な交撚糸及びシャリ感に富んだ特長のある風合
を持った良好な編織物を提供する。 【構成】 沸水収縮率4%以上のビスコ−スレ−ヨン長
繊維糸と天然繊維糸からなる交撚糸を使った編織物。横
編セーターや婦人用外衣織物に適する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交撚糸及びこれを用いた
編織物に関する。詳しくは、ビスコ−スレ−ヨン長繊維
糸を芯にして、この周囲に天然繊維を絡み付けた壁糸調
の交撚糸及びこれを用いたシャリ感に富んだ特長のある
風合を持った編織物に関するものであり、横編地として
は、婦人セーターに、緯糸に用いた織物としては、婦人
用外衣などの用途に適した交撚糸及びこれを用いた編織
物に関する。
編織物に関する。詳しくは、ビスコ−スレ−ヨン長繊維
糸を芯にして、この周囲に天然繊維を絡み付けた壁糸調
の交撚糸及びこれを用いたシャリ感に富んだ特長のある
風合を持った編織物に関するものであり、横編地として
は、婦人セーターに、緯糸に用いた織物としては、婦人
用外衣などの用途に適した交撚糸及びこれを用いた編織
物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビスコ−スレ−ヨン長繊維は、高
速回転するポットに遠心力によって巻き取る方法、いわ
ゆるセントル紡糸法で製造され、それによって得られた
原糸の形態はケ−クと呼ばれるものであり、その原糸
は、自然な光沢と発色性の良さ、滑らかで柔らかい風合
い、しなやかなドレープ性、吸湿性や肌触りの良さ、
又、静電気が起こりにくい等の優れた特徴を有する(以
下、レ−ヨンケ−ク糸という)。 このレ−ヨンケ−ク
糸の周囲に天然繊維糸を絡みつかせた壁糸調の交撚糸の
作成にあたっては、両原糸間に供給する原糸長に差をつ
ける方法、いわゆるフィ−ド率差を設ける方法が取られ
ている。即ち、芯となるレ−ヨンケ−ク糸に対し、レ−
ヨン糸の周囲に絡み付かせる天然繊維糸をオ−バ−・フ
ィ−ドする方法にて実施されている。しかし、フィ−ド
率差を設定できる撚糸機が少ない上に、糸長方向に絡み
ムラ(以下、撚糸ムラという)がどうしても発生し、バ
ランスのとれた均一な壁糸調の交撚糸は得られない。従
って、これらの製造方法で作成された交撚糸を用いた編
織物の生地表面には交撚糸の撚糸ムラが目立ち非常に外
観が悪く、風合もシャリ感にバラツキが目立った物とな
る。
速回転するポットに遠心力によって巻き取る方法、いわ
ゆるセントル紡糸法で製造され、それによって得られた
原糸の形態はケ−クと呼ばれるものであり、その原糸
は、自然な光沢と発色性の良さ、滑らかで柔らかい風合
い、しなやかなドレープ性、吸湿性や肌触りの良さ、
又、静電気が起こりにくい等の優れた特徴を有する(以
下、レ−ヨンケ−ク糸という)。 このレ−ヨンケ−ク
糸の周囲に天然繊維糸を絡みつかせた壁糸調の交撚糸の
作成にあたっては、両原糸間に供給する原糸長に差をつ
ける方法、いわゆるフィ−ド率差を設ける方法が取られ
ている。即ち、芯となるレ−ヨンケ−ク糸に対し、レ−
ヨン糸の周囲に絡み付かせる天然繊維糸をオ−バ−・フ
ィ−ドする方法にて実施されている。しかし、フィ−ド
率差を設定できる撚糸機が少ない上に、糸長方向に絡み
ムラ(以下、撚糸ムラという)がどうしても発生し、バ
ランスのとれた均一な壁糸調の交撚糸は得られない。従
って、これらの製造方法で作成された交撚糸を用いた編
織物の生地表面には交撚糸の撚糸ムラが目立ち非常に外
観が悪く、風合もシャリ感にバラツキが目立った物とな
る。
【0003】このように、生地表面にムラがなく奇麗な
外観で壁糸使用によるシャリ感に富んだ特長のある編織
物は今までになかった。
外観で壁糸使用によるシャリ感に富んだ特長のある編織
物は今までになかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はビスコ
−スレ−ヨン長繊維糸と天然繊維糸との交撚糸に於い
て、糸長方向に撚糸ムラがなくバランスのとれた均一な
壁糸調交撚糸を提供すること及び生地表面に撚糸ムラが
なく奇麗な外観とシャリ感に富んだ特長のある風合を持
った良好な編織物を提供することにある。
−スレ−ヨン長繊維糸と天然繊維糸との交撚糸に於い
て、糸長方向に撚糸ムラがなくバランスのとれた均一な
壁糸調交撚糸を提供すること及び生地表面に撚糸ムラが
なく奇麗な外観とシャリ感に富んだ特長のある風合を持
った良好な編織物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ビスコ−
スレ−ヨン長繊維糸に天然繊維糸が絡み付いた糸長方向
にバランスのとれた均一な壁糸調の交撚糸を得るには、
ビスコ−スレ−ヨンの沸水収縮率を大きくして天然繊維
糸の沸水収縮率との差を大きくする事が最も適した方法
であると言う結論に達した。
スレ−ヨン長繊維糸に天然繊維糸が絡み付いた糸長方向
にバランスのとれた均一な壁糸調の交撚糸を得るには、
ビスコ−スレ−ヨンの沸水収縮率を大きくして天然繊維
糸の沸水収縮率との差を大きくする事が最も適した方法
であると言う結論に達した。
【0006】すなわち本発明は、沸水収縮率4%以上の
ビスコ−スレ−ヨン長繊維糸の周囲に天然繊維糸が絡み
付けられた交撚糸及びその交撚糸を用いた編織物、であ
る。本発明に用いられるビスコ−スレ−ヨン長繊維糸
は、沸水収縮率4%以上であることが必要である。本発
明に於いて、ビスコ−スレ−ヨン糸の沸水収縮率が4%
未満の場合は天然繊維糸の沸水収縮率と近似している
為、絡みが小さく、しかも糸長方向にバランスのとれた
均一な壁糸調の交撚糸は得られない。
ビスコ−スレ−ヨン長繊維糸の周囲に天然繊維糸が絡み
付けられた交撚糸及びその交撚糸を用いた編織物、であ
る。本発明に用いられるビスコ−スレ−ヨン長繊維糸
は、沸水収縮率4%以上であることが必要である。本発
明に於いて、ビスコ−スレ−ヨン糸の沸水収縮率が4%
未満の場合は天然繊維糸の沸水収縮率と近似している
為、絡みが小さく、しかも糸長方向にバランスのとれた
均一な壁糸調の交撚糸は得られない。
【0007】好ましい沸水収縮率は、6〜8%である。
ビスコ−スレ−ヨン長繊維糸の好ましい繊度は天然繊維
糸の繊度と近似している方が好ましく、120〜300
dである。このような、ビスコ−スレ−ヨン長繊維糸と
しては、セントル紡糸法によるレ−ヨンケ−ク糸と違っ
て、紡糸、精練、乾燥、巻取りを連続的に行いパ−ン又
はチ−ズの巻形態となるビスコ−スレ−ヨン連紡糸(以
下、レ−ヨン連紡糸という)が好ましく用いられる。
ビスコ−スレ−ヨン長繊維糸の好ましい繊度は天然繊維
糸の繊度と近似している方が好ましく、120〜300
dである。このような、ビスコ−スレ−ヨン長繊維糸と
しては、セントル紡糸法によるレ−ヨンケ−ク糸と違っ
て、紡糸、精練、乾燥、巻取りを連続的に行いパ−ン又
はチ−ズの巻形態となるビスコ−スレ−ヨン連紡糸(以
下、レ−ヨン連紡糸という)が好ましく用いられる。
【0008】本発明で言う、原糸の沸水収縮率はJIS
−L−1013−B法による測定法にて測定される沸水
収縮率であり、試料に初荷重をかけ正しく500mmを
はかって2点を打ち、初荷重を除き、これを100°C
の熱水中に30分間浸積した後、取り出して軽く吸い取
り紙で水を切り、風乾後、再び初荷重をかけ、2点間の
長さをはかり、次の式により沸水収縮率(%)を算出す
る。
−L−1013−B法による測定法にて測定される沸水
収縮率であり、試料に初荷重をかけ正しく500mmを
はかって2点を打ち、初荷重を除き、これを100°C
の熱水中に30分間浸積した後、取り出して軽く吸い取
り紙で水を切り、風乾後、再び初荷重をかけ、2点間の
長さをはかり、次の式により沸水収縮率(%)を算出す
る。
【0009】 沸水収縮率(%)=(500−L)/500×100 ここで、L:2点間の長さ(mm) 本発明に用いられる天然繊維糸は綿、麻、絹、ウ−ル等
の繊維糸であり、好ましい原糸の沸水収縮率は0〜3%
である。また、繊度はデニール換算で、120〜300
dが好ましい。
の繊維糸であり、好ましい原糸の沸水収縮率は0〜3%
である。また、繊度はデニール換算で、120〜300
dが好ましい。
【0010】交撚糸にする際、芯となるビスコ−スレ−
ヨン長繊維糸の周囲に天然繊維糸を絡みつける方法とし
ては、ビスコースレーヨン長繊維糸に天然繊維糸の紡績
撚と同程度のZ撚の下撚をかけ、この糸と天然繊維糸と
を引き揃えてS撚の上撚をかけて交撚糸を作り、この交
撚糸を綛(かせ)にして90°C以上で染色する方法が
挙げられる。
ヨン長繊維糸の周囲に天然繊維糸を絡みつける方法とし
ては、ビスコースレーヨン長繊維糸に天然繊維糸の紡績
撚と同程度のZ撚の下撚をかけ、この糸と天然繊維糸と
を引き揃えてS撚の上撚をかけて交撚糸を作り、この交
撚糸を綛(かせ)にして90°C以上で染色する方法が
挙げられる。
【0011】また、上記交撚糸を用いて編織物を製造す
る場合、主に横編地の天竺や、ゴム編組織等での密度は
交撚糸の繊度によるが、およそ12〜16GGにて編成
するのが好ましい。また、織物については緯糸として使
用する。
る場合、主に横編地の天竺や、ゴム編組織等での密度は
交撚糸の繊度によるが、およそ12〜16GGにて編成
するのが好ましい。また、織物については緯糸として使
用する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて詳述する。但
し、本発明はこれら実施例によって限定されるものでな
い。尚、実施例中に示される交撚糸の形態や編織物の生
地表面の外観、風合、及び評価基準は以下の通りであ
る。 (評価方法) 交撚糸の形態 交撚糸を直接染料染色してビスコ−スレ−ヨン糸を染色
し、その壁糸の交撚状態(絡み)を糸長方向に写真観察
し判定する。 生地表面の撚糸ムラ 経流し検反機に於いて、頭上より光線を当て斜め横よ
り、官能検査に基づく判定による。 編織物の風合 手触りによる官能検査に基づく判定による。 (評価基準) 交撚糸の形態 A:良好 B:やや不良 C:不良 生地表面の外観 A:良好 B:やや不良 C:不良 風合 A:良好 B:やや不良 C:不良 (各種、原糸の沸水収縮率)沸水収縮率の異なるビスコ
−スレ−ヨン長繊維120dを用い、これに近い各種の
天然繊維糸と交撚糸を作り、この交撚糸を直接染料染色
してその交撚糸形態観察評価すると共に、これらの交撚
糸を用いて編織物を作成して生地表面の撚糸ムラや風合
について評価した。
し、本発明はこれら実施例によって限定されるものでな
い。尚、実施例中に示される交撚糸の形態や編織物の生
地表面の外観、風合、及び評価基準は以下の通りであ
る。 (評価方法) 交撚糸の形態 交撚糸を直接染料染色してビスコ−スレ−ヨン糸を染色
し、その壁糸の交撚状態(絡み)を糸長方向に写真観察
し判定する。 生地表面の撚糸ムラ 経流し検反機に於いて、頭上より光線を当て斜め横よ
り、官能検査に基づく判定による。 編織物の風合 手触りによる官能検査に基づく判定による。 (評価基準) 交撚糸の形態 A:良好 B:やや不良 C:不良 生地表面の外観 A:良好 B:やや不良 C:不良 風合 A:良好 B:やや不良 C:不良 (各種、原糸の沸水収縮率)沸水収縮率の異なるビスコ
−スレ−ヨン長繊維120dを用い、これに近い各種の
天然繊維糸と交撚糸を作り、この交撚糸を直接染料染色
してその交撚糸形態観察評価すると共に、これらの交撚
糸を用いて編織物を作成して生地表面の撚糸ムラや風合
について評価した。
【0013】尚、本発明に使用した各種の原糸の沸水収
縮率は次の通りである。 ビスコ−スレ−ヨン長繊維糸 レ−ヨンケ−ク糸 : 0.8%(0.7〜0.8) MB120d/50f 3.0%(2.9〜3.0) レ−ヨン連紡糸 : 4.0%(3.9〜4.1) MB120d/50f 6.8%(6.5〜6.9) 7.9%(7.8〜8.1) 天然繊維糸 綿 40/− : 2.1% ウ−ル 1/56 : 1.4% リネン 40/− : 0.3%
縮率は次の通りである。 ビスコ−スレ−ヨン長繊維糸 レ−ヨンケ−ク糸 : 0.8%(0.7〜0.8) MB120d/50f 3.0%(2.9〜3.0) レ−ヨン連紡糸 : 4.0%(3.9〜4.1) MB120d/50f 6.8%(6.5〜6.9) 7.9%(7.8〜8.1) 天然繊維糸 綿 40/− : 2.1% ウ−ル 1/56 : 1.4% リネン 40/− : 0.3%
【0014】
【実施例1〜3、比較例1〜2】沸水収縮率の異なる各
種ビスコ−スレ−ヨン長繊維120dにZ撚600T/
Mの下撚をかけ、これと近似した太さの各種の天然繊維
糸と合わせて、それぞれS撚500T/Mの上撚をかけ
た交撚糸をアップ・ツィスタ−にて作成し、これを綛に
し温度90℃にて染色を想定した熱水処理を行い交撚糸
の形態を評価した。尚、交撚状態判定を容易にする為、
90°Cで30分の直接染料染色しビスコ−スレ−ヨン
糸を染色し、これを拡大写真にとり糸長方向に観察し
た。また、それぞれの交撚糸を用いて一口編地を作成
し、前者と同様に熱水処理して編地表面の撚糸ムラ及び
手触りによる風合の評価を行った。その結果を表1に示
す。表1より明らかな如く、交撚糸の形態は沸水収縮率
がレ−ヨンケ−ク糸の0.8〜3.0%のものは殆ど壁
糸と言えないレベルであるのに対し、4〜7.9%と沸
水収縮率が大きいレ−ヨン連紡糸を使用した交撚糸の方
は、バランスがとれ均一なものとなった。また、レ−ヨ
ン連紡糸でも沸水収縮率が大きく、合成繊維長繊維糸の
沸水収縮率に近付く程、壁糸状態が顕著であり、また、
両原糸の壁糸形態はバランスがとれ糸長方向に均一なも
のとなった。一方、一口編地での撚糸ムラはいずれも良
好であるものの、風合に於いてレ−ヨンケ−クを使用し
たものは全く壁糸特有のシャリ感はなく不良であるが、
沸水収縮率が4〜7.9%のレ−ヨン連紡糸を使用した
ものはシャリ感に富んだ特長のある良好な物となった。
種ビスコ−スレ−ヨン長繊維120dにZ撚600T/
Mの下撚をかけ、これと近似した太さの各種の天然繊維
糸と合わせて、それぞれS撚500T/Mの上撚をかけ
た交撚糸をアップ・ツィスタ−にて作成し、これを綛に
し温度90℃にて染色を想定した熱水処理を行い交撚糸
の形態を評価した。尚、交撚状態判定を容易にする為、
90°Cで30分の直接染料染色しビスコ−スレ−ヨン
糸を染色し、これを拡大写真にとり糸長方向に観察し
た。また、それぞれの交撚糸を用いて一口編地を作成
し、前者と同様に熱水処理して編地表面の撚糸ムラ及び
手触りによる風合の評価を行った。その結果を表1に示
す。表1より明らかな如く、交撚糸の形態は沸水収縮率
がレ−ヨンケ−ク糸の0.8〜3.0%のものは殆ど壁
糸と言えないレベルであるのに対し、4〜7.9%と沸
水収縮率が大きいレ−ヨン連紡糸を使用した交撚糸の方
は、バランスがとれ均一なものとなった。また、レ−ヨ
ン連紡糸でも沸水収縮率が大きく、合成繊維長繊維糸の
沸水収縮率に近付く程、壁糸状態が顕著であり、また、
両原糸の壁糸形態はバランスがとれ糸長方向に均一なも
のとなった。一方、一口編地での撚糸ムラはいずれも良
好であるものの、風合に於いてレ−ヨンケ−クを使用し
たものは全く壁糸特有のシャリ感はなく不良であるが、
沸水収縮率が4〜7.9%のレ−ヨン連紡糸を使用した
ものはシャリ感に富んだ特長のある良好な物となった。
【0015】
【実施例4〜6、比較例3】レ−ヨンケ−ク糸及び沸水
収縮率の異なる連紡糸120MBにZ撚600T/Mの
下撚をかけ、これと、それぞれ綿40/−と引き揃えて
S撚500T/Mの上撚をかけた交撚糸を作り、これを
綛にし反応性染料染色して14GGの横編天竺を作成し
た。その結果を表2に示す。
収縮率の異なる連紡糸120MBにZ撚600T/Mの
下撚をかけ、これと、それぞれ綿40/−と引き揃えて
S撚500T/Mの上撚をかけた交撚糸を作り、これを
綛にし反応性染料染色して14GGの横編天竺を作成し
た。その結果を表2に示す。
【0016】表2により明らかな如く、レ−ヨンケ−ク
を使用したものは、シャリ感に欠けると共に編地位置で
のバラツキが大きい。これに対し、ケ−クレ−ヨン連紡
糸を使用した編地は全体に撚糸ムラがなく、綺麗な外観
とシャリ感に富んだ特徴のある風合を持った良好な物と
なった。
を使用したものは、シャリ感に欠けると共に編地位置で
のバラツキが大きい。これに対し、ケ−クレ−ヨン連紡
糸を使用した編地は全体に撚糸ムラがなく、綺麗な外観
とシャリ感に富んだ特徴のある風合を持った良好な物と
なった。
【0017】
【実施例7〜8、比較例4】レ−ヨンケ−ク及び沸水収
縮率の異なるレ−ヨン連紡糸120MBにZ撚1700
T/Mの下撚をかけ、これとそれぞれ1/56のウ−ル
を引き揃えてS撚の1500T/Mの上撚をした交撚糸
を作り、これを経糸レ−ヨン連紡糸120MB、SZ撚
1700T/Mの緯糸に打ち込んだ織物を作成して反応
性染料にて染色した。この織物の結果を表3に示す。表
3により明らかな如く、レ−ヨン連紡糸を使用したもの
は、撚糸ムラはなくシャリ感のある特長のある風合を持
った織物となった。
縮率の異なるレ−ヨン連紡糸120MBにZ撚1700
T/Mの下撚をかけ、これとそれぞれ1/56のウ−ル
を引き揃えてS撚の1500T/Mの上撚をした交撚糸
を作り、これを経糸レ−ヨン連紡糸120MB、SZ撚
1700T/Mの緯糸に打ち込んだ織物を作成して反応
性染料にて染色した。この織物の結果を表3に示す。表
3により明らかな如く、レ−ヨン連紡糸を使用したもの
は、撚糸ムラはなくシャリ感のある特長のある風合を持
った織物となった。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】
【発明の効果】本発明はビスコ−スレ−ヨン長繊維糸を
芯にして、これに天然繊維糸を絡み付けた壁糸調の交撚
糸の作成に於いて、沸水収縮率4%以上のビスコ−スレ
−ヨン糸を用いて、特殊な撚糸機を使用する事なく容易
に、糸長方向に撚糸(絡み)ムラがなくバランスのとれ
た均一な交撚糸を作る事によって、生地表面の撚糸ムラ
がなく奇麗な外観とシャリ感に富んだ特長のある風合を
持った良好な編織物を工業的に提供できるものである。
芯にして、これに天然繊維糸を絡み付けた壁糸調の交撚
糸の作成に於いて、沸水収縮率4%以上のビスコ−スレ
−ヨン糸を用いて、特殊な撚糸機を使用する事なく容易
に、糸長方向に撚糸(絡み)ムラがなくバランスのとれ
た均一な交撚糸を作る事によって、生地表面の撚糸ムラ
がなく奇麗な外観とシャリ感に富んだ特長のある風合を
持った良好な編織物を工業的に提供できるものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 沸水収縮率4%以上のビスコ−スレ−ヨ
ン長繊維糸の周囲に天然繊維糸が絡み付けられた交撚
糸。 - 【請求項2】 沸水収縮率4以上のビスコ−スレ−ヨン
長繊維糸の周囲に天然繊維糸が絡み付けられた交撚糸を
用いた編織物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4143771A JPH05339837A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | ビスコースレーヨン長繊維糸及び天然繊維糸からなる交 撚糸及びこれを用いた編織物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4143771A JPH05339837A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | ビスコースレーヨン長繊維糸及び天然繊維糸からなる交 撚糸及びこれを用いた編織物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05339837A true JPH05339837A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15346646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4143771A Pending JPH05339837A (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | ビスコースレーヨン長繊維糸及び天然繊維糸からなる交 撚糸及びこれを用いた編織物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05339837A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104060376A (zh) * | 2013-03-19 | 2014-09-24 | 恒源祥(集团)有限公司 | 一种低羊毛纤维含量的精梳毛混纺针织物 |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP4143771A patent/JPH05339837A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104060376A (zh) * | 2013-03-19 | 2014-09-24 | 恒源祥(集团)有限公司 | 一种低羊毛纤维含量的精梳毛混纺针织物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020312 |