JPH05342019A - プロセッサ装置 - Google Patents

プロセッサ装置

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JPH05342019A
JPH05342019A JP14935592A JP14935592A JPH05342019A JP H05342019 A JPH05342019 A JP H05342019A JP 14935592 A JP14935592 A JP 14935592A JP 14935592 A JP14935592 A JP 14935592A JP H05342019 A JPH05342019 A JP H05342019A
Authority
JP
Japan
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task
event
tasks
flag
occurrence
Prior art date
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Pending
Application number
JP14935592A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ueda
岳 上田
Tetsuo Ogawa
哲男 小川
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 個々のタスク実行に要する時間が短く、該時
間に比べて前記イベント発生時等でのOSの処理時間が
無視できなくなるような場合での、当該プロセッサ装置
全体での処理効率を向上する。 【構成】 イベント発生フラグ20は、各タスクT1〜
Tm がイベント発生の有無を読出し可能なフラグであ
る。イベント発生受付手段10は、イベントE1〜En
それぞれの発生時に、これに対応する前記イベント発生
フラグ20をセットする。タスク切換手段14は、前記
複数のタクスT1〜Tm を、それぞれのタスクT1〜T
m の実行権放棄毎に、予め定められた順序で順次ラン状
態に切換える。前記イベント発生受付手段10や前記タ
スク切換手段14等のオペレーティングシステム側での
処理を低減し、全体の処理効率を向上することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イベント発生等に伴っ
て、ラン状態となるタスクを切換え、マルチタスキング
を実現したプロセッサ装置に係り、特に、個々のタスク
実行に要する時間が短く、該時間に比べて前記イベント
発生時等でのOS(operating system)の処理時間が無
視できなくなるような場合での、当該プロセッサ装置全
体での処理効率を向上することができるプロセッサ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ベル研究所で開発されたTSS(time s
haring system )用汎用OSであるUNIXは、マルチ
ユーザ・マルチタスキング環境が提供されている。複数
のユーザは、コンピュータ資源をタイムシェアリングし
ながら、複数のタスクを実行させることができる。又、
このようなマルチタスキング機能は、前記UNIXだけ
でなく、様々なOS、例えば前記UNIX等のようなオ
ペレータの利用を主とした目的とするマルチユーザ用O
Sや、計測機器や通信装置、更には様々な機械等を制御
するために用いるリアルタイムOS等でも実現されてい
る。
【0003】図6は、従来のマルチタスキング機能を有
するマルチプロセッサ装置のタスク状態の状態遷移図で
ある。
【0004】この図6においては、従来のプロセッサ装
置で各タスクが取る状態、即ちラン状態C11、レディ
状態C12、アイドル状態C13、ウェイト状態C14
及びヌル状態C15が示されている。
【0005】前記ラン状態C11(実行状態)は、該当
タスクが実際にCPU(central processing unit )を
占有しており、該タスクを構成するプログラムが実行中
となっている状態である。前記レディ状態C12(実行
可能状態)は、該当するタスクが利用する諸資源が確保
され、CPUの割付待ちとなっている状態である。前記
アイドル状態C13(終了状態)は、該タスクの実行の
ための環境を準備している。あるいは該タスクの実行が
終了し、資源の解放準備をしている状態である。前記ウ
ェイト状態C14(待ち状態)は、諸資源の確保など特
定のイベント発生等を待つために、CPUの占有が放棄
された状態である。前記ヌル状態C15は、マルチタス
キング機能を有するOSが、該タスクの存在を認識して
いない状態である。
【0006】このようなマルチタスキング機能を有する
プロセッサ装置によれば、例えば前述のようなマルチユ
ーザ用OSを実現することができ、又、比較的規模の大
きな計測機器や通信制御装置等のリアルタイム制御の実
現の便宜を図ることができる。
【0007】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、前記U
NIX等、マルチタスキング機能を有する従来のOSに
おいては、マルチタスキング機能を実現するためのOS
の処理を実行するためのCPU占有時間が問題となって
しまうことがあった。例えば、イベント発生等に伴っ
て、ラン状態となるタスクを切り換えたり、対象となる
各タスクのタスク状態を切り換える処理時間が問題とな
ってしまうことがあった。
【0008】例えば、前記UNIXでは、あるイベント
が発生すると、該イベントを持っている複数のタスクが
ある場合には、OSはこれら複数のタスクを全て一旦レ
ディ状態C12に遷移させる。この後、これら複数のタ
スクのうち1つのタスクのみをラン状態C11とする。
又、該ラン状態となったタスクが該イベントに関する資
源を占有すると、OSは、残りのタスクを再びウェイト
状態C14(イベント待ち状態)に遷移させる。
【0009】又、前記UNIXにおいて、あるタスクに
よって行われていた処理に異常が発生した場合や、種々
のエラー発生時等、例外イベント発生時には、これに関
係する他のタスクに対してシグナルを送り、該イベント
発生を通知する。該通知を受け取ったタスクがウェイト
状態C14であれば、OSは該タスクをレディ状態C1
2に遷移させる。又、このような例外イベントに関係す
るタスクが複数ある場合には、OSはこのような処理を
複数のタスクに対して行う。
【0010】このように、前記UNIX等マルチタスキ
ング機能を有する従来のOSでは、該マルチタスキング
機能に関する処理時間が問題となってしまうことがあっ
た。特に、マルチタスキングによって実行されるそれぞ
れのタスクの実行に要する時間が比較的短い場合には、
OSのマルチタスキング機能に関する処理時間が無視で
きない問題となってしまう。
【0011】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
く成されたもので、イベント発生等に伴って、ラン状態
となるタスクを切り換え、マルチタスキングを実現した
プロセッサ装置において、個々のタスク実行に要する時
間が短く、該時間に比べて前記イベント発生時等でのO
Sの処理時間が無視できなくなるような場合でも、当該
プロセッサ装置全体での処理効率を向上することができ
るプロセッサ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を達成するため手段】本発明はイベント発生等に
伴って、ラン状態となるタスクを切換え、マルチタスキ
ングを実現したプロセッサ装置において、各タスクがイ
ベント発生の有無を読出し可能なイベント発生フラグを
有する記憶手段と、イベント発生時には、これに対応す
る前記イベント発生フラグをセットするイベント発生受
付手段と、前記複数のタスクを、それぞれのタスクの実
行権放棄の毎に、予め定められた順序で順次ラン状態に
切り換えるタスク切換手段とを備え、各タスクでの前記
イベントに対応する処理は、それぞれのタスクで前記イ
ベント発生フラグを確認しながら実行することにより、
前記課題を達成したものである。
【0013】
【作用】本発明は、個々のタスク実行に要する時間が短
く、該時間に比べて前記イベント発生時等でのOSの処
理時間が無視できなくなるような場合について、このよ
うな場合でのプロセッサ装置全体での処理効率を向上す
るため、各タスクで行う処理内容と、OSで行う処理内
容とを吟味して成されたものである。即ち、各タスクで
行う処理とOS側で行う処理との分担を見直すことによ
り、プロセッサ装置全体での処理効率を向上させてい
る。
【0014】図1は、本発明の要旨を示すブロック図で
ある。
【0015】この図1に示されるように、本発明のプロ
セッサ装置の特徴部は、イベント発生受付手段10と、
イベント発生フラグ20を有する所定の記憶手段と、タ
スク切換手段14である。又、本発明のプロセッサ装置
では、複数のタスクT1〜Tn を含むタスク群Tが実行
される。
【0016】前記イベント発生フラグ20は、前記タス
クT1〜Tn が、イベント発生の有無を読出し可能なフ
ラグである。即ち、該イベント発生フラグ20は、これ
らタスクT1〜Tn が読出し可能な記憶手段に、例えば
あるイベントに対応するアドレスに「1」がセットされ
ていれば該イベント発生有りとし、「0」であれば発生
無しとするというようなものである。
【0017】前記イベント発生受付手段10は、イベン
トE1〜En の発生時には、これに対応する前記イベン
ト発生フラグ20の所定アドレスのフラグをセットす
る。例えば、あるイベントE1〜En がプロセッサ装置
の外部からのものである場合には、該イベント発生受付
手段10は、ハードウェア割込みにより起動され、その
イベントE1〜En の発生により該当フラグをセットす
る。又、例えば、発生するイベントE1〜En が内部で
発生するものである場合には、ソフトウェア割込みによ
り該イベント発生手段10は起動され、該当するフラグ
をセットする。
【0018】前記タスク切換手段14は、前記複数のタ
スクT1〜Tn を、それぞれのタスクの実行権放棄の度
に、予め定められた順序で順次ラン状態C11に切り換
える。即ち、ラン状態C11であったあるタスクが実行
権を放棄すると、該タスク切換手段14は、実行権を放
棄した該タスクの次にラン状態C11となることが予め
定められていた別のタスクをラン状態C11とする。
【0019】なお、この図1において、前記イベント発
生受付手段10及び前記タスク切換手段14は、例えば
OS内での処理により実現してもよい。本発明は、これ
を限定するものではない。即ち、これらイベント発生受
付手段10及びタスク切換手段14は、前記複数のタス
クT1〜Tn に対して予め設けられた手段であればよ
い。
【0020】以上説明したように、本発明によれば、イ
ベント発生時に行われる処理は、該イベント発生に対応
する前記イベント発生フラグ20のセットのみである。
又、各タスクT1〜Tn で行う処理も、それぞれのタス
クT1〜Tn が必要とする前記イベント発生フラグ20
のみを読み出せばよいので、比較的処理時間が短い処理
である。従って、本発明によれば、プロセッサ装置全体
での処理効率を向上することができる。
【0021】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0022】図2は、本発明の実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【0023】この図2では、ネットワークN1とネット
ワークN2とを接続するネットワーク間接続装置である
プロセッサ装置が示されている。該ネットワーク間接続
装置は、これら2つのネットワークN1、N2間での複
数の通信を同時に行うことができるようになっている。
【0024】該ネットワーク間接続装置は、受信要求フ
ラグ20a と、回線異常フラグ20b と、中継依頼フラ
グ20c と、送信依頼フラグ20d と、使用可能バッフ
ァ存在フラグ20e とでなるイベント発生フラグ20を
有している。又、該ネットワーク間接続装置は、回線イ
ンタフェース30と、タスク実行権制御部32と、バッ
ファ管理部34と、送受信バッファ36とを有してい
る。又、該ネットワーク間接続装置において、前記ネッ
トワークN1と前記ネットワークN2との間の通信処理
は、主として、複数の受信タスクTR1〜TRn と、1
つの中継タスクTTと、複数の送信タスクTS1〜TS
n とによって成される。
【0025】前記受信要求フラグ20a 及び前記回線異
常フラグ20b は、前記回線インタフェース30で種々
の原因によりハードウェア割込みが発生すると、該回線
インタフェース30用に備えられたOSのドライバプロ
グラムにより該当フラグがセットされる。例えば、前記
回線インタフェース30内の受信バッファに前記ネット
ワークN1あるいはN2からの受信データが取り込まれ
ると、該当する前記受信要求フラグ20a 中の1つのフ
ラグがセットされる。あるいは、前記ネットワークN1
あるいはN2で行われているある通信に異常が発生した
り、あるいは、これらネットワークN1あるいはN2自
体に異常が発生すると、発生した異常に対応する前記回
線異常フラグ20b のフラグがセットされる。
【0026】前記中継依頼フラグ20c は、前記受信タ
スクTR1〜TRn と前記中継タスクTTとの間での中
継依頼伝達に用いられる。該中継依頼フラグ20c は、
前記受信タスクTR1〜TRn でセットされ、前記中継
タスクTTにて読み出される。前記送信依頼フラグ20
d は、前記中継タスクTTと前記送信タスクTS1〜T
Sn との間での送信依頼伝達に用いられる。該送信依頼
フラグ20d は、前記中継タスクTTにてセットされ、
前記送信タスクTS1〜TSn にて読み出される。
【0027】前記使用可能バッファ存在フラグ20e
は、前記受信タスクTR1〜TRn 及び前記送信タスク
TS1〜TSn において、各時点における前記送受信バ
ッファ36の空バッファエリアの有無を検知するために
用いられる。該使用可能バッファ存在フラグ20e は、
前記バッファ管理部34で前記送受信バッファ36の中
のエリアが前記受信タスクTR1〜TRn あるいは前記
送信タスクTS1〜TSn に割り付けられると、該エリ
アに対応するフラグがセットされる。
【0028】前記タスク実行権制御部32は、前記受信
タスクTR1〜TRn 、前記中継タスクTT及び前記送
信タスクTS1〜TSn について、それぞれのタスクの
タスク状態の切換え等のタスク実行権に関する処理を行
う。前記送受信バッファ36は、前記受信タスクTR1
〜TRn が前記回線インタフェース30から受信データ
を受け取る際に用いたり、前記送信タスクTS1〜TS
n が前記回線インタフェース30から送信する際に用い
るバッファエリアを提供する。該送受信バッファ36
は、等しいバッファ容量の合計6個のバッファエリアを
有している。
【0029】前記受信タスクTR1〜TRn は、それぞ
れ、ラン状態C11となると前記受信要求フラグ20a
により、前記ネットワークN1あるいは前記ネットワー
クN2からの受信の有無をチェックする。受信有りが確
認されると、該受信タスクTR1〜TRn は、前記使用
可能バッファ存在フラグ20e により、前記送受信バッ
ファ36の空エリアの有無をチェックする。空エリアが
確認されると、前記バッファ管理部34に対して受信バ
ッファ要求を行い、受信バッファを獲得した後に受信処
理を実行する。前記ネットワークN1あるいはN2で行
われる通信のプロトコルによっては、受信処理が完了し
たときにこの受信完了通知を通信の送信元へ送信しなけ
ればならないものもある。この場合には、前記受信バッ
ファを獲得した後の受信処理終了後に、該受信完了通知
を送信する。又、該受信処理では、ネットワークN1あ
るいはN2から送られてきたデータを、獲得した受信バ
ッファに格納すると共に、そのデータの正当性のチェッ
ク等を行い、又、常にネットワークN1あるいはN2の
回線異常を前記回線異常フラグ20b により監視する。
又、該受信処理の終了時には、前記中継依頼フラグ20
c の該当するフラグをセットし、前記中継タスクTTに
中継処理依頼を行う。
【0030】前記中継タスクTTは、前記ラン状態C1
1となると、前記中継依頼フラグ20c を読み出すこと
により、前記受信タスクTR1〜TRn からの中継処理
依頼を監視する。中継処理依頼があると、該中継タスク
TTは、該中継処理依頼となったデータの中継先から判
断して、該当する前記送信タスクTS1〜TSn に対し
て送信依頼を行うため、該当する前記送信依頼フラグ2
0d をセットする。
【0031】前記送信タスクTS1〜TSn は、前記ラ
ン状態C11となると前記送信依頼フラグ20d をチェ
ックし、前記中継タスクTTからの送信依頼の有無を確
認する。送信依頼があると、該送信タスクTS1〜TS
n は、前記使用可能バッファ存在フラグ20e を読み出
すことにより、前記送受信バッファ36中に送信バッフ
ァとして利用できる空エリアがあるか確認する。空エリ
アがあると、前記バッファ管理部34を介して送信バッ
ファを獲得し、送信データのセットを行って前記回線イ
ンタフェース30からの送信を行う。前記ネットワーク
N1やN2で行われる通信のプロトコルによっては、送
信処理完了後に相手からの受信完了通知を受け取るもの
があるが、このような処理を前記送信タスクTS1〜T
Sn が行う。なお、該送信タスクTS1〜TSn での送
信処理中には、前記回線異常フラグ20b を読み出すこ
とにより、常に前記ネットワークN1やN2の回線異常
等を監視する。
【0032】図3は、前記実施例の実行可能状態タスク
待ち行列の構造を示す線図である。
【0033】この図3においては、前記図2の前記受信
タスクTR1〜TRn や前記中継タスクTTや前記送信
タスクTS1〜TSn に相当する合計4個のタスクA〜
Dが便宜上示されている。これら合計4個のタスクA〜
D(タスク40)は、それぞれ、TCB(task control
block)40a と、タスク本体40b とを有している。
又、実行タスクポインタ42は、実行中のタスクの前記
TCB40a 等の位置を示している。
【0034】この図3においては、前記タスクAが実行
権を放棄すると前記タスクBが前記ラン状態C11とな
り、該タスクBが実行権を放棄すると前記タスクCが前
記ラン状態C11となり、該タスクCが実行権を放棄す
ると前記タスクDが前記ラン状態C11となり、該タス
クDが実行権を放棄すると前記タスクAが前記ラン状態
C11となる。これらタスクA〜Dの実行権の推移の順
序は予め決められたものであり、本実施例では固定され
ている。
【0035】前記送受信バッファ36のエリアの有効利
用の観点から、本実施例では、受信バッファ及び送信バ
ッファが共用されている。このように、複数のタスクが
前記送受信バッファ36を共用していると、バッファ領
域が全て使用中になってしまうこともある。又、このよ
うな使用中にも拘らず、複数のタスクがバッファの使用
要求を出すこともある。このような場合にバッファが開
放されると、送受信バッファが使用可能になるというイ
ベントが発生し、複数のタスクが前記図6の従来の前記
ウェイト状態C14に遷移する状況が発生する。しかし
ながら、本実施例では、前記ウェイト状態C14に相当
する状態はなく、例えば前述のようにバッファが開放さ
れたことによるイベントが発生されると、該イベント待
ちであったタスクは、その処理の冒頭で前記使用可能バ
ッファ存在フラグ20e を読み出すことにより、該イベ
ント発生を確認する。
【0036】例えば、前記図3のタスクCがバッファ開
放のイベント待ちである場合で、該図3の上部に示され
るように、タスクBが実行中に該イベントが発生する
と、タスクBが実行権を放棄しタスクCがラン状態C1
1となると、この時点でバッファ開放のイベント発生が
該タスクCのプログラムにより確認される。なお、もし
タスクCがラン状態C11となったにも拘らず、バッフ
ァが開放されていない場合には、該タスクCは実行権を
放棄し、次回の実行権を得たときに該バッファが使用可
能であることを期待する。従って、バッファ使用可能等
のイベントが発生した場合、該イベントを複数のタスク
が待っていたときには、最初に実行権を与えられたタス
クが該イベントの使用権を獲得する。
【0037】図4は、前記実施例のタスク状態の状態遷
移図である。
【0038】この図4に示されるように、本実施例にお
いては前記図6に示されるような、前記ウェイト状態C
14が無くなっている。本実施例では、OSの一部とな
っている前記タスク実行権制御部32は、前記ラン状態
C11と、前記レディ状態C12と、前記アイドル状態
C13との間でのタスクの切換えを行うのみとなってお
り、処理時間が少なくなっている。
【0039】図5は、前記実施例のタスク状態の遷移を
示すタイムチャートである。
【0040】この図5においては、(1)従来のOSの
場合と、(2)本実施例の場合とのそれぞれのタイムチ
ャートが示されており、これらが比較できるようになっ
ている。この図5において、符号〜は、それぞれ次
の通りである。
【0041】:イベント待ちタスクの起床 :タスク切換え :タスク実行 :イベント待ち休眠 :イベント記憶 :イベント確認
【0042】この図5に示されるように、従来のOSで
はイベントが発生すると、合計4個のタスクA〜Dを起
床させるために、合計4個の符号の処理が行われる。
これに対して、本実施例では、イベントの発生を記憶す
る符号で示される処理のみであり、処理時間が短くな
っている。又、従来のOSの場合、タスクB〜Dが起床
されたにも拘らず、タスクAにより発生したイベントに
対応する資源が既に占有されてしまっている場合には、
再び休眠するための処理等に比較的処理時間がかかる。
比較して、本実施例では、タスクB〜Dは単にイベント
発生に対応するフラグを読み出すという比較的簡単な処
理であり、処理時間も短くなっている。
【0043】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、イ
ベント発生等に伴って、ラン状態となるタスクを切換
え、マルチタスキングを実現したプロセッサ装置におい
て、個々のタスク実行に要する時間が短く、該時間に比
べて前記イベント発生時等でのOSの処理時間が無視で
きなくなるような場合でも、当該プロセッサ装置全体で
の処理効率を向上することができるという優れた効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要旨を示すブロック図
【図2】本発明の実施例の構成を示すブロック図
【図3】前記実施例の実行可能状態タスク待ち行列の構
造を示す線図
【図4】前記実施例のタスク状態の状態遷移図
【図5】前記実施例のタスク状態の遷移を示すタイムチ
ャート
【図6】従来のマルチタスキング機能を有するプロセッ
サ装置の状態遷移図
【符号の説明】
10…イベント発生受付手段 14…タスク切換手段 20…イベント発生フラグ 20a …受信要求フラグ 20b …回線異常フラグ 20c …中継依頼フラグ 20d …送信依頼フラグ 20e …使用可能バッファ存在フラグ 30…回線インタフェース 32…タスク実行権制御部 34…バッファ管理部 36…送受信バッファ 40…タスク全体 40a …TCB(task control block) 40b …タスク本体 42…実行タスクポインタ C11〜C15…タスク状態 E1〜En …イベント N1、N2…ネットワーク T…タスク群 T1〜Tm …タスク TR1〜TRn …受信タスク TT…中継タクス TS1〜TSn …送信タスク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イベント発生等に伴って、ラン状態となる
    タスクを切換え、マルチタスキングを実現したプロセッ
    サ装置において、 各タスクがイベント発生の有無を読出し可能なイベント
    発生フラグを有する記憶手段と、 イベント発生時には、これに対応する前記イベント発生
    フラグをセットするイベント発生受付手段と、 前記複数のタスクを、それぞれのタスクの実行権放棄の
    毎に、予め定められた順序で順次ラン状態に切り換える
    タスク切換手段とを備え、 各タスクでの前記イベントに対応する処理は、それぞれ
    のタスクで前記イベント発生フラグを確認しながら実行
    することを特徴とするプロセッサ装置。
JP14935592A 1992-06-09 1992-06-09 プロセッサ装置 Pending JPH05342019A (ja)

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