JPH05343772A - 半導体レーザの駆動制御回路 - Google Patents

半導体レーザの駆動制御回路

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Publication number
JPH05343772A
JPH05343772A JP4144454A JP14445492A JPH05343772A JP H05343772 A JPH05343772 A JP H05343772A JP 4144454 A JP4144454 A JP 4144454A JP 14445492 A JP14445492 A JP 14445492A JP H05343772 A JPH05343772 A JP H05343772A
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JP
Japan
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semiconductor laser
capacitive element
circuit
recording medium
charging
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Withdrawn
Application number
JP4144454A
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English (en)
Inventor
Katsuo Hori
勝雄 堀
Chiaki Tamura
千秋 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp, Fujitsu Ltd filed Critical Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体レーザの駆動電流を安定化すると共
に、消灯した半導体レーザを高速で発光可能状態に励起
させることができる半導体レーザの駆動装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 半導体レーザを駆動するための駆動電流を、
容量素子に発生する充電電圧に基いて設定するバッファ
回路と、半導体レーザの発光強度を検出し、その検出レ
ベルと予め設定されたしきい値との差分が零となるよう
に上記容量素子を充放電制御することにより、充電電圧
を一定に保持させる帰還制御回路と、容量素子の充電電
圧を制御信号に基いて強制的に放電することにより上記
バッファ回路から半導体レーザへの電流供給を停止させ
る制御回路と、放電された上記容量素子を充電する際
に、電源から該容量素子に電流を供給することによって
急速充電を行うと共に、充電電圧が定電圧素子に予め設
定された電圧に達するとクリップする充電回路とを備え
る構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体レーザが発する
レーザ光を感光シートや印画紙などの記録媒体に照射す
ることにより、印字情報や画像情報を記録・印刷する画
像形成装置に関し、特に、レーザ光の光強度を常に均一
化させるために、半導体レーザの発光及び消灯の制御を
行う半導体レーザの駆動制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような画像形成装置として
は、ホストコンピュータ等から転送されてくる二値のピ
クセルデータに基いて発光及び消灯を行う半導体レーザ
が発生したレーザ光によって、光硬化性樹脂が塗付され
たシート状の記録媒体を点順次走査してレーザ光の当た
った部分を硬化させると共に、レーザ光が当たらず硬化
しなかった部分を洗浄除去することによって、オフセッ
ト印刷のための版下を製造する自動版下製造装置が知ら
れている。
【0003】この自動版下製造装置の画像形成原理を図
14に基いて説明すると、ホストコンピュータ等から転
送されてくるピクセルデータに基いて発光及び消灯を行
う上記半導体レーザLDから発せられたレーザ光hνを
一定の角速度で回転しながら反射することによって記録
媒体Sに点照射させるポリゴンミラーPMを備えてい
る。このポリゴンミラーPMは同一形状の複数の反射面
を有し、回転に伴って各反射面におけるレーザ光hνの
入射角と反射角の成す角度を変化させることによって主
走査方向Xの点順次走査を実現すると共に、夫々の1つ
の反射面が主走査方向Xにおける1ライン分の走査に対
応している。そして、1ライン分の走査が完了すると、
回転ドラムDM(図14では展開した状態を示す)に装
着されている記録媒体Sが該回転ドラムDMの回転に伴
って所定の微小間隔TV だけ副走査方向Yへ移動され、
更にこの移動が完了するとポリゴンミラーPMの次の反
射面で次の1ライン分の走査を実現する。このように、
ポリゴンミラーPMの回転に同期した主走査と、記録媒
体Sの副走査方向Yへの移動とを繰り返すことによって
記録媒体Sの全面に画像を形成する構成となっている。
【0004】ところで、ポリゴンミラーPMの夫々の反
射面による主走査方向Xへのレーザ光の反射可能範囲、
即ち、夫々の反射面によって記録媒体Sを1ライン分走
査し得る主走査方向Xの許容走査範囲TA が、記録媒体
Sの主走査方向Xの幅TW よりも広くなるように設計さ
れることで、記録可能な範囲に余裕を持たせている。
【0005】そして、主走査方向Xの許容走査範囲TA
を設定するために、1ライン分の主走査開始時点にポリ
ゴンミラーPMの各反射面の先端より若干内側の部分で
反射されたレーザ光hνを受光して開始パルス信号BD
Sを発生する受光素子1と、1ライン分の主走査が終了
する直前で各反射面の終端より若干内側の部分で反射さ
れたレーザ光hνを受光して終了パルス信号BDEを発
生する受光素子2とがポリゴンミラーPMの反射側の所
定位置に設けられ、これらの開始パルス信号BDSと終
了パルス信号BDEの発生間隔τA を許容走査範囲TA
に対応させている。
【0006】更に、これらのパルス信号BDSとBDE
の発生タイミングに同期して、記録媒体Sを実際に走査
する幅(有効走査範囲)TW の開始時点や終了時点の設
定と、この有効走査範囲TW 内においてのみピクセルデ
ータに基く半導体レーザの発光及び消灯の制御を行うこ
とによって記録媒体S以外の不必要な部分を走査しない
ようにして鮮明な画像形成を行う等、主走査及び副走査
に必要な制御を行うようにしている。尚、終了パルス信
号BDEが発生してから次の開始パルス信号BDSが発
生するまでの期間が副走査期間となっている。
【0007】次に、有効走査範囲TW に鮮明な画像を形
成するための従来の半導体レーザの駆動制御回路を図1
5に基いて説明する。
【0008】この駆動制御回路は、バッファ回路3が容
量素子4の充電電圧VC に比例した値の駆動電流ID
発生すると共に、NPNトランジスタ5がホストコンピ
ュータ等から転送されてくるピクセルデータSi の論理
値に従ってオン・オフの切換えを行うことにより半導体
レーザLDへの駆動電流ID の供給を制御し、この制御
によって、ピクセルデータSi に対応して半導体レーザ
LDを発光及び消灯させる構成となっている。
【0009】更に、発光時における半導体レーザLDの
発光強度を常に一定に維持させるために、容量素子4の
充電電圧VC を制御する自動電力制御回路(以下、AP
C回路という)6及びフォトダイオード7が設けられて
いる。尚、フォトダイオード7は半導体レーザLDに近
接して設けられており、半導体レーザLDが発するレー
ザ光hνの一部を受光することによって発光強度に比例
した電流IS を発生する。
【0010】APC回路7がこの電流IS の変動を逐一
検出し、発光強度が予め決められた光強度LX より高く
なって電流IS が所定のしきい値を超えた場合には、容
量素子4の充電電圧VC を下げるように放電制御するこ
とで駆動電流ID を規定値まで下げ、逆に、発光強度が
予め決められた光強度LX より低くなって電流IS が所
定のしきい値を下回った場合には、容量素子4の充電電
圧VC を上げるように充電制御することで駆動電流ID
を規定値まで上げる。そして、この帰還制御を繰り返す
ことにより、容量素子の電圧VC 及び駆動電流ID を常
に一定に保ち半導体レーザLDの発光時の発光強度を一
定に維持する。
【0011】更に、APC回路6は、前記開始パルスB
DSと終了パルスBDEを入力し、図14に示すよう
に、開始パルスBDSの発生に同期して論理値“L”に
反転し、終了パルス信号BDEに同期して論理値“H”
に反転する制御信号FBを内部で発生し、制御信号FB
が論理値“L”となる期間、即ち主走査方向Xの許容走
査範囲TA においては容量素子4との接続関係を遮断状
態(即ち、高インピーダンス状態)にすることにより上
記帰還間制御を停止し、一方、制御信号FBが論理値
“H”となる期間、即ち副走査のために回転ドラムDM
の回転によって記録媒体Sを移動させる期間(副走査期
間)においてのみ容量素子4の電圧制御を行うための帰
還制御を行う。このように制御することによって、副走
査期間において予め容量素子4の電圧VC を安定化させ
ておき、許容走査範囲TA 中には、APC回路6の帰還
制御中に不用意に容量素子4の電圧変動を引き起こすこ
とがないようにしている。
【0012】尚、容量素子4と並列に接続されたNPN
トランジスタ8は、ホストコンピュータから入力される
制御信号SP に従ってオンとなることにより、容量素子
4の電荷を強制的に放電させて、それに伴って半導体レ
ーザLDの発光を強制的に禁止するために設けられてい
る。
【0013】このように、従来の画像形成装置にあって
は、半導体レーザ駆動回路中にAPC回路6を備えると
共に、半導体レーザLDの発光及び消灯を適宜に制御す
ることで、むらの無い印字や印刷を実現するようにして
いる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
画像形成装置にあっては、例えば記録媒体の全照射面を
均一の密度で走査するだけでなく、領域に応じて記録密
度を切換えることが望まれている。例えば、新聞印刷用
の版下を製造する場合を述べると、照射面の全てが文字
だけの領域ではなく、図14に示すある領域Aは文字だ
け、他の領域Bは写真画を含む場合があり、この様な場
合には、写真画の領域Bの記録密度を文字のみの領域A
の記録密度よりも高密度で行う方が鮮明な画像形成を実
現することができる。
【0015】そこで、記録密度を切換える際には、領域
Aの走査を完了した時点で、ホストコンピュータが、図
14のNPNトランジスタ8に論理値“H”の制御信号
Pを印加して容量素子4を完全に放電させることで、
半導体レーザLDの発光を強制的に停止させ、一方、記
録密度の切換え処理の完了後に主走査を再起動させる時
に、制御信号SP を論理値“L”にしてNPNトランジ
スタ8をオフ状態にして、APC回路6による容量素子
4の再充電を可能にすることによって、半導体レーザL
Dを再び発光させている。
【0016】このように、副走査のための動作を一旦停
止すると同時に半導体レーザを強制的に消灯させるのは
次の理由による。
【0017】即ち、上記の制御信号FBのみに従って半
導体レーザLDの発光を制御した場合、理想的には有効
走査範囲TW にはレーザ光hνが照射させないこととな
るけれども、ポリゴンミラーPMは常時回転しているの
で、制御信号FBが論理値“H”となるときに半導体レ
ーザLDは発光し、この発光時の僅かな漏れ光で記録媒
体が不要に走査されて、密度の切換え部分にピクセルデ
ータSi と関連のない線などが記録されてしまい、特
に、密度切換え処理の期間が長くなるとこの現象が顕著
に現れることとなる。そこで、密度切換え処理中は、上
記の制御信号FBに関わらず容量素子4の電荷を完全に
放電することによって半導体レーザを完全に消灯させる
ようにしている。
【0018】又、容量素子4を完全に放電させると、バ
ッファアンプ3が半導体レーザLDに供給するための駆
動電流ID を発生しなくなるので、消費電力を減らすこ
とが可能となり、特に、新聞印刷用版下を製作するよう
な場合には、操作者が校正作業に時間を要するために上
記停止時間が長くなることがあり、このような時間に消
費電力の低減化の効果が得られるようにしている。
【0019】しかしながら、図15に示す容量素子4
は、駆動電流ID を安定化するために比較的大容量のも
のが適用され、したがって、完全に放電した状態の容量
素子4をAPC回路7による帰還ループを介してのみ電
圧VC を規定電圧まで再充電するためには長時間を要す
ることとなり、密度切換え処理完了後、迅速に次の処理
を再開することができないという問題があった。
【0020】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
て成されたものであり、半導体レーザの駆動電流を安定
化すると共に、消灯した半導体レーザを高速に発光可能
状態にすることができる半導体レーザの駆動制御回路を
提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、半導体レーザを駆動するための駆動
電流を、容量素子に発生する充電電圧に基いて設定する
バッファ回路と、該半導体レーザの発光強度を検出し、
その検出レベルと予め設定されたしきい値との差分がゼ
ロとなるように上記容量素子を充放電制御することによ
り、充電電圧を一定に保持させる帰還制御回路と、容量
素子の充電電圧を制御信号に基いて強制的に放電するこ
とにより上記バッファ回路から半導体レーザへの電流供
給を停止させる制御回路と、放電された上記容量素子を
充電する際に、電源から該容量素子に電流を供給するこ
とによって急速充電を行うと共に、充電電圧が定電圧素
子に予め設定された電圧に達するとクリップする充電回
路とを備えた。
【0022】
【作用】このような構成を有する本発明の半導体レーザ
駆動制御回路によれば、一旦容量素子を放電して再度規
定の充電電圧に設定する際に、充電回路が電源から大電
流を容量素子に供給することにより急速充電を行うと共
に、該充電電圧に達するとそれ以上に上昇しないように
クリップするので、半導体レーザの消灯と発光の制御を
迅速に行うことが可能となる。
【0023】また、容量素子の充電電圧が半導体レーザ
を発光させる電圧に達すると、帰還制御回路が半導体レ
ーザの発光強度の変化に応じて充放電を行うので、容量
素子の充電電圧が安定化され、半導体レーザの発光強度
が一定に保持される。
【0024】
【実施例】以下、本発明を適用した新聞版下作製用の画
像形成装置の一実施例を図面と共に説明する。まず、画
像形成装置の構成を図1〜図3に基づいて説明する。
尚、図1は画像形成装置の概略構成を示す概略縦断面
図、図2は記録媒体を搬送すると共に副走査を実現する
ための搬送機構の詳細構成を示す縦断面図、図3は半導
体レーザのレーザ光によって記録媒体を主走査するため
の光学機構の構成を示す斜視図である。
【0025】図1に基づいて画像形成装置の全体構成を
説明すると、カット・シート状に裁断された記録媒体S
が外周面に巻き付けられる回転ドラム10が装置の筐体
11内に正逆回転可能に支持され、この回転ドラムDM
の搬入側(図示例では左側)に記録媒体Sを供給するた
めの供給機構12、回転ドラムDMの搬出側(図示例で
は下側)には無端状の搬送コンベア13が設けられてい
る。ここで、回転ドラムDMは、回転ドラム駆動モータ
16によって駆動され、記録媒体Sの搬送は、ローラ駆
動モータ36によって駆動されるフィードローラ28が
行うようになっている。更に、回転ドラムDMの外側近
傍には、記録媒体Sに露光による画像形成を行うための
光学機構15が設けられている。
【0026】記録媒体Sはレーザ光が照射されると硬化
する光硬化性樹脂が塗布されたシート状の媒体であり、
裁断される以前はロール状に巻回されてマガジン14内
に収納されており、このマガジン14から反巻回を向く
ように供給機構12によって引き出され、搬送路の途中
に設けられたカッタ34によってカット・シート状に裁
断されて回転ドラムDMに巻装される。尚、回転ドラム
DMの外周面は、通気可能な多孔体で形成され、回転ド
ラムDMの内側へ空気を吸引することによって、記録媒
体Sをドラム外周面にエア吸着する構成となっている。
【0027】そして、カット・シート状の記録媒体S
は、回転ドラムDMの正方向(副走査方向Y)への回転
と、光学機構15中の半導体レーザLDから照射される
レーザ光による主走査とによって全面が露光された後、
回転ドラムDMから剥離されて搬送コンベア13によっ
て取り出し口へ搬出される。
【0028】更に、図2に基づいて構成を詳述する。回
転ドラムDMの回転駆動は回転ドラム駆動モータ16に
より行われるが、この回転ドラム駆動モータ16の出力
軸と回転ドラムDMの回転軸とは複数のタイミングプー
リ17及びタイミングベルト18によって連結されてお
り、回転ドラムDMは所定の減速比で正逆方向に回転で
きるようになっている。
【0029】回転ドラムDMの外周面の所定位置に先端
挿入板19が取り付けられると共に、回転ドラムDMの
外周に軸方向に沿って形成された凹溝20内に押え部材
21が設けられ、これらによって記録媒体Sの回転ドラ
ムDM上への位置決め及び固定が行われる。先端挿入板
19はその先端が屈曲されており、この屈曲部位が記録
媒体Sの挿入口となっている。記録媒体Sの先端部はこ
の挿入口から先端挿入板19内に挿入されて内部のスト
ッパ部位で停止し、これにより記録媒体S先端部の回転
ドラムDMへの保持と、回転ドラムDMへの位置決めと
が行われる。一方、押え部材21は凹溝20内で回転す
るようになっており、その一方向回転で回転ドラムDM
外周面に臨んで記録媒体Sの後端部を押えると共に、反
対方向の回転でこの押え状態から離脱して、記録媒体S
の開放を行う。即ち、記録媒体Sを回転ドラムDMに装
着するときは、記録媒体Sの先端部が先端挿入板19に
よって固定されると共に、後端部が押え部材21によっ
て固定され、この状態でエア吸着の吸着力で回転ドラム
DMの外周面に巻き付け固定される。一方、記録媒体S
を回転ドラムDMから剥離するときは、エア吸着を一旦
停止すると共に、回転ドラムDMの逆回転に伴って押え
部材21が開放状態となり、更に、押え部材21の近傍
に設けられている剥離爪(図示せず)によって、記録媒
体Sが回転ドラムDMから剥離される構成となってい
る。
【0030】回転ドラムDMの外周面両側にはピンチロ
ーラ22が転接され、記録媒体Sを回転ドラムDMの外
周面に押圧することによって、記録媒体Sの巻き癖を除
去するように作用する。
【0031】前記供給機構12は記録媒体Sを案内する
第1,第2及び第3のガイド部材23,24,25と、
複数のガイドローラ26を配設することにより構成され
ており、第1のガイド部材23が記録媒体Sのマガジン
14側に位置し、第3のガイド部材25が回転ドラムD
M側に位置している。又、第2のガイド部材24には同
部材24の通路の開放及び遮蔽を行う共に、記録媒体S
への搬送力を付与するゲート機構27が設けられてい
る。
【0032】このゲート機構27は、フィードローラ2
8及びスキュー防止ローラ29が左右に一対ずつ設けら
れると共に、第2のガイド部材24の出口を開閉するゲ
ート30が設けられている。ここで、フィードローラ2
8及びスキュー防止ローラ29における上側ローラは、
いずれもブラケット板31に回転自在に取り付けられて
いる。
【0033】ブラケット板31は、矢印Cの方向へ上下
移動可能となっており、その上動によってフィードロー
ラ28及びスキュー防止ローラ29の上側ローラを下側
ローラから切り離す一方、その下動によって上側ローラ
を下側ローラに転接するようになっている。このブラケ
ット板31は、ばね32によって各ローラ28,29の
上側ローラが下側ローラに転接する方向に付勢される一
方、レバー33の矢印D方向への回動操作によって上側
ローラと下側ローラが切離されるように上動する。一
方、ゲート30はこのブラケット板31の上下動と連動
しており、ブラケット板31の上動で第2のガイド部材
24の出口を封鎖し、ブラケット板31の下動でその開
放を行うように回動する。
【0034】このようなゲート機構27はレバー33が
第2図中の実線状態のとき、ばね32のばね力及びそれ
自体の自重でフィードローラ28及びスキュー防止ロー
ラ29の上側ローラと下側ローラとが転接して回転する
と共に、ゲート30が第2のガイド部材24の出口を開
放しており、記録媒体Sは、第3のガイド部材25の方
向に移動される。
【0035】又、レバー33が第2図中に示す鎖線状態
のとき、ブラケット板31が上動して両ローラ28,2
9の上側ローラと下側ローラとが切り離されると共に、
ゲート30が第2のガイド部材24の出口を封鎖してお
り、特にマニュアル挿填時の記録媒体Sの先端送り込み
を阻止すると共に先端位置を決定する。第2のガイド部
材24と第3のガイド部材25との間に、搬送されてき
た記録媒体Sを所定の長さに裁断するための回転式のカ
ッタ34が設けられている。
【0036】更に、第3のガイド部材25には、搬送さ
れてくる記録媒体Sの先端及び後端を検出するセンサ3
5が設けられ、このセンサ35の検出パルス信号に基い
てローラ駆動モータ36による記録媒体Sの基準位置が
検出され、これから所定のステップ送られた位置で、記
録媒体Sが回転ドラムDMの先端挿入板19に突き当た
るようになっている。
【0037】又、フィードローラ28の下側ローラがロ
ーラ駆動モータ36に連結されて回転駆動され、この下
側ローラに上側ローラが転接した状態での回転により回
転ドラムDMへ移動する推進力を記録媒体Sに付与す
る。これにより記録媒体Sは回転ドラムDM側に自動的
に送り出される。一方、スキュー防止ローラ29は、回
転自由状態で記録媒体Sに転接し、記録媒体Sの移動速
度を検出する。
【0038】尚、スキュー防止ローラ29のローラ軸に
はスキュー防止ローラ29の回転を検出するロータリエ
ンコーダ37が連結され、回転ドラム駆動モータ16の
回転軸にはその回転を検出するロータリエンコーダ38
が連結され、更に、回転ドラムDMの側端には、回転ド
ラムDMが一回転する毎に所定の基準位置(ドラムホー
ムポジションと言う)に来たことを検出するためのセン
サ39が設けられている。
【0039】次に、回転ドラムDMに近接して設けられ
る光学機構15の構成を図3に基づいて説明する。半導
体レーザLDは、図6に示す半導体レーザ駆動制御回路
206で駆動されることによりレーザ光hνを発生し、
このレーザ光hνは、シリンドリカルレンズ100等を
有する光学系を介してポリゴンミラーPMの反射面に照
射される。ポリゴンミラーPMは、夫々同一形状のn個
(この実施例では8個)の反射面を有するn角柱の形状
をしており、サーボモータ101によって一定の角速度
で主走査方向Xへ回転駆動されることで、夫々の反射面
が順次にレーザ光hνを反射する。そして、各反射面が
レーザ光hνを反射する角度(2π/n)より若干小さ
な角度θA (θA <2π/n)が主走査方向Xにおける
走査可能な許容走査角となり、この許容走査角θA の内
側の所定の角度θW (θW <θA)が記録媒体Sを実際
に主走査するための有効走査角となっている。
【0040】ポリゴンミラーPMで反射されたレーザ光
hνは、Fθレンズ102を通り、更に折返しミラー1
03及びシリンドリカルレンズ104を介して回転ドラ
ムDMに装着されている記録媒体Sに照射される。
【0041】Fθレンズ102の後方であって上記許容
走査角θA の両側位置に、Fθレンズ102を通過して
くるレーザ光を反射する一対の反射ミラー105,10
6が設けられ、更に、反射ミラー105で反射されたレ
ーザ光を集光する集光レンズ107及びフォトダイオー
ドPD1 と、反射ミラー106で反射されたレーザ光を
集光する集光レンズ108及びフォトダイオードPD2
が設けられている。
【0042】更に、ポリゴンミラーPMの底端には、第
1番目の反射面と最終の第n番目の反射面との境界位置
(ミラーホームポジションと言う)を示す境界マークが
設けられており、ポリゴンミラーPMが1回転する毎に
検出センサ109がこれを検出してミラーホームポジシ
ョン信号MHPを出力する。即ち、このミラーホームポジ
ション信号MHPは、ポリゴンミラーPMが1回転したこ
とと、ポリゴンミラーPMが基準の回転位置にきたこと
を示す信号である。
【0043】尚、図3において、回転ドラムDMは、前
述したように、タイミングプーリ17及びタイミングベ
ルト18を介してドラム駆動モータ16の駆動力が伝達
されることによって正逆転可能となっている。但し、回
転ドラムDMに装着された記録媒体Sをレーザ光hνに
よって露光する画像形成期間には、回転ドラムDMは所
定の副走査方向Yに一定の角速度で回転駆動される。
【0044】次に、図4及び図5に基づいて、副走査と
主走査を実現するための回転ドラムDMとポリゴンミラ
ーPMの位置関係及び制御タイミングを説明する。尚、
図4(A)は回転ドラムDM及びカット・シート状の記
録媒体Sを展開して示し、図4(B)はポリゴンミラー
PMを展開して示し、図5はフォトダイオードPD1が
発生する開始パルス信号BDSと、フォトダイオードP
D2が出力する終了パルス信号BDE及び、検出センサ
109が出力するミラーホームポジション信号MHP等の
タイミングを示す。
【0045】画像形成期間内では、回転ドラムDMは一
定角速度で副走査方向Yへ回転駆動される。そして、図
4(A)に示すように、回転ドラムDMに設けられてい
るセンサ39がドラムホームポジションDHPを出力した
時点t1 で、回転ドラムDMが副走査方向Yの基準位置
に来たと判断する。そして、その時点t1 から予め決め
られた時間経過後の時点t2 に、記録媒体Sの先端が光
学機構15による主走査可能位置に来たと判断する。
尚、これらの判断処理は図2に示すマイクロプロセッサ
200が行う。
【0046】一方、ポリゴンミラーPMは、各反射面で
反射したレーザ光hνを主走査方向Xに沿って順次に照
射するように、所定方向に一定角速度で回転される。更
に、ポリゴンミラーPMの各反射面の先端部分でレーザ
光hνを反射するときが回転ドラムDMの左端の主走査
開始時点に対応し、各反射面の後端部分でレーザ光hν
を反射するときが回転ドラムDMの右端の主走査終了時
点に対応するように、全て反射面の形状が均一に形成さ
れることにより、各反射面の主走査範囲が回転ドラムD
Mの幅に対応づけられている。
【0047】又、センサ109がミラーホームポジショ
ン信号MHPを出力した時点t3 で、第1反射面の先端位
置が回転ドラムDMの左端位置に対応する位置関係に設
定されている。したがって、回転ドラムDMが副走査方
向Yに一定角速度で回転するのに伴ってポリゴンミラー
PMが1回転する期間THPに、n個の反射面がn回の主
走査を実現する関係となっている。
【0048】更に、反射面で反射されたレーザ光hνが
回転ドラムDMの左端と記録媒体Sの左端との間の所定
位置(即ち、記録媒体Sを未だ主走査しない位置)に向
かう時点t4 でフォトダイオードPD1がこのレーザ光
hνを受光し、反射面で反射されたレーザ光hνが記録
媒体Sの右端と回転ドラムDMの右端との間の所定位置
(即ち、記録媒体Sの主走査を完了した後の位置)に向
かう時点t7 でフォトダイオードPD2がこのレーザ光
hνを受光するように、反射ミラー105と106が配
置されている。そして、図5に示すように、フォトダイ
オードPD1がこのレーザ光hνがを受光すると開始パ
ルス信号BDSを出力し、フォトダイオードPD2がこ
のレーザ光hνを受光すると終了パルス信号BDEを出
力する。
【0049】更に、フォトダイオードPD1がレーザ光
を受光して開始パルス信号BDSを出力した時点t4
ら所定時間経過した時点t5 で記録媒体Sの左端の主走
査開始位置を判定し、更に、時点t4 から所定時間経過
した時点t6 で記録媒体Sの右端の主走査完了位置を判
定する。これらの時点t5 及びt6 の判定は、後述する
マイクロプロセッサ200によるプログラムタイマー等
の周知技術で実現される。
【0050】以上の説明から明らかなように、時点t4
〜t7 の期間τA に主走査される範囲(以下、許容走査
範囲TA と言う)が図3の許容走査角θA に対応し、時
点t5 〜t6 の期間τW に主走査される範囲(以下、有
効走査範囲TW と言う)が図3の有効走査角θW に対応
し、且つ、有効走査範囲TW は記録媒体Sの横幅に対応
している。そして、期間τW においてピクセルデータS
i に基づく画像形成が行われる。尚、第1反射面を代表
して記録媒体Sの有効走査範囲TW の走査開始位置と走
査完了位置の設定原理を説明したが、他の反射面による
主走査においても同様である。
【0051】次に、かかる画像形成装置の動作を制御す
るための制御機構を図6に基づいて説明する。尚、この
制御機構は、プログラム制御するマイクロプロセッサ2
00を備え、マイクロプロセッサ200が、ロータリー
エンコーダ37から出力される検出パルス信号S1 と、
ロータリーエンコーダ38から出力される検出パルス信
号S2 と、センサ35から出力される検出パルス信号S
3 と、センサ39から出力されるドラムホームボジショ
ン信号DHPと、センサ109から出力されるミラーホー
ムポジション信号MHPと、フォトダイオードPD1から
出力される開始パルス信号BDSと、フォトダイオード
PD2から出力される終了パルス信号BDEを入力し
て、所定の副走査及び主走査を実現するためのプログラ
ム制御を行う。又、該同期制御にしたがってドラム駆動
モータ16、ローラ駆動モータ36、カッタ34、サー
ボモータ110を駆動制御するための駆動回路202〜
205が設けられ、更に、半導体レーザLDの供給電力
を制御するための半導体レーザ駆動制御回路206と、
ホストコンピュータから転送されてくる1ライン分のピ
クセルデータ郡を一時的に保持して有効走査範囲TW
主走査する際に所定周期で各ピクセルデータSi を出力
するラインバッファ207を備えている。尚、マイクロ
プロセッサ200はホストコンピュータとの間で同期し
て動作するようになっている。
【0052】更に、半導体レーザ駆動制御回路206は
図7に示す回路構成となっている。
【0053】この駆動制御回路206は、バッファ回路
300が容量素子301の充電電圧VC に比例した値の
駆動電流ID を発生すると共に、NPNトランジスタ3
02が二値のピクセルデータSi に従ってオン・オフの
切換えを行うことによって半導体レーザLDへの駆動電
流ID の供給を制御して、該ピクセルデータSi に対応
して半導体レーザLDを発光及び消灯させる。
【0054】更に、発光時における半導体レーザLDの
発光強度を常に一定に維持するために自動電力制御回路
(APC回路)303が設けられている。
【0055】即ち、半導体レーザLDに近接して設けら
れているフォトダイオード304が半導体レーザLDの
発光の一部を受光することによって発光強度に対応する
光電変換電流IS を発生させ、この光電変換電流IS
APC回路303内の前置増幅器305が電圧に変換し
て増幅し、比較器306が前置増幅器305の出力と所
定のしきい値電圧Vref とを比較する。そして、NAN
D回路308とインバータ回路309及びAND回路3
10で構成されるエンコード回路がこの比較器306の
出力Qと制御信号FBについてエンコードし、プッシュ
プル回路を構成しているトランジスタ311,312を
このエンコード信号E1,E2で制御することによっ
て、容量素子301を充電又は放電させる。
【0056】ここで、制御信号FBは、図6中のマイク
ロプロセッサ200が開始パルス信号BDSと終了パル
ス信号BDEに同期して形成される信号であり、図5に
示すように開始パルス信号BDSが発生した時点から終
了パルス信号BDEが発生するまでの期間τA において
論理値“L”となり、終了パルス信号BDEが発生した
時点から次の開始パルス信号BDSが発生するまでの副
走査のための期間τにおいて論理値“H”となる。
【0057】したがって、期間τでは、出力Qの論
理レベルに係わらず、常にNAND回路308の出力E
1が論理値“H”となると同時に、AND回路310の
出力E2が論理値“L”となるので、トランジスタ31
1,312は共にオフとなって、APC回路303の帰
還ループが遮断される。そして、この遮断状態では、容
量素子301は放電も充電も行われないことから、駆動
電流ID は一定の充電電圧VC に応じた電流値に保持さ
れる。
【0058】一方、副走査のための期間τC では、制御
信号FBが論理値“H”となるので、NAND回路30
8の出力E1が論理値“L”となると同時に、AND回
路310の出力E2が論理値“H”となるので、トラン
ジスタ311,312は共にオンとなり、APC回路3
03の帰還ループが構成される。そして、帰還ループが
構成されると、図8に示すように、半導体レーザLDの
発光強度がしきい値電圧Vref に対応する所定の発光強
度LX よりも上昇すると、出力Qは論理値“L”とな
り、NAND回路308とAND回路310の出力E
1,E2が共に論理値“H”となって、トランジスタ3
11がオフ、トランジスタ312がオンとなるので、容
量素子301を放電し、逆に、半導体レーザLDの発光
強度がしきい値電圧Vref に対応する発光強度LX より
も低下すると、出力Qは論理値“H”となり、NAND
回路308とAND回路310の出力E1,E2が共に
論理値“L”となって、トランジスタ311がオン、ト
ランジスタ312がオフとなるので、容量素子301が
充電する。
【0059】そして、この充放電を有効走査範囲TW
前に行うことで、予め容量素子301の電圧VC を安定
化させ、有効走査範囲TW では半導体レーザLDの発光
強度を一定に保って、印字むら印刷むら等を発生させな
いようにしている。
【0060】更に、容量素子301と並列にNPNトラ
ンジスタ313が接続されている。通常の画像形成のた
めの走査を行うときは、ホストコンピュータから供給さ
れる論理値“L”の制御信号SP によって、NPNトラ
ンジスタ313が遮断状態となり、後述する密度切換え
期間では、論理値“H”の制御信号SP によって、NP
Nトランジスタ313がオン状態となることにより、容
量素子301の電荷を放電して、駆動電流ID の発生を
停止させる。
【0061】更に、容量素子301を急速充電するため
の充電回路314と、充電回路314による充電期間中
に駆動電流ID が半導体レーザLDへ流れるのを防止す
るためのNPNトランジスタ321が設けられている。
即ち、充電回路314は、ホストコンピュータから供給
される充放電制御信号IC が論理値“H”のときにオン
状態、論理値“L”のときのオフ状態となるNPNトラ
ンジスタ316を有し、このトランジスタ316のエミ
ッタ接点が、逆流防止用のダイオード317を介して容
量素子301に接続し、コレクタ接点が抵抗318を介
して電源VDDに接続すると共に、ツェナータイオード3
19に接続している。ツェナーダイオード319は抵抗
318を介して常にバイアス電流が供給されることによ
って一定のツェナー電圧VZ を発生し、容量素子301
の充電電圧が半導体レーザLDの所定の発光強度LX
対応する電圧VC に達するとトランジスタ316のコレ
クタ接点の電位をツェナー電圧VZ にクリップすること
によって、容量素子301の充電電圧VC を規定電圧に
制限する。
【0062】NPNトランジスタ321は、充放電制御
信号IC が論理値“H”のときのオン状態となってバッ
ファ回路300の出力をグランド接点に接続し、一方、
充放電制御信号IC が論理値“L”のときのオフ状態と
なってバッファ回路300との接続関係を遮断すること
によって、バッファ回路300の出力電流ID を半導体
レーザLDへ供給させる。
【0063】次に、かかる制御機構に基づく画像形成装
置の動作を図9〜図11のフローチャート及び図11、
図12のタイミングチャートに基づいて説明する。
【0064】まず、図6に示すマイクロプロセッサ20
0は、ホストコンピュータから画像形成開始の指令を受
けると、図9中のステップ500〜520において、駆
動回路205を介してサーボモータ101の回転を開始
させると共に、駆動回路202,203を介してドラム
駆動モータ16とローラ駆動モータ36を回転させるこ
とによって回転ドラムDMとフィードローラ28の回転
を開始させ、フィードローラ28がマガジン14から引
き出された記録媒体Sを回転ドラムDM側へ搬送する。
そして、この回転ドラムDMの回転開始時点ta (図1
2参照)においては、制御信号SP が論理値“H”とな
ってスイッチングトランジスタ313がオン状態となる
ことで容量素子301の電荷が放電されると共に、充電
制御信号IC が論理値“H”となるので充電回路314
の充電動作は停止され、半導体レーザLDは駆動電流I
D が供給されず発光しない。
【0065】次に、ステップ530において、センサ3
5が記録媒体Sの先端を検知して検出パルス信号S3
発生すると、ステップ540において、内部のプログラ
ムタイマーが作動して記録媒体Sの搬送量の計測を開始
する。ここで、マイクロプロセッサ200は、この搬送
中にロータリーエンコーダ37,38からの検出パルス
信号S1 ,S2 に基づいてスキュー防止ローラ29の回
転速度と回転ドラムDMの回転速度を逐次比較し、回転
速度差がゼロになるようにローラ駆動モータ36の回転
速度を制御する。これにより、フィードローラ28の搬
送速度と回転ドラムDMによる巻取速度が等しくなり、
記録媒体Sが安定に搬送される。
【0066】次に、ステップ550において、上記プロ
グラムタイマーの計測値が所定値に達すると、駆動回路
204を介してカッタ34に駆動電力を供給して記録媒
体Sを裁断させると同時に、ローラ駆動モータ36を停
止させて記録媒体Sの搬送を停止させる。したがって、
マガジン14からの新たな記録媒体Sの搬送は停止さ
れ、回転動作が継続している回転ドラムDMにカット・
シート状に裁断された記録媒体Sのみが巻装される。そ
して、ステップ570において、センサ109から出力
されるミラーホームポジション信号MHPとセンサ39か
ら出力されるドラムホームポジション信号DHPYが同
タイミングで発生するように回転ドラムDMの副走査方
向Yの回転を同期調整する。
【0067】このように、回転ドラムDMに記録媒体S
が装着され、且つ回転ドラムDMとポリゴンミラーPM
の回転が同期すると、画像形成可能状態となり、次の画
像形成処理ステップ580の処理が開始される。尚、画
像形成処理ステップ580における処理の詳細を図10
に示す。
【0068】即ち、ステップ590において、上記同期
調整された後に最初に発生するドラムホームポジション
信号DHPを検知するのに同期して(図12中の時点tb
を参照)、ステップ600においてマイクロプロセッサ
200のプログラムタイマーが作動し、更に、制御信号
P を論理値“L”、充電制御信号IC を論理値“H”
反転させることにより、充電回路314による容量素子
301の充電を開始させる。ここで、充電制御信号IC
が論理値“H”となることにより、NPNトランジスタ
321がオン状態となるので、たとえ容量素子301の
充電電圧VC の上昇に伴ってバッファ回路300が駆動
電流ID を出力するようになっても該駆動電流ID はN
PNトランジスタ321を介してグランド接点側へ流れ
てしまい、半導体レーザLDは発光しない。
【0069】次に、ステップ610において該プログラ
ムタイマーの計測値が、ミラーホームポジション信号M
HPに同期した所定値に達すると(図12中の時点tc
参照)、該プログラムタイマーが停止すると同時に、充
電制御信号IC が論理値“L”に反転して充電回路31
4の充電動作を停止し、更に、NPNトランジスタ32
1をオフ状態にする。したがって、ステップ590〜6
10(図12中の時点tb 〜tc の期間)の処理によっ
て、容量素子301の充電電圧VC が規定値まで上昇し
て安定化され、更に、光学機構15による最初の主走査
位置が記録媒体Sの先頭位置となるまで回転ドラムDM
が空回りされることとなり、時点tc 以後は光学機構1
5による主走査が可能となる。
【0070】次に、時点tc に同期したステップ620
において、制御信号FBを論理値“H”に反転させるこ
とによりAPC回路303の帰還制御を作動させ、バッ
ファから300から出力される駆動電流ID によって半
導体レーザLDを発光させる。更に、時点tc に同期し
たステップ630において、ホストコンピュータから最
初の1ライン分のピクセルデータ群をラインバッファ2
07に転送させる。
【0071】次に、ステップ640において、最初の開
始パルス信号BDSを検知すると、ステップ650にお
いて制御信号FBを論理値“L”に反転させることによ
って許容走査範囲TA の開始時点を設定すると共にAP
C回路303の帰還制御を停止させ、更にステップ66
0においてマイクロプロセッサ200の内部プログラム
タイマーが作動し、ステップ670で該プログラムタイ
マーの計測値が所定値になると有効走査範囲TW の開始
時点を設定する。
【0072】そして、ステップ680において、ライン
バッファ207中の1つのピクセルデータSi を所定の
周波数に同期してトランジスタ302へ供給することに
より実質的な主走査が開始される。尚、各ピクセルデー
タSi は負論理で転送されるので、記録媒体Sを露光す
べきときはトランジスタ302がオフ、露光しないとき
はトランジスタ302がオンとなる。そして、ポリゴン
ミラーPMの回転に伴って順次にピクセルデータSi
トランジスタ302へ供給していくことによって1ライ
ン分の画像形成を行う。
【0073】次に、ステップ690において該1ライン
分の画像形成が完了した後、ステップ700において終
了パルス信号BDEを検知すると、ステップ710にお
いて制御信号FBを論理値“H”に反転することによ
り、APC回路303に帰還制御を行なわせる。
【0074】次に、ステップ720においてホストコン
ピュータから記録密度の切換え信号が出力された場合に
は、図11に示す密度切換え処理ルーチンへ処理が移行
するが、密度切換え信号が出力されない場合には、ステ
ップ730において全ての画像形成完了を示す完了信号
がホストコンピュータから出力されたか検知し、未だ完
了しない場合にはステップ630へ処理が戻る。
【0075】したがって、ホストコンピュータから密度
切換え信号による指示がないときはステップ630〜ス
テップ730の処理を繰り返すことによって、回転ドラ
ムDMの回転に伴う副走査とポリゴンミラーPMの回転
に伴う主走査を順次に行い、画像形成が行われることと
なる。
【0076】そして、ステップ730で全ての画像形成
完了となると、図9の記録媒体の搬出処理740が行わ
れる。即ち、ステップ740では、駆動回路202に対
してドラム駆動モータ16への電力供給を停止させるこ
とによって回転ドラムDMの回転を一旦停止させ、次
に、駆動回路202にドラム駆動モータ16を逆回転さ
せるてための電力供給を支持するによって回転ドラムD
Mから記録媒体Sを剥離させ、搬送コンベア13によっ
て記録媒体Sを搬出させ、一連の画像形成処理を完了す
る。
【0077】次に、ステップ720において密度切換え
が指定された場合の処理を図11のフローチャート及び
図13のタイミングチャートに基づいて説明する。
【0078】まず、ステップ800において、制御信号
P を論理値“H”、充電制御信号IC を論理値
“L”、制御信号FBを論理値“L”にすることによっ
て、NPNトランジスタ313をオン状態にすると共
に、充電回路314の充電動作を禁止し、容量素子30
1の電荷を放電させる。これにより、半導体レーザLD
への駆動電流ID の供給が停止され、半導体レーザLD
は完全に消灯する。更に、回転ドラムDMの副走査方向
Yへの回転を一旦停止させる。
【0079】次に、ステップ820において、回転ドラ
ムDMをポリゴンミラーPMの反射面数nに等しいライ
ン数分だけ僅かに逆回転させて停止させる。即ち、この
実施例のようにn=8の反射面を有するポリゴンミラー
PMを使用する場合には、8ライン分、回転ドラムDM
を副走査方向Yと逆の方向に後退させて停止させる。
【0080】そして、次のステップ830の間にホスト
コンピュータが他の記録密度の画像形成用データを作成
する等の処理を行う。次に、ステップ840において操
作者がホストコンピュータを介して記録再開を指令した
ことを示す再起動信号CHGを検知すると(図13中の
時点td を参照)、ステップ850において制御信号S
P を論理値“L”にすることによってトランジスタ31
3を非導通状態にすると同時に、充電制御信号IC を論
理値“H”にして充電回路314を作動させることによ
り容量素子301を充電させる。ここで、充電制御信号
C が論理値“H”のときはNPNトランジスタ321
はオン状態となるので、半導体レーザLDは駆動電流I
D が供給されず消灯したままとなる。
【0081】そして、ステップ860において、時点t
d 後にポリゴンミラーPMのセンサ109から出力され
た最初のミラーホームポジション信号MHPを検知すると
(図13中の時点te を参照)、ステップ870におい
て回転ドラムDMの副走査方向Yへの回転を再開させ
る。
【0082】次に、ステップ880においてポリゴンミ
ラーPMの1回転後のミラーホームポジション信号MHP
を検知すると(図13中の時点tf を参照)、ステップ
890において制御信号FBを論理値“H”に反転させ
た後、図10に示す画像形成処理ルーチンにおけるステ
ップ630へ処理が移行する。したがって、図13に示
す時点te 〜tf の期間に、後退位置にあった回転ドラ
ムDMが密度切り換え開始のラインまで戻ると共に、ポ
リゴンミラーPMによる該ラインの主走査がミラーホー
ムポジションMHPに同期して再開されることとなる。そ
して、ステップ630からの処理を繰り返すことによっ
て密度切換え後の画像形成が行われるようになる。
【0083】ここで、密度切換え後にステップ630か
らの処理を行う際には、ホストコンピュータからライン
バッファ207へ転送される1ライン分のピクセルデー
タ数が記録密度に対応して変更される。例えば、2倍の
記録密度に切換える場合にはそのデータ数も2倍とな
る。したがって、ポリゴンミラーPMの回転角速度は密
度切換えの前後において変更させず、ラインバッファ2
07の各ピクセルデータSi をNPNトランジスタ30
2に供給する供給タイミングの周波数を変更することで
有効走査範囲TW 内に記録を行うようにする。即ち、密
度切換え前の上記供給タイミングの周波数がf1 、記録
密度がN1 、密度切換え後の記録密度がN2 であれば、
密度切換え後の上記供給タイミングの新たな周波数f2
は、f2 =f1 ×(N2 /N1 )に設定させる。これに
より、主走査方向Xの密度切換えが実現され、新たな周
波数f2 の設定はマイクロコンピュータ200が行う。
【0084】一方、副走査方向Yにおける密度切換えは
次の処理により実現される。即ち、マイクロコンピュー
タ200が回転ドラムDMの回転角速度を記録密度に対
応した回転角速度に変更する。例えば、密度切換え前の
回転角密度がW1 、記録密度がM1 、密度切換え後の記
録密度がM2 であれば、密度切換え後の新たな回転角速
度W2 は、W2 =×(M2 /M1 )に基づいて設定され
る。
【0085】このようにこの実施例によれば、充電回路
314を設けて密度切り換えの際にこの充電回路314
を作動させることによって、放電状態の容量素子301
を急速充電させるようにしたので、密度切り換え後の画
像形成を迅速に再開することが可能となる。更に、画像
形成を行わないときは半導体レーザLDを完全に消灯さ
せるので、記録媒体Sに対して不要なレーザ光を照謝さ
せることがなく画質の優れた画像形成を実現することが
できると共に、消費電力を低減することができる。又、
容量素子301の充電電圧VC が規定電圧に達すると、
ツェナーダイオード319に設定されているツェナー電
圧VZ によってトランジスタ316のコレクタ接点がク
リップされ、トランジスタ316は強制的にオフとなる
ので、容量素子301の充電電圧VC が規定電圧を超え
ることがなく、高速に安定化される。したがって、急速
充電時に、充電電圧VC のオーバーシュートに基く駆動
電流ID の急上昇などを招かないので、半導体レーザL
Dの発光強度の安定化のみならず破壊防止を実現してい
る。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、容
量素子に充電した所定の充電電圧に基いて半導体レーザ
を駆動するための駆動電流設定用のバッファ回路を有す
る半導体レーザの駆動制御回路において、一旦容量素子
を放電して再度所定の充電電圧に設定する際に、電源か
ら大電流を容量素子に供給することにより急速充電を行
うと共に、該充電電圧に達するとクリップしてそれ以上
の電圧に上昇しないようにするクリップする充電回路を
備えたので、半導体レーザの消灯と発光の制御を迅速に
行うことが可能となり、画像形成装置に好適な半導体レ
ーザの駆動制御回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像形成装置の一実施例の全
体構造を概略的に示す縦断面図である。
【図2】図1に示す画像形成装置における搬送機構の詳
細構成を示す縦断面図である。
【図3】図1に示す画像形成装置における光学機構の構
成を示す斜視図である。
【図4】図1に示す画像形成装置における副走査及び主
走査を実現するための原理を説明するための説明図であ
る。
【図5】図1に示す画像形成装置における副走査及び主
走査を実現するための原理を説明するためのタイミング
チャートである。
【図6】画像形成装置の動作を制御する為の制御機構の
構成を示す構成説明図である。
【図7】半導体レーザ駆動制御回路の一実施例の構成を
示す回路図である。
【図8】半導体レーザ駆動制御回路に設けられているA
PC回路の動作を説明するための動作説明図である。
【図9】画像形成装置の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図10】画像形成装置の動作を更に説明するためのフ
ローチャートである。
【図11】画像形成装置の動作を更に説明するためのフ
ローチャートである。
【図12】画像形成装置が画像形成を開始するまでのタ
イミングを説明するためのタイミングチャートである。
【図13】画像形成装置の密度切り換え処理時の動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図14】従来の画像形成装置における画像形成原理を
説明するための説明図である。
【図15】従来の半導体レーザ駆動制御回路の構成を示
す回路図である。
【符号の説明】
S…記録媒体、PM…ポリゴンミラー、DM…回転ドラ
ム、LD…半導体レーザ、200…マイクロプロセッ
サ、206…半導体レーザ駆動制御回路、207…ライ
ンバッファ、300…バッファ回路、301…容量素
子、302,311,312,313,316,321
…NPNトランジスタ、303…APC回路、304…
フォトダイオード、305…前置増幅器、306…比較
器、308…NAND回路、309…インバータ回路、
310…AND回路、317…ダイオード、318…抵
抗、319…ツェナーダイオード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/23 103 A 9186−5C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザを駆動するための駆動電流
    を、容量素子に発生する充電電圧に基いて設定するバッ
    ファ回路と、 該半導体レーザの発光強度を検出し、その検出レベルと
    予め設定されたしきい値との差分がゼロとなるように上
    記容量素子を充放電制御することにより、充電電圧を一
    定に保持させる制御回路と、 上記容量素子の充電電圧を制御信号に基いて強制的に放
    電することにより上記バッファ回路から半導体レーザへ
    の電流供給を停止させる制御回路と、 放電された上記容量素子を充電する際に、電源から該容
    量素子に電流を供給することによって急速充電を行うと
    共に、充電電圧が定電圧素子で予め設定された電圧に達
    するとクリップする充電回路と、 を備えたことを特徴とする半導体レーザの駆動制御回
    路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013130719A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Canon Inc 光走査装置及び画像形成装置
CN117175736A (zh) * 2023-09-04 2023-12-05 上海瑞柯恩激光技术有限公司 保护电路、灯泵充电电路以及固体激光器的电源系统

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