JPH0535654B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0535654B2 JPH0535654B2 JP63143125A JP14312588A JPH0535654B2 JP H0535654 B2 JPH0535654 B2 JP H0535654B2 JP 63143125 A JP63143125 A JP 63143125A JP 14312588 A JP14312588 A JP 14312588A JP H0535654 B2 JPH0535654 B2 JP H0535654B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hard coat
- liquid
- mold
- film
- group
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「利用分野」
本発明は、プラスチツクレンズの製造方法に関
する。
する。
「従来技術及びその問題点」
プラスチツクレンズは、無機ガラスレンズに比
べて軽量で、耐衝撃性に優れ、また、染色性が良
いため、メガネ用やカメラ用のレンズとして近年
繁用されている。
べて軽量で、耐衝撃性に優れ、また、染色性が良
いため、メガネ用やカメラ用のレンズとして近年
繁用されている。
従来、プラスチツクレンズは、通常、注型法に
よつて製造されるが、その際にガラス製又は金属
製のモールド型には予め離型剤を塗布しておき、
その後、モノマー液を注入し、モノマーを重合さ
せ、硬化させた後、レンズを離型し、洗浄後にハ
ードコート液をコーテイングし、熱処理により硬
化させることによつて製造されている。
よつて製造されるが、その際にガラス製又は金属
製のモールド型には予め離型剤を塗布しておき、
その後、モノマー液を注入し、モノマーを重合さ
せ、硬化させた後、レンズを離型し、洗浄後にハ
ードコート液をコーテイングし、熱処理により硬
化させることによつて製造されている。
プラスチツクレンズにハードコート液をコーテ
イングする場合には、素材の相違により濡れ特性
が変化し、密着性に優れたハードコート膜を設け
るのが困難であつた。
イングする場合には、素材の相違により濡れ特性
が変化し、密着性に優れたハードコート膜を設け
るのが困難であつた。
また、プラスチツクレンズとハードコート膜と
の密着性を向上させるために、プラスチツクレン
ズの表面に活性化ガス処理や薬品処理などの前処
理を施すことが行われている。しかしながら、こ
のような処理を行うことは、煩雑である。
の密着性を向上させるために、プラスチツクレン
ズの表面に活性化ガス処理や薬品処理などの前処
理を施すことが行われている。しかしながら、こ
のような処理を行うことは、煩雑である。
さらに、プラスチツクレンズの多くは、120℃
以上の高温では、黄変するか、変形してしまうと
いう欠点があるので、ハードコート液の熱処理条
件が制限される。
以上の高温では、黄変するか、変形してしまうと
いう欠点があるので、ハードコート液の熱処理条
件が制限される。
発明の目的」
本発明は、密着性に優れたハードコート付きプ
ラスチツクレンズを、レンズに黄変や変形を起こ
すことなく、ハードコート液の熱処理を高温で行
うことができるプラスチツクレンズの製造方法を
提供することを目的とする。
ラスチツクレンズを、レンズに黄変や変形を起こ
すことなく、ハードコート液の熱処理を高温で行
うことができるプラスチツクレンズの製造方法を
提供することを目的とする。
「発明の構成」
本発明によるプラスチツクレンズの製造方法
は、2枚のモールド型の使用面を先ず離型剤で処
理した後、その上にハードコート液をコーテイン
グし、硬化させ、次いで、該モールド型と環状ガ
スケツトによつて形成される空間内にモノマー液
を注入し、モノマーを重合させることを特徴とす
る。
は、2枚のモールド型の使用面を先ず離型剤で処
理した後、その上にハードコート液をコーテイン
グし、硬化させ、次いで、該モールド型と環状ガ
スケツトによつて形成される空間内にモノマー液
を注入し、モノマーを重合させることを特徴とす
る。
本発明において、モールド型としては、ガラス
又は金属製のいずれでもよく、ガスケツトとして
は、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチ
レン等のポリマー系あるいはシリコーンゴム系の
ものなど、任意のものを使用することができる。
又は金属製のいずれでもよく、ガスケツトとして
は、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチ
レン等のポリマー系あるいはシリコーンゴム系の
ものなど、任意のものを使用することができる。
本発明の方法を実施するには、上記のように、
まず、2枚のガラス又は金属製のモールド型の使
用面を離型剤で処理する。本発明方法法に使用し
うる離型剤としては、特に制限はなく、例えば各
種のシリコーン系離型剤、フルオロアルキルアル
コキシシラン、鉱油、脂肪酸及び脂肪酸エステ
ル、脂肪酸のリン酸エステル、ポリビニルアルコ
ール、フルオロカーボンなどが挙げられる。この
ような離型剤をデイツプコート法、スピンコート
法などの方法で塗布し、用いた離型剤の種類によ
り必要に応じて熱処理を行い、硬化させる。離型
剤のうち、殊にフツ素系シリコンコート液(信越
化学社製、KP−801)が好ましく、この液をデイ
ツプコート又はスピンコート法で塗布した後、加
熱して硬化させる。
まず、2枚のガラス又は金属製のモールド型の使
用面を離型剤で処理する。本発明方法法に使用し
うる離型剤としては、特に制限はなく、例えば各
種のシリコーン系離型剤、フルオロアルキルアル
コキシシラン、鉱油、脂肪酸及び脂肪酸エステ
ル、脂肪酸のリン酸エステル、ポリビニルアルコ
ール、フルオロカーボンなどが挙げられる。この
ような離型剤をデイツプコート法、スピンコート
法などの方法で塗布し、用いた離型剤の種類によ
り必要に応じて熱処理を行い、硬化させる。離型
剤のうち、殊にフツ素系シリコンコート液(信越
化学社製、KP−801)が好ましく、この液をデイ
ツプコート又はスピンコート法で塗布した後、加
熱して硬化させる。
次に、本発明の方法では、上記のように離型剤
で処理したモールド型の使用面にハードコート液
をコーテイングし、硬化させてハードコート膜を
形成させる。
で処理したモールド型の使用面にハードコート液
をコーテイングし、硬化させてハードコート膜を
形成させる。
ハードコート液は、特に制限はなく、公知の各
種のハードコート液であつてよい。例えば、屈折
率調整成分としてコロイダルシリカ、コロイダル
酸化アンチモン及びコロイダル酸化チタンのうち
の少なくとも1種、膜形成成分としてシランカツ
プリング剤及び硬化剤などをその他の添加剤とと
もに溶媒中に分散して含む液を用いることができ
る。
種のハードコート液であつてよい。例えば、屈折
率調整成分としてコロイダルシリカ、コロイダル
酸化アンチモン及びコロイダル酸化チタンのうち
の少なくとも1種、膜形成成分としてシランカツ
プリング剤及び硬化剤などをその他の添加剤とと
もに溶媒中に分散して含む液を用いることができ
る。
コロイダルシリカ、コロイダル酸化アンチモン
あるいはコロイダル酸化チタンは、それぞれ無水
珪酸、五酸化アンチモンあるいは二酸化チタンの
超微粒子を水又はアルコール系分散媒に分散させ
たコロイド溶液であり、市販されているものであ
る。コロイダルシリカ、コロイダル酸化アンチモ
ン及び/又はコロイダル酸化チタンの使用量は、
調整すべき屈折率に応じて適宜決定されるが、一
般的には、形成される薄膜中に5〜70重量%、好
ましくは20〜50重量%である。
あるいはコロイダル酸化チタンは、それぞれ無水
珪酸、五酸化アンチモンあるいは二酸化チタンの
超微粒子を水又はアルコール系分散媒に分散させ
たコロイド溶液であり、市販されているものであ
る。コロイダルシリカ、コロイダル酸化アンチモ
ン及び/又はコロイダル酸化チタンの使用量は、
調整すべき屈折率に応じて適宜決定されるが、一
般的には、形成される薄膜中に5〜70重量%、好
ましくは20〜50重量%である。
シランカツプリング剤としては、公知の任意の
ものを使用することができ、例えば一般式 R1 nR2 oSiX4-(n+o) 〔式中R1はアルキル基、アルケニル基、フエニ
ル基又はハロゲンを示し、R2はエポキシ基、グ
リシドキシ基、アミノ基、アミド基、メルカプト
基、メタクリロイルオキシ基、シアノ基又は核置
換芳香環を有する有機基を示し、Xはハロゲン、
アルコキシ基、アルコキシアルコキシ基、アシル
オキシ基などの加水分解可能な基を示し、m及び
nはそれぞれ0〜2の数を示し、m+n≦3であ
る〕で表わされる化合物及びこれらの加水分解物
あるいは部分縮合物を用いることができる。これ
らの化合物の具体例としては、テトラメトキシシ
ラン等の四官能シラン、メチルトリメトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシラン、γ−クロロプロ
ピルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシ
ラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメ
トキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘ
キシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカ
プトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン、N−β−(アミノエ
チル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
γ−ウレイドプロピルトリメトキシシラン、γ−
シアノプロピルトリメトキシシラン、γ−モルホ
リノプロピルトリメトキシシラン、N−フエニル
アミノプロピルトリメトキシシラン等の三官能シ
ラン、さらに、前記三官能シランの一部がアルキ
ル基、フエニル基、ビニル基等で置換された二官
能シラン、例えばジメチルジメトキシシラン、フ
エニルメチルジメトキシシラン、ビニルメチルジ
メトキシシラン、γ−クロロプロピルメチルジメ
トキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチル
ジエトキシシラン等が挙げられる。また、これら
の化合物の加水分解物、部分縮合物等を用いるこ
ともできる。上記のような膜形成成分は、形成さ
れる薄膜中に10〜80重量%、好ましくは15〜40重
量%の量で使用する。
ものを使用することができ、例えば一般式 R1 nR2 oSiX4-(n+o) 〔式中R1はアルキル基、アルケニル基、フエニ
ル基又はハロゲンを示し、R2はエポキシ基、グ
リシドキシ基、アミノ基、アミド基、メルカプト
基、メタクリロイルオキシ基、シアノ基又は核置
換芳香環を有する有機基を示し、Xはハロゲン、
アルコキシ基、アルコキシアルコキシ基、アシル
オキシ基などの加水分解可能な基を示し、m及び
nはそれぞれ0〜2の数を示し、m+n≦3であ
る〕で表わされる化合物及びこれらの加水分解物
あるいは部分縮合物を用いることができる。これ
らの化合物の具体例としては、テトラメトキシシ
ラン等の四官能シラン、メチルトリメトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシラン、γ−クロロプロ
ピルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシ
ラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメ
トキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘ
キシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカ
プトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン、N−β−(アミノエ
チル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
γ−ウレイドプロピルトリメトキシシラン、γ−
シアノプロピルトリメトキシシラン、γ−モルホ
リノプロピルトリメトキシシラン、N−フエニル
アミノプロピルトリメトキシシラン等の三官能シ
ラン、さらに、前記三官能シランの一部がアルキ
ル基、フエニル基、ビニル基等で置換された二官
能シラン、例えばジメチルジメトキシシラン、フ
エニルメチルジメトキシシラン、ビニルメチルジ
メトキシシラン、γ−クロロプロピルメチルジメ
トキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチル
ジエトキシシラン等が挙げられる。また、これら
の化合物の加水分解物、部分縮合物等を用いるこ
ともできる。上記のような膜形成成分は、形成さ
れる薄膜中に10〜80重量%、好ましくは15〜40重
量%の量で使用する。
硬化剤としては、トリエチルアミン、n−ブチ
ルアミン等の有機アミン、グリシン等のアミノ
酸、アルミニウムアセチルアセトネート、クロム
アセチルアセトネート、チタニアアセチルアセト
ネート、コバルトアセチルアセトネート等の金属
アセチルアセトネート、酢酸ナトリウム、ナフテ
ン酸亜鉛、ナフテン酸コバルト、オクチル酸亜
鉛、オクチル酸錫等の有機酸金属塩、塩化第二
錫、塩化アルミニウム、塩化第二鉄、塩化チタ
ン、塩化亜鉛、塩化アンチモン等のルイス酸など
が挙げられる。これらのうち、特にアルミニウム
アセチルアセトネートが好ましい。
ルアミン等の有機アミン、グリシン等のアミノ
酸、アルミニウムアセチルアセトネート、クロム
アセチルアセトネート、チタニアアセチルアセト
ネート、コバルトアセチルアセトネート等の金属
アセチルアセトネート、酢酸ナトリウム、ナフテ
ン酸亜鉛、ナフテン酸コバルト、オクチル酸亜
鉛、オクチル酸錫等の有機酸金属塩、塩化第二
錫、塩化アルミニウム、塩化第二鉄、塩化チタ
ン、塩化亜鉛、塩化アンチモン等のルイス酸など
が挙げられる。これらのうち、特にアルミニウム
アセチルアセトネートが好ましい。
上記のような各種の成分を、塗布作業性を考慮
して、適切な溶剤に溶解してハードコート液とす
るのが好ましい。溶剤としては、アルコール類、
ケトン類、セロソルブ類、ホルムアミド類、水、
フレオン類の各種の溶剤を用いることができる。
通常、これらの溶剤を用いて1〜45重量%の固形
分を含む溶液として用いるのが好適であるが、こ
の範囲に制限されるものではなく、その都度の状
況により適宜選定することができる。
して、適切な溶剤に溶解してハードコート液とす
るのが好ましい。溶剤としては、アルコール類、
ケトン類、セロソルブ類、ホルムアミド類、水、
フレオン類の各種の溶剤を用いることができる。
通常、これらの溶剤を用いて1〜45重量%の固形
分を含む溶液として用いるのが好適であるが、こ
の範囲に制限されるものではなく、その都度の状
況により適宜選定することができる。
また、ハードコート液に、さらに界面活性剤、
紫外線吸収剤、酸化防止剤、チキソトロピー剤、
顔料、染料、帯電防止剤、導電性粒子などを添加
することができる。
紫外線吸収剤、酸化防止剤、チキソトロピー剤、
顔料、染料、帯電防止剤、導電性粒子などを添加
することができる。
上記のような各種の成分を含むハードコート液
を、2枚のモールド型の使用面に公知の方法で塗
布し、硬化させることによつてハードコート膜を
形成させる。塗布は、例えばフローコート、デイ
ツプコート、スピンコート、ロールコート、スプ
レーコートなどの方法で行うことができる。乾燥
及び硬化は、用いる成分によつて適宜選定する
が、好ましくは100〜300℃で40分〜3時間の加熱
によつて行う。
を、2枚のモールド型の使用面に公知の方法で塗
布し、硬化させることによつてハードコート膜を
形成させる。塗布は、例えばフローコート、デイ
ツプコート、スピンコート、ロールコート、スプ
レーコートなどの方法で行うことができる。乾燥
及び硬化は、用いる成分によつて適宜選定する
が、好ましくは100〜300℃で40分〜3時間の加熱
によつて行う。
また、用いた成分中の反応基の架橋反応や重合
反応を促進するため、赤外線、紫外線、γ線、電
子線の照射を行うことによつて硬化を行うことも
できる。膜厚は、溶剤あるいは塗布方法などによ
つて調整することができ、通常2〜10μm、好ま
しくは2〜5μmとする。
反応を促進するため、赤外線、紫外線、γ線、電
子線の照射を行うことによつて硬化を行うことも
できる。膜厚は、溶剤あるいは塗布方法などによ
つて調整することができ、通常2〜10μm、好ま
しくは2〜5μmとする。
こうして2枚のモールド型の使用面にハードコ
ート膜を形成した後、この2枚のモールド型と環
状ガスケツトとによつて形成される空間にプラス
チツクレンズの原料であるモノマー液を注入し、
自体公知の方法で重合・硬化を行う。
ート膜を形成した後、この2枚のモールド型と環
状ガスケツトとによつて形成される空間にプラス
チツクレンズの原料であるモノマー液を注入し、
自体公知の方法で重合・硬化を行う。
レンズ用プラスチツクとしては、例えばアクリ
ル樹脂、ポリカーボネート、ジエチレングリコー
ルビスアリルカーボネートポリマー、(ハロゲン
化)ビスフエノールAのジ(メタ)アクリレート
ポリマー及びその共重合体、(ハロゲン化)ビス
フエノールAのウレタン変性(メタ)アクリレー
トポリマー及びその共重合体、ポリウレタン系樹
脂、例えばジイソシアネートとポリオールのメル
カプトアルキルエステルとから成るウレタン樹脂
などが挙げられるが、特に制限はない。
ル樹脂、ポリカーボネート、ジエチレングリコー
ルビスアリルカーボネートポリマー、(ハロゲン
化)ビスフエノールAのジ(メタ)アクリレート
ポリマー及びその共重合体、(ハロゲン化)ビス
フエノールAのウレタン変性(メタ)アクリレー
トポリマー及びその共重合体、ポリウレタン系樹
脂、例えばジイソシアネートとポリオールのメル
カプトアルキルエステルとから成るウレタン樹脂
などが挙げられるが、特に制限はない。
本発明の方法によりプラスチツクレンズを製造
する際の離型剤の状態を第1図に示す。第1図に
示したように、2枚のモールド型1の使用面に離
型剤層2及びハードコート膜3が設けられてお
り、このハードコート膜を有するモールド型1と
ガスケツト4とによつて形成される空間にプラス
チツクレンズ5が注型されている。
する際の離型剤の状態を第1図に示す。第1図に
示したように、2枚のモールド型1の使用面に離
型剤層2及びハードコート膜3が設けられてお
り、このハードコート膜を有するモールド型1と
ガスケツト4とによつて形成される空間にプラス
チツクレンズ5が注型されている。
本発明の方法により、モノマーの重合及び硬化
を行つた後、型から取り出したプラスチツクレン
ズは、既にハードコート膜を有する製品レンズで
あり、必要に応じて染色を施すことができる。
を行つた後、型から取り出したプラスチツクレン
ズは、既にハードコート膜を有する製品レンズで
あり、必要に応じて染色を施すことができる。
「発明の実施例」
次に、実施例により本発明をさらに詳しく説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。なお、例中、「部」は、特に断らな
い限り、「重量部」を意味する。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。なお、例中、「部」は、特に断らな
い限り、「重量部」を意味する。
実施例 1
(1) 屈折率n=1.60のハードコート液の調製
β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エ
チルトリメトキシシラン20部、γ−グリシドキ
シプロピルトリメトキシシラン60部及びγ−グ
リシドキシプロピルメチルジエトキシシラン20
部を0.1規定の塩酸25部で加水分解し、一昼夜
撹拌する。次に、メタノール分散型酸化アンチ
モンゾル(日産化学社製)250部、界面活性剤
としてゾニールFSN(デユポン社製)0.1部、硬
化剤としてアルミニウムアセチルアセトネート
0.5部及び溶剤としてイソプロピルアルコール
300部を混合してハードコート液を調製した。
この液を以下、ハードコート液Xと称する。
チルトリメトキシシラン20部、γ−グリシドキ
シプロピルトリメトキシシラン60部及びγ−グ
リシドキシプロピルメチルジエトキシシラン20
部を0.1規定の塩酸25部で加水分解し、一昼夜
撹拌する。次に、メタノール分散型酸化アンチ
モンゾル(日産化学社製)250部、界面活性剤
としてゾニールFSN(デユポン社製)0.1部、硬
化剤としてアルミニウムアセチルアセトネート
0.5部及び溶剤としてイソプロピルアルコール
300部を混合してハードコート液を調製した。
この液を以下、ハードコート液Xと称する。
このハードコート液は150℃で1時間加熱す
ると、屈折率1.60の膜を生じた。
ると、屈折率1.60の膜を生じた。
(2) プラスチツクレンズの製造
ガラスモールド型の2枚の使用面にフツ素系
シリコンコート液(信越化学社製、KP−801)
をデイツプコート法により塗布し、120℃で1
時間加熱硬化させた。この離型剤層を有するガ
ラスモールド型にハードコート液Xを約3.0μm
の厚さにコーテイングし、150℃で1時間加熱
処理した。
シリコンコート液(信越化学社製、KP−801)
をデイツプコート法により塗布し、120℃で1
時間加熱硬化させた。この離型剤層を有するガ
ラスモールド型にハードコート液Xを約3.0μm
の厚さにコーテイングし、150℃で1時間加熱
処理した。
こうして離型剤層及びハードコート膜を設け
たガラスモールド型2枚と環状のガスケツトで
囲まれた空間内にm−キシリレンジイソシアネ
ートとペンタエリトリツトテトラキス(3−メ
ルカプトプロピオネート)を1:1.3の重量比
で含み、開始剤としてジブチル錫ジラウレート
1000ppmを添加したモノマー混合物を注入し、
30℃で8時間、40℃で5時間、120℃で4時間
かけて重合させてハードコート付きプラスチツ
クレンズを得た。得られたプラスチツクレンズ
成形品の屈折率は、1.60であつた。
たガラスモールド型2枚と環状のガスケツトで
囲まれた空間内にm−キシリレンジイソシアネ
ートとペンタエリトリツトテトラキス(3−メ
ルカプトプロピオネート)を1:1.3の重量比
で含み、開始剤としてジブチル錫ジラウレート
1000ppmを添加したモノマー混合物を注入し、
30℃で8時間、40℃で5時間、120℃で4時間
かけて重合させてハードコート付きプラスチツ
クレンズを得た。得られたプラスチツクレンズ
成形品の屈折率は、1.60であつた。
実施例 2
(1) 屈折率n=1.50のハードコート液の調製
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン50部及びγ−グリシドキシプロピルメチルジ
エトキシシラン50部を0.1規定の塩酸25部を加
水分解し、一昼夜撹拌する。次に、イソプロピ
ルアルコール分散型シリカゾル(触媒化成社
製、OSCAL1432)250部、界面活性剤として
ゾニールFSN0.1部、硬化剤としてアルミニウ
ムアセチルアセトネート0.5部及び溶剤として
イソプロピルアルコール300部を混合してハー
ドコート液を調製した。この液を以下、ハード
コート液Yと称する。
ン50部及びγ−グリシドキシプロピルメチルジ
エトキシシラン50部を0.1規定の塩酸25部を加
水分解し、一昼夜撹拌する。次に、イソプロピ
ルアルコール分散型シリカゾル(触媒化成社
製、OSCAL1432)250部、界面活性剤として
ゾニールFSN0.1部、硬化剤としてアルミニウ
ムアセチルアセトネート0.5部及び溶剤として
イソプロピルアルコール300部を混合してハー
ドコート液を調製した。この液を以下、ハード
コート液Yと称する。
このハードコート液は、150℃で1時間加熱
すると、屈折率1.50の膜を生じた。
すると、屈折率1.50の膜を生じた。
(2) プラスチツクレンズの製造
ガラスモールド型の2枚の使用面にフツ素系
シリコンコート液(信越化学社製、KP−801)
をデイツプコート法により塗布し、120℃で1
時間加熱硬化させた。この離型剤層を有するガ
ラスモールド型にハードコート液Yを約4.0μm
の厚さにコーテイングし、150℃で1時間加熱
処理した。
シリコンコート液(信越化学社製、KP−801)
をデイツプコート法により塗布し、120℃で1
時間加熱硬化させた。この離型剤層を有するガ
ラスモールド型にハードコート液Yを約4.0μm
の厚さにコーテイングし、150℃で1時間加熱
処理した。
上記のようにハードコート処理したガラスモ
ールド型2枚と環状のガスケツトで囲まれた空
間内にジエチレングリコールビスアリルカーボ
ネートモノマーを注入し、40℃で8時間、50℃
で2時間、70℃で2時間、80℃で3時間かけて
重合させ、ハードコート付きプラスチツクレン
ズを製作した。屈折率は、樹脂及びハードコー
ト膜とも、1.50であつた。
ールド型2枚と環状のガスケツトで囲まれた空
間内にジエチレングリコールビスアリルカーボ
ネートモノマーを注入し、40℃で8時間、50℃
で2時間、70℃で2時間、80℃で3時間かけて
重合させ、ハードコート付きプラスチツクレン
ズを製作した。屈折率は、樹脂及びハードコー
ト膜とも、1.50であつた。
「発明の効果」
本発明の方法によれば、モールド型の使用面に
レンズを設けるべきハードコート膜を付着形成さ
せておくので、これらの膜の形成時における熱処
理条件が制限されず、従来法に比べて高温の熱処
理を行つても、プラスチツクレンズに変形や黄変
を起こさず、しかも、熱処理時間を短縮すること
ができる。
レンズを設けるべきハードコート膜を付着形成さ
せておくので、これらの膜の形成時における熱処
理条件が制限されず、従来法に比べて高温の熱処
理を行つても、プラスチツクレンズに変形や黄変
を起こさず、しかも、熱処理時間を短縮すること
ができる。
また、プラスチツクレンズにハードコート液を
塗布する従来法では、素材の相違により濡れ特性
が変化するが、本発明の方法によればハードコー
ト液の濡れ特性が良好である。さらに、本発明の
方法では、ハードコート膜を有するモールド型2
枚とガスケツトによつて形成される空間内にモノ
マー液を注入してレンズを成形するので、レンズ
成形体にハードコート液を塗布する従来法に比べ
て、ハードコート膜とレンズとの密着性が優れて
いる。
塗布する従来法では、素材の相違により濡れ特性
が変化するが、本発明の方法によればハードコー
ト液の濡れ特性が良好である。さらに、本発明の
方法では、ハードコート膜を有するモールド型2
枚とガスケツトによつて形成される空間内にモノ
マー液を注入してレンズを成形するので、レンズ
成形体にハードコート液を塗布する従来法に比べ
て、ハードコート膜とレンズとの密着性が優れて
いる。
本発明の方法によつて得られる製品は、ハード
コート処理されているので、取り扱いが容易であ
り、また、熱に対しても強いため、染色可能であ
る。
コート処理されているので、取り扱いが容易であ
り、また、熱に対しても強いため、染色可能であ
る。
第1図は、本発明の方法により製造されるプラ
スチツクレンズを離型前の状態で示す断面図であ
る。 符号の説明 1…モールド型、2…離型剤層、
3…ハードコート膜、4…ガスケツト、5…プラ
スチツクレンズ。
スチツクレンズを離型前の状態で示す断面図であ
る。 符号の説明 1…モールド型、2…離型剤層、
3…ハードコート膜、4…ガスケツト、5…プラ
スチツクレンズ。
Claims (1)
- 1 2枚のモールド型の使用面を先ず離型剤で処
理した後、その上にハードコート液をコーテイン
グし、硬化させ、次いで、該モールド型と環状ガ
スケツトによつて形成される空間内にモノマー液
を注入し、モノマーを重合させることを特徴とす
るプラスチツクレンズの製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63143125A JPH01310918A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | プラスチックレンズの製造方法 |
| US07/363,684 US5096626A (en) | 1988-06-10 | 1989-06-09 | Process of molding a coated plastic lens |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63143125A JPH01310918A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | プラスチックレンズの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01310918A JPH01310918A (ja) | 1989-12-15 |
| JPH0535654B2 true JPH0535654B2 (ja) | 1993-05-27 |
Family
ID=15331497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63143125A Granted JPH01310918A (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | プラスチックレンズの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01310918A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5336241B2 (ja) * | 2009-03-30 | 2013-11-06 | Hoya株式会社 | プラスチック基材及びプラスチックレンズの製造方法 |
| JP5951672B2 (ja) * | 2014-03-31 | 2016-07-13 | 株式会社東芝 | 積層造形物の製造装置及び製造方法 |
| CN112659601A (zh) * | 2017-12-19 | 2021-04-16 | 豪雅镜片泰国有限公司 | 眼镜镜片成型模具的制造方法以及眼镜镜片的制造方法 |
| WO2019124354A1 (ja) * | 2017-12-19 | 2019-06-27 | ホヤ レンズ タイランド リミテッド | 眼鏡レンズ成形型の製造方法及び眼鏡レンズの製造方法 |
-
1988
- 1988-06-10 JP JP63143125A patent/JPH01310918A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01310918A (ja) | 1989-12-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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