JPH05345972A - 高周波装置 - Google Patents
高周波装置Info
- Publication number
- JPH05345972A JPH05345972A JP15354392A JP15354392A JPH05345972A JP H05345972 A JPH05345972 A JP H05345972A JP 15354392 A JP15354392 A JP 15354392A JP 15354392 A JP15354392 A JP 15354392A JP H05345972 A JPH05345972 A JP H05345972A
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- impedance
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロスタイムなく短時間にマッチングを取るこ
とができる高周波装置を実現する。 【構成】 高周波発振器1からの高周波電力は、負荷7
に印加されるが、その際、高周波発振器と負荷側のイン
ピーダンスを整合させ、効率よく高周波を負荷7に供給
するため、マッチングボックス3内のマッチングコンデ
ンサ4、チューニングコンデンサ5を調整し、インピー
ダンスマッチングを行う。計算器12は各電圧と位相に
基づいて負荷7のインピーダンスやコンデンサ4,5の
容量を求め、制御回路13は、求められたコンデンサ4
と5の容量に応じ、モータ14と15を制御し、各コン
デンサの容量を計算で求めた値にセットする。
とができる高周波装置を実現する。 【構成】 高周波発振器1からの高周波電力は、負荷7
に印加されるが、その際、高周波発振器と負荷側のイン
ピーダンスを整合させ、効率よく高周波を負荷7に供給
するため、マッチングボックス3内のマッチングコンデ
ンサ4、チューニングコンデンサ5を調整し、インピー
ダンスマッチングを行う。計算器12は各電圧と位相に
基づいて負荷7のインピーダンスやコンデンサ4,5の
容量を求め、制御回路13は、求められたコンデンサ4
と5の容量に応じ、モータ14と15を制御し、各コン
デンサの容量を計算で求めた値にセットする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アーク放電の影響を著
しく少なくした高周波スパッタリング装置やエッチング
装置などの高周波装置に関する。
しく少なくした高周波スパッタリング装置やエッチング
装置などの高周波装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高周波スパッタリング装置では、2枚の
電極間に高周波を印加し、一方の電極(試料)をスパッ
タリングし、試料表面のクリーニングなどを行ってい
る。また、別の高周波装置では、2枚の電極間に高周波
を印加し、一方の電極からスパッタされた粒子を電極に
接近して配置された基板上に付着させるようにしてい
る。図1はこのような高周波装置の概略を示しており、
1は高周波発振器である。高周波発振器1からの高周波
は、検出器2を介してマッチングボックス3に供給され
る。マッチングボックス3はマッチング可変コンデンサ
4、チューニング可変コンデンサ5、コイル6から構成
されている。マッチングボックス3からの高周波は、負
荷7に供給される。なお、検出器2は、マッチングボッ
クス3に入力する高周波の電圧,電流,電圧と電流の位
相差θを検出している。
電極間に高周波を印加し、一方の電極(試料)をスパッ
タリングし、試料表面のクリーニングなどを行ってい
る。また、別の高周波装置では、2枚の電極間に高周波
を印加し、一方の電極からスパッタされた粒子を電極に
接近して配置された基板上に付着させるようにしてい
る。図1はこのような高周波装置の概略を示しており、
1は高周波発振器である。高周波発振器1からの高周波
は、検出器2を介してマッチングボックス3に供給され
る。マッチングボックス3はマッチング可変コンデンサ
4、チューニング可変コンデンサ5、コイル6から構成
されている。マッチングボックス3からの高周波は、負
荷7に供給される。なお、検出器2は、マッチングボッ
クス3に入力する高周波の電圧,電流,電圧と電流の位
相差θを検出している。
【0003】このような構成において、検出器2によっ
て検出された電圧,電流,位相に基づいてインピーダン
スと位相とを求め、それらの値に基づいてマッチングボ
ックス3内のマッチングコンデンサ4,チューニングコ
ンデンサ5の容量を変えている。
て検出された電圧,電流,位相に基づいてインピーダン
スと位相とを求め、それらの値に基づいてマッチングボ
ックス3内のマッチングコンデンサ4,チューニングコ
ンデンサ5の容量を変えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図2はマッチングボッ
クス3への入力インピーダンスの軌跡を示しており、チ
ューニングコンデンサ5を固定状態とし、マッチングコ
ンデンサ4を可変としたものである。検出器2によって
求められたインピーダンスZがマッチングポイントイン
ピーダンス(50Ω)より大きいか小さいかに応じてマ
ッチングコンデンサ4の容量が変えられる。検出インピ
ーダンスZが50Ωより大きい場合には、コンデンサ4
の容量が増加する方向に駆動される。また、検出インピ
ーダンスZが50Ωより小さい場合には、コンデンサ4
の容量が減少する方向に駆動される。このような駆動方
式では、図中の円状のインピーダンスの軌跡の内、点線
で示した領域が、インピーダンスZが50Ωより小さい
にも拘らず、逆に容量が増加する方向にコンデンサ4が
駆動され、容量が最大となった後に容量が減少する方向
にコンデンサ4が駆動される。そのため、マッチングを
取るまでにロスタイムが発生することになる。
クス3への入力インピーダンスの軌跡を示しており、チ
ューニングコンデンサ5を固定状態とし、マッチングコ
ンデンサ4を可変としたものである。検出器2によって
求められたインピーダンスZがマッチングポイントイン
ピーダンス(50Ω)より大きいか小さいかに応じてマ
ッチングコンデンサ4の容量が変えられる。検出インピ
ーダンスZが50Ωより大きい場合には、コンデンサ4
の容量が増加する方向に駆動される。また、検出インピ
ーダンスZが50Ωより小さい場合には、コンデンサ4
の容量が減少する方向に駆動される。このような駆動方
式では、図中の円状のインピーダンスの軌跡の内、点線
で示した領域が、インピーダンスZが50Ωより小さい
にも拘らず、逆に容量が増加する方向にコンデンサ4が
駆動され、容量が最大となった後に容量が減少する方向
にコンデンサ4が駆動される。そのため、マッチングを
取るまでにロスタイムが発生することになる。
【0005】図3はマッチングボックス3への入力イン
ピーダンスの軌跡を示しており、チューニングコンデン
サ5を可変とし、マッチングコンデンサ4を固定状態と
したものである。検出器2によって検出された位相θに
応じてチューニングコンデンサ5の容量が変えられる。
この場合、位相θが正の場合、チユーニングコンデンサ
5の容量は増加する方向に駆動され、位相θが負の場
合、コンデンサ5の容量が減少する方向に駆動される。
このような駆動方式では、図中の円状のインピーダンス
の軌跡の内、点線で示した領域が、位相θが正であるに
も拘らず、逆に容量が減少する方向にコンデンサ5が駆
動され、容量が最小となった後に容量が増加する方向に
コンデンサ5が駆動される。そのため、マッチングを取
るまでにロスタイムが発生することになる。
ピーダンスの軌跡を示しており、チューニングコンデン
サ5を可変とし、マッチングコンデンサ4を固定状態と
したものである。検出器2によって検出された位相θに
応じてチューニングコンデンサ5の容量が変えられる。
この場合、位相θが正の場合、チユーニングコンデンサ
5の容量は増加する方向に駆動され、位相θが負の場
合、コンデンサ5の容量が減少する方向に駆動される。
このような駆動方式では、図中の円状のインピーダンス
の軌跡の内、点線で示した領域が、位相θが正であるに
も拘らず、逆に容量が減少する方向にコンデンサ5が駆
動され、容量が最小となった後に容量が増加する方向に
コンデンサ5が駆動される。そのため、マッチングを取
るまでにロスタイムが発生することになる。
【0006】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的は、ロスタイムなく短時間にマッチン
グを取ることができる高周波装置を実現するにある。
もので、その目的は、ロスタイムなく短時間にマッチン
グを取ることができる高周波装置を実現するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に基づく高周波装
置は、高周波電源と、高周波電源からの高周波電力が供
給される負荷と、電源と負荷との間に配置され、可変コ
ンデンサとコイルとから成るマッチングボックスと、負
荷に流れる電流から負荷インピータンスを求める計算手
段と、負荷インピーダンスの値に基づいて可変コンデン
サの容量を調整する調整手段とより成ることを特徴とし
ている。
置は、高周波電源と、高周波電源からの高周波電力が供
給される負荷と、電源と負荷との間に配置され、可変コ
ンデンサとコイルとから成るマッチングボックスと、負
荷に流れる電流から負荷インピータンスを求める計算手
段と、負荷インピーダンスの値に基づいて可変コンデン
サの容量を調整する調整手段とより成ることを特徴とし
ている。
【0008】
【作用】マッチングボックス内のコイルの間の電位差と
位相差などを検出し、それに基づいて負荷電流を求め、
さらに負荷電流から負荷側のインピーダンスを求め、こ
のインピーダンスに基づいてマッチングボックス内のコ
ンデンサの容量を調整する。
位相差などを検出し、それに基づいて負荷電流を求め、
さらに負荷電流から負荷側のインピーダンスを求め、こ
のインピーダンスに基づいてマッチングボックス内のコ
ンデンサの容量を調整する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図4は本発明の一実施例を示しており、図
1の従来装置と同一番号は同一構成要素を示す。1は高
周波発振器であり、高周波発振器1からの高周波は、検
出器2を介してマッチングボックス3に供給される。マ
ッチングボックス3はマッチングコンデンサ4、チュー
ニングコンデンサ5、コイル6から構成されている。マ
ッチングボックス3からの高周波は、負荷7に供給され
る。8,9,10,11はコイル6の両端間の電位を検
出するための分割コンデンサであり、コイル6の一方の
端部の電位に比例した信号はコンデンサ8と9の中間部
から得られ、コイルの他方の端部の電位に比例した信号
はコンデンサ10と11の中間部から得られる。各コン
デンサの中間点の信号は計算器12に供給され、この計
算器12において後述する負荷に流れる電流とこの電流
から負荷のインピーダンスが求められる。13は制御回
路であり、制御回路13は計算器12において求められ
た負荷のインピーダンスに基づいてモータ14,15を
制御する。モータ14はマッチングコンデンサ4を駆動
し、モータ15はチューニングコンデンサ5を駆動す
る。
に説明する。図4は本発明の一実施例を示しており、図
1の従来装置と同一番号は同一構成要素を示す。1は高
周波発振器であり、高周波発振器1からの高周波は、検
出器2を介してマッチングボックス3に供給される。マ
ッチングボックス3はマッチングコンデンサ4、チュー
ニングコンデンサ5、コイル6から構成されている。マ
ッチングボックス3からの高周波は、負荷7に供給され
る。8,9,10,11はコイル6の両端間の電位を検
出するための分割コンデンサであり、コイル6の一方の
端部の電位に比例した信号はコンデンサ8と9の中間部
から得られ、コイルの他方の端部の電位に比例した信号
はコンデンサ10と11の中間部から得られる。各コン
デンサの中間点の信号は計算器12に供給され、この計
算器12において後述する負荷に流れる電流とこの電流
から負荷のインピーダンスが求められる。13は制御回
路であり、制御回路13は計算器12において求められ
た負荷のインピーダンスに基づいてモータ14,15を
制御する。モータ14はマッチングコンデンサ4を駆動
し、モータ15はチューニングコンデンサ5を駆動す
る。
【0010】上記した構成で、高周波発振器1からの高
周波電力は、負荷7に印加されるが、その際、高周波発
振器と負荷側のインピーダンスを整合させ、効率よく高
周波を負荷7に供給するため、マッチングボックス3内
のマッチングコンデンサ4、チューニングコンデンサ5
を調整し、インピーダンスマッチングを行う。以下、こ
の実施例におけるマッチングの動作を説明する。まず、
マッチングボックス3内のコイル6の両端間の電位差か
ら負荷7に流れる電流が求められるが、その方法につい
て述べる。
周波電力は、負荷7に印加されるが、その際、高周波発
振器と負荷側のインピーダンスを整合させ、効率よく高
周波を負荷7に供給するため、マッチングボックス3内
のマッチングコンデンサ4、チューニングコンデンサ5
を調整し、インピーダンスマッチングを行う。以下、こ
の実施例におけるマッチングの動作を説明する。まず、
マッチングボックス3内のコイル6の両端間の電位差か
ら負荷7に流れる電流が求められるが、その方法につい
て述べる。
【0011】図5はマッチングボックス3と負荷7との
等価回路であり、図4と同一部分は同一番号が付されて
いる。負荷7はコンデンサ17と抵抗18とから成る。
コイル6の両端の電位をV2,V3とし、負荷に流れる
電流をIとする。また、負荷側のインピーダンスをZL
とする。このような等価回路における電圧V2,V3、
電流Iのベクトル図を図6に示す。
等価回路であり、図4と同一部分は同一番号が付されて
いる。負荷7はコンデンサ17と抵抗18とから成る。
コイル6の両端の電位をV2,V3とし、負荷に流れる
電流をIとする。また、負荷側のインピーダンスをZL
とする。このような等価回路における電圧V2,V3、
電流Iのベクトル図を図6に示す。
【0012】まず、負荷のインピーダンスを求める過程
を説明する。図6のベクトル図から次の式が導かれる。
なお、下式でθは電圧V2とV3との間の位相差であ
る。
を説明する。図6のベクトル図から次の式が導かれる。
なお、下式でθは電圧V2とV3との間の位相差であ
る。
【0013】
【数1】
【0014】その結果、V1は次式で表される。
【0015】
【数2】
【0016】次に図2の回路におけるコイル6の両端の
電位V2,V3の電位差xは次式で表される。
電位V2,V3の電位差xは次式で表される。
【0017】
【数3】
【0018】上式より、負荷7に流れ込む電流Iは次の
ようになる。
ようになる。
【0019】
【数4】
【0020】次に負荷インピーダンスZLを求める。こ
の負荷インピーダンスZLは次のように表される。 ZL=RL+jXL なお、上式においてXLはコイル6と負荷7のコンデン
サ分17に基づく成分、RLは負荷の抵抗分18に基づ
く成分である。また、次の関係が導かれる。
の負荷インピーダンスZLは次のように表される。 ZL=RL+jXL なお、上式においてXLはコイル6と負荷7のコンデン
サ分17に基づく成分、RLは負荷の抵抗分18に基づ
く成分である。また、次の関係が導かれる。
【0021】
【数5】
【0022】この結果、負荷インピーダンスZLは抵抗
分とリアクタンス分とで求まり、次の式によって計算で
きる。
分とリアクタンス分とで求まり、次の式によって計算で
きる。
【0023】
【数6】
【0024】次にインピーダンスマッチングを行うため
の最適なコンデンサ4,5の容量を計算で求める方法に
ついて述べる。図7は図4の高周波装置全体の等価回路
を示しており、R0は高周波電源1の内部のインピーダ
ンス、jδは浮遊インダクタンスである。まず、図7の
点線を基準として点線より負荷7側を見たインピーダン
スZ2と電源側を見たインピーダンスZ1とを求める。
このインピーダンスZ 2,Z1は次のように表される。
の最適なコンデンサ4,5の容量を計算で求める方法に
ついて述べる。図7は図4の高周波装置全体の等価回路
を示しており、R0は高周波電源1の内部のインピーダ
ンス、jδは浮遊インダクタンスである。まず、図7の
点線を基準として点線より負荷7側を見たインピーダン
スZ2と電源側を見たインピーダンスZ1とを求める。
このインピーダンスZ 2,Z1は次のように表される。
【0025】
【数7】
【0026】ここでZ1=Z2の関係から次式が導かれ
る。
る。
【0027】
【数8】
【0028】上式を整理すると、マッチングコンデンサ
4(C1)の容量を次式によって求めることができる。
4(C1)の容量を次式によって求めることができる。
【0029】
【数9】
【0030】次に、図7の点線を基準として、点線より
負荷側を見たアドミッタンスY2と電源側を見たアドミ
ッタンスY1とを求める。
負荷側を見たアドミッタンスY2と電源側を見たアドミ
ッタンスY1とを求める。
【0031】
【数10】
【0032】このアドミッタンスY1とY2は共役の関
係にあるが、実数部のみを比較すると次式が導かれる。
係にあるが、実数部のみを比較すると次式が導かれる。
【0033】
【数11】
【0034】上式を整理すると、チューニングコンデン
サ5(C2)の容量を次式によって求めることができ
る。
サ5(C2)の容量を次式によって求めることができ
る。
【0035】
【数12】
【0036】上記したように、負荷7側のインピーダン
スに応じて最適なマッチングコンデンサ4とチューニン
グコンデンサ5の容量が求められる。制御回路13は、
求められたコンデンサ4と5の容量に応じ、モータ14
と15を制御し、各コンデンサの容量を計算で求めた値
にセットする。なお、モータ14,15によるコンデン
サ4,5の容量の設定は、事前にモータの回転量と容量
との関係を測定して記憶させておけば、制御回路13に
よる正確な容量の設定が可能となる。従って、負荷7の
インピーダンスを計算によって求めることにより、直ち
に、コンデンサ4と5の調整が行われ、ロスタイムなし
に短時間にマッチングを取ることができる。
スに応じて最適なマッチングコンデンサ4とチューニン
グコンデンサ5の容量が求められる。制御回路13は、
求められたコンデンサ4と5の容量に応じ、モータ14
と15を制御し、各コンデンサの容量を計算で求めた値
にセットする。なお、モータ14,15によるコンデン
サ4,5の容量の設定は、事前にモータの回転量と容量
との関係を測定して記憶させておけば、制御回路13に
よる正確な容量の設定が可能となる。従って、負荷7の
インピーダンスを計算によって求めることにより、直ち
に、コンデンサ4と5の調整が行われ、ロスタイムなし
に短時間にマッチングを取ることができる。
【0037】上記した実施例では、コイル6の両端間の
電位差と位相とによって負荷に流れる電流を計算した
が、マッチングボックス3の入力側の電圧V0,電流I
0とによって負荷電流を計算することもできる。ここ
で、マッチングボックス3の入力側の電圧V0,電流I
0、コンデンサ4に流れる電流I1、負荷に流れる電流
I 2(=I)のベクトル図を図8,図9に示す。図8は
電流I0の位相が電圧V0の位相より先行している場
合、図9はその逆の場合であり、これらの図においてθ
は電圧V0と電流I0との位相差である。これらのベク
トル図から次式が導かれる。
電位差と位相とによって負荷に流れる電流を計算した
が、マッチングボックス3の入力側の電圧V0,電流I
0とによって負荷電流を計算することもできる。ここ
で、マッチングボックス3の入力側の電圧V0,電流I
0、コンデンサ4に流れる電流I1、負荷に流れる電流
I 2(=I)のベクトル図を図8,図9に示す。図8は
電流I0の位相が電圧V0の位相より先行している場
合、図9はその逆の場合であり、これらの図においてθ
は電圧V0と電流I0との位相差である。これらのベク
トル図から次式が導かれる。
【0038】
【数13】
【0039】計算器12は上式によって負荷電流を求
め、更に負荷インピーダンスを計算するが、その後の処
理は前記した実施例と同様に行われる。
め、更に負荷インピーダンスを計算するが、その後の処
理は前記した実施例と同様に行われる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に基づく高
周波装置は、マッチングボックス内のコイルの間の電位
差と位相差などを検出し、それに基づいて負荷電流を求
め、さらに負荷電流から負荷側のインピーダンスを求
め、このインピーダンスに基づいてマッチングボックス
内のコンデンサの容量を調整するように構成したので、
ロスタイムなく短時間にマッチングを取ることができる
周波装置は、マッチングボックス内のコイルの間の電位
差と位相差などを検出し、それに基づいて負荷電流を求
め、さらに負荷電流から負荷側のインピーダンスを求
め、このインピーダンスに基づいてマッチングボックス
内のコンデンサの容量を調整するように構成したので、
ロスタイムなく短時間にマッチングを取ることができる
【図1】従来の高周波装置の概略を示す図である。
【図2】インピーダンスの軌跡を示す図である。
【図3】インピーダンスの軌跡を示す図である。
【図4】本発明の一実施例である高周波装置を示す図で
ある。
ある。
【図5】マッチングボックスと負荷の等価回路を示す図
である。
である。
【図6】図5の回路における電圧V2,V3、電流Iの
ベクトル図を示す図である。
ベクトル図を示す図である。
【図7】図4の高周波装置全体の等価回路を示す。
【図8】図5の回路における電圧V0、電流I0、電流
I1、I2のベクトル図を示す。
I1、I2のベクトル図を示す。
【図9】図5の回路における電圧V0、電流I0、電流
I1、I2のベクトル図を示す。
I1、I2のベクトル図を示す。
1 高周波発振器 2 検出器 3 マッチングボックス 7 負荷 12 計算器 13 制御回路 14,15 モータ
Claims (3)
- 【請求項1】 高周波電源と、高周波電源からの高周波
電力が供給される負荷と、電源と負荷との間に配置さ
れ、可変コンデンサとコイルとから成るマッチングボッ
クスと、負荷に流れる電流から負荷インピータンスを求
める計算手段と、負荷インピーダンスの値に基づいて可
変コンデンサの容量を調整する調整手段とより成る高周
波装置。 - 【請求項2】 前記計算手段は、マッチングボックスの
コイルの両端間の電位と位相とに基づいて負荷に流れる
電流を計算するようにした請求項1記載の高周波装置。 - 【請求項3】 前記計算手段は、マッチングボックスの
入力側の電圧と電流とに基づいて負荷に流れる電流を計
算するようにした請求項1記載の高周波装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15354392A JPH05345972A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 高周波装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15354392A JPH05345972A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 高周波装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05345972A true JPH05345972A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=15564818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15354392A Withdrawn JPH05345972A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 高周波装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05345972A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001262336A (ja) * | 2000-03-23 | 2001-09-26 | Anelva Corp | スパッタリング装置及び薄膜形成方法 |
| JP2004085446A (ja) * | 2002-08-28 | 2004-03-18 | Daihen Corp | インピーダンス整合器の出力端特性解析方法、およびインピーダンス整合器、ならびにインピーダンス整合器の出力端特性解析システム |
| KR100463754B1 (ko) * | 1996-06-29 | 2005-06-07 | 삼성코닝 주식회사 | Ito 유리의 제조방법 및 장치 |
| JP2007174198A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | インピーダンス整合装置 |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP15354392A patent/JPH05345972A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100463754B1 (ko) * | 1996-06-29 | 2005-06-07 | 삼성코닝 주식회사 | Ito 유리의 제조방법 및 장치 |
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