JPH053486Y2 - - Google Patents
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- JPH053486Y2 JPH053486Y2 JP18616387U JP18616387U JPH053486Y2 JP H053486 Y2 JPH053486 Y2 JP H053486Y2 JP 18616387 U JP18616387 U JP 18616387U JP 18616387 U JP18616387 U JP 18616387U JP H053486 Y2 JPH053486 Y2 JP H053486Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は両端より支持軸を移動させて紙、フイ
ルムなどを巻き取るロール体で脱着できるよう挟
み、且つロールシートにテンシヨン用のブレーキ
トルクを付与するロール支持軸に係わり、ロール
体と支持軸との同芯度を確保し、少ない軸スラス
ト力で大きなブレーキトルクを伝達可能とし、軸
に設けた複数のローラと、軸に嵌着する円筒軸に
設けたローラの勾配溝を形成したロール支持軸の
構造体に関するものである。
ルムなどを巻き取るロール体で脱着できるよう挟
み、且つロールシートにテンシヨン用のブレーキ
トルクを付与するロール支持軸に係わり、ロール
体と支持軸との同芯度を確保し、少ない軸スラス
ト力で大きなブレーキトルクを伝達可能とし、軸
に設けた複数のローラと、軸に嵌着する円筒軸に
設けたローラの勾配溝を形成したロール支持軸の
構造体に関するものである。
一般に知られているロール支持軸の構造体は第
4図に示される。
4図に示される。
すなわち、第4図は従来のロール支持軸の装着
状態の構造の一例を示す要部正面断面図であり、
ロール体1は両端につば金1−bを有する芯管1
−cに紙、フイルムなどのシート1−aを巻き取
つたものであり、つば金1−bの内径部に支持軸
としてのコーン軸9,9′の円錐部分を両端から
挿入してロール体1を支持している。このコーン
軸9,9′は回転運動の軸芯確保をするためにベ
アリング10,10′で支持し、シート1−aに
テンシヨンを付与するためにブレーキトルクを必
要とする。このブレーキ力としてロール体側とは
反対側のコーン軸9に円盤11aを備えたブレー
キ12を取着し、他方のコーン軸9′には軸方向
に移動させてロール体1よりの脱着と、ブレーキ
トルクを伝達するためのピストン13が取着され
ている。またコーン軸9′を支持しているベアリ
ング10′のケース全体はスリーブ軸受14で支
持し、コーン軸9′を自在に軸方向に移動可能な
ようにし、この移動駆動源としてシリンダ15を
ピストン部に設け、これらをボルトなどにより一
体構成している。
状態の構造の一例を示す要部正面断面図であり、
ロール体1は両端につば金1−bを有する芯管1
−cに紙、フイルムなどのシート1−aを巻き取
つたものであり、つば金1−bの内径部に支持軸
としてのコーン軸9,9′の円錐部分を両端から
挿入してロール体1を支持している。このコーン
軸9,9′は回転運動の軸芯確保をするためにベ
アリング10,10′で支持し、シート1−aに
テンシヨンを付与するためにブレーキトルクを必
要とする。このブレーキ力としてロール体側とは
反対側のコーン軸9に円盤11aを備えたブレー
キ12を取着し、他方のコーン軸9′には軸方向
に移動させてロール体1よりの脱着と、ブレーキ
トルクを伝達するためのピストン13が取着され
ている。またコーン軸9′を支持しているベアリ
ング10′のケース全体はスリーブ軸受14で支
持し、コーン軸9′を自在に軸方向に移動可能な
ようにし、この移動駆動源としてシリンダ15を
ピストン部に設け、これらをボルトなどにより一
体構成している。
次に、かようなごとく構成されたロール支持軸
の構造体の動作プロセスを説明する。
の構造体の動作プロセスを説明する。
まず脱挿時は、あらかじめロール体1に下部よ
り、受けリフタ(以降単にリフタという)を上昇
させ、ロール体1の下部に軽く当接させて重量を
受けられるよう準備する。(図示せず)そして、
シリンダ15の左側のポートを排気してコーン軸
9′を右側に移動させる。この移動距離はそれぞ
れのコーン軸9,9′がロール体1の内部に挿入
している長さ以上とする。
り、受けリフタ(以降単にリフタという)を上昇
させ、ロール体1の下部に軽く当接させて重量を
受けられるよう準備する。(図示せず)そして、
シリンダ15の左側のポートを排気してコーン軸
9′を右側に移動させる。この移動距離はそれぞ
れのコーン軸9,9′がロール体1の内部に挿入
している長さ以上とする。
右側のコーン軸9′を抜脱すると、ロール体1
の重量の右半分はリフタで受ける。この状態で人
手によりロール体1を右側へ軸方向に押すと、リ
フタには軸方向に移動可能なころがり軸受がある
ので、容易にロール体1は右側に移動し、コーン
軸9より抜脱する。
の重量の右半分はリフタで受ける。この状態で人
手によりロール体1を右側へ軸方向に押すと、リ
フタには軸方向に移動可能なころがり軸受がある
ので、容易にロール体1は右側に移動し、コーン
軸9より抜脱する。
挿着時はあらかじめリフタに装着されたロール
体1をコーン軸9,9′の軸芯にほぼあわせて停
止させておき、シリンダ15のエアポートの空気
の入出を脱抜時とは逆に通気、排気することによ
りコーン軸9′は左側に移動する。このとき、コ
ーン軸9′の軸芯とロール体1との同芯確保は、
コーン軸9′の先端の円錐部がロール体1のつば
金1−bの内径部に当たり、テーパ効果により偏
心している軸芯が移動することによつて行われ
る。
体1をコーン軸9,9′の軸芯にほぼあわせて停
止させておき、シリンダ15のエアポートの空気
の入出を脱抜時とは逆に通気、排気することによ
りコーン軸9′は左側に移動する。このとき、コ
ーン軸9′の軸芯とロール体1との同芯確保は、
コーン軸9′の先端の円錐部がロール体1のつば
金1−bの内径部に当たり、テーパ効果により偏
心している軸芯が移動することによつて行われ
る。
さらに左側へコーン軸9′を移動すると、他方
のコーン軸9の円錐部はつば金1−bに挿入され
右側のコーン軸9′と同様に偏心している軸芯の
修正が行われる。さらにピストン13を左側へ移
動させると、この軸推力がコーン軸9,9′の円
錐部よりつば金1−bに作用し、テーパ部の分力
が当接面の摩擦力として働き、左端部に備えられ
たテンシヨン用のブレーキ12のトルクが伝達さ
れるようになる。
のコーン軸9の円錐部はつば金1−bに挿入され
右側のコーン軸9′と同様に偏心している軸芯の
修正が行われる。さらにピストン13を左側へ移
動させると、この軸推力がコーン軸9,9′の円
錐部よりつば金1−bに作用し、テーパ部の分力
が当接面の摩擦力として働き、左端部に備えられ
たテンシヨン用のブレーキ12のトルクが伝達さ
れるようになる。
なおブレーキ12はロール体1のテンシヨンコ
ントロール用に備えられたもので、本考案とは直
接関係がないため、その説明を省略する。
ントロール用に備えられたもので、本考案とは直
接関係がないため、その説明を省略する。
しかし、かような構成のロール支持軸には次の
ような問題点が二つある。
ような問題点が二つある。
(1) つば金1−bは金属製のプレスづくりなの
で、内径の精度、真円度が余り出ていない。こ
のつば金1−bを芯管1−cに固着する方法は
つば金1−bに複数箇所×印のきりを入れ、芯
管1−cの内部にこれを嵌挿したのち、×印部
分の上部から治具などで押圧し、×印部分を芯
管1−cに食い込ませる。芯管1−cの材質は
一般にはボール紙などで、余り強固につば金1
−bと固着されていない。
で、内径の精度、真円度が余り出ていない。こ
のつば金1−bを芯管1−cに固着する方法は
つば金1−bに複数箇所×印のきりを入れ、芯
管1−cの内部にこれを嵌挿したのち、×印部
分の上部から治具などで押圧し、×印部分を芯
管1−cに食い込ませる。芯管1−cの材質は
一般にはボール紙などで、余り強固につば金1
−bと固着されていない。
このような状態において、コーン軸9,9′
を円滑に挿入し、且つ少ない力でトルク伝達す
るにはコーン軸9,9′の円錐部のテーパを極
めて緩やかにすればよいが、テーパを緩やかに
すると、抜脱時にテーパ部がつば金1−bに食
い込んでいるのでこれを強引にコーン軸9,
9′を抜脱すると、つば金1−bが円錐部側に
吸着されて芯管1−cより外れこのつば金1−
bをコーン軸9,9′より取り外すことが極め
て問題となる。そこで円錐部のテーパを急勾配
にして使用しているのが現状である。
を円滑に挿入し、且つ少ない力でトルク伝達す
るにはコーン軸9,9′の円錐部のテーパを極
めて緩やかにすればよいが、テーパを緩やかに
すると、抜脱時にテーパ部がつば金1−bに食
い込んでいるのでこれを強引にコーン軸9,
9′を抜脱すると、つば金1−bが円錐部側に
吸着されて芯管1−cより外れこのつば金1−
bをコーン軸9,9′より取り外すことが極め
て問題となる。そこで円錐部のテーパを急勾配
にして使用しているのが現状である。
また、急勾配のテーパをつば金1−bに挿入
すると、ロール体1の軸芯は挿入直前には完全
に同芯状になつていないので、ロール体1の重
量を同芯移動させる力がしようじ、ロール体1
の重量は例えば直径、長さがそれぞれ1mのも
ので約800Kgあるので極めて大きな力となり、
しかもこの力は軸芯が偏心しているので、一点
に作用する。しかるに、つば金1−bを支持し
ている芯管1−cの材質はボール紙などで歪み
が生じ、力が作用した方向へ曲がつて挿入され
てしまう。このことにより、軸芯の同芯性はそ
こなわれて芯振れして回転するので、振動を生
じ、且つロール体1の抜脱時にはコーン軸9,
9′につば金1−bが食いつき、取り外しが極
めて困難となる。
すると、ロール体1の軸芯は挿入直前には完全
に同芯状になつていないので、ロール体1の重
量を同芯移動させる力がしようじ、ロール体1
の重量は例えば直径、長さがそれぞれ1mのも
ので約800Kgあるので極めて大きな力となり、
しかもこの力は軸芯が偏心しているので、一点
に作用する。しかるに、つば金1−bを支持し
ている芯管1−cの材質はボール紙などで歪み
が生じ、力が作用した方向へ曲がつて挿入され
てしまう。このことにより、軸芯の同芯性はそ
こなわれて芯振れして回転するので、振動を生
じ、且つロール体1の抜脱時にはコーン軸9,
9′につば金1−bが食いつき、取り外しが極
めて困難となる。
(2) 円錐部の勾配が急なので、軸推力によるつば
金1−bの内径に作用する分力が小さくなるの
で所要の伝達トルクを得るのに大きな推力が必
要となり、パワーの増大と相まつてロール体1
の回転時には、この軸推力がベアリング10,
10′に作用するので、潤滑、寿命などの点で
問題となつている。
金1−bの内径に作用する分力が小さくなるの
で所要の伝達トルクを得るのに大きな推力が必
要となり、パワーの増大と相まつてロール体1
の回転時には、この軸推力がベアリング10,
10′に作用するので、潤滑、寿命などの点で
問題となつている。
本考案は上述したような点に着目しなされたも
ので、その目的とするところは、コーン軸9,
9′とロール体1の軸芯の同芯性の確保と、少な
い軸推力で確実に回転トルクが得られるようなロ
ール支持軸の構造体を提供するものである。
ので、その目的とするところは、コーン軸9,
9′とロール体1の軸芯の同芯性の確保と、少な
い軸推力で確実に回転トルクが得られるようなロ
ール支持軸の構造体を提供するものである。
つまり、その目的を達成するための手段は、
軸2aと、この軸2aを挿入した円筒軸2b
と、この円筒軸2bの先端に有する先端軸2cと
で支持軸2を形成し、この支持軸2をロール体1
の両端の開口部に挿入するものであり、 軸2aには、略円径同一面に3か所以上の溝u
が設けられ、この溝uには軸長手方向に回転で
き、且つ軸2aの外周面から若干突出するような
ロール3が軸支され、 円筒軸2bの外周には、ロール体1に挿入する
後端部側につばAを設け、このつばA側の内周に
はローラ3により円筒軸2bが径拡大するよう
に、前記溝uと係合する所要の勾配dで且つ、ロ
ーラ幅を包有する下り勾配溝vが設けられ、先端
部側にこの円筒軸2bの内拡が容易に行われるよ
う円筒軸2bの肉を薄くするためのすり割りyを
径方向円輪状に設け、更に各下り勾配溝vの略径
方向で中間部位の軸方向に円筒軸2bの後端側か
ら縦割りのすり割りxが設けられ、 先端軸2cには、円柱の軸芯に凹部qを設け、
この凹部qにばね6を設けたものである。
と、この円筒軸2bの先端に有する先端軸2cと
で支持軸2を形成し、この支持軸2をロール体1
の両端の開口部に挿入するものであり、 軸2aには、略円径同一面に3か所以上の溝u
が設けられ、この溝uには軸長手方向に回転で
き、且つ軸2aの外周面から若干突出するような
ロール3が軸支され、 円筒軸2bの外周には、ロール体1に挿入する
後端部側につばAを設け、このつばA側の内周に
はローラ3により円筒軸2bが径拡大するよう
に、前記溝uと係合する所要の勾配dで且つ、ロ
ーラ幅を包有する下り勾配溝vが設けられ、先端
部側にこの円筒軸2bの内拡が容易に行われるよ
う円筒軸2bの肉を薄くするためのすり割りyを
径方向円輪状に設け、更に各下り勾配溝vの略径
方向で中間部位の軸方向に円筒軸2bの後端側か
ら縦割りのすり割りxが設けられ、 先端軸2cには、円柱の軸芯に凹部qを設け、
この凹部qにばね6を設けたものである。
また、ローラ3が回動出来るよう前記勾配溝v
を、勾配部分aとこの勾配部分aからすり割りy
までの軸方向平行部分bを設けることもある。
を、勾配部分aとこの勾配部分aからすり割りy
までの軸方向平行部分bを設けることもある。
なお、3か所以上の溝uに関しては、勾配dの
角度によつて溝vの奥行き、つまり軸先端方向に
伸びることもある。
角度によつて溝vの奥行き、つまり軸先端方向に
伸びることもある。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例を示す要部正面断面
図、第2図は第1図のア−ア線断面図である。な
お、第1図、第2図においては、ロール支持軸の
構造体に支持軸2が挿入途中で今まさに円筒軸2
bが軸方向の移動により勾配部のローラ3に押し
広げられて内拡を発生させる寸前の状態を示す。
図、第2図は第1図のア−ア線断面図である。な
お、第1図、第2図においては、ロール支持軸の
構造体に支持軸2が挿入途中で今まさに円筒軸2
bが軸方向の移動により勾配部のローラ3に押し
広げられて内拡を発生させる寸前の状態を示す。
第1図、第2図において、ロール支持軸の構造
体は、両端より支持軸2を移動させて、紙、フイ
ルムなどの巻き取るロール体1を脱着できるよう
挟み、且つテンシヨン用のブレーキトルクを付与
する構造体において、支持軸2を、4カ所のロー
ラ3が軸方向に回転出来る溝uを設け、外周面か
ら若干突出するよう軸径部にピン4で固着し、そ
の後方部位につばA′を設けた軸2aと、円筒軸
の一方に勾配部分dを付けると共に、ローラ3が
回動できる左端に向かつて末広がり状の下り勾配
溝vをこの勾配部分dに切り込み、さらに各下り
勾配溝vの略径方向で中間部位の軸方向4カ所
に、円筒軸2bの後端側から縦割りのすり割り
x、およびこの勾配部分に軸2aのつばA′と当
接するつばAを設け、他方はこのすり割りxの内
拡が容易に行われるよう端部手前部分に径方向に
すり割りyを設け、軸2aが勾配部分から円滑に
脱着できるように遊〓代を付して構成した円筒軸
2bと、円柱の軸芯に凹部qを設けると共に、こ
の凹部qにばね6を内蔵し、軸2aが円筒軸2b
に挿入されたとき軸2aの先端部分で圧縮される
ようボルト5などで円筒軸2bに固着する先端軸
2cとで一体構成されている。
体は、両端より支持軸2を移動させて、紙、フイ
ルムなどの巻き取るロール体1を脱着できるよう
挟み、且つテンシヨン用のブレーキトルクを付与
する構造体において、支持軸2を、4カ所のロー
ラ3が軸方向に回転出来る溝uを設け、外周面か
ら若干突出するよう軸径部にピン4で固着し、そ
の後方部位につばA′を設けた軸2aと、円筒軸
の一方に勾配部分dを付けると共に、ローラ3が
回動できる左端に向かつて末広がり状の下り勾配
溝vをこの勾配部分dに切り込み、さらに各下り
勾配溝vの略径方向で中間部位の軸方向4カ所
に、円筒軸2bの後端側から縦割りのすり割り
x、およびこの勾配部分に軸2aのつばA′と当
接するつばAを設け、他方はこのすり割りxの内
拡が容易に行われるよう端部手前部分に径方向に
すり割りyを設け、軸2aが勾配部分から円滑に
脱着できるように遊〓代を付して構成した円筒軸
2bと、円柱の軸芯に凹部qを設けると共に、こ
の凹部qにばね6を内蔵し、軸2aが円筒軸2b
に挿入されたとき軸2aの先端部分で圧縮される
ようボルト5などで円筒軸2bに固着する先端軸
2cとで一体構成されている。
なお、ストツパ7はばね6が伸びた時のストツ
パ作用をなし、ばね6を押圧する板8が当接する
位置に装着されている。また、先端軸2cは平行
径でつば金1−bの内径に対し、若干の遊〓があ
り、且つ先端に案内用の面取りが施されている。
パ作用をなし、ばね6を押圧する板8が当接する
位置に装着されている。また、先端軸2cは平行
径でつば金1−bの内径に対し、若干の遊〓があ
り、且つ先端に案内用の面取りが施されている。
次に、かようなごとく構成されたロール支持軸
の作用について説明する。
の作用について説明する。
まず、ロール体1を挿着する場合、リフタ(図
示せず)で支持軸2と同芯状にセツテイング準備
をする。この状態で第1図のものと対照的に配設
された右側の支持軸(ここでは図示していないが
第1図と同じ構成、機能であるため以降その符号
を使用する)2を軸方向に左側に移動させると、
ロール体1のつば金1−bの内径に先端軸2cが
挿入される。先端軸2cの外径はつば金1−bよ
り小さく遊〓をもつた寸法で且つ平行径に出来て
いるので円滑に移動し、円筒軸2bのつばAの裏
側につば金1−bが当接する。
示せず)で支持軸2と同芯状にセツテイング準備
をする。この状態で第1図のものと対照的に配設
された右側の支持軸(ここでは図示していないが
第1図と同じ構成、機能であるため以降その符号
を使用する)2を軸方向に左側に移動させると、
ロール体1のつば金1−bの内径に先端軸2cが
挿入される。先端軸2cの外径はつば金1−bよ
り小さく遊〓をもつた寸法で且つ平行径に出来て
いるので円滑に移動し、円筒軸2bのつばAの裏
側につば金1−bが当接する。
更に支持軸2を左側へ移動させると、支持軸2
に固着したローラ3が円筒軸2bの勾配部分の下
り勾配溝vを移動しながら外径方向へ軸2aのす
り割りxを押し広げて、この軸2aの外径部がつ
ば金1−bの遊〓部分をなくして当接する。また
このローラ3に当接する円筒軸2bの下り勾配溝
vの勾配部分dは極めて緩やかに形成されている
ので、僅少な軸スラスト力で大きな内拡力が作用
し、円筒軸2bとつば金1−bとの内外径当接面
には十分な圧力が付与され、確実な伝達トルクが
得られる。もちろん左側への右の支持軸2の移動
時に、ロール体1の自重による摩擦力が発生し、
円筒軸2bのつばAの裏側にロール体1のつば金
1−bが当接する前に軸2aに設けたローラ3が
円筒軸2bの下り勾配溝vから乗り上げないよう
に、ローラ体1の自重により発生する先端軸2c
及び円筒軸2bとつば金1−bとの内外径の摩擦
より大きな力でばね6の力を軸2aの挿入方向に
抗して作用するよう設計する。
に固着したローラ3が円筒軸2bの勾配部分の下
り勾配溝vを移動しながら外径方向へ軸2aのす
り割りxを押し広げて、この軸2aの外径部がつ
ば金1−bの遊〓部分をなくして当接する。また
このローラ3に当接する円筒軸2bの下り勾配溝
vの勾配部分dは極めて緩やかに形成されている
ので、僅少な軸スラスト力で大きな内拡力が作用
し、円筒軸2bとつば金1−bとの内外径当接面
には十分な圧力が付与され、確実な伝達トルクが
得られる。もちろん左側への右の支持軸2の移動
時に、ロール体1の自重による摩擦力が発生し、
円筒軸2bのつばAの裏側にロール体1のつば金
1−bが当接する前に軸2aに設けたローラ3が
円筒軸2bの下り勾配溝vから乗り上げないよう
に、ローラ体1の自重により発生する先端軸2c
及び円筒軸2bとつば金1−bとの内外径の摩擦
より大きな力でばね6の力を軸2aの挿入方向に
抗して作用するよう設計する。
すなわち、つば金1−bが円筒軸2bのつばA
に当接するまでは、軸2aに設けたローラ3と円
筒軸2bの溝勾配部との間には相対運動が行われ
ないが、つば金1−bの端面が円筒軸2bのつば
面に当たつてばね力6より強い力で移動すること
により、円筒軸2bはすり割りx,yにより拡大
する。また、ロール3の溝勾配を極めて緩やかに
しても、ローラ3との当接面は従来のようにすべ
り摩擦の相対運動ではなくころがり摩擦運動なの
で、戻し時に食いつくこともなく、内拡へのぶん
りよくも摩擦損失が小さく、勾配の小さい分だけ
内拡力は大きくなるので、極めて効果的に力が作
用する。
に当接するまでは、軸2aに設けたローラ3と円
筒軸2bの溝勾配部との間には相対運動が行われ
ないが、つば金1−bの端面が円筒軸2bのつば
面に当たつてばね力6より強い力で移動すること
により、円筒軸2bはすり割りx,yにより拡大
する。また、ロール3の溝勾配を極めて緩やかに
しても、ローラ3との当接面は従来のようにすべ
り摩擦の相対運動ではなくころがり摩擦運動なの
で、戻し時に食いつくこともなく、内拡へのぶん
りよくも摩擦損失が小さく、勾配の小さい分だけ
内拡力は大きくなるので、極めて効果的に力が作
用する。
また、本考案のものの他の実施例について説明
する。すなわち、第3図はその要部正面断面図で
あり、第1図と異なる点は第1図の勾配部分dの
溝を、勾配部分aの溝と平行部分bの溝に分けた
ことにある。
する。すなわち、第3図はその要部正面断面図で
あり、第1図と異なる点は第1図の勾配部分dの
溝を、勾配部分aの溝と平行部分bの溝に分けた
ことにある。
つまり、支持軸2′は軸2′aと円筒軸2′bと
先端軸2′cから構成され、円筒軸2′bの勾配部
分aの溝の細り端部に軸方向へ向けて平行部分b
に溝を設け、円筒軸2bのつばAの表面と軸2a
のつばA′の表面が当接している場合には、ロー
ラ3が平行部分bの溝に位置しているように設計
する。
先端軸2′cから構成され、円筒軸2′bの勾配部
分aの溝の細り端部に軸方向へ向けて平行部分b
に溝を設け、円筒軸2bのつばAの表面と軸2a
のつばA′の表面が当接している場合には、ロー
ラ3が平行部分bの溝に位置しているように設計
する。
次に、第3図に示す如く、ロール体1が円筒軸
2′bに完全に挿入され、その外径が拡大した状
態に至までの作用を、第1図を参照して説明する
と、まず、ロール体1のつば金1−bの内径に先
端軸2′cが挿入される。そして、ローラ3が平
行部分bの溝に到達するまでは円筒軸2′bの内
拡は行われない。
2′bに完全に挿入され、その外径が拡大した状
態に至までの作用を、第1図を参照して説明する
と、まず、ロール体1のつば金1−bの内径に先
端軸2′cが挿入される。そして、ローラ3が平
行部分bの溝に到達するまでは円筒軸2′bの内
拡は行われない。
更に、支持軸2′を左側に移動させ、ローラ3
が平行部分bに到達すると、急に円筒軸2′bは
拡大され、その後つばAとつばA′が当接するま
で円筒軸2′bの外径拡大寸法は一定となり、支
持軸2′へのスラスト力を解除してもつば金1−
bの内径に対する円筒軸2′bの外径の内圧力は
保持される。この状態でシリンダ力を小さくして
保持しておけば、第4図に示すベアリング10,
10′に加えられる力が小さくなり、寿命、潤滑
などの点で極めて有利となる。
が平行部分bに到達すると、急に円筒軸2′bは
拡大され、その後つばAとつばA′が当接するま
で円筒軸2′bの外径拡大寸法は一定となり、支
持軸2′へのスラスト力を解除してもつば金1−
bの内径に対する円筒軸2′bの外径の内圧力は
保持される。この状態でシリンダ力を小さくして
保持しておけば、第4図に示すベアリング10,
10′に加えられる力が小さくなり、寿命、潤滑
などの点で極めて有利となる。
以上説明したように本考案によれば、紙、フイ
ルムなどのロール体1で両端より支持軸を移動さ
せてロール体1を脱着し、且つテンシヨン用のブ
レーキトルクを付与するロール支持軸の構造体に
おいて、支持軸に3カ所以上の複数のローラ3を
軸方向に回転可能に固着し、このローラ3の位置
に相当させ、円筒軸へ勾配状の溝をローラ幅を包
含するように形成し、これを軸へ嵌着し、円筒軸
と先端軸を一体締結し、先端軸にばね6を内蔵し
勾配の細り方向へ円筒軸、先端軸が移動できるよ
う一体構成することによつて、従来のコーン軸
9,9′のテーパ部のすべり摩擦をロール体1に
直接作用させるのに比べ、間接的に円筒軸を内拡
して摩擦力を付与し、内拡の作用力をローラ3を
介して勾配を利用したものである。
ルムなどのロール体1で両端より支持軸を移動さ
せてロール体1を脱着し、且つテンシヨン用のブ
レーキトルクを付与するロール支持軸の構造体に
おいて、支持軸に3カ所以上の複数のローラ3を
軸方向に回転可能に固着し、このローラ3の位置
に相当させ、円筒軸へ勾配状の溝をローラ幅を包
含するように形成し、これを軸へ嵌着し、円筒軸
と先端軸を一体締結し、先端軸にばね6を内蔵し
勾配の細り方向へ円筒軸、先端軸が移動できるよ
う一体構成することによつて、従来のコーン軸
9,9′のテーパ部のすべり摩擦をロール体1に
直接作用させるのに比べ、間接的に円筒軸を内拡
して摩擦力を付与し、内拡の作用力をローラ3を
介して勾配を利用したものである。
このことによつて、勾配を極めて緩やかにでき
また場合によつては、平行部分bを持たせること
ができ、小さな軸スラスト力でも所要の伝達トル
クが得られるなど、軸芯の同芯性と相まつて経済
性、潤滑上の問題などを解決し、多くの利点を有
するものである。
また場合によつては、平行部分bを持たせること
ができ、小さな軸スラスト力でも所要の伝達トル
クが得られるなど、軸芯の同芯性と相まつて経済
性、潤滑上の問題などを解決し、多くの利点を有
するものである。
よつて、本考案のロール支持軸の構造体は、実
用上、極めて、有用性の高いものである。
用上、極めて、有用性の高いものである。
第1図は本考案の一実施例を示す要部正面断面
図、第2図は第1図のア−ア線断面図、第3図は
本考案の他の実施例を示す要部正面断面図、第4
図は従来の一例を示す要部正面断面図である。 1……ロール体、2,2′……支持軸、2a,
2′a……軸、2b,2′b……円筒軸、2c,
2′c……先端軸、3……ローラ、6……ばね、
x,y……すり割り、a,d……勾配部分、b…
…平行部分、u……溝、v……下り勾配溝。
図、第2図は第1図のア−ア線断面図、第3図は
本考案の他の実施例を示す要部正面断面図、第4
図は従来の一例を示す要部正面断面図である。 1……ロール体、2,2′……支持軸、2a,
2′a……軸、2b,2′b……円筒軸、2c,
2′c……先端軸、3……ローラ、6……ばね、
x,y……すり割り、a,d……勾配部分、b…
…平行部分、u……溝、v……下り勾配溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軸2aと、この軸2aを挿入した円筒軸2b
と、この円筒軸2bの先端に有する先端軸2c
とで支持軸2を形成し、この支持軸2をロール
体1の両端の開口部に挿入するものであり、 軸2aには、軸端より同一円径の外周部分に
3か所以上の溝uが設けられ、この溝uには軸
長手方向に回転でき、且つ軸2aの外周面から
若干突出するようなロール3が軸支され、 円筒軸2bの外周には、ロール体1に挿入す
る後端部側につばAを設け、このつばA側の内
周にはローラ3により円筒軸2bが径拡大する
ように、前記溝uと係合する所要の勾配dで且
つ、ローラ幅を包含する下り勾配溝vが設けら
れ、先端部側にこの円筒軸2bの内拡が容易に
行われるよう円筒軸2bの肉を薄くするための
すり割りyを径方向円輪状に設け、更に各下り
勾配溝vの略径方向で中間部位の軸方向に円筒
軸2bの後端側から縦割りのすり割りxが設け
られ、 先端軸2cには、円柱の軸芯に凹部qを設
け、この凹部qにばね6を設けたことを特徴と
するロール支持軸の構造体。 (2) ローラ3が回動出来るよう前記勾配溝vを、
勾配部分aとこの勾配部分aから前記すり割り
yまでの軸方向平行部分bを設けたことを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のロ
ール支持軸の構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18616387U JPH053486Y2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18616387U JPH053486Y2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0190736U JPH0190736U (ja) | 1989-06-14 |
| JPH053486Y2 true JPH053486Y2 (ja) | 1993-01-27 |
Family
ID=31477406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18616387U Expired - Lifetime JPH053486Y2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH053486Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-07 JP JP18616387U patent/JPH053486Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0190736U (ja) | 1989-06-14 |
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