JPH0536084B2 - - Google Patents
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- JPH0536084B2 JPH0536084B2 JP61072400A JP7240086A JPH0536084B2 JP H0536084 B2 JPH0536084 B2 JP H0536084B2 JP 61072400 A JP61072400 A JP 61072400A JP 7240086 A JP7240086 A JP 7240086A JP H0536084 B2 JPH0536084 B2 JP H0536084B2
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- copper
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- gas
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B17/00—Sulfur; Compounds thereof
- C01B17/48—Sulfur dioxide; Sulfurous acid
- C01B17/50—Preparation of sulfur dioxide
- C01B17/60—Isolation of sulfur dioxide from gases
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D53/00—Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
- B01D53/34—Chemical or biological purification of waste gases
- B01D53/46—Removing components of defined structure
- B01D53/48—Sulfur compounds
- B01D53/50—Sulfur oxides
- B01D53/508—Sulfur oxides by treating the gases with solids
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- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Gas Separation By Absorption (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はSO2とO2を含む混合ガスからSO2を除
去する方法に関する。さらに詳しくは前記混合ガ
スを熱安定性を有する不活性な担体(support)
上に銅を含ませた受容体(acceptor)と接触さ
せ、えられたSO2で飽和された受容体について
SO2とO2を含むガスとの接触を終了させ、その後
その飽和受容体を還元ガスと接触させることによ
つて再生し、再生された受容体を再びSO2とO2を
含むガスと接触させる方法に関する。 〔従来の技術および発明が解決しようとする問
題点〕 石炭、石油などのような化石燃料を燃焼すると
それらに含まれているイオウ成分の大部分はSO2
に変換される。よく知られているように、この
SO2によつて生じる環境汚染は今だ充分に解決さ
れておらず、非常に大きな問題となつている。 したがつて、前記SO2を放出する発電所、工業
上の燃焼装置および化学装置には、SO2の放出を
できる限り効果的かつ簡単にしかも低コストで抑
制できるSO2除去の装置および工程が備えられる
べきである。今日までのSO2除去の技術的に最も
重要な方法はいわゆる湿式法(wetprocesses)
であり、それはたとえば酸素の存在下で水酸化カ
ルシウムまたは炭酸カルシウムの懸濁液中にSO2
を吸収する方法である。この方法では硫酸カルシ
ウム(セツコウ)が溶液中で沈澱するので、何ら
かの手段を用いてこの沈澱物を取り除かなければ
ならない。この方法の重要な欠点のひとつは多量
に生じる硫酸カルシウムを除去する必要があるこ
とである。そしてこの硫酸カルシウムは多くのば
あい劣質であり、またその沈澱物により無視でき
ない環境問題が生じ、さらにその処理に高い費用
が必要となる。 それ故に次の方法が提供される。 それはSO2の濃縮、すなわちSO2が低濃度の廃
ガスからSO2を除去し、SO2高濃度のガスの流れ
を作ることである。このSO2高濃度のガスの流れ
はたとえばクラウスプロセス(Claus process)
中であるいは硫酸の製造に用いられる。他の方法
としては適当な触媒によりSO2に水素添加をし硫
化水素を生成させることがある。これは非常に高
い効率でSO2をイオウ元素に変換できる。このプ
ロセスによれば、湿式プロセスに要求される多量
の液体の使用をさけることができる。したがつて
廃ガスの冷却を避けることができ、またセツコウ
を除去する問題も回避される。前述のようにSO2
がH2Sに変換されるばあい、たとえばクラウスプ
ロセスにおいて硫化水素低濃度の流れのプロセス
は技術的に不都合であり、ばあいによつては不可
能でさえあるので、高濃度の硫化水素をうること
が重要である。この考えとは別に、加熱および冷
却に必要なエネルギーの消費を減らすことができ
るので、もちろん処理されるガスの流れをできる
だけ濃縮するのが好都合である。 本発明の目的はガスからSO2を除去するプロセ
スを改善することであり、そのプロセスによれば
高濃度でまたはより純粋に近い形でSO2を含むか
あるいはほとんど完全にSO2からなるガスの流れ
が生じる。この問題の解決にはできる限り次の要
求が満たされることである。 (1) ガスの流れから望ましくない副反応を生じさ
せないでSO2を選択的に除去すること。 (2) SO2の受容体は可能な限り高い吸収能力を有
すべきである。 (3) SO2吸収の破過曲線(breakthrough curve)
は急勾配となるべきである。すなわち処理後の
廃ガスは実質上破過点まではSO2を含むべきで
ないが破過点到達後は廃ガス中のSO2成分は急
速に増加すべきである。 (4) 受容体の再生は技術的に容易にできまた効果
的であるべきであり、また受容体は多数回の吸
収−再生サイクルに耐えられるべきである。再
生の破過曲線もまた急勾配であるべきである。 (5) 受容体はプロセスのすべての状態で熱安定で
あるべきである。 前記項目1で述べられている望ましくない副反
応とは、たとえば処理されるガスが一酸化炭素を
含むばあいに受容体上に炭素が付着することであ
る。 前記項目2で述べられている高い吸収能力と
は、受容体を含む反応体を離れるガスの流れが実
質的にSO2を含まない程度にまで受容体がSO2を
吸収する能力のことである。このばあいもし可能
なら前記反応体を離れるガスのSO2の濃度は
1ppm未満となるべきである。もちろん廃ガス中
のSO2濃度が相対的に高いばあいに、相対的に多
量のSO2と結合できる吸収剤が存在する。しかし
ながら、このばあいでも廃ガスは相対的に多量の
SO2を含むので、もちろん技術的に満足すべき解
決とはならない。もちろん廃ガス中にこのような
多量のSO2を含むことは望ましいことではない。
それ故に受容体の部分でのSO2に対する高い吸収
能力は、吸収反応物である廃ガス中のSO2量が考
慮されなければ受容体の技術的有効性の明確な指
標とならない。 前記項目3で述べられている急勾配の破過曲線
はある程度まで前述の問題に関係している。もし
SO2が受容体と非常に急速に反応するならば、
SO2は実質上完全除かれ廃ガス中には存在しなく
なるであろう。このように、廃ガス中のSO2の分
圧が限界をこえていないあいだは受容体の完全な
理論吸収能力の利用が可能であろう。本発明の目
的のためには、受容体の吸収能力は反応体を離れ
るガス中のSO2濃度が1ppmを超える時点におけ
る受容体中の銅に対するSO2のモル比(molar
ratio)で定義される。これは吸収能力の非常に
厳密な定義である。 前記項目4で述べられている銅含有受容体の効
果的再生とは、基本的には水素または何か他の還
元ガスが、SO2を吸収して生じた硫酸銅分子と非
常に急速に反応し金属銅または酸化銅とSO2を生
じることである。これにより生成されたSO2はガ
スの流れとともに逃げさる。もちろん、もしガス
流中にある還元剤の大部分があるいは理想的には
全部が、受容体中の銅の実質的に全量が金属銅ま
たは酸化銅となるまで飽和受容体と反応し、還元
剤、とくに水素が再生工程中廃ガスの中に全く残
らないならば経済的にとくに好都合である。再生
段階で生じるSO2が一定のプロセスによつてさら
に処理されるばあい、未反応の水素が手の込んだ
方法によつて廃ガスから除かれねばならないの
で、水素が還元ガスとして使用されるばあいには
高濃度のSO2のガスの流れはもはや水素を含むべ
きでない。もし廃ガスが高濃度のまたは実質的に
純粋なSO2(あるいはこれに不活性キヤリアガス
が加えられる)を含むならば、再生段階の廃ガス
はその後通常のクラウス装置(Claus
apparatus)で処理することができる。そしてそ
れは経済的に極めて魅力的である。しかしなが
ら、もし再生段階でえられたSO2高濃度のガスの
流れが多量の水素を含むならば、SO2と水素は非
常に高コストとなる低温分離プロセスで分離しな
ければならないか、あるいはその混合ガスをコモ
ツクス触媒(Comox catalyst)上に通過させ二
成分から硫化水素を生成させなければならないで
あろう。これは高価な水素を多量に消費するため
経済的に魅力がない。 前記項目5で要求されている熱安定性は、この
プロセスが高発熱性であるという事実のために特
に重要である。受容体の熱安定性が不充分である
ために使用時に該受容体が機械的に破壊されると
数多くの問題が生じる。 吸収/再生中に生じる反応は次のとおりであ
る。 吸収:CuO+SO2+1/2O2→CuSO4 還元(例):CuSO4+2H2→Cu+2H2O+SO2 再酸化:Cu+1/2O2→CuO それ故にガスは吸収段階では充分な濃度の酸素
を有することが必要される。煙道のガスは一般に
この要求に対し充分なO2量を有する。 前述した問題を解決するための公知のプロセス
においては、熱安定な担体上に銅を含んだ吸収物
質が受容体として使用されている。米国出願番号
3957952の明細書中には従来技術と比較して改善
された吸収能力を有する銅受容体を使用すること
が記載されている。この担体は少なくとも30重量
%のアルミナを含んでいる。このアルミナは780
℃を超える温度で〓焼され、そしてアルミニウ
ム、マグネシウム、チタニウムおよびジルコニウ
ムの1つまたは2つ以上の陽イオンを含む溶液に
浸漬され、そしてそれと同時にまたはそれにより
前に銅イオンを含む溶液に浸漬される。アルミニ
ウム、マグネシウム、チタニウムおよびジルコニ
ウムは溶液中の銅に対し原子比で1:0.5から
1:5までの範囲で存在しなければならない。 担体はまた、1または2以上のアルカリ金属を
含む溶液に浸漬される。これはアルミニウム、マ
グネシウム、チタニウムおよびジルコニウムを含
む溶液への浸漬と同時にあるいはその後に行なわ
れる。その結果担体はアルカリ金属を受容体の総
重量に対し重量で1〜30%含むことになる。しか
しこの受容体は種々の欠点を有している。一つの
重要な欠点はその破過曲線が非常になだらかな上
昇を示すということである。この欠点は受容体が
再生されるごとに、よりいつそう著じるしくな
る。報告されているSO2吸収能力は比較的高いけ
れども、破過曲線がなだらかであるために受容体
の必要量が増加するとともに反応体の使用量も増
大するので、この吸収能力を効果的に利用するこ
とは困難である。これはもちろん非経済的でもあ
る。さらにこのなだらかに上向く破過曲線のため
に受容体がまだ比較的多量の酸化銅を含んでいる
段階でSO2の吸収がストツプされるために、再生
プロセスで多くの水素を消費しなければならな
い。この酸化銅は再生プロセスで金属銅に還元さ
れ、多量の水素が消費される。 もう一つの欠点は銅のチヤージ量(copper
charge)が低いということである。最大チヤー
ジ量は15重量%の銅であると報告されている。さ
らにもう一つの欠点はそのプロセスが行なわれる
温度範囲が比較的狭いということにある。このプ
ロセスは350℃から475℃でのみ行なわれうるとい
われている。 他の受容体物質が米国出願番号4001376の明細
書中に記載されている。この受容体物質もまた活
性物質として銅または酸化銅を含んでいる。一方
アルミナ(好ましくはγ−アルミナ)が担体物質
の基材として用いられ、そして好ましくはアルミ
ナの重量に対して約2〜20重量%の酸化チタンま
たは酸化ジルコニウムの熱安定性物質が付加的に
使用される。この受容体物質は担体が硝酸銅溶液
に浸漬され、その後乾燥され、焼成されることに
よつて調製される。このばあい、達成された銅の
チヤージ量は非常に低く、米国出願番号3957952
の明細書中に記載されたものより低い。そして特
有のSO2吸収能力(銅一原子当りのSO2の分子
数)もまた低い。米国出願番号4001376の明細書
中の第表14欄によれば、達成される銅の最大利
用度は26%に過ぎない。同発明者による米国出願
番号4039478の明細書中には比較的低い吸収能力
(26%未満)を有する同様の受容体物質が記載さ
れている。しかしながら前述のように、プロセス
を経済的に行なうのであれば、急勾配で上昇する
破過曲線を有する、SO2の高い吸収能力が必要で
ある。 これらの要求が満たされるならば、より少ない
反応体の使用で充分となりそれに応じてより投資
コストが低くなり、そして受容体の使用量も少な
くなる。従つて再生コストもまた減じられる。も
し銅受容体が水素で再生されるならば、生成され
た硫酸銅は金属銅に還元されるが残存する酸化銅
もまた金属銅に還元される。すなわちプロセスで
生成される硫酸銅のみならず受容体中の変換され
ない酸化銅もまた再生プロセスで金属銅に還元さ
れるため、水素が必要以上に消費される。銅−受
容体物質をその後再びSO2吸収に使用するばあい
には、酵素を含む雰囲気中で金属銅を酸化銅に再
酸化することが必要である。これはもしSO2が除
かれるガスが充分な量の酸素を含むならば別々に
行なわれる必要はない。SO2が除かれるガスが充
分な量の酸素を含むばあい、処理されるガス中に
存在する酸素がSO2を吸収する段階で銅を酸化銅
に酸化するために、再生に続いて別の再酸化段階
を設けて酸化銅を生成する必要はない。そしてこ
の酸化銅はその後再びSO2と反応し硫酸銅を生成
する。それ故に再生後ただちに再生物質を本発明
のSO2除去プロセスに置くだけで充分であり、ば
あいによつてはその前に不活性ガスで洗浄するよ
うにしてもよい。 このプロセスの各々の段階の状態は受容体物質
の最初の機械的構造が破壊されないよう選択され
ねばならない。銅は非常に大きい金属粒子を形成
するための焼結をすべきでない。反応が発熱性で
あるので還元と酸化の繰り返しはこの点において
問題を引きおこす。もし酸化銅の一部のみがSO2
吸収段階で硫酸銅に変換されるならば、残つた酸
化銅は既に前述のごとく再生段階で銅に還元さ
れ、その後酸化銅に再酸化されなければならな
い。これはもちろん還元剤の望ましくない高い消
費を招き、不経済である。このプロセスの非経済
的な特質はとりわけ以下の第1表に明らかに示さ
れており、該表には銅に対する種々モル比のイオ
ウに対して要求される理論的最小水素消費量が示
されており、それは酸化銅の総量が硫化水素の吸
収プロセスで硫酸銅に変換される最適のばあいに
要求されるものを含んでいる。
去する方法に関する。さらに詳しくは前記混合ガ
スを熱安定性を有する不活性な担体(support)
上に銅を含ませた受容体(acceptor)と接触さ
せ、えられたSO2で飽和された受容体について
SO2とO2を含むガスとの接触を終了させ、その後
その飽和受容体を還元ガスと接触させることによ
つて再生し、再生された受容体を再びSO2とO2を
含むガスと接触させる方法に関する。 〔従来の技術および発明が解決しようとする問
題点〕 石炭、石油などのような化石燃料を燃焼すると
それらに含まれているイオウ成分の大部分はSO2
に変換される。よく知られているように、この
SO2によつて生じる環境汚染は今だ充分に解決さ
れておらず、非常に大きな問題となつている。 したがつて、前記SO2を放出する発電所、工業
上の燃焼装置および化学装置には、SO2の放出を
できる限り効果的かつ簡単にしかも低コストで抑
制できるSO2除去の装置および工程が備えられる
べきである。今日までのSO2除去の技術的に最も
重要な方法はいわゆる湿式法(wetprocesses)
であり、それはたとえば酸素の存在下で水酸化カ
ルシウムまたは炭酸カルシウムの懸濁液中にSO2
を吸収する方法である。この方法では硫酸カルシ
ウム(セツコウ)が溶液中で沈澱するので、何ら
かの手段を用いてこの沈澱物を取り除かなければ
ならない。この方法の重要な欠点のひとつは多量
に生じる硫酸カルシウムを除去する必要があるこ
とである。そしてこの硫酸カルシウムは多くのば
あい劣質であり、またその沈澱物により無視でき
ない環境問題が生じ、さらにその処理に高い費用
が必要となる。 それ故に次の方法が提供される。 それはSO2の濃縮、すなわちSO2が低濃度の廃
ガスからSO2を除去し、SO2高濃度のガスの流れ
を作ることである。このSO2高濃度のガスの流れ
はたとえばクラウスプロセス(Claus process)
中であるいは硫酸の製造に用いられる。他の方法
としては適当な触媒によりSO2に水素添加をし硫
化水素を生成させることがある。これは非常に高
い効率でSO2をイオウ元素に変換できる。このプ
ロセスによれば、湿式プロセスに要求される多量
の液体の使用をさけることができる。したがつて
廃ガスの冷却を避けることができ、またセツコウ
を除去する問題も回避される。前述のようにSO2
がH2Sに変換されるばあい、たとえばクラウスプ
ロセスにおいて硫化水素低濃度の流れのプロセス
は技術的に不都合であり、ばあいによつては不可
能でさえあるので、高濃度の硫化水素をうること
が重要である。この考えとは別に、加熱および冷
却に必要なエネルギーの消費を減らすことができ
るので、もちろん処理されるガスの流れをできる
だけ濃縮するのが好都合である。 本発明の目的はガスからSO2を除去するプロセ
スを改善することであり、そのプロセスによれば
高濃度でまたはより純粋に近い形でSO2を含むか
あるいはほとんど完全にSO2からなるガスの流れ
が生じる。この問題の解決にはできる限り次の要
求が満たされることである。 (1) ガスの流れから望ましくない副反応を生じさ
せないでSO2を選択的に除去すること。 (2) SO2の受容体は可能な限り高い吸収能力を有
すべきである。 (3) SO2吸収の破過曲線(breakthrough curve)
は急勾配となるべきである。すなわち処理後の
廃ガスは実質上破過点まではSO2を含むべきで
ないが破過点到達後は廃ガス中のSO2成分は急
速に増加すべきである。 (4) 受容体の再生は技術的に容易にできまた効果
的であるべきであり、また受容体は多数回の吸
収−再生サイクルに耐えられるべきである。再
生の破過曲線もまた急勾配であるべきである。 (5) 受容体はプロセスのすべての状態で熱安定で
あるべきである。 前記項目1で述べられている望ましくない副反
応とは、たとえば処理されるガスが一酸化炭素を
含むばあいに受容体上に炭素が付着することであ
る。 前記項目2で述べられている高い吸収能力と
は、受容体を含む反応体を離れるガスの流れが実
質的にSO2を含まない程度にまで受容体がSO2を
吸収する能力のことである。このばあいもし可能
なら前記反応体を離れるガスのSO2の濃度は
1ppm未満となるべきである。もちろん廃ガス中
のSO2濃度が相対的に高いばあいに、相対的に多
量のSO2と結合できる吸収剤が存在する。しかし
ながら、このばあいでも廃ガスは相対的に多量の
SO2を含むので、もちろん技術的に満足すべき解
決とはならない。もちろん廃ガス中にこのような
多量のSO2を含むことは望ましいことではない。
それ故に受容体の部分でのSO2に対する高い吸収
能力は、吸収反応物である廃ガス中のSO2量が考
慮されなければ受容体の技術的有効性の明確な指
標とならない。 前記項目3で述べられている急勾配の破過曲線
はある程度まで前述の問題に関係している。もし
SO2が受容体と非常に急速に反応するならば、
SO2は実質上完全除かれ廃ガス中には存在しなく
なるであろう。このように、廃ガス中のSO2の分
圧が限界をこえていないあいだは受容体の完全な
理論吸収能力の利用が可能であろう。本発明の目
的のためには、受容体の吸収能力は反応体を離れ
るガス中のSO2濃度が1ppmを超える時点におけ
る受容体中の銅に対するSO2のモル比(molar
ratio)で定義される。これは吸収能力の非常に
厳密な定義である。 前記項目4で述べられている銅含有受容体の効
果的再生とは、基本的には水素または何か他の還
元ガスが、SO2を吸収して生じた硫酸銅分子と非
常に急速に反応し金属銅または酸化銅とSO2を生
じることである。これにより生成されたSO2はガ
スの流れとともに逃げさる。もちろん、もしガス
流中にある還元剤の大部分があるいは理想的には
全部が、受容体中の銅の実質的に全量が金属銅ま
たは酸化銅となるまで飽和受容体と反応し、還元
剤、とくに水素が再生工程中廃ガスの中に全く残
らないならば経済的にとくに好都合である。再生
段階で生じるSO2が一定のプロセスによつてさら
に処理されるばあい、未反応の水素が手の込んだ
方法によつて廃ガスから除かれねばならないの
で、水素が還元ガスとして使用されるばあいには
高濃度のSO2のガスの流れはもはや水素を含むべ
きでない。もし廃ガスが高濃度のまたは実質的に
純粋なSO2(あるいはこれに不活性キヤリアガス
が加えられる)を含むならば、再生段階の廃ガス
はその後通常のクラウス装置(Claus
apparatus)で処理することができる。そしてそ
れは経済的に極めて魅力的である。しかしなが
ら、もし再生段階でえられたSO2高濃度のガスの
流れが多量の水素を含むならば、SO2と水素は非
常に高コストとなる低温分離プロセスで分離しな
ければならないか、あるいはその混合ガスをコモ
ツクス触媒(Comox catalyst)上に通過させ二
成分から硫化水素を生成させなければならないで
あろう。これは高価な水素を多量に消費するため
経済的に魅力がない。 前記項目5で要求されている熱安定性は、この
プロセスが高発熱性であるという事実のために特
に重要である。受容体の熱安定性が不充分である
ために使用時に該受容体が機械的に破壊されると
数多くの問題が生じる。 吸収/再生中に生じる反応は次のとおりであ
る。 吸収:CuO+SO2+1/2O2→CuSO4 還元(例):CuSO4+2H2→Cu+2H2O+SO2 再酸化:Cu+1/2O2→CuO それ故にガスは吸収段階では充分な濃度の酸素
を有することが必要される。煙道のガスは一般に
この要求に対し充分なO2量を有する。 前述した問題を解決するための公知のプロセス
においては、熱安定な担体上に銅を含んだ吸収物
質が受容体として使用されている。米国出願番号
3957952の明細書中には従来技術と比較して改善
された吸収能力を有する銅受容体を使用すること
が記載されている。この担体は少なくとも30重量
%のアルミナを含んでいる。このアルミナは780
℃を超える温度で〓焼され、そしてアルミニウ
ム、マグネシウム、チタニウムおよびジルコニウ
ムの1つまたは2つ以上の陽イオンを含む溶液に
浸漬され、そしてそれと同時にまたはそれにより
前に銅イオンを含む溶液に浸漬される。アルミニ
ウム、マグネシウム、チタニウムおよびジルコニ
ウムは溶液中の銅に対し原子比で1:0.5から
1:5までの範囲で存在しなければならない。 担体はまた、1または2以上のアルカリ金属を
含む溶液に浸漬される。これはアルミニウム、マ
グネシウム、チタニウムおよびジルコニウムを含
む溶液への浸漬と同時にあるいはその後に行なわ
れる。その結果担体はアルカリ金属を受容体の総
重量に対し重量で1〜30%含むことになる。しか
しこの受容体は種々の欠点を有している。一つの
重要な欠点はその破過曲線が非常になだらかな上
昇を示すということである。この欠点は受容体が
再生されるごとに、よりいつそう著じるしくな
る。報告されているSO2吸収能力は比較的高いけ
れども、破過曲線がなだらかであるために受容体
の必要量が増加するとともに反応体の使用量も増
大するので、この吸収能力を効果的に利用するこ
とは困難である。これはもちろん非経済的でもあ
る。さらにこのなだらかに上向く破過曲線のため
に受容体がまだ比較的多量の酸化銅を含んでいる
段階でSO2の吸収がストツプされるために、再生
プロセスで多くの水素を消費しなければならな
い。この酸化銅は再生プロセスで金属銅に還元さ
れ、多量の水素が消費される。 もう一つの欠点は銅のチヤージ量(copper
charge)が低いということである。最大チヤー
ジ量は15重量%の銅であると報告されている。さ
らにもう一つの欠点はそのプロセスが行なわれる
温度範囲が比較的狭いということにある。このプ
ロセスは350℃から475℃でのみ行なわれうるとい
われている。 他の受容体物質が米国出願番号4001376の明細
書中に記載されている。この受容体物質もまた活
性物質として銅または酸化銅を含んでいる。一方
アルミナ(好ましくはγ−アルミナ)が担体物質
の基材として用いられ、そして好ましくはアルミ
ナの重量に対して約2〜20重量%の酸化チタンま
たは酸化ジルコニウムの熱安定性物質が付加的に
使用される。この受容体物質は担体が硝酸銅溶液
に浸漬され、その後乾燥され、焼成されることに
よつて調製される。このばあい、達成された銅の
チヤージ量は非常に低く、米国出願番号3957952
の明細書中に記載されたものより低い。そして特
有のSO2吸収能力(銅一原子当りのSO2の分子
数)もまた低い。米国出願番号4001376の明細書
中の第表14欄によれば、達成される銅の最大利
用度は26%に過ぎない。同発明者による米国出願
番号4039478の明細書中には比較的低い吸収能力
(26%未満)を有する同様の受容体物質が記載さ
れている。しかしながら前述のように、プロセス
を経済的に行なうのであれば、急勾配で上昇する
破過曲線を有する、SO2の高い吸収能力が必要で
ある。 これらの要求が満たされるならば、より少ない
反応体の使用で充分となりそれに応じてより投資
コストが低くなり、そして受容体の使用量も少な
くなる。従つて再生コストもまた減じられる。も
し銅受容体が水素で再生されるならば、生成され
た硫酸銅は金属銅に還元されるが残存する酸化銅
もまた金属銅に還元される。すなわちプロセスで
生成される硫酸銅のみならず受容体中の変換され
ない酸化銅もまた再生プロセスで金属銅に還元さ
れるため、水素が必要以上に消費される。銅−受
容体物質をその後再びSO2吸収に使用するばあい
には、酵素を含む雰囲気中で金属銅を酸化銅に再
酸化することが必要である。これはもしSO2が除
かれるガスが充分な量の酸素を含むならば別々に
行なわれる必要はない。SO2が除かれるガスが充
分な量の酸素を含むばあい、処理されるガス中に
存在する酸素がSO2を吸収する段階で銅を酸化銅
に酸化するために、再生に続いて別の再酸化段階
を設けて酸化銅を生成する必要はない。そしてこ
の酸化銅はその後再びSO2と反応し硫酸銅を生成
する。それ故に再生後ただちに再生物質を本発明
のSO2除去プロセスに置くだけで充分であり、ば
あいによつてはその前に不活性ガスで洗浄するよ
うにしてもよい。 このプロセスの各々の段階の状態は受容体物質
の最初の機械的構造が破壊されないよう選択され
ねばならない。銅は非常に大きい金属粒子を形成
するための焼結をすべきでない。反応が発熱性で
あるので還元と酸化の繰り返しはこの点において
問題を引きおこす。もし酸化銅の一部のみがSO2
吸収段階で硫酸銅に変換されるならば、残つた酸
化銅は既に前述のごとく再生段階で銅に還元さ
れ、その後酸化銅に再酸化されなければならな
い。これはもちろん還元剤の望ましくない高い消
費を招き、不経済である。このプロセスの非経済
的な特質はとりわけ以下の第1表に明らかに示さ
れており、該表には銅に対する種々モル比のイオ
ウに対して要求される理論的最小水素消費量が示
されており、それは酸化銅の総量が硫化水素の吸
収プロセスで硫酸銅に変換される最適のばあいに
要求されるものを含んでいる。
本発明は受容体が該受容体の総重量に対して金
属銅として計算して8重量%を超える銅でチヤー
ジ(charge)されるプロセスに関する。そして
銅は担体上に還元された形で存在するばあいにお
いて、それが金属銅の1g当り50m2より大きい有
効表面積を有するように熱安定な担体上に細かく
分けて分散された状態で存在する。 つまり、本発明において使用される受容体の主
要な特徴は、熱安定性担体上に分散される銅が非
常に広い有効表面積を有することである。ここに
有効表面積とはガスと有効に接触しうる面積のこ
とである。この有効表面積は、銅が還元された金
属銅として存在するときに測定される。正確な測
定をするために銅は実質上完全にその還元された
形の金属銅として存在しなければならない。広範
囲で実質上完全な還元、および還元された受容体
物質の有効表面積の測定はたとえば次の方法で行
なうことができる。すなわち、還元は受容体を25
℃/hrの速度で400℃に加熱しつつ、受容体上に
10%の水素と90%の窒素からなる混合ガスを通過
させさらに少なくとも5時間この400℃の温度で
受容体上を連続して通過させることによつて行な
われる。受容体はその後冷却されて窒素を充分に
流して洗われる。受容体はその銅の有効表面積を
決定するために前処理される。 ガスと有効に接触する還元触媒である銅の有効
表面積を決定するためにスコルテン(Scholten)
とコンバリンカ(Konvalinka)によつて最初に
示された次の方法〔トランザクシヨンズ オブ
ザ フアラデー ソサイエテイー
(Transactions of the Faraday Society)65、
2465、1969年〕が行なわれる。その方法はN2O
→O(吸着)+N2の式に従う一酸化二窒素の解離
的化学吸着に基づいている。前述の著者は、
N2Oの分解速度は表面上の2つの銅原子に対し
およそ1つの酸素原子が吸着された後に急に減少
することを見出した。分解速度は次のように測定
してもよい。還元された触媒のサンプルは高真空
装置中に置かれる。その後少量のN2Oが90℃に
維持されているサンプルに加えられる。N2Oの
付加に続いて一定の時間(正確に知れている)の
後に既知の容積のサンプルチヤンバー(sample
chamber)中の圧力が測定される。非解離的に吸
収されたN2Oの量は、観測される圧力降下から
計算することができる。同時に残つたN2Oガス
は77〓に維持される冷却捕獲器中に凝縮される。
解離的に化学吸収されたN2Oの量は凝縮後にえ
られた圧力により決定することができる。そして
その圧力は窒素分子の圧力による。吸収時間もま
た正確に知られるので解離化学吸収の速度は容易
に計算されうる。N2Oの新しい一服がその後サ
ンプルに加えられ、前述のプロセスが繰り返えさ
れる。 化学吸着の速度は数回のN2Oの投与の後に急
に減少する。サンプル中の総有効銅表面積は、吸
収された酸素原子がそれぞれ表面上の2つの銅原
子に相当するとすれば前記吸着速度の急減少時ま
でに分解されるN2Oの積分量から計算されうる。
平均の銅表面積密度(1原子当りの有効表面積
(m2)の逆数)は14.6×1018原子/m2と仮定され
る。 これらの方法はまたオランダのユトレヒト大学
のヨハネス・フアン・デル・メイイエン
(Johannes Van der Meijen)による学位論文
(1981年)に記載されている。この論文はまた、
本発明において使用しうるタイプの銅または酸化
銅でチヤージされた熱安定性担体の調製プロセス
の記述を含んでいる。 本発明において銅が60m2/g(受容体中の金属
銅)を超える有効表面積を有する、さらに好まし
くは80m2/g(受容体中の金属銅)を超える有効
表面積を有する受容体を使用することが好まし
い。 銅の有効表面積が90m2/g(受容体中の金属
銅)を超えるばあいはとくに好ましい。その有効
表面積の上限はそれが主として受容体の調製中に
達成されうる上限に依存するのでとくに臨界的で
はない。 広い有効表面積はもちろん銅が極端に細かい粒
子の形で存在するという事実に依存する。これら
の細かい粒子は本発明による広い銅表面積が達成
されるために必然的に担体上に与えられねばなら
ない。このような銅受容体により達成されうるめ
ざましい結果を考えかつ前述に議論された技術の
状態と比較するに、熱安定担体上の銅の極端に細
かい細分状態は本発明のプロセスにおける優れた
特性の原因であることは明らかである。すなわち
本発明のプロセス中における銅のこの細かい細分
状態により、SO2を非常に好都合に除去し、受容
体を非常に好都合に再生して再使用することがで
きる。 本発明においては、大きい有効表面積を有し、
触媒またはSO2を吸収する受容体の調製技術にお
いて使用される多くの化合物を熱安定性、もしく
は耐火性の不活性担体として用いてもよい。とく
に不活性SO2担体は好ましい担体である。不活性
SO2担体はたとえば前述の米国特許番号3957952
および4001376の明細書中に示されているような
特別の付加的処理を行なう必要はない。 多くの適当な熱安定性担体が販売されており、
多くの異なつた種類の触媒の調製用に対して多量
かつ多種類の担体が製造されている。登録商標
AEROSILとして販売されており、有効表面積が
たとえば少なくとも200m2/g、もつとも好まし
くは少なくとも380m2/gのSiO2がとくに担体と
して適している。 本発明で使用される受容体は活性成分として非
常に多量の銅を含むことができる。そして本発明
で使用される受容体は受容体の総重量に対して金
属銅として計算して、銅が10重量%を超えるよう
にチヤージされるのが好ましい。銅の重量は10重
量%より大きく、好ましくは16重量%より大きく
そして最も好ましくは25重量%より大きくなるの
がよい。この高い銅チヤージ率により、もちろん
受容体はその総重量を基準として非常に高いSO2
吸収能力を有することになる。 本発明において使用される受容体の調製に用い
られるプロセスは前述のフアン・デル・メイイエ
ンによる学位論文(60頁)に詳細に示されてい
る。一般に、本発明において使用される受容体は
銅イオンと細かく分割され懸濁された難溶性の酸
化物の担体とを含む希薄溶液からPH3.5〜PH6で
銅化合物を沈澱させ、比較的長時間加熱するとと
もに強く撹拌して水酸イオンを含む溶液と反応さ
せることによつてえられるものである。この処理
された担体はその後溶液から分離されて、乾燥さ
れ、焼成され、そして還元される。希薄溶液中に
存在する銅イオンは硝酸銅、過塩素酸銅などのよ
うな可溶性銅塩からえられる。前記沈澱において
懸濁液が加熱される温度は使用される特定の懸濁
プロセスに依存する。沈澱が尿素の分解またはそ
れにより生成される水酸基イオンによつてひき起
こされるばあい、前記温度は約80℃から100℃の
範囲にあり、実際上は約90℃である。水酸基イオ
ンを生じる化合物の分解温度を必ずしも規定する
必要のない他の沈澱プロセスが用いられるばあ
い、沈澱温度はより低くてもよい。担体上に沈澱
する銅化合物の粒子を可能な限り細かく分けるに
は強い撹拌が必要である。チヤージされたSiO2
は溶液から通常の手段たとえばろ過によつて分離
され、乾燥した状態で少なくとも350℃で、好ま
しくは少なくとも約400℃で焼成される。温度の
上限値は受容体が不活性とならないように決定さ
れ、それは実際上は約700℃、好ましくは約600℃
である。焼成される時間は2〜10時間が適当であ
り、好ましくは5〜6時間である。 その後水素を含むガスを使用して直接的な還元
が行なわれる。この手順には特別な安全手段は必
要でない。急速な還元を行なうには温度は少なく
とも200℃、好ましくは少なくとも300℃であるべ
きである。その上限値もまた、受容体が極端な高
温の使用により不活性化されないように決定され
る。還元の上限温度は実際上は約600℃であり、
好ましくは約550℃であり、もつとも好ましくは
約500℃である。還元は比較的短時間で行なつて
もよい。 その後銅受容体はそれが使用される前に、好ま
しくは空気中で再酸化される(再酸化は前述のご
とく常に必要とは限らない)。本発明で使用され
る受容体はまた、ドイツ連邦共和国特許明細書第
1767202号および同公開番号3131255の明細書中に
示されている触媒の調整プロセスの変形されたプ
ロセスによつて調製することができる。前記の特
許明細書の実例に述べられている、触媒の活性成
分を形成する金属塩を使用する代わりに、本発明
においては銅溶液とりわけ硝酸銅溶液を使用する
必要がある。 ガスからのSO2除去は200℃から600℃で、さら
には350℃より大きい温度で行なうのが好ましい。
最適温度は当業者には容易に分かるであろう。 ガス中にあつて除去されるべきSO2の量は広範
囲に変化してもよい。たとえばSO2を10%、さら
には20%も含むガスと同様に効果的にSO2を
10ppmから1%しか含まないガスからSO2を除く
ことができる。 もし何らかの技術的プロセスから作られ、そこ
からSO2が除去されるべきガスが、受容体の酸化
銅を硫酸銅に変換するための充分な酵素を含まな
いならば、相当する量の酸素または酸素を与える
何か他の酸化剤を加える必要がある。 実施例から分かるように、本発明のプロセスに
おいて受容体を極めて高い程度でSO2でチヤージ
することができる。そして廃ガス中のSO2の量
は、受容体がほとんどいつぱいにチヤージされる
まで非常に少なく保たれる。すなわち1ppmより
小さく保たれ、この値はほとんど検知限界以下で
ある。このSO2の除去程度は、従来より可能とは
考えられなかつた。このような非常に望ましい効
果が本発明により達成できることは非常におどろ
くべきことである。 チヤージされた受容体の再生は公知の方法で行
なわれる(とくに前述の特許明細書を参照のこ
と)。吸収段階を経た後に主として硫酸銅の形で
銅を含む受容体は、最初に不活性ガス、たとえば
窒素で洗われ、その後還元ガス、たとえば水素を
含むガスまたは純粋水素で還元される。再生中の
温度は100℃から500℃の範囲内であり、200℃よ
り高いのが好ましく、250℃より高いのがさらに
好ましい。本発明の受容体は大きな温度変動に対
し非常に鈍感である。すなわちSO2にチヤージお
よび再還元を、それぞれ比較的低い温度または比
較的高い温度で行なつてもよい。 実際には純粋な水素により再生または還元が行
なわれ、その水素がほとんど完全に、チヤージさ
れた受容体と反応し実際上純粋なSO2を生成する
ので、再生において不活性キヤリアガス(inert
carrier gas)が使用されるばあいにはそれとほ
とんど純粋なSO2が混合されたガスの流れとな
る。SO2を含んだこのガスは各種用途に非常に好
適に用いられる。 〔実施例〕 以下実施例により本発明を説明する。 調製例において使用される受容体はドイツ共和
国連邦特許明細書番号1767202および公開番号
3131255の明細書中に記載された方法によつて調
製される。 しかしながら受容体は、担体(carrier)、活性
金属およびKCNOの加水分解の組合せによつて
生じる沈澱のような他の知られた方法によつも調
製されうる。 吸収されたイオウの銅触媒に対するモル比は吸
収プロセス中に0.9を超えるべきでなく、好まし
くは0.8、もつとも好ましくは0.7を越えるべきで
ない。というのは吸収中に非常に低い融点を有す
る硫酸銅が形成されるからである。硫酸銅の量が
多すぎるばあいは、さらに先の工程の触媒の還元
中に焼結が生じる。 製造例 1 57.3gのCu(NO3)2・3H2Oが脱イオン化した
1.4の水に溶解された。溶液のPHは硝酸を数滴
加えて2に調整された。細かく分割された106g
のシリカ(登録商標AEROSIL 200V)が1.5の
脱イオン水中に懸濁され、この懸濁液のPHは前記
同様の方法によつて2に調整された。40gの尿素
が0.7の脱イオン水に溶解され、この溶液のPH
は前記同様に2に調整された。 SiO2懸濁液、尿素溶液および硝酸銅溶液があ
らかじめ90℃に加熱された4.8の容量の器に順
次入れられた。脱イオン水がその後加えられ総量
が4.5にされた。懸濁液は連続的に強く撹拌さ
れた。沈澱完了後にチヤージされた担体は懸濁液
から分離され、洗浄されて、120℃で24hr乾燥さ
れ、その後小さくされた。約0.8mmの寸法の粒子
へと小さくされた1gの担体が窒素雰囲気中で最
初に450℃まで上昇する温度中に2時間、その後
450℃で2時間焼成された。 受容体はその後100℃以下の温度に冷却され、
10%の水素と90%の窒素の混合物を、最初に450
℃まで上昇する温度で2時間、その後450℃で1
時間通過させて還元された。えられた受容体は該
受容体の総重量に対し約10重量%の金属銅を含ん
でいた。 ガスと有効に接触する銅の有効表面積は金属銅
1g当り約85m2であつた(測定は前述の方法で行
なわれた)。 還元後、受容体は本発明のプロセスに使用され
うるよう酸素を含むガスを受容体上に通過させる
ことによつて再酸化される。 製造例 2 16.3gのCu(NO3)2・3H2Oが脱イオン水に溶解
された。溶液のPHは硝酸を数滴加えて2に調整
された。細かく分割された10gのシリカ
(AEROSIL)が0.5の脱イオン水中に懸濁され、
この懸濁液のPHは前記同様に2に調整された。
1.5の容積の器が沈澱のために90℃に加熱され、
その器にシリカの懸濁液が入れられ、その後20g
の尿素を含む300mlの尿素溶液が加えられた。尿
素の分解中、PHは自動調整装置と硝酸の注入に
より一定値(PH=5)に保たれた。PHが5に調
整された後に硝酸銅溶液が0.4ml/分の速度で懸
濁液の表面下に注入された。同時に懸濁液は強く
撹拌された。前記注入が完了した後、チヤージさ
れた担体が溶液から分離され、洗浄されて、120
℃で24時間乾燥されその後ペレツト化
(pelletized)された。1gの受容体が約0.8mmの
平均直径の粒子に破壊され、焼成されて、製造例
1に示すように還元された。 受容体は該受容体の総重量に対し30重量%の銅
を含んでいた。有効表面積は91.0m2/g(銅)で
あつた。 実施例 1 ガス流からのSO2の分離に用いられる再生プロ
セスにおける酸化銅の挙動が本実施例で調べられ
た。 使用された受容体は製造例1に従つて調製され
た。約30mlの体積の吸収剤15gが3.0cmの内径の
石英反応管中に入れられた。チヤージされた銅の
重量は触媒の総重量の10重量%に達した。 吸収剤は漸次に500℃に上昇する温度で窒素ガ
ス中に酸素を10容量%含む混合ガスで前処理され
た。 この前処理の後に吸収剤が400℃に冷却された。 吸収剤上を443ppmのSO2、10498ppmのO2と、
残りが窒素からなる混合ガスを通過せしめた。 SO2が一定の時間定量的に吸収された。この時
間中吸収反応体を離れるガス中のSO2の濃度は
1ppm未満であつた。 破過の最初の徴侯は234分後に生じた。そのと
き銅に対するSO2のモル比は0.65であつた。 吸収反応体を離れるガス中のSO2濃度が
100ppmに上昇したとき、SO2の累積的吸収量は
吸収剤中の銅の1分子当り0.75分子に達した。 SO2濃度が200ppmとなる破過でこの比は0.82
に達した。 完全な破過の後、吸収剤が窒素中に水素を
1182ppm含む400℃のガスで再生された。還元中、
反応体から離れるガス中には実質上水素が見出さ
れなかつた。 水素の破過は水素濃度の非常に急激な上昇で生
じ、同時にSO2濃度の降下が生じた。 水素破過の後、反応体を離れるガス中にSO2は
見出されなかつた。 実施例 2 本実施例においてもガス流からのSO2の分離に
用いられる再生プロセスにおける酸化銅の挙動が
調べられた。 使用された受容体は製造例2に従つて調製され
た。約30mlの体積の吸収剤15gが3.0cmの内径の
石英反応管中に入れられた。チヤージされた銅の
重量は触媒の総重量の30重量%に達した。 吸収剤は漸次に500℃に上昇する温度で窒素ガ
ス中に酸素を10容積%含む混合ガスで前処理され
た。 この前処理の後に吸収剤が400℃に冷却された。 吸収剤上を443ppmのSO2と、10498ppmのO2
と、残りが窒素からなる混合ガスを通過せしめ
た。 SO2が一定時間定量的に吸収された。この時間
中吸収反応体を離れるガス中のSO2の濃度は
1ppm未満であつた。 破過の最初の徴候が現われた時点での銅に対す
るSO2のモル比は0.45に達した。 完全な破過の後、吸収剤が窒素中に水素を
1182pp含む400℃のガスで再生された。還元中、
反応体を離れるガス中に実際上水素は見出されな
かつた。 水素の破過は水素濃度の非常に急激な上昇によ
つて生じ、同時にSO2濃度の降下が生じた。水素
破過の後、反応体を離れるガス中にSO2は見出さ
れなかつた。 実施例 3 ガス流からのSO2の分離に用いられる再生プロ
セスにおける酸化銅の挙動が本実施例で調べられ
た。 内径が1.5cmの円筒状のステンレススチール製
の反応管が、30mlの体積の受容体で17cmの高さま
で充填された。この受容体には1.46gの銅が含ま
れていた。受容体粒子の大きさは1mmから1.4mm
のあいだにあつた。 吸収剤は製造例1に従つて調製された。しかし
活性化は製造例1に示された方法とはわずかに異
なつた。すなわち吸収剤は120℃で乾燥され小さ
くされた後に、窒素雰囲気中で最初に400℃まで
上昇する温度で1時間、その後400℃で2時間焼
成された。 受容体はその後100℃に冷却され、10容量%の
水素と90容量%の窒素の混合ガスを最初に400℃
まで上昇する温度で1時間、その後400℃で12時
間受容体上に通過させることによつて還元され
た。 この方法による還元の後において、ガスと有効
接触する銅の有効表面積は金属銅の1g当り85m2
となり、銅の量は約10.2重量%となつた。 還元された受容体は使用に先だつて再酸化され
なかつた。 1000ppmのSO2、30000ppmのO2、残りが窒素
からなる混合ガスを400℃で体積速度104/hr、線
速度47cm/sで吸収剤上を通過させた。 第1図には、反応体を離れるガスのSO2の量が
時間に対してプロツトされている。一定の時間、
SO2濃度は検知レベル以下であつた。 破過の最初の徴候は、1.8時間後に生じた。そ
の時の銅に対するSO2のモル比は0.4であつた。 流出ガス中のSO2の量が100ppmに達したとき
SO2の累積吸収量は吸収剤中の銅1分子当り0.48
分子に達した。 流出ガス中のSO2濃度が200ppm、400ppm、
800ppmとなる破過時点で前記モル比はそれぞれ
0.52、0.57および0.64に達した。 完全な破過の後に、吸収剤は窒素中に水素を
3000ppm含む400℃の体積速度104/hr、線速度47
cm/sのガスで再生された。 第2図には流出ガス中のSO2および水素の量が
時間に対してプロツトされている。還元プロセス
のあいだ、反応体を離れるガス中に実際上水素は
見出されなかつた。 水素の破過は流出ガス中の水素濃度の非常に急
激な上昇によつて生じ、同時に流出ガス中のSO2
濃度が低下しほとんどすぐに検知レベル以下とな
つた。 流出ガスはSO3もH2Sも含まない。 流出ガス中に水素が最初に現われた時点で、受
容体中に含まれるSO2の99%以上が回復された。 再生されているあいだ、反応体を離れるガス中
に硫化水素は検知されなかつた。 〔効果〕 前述のおよび従来ガスの脱硫に使用された銅受
容体の公知の再生プロセスにおいてはSO2、硫化
水素および硫化銅が以下の反応によつて生じる。 1 CuSO2+2H2→Cu+SO2+2H2O 2 CuSO2+4H2→CuS+4H2O 3 2CuSO4+6H2→Cu2S+6H2O+SO2 4 Cu2S+H2→2Cu+H2S 硫化銅を経ての硫酸銅の還元においては、反応
1による直接還元より銅1原子当りさらに多くの
水素が必要となる。それ故反応2,3および4は
非常に望ましくない。再生中に直接還元のみが生
じるということが本発明によるプロセスの特別の
利点である(煙道ガス脱硫指針研究。巨大装置の
調査第1段。1979年NTISの付録95−Lの銅酸化
物煙道ガス脱硫プロセス) 純粋なSO2をうるためにこの非常に毒性の強い
化合物の除去に対して特別に困難な洗條ステツプ
が必要となるので、硫化水素の形成は極めて不利
である。このことは、明らかにプロセスの経済上
効果でない。非常に純粋に濃縮されたSO2が再生
プロセスでえられるということは本発明の方法の
非常に驚くべきそして都合のよい効果である。
属銅として計算して8重量%を超える銅でチヤー
ジ(charge)されるプロセスに関する。そして
銅は担体上に還元された形で存在するばあいにお
いて、それが金属銅の1g当り50m2より大きい有
効表面積を有するように熱安定な担体上に細かく
分けて分散された状態で存在する。 つまり、本発明において使用される受容体の主
要な特徴は、熱安定性担体上に分散される銅が非
常に広い有効表面積を有することである。ここに
有効表面積とはガスと有効に接触しうる面積のこ
とである。この有効表面積は、銅が還元された金
属銅として存在するときに測定される。正確な測
定をするために銅は実質上完全にその還元された
形の金属銅として存在しなければならない。広範
囲で実質上完全な還元、および還元された受容体
物質の有効表面積の測定はたとえば次の方法で行
なうことができる。すなわち、還元は受容体を25
℃/hrの速度で400℃に加熱しつつ、受容体上に
10%の水素と90%の窒素からなる混合ガスを通過
させさらに少なくとも5時間この400℃の温度で
受容体上を連続して通過させることによつて行な
われる。受容体はその後冷却されて窒素を充分に
流して洗われる。受容体はその銅の有効表面積を
決定するために前処理される。 ガスと有効に接触する還元触媒である銅の有効
表面積を決定するためにスコルテン(Scholten)
とコンバリンカ(Konvalinka)によつて最初に
示された次の方法〔トランザクシヨンズ オブ
ザ フアラデー ソサイエテイー
(Transactions of the Faraday Society)65、
2465、1969年〕が行なわれる。その方法はN2O
→O(吸着)+N2の式に従う一酸化二窒素の解離
的化学吸着に基づいている。前述の著者は、
N2Oの分解速度は表面上の2つの銅原子に対し
およそ1つの酸素原子が吸着された後に急に減少
することを見出した。分解速度は次のように測定
してもよい。還元された触媒のサンプルは高真空
装置中に置かれる。その後少量のN2Oが90℃に
維持されているサンプルに加えられる。N2Oの
付加に続いて一定の時間(正確に知れている)の
後に既知の容積のサンプルチヤンバー(sample
chamber)中の圧力が測定される。非解離的に吸
収されたN2Oの量は、観測される圧力降下から
計算することができる。同時に残つたN2Oガス
は77〓に維持される冷却捕獲器中に凝縮される。
解離的に化学吸収されたN2Oの量は凝縮後にえ
られた圧力により決定することができる。そして
その圧力は窒素分子の圧力による。吸収時間もま
た正確に知られるので解離化学吸収の速度は容易
に計算されうる。N2Oの新しい一服がその後サ
ンプルに加えられ、前述のプロセスが繰り返えさ
れる。 化学吸着の速度は数回のN2Oの投与の後に急
に減少する。サンプル中の総有効銅表面積は、吸
収された酸素原子がそれぞれ表面上の2つの銅原
子に相当するとすれば前記吸着速度の急減少時ま
でに分解されるN2Oの積分量から計算されうる。
平均の銅表面積密度(1原子当りの有効表面積
(m2)の逆数)は14.6×1018原子/m2と仮定され
る。 これらの方法はまたオランダのユトレヒト大学
のヨハネス・フアン・デル・メイイエン
(Johannes Van der Meijen)による学位論文
(1981年)に記載されている。この論文はまた、
本発明において使用しうるタイプの銅または酸化
銅でチヤージされた熱安定性担体の調製プロセス
の記述を含んでいる。 本発明において銅が60m2/g(受容体中の金属
銅)を超える有効表面積を有する、さらに好まし
くは80m2/g(受容体中の金属銅)を超える有効
表面積を有する受容体を使用することが好まし
い。 銅の有効表面積が90m2/g(受容体中の金属
銅)を超えるばあいはとくに好ましい。その有効
表面積の上限はそれが主として受容体の調製中に
達成されうる上限に依存するのでとくに臨界的で
はない。 広い有効表面積はもちろん銅が極端に細かい粒
子の形で存在するという事実に依存する。これら
の細かい粒子は本発明による広い銅表面積が達成
されるために必然的に担体上に与えられねばなら
ない。このような銅受容体により達成されうるめ
ざましい結果を考えかつ前述に議論された技術の
状態と比較するに、熱安定担体上の銅の極端に細
かい細分状態は本発明のプロセスにおける優れた
特性の原因であることは明らかである。すなわち
本発明のプロセス中における銅のこの細かい細分
状態により、SO2を非常に好都合に除去し、受容
体を非常に好都合に再生して再使用することがで
きる。 本発明においては、大きい有効表面積を有し、
触媒またはSO2を吸収する受容体の調製技術にお
いて使用される多くの化合物を熱安定性、もしく
は耐火性の不活性担体として用いてもよい。とく
に不活性SO2担体は好ましい担体である。不活性
SO2担体はたとえば前述の米国特許番号3957952
および4001376の明細書中に示されているような
特別の付加的処理を行なう必要はない。 多くの適当な熱安定性担体が販売されており、
多くの異なつた種類の触媒の調製用に対して多量
かつ多種類の担体が製造されている。登録商標
AEROSILとして販売されており、有効表面積が
たとえば少なくとも200m2/g、もつとも好まし
くは少なくとも380m2/gのSiO2がとくに担体と
して適している。 本発明で使用される受容体は活性成分として非
常に多量の銅を含むことができる。そして本発明
で使用される受容体は受容体の総重量に対して金
属銅として計算して、銅が10重量%を超えるよう
にチヤージされるのが好ましい。銅の重量は10重
量%より大きく、好ましくは16重量%より大きく
そして最も好ましくは25重量%より大きくなるの
がよい。この高い銅チヤージ率により、もちろん
受容体はその総重量を基準として非常に高いSO2
吸収能力を有することになる。 本発明において使用される受容体の調製に用い
られるプロセスは前述のフアン・デル・メイイエ
ンによる学位論文(60頁)に詳細に示されてい
る。一般に、本発明において使用される受容体は
銅イオンと細かく分割され懸濁された難溶性の酸
化物の担体とを含む希薄溶液からPH3.5〜PH6で
銅化合物を沈澱させ、比較的長時間加熱するとと
もに強く撹拌して水酸イオンを含む溶液と反応さ
せることによつてえられるものである。この処理
された担体はその後溶液から分離されて、乾燥さ
れ、焼成され、そして還元される。希薄溶液中に
存在する銅イオンは硝酸銅、過塩素酸銅などのよ
うな可溶性銅塩からえられる。前記沈澱において
懸濁液が加熱される温度は使用される特定の懸濁
プロセスに依存する。沈澱が尿素の分解またはそ
れにより生成される水酸基イオンによつてひき起
こされるばあい、前記温度は約80℃から100℃の
範囲にあり、実際上は約90℃である。水酸基イオ
ンを生じる化合物の分解温度を必ずしも規定する
必要のない他の沈澱プロセスが用いられるばあ
い、沈澱温度はより低くてもよい。担体上に沈澱
する銅化合物の粒子を可能な限り細かく分けるに
は強い撹拌が必要である。チヤージされたSiO2
は溶液から通常の手段たとえばろ過によつて分離
され、乾燥した状態で少なくとも350℃で、好ま
しくは少なくとも約400℃で焼成される。温度の
上限値は受容体が不活性とならないように決定さ
れ、それは実際上は約700℃、好ましくは約600℃
である。焼成される時間は2〜10時間が適当であ
り、好ましくは5〜6時間である。 その後水素を含むガスを使用して直接的な還元
が行なわれる。この手順には特別な安全手段は必
要でない。急速な還元を行なうには温度は少なく
とも200℃、好ましくは少なくとも300℃であるべ
きである。その上限値もまた、受容体が極端な高
温の使用により不活性化されないように決定され
る。還元の上限温度は実際上は約600℃であり、
好ましくは約550℃であり、もつとも好ましくは
約500℃である。還元は比較的短時間で行なつて
もよい。 その後銅受容体はそれが使用される前に、好ま
しくは空気中で再酸化される(再酸化は前述のご
とく常に必要とは限らない)。本発明で使用され
る受容体はまた、ドイツ連邦共和国特許明細書第
1767202号および同公開番号3131255の明細書中に
示されている触媒の調整プロセスの変形されたプ
ロセスによつて調製することができる。前記の特
許明細書の実例に述べられている、触媒の活性成
分を形成する金属塩を使用する代わりに、本発明
においては銅溶液とりわけ硝酸銅溶液を使用する
必要がある。 ガスからのSO2除去は200℃から600℃で、さら
には350℃より大きい温度で行なうのが好ましい。
最適温度は当業者には容易に分かるであろう。 ガス中にあつて除去されるべきSO2の量は広範
囲に変化してもよい。たとえばSO2を10%、さら
には20%も含むガスと同様に効果的にSO2を
10ppmから1%しか含まないガスからSO2を除く
ことができる。 もし何らかの技術的プロセスから作られ、そこ
からSO2が除去されるべきガスが、受容体の酸化
銅を硫酸銅に変換するための充分な酵素を含まな
いならば、相当する量の酸素または酸素を与える
何か他の酸化剤を加える必要がある。 実施例から分かるように、本発明のプロセスに
おいて受容体を極めて高い程度でSO2でチヤージ
することができる。そして廃ガス中のSO2の量
は、受容体がほとんどいつぱいにチヤージされる
まで非常に少なく保たれる。すなわち1ppmより
小さく保たれ、この値はほとんど検知限界以下で
ある。このSO2の除去程度は、従来より可能とは
考えられなかつた。このような非常に望ましい効
果が本発明により達成できることは非常におどろ
くべきことである。 チヤージされた受容体の再生は公知の方法で行
なわれる(とくに前述の特許明細書を参照のこ
と)。吸収段階を経た後に主として硫酸銅の形で
銅を含む受容体は、最初に不活性ガス、たとえば
窒素で洗われ、その後還元ガス、たとえば水素を
含むガスまたは純粋水素で還元される。再生中の
温度は100℃から500℃の範囲内であり、200℃よ
り高いのが好ましく、250℃より高いのがさらに
好ましい。本発明の受容体は大きな温度変動に対
し非常に鈍感である。すなわちSO2にチヤージお
よび再還元を、それぞれ比較的低い温度または比
較的高い温度で行なつてもよい。 実際には純粋な水素により再生または還元が行
なわれ、その水素がほとんど完全に、チヤージさ
れた受容体と反応し実際上純粋なSO2を生成する
ので、再生において不活性キヤリアガス(inert
carrier gas)が使用されるばあいにはそれとほ
とんど純粋なSO2が混合されたガスの流れとな
る。SO2を含んだこのガスは各種用途に非常に好
適に用いられる。 〔実施例〕 以下実施例により本発明を説明する。 調製例において使用される受容体はドイツ共和
国連邦特許明細書番号1767202および公開番号
3131255の明細書中に記載された方法によつて調
製される。 しかしながら受容体は、担体(carrier)、活性
金属およびKCNOの加水分解の組合せによつて
生じる沈澱のような他の知られた方法によつも調
製されうる。 吸収されたイオウの銅触媒に対するモル比は吸
収プロセス中に0.9を超えるべきでなく、好まし
くは0.8、もつとも好ましくは0.7を越えるべきで
ない。というのは吸収中に非常に低い融点を有す
る硫酸銅が形成されるからである。硫酸銅の量が
多すぎるばあいは、さらに先の工程の触媒の還元
中に焼結が生じる。 製造例 1 57.3gのCu(NO3)2・3H2Oが脱イオン化した
1.4の水に溶解された。溶液のPHは硝酸を数滴
加えて2に調整された。細かく分割された106g
のシリカ(登録商標AEROSIL 200V)が1.5の
脱イオン水中に懸濁され、この懸濁液のPHは前記
同様の方法によつて2に調整された。40gの尿素
が0.7の脱イオン水に溶解され、この溶液のPH
は前記同様に2に調整された。 SiO2懸濁液、尿素溶液および硝酸銅溶液があ
らかじめ90℃に加熱された4.8の容量の器に順
次入れられた。脱イオン水がその後加えられ総量
が4.5にされた。懸濁液は連続的に強く撹拌さ
れた。沈澱完了後にチヤージされた担体は懸濁液
から分離され、洗浄されて、120℃で24hr乾燥さ
れ、その後小さくされた。約0.8mmの寸法の粒子
へと小さくされた1gの担体が窒素雰囲気中で最
初に450℃まで上昇する温度中に2時間、その後
450℃で2時間焼成された。 受容体はその後100℃以下の温度に冷却され、
10%の水素と90%の窒素の混合物を、最初に450
℃まで上昇する温度で2時間、その後450℃で1
時間通過させて還元された。えられた受容体は該
受容体の総重量に対し約10重量%の金属銅を含ん
でいた。 ガスと有効に接触する銅の有効表面積は金属銅
1g当り約85m2であつた(測定は前述の方法で行
なわれた)。 還元後、受容体は本発明のプロセスに使用され
うるよう酸素を含むガスを受容体上に通過させる
ことによつて再酸化される。 製造例 2 16.3gのCu(NO3)2・3H2Oが脱イオン水に溶解
された。溶液のPHは硝酸を数滴加えて2に調整
された。細かく分割された10gのシリカ
(AEROSIL)が0.5の脱イオン水中に懸濁され、
この懸濁液のPHは前記同様に2に調整された。
1.5の容積の器が沈澱のために90℃に加熱され、
その器にシリカの懸濁液が入れられ、その後20g
の尿素を含む300mlの尿素溶液が加えられた。尿
素の分解中、PHは自動調整装置と硝酸の注入に
より一定値(PH=5)に保たれた。PHが5に調
整された後に硝酸銅溶液が0.4ml/分の速度で懸
濁液の表面下に注入された。同時に懸濁液は強く
撹拌された。前記注入が完了した後、チヤージさ
れた担体が溶液から分離され、洗浄されて、120
℃で24時間乾燥されその後ペレツト化
(pelletized)された。1gの受容体が約0.8mmの
平均直径の粒子に破壊され、焼成されて、製造例
1に示すように還元された。 受容体は該受容体の総重量に対し30重量%の銅
を含んでいた。有効表面積は91.0m2/g(銅)で
あつた。 実施例 1 ガス流からのSO2の分離に用いられる再生プロ
セスにおける酸化銅の挙動が本実施例で調べられ
た。 使用された受容体は製造例1に従つて調製され
た。約30mlの体積の吸収剤15gが3.0cmの内径の
石英反応管中に入れられた。チヤージされた銅の
重量は触媒の総重量の10重量%に達した。 吸収剤は漸次に500℃に上昇する温度で窒素ガ
ス中に酸素を10容量%含む混合ガスで前処理され
た。 この前処理の後に吸収剤が400℃に冷却された。 吸収剤上を443ppmのSO2、10498ppmのO2と、
残りが窒素からなる混合ガスを通過せしめた。 SO2が一定の時間定量的に吸収された。この時
間中吸収反応体を離れるガス中のSO2の濃度は
1ppm未満であつた。 破過の最初の徴侯は234分後に生じた。そのと
き銅に対するSO2のモル比は0.65であつた。 吸収反応体を離れるガス中のSO2濃度が
100ppmに上昇したとき、SO2の累積的吸収量は
吸収剤中の銅の1分子当り0.75分子に達した。 SO2濃度が200ppmとなる破過でこの比は0.82
に達した。 完全な破過の後、吸収剤が窒素中に水素を
1182ppm含む400℃のガスで再生された。還元中、
反応体から離れるガス中には実質上水素が見出さ
れなかつた。 水素の破過は水素濃度の非常に急激な上昇で生
じ、同時にSO2濃度の降下が生じた。 水素破過の後、反応体を離れるガス中にSO2は
見出されなかつた。 実施例 2 本実施例においてもガス流からのSO2の分離に
用いられる再生プロセスにおける酸化銅の挙動が
調べられた。 使用された受容体は製造例2に従つて調製され
た。約30mlの体積の吸収剤15gが3.0cmの内径の
石英反応管中に入れられた。チヤージされた銅の
重量は触媒の総重量の30重量%に達した。 吸収剤は漸次に500℃に上昇する温度で窒素ガ
ス中に酸素を10容積%含む混合ガスで前処理され
た。 この前処理の後に吸収剤が400℃に冷却された。 吸収剤上を443ppmのSO2と、10498ppmのO2
と、残りが窒素からなる混合ガスを通過せしめ
た。 SO2が一定時間定量的に吸収された。この時間
中吸収反応体を離れるガス中のSO2の濃度は
1ppm未満であつた。 破過の最初の徴候が現われた時点での銅に対す
るSO2のモル比は0.45に達した。 完全な破過の後、吸収剤が窒素中に水素を
1182pp含む400℃のガスで再生された。還元中、
反応体を離れるガス中に実際上水素は見出されな
かつた。 水素の破過は水素濃度の非常に急激な上昇によ
つて生じ、同時にSO2濃度の降下が生じた。水素
破過の後、反応体を離れるガス中にSO2は見出さ
れなかつた。 実施例 3 ガス流からのSO2の分離に用いられる再生プロ
セスにおける酸化銅の挙動が本実施例で調べられ
た。 内径が1.5cmの円筒状のステンレススチール製
の反応管が、30mlの体積の受容体で17cmの高さま
で充填された。この受容体には1.46gの銅が含ま
れていた。受容体粒子の大きさは1mmから1.4mm
のあいだにあつた。 吸収剤は製造例1に従つて調製された。しかし
活性化は製造例1に示された方法とはわずかに異
なつた。すなわち吸収剤は120℃で乾燥され小さ
くされた後に、窒素雰囲気中で最初に400℃まで
上昇する温度で1時間、その後400℃で2時間焼
成された。 受容体はその後100℃に冷却され、10容量%の
水素と90容量%の窒素の混合ガスを最初に400℃
まで上昇する温度で1時間、その後400℃で12時
間受容体上に通過させることによつて還元され
た。 この方法による還元の後において、ガスと有効
接触する銅の有効表面積は金属銅の1g当り85m2
となり、銅の量は約10.2重量%となつた。 還元された受容体は使用に先だつて再酸化され
なかつた。 1000ppmのSO2、30000ppmのO2、残りが窒素
からなる混合ガスを400℃で体積速度104/hr、線
速度47cm/sで吸収剤上を通過させた。 第1図には、反応体を離れるガスのSO2の量が
時間に対してプロツトされている。一定の時間、
SO2濃度は検知レベル以下であつた。 破過の最初の徴候は、1.8時間後に生じた。そ
の時の銅に対するSO2のモル比は0.4であつた。 流出ガス中のSO2の量が100ppmに達したとき
SO2の累積吸収量は吸収剤中の銅1分子当り0.48
分子に達した。 流出ガス中のSO2濃度が200ppm、400ppm、
800ppmとなる破過時点で前記モル比はそれぞれ
0.52、0.57および0.64に達した。 完全な破過の後に、吸収剤は窒素中に水素を
3000ppm含む400℃の体積速度104/hr、線速度47
cm/sのガスで再生された。 第2図には流出ガス中のSO2および水素の量が
時間に対してプロツトされている。還元プロセス
のあいだ、反応体を離れるガス中に実際上水素は
見出されなかつた。 水素の破過は流出ガス中の水素濃度の非常に急
激な上昇によつて生じ、同時に流出ガス中のSO2
濃度が低下しほとんどすぐに検知レベル以下とな
つた。 流出ガスはSO3もH2Sも含まない。 流出ガス中に水素が最初に現われた時点で、受
容体中に含まれるSO2の99%以上が回復された。 再生されているあいだ、反応体を離れるガス中
に硫化水素は検知されなかつた。 〔効果〕 前述のおよび従来ガスの脱硫に使用された銅受
容体の公知の再生プロセスにおいてはSO2、硫化
水素および硫化銅が以下の反応によつて生じる。 1 CuSO2+2H2→Cu+SO2+2H2O 2 CuSO2+4H2→CuS+4H2O 3 2CuSO4+6H2→Cu2S+6H2O+SO2 4 Cu2S+H2→2Cu+H2S 硫化銅を経ての硫酸銅の還元においては、反応
1による直接還元より銅1原子当りさらに多くの
水素が必要となる。それ故反応2,3および4は
非常に望ましくない。再生中に直接還元のみが生
じるということが本発明によるプロセスの特別の
利点である(煙道ガス脱硫指針研究。巨大装置の
調査第1段。1979年NTISの付録95−Lの銅酸化
物煙道ガス脱硫プロセス) 純粋なSO2をうるためにこの非常に毒性の強い
化合物の除去に対して特別に困難な洗條ステツプ
が必要となるので、硫化水素の形成は極めて不利
である。このことは、明らかにプロセスの経済上
効果でない。非常に純粋に濃縮されたSO2が再生
プロセスでえられるということは本発明の方法の
非常に驚くべきそして都合のよい効果である。
第1図は実施例3のSO2吸収過程において反応
体を離れるガス中のSO2濃度を示す図、第2図は
同じく実施例3の再生時における流出ガス中の
SO2濃度および水素濃度を示す図である。
体を離れるガス中のSO2濃度を示す図、第2図は
同じく実施例3の再生時における流出ガス中の
SO2濃度および水素濃度を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 SO2とO2を含む混合ガスからSO2を除去する
方法において、前記混合ガスが熱安定性を有する
不活性な担体上に銅を含んだ受容体と接触するよ
うに導入され、該接触によりSO2を吸収して飽和
した受容体が前記混合ガスとの接触を終了した後
に還元ガスと接触することによつて再生され、さ
らにこの再生された受容体が再び前記混合ガスと
接触し、そして前記受容体において、前記銅を熱
安定性担体上に還元された状態で細かく分けて分
散させるとともに、担体上の金属銅がそれの1g
当りにつき50m2を超える有効表面積を有するよう
にし、受容体が該受容体の総重量に対して金属銅
として計算して8重量%を超える銅でチヤージさ
れることを特徴とするSO2とO2を含む混合ガスか
らSO2を除去する方法。 2 受容体が該受容体の総重量に対し金属銅とし
て計算して10重量%を超える銅でチヤージされる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
法。 3 受容体が該受容体の総重量に対し金属銅とし
て計算して16重量%を超える銅でチヤージされる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
法。 4 受容体が該受容体の総重量に対し金属銅とし
て計算して25重量%を超える銅でチヤージされる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
法。 5 銅が銅1g当りにつき60m2を超える有効表面
積を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
項,第2項,第3項または第4項記載の方法。 6 銅が銅1g当りにつき80m2を超える有効表面
積を有すことを特徴とする特許請求の範囲第1
項,第2項,第3項または第4項記載の方法。 7 熱安定性を有する前記担体がシリカであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項,第2項,
第3項または第4項記載の方法。
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