JPH0533995B2 - - Google Patents
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- JPH0533995B2 JPH0533995B2 JP60132555A JP13255585A JPH0533995B2 JP H0533995 B2 JPH0533995 B2 JP H0533995B2 JP 60132555 A JP60132555 A JP 60132555A JP 13255585 A JP13255585 A JP 13255585A JP H0533995 B2 JPH0533995 B2 JP H0533995B2
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- Japan
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- phenylethanol
- halo
- fatty acid
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- acid ester
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、一般式(R,S)−1
(式中、Xはハロゲン原子、Rは炭素数1〜7
の脂肪族炭化水素を示す。) で示される(R,S)−2−ハロ−1−フエニル
エタノールの脂肪酸エステルに、不斉的に加水分
解するエステラーゼ活性を有する酵素を作用さ
せ、一般式(S)−2 (式中、Xはハロゲン原子を示す) で示される(S)−2−ハロ−1−フエニルエタ
ノールと、一般式(R)−1 で示される(R)−2−ハロ−1−フエニルエタ
ノールの脂肪酸エステルに分割し、各々を分離採
取することを特徴とする光学活性2−ハロ−1−
フエニルエタノールおよびそのエステルの製造法
に関するものである。 光学活性2−ハロ−1−フエニルエタノール
は、医薬品、農薬、香料等の合成原料として汎用
性のある有用な物質である。また光学活性な2−
ハロ−1−フエニルエタノールの脂肪酸エステル
は化学的あるいは酵素的加水分解により光学活性
な2−ハロ−1−フエニルエタノールにすること
ができ、合成に利用できる。 〔従来の技術〕 光学活性(R)−2−ハロ−1−フエニルエタ
ノールの製法に関して、α−ハロアセトフエノン
を酵母により不斉還元してうる方法が報告されて
いる〔Herman Ziffer et.al.,ジヤーナル・オ
ブ・オルガニツク・ケミストリー(J.Organic
Chemistry),45,3352(1980)、Michael
Stralow et.al.,ジヤーナル・オブ・ケミカル・
ソサイテー,ケミカル・コミニユケーシヨン(J.
Chemical Society,Chemical Comminucation)
400(1975)〕が、大量の酵母を必要とし、生産設
備の点からも必ずしも有利な方法とは考え難い。
また、(R,S)−2−ハロ−1−フエニルエタノ
ールの脂肪酸エステルにリゾプス・ニグリカンス
(Rhizopus nigricans)を作用させ不斉加水分解
を行い、(R)−2−ハロ−1−フエニルエタノー
ルを得る方法〔テトラヘドロン・レターズ
(Tetrahedron Letters)22巻,(27),2527
(1981)〕が知られているが、(S)−体を加水分解
する酵素あるいは微生物は知られていなかつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 そこで本発明者らは、より簡便な設備で経済的
な生産法について種々検討を行つた結果、(R,
S)−2−ハロ−1−フエニルエタノールの脂肪
酸エステル〔((R,S)−1〕を不斉的に加水分
解する酵素の存在を見い出し、本発明を完成させ
るに至つた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の基質として用いられる、一般式(R,
S)−1 で表わされる(R,S)−2−ハロ−1−フエニ
ルエタノールの脂肪酸エステルの置換基X,Rの
組み合わせは次の様なものが挙げられる。Xは例
えば塩素または臭素等のハロゲン基、Rは例えば
C1〜C7の脂肪族炭化水素基が挙げられるが、こ
の脂肪族炭化水素基の一部がハロゲン基または水
酸基に置換されていても差しつかえない。 原料の(R,S)−1は次の様にして得られる。
例えばα−クロロアセトフエノン15.5部をメタノ
ール50部に溶解し、冷却下攪拌しつつ水素化ホウ
素ナトリウム1.9部を徐々に添加する。その後30
分間攪拌しつづけたのち、1N−塩酸で中和し、
メタノールを減圧除去する。次に酢酸エチルで抽
出し、残留シロツプを減圧蒸留(135℃/3mmH
g)し、(R,S)−2−クロロ−1−フエニルエ
タノール11.6部を得る(収率75%)。 (R,S)−2−クロロ−1−フエニルエタノ
ール42部、トリエチルアミン28部を塩化メチレン
に溶解し、冷却下攪拌しつつ塩化アセチル22部を
1時間にわたり滴下する。生成したトリエチルア
ミン塩酸塩を過により除去したのち、塩化メチ
レン層を飽和食塩水で洗浄する。次に塩化メチレ
ンを減圧除去したのち、減圧蒸留(93℃/2mmH
g)し、(R,S)−2−クロロ−1−フエニルエ
タノールのアセチルエステルを39部得る(収率73
%)。同様に炭素数の異なる酸クロライドを用い
ることによりC2〜C8のエステルが収率70〜85%
で得られる。またα−クロロアセトフエノンの代
りにα−ブロムアセトフエノンを用いれば(R,
S)−2−ブロム−1−フエニルエタノールの脂
肪酸エステルが得られる。いずれも無色液状物質
である。 ラセミ体の(R,S)−1を不斉的に加水分解
して(S)−2および(R)−1を生成させる立体
選択性のあるエステラーゼ活性を有する酵素であ
れば、微生物由来でも、動物臓器由来でもいずれ
でも用いることができる。本発明に使用できる酵
素としては、シユードモナス(Pseudomanas)
属、あるいはクロモバクテリウム
(Chromobacterium)属に属する微生物より得ら
れる酵素、更に詳しくはシユードモナス・スピシ
ーズ(Pseudomanas sp.)あるいはクロモバク
テリウム・ビスコスム(Chromobacterium
viscosum)から得られる酵素が挙げられる。こ
れらの酵素の市販品としてシユードモナス属の微
生物由来のリパーゼP「アマノ」(天野製薬(株)製)
あるいはクロモバクテリウム属由来のリパーゼ東
洋(東洋醸造(株)製)などがあり利用できる。これ
らの酵素はいずれも立体選択性がきびしく、基質
(R,S)−1に対し、ほぼ100%S体に特異的に
作用する。 不斉加水分解反応は、基質(R,S)−1を0.1
〜50%(w/v)の範囲で水に懸濁し、適量の酵
素、例えば基質と酵素の重量比1:1ないし
500:1の割合で加え、温度10〜45℃、好ましく
は25〜35℃の範囲で攪拌しながら行なう。PHは
4.0〜8.0の範囲であれば良いが、加水分解反応の
進行に伴い、反応液のPHが酸性側に傾くので
NaOH等の適当なアルカリ水溶液等でPHを6.0〜
7.5に保持するのが好ましい。不斉識別の厳格な
酵素であれば、基質の2分の1当量のアルカリが
消費された時点で加水分解反応は停止し、反応が
終了した事を汁ことができる。従つて、この発明
に利用しうる酵素の検索もこの方法によつて行な
う事ができる。また酵素は適当な水不溶性担体、
例えばイオン交換樹脂等に固定化して行なうこと
もできる。 次に不斉加水分解反応ののち、反応液から
(S)−2と(R)−1を分離採取する方法として
は、例えば酢酸エチル、塩化メチレン等の有機溶
剤で抽出し、減圧下溶剤除去シリカゲルクロマト
グラフイー、例えばワコーゲルC−300に負荷し
トルエンで溶出すれば両者は容易に分離できる。
(S)−2および(R)−1の光学純度は次の様に
して決定できる。(S)−2は表1の如き条件で高
速液体クロマトグラフイー(HPLC)にて行な
う。
の脂肪族炭化水素を示す。) で示される(R,S)−2−ハロ−1−フエニル
エタノールの脂肪酸エステルに、不斉的に加水分
解するエステラーゼ活性を有する酵素を作用さ
せ、一般式(S)−2 (式中、Xはハロゲン原子を示す) で示される(S)−2−ハロ−1−フエニルエタ
ノールと、一般式(R)−1 で示される(R)−2−ハロ−1−フエニルエタ
ノールの脂肪酸エステルに分割し、各々を分離採
取することを特徴とする光学活性2−ハロ−1−
フエニルエタノールおよびそのエステルの製造法
に関するものである。 光学活性2−ハロ−1−フエニルエタノール
は、医薬品、農薬、香料等の合成原料として汎用
性のある有用な物質である。また光学活性な2−
ハロ−1−フエニルエタノールの脂肪酸エステル
は化学的あるいは酵素的加水分解により光学活性
な2−ハロ−1−フエニルエタノールにすること
ができ、合成に利用できる。 〔従来の技術〕 光学活性(R)−2−ハロ−1−フエニルエタ
ノールの製法に関して、α−ハロアセトフエノン
を酵母により不斉還元してうる方法が報告されて
いる〔Herman Ziffer et.al.,ジヤーナル・オ
ブ・オルガニツク・ケミストリー(J.Organic
Chemistry),45,3352(1980)、Michael
Stralow et.al.,ジヤーナル・オブ・ケミカル・
ソサイテー,ケミカル・コミニユケーシヨン(J.
Chemical Society,Chemical Comminucation)
400(1975)〕が、大量の酵母を必要とし、生産設
備の点からも必ずしも有利な方法とは考え難い。
また、(R,S)−2−ハロ−1−フエニルエタノ
ールの脂肪酸エステルにリゾプス・ニグリカンス
(Rhizopus nigricans)を作用させ不斉加水分解
を行い、(R)−2−ハロ−1−フエニルエタノー
ルを得る方法〔テトラヘドロン・レターズ
(Tetrahedron Letters)22巻,(27),2527
(1981)〕が知られているが、(S)−体を加水分解
する酵素あるいは微生物は知られていなかつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 そこで本発明者らは、より簡便な設備で経済的
な生産法について種々検討を行つた結果、(R,
S)−2−ハロ−1−フエニルエタノールの脂肪
酸エステル〔((R,S)−1〕を不斉的に加水分
解する酵素の存在を見い出し、本発明を完成させ
るに至つた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明の基質として用いられる、一般式(R,
S)−1 で表わされる(R,S)−2−ハロ−1−フエニ
ルエタノールの脂肪酸エステルの置換基X,Rの
組み合わせは次の様なものが挙げられる。Xは例
えば塩素または臭素等のハロゲン基、Rは例えば
C1〜C7の脂肪族炭化水素基が挙げられるが、こ
の脂肪族炭化水素基の一部がハロゲン基または水
酸基に置換されていても差しつかえない。 原料の(R,S)−1は次の様にして得られる。
例えばα−クロロアセトフエノン15.5部をメタノ
ール50部に溶解し、冷却下攪拌しつつ水素化ホウ
素ナトリウム1.9部を徐々に添加する。その後30
分間攪拌しつづけたのち、1N−塩酸で中和し、
メタノールを減圧除去する。次に酢酸エチルで抽
出し、残留シロツプを減圧蒸留(135℃/3mmH
g)し、(R,S)−2−クロロ−1−フエニルエ
タノール11.6部を得る(収率75%)。 (R,S)−2−クロロ−1−フエニルエタノ
ール42部、トリエチルアミン28部を塩化メチレン
に溶解し、冷却下攪拌しつつ塩化アセチル22部を
1時間にわたり滴下する。生成したトリエチルア
ミン塩酸塩を過により除去したのち、塩化メチ
レン層を飽和食塩水で洗浄する。次に塩化メチレ
ンを減圧除去したのち、減圧蒸留(93℃/2mmH
g)し、(R,S)−2−クロロ−1−フエニルエ
タノールのアセチルエステルを39部得る(収率73
%)。同様に炭素数の異なる酸クロライドを用い
ることによりC2〜C8のエステルが収率70〜85%
で得られる。またα−クロロアセトフエノンの代
りにα−ブロムアセトフエノンを用いれば(R,
S)−2−ブロム−1−フエニルエタノールの脂
肪酸エステルが得られる。いずれも無色液状物質
である。 ラセミ体の(R,S)−1を不斉的に加水分解
して(S)−2および(R)−1を生成させる立体
選択性のあるエステラーゼ活性を有する酵素であ
れば、微生物由来でも、動物臓器由来でもいずれ
でも用いることができる。本発明に使用できる酵
素としては、シユードモナス(Pseudomanas)
属、あるいはクロモバクテリウム
(Chromobacterium)属に属する微生物より得ら
れる酵素、更に詳しくはシユードモナス・スピシ
ーズ(Pseudomanas sp.)あるいはクロモバク
テリウム・ビスコスム(Chromobacterium
viscosum)から得られる酵素が挙げられる。こ
れらの酵素の市販品としてシユードモナス属の微
生物由来のリパーゼP「アマノ」(天野製薬(株)製)
あるいはクロモバクテリウム属由来のリパーゼ東
洋(東洋醸造(株)製)などがあり利用できる。これ
らの酵素はいずれも立体選択性がきびしく、基質
(R,S)−1に対し、ほぼ100%S体に特異的に
作用する。 不斉加水分解反応は、基質(R,S)−1を0.1
〜50%(w/v)の範囲で水に懸濁し、適量の酵
素、例えば基質と酵素の重量比1:1ないし
500:1の割合で加え、温度10〜45℃、好ましく
は25〜35℃の範囲で攪拌しながら行なう。PHは
4.0〜8.0の範囲であれば良いが、加水分解反応の
進行に伴い、反応液のPHが酸性側に傾くので
NaOH等の適当なアルカリ水溶液等でPHを6.0〜
7.5に保持するのが好ましい。不斉識別の厳格な
酵素であれば、基質の2分の1当量のアルカリが
消費された時点で加水分解反応は停止し、反応が
終了した事を汁ことができる。従つて、この発明
に利用しうる酵素の検索もこの方法によつて行な
う事ができる。また酵素は適当な水不溶性担体、
例えばイオン交換樹脂等に固定化して行なうこと
もできる。 次に不斉加水分解反応ののち、反応液から
(S)−2と(R)−1を分離採取する方法として
は、例えば酢酸エチル、塩化メチレン等の有機溶
剤で抽出し、減圧下溶剤除去シリカゲルクロマト
グラフイー、例えばワコーゲルC−300に負荷し
トルエンで溶出すれば両者は容易に分離できる。
(S)−2および(R)−1の光学純度は次の様に
して決定できる。(S)−2は表1の如き条件で高
速液体クロマトグラフイー(HPLC)にて行な
う。
本発明によれば、(R,S)−2−ハロ−1−フ
エニルエタノールの脂肪酸エステルに、不斉的に
加水分解するエステラーゼ活性を有する酵素を作
用させることにより光学活性な2−ハロ−1−フ
エニルエタノールおよびそのエステルを工業的に
有利に製造することができる。 〔実施例〕 以下実施例により本発明を具体的に示すが、本
発明は実施例のみに限定されるものではない。 実施例 1 2−クロロ−1−フエニルエタノールのアセチ
ルエステル((R,S)−1,X=Cl,R=CH3)
1g、リパーゼP「アマノ」あるいはリパーゼ東
洋200mgを50mMリン酸緩衝液(PH7.0)100mlに
添加し、34℃にて攪拌下、1N−NaOH水溶液で
PHを7.0に保持しつつ28時間反応させた。次に塩
化メチレン150mlで3回抽出し、塩化メチレン層
を芒硝で脱水後、減圧下溶剤除去をし油状物質を
得た。これをワコーゲルC−300 30gを詰めたカ
ラムに負荷し、トルエンにて溶出した。(S)−2
画分と(R)−1画分をそれぞれ集め、減圧下溶
剤を除去し、それぞれ無色油状物質を得た。それ
らの分析値は表2の如くであり、いずれも光学純
度100%e.e.の(S)−2−クロロ−1−フエニル
エタノール〔(S)−2〕、(R)−2−クロロ−1
−フエニルエタノールのアセチルエステル〔(R)
−1〕が得られた。
エニルエタノールの脂肪酸エステルに、不斉的に
加水分解するエステラーゼ活性を有する酵素を作
用させることにより光学活性な2−ハロ−1−フ
エニルエタノールおよびそのエステルを工業的に
有利に製造することができる。 〔実施例〕 以下実施例により本発明を具体的に示すが、本
発明は実施例のみに限定されるものではない。 実施例 1 2−クロロ−1−フエニルエタノールのアセチ
ルエステル((R,S)−1,X=Cl,R=CH3)
1g、リパーゼP「アマノ」あるいはリパーゼ東
洋200mgを50mMリン酸緩衝液(PH7.0)100mlに
添加し、34℃にて攪拌下、1N−NaOH水溶液で
PHを7.0に保持しつつ28時間反応させた。次に塩
化メチレン150mlで3回抽出し、塩化メチレン層
を芒硝で脱水後、減圧下溶剤除去をし油状物質を
得た。これをワコーゲルC−300 30gを詰めたカ
ラムに負荷し、トルエンにて溶出した。(S)−2
画分と(R)−1画分をそれぞれ集め、減圧下溶
剤を除去し、それぞれ無色油状物質を得た。それ
らの分析値は表2の如くであり、いずれも光学純
度100%e.e.の(S)−2−クロロ−1−フエニル
エタノール〔(S)−2〕、(R)−2−クロロ−1
−フエニルエタノールのアセチルエステル〔(R)
−1〕が得られた。
【表】
実施例 2
2−ブロム−1フエニルエタノールのアセチル
エステル〔(R,S)−1,X=Br,R=CH3〕
1gを用いて実施例1と同様に反応させ、表3の
結果を得た。
エステル〔(R,S)−1,X=Br,R=CH3〕
1gを用いて実施例1と同様に反応させ、表3の
結果を得た。
【表】
実施例 3
2−クロロ−1−フエニルエタノールの脂肪酸
エステル〔((R,S)−1,X=Cl,R=C2H5,
C3H7,C4H9,C5H11,C6H13,C7H15〕各々を1
g、リパーゼP「アマノ」200mgを50mMリン酸緩
衝液(PH7.0)100mlに添加し、34℃にて攪拌下、
1N−NaOH水溶液でPHを7.0に保持しつつ100時
間反応させた。その後、実施例1と同様に処理
し、表4に示すように(S)−2−クロロ−1−
フエニルエタノール〔(S)−2〕および(R)−
2−クロロ−1−フエニルエタノールの脂肪酸エ
ステル〔(R)−1〕を得た。
エステル〔((R,S)−1,X=Cl,R=C2H5,
C3H7,C4H9,C5H11,C6H13,C7H15〕各々を1
g、リパーゼP「アマノ」200mgを50mMリン酸緩
衝液(PH7.0)100mlに添加し、34℃にて攪拌下、
1N−NaOH水溶液でPHを7.0に保持しつつ100時
間反応させた。その後、実施例1と同様に処理
し、表4に示すように(S)−2−クロロ−1−
フエニルエタノール〔(S)−2〕および(R)−
2−クロロ−1−フエニルエタノールの脂肪酸エ
ステル〔(R)−1〕を得た。
【表】
実施例 4
2−ブロム−1−フエニルエタノールの脂肪酸
エステル〔(R,S)−1,X=Br,R=C2H5,
C3H7,C4H9,C5H11,C6H13,C7H15〕各々1g
を実施例3と同様にリパーゼP「アマノ」200mgを
用い反応させ、処理し表5に示すように(S)−
2−ブロム−1−フエニルエタノール〔(S)−
2〕および(R)−2−ブロム−1−フエニルエ
タノールの脂肪酸エステル〔(R)−1〕を得た。
エステル〔(R,S)−1,X=Br,R=C2H5,
C3H7,C4H9,C5H11,C6H13,C7H15〕各々1g
を実施例3と同様にリパーゼP「アマノ」200mgを
用い反応させ、処理し表5に示すように(S)−
2−ブロム−1−フエニルエタノール〔(S)−
2〕および(R)−2−ブロム−1−フエニルエ
タノールの脂肪酸エステル〔(R)−1〕を得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式(R,S)−1 (式中、Xはハロゲン原子、Rは炭素数1〜7
の脂肪族炭化水素を示す) で示される(R,S)−2−ハロ−1−フエニル
エタノールの脂肪酸エステルに、シユードモナス
属又はクロモバクテリウム属に属する微生物が生
産し、不斉的に加水分解するエステラーゼ活性を
有する酵素を作用させ、一般式(S)−2 (式中、Xはハロゲン原子を示す) で示される(S)−2−ハロ−1−フエニルエタ
ノールと、一般式(R)−1 (式中のX,Rは前記と同じ) で示される(R)−2−ハロ−1−フエニルエタ
ノールの脂肪酸エステルに分割し、各々を分離採
取することを特徴とする光学活性2−ハロ−1−
フエニルエタノールおよびそのエステルの製造
法。 2 (R,S)−2−ハロ−1−フエニルエタノ
ールの脂肪酸エステルを不斉的に加水分解する酵
素の立体選択性がほぼ100%近く(S)体に特異
的である特許請求の範囲第1項記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13255585A JPS61289899A (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 | 光学活性2−ハロ−1−フエニルエタノ−ルおよびそのエステルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13255585A JPS61289899A (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 | 光学活性2−ハロ−1−フエニルエタノ−ルおよびそのエステルの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61289899A JPS61289899A (ja) | 1986-12-19 |
| JPH0533995B2 true JPH0533995B2 (ja) | 1993-05-20 |
Family
ID=15084023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13255585A Granted JPS61289899A (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 | 光学活性2−ハロ−1−フエニルエタノ−ルおよびそのエステルの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61289899A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01257484A (ja) * | 1987-12-14 | 1989-10-13 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 光学活性な二級アルコールの製造方法 |
| US5130252A (en) * | 1990-05-14 | 1992-07-14 | Synthetech, Inc. | Resolution of furopyridine enantiomers and synthetic precursors thereof |
| JP3133480B2 (ja) * | 1992-04-15 | 2001-02-05 | 昭和シェル石油株式会社 | 光学活性ハロゲン含有アルコールの製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60130539A (ja) * | 1983-12-16 | 1985-07-12 | Nissan Chem Ind Ltd | 光学活性なスチレンハロヒドリンの製造法 |
-
1985
- 1985-06-18 JP JP13255585A patent/JPS61289899A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61289899A (ja) | 1986-12-19 |
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