JPH0534963Y2 - - Google Patents
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- JPH0534963Y2 JPH0534963Y2 JP1984060915U JP6091584U JPH0534963Y2 JP H0534963 Y2 JPH0534963 Y2 JP H0534963Y2 JP 1984060915 U JP1984060915 U JP 1984060915U JP 6091584 U JP6091584 U JP 6091584U JP H0534963 Y2 JPH0534963 Y2 JP H0534963Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acceleration
- air
- brake
- detects
- air spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は制動時に車体に生じるノーズダイブ
を低減することができる電子制御サスペンシヨン
装置に関する。
を低減することができる電子制御サスペンシヨン
装置に関する。
自動車の各サスペンシヨンユニツトのシヨツク
アブソーバの減衰力や空気ばねのばね定数を電子
的に制御して乗心地を向上させるようにした電子
制御サスペンシヨン装置が考えられている。この
ような電子制御サスペンシヨン装置においては制
動時における車体のピツチングをより効果的に防
止することが要望されている。
アブソーバの減衰力や空気ばねのばね定数を電子
的に制御して乗心地を向上させるようにした電子
制御サスペンシヨン装置が考えられている。この
ような電子制御サスペンシヨン装置においては制
動時における車体のピツチングをより効果的に防
止することが要望されている。
そこで、例えば米国特許第3124368号明細書に
示されるように、車体に作用する前後方向の加速
度の大きさに応じてその加速度と反対向きに車体
を付勢すべく各輪の流体ばねの内圧を制御するこ
とにより、車体のノーズダイブを能動的に低減す
るサスペンシヨン装置が知られている。ところ
が、この米国特許に示されるサスペンシヨン装置
は、該加速度の大きさに応じて流体ばねの流体の
給排を制御するように構成されているが加速度を
検出する加速度センサは、悪路走行等において実
際には減速状態になくても、瞬間的にあたかも減
速状態にあること示す信号を出力することがあ
り、装置が誤作動してしまう不具合が生じる。更
に、この従来装置は制動時に前輪の流体ばねに流
体を供給しかつ後輪の流体ばねから流体を排出す
る構成であるが、車両によつてはその重量配分の
特徴によつて制動時に車体前部が沈み込むだけで
後部がほとんど挙動を示さないものもあり、この
ような車両にこの従来装置を適用すると、制動時
及び制動解除時にかえつて不自然な車体姿勢にな
つてしまう不具合が生じる。また更に、上記従来
装置は加速度計の出力を、ピツチ制御コンピユー
タの一部を形成するサーボ制御アンプを介して、
サーボメカニズムに伝え、同サーボメカニズムに
より流体制御弁に伝えるように構成されている。
従つて、サーボメカニズムを用いているため、装
置が高価なものとなるばかりでなく、その調整及
び保守点検も工数のかかる作業となつてしまう不
具合がある。
示されるように、車体に作用する前後方向の加速
度の大きさに応じてその加速度と反対向きに車体
を付勢すべく各輪の流体ばねの内圧を制御するこ
とにより、車体のノーズダイブを能動的に低減す
るサスペンシヨン装置が知られている。ところ
が、この米国特許に示されるサスペンシヨン装置
は、該加速度の大きさに応じて流体ばねの流体の
給排を制御するように構成されているが加速度を
検出する加速度センサは、悪路走行等において実
際には減速状態になくても、瞬間的にあたかも減
速状態にあること示す信号を出力することがあ
り、装置が誤作動してしまう不具合が生じる。更
に、この従来装置は制動時に前輪の流体ばねに流
体を供給しかつ後輪の流体ばねから流体を排出す
る構成であるが、車両によつてはその重量配分の
特徴によつて制動時に車体前部が沈み込むだけで
後部がほとんど挙動を示さないものもあり、この
ような車両にこの従来装置を適用すると、制動時
及び制動解除時にかえつて不自然な車体姿勢にな
つてしまう不具合が生じる。また更に、上記従来
装置は加速度計の出力を、ピツチ制御コンピユー
タの一部を形成するサーボ制御アンプを介して、
サーボメカニズムに伝え、同サーボメカニズムに
より流体制御弁に伝えるように構成されている。
従つて、サーボメカニズムを用いているため、装
置が高価なものとなるばかりでなく、その調整及
び保守点検も工数のかかる作業となつてしまう不
具合がある。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、
その目的は制動時に車体に生じるノーズダイブを
低減することができかつ上記不具合を格段に低減
できる電子制御サスペンシヨン装置を提供するこ
とにある。
その目的は制動時に車体に生じるノーズダイブを
低減することができかつ上記不具合を格段に低減
できる電子制御サスペンシヨン装置を提供するこ
とにある。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例に係
る電子制御サスペンシヨン装置について説明す
る。第1図において、SFRは自動車の右側前輪用
サスペンシヨンユニツト、SFLは左側前輪用サス
ペンシヨンユニツト、SRRは右側後輪用サスペン
シヨンユニツト、SRLは左側後輪用サスペンシヨ
ンユニツトである。各サスペンシヨンユニツト
SFR、SFL,SRL,SRRは同一構造であるため、サス
ペンシヨンユニツトSRLのみその構造を示してお
く。サスペンシヨンユニツトSRLは主空気ばね室
11副空気ばね室12、シヨツクアブソーバ1
3、補助ばねとして用いられるコイルばね(図示
せず)から構成されている。また、14は上記シ
ヨツクアブソーバ13の減衰力をハードあるいは
ソフトに切換えるためのアクチユエータ、15は
ベロースである。なお、上記アクチユエータ14
により上記主空気ばね室11と副空気ばね室12
の連通、非連通の制御がなされ、空気ばね定数の
ハード/ソフトの切換えが行なわれる。
る電子制御サスペンシヨン装置について説明す
る。第1図において、SFRは自動車の右側前輪用
サスペンシヨンユニツト、SFLは左側前輪用サス
ペンシヨンユニツト、SRRは右側後輪用サスペン
シヨンユニツト、SRLは左側後輪用サスペンシヨ
ンユニツトである。各サスペンシヨンユニツト
SFR、SFL,SRL,SRRは同一構造であるため、サス
ペンシヨンユニツトSRLのみその構造を示してお
く。サスペンシヨンユニツトSRLは主空気ばね室
11副空気ばね室12、シヨツクアブソーバ1
3、補助ばねとして用いられるコイルばね(図示
せず)から構成されている。また、14は上記シ
ヨツクアブソーバ13の減衰力をハードあるいは
ソフトに切換えるためのアクチユエータ、15は
ベロースである。なお、上記アクチユエータ14
により上記主空気ばね室11と副空気ばね室12
の連通、非連通の制御がなされ、空気ばね定数の
ハード/ソフトの切換えが行なわれる。
また、16はエアクリーナである。このエアク
リーナ16から送り込まれた大気は外気遮断用ソ
レノイドバルブ17を介してドライヤ18に送ら
れる。このドライヤ18により乾燥された大気は
コンプレツサ19により圧縮されてチエツクバル
ブ20を介してリザーブタンク21に貯められ
る。なお、191はコンプレツサ用リレーで、こ
のリレー191は後述するコントローラ36から
の信号により制御される。そして、リザーブタン
ク21は給気用ソレノイドバルブ221〜224
が介装される給気用配管23を介して各サスペン
シヨンユニツトSRL〜SFLの主、副空気ばね室1
1,12に接続される。また、サスペンシヨンユ
ニツトSRL及びSRRの主、副空気ばね室11,12
は連通用ソレノイドバルブ241が介装された連
通用配管25により連結され、サスペンシヨンユ
ニツトSFL及びSFRの主、副空気ばね室11,12
は連通用ソレノイドバルブ242が介装された連
通用配管26により連結される。また、上記各サ
スペンシヨンユニツトSRL〜SFLの主、副空気ばね
室11,12は排気用ソレノイドバルブ271〜
274が介装される排気用配管28、チエツクバ
ルブ29、ドライヤ18、ソレノイドバルブ1
7、エアクリーナ16を介して大気に解放され
る。上記給気用配管23には給気側流路選択用ソ
レノイドバルブ30が介装される配管31が並設
される。なお、ソレノイドバルブ30が開のとき
は配管31をも空気が流れて単位時間当りより多
量の空気の供給が可能になる。さらに、上記排気
用配管28には排気側流路選択用ソレノイドバル
ブ32が介装される配管33が並設される。な
お、ソレノイドバルブ32が開のときは配管33
をも空気が流れて単位時間当りより多量の空気の
排出が可能になる。また、上記給気用配管23と
上記アクチユエータ14間にはハード/ソフト切
換用ソレノイドバルブ34が介装されている。ま
た、上記リザーブタンク21に貯められる圧縮空
気の圧力は圧力スイツチ35により検出される。
この圧力スイツチ35の検出信号はコントローラ
36に送られる。また、37は上記連通用配管2
5に連結され、後輪のサスペンシヨンユニツト
SRR,SRLの主、副空気ばね室11,12の内圧を
検出する圧力スイツチである。この圧力スイツチ
37の検出信号は上記コントローラ36に送られ
る。また、38Fは自動車の前部右側のロアアー
ム39に取付けられて自動車の前部車高(フロン
ト車高)を検出するフロント車高センサ、38R
は自動車の後部左側のラテラルロツド40に取付
けられて後部車高(リヤ車高)を検出するリヤ車
高センサである。上記車高センサ38F,38R
から出力される車高検出信号は上記コントローラ
36に入力される。上記センサ38F,38Rは
ホールIC素子及び磁石の一方を車輪側、他方を
車体側に取付けられて、ノーマル車高レベル及び
低車高あるいは高車高レベルからの距離をそれぞ
れ検出している。また、41は車速を検出する車
速センサで、この車速センサ41から出力される
検出信号はコントローラ36に入力される。さら
に、42はハンドル43の操舵角を検出するハン
ドル操舵角センサで、このセンサ42はハンドル
操舵角検出信号を上記コントローラ36に出力し
ている。また44は車体の姿勢変化を検出する車
体姿勢センサとしての加速度(G)センサであ
り、この加速度センサ44は自動車ばね上におけ
るピツチ、ロール及びヨー入車体姿勢変化を検出
するようになつている。例えば、加速度がないと
きには、おもりが垂下された状態となり、発光ダ
イオードからの光は遮蔽板によつて遮ぎられて、
フオトダイオードへ到達しないことにより、加速
度がないことが検出される。そして、加速度が前
後、左右ないし上下に作用するとおもりが傾斜し
たり、移動したりすることによつて、車体の加速
状態が検出される。さらに、45は車高を高車高
(HIGH)、低車高(LOW)、自動車高調整
(AUTO)に設定する車高選択スイツチ、46は
自動車のロールを防止する姿勢制御を行なうこと
を選択する姿勢制御選択スイツチである。上記ス
イツチ45,46の信号は上記コントローラ36
に入力される。さらに、47はエンジンオイルの
油圧が所定値に達したか及び油圧量を検出する油
圧スイツチでこの油圧スイツチ47から出力され
る油圧検出信号は上記コントローラ36に入力さ
れる。また、48はブレーキの踏み込み及び踏み
量を検出するブレーキスイツチで、その検出信号
は上記コントローラ36に入力される。さらに、
49はアクセルの開度を検出するアクセル開度セ
ンサで、このセンサ49から出力されるアクセル
開度信号は上記コントローラ36に入力される。
さらに、50はエンジン回転数を検出するエンジ
ン回転数センサで、このセンサ50はエンジン回
転数信号を上記コントローラ36に出力する。さ
らに、51はイグニシヨンキーで、その操作信号
は上記コントローラ36に出力される。52は変
速段を検出する変速段センサで、このセンサ52
は変速段信号を上記コントローラ36に出力す
る。
リーナ16から送り込まれた大気は外気遮断用ソ
レノイドバルブ17を介してドライヤ18に送ら
れる。このドライヤ18により乾燥された大気は
コンプレツサ19により圧縮されてチエツクバル
ブ20を介してリザーブタンク21に貯められ
る。なお、191はコンプレツサ用リレーで、こ
のリレー191は後述するコントローラ36から
の信号により制御される。そして、リザーブタン
ク21は給気用ソレノイドバルブ221〜224
が介装される給気用配管23を介して各サスペン
シヨンユニツトSRL〜SFLの主、副空気ばね室1
1,12に接続される。また、サスペンシヨンユ
ニツトSRL及びSRRの主、副空気ばね室11,12
は連通用ソレノイドバルブ241が介装された連
通用配管25により連結され、サスペンシヨンユ
ニツトSFL及びSFRの主、副空気ばね室11,12
は連通用ソレノイドバルブ242が介装された連
通用配管26により連結される。また、上記各サ
スペンシヨンユニツトSRL〜SFLの主、副空気ばね
室11,12は排気用ソレノイドバルブ271〜
274が介装される排気用配管28、チエツクバ
ルブ29、ドライヤ18、ソレノイドバルブ1
7、エアクリーナ16を介して大気に解放され
る。上記給気用配管23には給気側流路選択用ソ
レノイドバルブ30が介装される配管31が並設
される。なお、ソレノイドバルブ30が開のとき
は配管31をも空気が流れて単位時間当りより多
量の空気の供給が可能になる。さらに、上記排気
用配管28には排気側流路選択用ソレノイドバル
ブ32が介装される配管33が並設される。な
お、ソレノイドバルブ32が開のときは配管33
をも空気が流れて単位時間当りより多量の空気の
排出が可能になる。また、上記給気用配管23と
上記アクチユエータ14間にはハード/ソフト切
換用ソレノイドバルブ34が介装されている。ま
た、上記リザーブタンク21に貯められる圧縮空
気の圧力は圧力スイツチ35により検出される。
この圧力スイツチ35の検出信号はコントローラ
36に送られる。また、37は上記連通用配管2
5に連結され、後輪のサスペンシヨンユニツト
SRR,SRLの主、副空気ばね室11,12の内圧を
検出する圧力スイツチである。この圧力スイツチ
37の検出信号は上記コントローラ36に送られ
る。また、38Fは自動車の前部右側のロアアー
ム39に取付けられて自動車の前部車高(フロン
ト車高)を検出するフロント車高センサ、38R
は自動車の後部左側のラテラルロツド40に取付
けられて後部車高(リヤ車高)を検出するリヤ車
高センサである。上記車高センサ38F,38R
から出力される車高検出信号は上記コントローラ
36に入力される。上記センサ38F,38Rは
ホールIC素子及び磁石の一方を車輪側、他方を
車体側に取付けられて、ノーマル車高レベル及び
低車高あるいは高車高レベルからの距離をそれぞ
れ検出している。また、41は車速を検出する車
速センサで、この車速センサ41から出力される
検出信号はコントローラ36に入力される。さら
に、42はハンドル43の操舵角を検出するハン
ドル操舵角センサで、このセンサ42はハンドル
操舵角検出信号を上記コントローラ36に出力し
ている。また44は車体の姿勢変化を検出する車
体姿勢センサとしての加速度(G)センサであ
り、この加速度センサ44は自動車ばね上におけ
るピツチ、ロール及びヨー入車体姿勢変化を検出
するようになつている。例えば、加速度がないと
きには、おもりが垂下された状態となり、発光ダ
イオードからの光は遮蔽板によつて遮ぎられて、
フオトダイオードへ到達しないことにより、加速
度がないことが検出される。そして、加速度が前
後、左右ないし上下に作用するとおもりが傾斜し
たり、移動したりすることによつて、車体の加速
状態が検出される。さらに、45は車高を高車高
(HIGH)、低車高(LOW)、自動車高調整
(AUTO)に設定する車高選択スイツチ、46は
自動車のロールを防止する姿勢制御を行なうこと
を選択する姿勢制御選択スイツチである。上記ス
イツチ45,46の信号は上記コントローラ36
に入力される。さらに、47はエンジンオイルの
油圧が所定値に達したか及び油圧量を検出する油
圧スイツチでこの油圧スイツチ47から出力され
る油圧検出信号は上記コントローラ36に入力さ
れる。また、48はブレーキの踏み込み及び踏み
量を検出するブレーキスイツチで、その検出信号
は上記コントローラ36に入力される。さらに、
49はアクセルの開度を検出するアクセル開度セ
ンサで、このセンサ49から出力されるアクセル
開度信号は上記コントローラ36に入力される。
さらに、50はエンジン回転数を検出するエンジ
ン回転数センサで、このセンサ50はエンジン回
転数信号を上記コントローラ36に出力する。さ
らに、51はイグニシヨンキーで、その操作信号
は上記コントローラ36に出力される。52は変
速段を検出する変速段センサで、このセンサ52
は変速段信号を上記コントローラ36に出力す
る。
なお、上記ソレノイドバルブ17,221〜2
24,271〜274,30,34は常閉のバル
ブ、上記ソレノイドバルブ241及び242は常
開のバルブである。
24,271〜274,30,34は常閉のバル
ブ、上記ソレノイドバルブ241及び242は常
開のバルブである。
次に、上記のように構成されたこの考案の動作
について説明する。第1図に示したコントローラ
36は第2図のフローチヤートで示される処理を
行なつている。まず、ステツプS1において自動
車のローリング防止、つまりロール制御が必要か
否か判定される。これは、例えば加速度センサ4
4により検出される横方向の加速度が所定値以上
の場合にはロール制御が必要であると判定されて
ステツプS2に進んでロール制御が行なわれる。
これは、右側のサスペンシヨンユニツトSFR,SRR
と左側のサスペンシヨンユニツトSFL,SRLの一方
側のユニツトの主、副空気ばね室11,12に給
気し、他方側のユニツトの主、副空気ばね室1
1,12から排気することにより車体を水平に保
つことによりロール制御がなされる。上記ステツ
プS1により「NO」と判定されると、ステツプS3
に進んでブレーキが踏まれたかブレーキスイツチ
48からの信号に基づき判定される。このステツ
プS3において「YES」、つまりブレーキが踏まれ
たとき判定されるとステツプS4に進んで、加速
度センサ44で検出される前後方向の加速度が設
定加速度以上か否か判定される。つまり、ブレー
キを踏むと減速度(つまり、負の加速度)が大き
くなるが、この加速度の大きさはブレーキの踏み
込む量に応じて大きくなり、これにともない自動
車の前部の車高が下がり、いわゆるノーズダイブ
となる。このステツプS4において「YES」と判
定されるとステツプS5に進む。このステツプS5
において、コントローラ36からの制御信号によ
り前輪の給気用ソレノイドバルブ223,224
が設定制御時間Tの間開かれる。このため、前輪
の車高が上げられる方向に付勢されて車体がほぼ
水平に保たれる。そして、ステツプS6においてt1
時間遅延された後上記ステツプS1に戻る。
について説明する。第1図に示したコントローラ
36は第2図のフローチヤートで示される処理を
行なつている。まず、ステツプS1において自動
車のローリング防止、つまりロール制御が必要か
否か判定される。これは、例えば加速度センサ4
4により検出される横方向の加速度が所定値以上
の場合にはロール制御が必要であると判定されて
ステツプS2に進んでロール制御が行なわれる。
これは、右側のサスペンシヨンユニツトSFR,SRR
と左側のサスペンシヨンユニツトSFL,SRLの一方
側のユニツトの主、副空気ばね室11,12に給
気し、他方側のユニツトの主、副空気ばね室1
1,12から排気することにより車体を水平に保
つことによりロール制御がなされる。上記ステツ
プS1により「NO」と判定されると、ステツプS3
に進んでブレーキが踏まれたかブレーキスイツチ
48からの信号に基づき判定される。このステツ
プS3において「YES」、つまりブレーキが踏まれ
たとき判定されるとステツプS4に進んで、加速
度センサ44で検出される前後方向の加速度が設
定加速度以上か否か判定される。つまり、ブレー
キを踏むと減速度(つまり、負の加速度)が大き
くなるが、この加速度の大きさはブレーキの踏み
込む量に応じて大きくなり、これにともない自動
車の前部の車高が下がり、いわゆるノーズダイブ
となる。このステツプS4において「YES」と判
定されるとステツプS5に進む。このステツプS5
において、コントローラ36からの制御信号によ
り前輪の給気用ソレノイドバルブ223,224
が設定制御時間Tの間開かれる。このため、前輪
の車高が上げられる方向に付勢されて車体がほぼ
水平に保たれる。そして、ステツプS6においてt1
時間遅延された後上記ステツプS1に戻る。
そして、ブレーキが踏まれた状態が続くと、ス
テツプS3において「YES」と判定されて再度ス
テツプS4に進む。ブレーキが踏まれて車速があ
る速度まで落ちるとブレーキは戻されるわけであ
るが、ブレーキを戻す状態において減速度は小さ
くなる。このような状態のときにステツプS4で
「NO」と判定され、ステツプS7において「NO」、
つまり減速度が設定減速度以下に変化したと判定
される。そして、ステツプS8において、コント
ローラ36からの制御信号により前輪の排気用ソ
レノイドバルブ273,274が設定制御時間T
の間開かれる。このため、前輪車高が下げられる
方向に付勢され、これにより、減速度が小さくな
つて荷重のはね返りにより車体前部が上昇しよう
とするにもかかわらず車体はほぼ水平に保たれ
る。以下、ステツプS9においてt2時間遅延された
後上記ステツプS1に戻る。
テツプS3において「YES」と判定されて再度ス
テツプS4に進む。ブレーキが踏まれて車速があ
る速度まで落ちるとブレーキは戻されるわけであ
るが、ブレーキを戻す状態において減速度は小さ
くなる。このような状態のときにステツプS4で
「NO」と判定され、ステツプS7において「NO」、
つまり減速度が設定減速度以下に変化したと判定
される。そして、ステツプS8において、コント
ローラ36からの制御信号により前輪の排気用ソ
レノイドバルブ273,274が設定制御時間T
の間開かれる。このため、前輪車高が下げられる
方向に付勢され、これにより、減速度が小さくな
つて荷重のはね返りにより車体前部が上昇しよう
とするにもかかわらず車体はほぼ水平に保たれ
る。以下、ステツプS9においてt2時間遅延された
後上記ステツプS1に戻る。
したがつて、本実施例によれば、制動時に車体
に生じるノーズダイブを極めて効果的に低減で
き、しかも例えば悪路を走行中に実際には制動し
ていないにもかかわらず瞬間的に加速度センサ4
4があたかも減速状態を示すような信号を出力し
ても、ブレーキスイツチ48が信号を出力しなけ
れば、ノーズダイブ低減のための給排気制御は実
行されないので、上記従来装置の不具合を格段に
低減できるという効果を奏する。また、本実施例
の制御は、給気用ソレノイドバルブ223,22
4及び排気用ソレノイドバルブ273,274を
上述したタイミングにおいて設定制御時間Tの間
開くことによつて前輪の空気ばね室内の空気量を
調整するように構成されているので、これらのソ
レノイドバルブ223,224,273,274
は何んら複雑なサーボメカニズムを要することな
く単純な開閉弁とすることができ、これにより上
記従来装置の不具合を解消できる。更に、ノーズ
ダイブ低減のための給排気制御を前輪の空気ばね
室のみ行つているので、特に制動時に車体前部が
沈み込むだけで車体後部がほとんど挙動を示さな
いような車両においても、制動時に車体の不自然
な姿勢変化を招くことなくノーズダイブを極めて
効果的に低減できるという効果を奏する。
に生じるノーズダイブを極めて効果的に低減で
き、しかも例えば悪路を走行中に実際には制動し
ていないにもかかわらず瞬間的に加速度センサ4
4があたかも減速状態を示すような信号を出力し
ても、ブレーキスイツチ48が信号を出力しなけ
れば、ノーズダイブ低減のための給排気制御は実
行されないので、上記従来装置の不具合を格段に
低減できるという効果を奏する。また、本実施例
の制御は、給気用ソレノイドバルブ223,22
4及び排気用ソレノイドバルブ273,274を
上述したタイミングにおいて設定制御時間Tの間
開くことによつて前輪の空気ばね室内の空気量を
調整するように構成されているので、これらのソ
レノイドバルブ223,224,273,274
は何んら複雑なサーボメカニズムを要することな
く単純な開閉弁とすることができ、これにより上
記従来装置の不具合を解消できる。更に、ノーズ
ダイブ低減のための給排気制御を前輪の空気ばね
室のみ行つているので、特に制動時に車体前部が
沈み込むだけで車体後部がほとんど挙動を示さな
いような車両においても、制動時に車体の不自然
な姿勢変化を招くことなくノーズダイブを極めて
効果的に低減できるという効果を奏する。
ところで、ブレーキの踏み込みが小さい場合に
は減速度は小さいためステツプS4→S7→S1→S3
→S4の処理が繰り返されて、ステツプS5及びS6
で行なわれる姿勢制御は行なわれない。
は減速度は小さいためステツプS4→S7→S1→S3
→S4の処理が繰り返されて、ステツプS5及びS6
で行なわれる姿勢制御は行なわれない。
また、ステツプS6及びS8にt1及びt2時間の遅延
を設けることにより、ブレーキが大きく踏み込ま
れて一定時間前輪側の給気がなされた後t1時間以
内に加速度に変化があつても前輪側の排気を行な
わないように、また一定時間前輪側の排気がなさ
れた後t2時間以内に加速度に変化があつても前輪
側の給気は行なわないように構成されている。こ
れにより、例えばブレーキを極く短い時間で小刻
みに操作するような場合でも、同じ方向の給排気
制御を重ねて実行してしまうといつた不具合を解
消できる。
を設けることにより、ブレーキが大きく踏み込ま
れて一定時間前輪側の給気がなされた後t1時間以
内に加速度に変化があつても前輪側の排気を行な
わないように、また一定時間前輪側の排気がなさ
れた後t2時間以内に加速度に変化があつても前輪
側の給気は行なわないように構成されている。こ
れにより、例えばブレーキを極く短い時間で小刻
みに操作するような場合でも、同じ方向の給排気
制御を重ねて実行してしまうといつた不具合を解
消できる。
以上詳述したようにこの考案によれば、制動時
に車体に生じるノーズダイブを極めて効果的に低
減でき、しかも例えば悪路走行中に実際には制動
していないにもかかわらず瞬間的に加速度検出手
段があたかも減速状態を示すような信号を出力し
ても、ブレーキ検出手段が信号を出力しなけれ
ば、ノーズダイブ低減のための空気ばね室内の空
気の給排制御は実行されないので、上記従来装置
の不具合を格段に低減できるという効果を奏す
る。また、本考案の制御は、前輪側の供給用制御
弁及び排出用制御弁を上述したタイミングにおい
て設定制御時間Tの間開くことにより前輪の空気
ばね室内の空気量を調整するように構成されてい
るので、これら供給用制御弁及び排出用制御弁は
何んら複雑なサーボメカニズムを有することなく
単純な開閉弁とすることができ、これによりやは
り上記従来装置の不具合を解消することができ
る。更に、ノーズダイブ低減のための空気ばね室
内の空気の給排を前輪の空気ばね室のみ行つてい
るので、特に制動時に車体前部が沈み込むだけで
車体後部がほとんど挙動を示さないような車両に
おいても、制動時に車体の不自然な姿勢変化を招
くことなくノーズダイブを極めて効果的に低減で
きるという効果を奏する。
に車体に生じるノーズダイブを極めて効果的に低
減でき、しかも例えば悪路走行中に実際には制動
していないにもかかわらず瞬間的に加速度検出手
段があたかも減速状態を示すような信号を出力し
ても、ブレーキ検出手段が信号を出力しなけれ
ば、ノーズダイブ低減のための空気ばね室内の空
気の給排制御は実行されないので、上記従来装置
の不具合を格段に低減できるという効果を奏す
る。また、本考案の制御は、前輪側の供給用制御
弁及び排出用制御弁を上述したタイミングにおい
て設定制御時間Tの間開くことにより前輪の空気
ばね室内の空気量を調整するように構成されてい
るので、これら供給用制御弁及び排出用制御弁は
何んら複雑なサーボメカニズムを有することなく
単純な開閉弁とすることができ、これによりやは
り上記従来装置の不具合を解消することができ
る。更に、ノーズダイブ低減のための空気ばね室
内の空気の給排を前輪の空気ばね室のみ行つてい
るので、特に制動時に車体前部が沈み込むだけで
車体後部がほとんど挙動を示さないような車両に
おいても、制動時に車体の不自然な姿勢変化を招
くことなくノーズダイブを極めて効果的に低減で
きるという効果を奏する。
第1図はこの考案の一実施例に係る電子制御サ
スペンシヨン装置を示す図、第2図は同実施例の
動作を示すフローチヤートである。 14……アクチユエータ、16……エアクリー
ナ、18……ドライヤ、19……コンプレツサ、
21……リザーブタンク、221〜224……給
気用ソレノイドバルブ、241,242……連通
用ソレノイドバルブ、271〜274……排気用
ソレノイドバルブ。
スペンシヨン装置を示す図、第2図は同実施例の
動作を示すフローチヤートである。 14……アクチユエータ、16……エアクリー
ナ、18……ドライヤ、19……コンプレツサ、
21……リザーブタンク、221〜224……給
気用ソレノイドバルブ、241,242……連通
用ソレノイドバルブ、271〜274……排気用
ソレノイドバルブ。
Claims (1)
- 少なくとも左右前輪に夫々設けられ夫々空気ば
ね室を有するサスペンシヨンユニツトと、各サス
ペンシヨンユニツトの各空気ばね室に夫々供給用
制御弁を介して空気を供給する空気供給装置と、
上記各空気ばね室から夫々排出用制御弁を介して
空気を排出する空気排出装置と、ブレーキの作
動、非作動を検出するブレーキ検出手段と、車体
に作用する前後方向の加速度を検出する加速度検
出手段と、上記ブレーキ検出手段によりブレーキ
が作動されたことが検出されかつ上記加速度検出
手段により負の加速度が設定加速度以上であるこ
とが検出されたときに、前輪側の上記供給用制御
弁を設定制御時間Tの間開き、その後上記加速度
検出手段により負の加速度が設定加速度未満であ
ることが検出されたときに、前輪側の上記排出用
制御弁を設定制御時間Tの間開く制御手段とを具
備したことを特徴とする電子制御サスペンシヨン
装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984060915U JPS60171710U (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 電子制御サスペンシヨン装置 |
| FR8500999A FR2558778B1 (fr) | 1984-01-24 | 1985-01-24 | Appareil de suspension de vehicule |
| US06/694,674 US4625992A (en) | 1984-01-24 | 1985-01-24 | Vehicle suspension apparatus |
| GB08501818A GB2155206B (en) | 1984-01-24 | 1985-01-24 | Vehicle suspension apparatus |
| DE19853502336 DE3502336A1 (de) | 1984-01-24 | 1985-01-24 | Fahrzeugfederung |
| KR1019850000443A KR890001372B1 (ko) | 1984-01-24 | 1985-01-24 | 차량용 서스펜션 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984060915U JPS60171710U (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 電子制御サスペンシヨン装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60171710U JPS60171710U (ja) | 1985-11-14 |
| JPH0534963Y2 true JPH0534963Y2 (ja) | 1993-09-06 |
Family
ID=30588700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984060915U Granted JPS60171710U (ja) | 1984-01-24 | 1984-04-25 | 電子制御サスペンシヨン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60171710U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3124368A (en) * | 1964-03-10 | Electronic controlled vehicle suspension system | ||
| JPS58112818A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-05 | Nippon Denso Co Ltd | シヨツクアブソ−バ制御装置 |
-
1984
- 1984-04-25 JP JP1984060915U patent/JPS60171710U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60171710U (ja) | 1985-11-14 |
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