JPH0535951U - 二重床構造 - Google Patents

二重床構造

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JPH0535951U
JPH0535951U JP9191391U JP9191391U JPH0535951U JP H0535951 U JPH0535951 U JP H0535951U JP 9191391 U JP9191391 U JP 9191391U JP 9191391 U JP9191391 U JP 9191391U JP H0535951 U JPH0535951 U JP H0535951U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子計算機などの事務機を設置する部屋にお
いて、その電源コード、信号ケーブル等を床下地に敷設
するのに適する二重床構造を提供する。 【構成】 4個のプラスチック製小パネル1を、その隣
り合う二辺にそれぞれ設けられた雄連結片21と雌連結
穴22とにより、他の小パネルと着脱可能に結合して床
パネルを構成し、その床パネルの隅の脚部11間を接続
キャップで相互に連結した二重床構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電子計算機などの事務機を設置する部屋において、その電源コー ド、信号ケーブル等を床下地に敷設するのに適する二重床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば実公昭63−11246号公報には、少なくとも3つの辺を有する平板 体部の上面上に、該上面を被う可撓性の表装材を備えてなる多数の床板を、その 辺同士を突き合せて、床面上に配置すると共に、突き合せた床板の平板体部の辺 側面には、適宜、上下方向に沿いかつ当該平板体部の上下面に開口する導電ケー ブル引き出し溝を形成した床構造が開示されている。
【0003】 この床構造における床板の脚体部は、金属製の上下に長い棒状体である上側脚 体部とその上側脚体部に螺挿された下側脚体部とからなり、その長さを調節する ことにより床板の高さを調節するようになっている。したがって床板を配設する には、下側脚体部を回転させて高さを調節する必要があり、重量や振動に耐え得 るものにするとその機構が高価となるほか、その機構の数を減らすために脚体部 の間隔を広げると、荷重に耐えるように床板の厚さを厚くする必要があり、この ため床板の運搬、敷設作業は煩雑で困難なものとなっていた。
【0004】 前記従来例の高さ調節の煩雑さを解消するため、例えば実公平2−18174 号公報には、四隅に脚部を一体に有する切離された矩形または正方形状の合成樹 脂からなる小パネル片を連接して単位の集合体を形成し、該集合体表面にタイル カーペット等の弾性を有する床仕上げ材を貼着した床パネルが開示されている。 この床パネルでは、小パネル片の脚先が幾分細められていて、それが変形しやす く床下地の不陸に対する吸収が良くなることが示されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら上記の改良された床パネルでは、小パネル片の脚部のクリープに より不陸を吸収するものであるから、重量物を長期間据え置くと小パネル片が変 形することが予想される。また小パネル片が単位集合体の表面に、タイル・カー ペットやPVC発泡弾性床材からなる床仕上げ材を貼着することによって相互に 連結されるものであるから、小パネル片は床仕上げ材と接着可能な材料でなけれ ばならず、その材料選択の幅は狭くなる。
【0006】 本考案の目的は、上記従来の欠点を除去した二重床構造を提供することである 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案の二重床構造は、少なくとも四隅に脚部を有し、一つの隅を形成する 二辺にそれぞれ雌雄の連結機構を一体的に設けたほぼ正方形状のプラスチック製 小パネルの4個を、該連結機構により互に着脱可能に連結してほぼ正方形状の床 パネルを構成し、その床パネルをその隅に位置する脚部の接地側面に挿入した可 撓性材料からなる接続キャップにより別の床パネルと相互に連結したものである から、課題を解決することができるのである。
【0008】 即ちこの小パネルは、一つの隅を形成する、隣り合った二辺にそれぞれ雌雄関 係構造にある連結機構を一体的に設けたものであるから、同一形状のものを4個 組み合わせるだけでほぼ正方形状の床パネルが形成される。したがって床パネル 製造用の射出成形型を、小パネルの大きさまで小形化することができ、かつただ 1基の一個取り成形型から製造された成形品であっても、それらを組み立てるこ とにより床パネルを得ることができるのである。
【0009】 その床パネルは、その隅に位置する小パネル脚部の接地側面に挿入する接続キ ャップにより所定敷設範囲が一体に連結される。この接続キャップをはじめ、そ の他の脚部に挿入されたキャップは、可撓性材料から成形されているので、これ らキャップの変形で床下地の不陸を吸収するほか、結合された小パネルの相互の 脚部間には隙間が形成されているから、小パネル単位で床下地の不陸に対応し、 敷設された床パネルががたつくこともない。
【0010】
【実施例】
この考案の実施例を図面を参照しながらその詳細を説明する。図1は小パネル 1の斜視図であって、ほぼ正方形状にプロピレン樹脂などのプラスチックから射 出成形で成形されており、その四隅とそれらの中間と小パネル中央に計9個の脚 部11が設けられている。その脚部11には、図2及び図6に示したように、円 柱形状の凹み12がくりぬかれていて、その凹み12の接地側面18には、後述 する如く、エチレン・酢酸ビニル共重合体などの可撓性材料から射出成形された キャップ33又は接続キャップ31,32(図5参照)が嵌着される。
【0011】 各小パネル1の一つの辺には2個の雄連結片21,21が、その辺と隣り合う 片側の辺には、他の小パネルの雄連結片と蝶番状に連結可能な2個の雌連結穴2 2,22が一体的に設けられていて、それら両者により、図2に詳しく示したよ うに着脱可能な雌雄構造の蝶番状連結機構2が構成されるようになっている。
【0012】 すなわち、一方の小パネル1の雄連結片21の円柱部分23を、他の小パネル 1の雌連結穴22に嵌入することにより両者が蝶番状に連結される。このとき雌 連結穴22の入り口24は、雄連結片21の円柱部分23の径より僅か狭くなっ ているので、雄連結片21を押込めば両小パネル1,1は容易に連結され、雄連 結片21を雌連結穴22から引抜くと両者が簡単に分離されるようになっている 。このように、各小パネル1にはその一つの隅を形成する二辺にそれぞれ雌雄の 連結機構2が一体的に設けられているのである。
【0013】 このような連結機構2により、一つの小パネル1は一つの隅を形成する隣り合 った辺にそれぞれ別の小パネル1を連結することができ、4個の小パネル1が連 結機構2により互いに着脱可能に連結され、図3の実線で示した部分のほぼ正方 形状の床パネル4が構成される。なお、蝶番状に連結された小パネル1,1は図 2に示したように、両脚部11,11間に隙間27が形成されるようになってい るので、床下地の施工時の非平坦性、すなわち不陸に小パネル単位で対応するこ とが可能となっている。
【0014】 床パネル4は、前記4個の小パネル1が連結機構2により連結された状態で製 造元から施工現場に輸送されて、敷設される。したがって、その間の取扱いが小 パネル1を個々に取り扱う場合に比してきわめて単純化される。施工現場におい て、床パネル4は、敷設された状態の側面図である図4及び背面図である図5、 並びに図6に示したように、その隅に位置する脚部11の接地面側に挿入された 可撓性材料からなる接続キャップ31,32により別の床パネルと相互に連結さ れる。すなわち床パネル4の4つの角が接する箇所では、4つの脚部11を纏め る接続キャップ31が、2つの角が接する箇所では、2つの脚部を纏める接続キ ャップ32が使用される。
【0015】 図6は接続キャップ32を示しており、このキャップ32は、その各係合突起 32aが、互いに隣り合う2つの床パネル4の各脚部11に形成された凹み12 にそれぞれ嵌着され、これによって2つの床パネル4が連結される。接続キャッ プ31は、互いに隣り合う4つの床パネル4を連結するものであり、これらの床 パネル4の互いに隣接した4つの脚部11の各凹み12に接続キャップ31の各 係合突起が、図6の場合と同様にして嵌着され、4つの床パネル4が互いに接続 される。
【0016】 図5に実線で示した床パネル4は、2つの接続キャップ32と、1つの接続キ ャップ31によって、これに隣り合う別の床パネル4に連結されているが、床パ ネル4の配置によって、その各床パネル4は、2つずつの接続キャップ32,3 3により、或いは4つの接続キャップ31によって隣り合う床パネル4に連結さ れる。
【0017】 上述の接続キャップ31,32が嵌着されない脚部11には、図2、図4及び 図5に示すようにキャップ33の係合突起33aがそれぞれ嵌着される。これら のキャップ31,32,33の、係合突起と反対側の面には小突起34が突設さ れている。
【0018】 なお、床パネル4を製造元から出荷するときに、各床パネル4の各脚部11に 、所定のキャップ31,32,33を嵌着しておけば、施工現場での作業を能率 よく行うことができる。
【0019】 上述のようして床パネル4を連結しながら床下地に敷設すると、二重床構造が 形成される。このとき必要に応じて床パネル4の表面に、図4に示した如くタイ ルカーペット6が敷設される。このタイルカーペット6は、床パネル4の外周と 同寸法に切断されたものを敷設するのが一般的で、その上の歩行によりずれたり 捲れたりするのを防ぐために、小パネル1表面との間に剥離可能な粘着剤を介し て敷き詰められることが多い。またタイルカーペット6は、床パネル4の外周縁 に合せて敷設する必要はなく、図4に示したように、床パネル4や小パネル1の 結合箇所からずらして敷設することもある。
【0020】 この考案の小パネル1は、前記プロピレン樹脂のほか、エチレン樹脂、ABS 樹脂、ナイロン樹脂、オキシメチレン樹脂などの汎用の熱可塑性樹脂、またはそ れらの混合物から射出成形で製造される。なお小パネル1の脚部11間には、電 源コード等の敷設の際に邪魔にならないように、空間が設けられている。また小 パネル1の平面部には、全体の重量を軽減する目的で切り抜き19も設けられて いる。この切り抜き19を利用して、電源ケーブルや信号ケーブル等を床下地か ら上方に引き出すこともできる。
【0021】 小パネル1は、一辺の長さが15〜30cmの正方形状であり、したがってそれ らが結合された床パネル4の一辺の長さは30〜60cmとなるが、もっとも標準 的なサイズは50cmである。なお高さは3〜8cmである。またプラスチック製の 各小パネル1は、少なくともその四隅に脚部を有するものであり、四隅の部分以 外に設けられた他の脚部を省略することもできる。
【0022】 この考案のキャップ31,32,33は、前記エチレン・酢酸ビニル共重合体 のほか、エチレン樹脂、プロピレン樹脂、オレフィン系熱可塑性エラストマー、 スチレン系熱可塑性エラストマーなどの可撓性材料、好ましくは弾性材料から射 出成形で製造される。なお、キャップ31,32,33の接地面に設けた小突起 34は、不陸の吸収と滑り止めを兼ねている。
【0023】 この考案の連結機構として図1,2に示した蝶番状のもののほか、例えば図7 に示したように、小パネル1の一つの角を形成する、隣り合った二辺の各々に同 じ構造の雄凸起28および雌凹溝29を設け、他の小パネルと着脱可能に結合で きるようにしてもよい。
【0024】
【考案の効果】
この考案の二重床構造は、連結された小パネルから構成されているから、その 各々は高い寸法精度、短い成形時間で射出成形することができ、脚部間が短いか ら汎用の樹脂を用いても耐荷重性が大となり、肉厚を減らすことが可能となる。
【0025】 また小パネルは、単一形状であり、基本的には1基の1個取り金型から成形さ れる方式であっても、敷設面積の大きい二重床構造に対応可能であり、金型の数 を増やしたり、多数個取りとした場合でも、金型の保守、修理がきわめて容易で ある。
【0026】 この二重床構造は、小パネル単位で分離可能であるから、一旦敷設されたのち の電気配線の修理、新設作業には、必要箇所の小パネルの取外しで可能となるか ら、積載物の移動を最小限に抑えることができる。
【0027】 小パネルの輸送、敷設は、その4個が結合された床パネル単位で行われるから 、小パネル単位の場合に較べて取扱が簡単であり、作業も容易である。なお敷設 にあたり、小パネル単位で施工現場の寸法に合わせることができるから、敷き詰 めが容易となる。
【0028】 またこの考案の二重床構造は、小パネル単位では床下地の不陸に対応すること ができるようになっているほか、脚部に装着されたキャップによりその材料の変 形、特にその弾性変形によって不陸による高さの変動を吸収することができるの で、歩行時に小パネルのがたつきや、連結箇所における引っ掛かりによる躓きは 起らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の小パネルの一例を示す斜視図であ
る。
【図2】連結機構を説明するための、その部分を拡大し
た断面図である。
【図3】4個の小パネルが連結されて床パネルが構成さ
れ、さらにその床パネルが連結されている状態を説明す
る平面図である。
【図4】小パネルが連結されて床パネルが構成され、さ
らにその床パネルが接続キャップで連結され、その上に
タイルカーペットが敷設されている状態を説明する側面
図である。
【図5】4個の小パネルが連結されて床パネルが構成さ
れ、さらにその床パネルが接続キャップにより連結され
ている状態を説明する背面図である。
【図6】接続キャップの構造を説明する側面図である。
【図7】別の実施例の連結機構を説明する部分斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 小パネル 2 連結機構 4 床パネル 11 脚部 18 接地側面 31 接続キャップ 32 接続キャップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも四隅に脚部を有し、一つの隅
    を形成する二辺にそれぞれ雌雄の連結機構を一体的に設
    けたほぼ正方形状のプラスチック製小パネルの4個を、
    該連結機構により互に着脱可能に連結してほぼ正方形状
    の床パネルを構成し、その床パネルをその隅に位置する
    脚部の接地側面に挿入した可撓性材料からなる接続キャ
    ップにより別の床パネルと相互に連結したことを特徴と
    する二重床構造。
JP1991091913U 1991-10-15 1991-10-15 床構造体 Expired - Lifetime JP2575105Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR20210129341A (ko) * 2020-04-20 2021-10-28 장대석 조립식 팰릿
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