JPH05341476A - フィルム現像装置 - Google Patents
フィルム現像装置Info
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- JPH05341476A JPH05341476A JP15337692A JP15337692A JPH05341476A JP H05341476 A JPH05341476 A JP H05341476A JP 15337692 A JP15337692 A JP 15337692A JP 15337692 A JP15337692 A JP 15337692A JP H05341476 A JPH05341476 A JP H05341476A
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Landscapes
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 写真フィルムの巻癖による現像むらを防止す
る。 【構成】 フィルム現像装置10のパトローネ装填部1
2には、ネガフィルム16を層状に巻き取って収容した
パトローネ18が装填されるパトローネホルダ44、パ
トローネから引き出されたネガフィルムの後端を切断す
るカッター54、ネガフィルムを挟持搬送して処理部3
8へ送り込む巻癖矯正部62が設けられている。巻癖矯
正部には、無端ベルト80が巻掛けられたニップローラ
68、ヒータ66によって加熱されたヒートローラ6
4、ネガフィルムをヒートローラへ巻掛ける補助ローラ
74が配置され、パトローネから引き出されたネガフィ
ルムが、ニップローラとヒートローラに挟持されると共
に補助ローラによってパトローネ内での巻付け方向と反
対向きにヒートローラへ巻掛けられてヒートローラによ
って加熱され、巻癖が矯正される。
る。 【構成】 フィルム現像装置10のパトローネ装填部1
2には、ネガフィルム16を層状に巻き取って収容した
パトローネ18が装填されるパトローネホルダ44、パ
トローネから引き出されたネガフィルムの後端を切断す
るカッター54、ネガフィルムを挟持搬送して処理部3
8へ送り込む巻癖矯正部62が設けられている。巻癖矯
正部には、無端ベルト80が巻掛けられたニップローラ
68、ヒータ66によって加熱されたヒートローラ6
4、ネガフィルムをヒートローラへ巻掛ける補助ローラ
74が配置され、パトローネから引き出されたネガフィ
ルムが、ニップローラとヒートローラに挟持されると共
に補助ローラによってパトローネ内での巻付け方向と反
対向きにヒートローラへ巻掛けられてヒートローラによ
って加熱され、巻癖が矯正される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パトローネ内に層状に
巻き取って収容している撮影済の写真フィルムをパトロ
ーネ内から引出して現像処理するフィルム現像装置に関
する。
巻き取って収容している撮影済の写真フィルムをパトロ
ーネ内から引出して現像処理するフィルム現像装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、撮影済のネガフィルムは、パト
ローネ内のスプールに層状に巻き取られた状態で顧客か
ら現像が依頼される。このような撮影済のネガフィルム
を現像処理するためのフィルム現像装置には、ネガフィ
ルムをパトローネに収容したままの状態で装填し、パト
ローネからネガフィルムを引出しながら現像処理するも
のがあり、このとき、パトローネからネガフィルムが全
量引き出したことを検知してネガフィルムの終端を切断
してネガフィルムのみを自動搬送する所謂ストリップス
処理を行う。ストリップス処理を行う場合、現像装置内
でネガフィルムを確実に搬送するためにネガフィルムの
先端にショートリーダと称される案内部材を貼り付けて
おり、ネガフィルムは、先端がこのショートリーダに案
内されて確実に装置内を搬送されて、現像処理及び乾燥
処理が行われる。このショートリーダには、ネガフィル
ムよりやや剛性の高い可撓性合成樹脂シートを使用して
いる。
ローネ内のスプールに層状に巻き取られた状態で顧客か
ら現像が依頼される。このような撮影済のネガフィルム
を現像処理するためのフィルム現像装置には、ネガフィ
ルムをパトローネに収容したままの状態で装填し、パト
ローネからネガフィルムを引出しながら現像処理するも
のがあり、このとき、パトローネからネガフィルムが全
量引き出したことを検知してネガフィルムの終端を切断
してネガフィルムのみを自動搬送する所謂ストリップス
処理を行う。ストリップス処理を行う場合、現像装置内
でネガフィルムを確実に搬送するためにネガフィルムの
先端にショートリーダと称される案内部材を貼り付けて
おり、ネガフィルムは、先端がこのショートリーダに案
内されて確実に装置内を搬送されて、現像処理及び乾燥
処理が行われる。このショートリーダには、ネガフィル
ムよりやや剛性の高い可撓性合成樹脂シートを使用して
いる。
【0003】パトローネに収容されているネガフィルム
は、スプールを逆転させることによって、容易に所謂ベ
ロ出しが可能になっており、ストリップス処理を行うフ
ィルム現像機では、ベロ出しした状態でパトローネを装
填するようになっている。このべろ出しを可能にするた
めに、パトローネ内には、ネガフィルムをスプール軸に
緊密に巻き取ると共に、巻き取られたネガフィルムとパ
トローネの内壁の隙間が小さくなっている。即ち、狭い
スペースにネガフィルムを巻き取って収容している。
は、スプールを逆転させることによって、容易に所謂ベ
ロ出しが可能になっており、ストリップス処理を行うフ
ィルム現像機では、ベロ出しした状態でパトローネを装
填するようになっている。このべろ出しを可能にするた
めに、パトローネ内には、ネガフィルムをスプール軸に
緊密に巻き取ると共に、巻き取られたネガフィルムとパ
トローネの内壁の隙間が小さくなっている。即ち、狭い
スペースにネガフィルムを巻き取って収容している。
【0004】ところで、ネガフィルムは、スプールに巻
き取られてパトローネ内に収容されているため、巻癖が
生じることがある。特に、スプールに巻き取られている
ときの最下層(すなわち、後端部)が最も巻癖が強くな
っている。また、カメラの小型化に合わせ、小さなパト
ローネにネガフィルムを収容することも考えられてい
る。このようなパトローネに巻き取られたネガフィルム
は、その後端部の巻癖がさらに強くなる。
き取られてパトローネ内に収容されているため、巻癖が
生じることがある。特に、スプールに巻き取られている
ときの最下層(すなわち、後端部)が最も巻癖が強くな
っている。また、カメラの小型化に合わせ、小さなパト
ローネにネガフィルムを収容することも考えられてい
る。このようなパトローネに巻き取られたネガフィルム
は、その後端部の巻癖がさらに強くなる。
【0005】現像処理を行うとき、ベロ出しされたネガ
フィルムの先端にショートリーダを貼り付けることによ
り、ネガフィルム先端部は、このショートリーダにより
巻癖が解消された状態でフィルム現像装置内を案内され
る。しかし、ネガフィルムの後端部にループ状に巻癖が
ついていると、このネガフィルムのループ状となってい
る部分が装置内を搬送されるとき、ローラによって押し
潰されネガフィルムが折れ曲がったり、ローラに引っ掛
かったりするなどの搬送不良を引き起こすことが考えら
れる。また、ネガフィルムの後端部にループ状の巻癖が
ついているため、現像液がまわり込まず現像処理が行わ
れないで、現像むらが生じるという問題がある。
フィルムの先端にショートリーダを貼り付けることによ
り、ネガフィルム先端部は、このショートリーダにより
巻癖が解消された状態でフィルム現像装置内を案内され
る。しかし、ネガフィルムの後端部にループ状に巻癖が
ついていると、このネガフィルムのループ状となってい
る部分が装置内を搬送されるとき、ローラによって押し
潰されネガフィルムが折れ曲がったり、ローラに引っ掛
かったりするなどの搬送不良を引き起こすことが考えら
れる。また、ネガフィルムの後端部にループ状の巻癖が
ついているため、現像液がまわり込まず現像処理が行わ
れないで、現像むらが生じるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮してなされたものであり、ストリップス処理におい
て、写真フィルムの巻き癖を除去しながら現像処理を行
い、現像むらを抑えるフィルム現像装置を提供すること
を目的とする。
慮してなされたものであり、ストリップス処理におい
て、写真フィルムの巻き癖を除去しながら現像処理を行
い、現像むらを抑えるフィルム現像装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
フィルム現像装置は、撮影済の写真フィルムを軸回りに
層状に巻き取ったパトローネを装填して、前記パトロー
ネから前記写真フィルムを引出して処理部内で現像処理
するフィルム現像装置であって、前記写真フィルムを前
記パトローネから引出しながら搬送して前記処理部へ送
り込む搬送手段と、前記搬送手段で搬送される前記写真
フィルムを所定の温度に加熱して前記パトローネに巻取
られていることにより写真フィルムに生じた巻癖を矯正
する加熱矯正手段と、を有することを特徴とする。
フィルム現像装置は、撮影済の写真フィルムを軸回りに
層状に巻き取ったパトローネを装填して、前記パトロー
ネから前記写真フィルムを引出して処理部内で現像処理
するフィルム現像装置であって、前記写真フィルムを前
記パトローネから引出しながら搬送して前記処理部へ送
り込む搬送手段と、前記搬送手段で搬送される前記写真
フィルムを所定の温度に加熱して前記パトローネに巻取
られていることにより写真フィルムに生じた巻癖を矯正
する加熱矯正手段と、を有することを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2に係るフィルム現像装置
は、請求項1のフィルム現像装置であって、前記加熱矯
正手段による加熱温度が前記写真フィルムのガラス転移
点以上であることを特徴とする。
は、請求項1のフィルム現像装置であって、前記加熱矯
正手段による加熱温度が前記写真フィルムのガラス転移
点以上であることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3に係るフィルム現像装置
は、請求項1又は請求項2のフィルム現像装置であっ
て、前記加熱矯正手段として外周面に前記写真フィルム
を接触させて搬送するヒートローラを備えたことを特徴
とする。
は、請求項1又は請求項2のフィルム現像装置であっ
て、前記加熱矯正手段として外周面に前記写真フィルム
を接触させて搬送するヒートローラを備えたことを特徴
とする。
【0010】本発明の請求項4に係るフィルム現像装置
は、請求項3のフィルム現像装置であって、前記ヒート
ローラが前記写真フィルムを前記パトローネ内で巻付け
られている方向と反対方向に巻掛けることを特徴とす
る。
は、請求項3のフィルム現像装置であって、前記ヒート
ローラが前記写真フィルムを前記パトローネ内で巻付け
られている方向と反対方向に巻掛けることを特徴とす
る。
【0011】本発明の請求項5に係るフィルム現像装置
は、請求項3又は請求項4のフィルム現像装置であっ
て、前記ヒートローラと前記搬送手段の少なくとも一方
が前記写真フィルムと非接触状態となる待機位置へ相対
移動させる移動手段を設けたことを特徴とする。
は、請求項3又は請求項4のフィルム現像装置であっ
て、前記ヒートローラと前記搬送手段の少なくとも一方
が前記写真フィルムと非接触状態となる待機位置へ相対
移動させる移動手段を設けたことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項6に係るフィルム現像装置
は、請求項4又は請求項5のフィルム現像装置であっ
て、前記搬送手段による前記写真フィルムの搬送路が直
線方向と前記ヒートローラへの巻き掛け方向とに選択し
て案内する案内手段を有することを特徴とする。
は、請求項4又は請求項5のフィルム現像装置であっ
て、前記搬送手段による前記写真フィルムの搬送路が直
線方向と前記ヒートローラへの巻き掛け方向とに選択し
て案内する案内手段を有することを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、パトローネの
軸に巻き取られている写真フィルムは巻癖がついてお
り、パトローネから引出して処理すると特に後端部が大
きくカールしているため、装置内での搬送不良の原因と
なると共に処理むらの原因となる。そこで、パトローネ
から写真フィルムを引き出すときに、加熱矯正手段によ
って加熱する。これによって、写真フィルムに生じてい
る巻癖が緩和される。
軸に巻き取られている写真フィルムは巻癖がついてお
り、パトローネから引出して処理すると特に後端部が大
きくカールしているため、装置内での搬送不良の原因と
なると共に処理むらの原因となる。そこで、パトローネ
から写真フィルムを引き出すときに、加熱矯正手段によ
って加熱する。これによって、写真フィルムに生じてい
る巻癖が緩和される。
【0014】写真フィルムを巻癖が緩和された状態で、
処理部へ送り込むことにより、写真フィルムに生じてい
た巻癖が、装置内での写真フィルムの搬送、処理状態に
影響を及ぼすことがない。
処理部へ送り込むことにより、写真フィルムに生じてい
た巻癖が、装置内での写真フィルムの搬送、処理状態に
影響を及ぼすことがない。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、加熱矯正
手段によって写真フィルムが加熱される温度は、写真フ
ィルムのガラス転移点以上である。したがって、写真フ
ィルムの巻癖を容易にかつ確実に緩和することができ
る。
手段によって写真フィルムが加熱される温度は、写真フ
ィルムのガラス転移点以上である。したがって、写真フ
ィルムの巻癖を容易にかつ確実に緩和することができ
る。
【0016】パトローネ内に巻き取られている写真フィ
ルムは、軸に近い方、すなわち、最下層である後端部が
先端部よりも巻癖が強いことは明らかである。巻癖の強
い部分に多くの熱量を与えることが好ましいが、パトロ
ーネから引き出される写真フィルムの搬送速度は、現像
処理部内の搬送速度と一致されているのが一般的であ
る。このため、ヒートローラで同一温度で加熱するより
も写真フィルムの後端部を加熱するときにヒートローラ
の表面温度を上げて多くの熱量を与えるようにすれば効
果的である。
ルムは、軸に近い方、すなわち、最下層である後端部が
先端部よりも巻癖が強いことは明らかである。巻癖の強
い部分に多くの熱量を与えることが好ましいが、パトロ
ーネから引き出される写真フィルムの搬送速度は、現像
処理部内の搬送速度と一致されているのが一般的であ
る。このため、ヒートローラで同一温度で加熱するより
も写真フィルムの後端部を加熱するときにヒートローラ
の表面温度を上げて多くの熱量を与えるようにすれば効
果的である。
【0017】このため、ヒートローラへの写真フィルム
の巻掛開始時にはヒートローラの表面温度を低くし、終
端部へいくに従い表面温度を高くしてもよい。すなわ
ち、巻癖の弱い写真フィルムの先端部には少ない熱を加
え、巻癖の強い写真フィルムの後端部には多い熱量を加
えるようにし、巻癖の強さに応じて熱を加えれば、効率
良く写真フィルムの巻癖を矯正することができる。
の巻掛開始時にはヒートローラの表面温度を低くし、終
端部へいくに従い表面温度を高くしてもよい。すなわ
ち、巻癖の弱い写真フィルムの先端部には少ない熱を加
え、巻癖の強い写真フィルムの後端部には多い熱量を加
えるようにし、巻癖の強さに応じて熱を加えれば、効率
良く写真フィルムの巻癖を矯正することができる。
【0018】本請求項3に記載の発明によれば、加熱矯
正手段としてヒートローラを用い、このヒートローラを
写真フィルムに接触させて加熱している。ヒートローラ
は温度制御が容易であり接触している部分のみを加熱す
ることができ、効率良く写真フィルムを加熱することが
できる。
正手段としてヒートローラを用い、このヒートローラを
写真フィルムに接触させて加熱している。ヒートローラ
は温度制御が容易であり接触している部分のみを加熱す
ることができ、効率良く写真フィルムを加熱することが
できる。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、ヒートロ
ーラに写真フィルムを巻掛けるとき、写真フィルムがパ
トローネ内での巻付け方向と反対となるようにしてい
る。すなわち、写真フィルムはヒートローラに巻癖と反
対方向に巻掛けられて加熱されるため、写真フィルムの
巻癖を確実に緩和することができる。
ーラに写真フィルムを巻掛けるとき、写真フィルムがパ
トローネ内での巻付け方向と反対となるようにしてい
る。すなわち、写真フィルムはヒートローラに巻癖と反
対方向に巻掛けられて加熱されるため、写真フィルムの
巻癖を確実に緩和することができる。
【0020】請求項5に記載の発明によれば、ヒートロ
ーラはパトローネから引き出される写真フィルムに対し
て非接触位置へ相対移動させることができる。これによ
って、巻癖の生じていないか或いは巻癖の弱い写真フィ
ルムをパトローネから引き出して現像処理するときは、
写真フィルムをヒートローラに接触させずに案内するこ
とができ、不要に写真フィルムを加熱しないようにする
ことができる。
ーラはパトローネから引き出される写真フィルムに対し
て非接触位置へ相対移動させることができる。これによ
って、巻癖の生じていないか或いは巻癖の弱い写真フィ
ルムをパトローネから引き出して現像処理するときは、
写真フィルムをヒートローラに接触させずに案内するこ
とができ、不要に写真フィルムを加熱しないようにする
ことができる。
【0021】請求項6に記載の発明によれば、写真フィ
ルムの搬送路は、直線状の搬送路とヒートローラに巻掛
ける搬送路とに選択することができる。パトローネから
引き出される写真フィルムの先端に案内部材を設けたと
き、この案内部材がヒートローラの近傍を通過するとき
は、直線状に搬送し、写真フィルムが通過するときは、
ヒートローラに巻掛けるようにすることができる。
ルムの搬送路は、直線状の搬送路とヒートローラに巻掛
ける搬送路とに選択することができる。パトローネから
引き出される写真フィルムの先端に案内部材を設けたと
き、この案内部材がヒートローラの近傍を通過するとき
は、直線状に搬送し、写真フィルムが通過するときは、
ヒートローラに巻掛けるようにすることができる。
【0022】パトローネから引き出される写真フィルム
は先端部の巻癖が弱く、後端部の巻癖が強い。このた
め、巻癖が比較的強くなる中間部から後端部に掛けてヒ
ートローラを写真フィルムに接触させ、あるいはヒート
ローラに巻掛けることにより、効率的に巻癖を取り除く
ことができる。さらに、写真フィルムの先端に案内部材
を取り付けて処理装置内を搬送させる場合、この案内部
材を加熱しないようにすることができる。
は先端部の巻癖が弱く、後端部の巻癖が強い。このた
め、巻癖が比較的強くなる中間部から後端部に掛けてヒ
ートローラを写真フィルムに接触させ、あるいはヒート
ローラに巻掛けることにより、効率的に巻癖を取り除く
ことができる。さらに、写真フィルムの先端に案内部材
を取り付けて処理装置内を搬送させる場合、この案内部
材を加熱しないようにすることができる。
【0023】
〔実施例1〕図1には、本実施例に適用されたフィルム
現像装置10が示されている。フィルム現像装置10に
は、ケーシング16内にパトローネ装填部12が設けら
れている。このパトローネ装填部12には、露光済のネ
ガフィルム16が巻き取られて収容されたパトローネ1
8が装填可能となっている。フィルム現像装置10で
は、パトローネ18をケーシング16の装填蓋24を開
放して装填するようになっている。
現像装置10が示されている。フィルム現像装置10に
は、ケーシング16内にパトローネ装填部12が設けら
れている。このパトローネ装填部12には、露光済のネ
ガフィルム16が巻き取られて収容されたパトローネ1
8が装填可能となっている。フィルム現像装置10で
は、パトローネ18をケーシング16の装填蓋24を開
放して装填するようになっている。
【0024】ネガフィルム16はパトローネ18から引
き出され、パトローネ装填部12から送り出される。パ
トローネ装填部12から送り出されたネガフィルム16
は、ローラ対30によって挟持搬送されてフィルム現像
装置10内の処理部38へ送り込まれる。
き出され、パトローネ装填部12から送り出される。パ
トローネ装填部12から送り出されたネガフィルム16
は、ローラ対30によって挟持搬送されてフィルム現像
装置10内の処理部38へ送り込まれる。
【0025】ローラ対30の下流側の処理部38は、現
像液を貯留する現像槽32、定着液を貯留する定着槽3
4及び水を貯留する水洗槽36によって構成されてい
る。ローラ対30によって挟持されたネガフィルム16
は、現像槽32内へ送り込まれる。各処理槽内には、複
数のローラ対(図示省略)が配置されており、これらの
ローラ対によってネガフィルム16が挟持されて搬送さ
れ、現像槽32から定着槽34、水洗槽36内を順次搬
送される。これによって、ネガフィルム16は、各処理
槽内の液中に浸漬されて現像、定着、水洗処理が連続し
てなされる。
像液を貯留する現像槽32、定着液を貯留する定着槽3
4及び水を貯留する水洗槽36によって構成されてい
る。ローラ対30によって挟持されたネガフィルム16
は、現像槽32内へ送り込まれる。各処理槽内には、複
数のローラ対(図示省略)が配置されており、これらの
ローラ対によってネガフィルム16が挟持されて搬送さ
れ、現像槽32から定着槽34、水洗槽36内を順次搬
送される。これによって、ネガフィルム16は、各処理
槽内の液中に浸漬されて現像、定着、水洗処理が連続し
てなされる。
【0026】水洗槽36の下流側には、乾燥部40が設
けられており、水洗処理の終了したネガフィルム16が
乾燥部40へ送り込まれる。乾燥部40では、処理液に
よって湿ったネガフィルム16を温風によって乾燥する
ようになっており、乾燥が終了したネガフィルム16
は、ケーシング16の排出口42からフィルム現像装置
10の機外へ排出される。
けられており、水洗処理の終了したネガフィルム16が
乾燥部40へ送り込まれる。乾燥部40では、処理液に
よって湿ったネガフィルム16を温風によって乾燥する
ようになっており、乾燥が終了したネガフィルム16
は、ケーシング16の排出口42からフィルム現像装置
10の機外へ排出される。
【0027】ここで、図2乃至図4に示すパトローネ装
填部12について説明する。このパトローネ装填部12
は、前記した如くケーシング16の装填蓋24によって
開閉され、装填蓋24を閉止した状態で遮光され、パト
ローネ18から引き出されたネガフィルム16が感光し
ないようになっている。
填部12について説明する。このパトローネ装填部12
は、前記した如くケーシング16の装填蓋24によって
開閉され、装填蓋24を閉止した状態で遮光され、パト
ローネ18から引き出されたネガフィルム16が感光し
ないようになっている。
【0028】図2に示されるように、パトローネ装填部
12内には、長尺のアーム状のパトローネホルダ44が
配置されている。このパトローネホルダ44は、長手方
向が上下方向(図2の紙面上下方向)に沿って設けら
れ、下端部が図示しない側板から突設されたシャフト4
6に回転可能に支持されている。パトローネホルダ44
の上端(図2紙面上方)は、パトローネ18の外周に合
わせて凹部48が形成されている。この凹部48内に撮
影済のネガフィルム16をスプール18Aに層状に巻き
取って収容しているパトローネ18が装着される。この
とき、ネガフィルム16はスプール18Aに図2紙面手
前側から見て反時計回りに巻取られた状態でパトローネ
18内に収容されており、このパトローネ18のフィル
ム引出口18Bが略水平に装置下流側(図2紙面右側)
へ向けられるようになっている。
12内には、長尺のアーム状のパトローネホルダ44が
配置されている。このパトローネホルダ44は、長手方
向が上下方向(図2の紙面上下方向)に沿って設けら
れ、下端部が図示しない側板から突設されたシャフト4
6に回転可能に支持されている。パトローネホルダ44
の上端(図2紙面上方)は、パトローネ18の外周に合
わせて凹部48が形成されている。この凹部48内に撮
影済のネガフィルム16をスプール18Aに層状に巻き
取って収容しているパトローネ18が装着される。この
とき、ネガフィルム16はスプール18Aに図2紙面手
前側から見て反時計回りに巻取られた状態でパトローネ
18内に収容されており、このパトローネ18のフィル
ム引出口18Bが略水平に装置下流側(図2紙面右側)
へ向けられるようになっている。
【0029】パトローネホルダ44には、一端が図示し
ない側板に係止された引張コイルバネ50の他端が取り
付けられており、パトローネホルダ44は、シャフト4
6を中心にネガフィルム16の引出し方向と反対方向へ
付勢されている。なお、パトローネホルダ44は図示し
ないストッパによって付勢力による回転が阻止されて略
垂直状態に保たれている。また、パトローネホルダ44
は、引張コイルバネ50の付勢力に抗してシャフト46
を中心にネガフィルム16の引出し方向へ回動可能とさ
れている。
ない側板に係止された引張コイルバネ50の他端が取り
付けられており、パトローネホルダ44は、シャフト4
6を中心にネガフィルム16の引出し方向と反対方向へ
付勢されている。なお、パトローネホルダ44は図示し
ないストッパによって付勢力による回転が阻止されて略
垂直状態に保たれている。また、パトローネホルダ44
は、引張コイルバネ50の付勢力に抗してシャフト46
を中心にネガフィルム16の引出し方向へ回動可能とさ
れている。
【0030】このパトローネ装填部12に装填されるパ
トローネ18は、内部のネガフィルム16の先端部が僅
かに引き出された状態で、引き出されたネガフィルム1
6の先端にネガフィルム16をフィルム現像装置10内
を搬送路に沿って案内するためのショートリーダ52が
取り付けられる。このショートリーダ52は、ネガフィ
ルム16よりやや剛性の高い可撓性合成樹脂シートであ
り、フィルム現像装置10内の複数のローラによって確
実に搬送される。なお、ショートリーダ52には、搬送
方向に沿って矩形孔を穿設して、これらの矩形孔へロー
ラに同軸的に配設したスプロケットの歯を挿入してスプ
ロケットの回転によって装置内を搬送するようにしても
よい。
トローネ18は、内部のネガフィルム16の先端部が僅
かに引き出された状態で、引き出されたネガフィルム1
6の先端にネガフィルム16をフィルム現像装置10内
を搬送路に沿って案内するためのショートリーダ52が
取り付けられる。このショートリーダ52は、ネガフィ
ルム16よりやや剛性の高い可撓性合成樹脂シートであ
り、フィルム現像装置10内の複数のローラによって確
実に搬送される。なお、ショートリーダ52には、搬送
方向に沿って矩形孔を穿設して、これらの矩形孔へロー
ラに同軸的に配設したスプロケットの歯を挿入してスプ
ロケットの回転によって装置内を搬送するようにしても
よい。
【0031】パトローネホルダ44の下流側には、カッ
ター54が配設されている。このカッター54は、上刃
54Aと下刃54B及び上刃54Aを駆動するソレノイ
ド56とによって構成されている。ネガフィルム16
は、これらの上刃54Aと下刃54Bとの間に挿通され
て案内される。下刃54Bは固定されており、上刃54
Aはソレノイド56の駆動によって下方移動され、下刃
54Bとの間でネガフィルム16をカットするようにな
っている。
ター54が配設されている。このカッター54は、上刃
54Aと下刃54B及び上刃54Aを駆動するソレノイ
ド56とによって構成されている。ネガフィルム16
は、これらの上刃54Aと下刃54Bとの間に挿通され
て案内される。下刃54Bは固定されており、上刃54
Aはソレノイド56の駆動によって下方移動され、下刃
54Bとの間でネガフィルム16をカットするようにな
っている。
【0032】また、パトローネホルダ44の上下方向の
中間位置には、接触アーム58Aの揺動によって接点を
開閉するリミットスイッチ58が配設されている。この
リミットスイッチ58の接触アーム58Aは、パトロー
ネホルダ44に配置されたストッパー60と対向されて
いる。
中間位置には、接触アーム58Aの揺動によって接点を
開閉するリミットスイッチ58が配設されている。この
リミットスイッチ58の接触アーム58Aは、パトロー
ネホルダ44に配置されたストッパー60と対向されて
いる。
【0033】このため、パトローネ18からネガフィル
ム16が全量引き出されて、ネガフィルム16によって
パトローネ18が引っ張られて、パトローネホルダ44
が引張コイルバネ50の付勢力に抗してシャフト46を
中心にネガフィルム16の引出し方向へ回動したとき、
ストッパー60が接触アーム58Aと離間する方向へ移
動して、リミットスイッチ58の接点が切り換わるよう
になっている。カッター54のソレノイド56は、この
リミットスイッチ54の接点が切り換わることによって
作動してネガフィルム16をカットするようになってい
る。
ム16が全量引き出されて、ネガフィルム16によって
パトローネ18が引っ張られて、パトローネホルダ44
が引張コイルバネ50の付勢力に抗してシャフト46を
中心にネガフィルム16の引出し方向へ回動したとき、
ストッパー60が接触アーム58Aと離間する方向へ移
動して、リミットスイッチ58の接点が切り換わるよう
になっている。カッター54のソレノイド56は、この
リミットスイッチ54の接点が切り換わることによって
作動してネガフィルム16をカットするようになってい
る。
【0034】カッター54の下流側には、巻癖矯正部6
2が配設されている。この巻癖矯正部62は、ネガフィ
ルム16の搬送路を挟んで上方に加熱矯正手段とされる
2個のヒートローラ64が配設されている。これらのヒ
ートローラ64は、図示しない側板に回転可能に支持さ
れ、各々の外周面には、ヒートローラ64をその軸方向
に沿って均一に加熱するヒータ66が配設されている。
2が配設されている。この巻癖矯正部62は、ネガフィ
ルム16の搬送路を挟んで上方に加熱矯正手段とされる
2個のヒートローラ64が配設されている。これらのヒ
ートローラ64は、図示しない側板に回転可能に支持さ
れ、各々の外周面には、ヒートローラ64をその軸方向
に沿って均一に加熱するヒータ66が配設されている。
【0035】図3にも示されるように、巻癖矯正部62
には、ネガフィルム16の搬送路と対向して各々のヒー
トローラ64の下方に、ネガフィルム16の搬送手段と
されるニップローラ68が配設されている。これらのニ
ップローラ68は、ブラケット70に回転可能に支持さ
れている。このブラケット70は、その下方に配置され
移動手段となるソレノイド72のプランジャー72Aに
連結され、ソレノイド72の駆動によってニップローラ
68がヒートローラ64の接触方向へ移動される。ニッ
プローラ68がヒートローラ64に接近した状態(図2
及び図3に実線で示す)では、ニップローラ68とヒー
トローラ64との間にネガフィルム16が挟持可能とさ
れている。
には、ネガフィルム16の搬送路と対向して各々のヒー
トローラ64の下方に、ネガフィルム16の搬送手段と
されるニップローラ68が配設されている。これらのニ
ップローラ68は、ブラケット70に回転可能に支持さ
れている。このブラケット70は、その下方に配置され
移動手段となるソレノイド72のプランジャー72Aに
連結され、ソレノイド72の駆動によってニップローラ
68がヒートローラ64の接触方向へ移動される。ニッ
プローラ68がヒートローラ64に接近した状態(図2
及び図3に実線で示す)では、ニップローラ68とヒー
トローラ64との間にネガフィルム16が挟持可能とさ
れている。
【0036】図2に示されるように、2個のニップロー
ラ68のおのおのには、無端ベルト80が巻掛けられて
いる。この無端ベルト80は、ブラケット70の下方に
配置されたテンションローラ82にも巻き掛けられてい
る。テンションローラ82は、テンションアーム84に
回転可能に支持されており、このテンションアーム84
は、一端が図示しない側板に回転可能に支持されてい
る。
ラ68のおのおのには、無端ベルト80が巻掛けられて
いる。この無端ベルト80は、ブラケット70の下方に
配置されたテンションローラ82にも巻き掛けられてい
る。テンションローラ82は、テンションアーム84に
回転可能に支持されており、このテンションアーム84
は、一端が図示しない側板に回転可能に支持されてい
る。
【0037】このテンションアーム84の中間部には、
パトローネ装填部12の底板12Aに取り付けられた引
張コイルバネ86の一端が連結されている。この引張コ
イルバネ86の付勢力によって、ニップローラ68の上
下動に拘らず、無端ベルト80に一定の張力が付与され
ている。無端ベルト80には、図示しない駆動手段から
駆動力が伝達されるようになっており、この駆動力によ
って、ニップローラ68と共に回転するようになってい
る。
パトローネ装填部12の底板12Aに取り付けられた引
張コイルバネ86の一端が連結されている。この引張コ
イルバネ86の付勢力によって、ニップローラ68の上
下動に拘らず、無端ベルト80に一定の張力が付与され
ている。無端ベルト80には、図示しない駆動手段から
駆動力が伝達されるようになっており、この駆動力によ
って、ニップローラ68と共に回転するようになってい
る。
【0038】ヒートローラ64とニップローラ68の間
にネガフィルム16を挟持した状態では、無端ベルト8
0が駆動されると、ニップローラ68が回転されると共
にヒートローラ64がニップローラ68の回転に追従し
て回転してネガフィルム16を挟持搬送するようになっ
ている。また、ニップローラ68がヒートローラ64か
ら離間した状態(図3に二点鎖線で示す)では、ネガフ
ィルム16がヒートローラ64と接触せずに、ニップロ
ーラ68の回転によって搬送される。
にネガフィルム16を挟持した状態では、無端ベルト8
0が駆動されると、ニップローラ68が回転されると共
にヒートローラ64がニップローラ68の回転に追従し
て回転してネガフィルム16を挟持搬送するようになっ
ている。また、ニップローラ68がヒートローラ64か
ら離間した状態(図3に二点鎖線で示す)では、ネガフ
ィルム16がヒートローラ64と接触せずに、ニップロ
ーラ68の回転によって搬送される。
【0039】ヒータ66は、予熱状態でヒートローラ6
4をネガフィルム16のガラス転移点に加熱するように
なっており、また、ニップローラ68との間にネガフィ
ルム16を挟持して搬送するとき、ネガフィルム16の
後端が通過するまでの間に、ヒートローラ64の表面温
度を上昇させるようになっている。ネガフィルム16
は、このヒートローラ64と接触することによって、ヒ
ートローラ64からの熱伝導によって加熱される。
4をネガフィルム16のガラス転移点に加熱するように
なっており、また、ニップローラ68との間にネガフィ
ルム16を挟持して搬送するとき、ネガフィルム16の
後端が通過するまでの間に、ヒートローラ64の表面温
度を上昇させるようになっている。ネガフィルム16
は、このヒートローラ64と接触することによって、ヒ
ートローラ64からの熱伝導によって加熱される。
【0040】2個のニップローラ68の間には、案内手
段となる補助ローラ74が配設されている。図4に示さ
れるように、補助ローラ74は、ブラケット76に回転
可能に支持されており、このブラケット76は、略上方
に向けて配設されたソレノイド78のプランジャー78
Aの先端に連結されている。このため、ソレノイド78
の駆動によって、補助ローラ74が、2個のニップロー
ラ68の間の位置の初期位置(図4に二点鎖線で示す)
から、2個のヒートローラ64の間の位置(図4に実線
で示す)へ移動される。すなわち、補助ローラ74の移
動によって、ネガフィルム16を直線状に搬送する搬送
路とネガフィルム16をヒートローラ64に巻掛けて搬
送する搬送路とに切り換えることができるようになって
いる。
段となる補助ローラ74が配設されている。図4に示さ
れるように、補助ローラ74は、ブラケット76に回転
可能に支持されており、このブラケット76は、略上方
に向けて配設されたソレノイド78のプランジャー78
Aの先端に連結されている。このため、ソレノイド78
の駆動によって、補助ローラ74が、2個のニップロー
ラ68の間の位置の初期位置(図4に二点鎖線で示す)
から、2個のヒートローラ64の間の位置(図4に実線
で示す)へ移動される。すなわち、補助ローラ74の移
動によって、ネガフィルム16を直線状に搬送する搬送
路とネガフィルム16をヒートローラ64に巻掛けて搬
送する搬送路とに切り換えることができるようになって
いる。
【0041】図3に示されるように、ソレノイド72、
78は、ネガフィルム16の巻癖矯正を行う前では、ヒ
ートローラ64からニップローラ68を離間(二点鎖線
で示す)させると共に、補助ローラ74をニップローラ
68の間に待機させるようになっており、この状態で
は、無端ベルト80の駆動によってショートリーダ52
及びネガフィルム16をヒートローラ64に接触させる
ことなく搬送することができるようになっている。
78は、ネガフィルム16の巻癖矯正を行う前では、ヒ
ートローラ64からニップローラ68を離間(二点鎖線
で示す)させると共に、補助ローラ74をニップローラ
68の間に待機させるようになっており、この状態で
は、無端ベルト80の駆動によってショートリーダ52
及びネガフィルム16をヒートローラ64に接触させる
ことなく搬送することができるようになっている。
【0042】図2に示されるように、パトローネ18か
ら引き出されて巻癖矯正部62で搬送力が付与されたネ
ガフィルム16は、挿入口88から送り出されて処理部
38へ挿入される。この挿入口88と巻癖矯正部62と
の間には、ガイド90が配置されており、巻癖矯正部6
2から送り出されたネガフィルム16を確実に挿入口8
8へ案内するようになっている。このガイド90の下方
には、リーダセンサ92が配設されている。このリーダ
センサ92は、ネガフィルム16の先端に取り付けられ
たショートリーダ52がガイド90上を通過するのを検
出するようになっている。
ら引き出されて巻癖矯正部62で搬送力が付与されたネ
ガフィルム16は、挿入口88から送り出されて処理部
38へ挿入される。この挿入口88と巻癖矯正部62と
の間には、ガイド90が配置されており、巻癖矯正部6
2から送り出されたネガフィルム16を確実に挿入口8
8へ案内するようになっている。このガイド90の下方
には、リーダセンサ92が配設されている。このリーダ
センサ92は、ネガフィルム16の先端に取り付けられ
たショートリーダ52がガイド90上を通過するのを検
出するようになっている。
【0043】なお。巻癖矯正部62でのネガフィルム1
6の搬送速度は、処理部38でのネガフィルム16の搬
送速度と同一とされ、パトローネ装填部12から処理部
38へ送り込まれたネガフィルム16に必要以上の張力
や弛みが生じないようになっている。
6の搬送速度は、処理部38でのネガフィルム16の搬
送速度と同一とされ、パトローネ装填部12から処理部
38へ送り込まれたネガフィルム16に必要以上の張力
や弛みが生じないようになっている。
【0044】図5には、フィルム現像装置10の制御部
94の一部が示されている。この制御部94は、図示し
ないCPU、ROM、RAM、I/Oポート等がバスに
よって接続されて構成されるコントローラ96を備えて
いる。このコントローラ96には、ソレノイド56、7
2、78、ヒータ66がドライバ98A、98B、98
C、98Dを介して接続され、また、リミットスイッチ
58、リーダセンサ92が接続されており、これらから
の入力信号に応じてソレノイド56、72、78を駆動
するようになっている。
94の一部が示されている。この制御部94は、図示し
ないCPU、ROM、RAM、I/Oポート等がバスに
よって接続されて構成されるコントローラ96を備えて
いる。このコントローラ96には、ソレノイド56、7
2、78、ヒータ66がドライバ98A、98B、98
C、98Dを介して接続され、また、リミットスイッチ
58、リーダセンサ92が接続されており、これらから
の入力信号に応じてソレノイド56、72、78を駆動
するようになっている。
【0045】また、コントローラ96には、運転モード
選択スイッチ99が接続されており、パトローネ18か
ら引き出したネガフィルム16を巻癖矯正しながら処理
部へ送り出すか否かを選択することができるようになっ
ている。
選択スイッチ99が接続されており、パトローネ18か
ら引き出したネガフィルム16を巻癖矯正しながら処理
部へ送り出すか否かを選択することができるようになっ
ている。
【0046】次に本実施例の作用を説明する。フィルム
現像装置10には、ケーシング16の一部を構成する装
填蓋24を開いて、パトローネ装填部12に撮影済のネ
ガフィルム16が巻き取られているパトローネ18を装
填する。
現像装置10には、ケーシング16の一部を構成する装
填蓋24を開いて、パトローネ装填部12に撮影済のネ
ガフィルム16が巻き取られているパトローネ18を装
填する。
【0047】このとき、パトローネ18からネガフィル
ム16の先端部を僅かに引き出しておき、この引き出さ
れたネガフィルム16の先端に、ショートリーダ52を
取り付けておく。パトローネ装填部12にパトローネ1
8を装填した後、フィルム現像装置10の処理をスター
トする。このフィルム現像装置10は、パトローネ18
からネガフィルム16を引き出して自動搬送しながら、
処理部38、乾燥部40によってネガフィルム16を現
像処理する。
ム16の先端部を僅かに引き出しておき、この引き出さ
れたネガフィルム16の先端に、ショートリーダ52を
取り付けておく。パトローネ装填部12にパトローネ1
8を装填した後、フィルム現像装置10の処理をスター
トする。このフィルム現像装置10は、パトローネ18
からネガフィルム16を引き出して自動搬送しながら、
処理部38、乾燥部40によってネガフィルム16を現
像処理する。
【0048】図6示されるフローチャートにしたがっ
て、パトローネ18からネガフィルム16を引き出すパ
トローネ装填部12の作動を説明する。巻癖矯正処理ル
ーチンは、運転モード選択スイッチ99によって、ネガ
フィルム16の巻癖矯正処理が選択された場合に実行さ
れ、小さいパトローネに収容されたネガフィルム16
や、長いネガフィルム16がパトローネ18内に強く巻
取られているものなど、巻癖の強くなっているネガフィ
ルム16を現像する場合に実行される。
て、パトローネ18からネガフィルム16を引き出すパ
トローネ装填部12の作動を説明する。巻癖矯正処理ル
ーチンは、運転モード選択スイッチ99によって、ネガ
フィルム16の巻癖矯正処理が選択された場合に実行さ
れ、小さいパトローネに収容されたネガフィルム16
や、長いネガフィルム16がパトローネ18内に強く巻
取られているものなど、巻癖の強くなっているネガフィ
ルム16を現像する場合に実行される。
【0049】巻癖矯正処理が選択されると、先ず、ステ
ップ100では、ヒータ66によってヒートローラ64
の加熱(予熱)されると共に、ニップローラ68がヒー
トローラ64から離間した状態で、補助ローラ74がニ
ップローラ68の間に配置された初期位置(待機位置)
に設定される(図3に示す)。ヒータ66によるヒート
ローラ64の加熱は、ヒートローラ64の表面温度を、
例えばネガフィルム16のガラス転移点に維持してお
く。
ップ100では、ヒータ66によってヒートローラ64
の加熱(予熱)されると共に、ニップローラ68がヒー
トローラ64から離間した状態で、補助ローラ74がニ
ップローラ68の間に配置された初期位置(待機位置)
に設定される(図3に示す)。ヒータ66によるヒート
ローラ64の加熱は、ヒートローラ64の表面温度を、
例えばネガフィルム16のガラス転移点に維持してお
く。
【0050】次のステップ102では、図示しない駆動
手段が作動して無端ベルト80を駆動してネガフィルム
16の搬送を開始する。すなわち、無端ベルト80の駆
動によってネガフィルム16の先端に取り付けられたシ
ョートリーダ52の搬送が開始され、パトローネ18か
らネガフィルム16が順次引き出される。
手段が作動して無端ベルト80を駆動してネガフィルム
16の搬送を開始する。すなわち、無端ベルト80の駆
動によってネガフィルム16の先端に取り付けられたシ
ョートリーダ52の搬送が開始され、パトローネ18か
らネガフィルム16が順次引き出される。
【0051】次のステップ104では、巻癖矯正部62
を搬送されたショートリーダ52がガイド90を通過し
たかをリーダセンサ92によって検出する。ショートリ
ーダ52がガイド90上を通過した状態では、ショート
リーダ52が巻癖矯正部62を通過し、ネガフィルム1
6の先端部が通過している状態となっている。
を搬送されたショートリーダ52がガイド90を通過し
たかをリーダセンサ92によって検出する。ショートリ
ーダ52がガイド90上を通過した状態では、ショート
リーダ52が巻癖矯正部62を通過し、ネガフィルム1
6の先端部が通過している状態となっている。
【0052】リーダセンサ92がショートリーダ52の
通過を検出するとソレノイド72が駆動して、ニップロ
ーラ68をヒートローラ64へ接近させる(ステップ1
06)。これによって、ネガフィルム16は先端部がヒ
ートローラ64とニップローラ68によって挟持されて
搬送力が付与される。また、ヒートローラ64は、接触
しているネガフィルム16を表面の熱で加熱する。
通過を検出するとソレノイド72が駆動して、ニップロ
ーラ68をヒートローラ64へ接近させる(ステップ1
06)。これによって、ネガフィルム16は先端部がヒ
ートローラ64とニップローラ68によって挟持されて
搬送力が付与される。また、ヒートローラ64は、接触
しているネガフィルム16を表面の熱で加熱する。
【0053】次のステップ108では、ソレノイド78
を駆動して補助ローラ74を上方移動させてヒートロー
ラ64の間に位置させる(図2及び図4に示す状態)。
これによって、ヒートローラ64とニップローラ68に
挟持されたネガフィルム16がヒートローラ64に巻掛
けられた状態となり、ネガフィルム16がヒートローラ
64に接触している時間が長くなって確実に加熱され
る。また、ネガフィルム16のヒートローラ64への巻
掛け方向は、ネガフィルム16がパトローネ18内での
巻付き方向と反対となっている。すなわち、ネガフィル
ム16は、巻癖と逆になるようにヒートローラ64に巻
掛けられて加熱される。
を駆動して補助ローラ74を上方移動させてヒートロー
ラ64の間に位置させる(図2及び図4に示す状態)。
これによって、ヒートローラ64とニップローラ68に
挟持されたネガフィルム16がヒートローラ64に巻掛
けられた状態となり、ネガフィルム16がヒートローラ
64に接触している時間が長くなって確実に加熱され
る。また、ネガフィルム16のヒートローラ64への巻
掛け方向は、ネガフィルム16がパトローネ18内での
巻付き方向と反対となっている。すなわち、ネガフィル
ム16は、巻癖と逆になるようにヒートローラ64に巻
掛けられて加熱される。
【0054】次のステップ110では、ヒータ66によ
ってヒートローラ64の表面温度を除々に上昇させる。
あるいは、このステップをとばし、一定温度で加熱して
もよい。
ってヒートローラ64の表面温度を除々に上昇させる。
あるいは、このステップをとばし、一定温度で加熱して
もよい。
【0055】ネガフィルム16は、巻癖矯正部62でヒ
ートローラ64に巻癖方向と反対方向に巻掛けられなが
ら加熱されて搬送される。このため、ネガフィルム16
に生じている巻癖が確実に取り除かれて、処理部38へ
送り出される。また、ネガフィルム16の先端に取り付
けられたショートリーダ52が通過した後、ネガフィル
ム16を挟持するようにしているため、ショートリーダ
52を不要に加熱することがない。また、ニップローラ
68、補助ローラ74が移動した場合でもテンションロ
ーラ82によって無端ベルト80に一定の張力が付与さ
れるようになっており、無端ベルト80のみが空回りす
ることがない。
ートローラ64に巻癖方向と反対方向に巻掛けられなが
ら加熱されて搬送される。このため、ネガフィルム16
に生じている巻癖が確実に取り除かれて、処理部38へ
送り出される。また、ネガフィルム16の先端に取り付
けられたショートリーダ52が通過した後、ネガフィル
ム16を挟持するようにしているため、ショートリーダ
52を不要に加熱することがない。また、ニップローラ
68、補助ローラ74が移動した場合でもテンションロ
ーラ82によって無端ベルト80に一定の張力が付与さ
れるようになっており、無端ベルト80のみが空回りす
ることがない。
【0056】ステップ112では、パトローネ18から
ネガフィルム16が全量引き出されてかをリミットスイ
ッチ58によって検出する。パトローネ18からネガフ
ィルム16が全量引き出されたとき、ネガフィルム16
が巻癖矯正部62によって搬送されるため、パトローネ
18がネガフィルム16の引出し方向へ引っ張られる。
ネガフィルム16によってパトローネ18が引っ張られ
ることにより、パトローネホルダ44が引張コイルバネ
50の付勢力に抗してシャフト46を中心にネガフィル
ム16の引出し方向へ回動する。このパトローネホルダ
44の回動によって、リミットスイッチ58の接点が切
り換わり、カッター54が作動する(ステップ11
4)。
ネガフィルム16が全量引き出されてかをリミットスイ
ッチ58によって検出する。パトローネ18からネガフ
ィルム16が全量引き出されたとき、ネガフィルム16
が巻癖矯正部62によって搬送されるため、パトローネ
18がネガフィルム16の引出し方向へ引っ張られる。
ネガフィルム16によってパトローネ18が引っ張られ
ることにより、パトローネホルダ44が引張コイルバネ
50の付勢力に抗してシャフト46を中心にネガフィル
ム16の引出し方向へ回動する。このパトローネホルダ
44の回動によって、リミットスイッチ58の接点が切
り換わり、カッター54が作動する(ステップ11
4)。
【0057】カッター54の作動は、ソレノイド56の
駆動によって、上刃54Aが下方移動して、下刃54B
との間に対向するネガフィルム16を切断する。これに
よって、ネガフィルム16がパトローネ18から引き離
され、ネガフィルム16のみを巻癖矯正部62で搬送し
て処理部38へ送る。
駆動によって、上刃54Aが下方移動して、下刃54B
との間に対向するネガフィルム16を切断する。これに
よって、ネガフィルム16がパトローネ18から引き離
され、ネガフィルム16のみを巻癖矯正部62で搬送し
て処理部38へ送る。
【0058】次のステップ116では、ネガフィルム1
6の送り出しが終了したかを確認する。これは、カッタ
ー54が作動した後所定時間経過することにより、カッ
ター54によって切断されたネガフィルム16の後端が
ガイド90を通過して挿入口88から処理部38へ送り
込まれたかを判断することができる。
6の送り出しが終了したかを確認する。これは、カッタ
ー54が作動した後所定時間経過することにより、カッ
ター54によって切断されたネガフィルム16の後端が
ガイド90を通過して挿入口88から処理部38へ送り
込まれたかを判断することができる。
【0059】ネガフィルム16の後端が巻癖矯正部62
を通過するとき、ヒータ66によってヒートローラ64
の表面温度が上昇されているため、最も高い温度で加熱
される。このため、ネガフィルム16の後端部に生じて
いる強い巻癖を確実に取り除くことができる。また、ヒ
ートローラ64の表面温度は、ネガフィルム16に記録
された潜像に影響を及ぼすことがない温度とする(最大
加熱温度130°C)。
を通過するとき、ヒータ66によってヒートローラ64
の表面温度が上昇されているため、最も高い温度で加熱
される。このため、ネガフィルム16の後端部に生じて
いる強い巻癖を確実に取り除くことができる。また、ヒ
ートローラ64の表面温度は、ネガフィルム16に記録
された潜像に影響を及ぼすことがない温度とする(最大
加熱温度130°C)。
【0060】ネガフィルム16の送り出しが終了する
と、ヒータ66によるヒートローラ64の加熱が抑えら
れて予熱状態となると共に、ニップローラ68がヒート
ローラ64から離間し、補助ローラ74がニップローラ
64の間に戻り(ステップ118)、巻癖矯正処理によ
るネガフィルム16の引出しが終了する。
と、ヒータ66によるヒートローラ64の加熱が抑えら
れて予熱状態となると共に、ニップローラ68がヒート
ローラ64から離間し、補助ローラ74がニップローラ
64の間に戻り(ステップ118)、巻癖矯正処理によ
るネガフィルム16の引出しが終了する。
【0061】パトローネ18から引き出されて巻癖矯正
部62を通過して処理部38へ送り込まれたネガフィル
ム16は、現像槽32、定着槽34、水洗槽36内を順
に搬送されて、現像液、定着液、水洗水に浸漬されて現
像処理される。処理部38で現像処理されたネガフィル
ム16は、乾燥部40へ送られる。乾燥部40では、処
理液によって湿ったネガフィルム16に温風を吹き付け
て乾燥させて排出口42からフィルム現像装置10の機
外に排出される。
部62を通過して処理部38へ送り込まれたネガフィル
ム16は、現像槽32、定着槽34、水洗槽36内を順
に搬送されて、現像液、定着液、水洗水に浸漬されて現
像処理される。処理部38で現像処理されたネガフィル
ム16は、乾燥部40へ送られる。乾燥部40では、処
理液によって湿ったネガフィルム16に温風を吹き付け
て乾燥させて排出口42からフィルム現像装置10の機
外に排出される。
【0062】処理部38及び乾燥部40では、ネガフィ
ルム16をローラによって搬送するが、巻癖矯正部62
でネガフィルム16の巻癖を取り除いているため、ネガ
フィルム16の搬送不良等が生じることがない。特に、
ネガフィルム16の後端に高い熱を加えて巻癖を確実に
取り除くため、ネガフィルム16の後端に現像液が充分
にまわり込まないことがない。したがって、ネガフィル
ム16に現像むら等の仕上がり不良を生じることがな
い。
ルム16をローラによって搬送するが、巻癖矯正部62
でネガフィルム16の巻癖を取り除いているため、ネガ
フィルム16の搬送不良等が生じることがない。特に、
ネガフィルム16の後端に高い熱を加えて巻癖を確実に
取り除くため、ネガフィルム16の後端に現像液が充分
にまわり込まないことがない。したがって、ネガフィル
ム16に現像むら等の仕上がり不良を生じることがな
い。
【0063】次に、巻癖が現像処理に影響することがな
い程度のネガフィルム16を処理する場合は、運転モー
ド選択スイッチ99によって通常の処理モードを選択す
ることができる。通常処理では、ニップローラ68をヒ
ートローラ64に接近させずに無端ベルト80を駆動し
てネガフィルム16を搬送する。これによって、ネガフ
ィルム16をヒートローラ64で不要に加熱することな
く処理部38へ送り込むことができる。このとき、ヒー
タ66が作動しないようにしてもよい。
い程度のネガフィルム16を処理する場合は、運転モー
ド選択スイッチ99によって通常の処理モードを選択す
ることができる。通常処理では、ニップローラ68をヒ
ートローラ64に接近させずに無端ベルト80を駆動し
てネガフィルム16を搬送する。これによって、ネガフ
ィルム16をヒートローラ64で不要に加熱することな
く処理部38へ送り込むことができる。このとき、ヒー
タ66が作動しないようにしてもよい。
【0064】なお、運転モード選択スイッチ99によっ
て選択して、ネガフィルム16の巻癖矯正処理を行うよ
うにしたが、パトローネホルダ44に装着されたパトロ
ーネ18のサイズ、ネガフィルム16の長さ等を検出す
るセンサ等を設け、装着されたパトローネ18及び内部
に巻き取られているネガフィルム16の長さ等から巻癖
の強さを判断して、処理モードを自動的に選択すること
ができるようにしてもよい。
て選択して、ネガフィルム16の巻癖矯正処理を行うよ
うにしたが、パトローネホルダ44に装着されたパトロ
ーネ18のサイズ、ネガフィルム16の長さ等を検出す
るセンサ等を設け、装着されたパトローネ18及び内部
に巻き取られているネガフィルム16の長さ等から巻癖
の強さを判断して、処理モードを自動的に選択すること
ができるようにしてもよい。
【0065】また、ヒートローラ64は、表面温度が巻
癖の強いネガフィルム16の後端部近傍でガラス転移点
を越える温度(一例として約70°C〜130°C)と
なるように制御するようにしてもよい。
癖の強いネガフィルム16の後端部近傍でガラス転移点
を越える温度(一例として約70°C〜130°C)と
なるように制御するようにしてもよい。
【0066】〔実施例2〕次に、本発明の実施例2につ
いて説明する。なお、実施例2は、基本的に実施例1と
同一の構成であり、実施例1と同一の部品には同一の番
号を付与してその説明を省略する。
いて説明する。なお、実施例2は、基本的に実施例1と
同一の構成であり、実施例1と同一の部品には同一の番
号を付与してその説明を省略する。
【0067】図7には、実施例2に係る巻癖矯正部12
0の一部が示されている。この巻癖矯正部120では、
複数対(例えば二対)のニップローラ68とアイドルロ
ーラ122によってネガフィルム16を挟持搬送する搬
送路が形成され、無端ベルト80の駆動によって、ネガ
フィルム16を挟持搬送するようになっている。搬送路
の上方のアイドルローラ122の間には、ヒートローラ
124を配設している。このヒートローラ124では、
軸芯部に同軸的に設けたヒータ126がヒートローラ1
24の外周部を加熱するようになっている。
0の一部が示されている。この巻癖矯正部120では、
複数対(例えば二対)のニップローラ68とアイドルロ
ーラ122によってネガフィルム16を挟持搬送する搬
送路が形成され、無端ベルト80の駆動によって、ネガ
フィルム16を挟持搬送するようになっている。搬送路
の上方のアイドルローラ122の間には、ヒートローラ
124を配設している。このヒートローラ124では、
軸芯部に同軸的に設けたヒータ126がヒートローラ1
24の外周部を加熱するようになっている。
【0068】ヒートローラ124は、ネガフィルム16
の搬送路の上方に位置された状態(図6に二点鎖線で示
す)では、ネガフィルム16に接触しないようになって
おり、ネガフィルム16の巻癖矯正を行う場合、ニップ
ローラ68の間へ移動するようになっている(図6に実
線で示す)。
の搬送路の上方に位置された状態(図6に二点鎖線で示
す)では、ネガフィルム16に接触しないようになって
おり、ネガフィルム16の巻癖矯正を行う場合、ニップ
ローラ68の間へ移動するようになっている(図6に実
線で示す)。
【0069】この巻癖矯正部120では、ネガフィルム
16の巻癖矯正を行う場合、ネガフィルム16の先端が
通過した後、ヒートローラ124をニップローラ68の
間へ移動させる。これによって、ネガフィルム16は、
ニップローラ68の間でヒートローラ124の外周面に
巻掛けられた状態で搬送される。また、このネガフィル
ム16のヒートローラ124への巻掛け方向は、パトロ
ーネ18内での巻付け方向と反対向きとなっている。
16の巻癖矯正を行う場合、ネガフィルム16の先端が
通過した後、ヒートローラ124をニップローラ68の
間へ移動させる。これによって、ネガフィルム16は、
ニップローラ68の間でヒートローラ124の外周面に
巻掛けられた状態で搬送される。また、このネガフィル
ム16のヒートローラ124への巻掛け方向は、パトロ
ーネ18内での巻付け方向と反対向きとなっている。
【0070】したがって、巻癖矯正部120によって、
巻癖矯正処理されながら搬送されるネガフィルム16
は、ヒートローラ124へ巻癖方向と反対方向に巻掛け
られて加熱搬送される。これによって、ネガフィルム1
6に生じている巻癖を確実に取り除くことができる。
巻癖矯正処理されながら搬送されるネガフィルム16
は、ヒートローラ124へ巻癖方向と反対方向に巻掛け
られて加熱搬送される。これによって、ネガフィルム1
6に生じている巻癖を確実に取り除くことができる。
【0071】また、この巻癖矯正部120では、ネガフ
ィルム16の巻癖矯正を行わない場合、ヒートローラ1
24をアイドルローラ122の間へ移動させて、ネガフ
ィルム16の搬送路から離間させればよく、簡単に巻癖
矯正処理から通常処理へ切り換えることができる。
ィルム16の巻癖矯正を行わない場合、ヒートローラ1
24をアイドルローラ122の間へ移動させて、ネガフ
ィルム16の搬送路から離間させればよく、簡単に巻癖
矯正処理から通常処理へ切り換えることができる。
【0072】なお、実施例1及び実施例2では、フィル
ム現像装置10に加熱矯正手段としてヒートローラ6
4、124を適用して、ヒートローラ64、124によ
って直接ネガフィルム16を加熱したが、間接的に加熱
してもよい。例えば、図8に示されるように、ネガフィ
ルム16の搬送路に沿って配置された2個のヒートロー
ラ124に無端の加熱ベルト128を巻掛けて、ヒート
ローラ124によって加熱ベルト128を加熱する。こ
の加熱ベルト128と無端ベルト80の間でネガフィル
ム16を直線状に挟持している。このようにして、ネガ
フィルム16に生じている巻癖を取り除くようにしても
よい。
ム現像装置10に加熱矯正手段としてヒートローラ6
4、124を適用して、ヒートローラ64、124によ
って直接ネガフィルム16を加熱したが、間接的に加熱
してもよい。例えば、図8に示されるように、ネガフィ
ルム16の搬送路に沿って配置された2個のヒートロー
ラ124に無端の加熱ベルト128を巻掛けて、ヒート
ローラ124によって加熱ベルト128を加熱する。こ
の加熱ベルト128と無端ベルト80の間でネガフィル
ム16を直線状に挟持している。このようにして、ネガ
フィルム16に生じている巻癖を取り除くようにしても
よい。
【0073】また、本実施例に適用したフィルム現像装
置10は、本発明が適用される写真フィルム現像装置の
構成を限定するものではなく、パトローネから写真フィ
ルムを搬送手段によって自動的に引出しながら加熱矯正
手段で加熱しながら写真フィルムに生じている巻癖を矯
正した後、この写真フィルムを連続して現像処理を行う
ものであればよい。また、フィルム現像機10の下流側
には、プリンタプロセッサ等のプリント処理装置を配置
して、現像処理の終了したネガフィルム16に記録され
た画像を印画紙等に連続して焼付処理を行うようにして
もよい。
置10は、本発明が適用される写真フィルム現像装置の
構成を限定するものではなく、パトローネから写真フィ
ルムを搬送手段によって自動的に引出しながら加熱矯正
手段で加熱しながら写真フィルムに生じている巻癖を矯
正した後、この写真フィルムを連続して現像処理を行う
ものであればよい。また、フィルム現像機10の下流側
には、プリンタプロセッサ等のプリント処理装置を配置
して、現像処理の終了したネガフィルム16に記録され
た画像を印画紙等に連続して焼付処理を行うようにして
もよい。
【0074】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るフィル
ム現像装置では、搬送手段と加熱矯正手段を一体に設け
ているため、写真フィルムをパトローネから引出しなが
ら巻癖矯正を行って現像処理することができる。したが
って、直接パトローネを装填しても、巻癖によって生じ
る写真フィルムの現像ムラを防止することができる優れ
た効果が得られる。
ム現像装置では、搬送手段と加熱矯正手段を一体に設け
ているため、写真フィルムをパトローネから引出しなが
ら巻癖矯正を行って現像処理することができる。したが
って、直接パトローネを装填しても、巻癖によって生じ
る写真フィルムの現像ムラを防止することができる優れ
た効果が得られる。
【図1】本実施例に係るフィルム現像機を示す概略構成
図である。
図である。
【図2】本発明の実施例1に係るフィルム処理装置のパ
トローネ装填部近傍を示す概略構成図である。
トローネ装填部近傍を示す概略構成図である。
【図3】実施例1に係る巻き癖矯正部の構成を示す概略
側面図である。
側面図である。
【図4】実施例1に係る巻き癖矯正部の構成を示す概略
側面図である。
側面図である。
【図5】実施例1に係るパトローネ装填部の概略ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図6】実施例1に係るパトローネ装填部の作動を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図7】実施例2に係る巻き癖矯正部を示す概略構成図
である。
である。
【図8】巻癖矯正部の変形例を示す概略構成図である。
10 フィルム現像装置 12 パトローネ装填部 38 処理部 16 ネガフィルム(写真フィルム) 18 パトローネ 62、120 巻癖矯正部 64、124 ヒートローラ(加熱矯正手段) 66、126 ヒータ(加熱矯正手段) 68 ニップローラ(搬送手段) 72 ソレノイド(移動手段) 74 補助ローラ(案内手段) 80 無端ベルト(搬送手段)
Claims (6)
- 【請求項1】 撮影済の写真フィルムを軸回りに層状に
巻き取ったパトローネを装填して、前記パトローネから
前記写真フィルムを引出して処理部内で現像処理するフ
ィルム現像装置であって、前記写真フィルムを前記パト
ローネから引出しながら搬送して前記処理部へ送り込む
搬送手段と、前記搬送手段で搬送される前記写真フィル
ムを所定の温度に加熱して前記パトローネに巻取られて
いることにより写真フィルムに生じた巻癖を矯正する加
熱矯正手段と、を有することを特徴とするフィルム現像
装置。 - 【請求項2】 前記加熱矯正手段による加熱温度が前記
写真フィルムのガラス転移点以上であることを特徴とす
る請求項1のフィルム現像装置。 - 【請求項3】 前記加熱矯正手段として外周面に前記写
真フィルムを接触させて搬送するヒートローラを備えた
ことを特徴とする請求項1又は請求項2のフィルム現像
装置。 - 【請求項4】 前記ヒートローラが前記写真フィルムを
前記パトローネ内で巻付けられている方向と反対方向に
巻掛けることを特徴とする請求項3のフィルム現像装
置。 - 【請求項5】 前記ヒートローラと前記搬送手段の少な
くとも一方が前記写真フィルムと非接触状態となる待機
位置へ相対移動させる移動手段を設けたことを特徴とす
る請求項3又は請求項4のフィルム現像装置。 - 【請求項6】 前記搬送手段による前記写真フィルムの
搬送路が直線方向と前記ヒートローラへの巻き掛け方向
とに選択して案内する案内手段を有することを特徴とす
る請求項4又は請求項5のフィルム現像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15337692A JPH05341476A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | フィルム現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15337692A JPH05341476A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | フィルム現像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05341476A true JPH05341476A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15561112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15337692A Pending JPH05341476A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | フィルム現像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05341476A (ja) |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP15337692A patent/JPH05341476A/ja active Pending
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