JPH0534789Y2 - - Google Patents

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JPH0534789Y2
JPH0534789Y2 JP11799090U JP11799090U JPH0534789Y2 JP H0534789 Y2 JPH0534789 Y2 JP H0534789Y2 JP 11799090 U JP11799090 U JP 11799090U JP 11799090 U JP11799090 U JP 11799090U JP H0534789 Y2 JPH0534789 Y2 JP H0534789Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は消毒用の液剤を霧化した手指に散布す
る消毒装置等に有用な超音波式霧化装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、この種の超音波式霧化装置に関する発明
が出願人から既に提案されている(特願平2−
9890・特願平2−9891)。
この超音波式霧化装置は、高周波信号を印加す
ることによつて一定振幅の振動を発生する振動子
と、振動子に上端を連結され、且つ該上端から入
力した振動子の振幅を拡大しその下端の振動出力
部から出力する柱状のホーンとを備え、該振動出
力部に供給された消毒液を出力振動によつて霧化
し手指等の消毒対象物に散布している。
(考案が解決しようとする課題) ところで、前記振動子の発生する振動の振幅は
微小ではあるが温度変化にる影響を受け、第10
図の特性図にも示すように常温(20℃前後)より
も温度が下がると振幅が小さくなる。また、消毒
液の霧化に必要な最小振幅も消毒液の温度によつ
て異なり、例えばアルコール75%、水25%の消毒
液の場合、第11図の特性図に示すように常温よ
りも低くなるに従つて大きな振幅を必要とする。
このため、振動子の適正な振幅を常温時に合わせ
ておくと、低温時には振幅が小さすぎて供給され
た消毒液を充分に霧化しきれず液垂れを起こした
り、また、適正振幅を低温時に合わせておくと、
常温時には振幅が大きすぎて消毒液が飛び散り効
率の良い散布が行えなくなる。従つて、温度変化
の影響のある場所では安定した散布形態形成でき
ないという問題点があつた。
本考案は前記問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、温度変化の影響が
ある場所でも常に安定した散布形態を形成するこ
とのできる超音波式霧化装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するため、請求項(1)で
は、高周波信号を印加することによつて振動を発
生する振動子と、振動子に一端を連結され、且つ
振動子で発生した振動の振幅を拡大しその他端の
振動出力部から出力する柱状のホーンとを備え、
該振動出力部に供給された液体を出力振動によつ
て霧化する超音波式霧化装置において、前記振動
子の周辺温度を検出する温度検出手段を有し、且
つ該温度検出手段の検出温度に基づいて前記振動
子の発生振動の振幅を変える振幅制御手段を設け
ている。
また、請求項(2)では、高周波信号を印加するこ
とによつて振動を発生する振動子と、振動子に一
端を連結され、且つ該一端から入力した振動子の
発生振動の振幅を拡大しその他端の振動出力部か
ら出力する柱状のホーンと、該振動出力部に液体
を供給する液体供給手段とを備え、ホーンの振動
出力部に供給された液体を出力振動によつて霧化
する超音波式霧化装置において、前記振動子の周
辺温度を検出する温度検出手段を有し、且つ該温
度検出手段の検出温度に基づいて前記液体供給手
段の流量を変える流量制御手段を設けている。
(作用) 請求項(1)の超音波式霧化装置によれば、振動子
の周辺温度が温度検出手段によつて検出され、そ
の検出温度に基づいて振幅制御手段が振動子の振
幅を変える。
また、請求項(2)の超音波式霧化装置よれば、振
動子の周辺温度が温度検出手段によつて検出さ
れ、その検出温度に基づいて流量制御手段が液体
供給手段の流量を変える。
(実施例) 第1図乃至第7図は本考案の一実施例を示すも
のである。
同図において、1は高周波信号を印加すること
によつて振動を発生する、例えばランジユバン型
の振動子であり、この振動子1には振動子1に所
定の振動を生じさせるための発振回路2が導線を
介して接続されている。発振回路2は家庭用交流
電源等からなる電源3より供給される電圧によつ
て駆動するようになつている。また、発振回路2
と電源3との間には後記する振幅制御装置11に
よつて電流値を変える定電流回路3aが接続され
ている。
4は振動子1で発生した振動の振幅を拡大して
その下端から出力するホーンで、上端から下端に
向かうに従つてその径を段階的に小さくする3つ
の異なつた外径の円柱からなる。このホーン4は
その大径の上端を振動子1に連結され、上端寄り
の異径段差部位には取付板5が貫通止着されてい
る。また、その小径の下端は所定頂角の円錐状に
形成され、その錐面は振動出力面4aをなしてい
る。尚、振動出力面4aの頂角は所望の散布形態
に応じて任意に決定してもよいが、手指散布用と
して用いるなら60°〜135°程度が適当である。
6はホーン4の下端寄りの外周に消毒液を溜め
る液溜ホルダで、略筒状に形成されている。液溜
ホルダ6の底面は中央に向かうに従つて低くなる
斜面をなしており、その中央部にはホーン4の下
端側が貫通されている。この貫通縁両側の互いに
対向する計二箇所には、その一部を凹状に切り欠
いてなる消毒液の流出口6aが形成されている。
また、各流出口6aの端縁には流出口6aと同一
幅の突部6bが下方に延びるように形成され、突
部6bとホーン4との間には僅かな間隙が形成さ
れている。更に、液溜ホルダ6はその内側面上部
に周設された環状突部6cをホーン4の中径部分
の下部に周設された環状溝部4bに嵌合し固定さ
れており、この固定部分はホーン4の振動の節に
対応している。更に、液溜ホルダ6の側面には、
その底面から所定の高さ位置に、過剰に供給され
た消毒液を排出するための排液孔6dが設けられ
ている。また、この排液孔6dには消毒液供給用
のノズル7が挿入されている。
8は液溜ホルダ6内に消毒液を給送する電磁ポ
ンプで、一端をノズル7に、他端を消毒液の貯留
タンク9にそれぞれ接続されている。
10は振動子1の周辺温度を検出する温度セン
サで、後記する振幅制御装置11に接続されてい
る。
11はマイクロコンピユータ構成の振幅制御装
置で、前記定電流回路3a及び温度センサ10に
接続されている。この制御装置11は、二つの境
界温度T1(5℃)及びT2(10℃)と、各境界温度
T1,T2によつて区画される各温度範囲、T1
下、T1〜T2及びT2以上にそれぞれ対応する電流
値I1,I2及びI3を設定しており、温度センサ10
の検出温度t及び後記するプログラムに基づいて
定電流回路3aの電流値Iを変え、振動子1の振
幅を制御するようになつている。尚、電流値I1
I2及びI3は、前記各温度範囲において振動子1の
振動の振幅が適正となる値に実験的に決めてあ
り、I1>I2>I3の関係になつている。
ここで、前記超音波式霧化装置の動作について
説明する。
まず、電磁ポンプ8が起動し、発振回路2には
電源3からの電圧が供給される。これにより、タ
ンク9からの液溜ホルダ6内に消毒液が一定の流
量で給送されるとともに、振動子1には発振回路
2から所定の高周波振動が印加され、振動子1で
発生した振動はホーン4によつてその振幅を拡大
され下端の各振動出力面4aから出力される。こ
の時、ホーン4にはその軸方向に振動の節及び腹
が交互に現れ、その振動出力面4aは前記振幅の
最も大きな腹に対応している。
この振動状態でノズル7から消毒液が吐出され
ると、該消毒液は液溜ホルダ6内に供給されホー
ン4の周囲に一旦溜り、各流出口6aから漸次流
出する。流出した消毒液は振動出力面4aに供給
されるとともに、振動出力面4aに接触すると同
時に霧化される。また、各流出口6aから流出し
た消毒液は毛管現象の作用によつて突部10bと
ホーン4との間に案内され、且つ各流出口6aは
ホーン4を挟んだ両側に位置していることから、
振動出力面4aには各流出口6aに対応する箇所
に集中的に消毒液が供給される。これにより、霧
化された消毒液の飛散方向に指向性が生じ、第4
図a,bに示すような横方向に広がりを持つ散布
状態が形成される。
次に、第5図に示すフローチヤートを参照して
振幅制御装置11の動作を説明する。
まず、温度センサ10の検出温度tが境界温度
T1を下回つていれば(S1)、定電流回路3aの電
流値IをI1とする(S2)。この後、検出温度tが
境界温度T1以上になるか(S3)、或いは前記ステ
ツプS1において検出温度tが境界温度T2を下回
つていれば(S4)、電流値IをI2とする(S5)。こ
の後、検出温度tが境界温度T2以上になるか
(S6,S7)、或いは前記ステツプS4において検出
温度tが境界温度T1以上であると判別されれば、
電流値IをI3とする(S8)。この後、検出温度t
が境界温度T2を下回るか(S9)、或いは前記ステ
ツプS7において検出温度tが境界温度T2を下回
つていれば、再びステツプS1に戻る。これによ
り、定電流回路3aの電流値Iは検出温度tに伴
つて第6図に示すように変化する。即ち、電流値
Iは検出温度tが下がるに従つて大きくなる。
このように本実施例の超音波式霧化装置によれ
ば、常温から低温までを境界温度T1,T2によつ
て三つの温度範囲に区画するとともに、温度セン
サ10の検出温度tに基づいて、定電流回路3a
の電流値Iを各温度範囲にそれぞれ対応する値
I1,I2及びI3に変えるように制御しているので、
振動子1の振動の振幅は検出温度tに伴つて第7
図に示すように変化する。即ち、振動子1の振幅
は常温から低温に下がるに従つて大きくなり、図
中破線で示した消毒液の霧化に必要な最小振幅曲
線Aとほぼ一致する特性曲線Bを描く。従つて、
本実施例では、温度変化のある場所においても常
に安定した散布形態を形成することができる。
尚、前記実施例では液溜ホルダ6を備えた超音
波式霧化装置を示したが、液溜ホルダ6を備え
ず、ノズルから直接ホーンに消毒液を射出するタ
イプのものであつても前記効果を得ることができ
る。また、前記実施例では、複数の温度範囲を設
定することにより、振動子1の振幅を段階的に変
える制御例を示したが、振動子1に振幅測定装置
を設け、この振幅測定装置の測定値に基づいて定
電流回路3aの電流値をフイードバツク制御する
ようにしてもよい。
第8図及び第9図は本考案の他の実施例を示す
もので、振動子1の振幅を変えずに、電磁ポンプ
8の流量を変えるようにしたものである。即ち、
前記定電流回路3a及び振幅制御装置11の代り
に、電磁ポンプ8及び温度センサ10に接続する
流量制御装置12を設けている。この流量制御装
置12は、前記境界温度T1,T2と、各境界温度
T1,T2によつて区画される各温度範囲、T1
下、T1〜T2及びT2以上にそれぞれ対応する流量
Q1,Q2及びQ3を設定しており、温度センサ10
の検出温度t基づいて電磁ポンプ8の流量を変え
るようになつている。尚、流量Q1,Q2及びQ3は、
前記各温度範囲において振動子1の振動の振幅に
体して適量となる値に実験的に決めてあり、Q1
<Q2<Q3の関係になつている。また、流量制御
装置12のプログラムについては前記振幅制御装
置11と基本的に同様であるため説明を省略す
る。
このように、本実施例では検出温度t基づい
て、検出温度tが低くなるに従つて電磁ポンプ8
の流量を小さくするように制御しているので、低
温時に振動子1の振幅が小さくなるのに伴つて消
毒液の供給量も少なくなり、霧化しきれない消毒
液が液垂れを起こすことはない。従つて、振動子
1の適正振幅を常温時に合わせておくことによ
り、常温から低温まで常に安定した散布形態を形
成することができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の超音波式霧化装
置によれば、温度変化のある場所においても常に
安定した散布形態を形成できる信頼性の高い製品
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は超音波式霧化装置の概略構成図、
第2図は同部分拡大断面図、第3図は第2図のA
−A線矢視断面図、第4図aは散布形態を示す側
面図、第4図bは第4図aのB−B線矢視断面
図、第5図は振幅制御装置の動作を示すフローチ
ヤート、第6図は定電流回路の電流変化図、第7
図は振動子の温度特性図、第8図及び第9図は本
考案の他の実施例を示すもので、第8図は超音波
式霧化装置の概略構成図、第9図は電磁ポンプの
流量変化図、第10図及び第11図は従来例を示
すもので、第10図は振動子の温度特性図、第1
1図は消毒液の温度特性図である。 図中、1……振動子、4……ホーン、4a……
振動出力面、8……電磁ポンプ、10……温度セ
ンサ、11……振幅制御装置、12……流量制御
装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 高周波信号を印加することによつて振動を発
    生する振動子と、振動子に一端を連結され、且
    つ振動子で発生した振動の振幅を拡大しその他
    端の振動出力部から出力する柱状のホーンとを
    備え、該振動出力部に供給された液体を出力振
    動によつて霧化する超音波式霧化装置におい
    て、 前記振動子の周辺温度を検出する温度検出手
    段を有し、且つ該温度検出手段の検出温度に基
    づいて前記振動子の発生振動の振幅を変える振
    幅制御手段を設けた ことを特徴とする超音波式霧化装置。 (2) 高周波信号を印加することによつて振動を発
    生する振動子と、振動子に一端を連結され、且
    つ該一端から入力した振動子の発生振動の振幅
    を拡大しその他端の振動出力部から出力する柱
    状のホーンと、該振動出力部に液体を供給する
    液体供給手段とを備え、ホーンの振動出力部に
    供給された液体を出力振動によつて霧化する超
    音波式霧化装置において、 前記振動子の周辺温度を検出する温度検出手
    段を有し、且つ該温度検出手段の検出温度に基
    づいて前記液体供給手段の流量を変える流量制
    御手段を設けた ことを特徴とする超音波式霧化装置。
JP11799090U 1990-11-09 1990-11-09 Expired - Lifetime JPH0534789Y2 (ja)

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JPH0474564U JPH0474564U (ja) 1992-06-30
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