JPH0536134A - 光磁気記録媒体 - Google Patents
光磁気記録媒体Info
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- JPH0536134A JPH0536134A JP21308191A JP21308191A JPH0536134A JP H0536134 A JPH0536134 A JP H0536134A JP 21308191 A JP21308191 A JP 21308191A JP 21308191 A JP21308191 A JP 21308191A JP H0536134 A JPH0536134 A JP H0536134A
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- Japan
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- magneto
- mnbi
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 MnBi系化合物を記録材料とする光磁気記
録ディスクの再生信号を大きくし、記録再生特性の繰り
返し安定性を高める。 【構成】 記録材料をMnBi−X(但し、XはBとC
のうちの少なくとも1種類を示す。)3とする。BとC
は、イオン半径が小さいため、MnBiの格子間位置に
入り、MnBiの低温相から高温相への構造相転移を抑
えることができる。このため、熱磁気書き込みをした場
合も、室温で準安定状態の高温相が残ることはない。
録ディスクの再生信号を大きくし、記録再生特性の繰り
返し安定性を高める。 【構成】 記録材料をMnBi−X(但し、XはBとC
のうちの少なくとも1種類を示す。)3とする。BとC
は、イオン半径が小さいため、MnBiの格子間位置に
入り、MnBiの低温相から高温相への構造相転移を抑
えることができる。このため、熱磁気書き込みをした場
合も、室温で準安定状態の高温相が残ることはない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気記録媒体に関し、
さらに詳しくは書き換え可能な光磁気ディスク等に用い
られ、磁気カー効果あるいは磁気ファラデー効果等の磁
気光学効果を用いて読み出すことのできる光磁気記録媒
体に関する。
さらに詳しくは書き換え可能な光磁気ディスク等に用い
られ、磁気カー効果あるいは磁気ファラデー効果等の磁
気光学効果を用いて読み出すことのできる光磁気記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録媒体の材料としては、主とし
て以下の条件が要求される。 (a)垂直磁化膜であること。 (b)大きな保磁力を有していること。 (c)カー回転角が大きいこと。 Fe,Co等にTb,Gd等の重希土類を添加した場
合、磁気異方性が増加し垂直磁化膜になることが知られ
ている。こうしたことから、光磁気記録媒体の材料とし
てGdTbFe,DyFe,GdCo,TbCo,Tb
DyFe,TbFeCo等の重希土類−3d遷移金属非
晶質合金薄膜が前記の条件を満足し、かつ量産に適し、
読み出しノイズのないことから有望とされている。特に
TbFeCoは、有望視され、実用材料となっている。
て以下の条件が要求される。 (a)垂直磁化膜であること。 (b)大きな保磁力を有していること。 (c)カー回転角が大きいこと。 Fe,Co等にTb,Gd等の重希土類を添加した場
合、磁気異方性が増加し垂直磁化膜になることが知られ
ている。こうしたことから、光磁気記録媒体の材料とし
てGdTbFe,DyFe,GdCo,TbCo,Tb
DyFe,TbFeCo等の重希土類−3d遷移金属非
晶質合金薄膜が前記の条件を満足し、かつ量産に適し、
読み出しノイズのないことから有望とされている。特に
TbFeCoは、有望視され、実用材料となっている。
【0003】一方、光磁気記録の高密度化の手段として
短波長レーザを使用し、記録領域を小さくすることが検
討されている。しかし、重希土類−3d遷移金属非晶質
合金薄膜は、波長が短くなるにしたがってカー回転角が
小さくなるため、短波長レーザにより再生した場合、再
生出力が低下する。このため、新たな短波長用光磁気記
録材料が必要になる。MnBi化合物は、基板上にBi
とMnを順次成膜したMn−Bi積層膜を加熱し反応さ
せると、BiのC軸配向性が保存されて、C軸配向のM
nBi化合物となる。MnBi化合物は、C軸に強い磁
気異方性を有するために垂直磁化膜となる。また、Mn
Bi化合物は、短波長域においてもカー回転角が大きい
ため短波長用光磁気記録材料として有望である。基板上
にBiとMnを順次成膜したMn−Bi積層膜を加熱し
反応させるためには、300℃以上の温度雰囲気中に積
層膜を保持する必要があり、一般的には酸化防止のため
に真空電気炉内で反応を行っている。
短波長レーザを使用し、記録領域を小さくすることが検
討されている。しかし、重希土類−3d遷移金属非晶質
合金薄膜は、波長が短くなるにしたがってカー回転角が
小さくなるため、短波長レーザにより再生した場合、再
生出力が低下する。このため、新たな短波長用光磁気記
録材料が必要になる。MnBi化合物は、基板上にBi
とMnを順次成膜したMn−Bi積層膜を加熱し反応さ
せると、BiのC軸配向性が保存されて、C軸配向のM
nBi化合物となる。MnBi化合物は、C軸に強い磁
気異方性を有するために垂直磁化膜となる。また、Mn
Bi化合物は、短波長域においてもカー回転角が大きい
ため短波長用光磁気記録材料として有望である。基板上
にBiとMnを順次成膜したMn−Bi積層膜を加熱し
反応させるためには、300℃以上の温度雰囲気中に積
層膜を保持する必要があり、一般的には酸化防止のため
に真空電気炉内で反応を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MnB
i化合物を光磁気記録材料として用いるためには次のよ
うな問題点がある。光磁気記録媒体の記録の原理は、レ
ーザ照射により記録材料の温度が磁気転移点を越えた部
分の磁化が、冷却過程で外部磁界の方向に向くことによ
る。MnBi化合物の磁気転移点は、1次の構造相転移
点と一致しているため、記録時の冷却過程で結晶構造の
異なる高温相が準安定状態として室温に残ることにな
る。この高温相のカー回転角はNiAs型の低温相より
も小さいため、再生出力は低下してしまう。また、記録
・消去・再生を繰り返す過程で準安定状態の高温相が、
低温相に変態するため、記録情報が保存されなくなる。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決して、
再生信号が大きく、記録再生特性の繰り返し安定性の良
好なMnBi系化合物を記録材料とする光磁気記録媒体
を提供することを目的とする。
i化合物を光磁気記録材料として用いるためには次のよ
うな問題点がある。光磁気記録媒体の記録の原理は、レ
ーザ照射により記録材料の温度が磁気転移点を越えた部
分の磁化が、冷却過程で外部磁界の方向に向くことによ
る。MnBi化合物の磁気転移点は、1次の構造相転移
点と一致しているため、記録時の冷却過程で結晶構造の
異なる高温相が準安定状態として室温に残ることにな
る。この高温相のカー回転角はNiAs型の低温相より
も小さいため、再生出力は低下してしまう。また、記録
・消去・再生を繰り返す過程で準安定状態の高温相が、
低温相に変態するため、記録情報が保存されなくなる。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決して、
再生信号が大きく、記録再生特性の繰り返し安定性の良
好なMnBi系化合物を記録材料とする光磁気記録媒体
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、膜面に垂直な
磁気容易軸を有するMnBi−X(但し、XはボロンB
と炭素Cのうちの少なくとも1種類を示す。)で表され
る組成の化合物を情報記録材料とすることを特徴とする
光磁気記録媒体である。
磁気容易軸を有するMnBi−X(但し、XはボロンB
と炭素Cのうちの少なくとも1種類を示す。)で表され
る組成の化合物を情報記録材料とすることを特徴とする
光磁気記録媒体である。
【0006】
【作用】NiAs型MnBi化合物の構造相転移は、M
nが6配位の格子位置から、5配位の格子間位置に移動
することにより発生する。そのため、格子間位置を他の
原子であらかじめ埋めてしまうことにより低温相を安定
化させることができる。BとCは、イオン半径が小さい
ため格子間位置に選択的にはいることができ、構造相転
移を抑えることができる。
nが6配位の格子位置から、5配位の格子間位置に移動
することにより発生する。そのため、格子間位置を他の
原子であらかじめ埋めてしまうことにより低温相を安定
化させることができる。BとCは、イオン半径が小さい
ため格子間位置に選択的にはいることができ、構造相転
移を抑えることができる。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について、図面を参照し
て詳細に説明する。図1は、本発明の実施例における光
磁気記録媒体の部分断面図を示すものである。この光磁
気記録媒体は、ガラス基板1上に、中間層(スパッタに
よる窒化珪素膜)2を95nmの厚さに、MnBi−B
層(10at% B)3を蒸着で20nmの厚さに、干渉
層(スパッタによる窒化珪素膜)4を20nmの厚さ
に、反射層(スパッタによるAl膜)5を30nmの厚
さに順次成膜し、NiAs型化合物を形成するように熱
処理した。この記録媒体を構造相転移温度以上に加熱し
た後、室温に急冷したところ、カー回転角の変化は見ら
れなかった。MnBi−B層の成膜には、蒸着法のほ
か、スパッタ法、イオンプレーティング法、イオンクラ
スタービーム法等が可能である。また、MnBi−C記
録層においても同様の効果がみられた。
て詳細に説明する。図1は、本発明の実施例における光
磁気記録媒体の部分断面図を示すものである。この光磁
気記録媒体は、ガラス基板1上に、中間層(スパッタに
よる窒化珪素膜)2を95nmの厚さに、MnBi−B
層(10at% B)3を蒸着で20nmの厚さに、干渉
層(スパッタによる窒化珪素膜)4を20nmの厚さ
に、反射層(スパッタによるAl膜)5を30nmの厚
さに順次成膜し、NiAs型化合物を形成するように熱
処理した。この記録媒体を構造相転移温度以上に加熱し
た後、室温に急冷したところ、カー回転角の変化は見ら
れなかった。MnBi−B層の成膜には、蒸着法のほ
か、スパッタ法、イオンプレーティング法、イオンクラ
スタービーム法等が可能である。また、MnBi−C記
録層においても同様の効果がみられた。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による光磁
気記録媒体は、磁気転移点以上の温度から急冷した場合
もカー回転角に変化はなく、本発明は高性能な光磁気記
録媒体を提供するという効果を有する。
気記録媒体は、磁気転移点以上の温度から急冷した場合
もカー回転角に変化はなく、本発明は高性能な光磁気記
録媒体を提供するという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
1 ガラス基板 2 中間層 3 MnBi−B層 4 干渉層 5 反射層
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 膜面に垂直な磁気容易軸を有するMnB
i−X(但し、XはボロンBと炭素Cのうちの少なくと
も1種類を示す。)で表される組成の化合物を情報記録
材料とすることを特徴とする光磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21308191A JPH0536134A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 光磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21308191A JPH0536134A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 光磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0536134A true JPH0536134A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16633238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21308191A Pending JPH0536134A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 光磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0536134A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07192336A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-28 | Nec Corp | 光磁気記録媒体の製造方法および光磁気記録媒体 |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP21308191A patent/JPH0536134A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07192336A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-28 | Nec Corp | 光磁気記録媒体の製造方法および光磁気記録媒体 |
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