JPH05346730A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH05346730A
JPH05346730A JP4177777A JP17777792A JPH05346730A JP H05346730 A JPH05346730 A JP H05346730A JP 4177777 A JP4177777 A JP 4177777A JP 17777792 A JP17777792 A JP 17777792A JP H05346730 A JPH05346730 A JP H05346730A
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JP
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image forming
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Application number
JP4177777A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Yoshikawa
博明 吉川
Hiroe Okuyama
浩江 奥山
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 狭い帯電量分布を示し、現像性が改善された
画像形成方法を提供する。 【構成】 潜像形成工程、現像工程、転写工程を有する
画像形成方法であって、現像工程において、静電潜像保
持体に対向配置された現像剤担持体1と、バネ部材21
の一端に固着された軟弾性部材22を現像剤担持体にニ
ップして現像剤の薄層を形成する現像剤規制部材2とを
備え、該軟弾性部材として、現像剤流入側前端から所定
の領域が現像剤を介して現像剤担持体をニップし、且
つ、そのニップ面22aと前端面22bとのなす角度θ
が105°≦θ≦165°の関係を満たすものを備えた
一成分現像装置を用い、且つ、現像剤として、少なくと
も結着樹脂と帯電制御剤と磁性粉とからなる一成分系の
ものを用いる。その場合、結着樹脂として、数平均分子
量(Mn)が2,000ないし15,000、Z平均分
子量(Mz)が40万以上、Mz/Mnが50ないし6
00であるものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機、プリ
ンタ等の画像形成装置において適用される画像形成方法
に関し、特に、静電潜像保持体と現像剤担持体との間で
発生させた振動電界内で一成分系の現像剤を飛翔させて
静電潜像を現像する一成分現像装置を用いた画像形成方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】潜像保持体上に形成された静電潜像を現
像し、可視像を形成する画像形成方法としては、使用す
る現像剤の種類などに応じ、従来より各種タイプの現像
装置を使用したものが提案されている。このうち、トナ
ーのみからなる一成分系の現像剤を使用するものとし
て、例えば図3に示す一成分現像装置を使用する画像形
成方法が知られている。図3において、磁性トナーより
なる現像剤tを収容するホッパーaと、回動自在な円筒
状スリーブb1内に複数の磁石b2を固定配置し、磁力
により現像剤tをスリーブb1上に吸着する現像剤担持
体b(以下、「現像ロール」という)と、バネ板部材c
1の一端に固着された略平板状の軟弾性部材c2を上記
現像ロールbにニップし、搬送される現像剤tを薄層化
する現像剤規制部材cとから構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この一成分現像装置に
おいては、現像剤規制部材cで所定の層厚に薄層化した
現像剤tを現像ロールbから静電潜像担持体eに向け飛
翔させて静電潜像fの現像がなされるが、現像により形
成されたトナー像の濃度は、スリーブb1上に薄層化さ
れた現像剤の層厚やその均一性に著しく影響を受ける。
そのため、現像剤の層厚やその均一性を現像ロールの軸
方向並びに周方向に関して適性にコントロールする必要
から、現像剤の薄層化を担う現像剤規制部材は、軟弾性
部材の現像ロールに対するニップ位置を厳密に規定して
ホルダーへ取り付けることが要求されている。従来にお
ける現像剤規制部材においては、ホルダーへの取り付け
における許容誤差は2mm程度であった。そして、上記
現像装置の各部品がある程度の公差を有して設計され、
実際に組み立てられた装置が1〜2mmの累積公差を有
していることを考え併せると、現像剤規制部材の取り付
けは、極めて厳密にならざるを得ないという問題があっ
た。
【0004】そこで、本発明者等は、先に、現像剤規制
部材における軟弾性部材が、現像剤流入側前端から所定
の領域で現像剤を介して現像ロールをニップし、且つ、
そのニップ面と前端面とのなす角度θが105°≦θ≦
165°の関係を有する一成分現像装置を使用する、い
わゆる先端カットブレード方式を提案した。(特願平2
−411989号)しかしながら、この先端カットブレ
ード方式によれば、ニップ前端面が、トナー層から受け
る力の分力により、ブレード全体が現像ロールから離れ
る方向となるため、その分力の軸方向のバラツキによ
り、トナーがニップ内で授かる帯電量にバラツキを生じ
やすく、結果的にトナーの帯電量分布が広くなるという
欠陥を有することが判明した。本発明は、上記のような
実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、現像
剤規制部材の設定誤差を考慮して開発された上記先端カ
ットブレード方式において生じる広帯電量分布現象を改
善し、現像性を改善する画像形成方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の課
題は、現像剤における結着樹脂中の磁性粉及び帯電制御
剤の分散性を改善することにより改善できると考え、鋭
意検討した結果、結着樹脂のZ平均分子量(Mz)を大
きくし、且つZ平均分子量(Mz)/数平均分子量(M
n)の比を大きくすることにより、先端カットブレード
方式においても、帯電量分布が狭く、現像性が良好にな
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、潜像保持体上に潜像
を形成する工程、潜像保持体上の潜像を一成分系の現像
剤にて現像する工程、形成されたトナー画像を転写体上
に転写する工程を有する画像形成方法であって、上記現
像する工程が、静電潜像保持体に対向配置され、ホッパ
ー内に収容された一成分系現像剤を現像領域に搬出する
現像剤担持体と、バネ部材の一端に固着された軟弾性部
材を上記現像剤担持体にニップして現像剤の薄層を形成
する現像剤規制部材とを備え、該軟弾性部材として、現
像剤流入側前端から所定の領域が現像剤を介して現像剤
担持体をニップし、且つ、そのニップ面と前端面とのな
す角度θが105°≦θ≦165°の関係を満たしてな
るものを備えた一成分現像装置を用い、且つ、その現像
剤として、少なくとも結着樹脂と帯電制御剤と磁性粉と
からなるものを用い、該結着樹脂の数平均分子量(M
n)が2,000ないし15,000、Z平均分子量
(Mz)が40万以上、Mz/Mnが50ないし600
であることを特徴とする。
【0007】まず、本発明における現像する工程におい
て用いる一成分現像装置について説明する。図2は、本
発明において使用する一成分現像装置の一例を示す概略
断面図であり、図1はその要部を示す拡大図である。こ
の一成分現像装置は、一成分系の現像剤を使用するもの
であり、静電潜像保持体Dに対向配置された現像ロール
1と、先端部が上記現像ロール1に圧接するように配設
された現像剤規制部材2とから構成され、これらが現像
剤Tを収容するホッパー3内に配設されている。上記現
像ロールは、極性および磁力の異なる複数の磁極(N
…、S…)が着磁され、ケーシングに固定支持されたマ
グネットロール11と、このマグネットロールの周囲を
回動する円筒状スリーブ12とからなり、スリーブ12
の回動に伴って現像剤Tの吸着、搬送、およびスリーブ
12からの解放が、マグネットロール11の磁気パター
ンに応じて行われるようになっている。一方現像剤規制
部材2は、バネ部材21と、このばね部材21の先端に
接着された軟弾性部材22と、バネ部材21の後端を支
持する支持部材23とから構成されており、ホルダー5
にねじ止めすることによって固定されている。また、ホ
ルダー5は、軟弾性部材22が常に所定の線圧でスリー
ブ12をニップするようコイルバネ6によって付勢され
ている。なお、71は交流電源、72は直流電源であ
り、Iは静電潜像保持体上に形成された静電潜像を示
す。
【0008】本発明においては、上記軟弾性部材は、図
1に示されるように、現像剤流入側前端から所定の領域
LR が現像剤Tを介して現像ロール1をニップし、且
つ、そのニップ面22aと前端面22bとのなす角度θ
が105°≦θ≦165°の関係を満たすような台形状
をしていることが必要である。角度θが上記の範囲を外
れると、現像剤規制部材の取り付け許容誤差が4mmよ
りも小さくなり、現像剤規制部材の取り付けが容易に行
われないようになる。
【0009】次に、本発明において使用する一成分系の
現像剤について説明する。一成分系の現像剤は、少なく
とも結着樹脂と帯電制御剤と磁性粉とからなるものであ
って、結着樹脂としては、低温での熱溶融性を得るため
に、Mnが2,000ないし15,000、好ましくは
2,000〜10,000の範囲のものが使用される。
Mnが2,000未満の場合には、混練時の粘度低下の
ため、磁性粉その他の内添剤の分散性が悪化し、他方、
15,000を越えると、定着性が悪化する。
【0010】また、結着樹脂は、Mzが大きいほど樹脂
強度が増大し、さらに熱混練時の粘度が増大し、磁性粉
その他内添剤の分散性が改善され、いわゆるトナーの組
成分布が制御され、電荷分布が均一になる。したがっ
て、その様な効果を生じさせるために、Mzは40万以
上であることが必要であり、好ましくは50万以上であ
る。さらに、粉砕時においても微粉が少なくなり、帯電
分布がより均一となる。
【0011】また、溶融混練時には、混練温度で溶融し
やすく、かつ、粘度が高いことが必要であり、したがっ
て、溶融性がよく、溶融粘度をあげるために、Mz/M
nが50ないし600であることが必要である。特に、
70〜600の範囲が好ましい。Mz/Mnが50未満
の場合は、熱溶融性が悪化し、現像性が悪くなる。一
方、600を越える場合には、製造性の面から難点があ
る。
【0012】本発明において、結着樹脂は、分子量が低
分子量領域からMzを大きくする超高分子領域まで、幅
広く広がっており、それによって、上記の条件が満たさ
れる。このような結着樹脂を得るためには、低分子量の
重合体と高分子量の重合体とを混合すればよい。低分子
量の重合体は、エチレン系不飽和単量体を重合開始剤を
使用して重合することによって得られ、一方、高分子量
重合体は、エチレン系不飽和単量体を重合開始剤を使用
せずに、高重合率まで塊状重合法による重合を行った後
に、溶剤と重合開始剤を添加し、溶液重合法により高分
子重合体を合成させる二段重合法によって形成すればよ
い。すなわち、Mzをより大きくするためには、高分子
重合体を得るための塊状重合の反応温度を80〜150
℃にし、重合率を30〜90重量%、より好ましくは3
5〜85重量%にすることにより良好な結果が得られ
る。ここで、重合率が30重量%未満では、十分に大き
なMzのものが得られにくく、また90重量%を越える
とMzの大きなものが得られるが、高粘度のため、後処
理が困難となる。塊状重合の反応停止は、一旦冷却する
か、冷溶剤を添加することによっても達せられる。その
後の溶液重合は、溶剤として、ベンゼン、エチルベンゼ
ン、o−キシレン等の芳香族系炭化水素の中から単独ま
たは2種以上を組み合わせて用いることができる。溶液
重合は、通常反応温度が80〜150℃で行うが、分子
量調節のためにその範囲外で行うことができる。反応
は、溶剤に均一混合した重合開始剤を1〜20時間かけ
て連続的に、または分割して行われる。この場合、連続
添加する方が均一なものが得られやすい。この様にし
て、Mzが40万以上、Mnが1万以上である高分子量
重合体を得ることができる。
【0013】一方、低分子重合体の製造方法には、各種
の重合法を用いることができるが、特に不純物が少ない
溶液重合法が好ましく用いられる。この場合、分子量の
コントロールは溶剤と単量体との比、溶剤種、連鎖移動
剤、ラジカル重合開始剤の種類やその量、反応温度等を
適宜用いることによって行うことができる。
【0014】本発明において使用できるエチレン系不飽
和単量体としては、例えば、アクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、
アクリル酸オクチル、アクリル酸シクロヘキシル、アク
リル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸ベ
ンジル、アクリル酸フルフリル、アクリル酸テトラヒド
ロフルフリル、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル
酸ヒドロキシブチル、アクリル酸ジメチルアミノメチ
ル、アクリル酸ジメチルアミノエチル等のアクリル酸エ
ステル類、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリ
ル酸オクチル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ス
テアリル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸
ベンジル、メタクリル酸フルフリル、メタクリル酸テト
ラヒドロフルフリル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、
メタクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ヒドロ
キシブチル、メタクリル酸ジメチルアミノメチル、メタ
クリル酸ジメチルアミノエチル等のメタクリル酸エステ
ル類、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、クロルス
チレン、スチレン等の芳香族ビニル単量体、マレイン酸
ジブチル、マレイン酸ジオクチル、フマル酸ジブチル、
フマル酸ジオクチル等の不飽和二塩基酸ジアルキルエス
テル類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエ
ステル類、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等の
含窒素ビニル単量体、アクリル酸、メタクリル酸、ケイ
ヒ酸等の不飽和カルボン酸類、マレイン酸、無水マレイ
ン酸、フマル酸、イタコン酸等の不飽和ジカルボン酸
類、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、マ
レイン酸モノブチル、マレイン酸モノオクチル、フマル
酸モノメチル、フマル酸モノエチル、フマル酸モノブチ
ル、フマル酸モノオクチル等の不飽和ジカルボン酸モノ
エステル類、スチレンスルホン酸、アクリルアミド、メ
タクリルアミド、N−置換アクリルアミド、N−置換メ
タクリルアミド、アクリルアミドプロパンスルホン酸等
であり、これらの単量体の少なくとも1種が用いられ
る。これらの中でも、特にアクリル酸エステル類、メタ
クリル酸エステル類、スチレン、フマル酸ジアルキルエ
ステル類、アクリロニトリル、メタクリル酸、ケイヒ
酸、フマル酸モノエステル類、アクリルアミド、メタク
リルアミド等が好ましい。
【0015】また、使用される重合開始剤は、通常、ラ
ジカル重合開始剤として使用可能なものは全て使用する
ことができ、例えば、2,2′−アゾビスイソブチロニ
トリル、2,2′−アゾビス(4−メトキシ−2,4−
ジメチルバレロニトリル)、2,2′−アゾビス(2,
4−ジメチルバレロニトリル)、2,2′−アゾビス
(2−メチルブチロニトリル)、ジメチル−2,2′−
アゾビスイソブチレート、1,1′−アゾビス(1−シ
クロヘキサンカルボニトリル)、2−(カルバモイルア
ゾ)イソブチロニトリル、2,2′−アゾビス(2,
4,4−トリメチルペンタン)、2−フェニルアゾ−
2,4−ジメチル−4−メトキシバレロニトリル、2,
2′−アゾビス(2−メチルプロパン)等のアゾ系重合
開始剤、メチルエチルケトンパーオキサイド、アセチル
アセトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサ
イド等のケトンパーオキサイド類、1,1−ビス(1−
ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘ
キサン、1,1−ビス(ブチルパーオキシ)シクロヘキ
サン、2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン等
のパーオキシケタール類、t−ブチルハイドロパーオキ
サイド、クメンハイドロパーオキサイド、1,1,3,
3−テトラメチルブチルハイドロパーオキサイド等のハ
イドロパーオキサイド類、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジクミルパーオ
キサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチル
パーオキシ)ヘキサン、α,α′−ビス(t−ブチルパ
ーオキシイソプロピル)ベンゼン等のジアルキルパーオ
キサイド類、イソブチリルパーオキサイド、オクタノイ
ルパーオキサイド、デカノイルパーオキサイド、ラウロ
イルパーオキサイド、3,5,5−トリメチルヘキサノ
イルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、m−
トルオイルパーオキサイド等のアシルパーオキサイド
類、ジ−イソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ−
2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネート、ジ−n
−プロピルパーオキシジカーボネート、ジ−2−エトキ
シエチルパーオキシカーボネート、ジ−メトキシイソプ
ロピルパーオキシジカーボネート、ジ(3−メチルー3
ーメトキシブチル)パーオキシカーボネート等のパーオ
キシジカーボネート類、アセチルシクロヘキシルスルホ
ニルパーオキサイド等のスルホニルパーオキサイド類、
t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキ
シイソブチレート、t−ブチルパーオキシデカノエー
ト、クミルパーオキシネオデカノエート、t−ブチルパ
ーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパー
オキシラウレート、t−ブチルパーオキシベンゾエー
ト、tーブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、
ジ−t−ブチルジパーオキシイソフタレート等のパーオ
キシエステル類などが例示できる。これらの種類、使用
量は、反応温度、塊状重合の重合率等により適宜選択し
て使用でき、通常仕込み単量体100重量部当り、0.
01〜10重量部使用される。
【0016】上記結着樹脂に含有させる磁性粉として
は、公知のものが使用でき、例えば、鉄、コバルト、ニ
ッケルおよびそれらの合金、Fe3 4 、γ−Fe2
3 ,コバルト添加酸化鉄等の金属酸化物、Mnフェライ
ト、Niフェライト、Znフェライト等の粉末が好まし
く、特にマグネタイト粉末が好ましく用いられる。磁性
粉の含有量は、結着樹脂に対して30〜70重量%の範
囲であることが好ましく、より好ましくは40〜60重
量%の範囲である。磁性粉の量が30重量%よりも少な
いと、背景部へのカブリ、機内汚染という問題が生じ、
また、70重量%よりも多いと、濃度再現性の低下、定
着不良等の問題が生じる。
【0017】また、結着樹脂中には、帯電制御剤を含有
させる。帯電制御剤としては、公知のものならば如何な
るものでも使用することができる。例えば、フッ素系界
面活性剤、サリチル酸クロム錯体のような含金属錯体、
マレイン酸を単量体成分として含む重合体の如き高分子
酸、第4級アンモニウム塩、ニグロシン等のアジン系染
料、カーボンブラック等を使用することができる。トナ
ーを製造するためには、上記トナー材料を、バンバリー
ミキサー、ニーダーコーター、CMミキサー、エクスト
ルーダー等を用いて、混合し、溶融混練し、粉砕分級す
ればよく、平均粒径が約30μm以下の、特に3〜20
μmの微粒子とすることが好ましい。
【0018】本発明における現像剤には、必要に応じ
て、カーボンブラックその他の顔料或いは染料を含有さ
せることができる。また、耐オフセット性をより完全な
ものにするために、離型剤を添加してもよい。離型剤と
しては、ポリプロピレンワックス等が使用できる。ま
た、炭素数8以上のパラフィン、例えば、パラフィンワ
ックス、パラフィンラテックス、マイクロクリスタリン
ワックス等を添加してもよい。また、シリカ、チタニ
ア、アルミナ等の流動化剤や、ポリスチレン微粒子、ポ
リメチルメタクリレート微粒子、ポリフッ化ビニリデン
微粒子等のクリーニング助剤もしくは転写助剤等の外添
剤を用いることができる。特に、一次粒径が5nm〜3
0nmの疎水性シリカが好ましく用いられる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。なお「部」は、全て「重量部」を意味する。 実施例1 1)結着樹脂の作製 (高分子量重合体)窒素置換したフラスコに、単量体と
してスチレン60部とメタクリル酸ブチル40部を仕込
み、オイルバスにより加熱し、130℃に保って3時間
塊状重合させた。このときの重合率は37重量%であっ
た。次いで、キシレン120部を加え、あらかじめ混合
溶解しておいたアゾイソブチロニトリル(以下、AIB
N)1部とキシレン80部を、100℃に保ちながら1
0時間かけて連続添加し、その後2時間反応を継続して
重合を完了した。Mn:2.4×104 、Mz:45.
5×104 であった。 (低分子量重合体)キシレン100部をフラスコに仕込
み、120〜155℃に保ち、これに、スチレン80
部、ブチルアクリレート20部およびAIBN3部の混
合溶液を5時間かけて連続添加し、その後2時間重合を
継続した。Mn:4.1×103 、Mz:2.21×1
4 であった。 (結着樹脂)上記2種の重合体を50:50の重量比で
加熱混合し、真空中で加熱して脱溶剤を行った。冷却
後、破砕して、結着樹脂を得た。(Mn:6.9×10
3 ;Mz:45.2×104 ;Mz/Mn:65.5で
あった。)
【0020】 2)一成分現像剤の作製 上記結着樹脂 100部 マグネタイト 100部 (粒径:0.22〜0.26μm、飽和磁化:約80emu/g) 低分子量ポリプロピレン 2部 帯電制御剤(含クロム染料) 1部 上記の材料を、ヘンシェルミキサーで予備混合した後、
160℃に加熱したエクストルーダーで混練した。冷却
した後、クラッシャーで粗粉砕し、機械式粉砕および風
力分級により粒径約9μmのトナーを得た。得られたト
ナーに対して、疎水性シリカ微粉末を0.8重量%外添
して、一成分系の現像剤を作製した。
【0021】3)画像形成 得られた現像剤を、上記図1に示される構造を有する現
像剤規制部材を搭載した図2に示される構造の一成分現
像装置に供給し、画像を出力して、画質を評価した。使
用した一成分現像装置において、現像ロールのスリーブ
12としては、抵抗値5×109 Ω・cmのフェノール
樹脂を肉厚1.0mmの円筒状に成形し、その表面をJ
ISの10点平均粗さでRZ =4.3μmになるよう長
手方向に研磨した半導電性スリーブを用いた。また、現
像剤規制部材としては、厚さ1mmの支持部材23(非
磁性ステンレスSUS304製、引っ張り強さ53kg
f/mm2 、耐力21kgf/mm2)に、先端に厚さ
1mmの軟弾性部材22(シリコンゴム製:ゴム硬度5
0°)を固着した厚さ0.05mmのバネ板部材21
(SUS304CSP3/4H製:引っ張り強さ95k
gf/mm2 、耐力68kgf/mm2 )を支持したも
のを使用した。その場合、軟弾性部材として、ニップ幅
LR =1.0mmであり、ニップ面22aと前端面22
bとのなす角度θが135°の形状のものを用いた。な
お、潜像保持体Dとスリーブ12との間隔を200μm
とする一方、スリーブ12に、交流電源71と直流電源
72を接続し、周波数2.4kHz,ピークツーピーク
電圧2400N,直流成分200Vの直流重畳交流電圧
を印加した。
【0022】上記の一成分現像装置において、現像剤規
制部材の軟弾性部材が常に線圧8g/cmでスリーブ1
2をニップするようにして現像を行った。その結果、従
来にない鮮明な画像を得ることができた。現像ロール上
のトナーの帯電量分布を、帯電量分布測定装置により測
定したところ、従来のものよりも狭い分布であることが
確認できた。その結果を下記表1に示す。
【0023】比較例1 結着樹脂として、スチレン−ブチルアクリレート共重合
体(組成比(70:30)、Mn:1.6×104 ;M
z:82.2×104 ;Mz/Mn:51.4)を用い
た以外は、実施例1と同様の現像剤を使用し、同様に画
像作成を行った。その結果、帯電量分布が広く、画像上
においてもカブリ(逆極性側)のレベルが、実施例1の
場合に比して劣っていた。
【0024】比較例2 結着樹脂として、GPCによる分子量分布曲線におい
て、8,200と240,000に極大値を有するスチ
レン−ブチルアクリレート共重合体(組成比(70:3
0)、Mn:3.6×103 ;Mz:25.3×1
4 ;Mz/Mn:70.2)を用いた以外は、実施例
1と同様の現像剤を使用し、同様に画像作成を行った。
その結果、帯電量分布が広く、画像上においてもカブリ
(逆極性側)のレベルが、実施例1の場合に比して著し
く劣っていた。
【0025】
【表1】 1) 測定シート上に落ちたトナーの分布(跡)そのもの
の実測値 (カブリのレベルの評価) ○…良好、△…やや不良、×…不良。 (定着レベルの評価)各トナーを用いて、未定着画像を
富士ゼロックス社製XP−11にて採取し、190℃の
加熱ロールを用いて定着させた。この定着画像を2本の
ゴムロール間を擦過させ、像の乱れ具合を定性的に評価
した。 ○…像乱れなし、△…やや像が乱れる、×…画像の欠落
が発生。
【0026】
【発明の効果】本発明においては、上記特定の一成分現
像装置において、特定の分子量を有する結着樹脂を用い
た一成分系の現像剤を使用するから、トナーの帯電量分
布が狭く、現像性が改善され、カブリのない優れた画質
の画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に使用する一成分現像装置の一例の要
部の拡大図である。
【図2】 本発明に使用する一成分現像装置の一例の概
略断面図である。
【図3】 従来の一成分現像装置の概略断面図である。
【符号の説明】
1…現像剤担持体、2…現像剤規制部材、3…ホッパ
ー、12…スリーブ、21…バネ板部材、22…軟弾性
部材、22a…ニップ面、22b…前端面、23…支持
部材、T…現像剤、D…静電潜像保持体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像保持体上に潜像を形成する工程、該
    潜像保持体上の潜像を一成分現像剤にて現像する工程、
    形成されたトナー画像を転写体上に転写する工程を有す
    る画像形成方法において、該現像する工程が、静電潜像
    保持体に対向配置され、ホッパー内に収容された一成分
    系の現像剤を現像領域に搬出する現像剤担持体と、バネ
    部材の一端に固着された軟弾性部材を上記現像剤担持体
    にニップして現像剤の薄層を形成する現像剤規制部材と
    を備え、該軟弾性部材として、現像剤流入側前端から所
    定の領域が現像剤を介して現像剤担持体をニップし、且
    つ、そのニップ面と前端面とのなす角度θが105°≦
    θ≦165°の関係を満たしてなるものを備えた一成分
    現像装置を用い、且つ、該現像剤として、少なくとも結
    着樹脂と帯電制御剤と磁性粉とからなるものを用い、該
    結着樹脂の数平均分子量(Mn)が2,000ないし1
    5,000、Z平均分子量(Mz)が40万以上、Mz
    /Mnが50ないし600であることを特徴とする画像
    形成方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0962835A3 (en) * 1998-06-02 2001-02-07 Sharp Kabushiki Kaisha developing device using one-component developer, and blade thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0962835A3 (en) * 1998-06-02 2001-02-07 Sharp Kabushiki Kaisha developing device using one-component developer, and blade thereof
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