JPH0536179U - 圧力制御弁 - Google Patents

圧力制御弁

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JPH0536179U
JPH0536179U JP6966691U JP6966691U JPH0536179U JP H0536179 U JPH0536179 U JP H0536179U JP 6966691 U JP6966691 U JP 6966691U JP 6966691 U JP6966691 U JP 6966691U JP H0536179 U JPH0536179 U JP H0536179U
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弘治 金内
忠治 横田
重明 山室
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株式会社アツギユニシア
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 いっそうの圧力制御弁のコンパクト化、およ
び、プランジャ部による摺動支持負担の軽減、バルブス
プールとバルブ穴との軸出しの容易性向上を図ること。 【構成】 第1・第2ソレノイド5a,5bの吸引力が
作用する磁性体より成るプランジャ部54a,54bを
バルブスプール4の両端部に一体に設け、このプランジ
ャ部54a,54bによりバルブスプール4の端部ラン
ドを構成した。さらに、第1・第2絞り用ランド4a,
4bを第1・第2出力ポート11a,11bに対しオー
バラップ状態で設けてバルブスプール4の中央部の摺動
支持を行うこととし、両ランド4a,4bにノッチ4
j,4k,4m,4nを形成して絞りq,r,s,tを
形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車載の操舵装置やその他産業機器等に適用される圧力制御弁に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来の圧力制御弁として、例えば、特開昭63−231003号公報に記載さ れているようなものが知られている。
【0003】 この従来の圧力制御弁は、バルブボディのバルブ穴内に摺動可能に設けられた バルブスプールと、このバルブスプールに形成され、摺動に基づいて第1・第2 出力回路と液圧供給回路およびドレーン回路との間の絞り量を制御して両出力回 路の出力液圧を制御可能な第1・第2絞りランド、および、両絞りランドとの間 に液室を画成すると共に、バルブスプールの端部の摺動支持を行う第1・第2端 部ランドと、前記第1出力回路の出力液圧増圧方向に摺動させる第1ソレノイド および第2出力回路の出力液圧増圧方向に摺動させる第2ソレノイドと、この第 1・第2出力回路の出力液圧減圧方向にそれぞれスプールを押し戻す第1・第2 セットスプリングとを備えたものであった。そして、前記ソレノイドは、吸引力 を受けて移動するプランジャと、このプランジャの移動をバルブスプールに伝達 するロッドとを備えていた。
【0004】 しかしながら、上述の従来の圧力制御弁では、ソレノイドの吸引力に基づくプ ランジャの作動をロッドを介してバルブスプールに伝達するような構造であるた め、このロッドを介する分だけ圧力制御弁が軸方向に長くなって、圧力制御弁を 小型化しにくいという問題があった。
【0005】 そこで、本願出願人は、上述の問題を解決すべく、実願平1−130069号 の圧力制御弁を出願した。この圧力制御弁は、絞り用ランドと端部ランドとを有 したバルブスプールの端部に、ソレノイドの吸引力が作用するプランジャ部を一 体に形成した構造であった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の本願出願人による先願の圧力制御弁にあっても、絞り用 ランドおよび端部ランドを有したバルブスプールの端部にプランジャ部が設けら れた構造であるため、バルブスプールの軸長が長くて圧力制御弁が大型となるも ので、さらなるコンパクト化が望まれていた。
【0007】 本考案は、上述の従来の問題点に着目して成されたもので、バルブスプールの 軸長を短縮してさらに圧力制御弁のコンパクト化を図ることを各請求項共通の目 的とし、さらに、請求項2では、プランジャ部によるバルブスプール端部の摺動 支持負担の軽減、および、潤滑作用の向上による摺動抵抗の軽減を図ることを目 的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案請求項1記載の圧力制御弁では、バルブ ボディのバルブ穴内に摺動可能に設けられたバルブスプールと、このバルブスプ ールに形成され、バルブスプールの摺動に基づいて出力回路と液圧供給回路およ びドレーン回路との間の絞り量を制御して出力回路の出力液圧を制御可能な絞り 用ランド、および、この絞り用ランドと離間してバルブスプールの端部に形成さ れ、絞り用ランドとの間に液室を画成すると共に、バルブスプール端部の摺動支 持を行う端部ランドと、前記バルブスプールを出力液圧増圧方向に摺動させるソ レノイド、および、バルブスプールを出力液圧減圧方向に押し戻すセットスプリ ングとを備えた圧力制御弁において、前記バルブスプールの端部に、ソレノイド の吸引力が作用する磁性体で形成されたプランジャ部を一体に設け、このプラン ジャ部で前記端部ランドを形成した。
【0009】 また、請求項2記載の圧力制御弁は、前記出力回路に接続されてバルブ穴に形 成された出力ポートに対しオーバラップ状態で絞り用ランドが設けられ、この絞 り用ランドに形成されたノッチにより絞りを形成した。
【0010】
【作用】
ソレノイドに通電すると、このソレノイドの吸引力がバルブスプールの端部に 一体に設けたプランジャ部に作用し、つまり、バルブスプールに直接作用し、こ の吸引力がセットスプリングのセット荷重より大きくなった時点でバルブスプー ルが摺動を開始し、この摺動で出力液圧が上昇する。
【0011】 このように本考案では、バルブスプールの端部にソレノイドの吸引力が作用す るプランジャを一体に設けたことで、バルブスプールとプランジャとの間にロッ ドを介するものに比べて圧力制御弁をその軸方向にコンパクト化することができ る。
【0012】 また、バルブスプールにあっては、プランジャ部により端部ランドを形成する ようにしたため、プランジャ部とは別個に端部ランドを有しているものに比べ、 バルブスプールを軸方向に短縮することができ、圧力制御弁を軸方向にさらにコ ンパクト化することができる。
【0013】 また、バルブスプールの摺動開始時期は、セットスプリングのセット荷重を調 整することで変化させることができるもので、本考案の圧力制御弁の場合、バル ブスプールの端部にプランジャ部を設けたため、セットスプリングの付勢力がプ ランジャ部を介してバルブスプールに入力されるようにセットスプリングを配置 することができる。従って、このセットスプリングを、プランジャの外側、さら には、ソレノイドよりも外側に配置させることができる。 このように、セットスプリングをソレノイドよりも外側に配置させることが可 能であるから、セットスプリングのセット力を調整するための機構をソレノイド よりも外側、即ち、圧力制御弁の外側位置に配置させることが容易であり、この ような構成とすることで、セット力の調整をソレノイドの取付位置を変更するこ となく行うことができる。
【0014】 さらに、本考案の請求項2記載の圧力制御弁では、バルブスプールの摺動が絞 り用ランドによりバルブボディ側で支持されることから、プランジャ部による摺 動支持負担が軽減されて、プランジャ部およびこれを支持する部分の偏摩耗が防 止されると共に、高圧な出力ポート付近にランドを設けるためランドの隙間を流 れる油が多くなり、潤滑作用が良くなる。このため摺動抵抗が軽減できる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面により詳述する。 まず、実施例の構成について説明する。尚、この実施例は請求項2記載の考案 に対応したものである。
【0016】 図1は、本考案一実施例の圧力制御弁を示す断面図であって、この圧力制御弁 は、第1出力回路S1および第2出力回路S2の出力液圧P1 ,P2 を制御する ものである。このような、2つの出力回路S1,S2の出力液圧P1 ,P2 の液 圧制御は、例えば、後輪の舵角制御装置の作動に用いられ、このような舵角制御 装置では、第1出力回路S1の出力液圧上昇により後輪が右に転舵され、逆に第 2出力回路S2の出力液圧上昇により後輪が左に転舵されるというような作動が 成されるものであって、通常この制御は前輪の操舵に応答して成されるもので、 精度の高い制御が望まれる。
【0017】 図において、1はバルブボディであって、このバルブボディ1には、バルブ穴 11が穿設されている。そして、このバルブ穴11には、第1出力ポート11a および第2出力ポート11bが形成され、両ポート11a,11b間位置には液 圧供給回路2が接続され、また、両ポート11a,11bの外側位置にはドレー ン回路3が接続されている。
【0018】 なお、前記第1出力ポート11aは第1出力回路S1に接続され、一方、第2 出力ポート11bは第2出力回路S2に接続されている。また、前記液圧供給回 路2にはポンプPからの液圧が供給されるようになっている。また、前記ドレー ン回路3は、リザーバタンクTに接続されていて、大気圧となっている。
【0019】 前記バルブ穴11にはバルブスプール4が摺動可能に内蔵されている。このバ ルブスプール4には、前記第1出力ポート11aにオーバラップ状態で設けられ た第1絞り用ランド4aと、第2出力ポート11bにオーバラップ状態で設けら れた第2絞り用ランド4bとが形成されている。そして、図2にもその詳細を示 すように、両絞り用ランド4a,4bにおける周面の両側縁部の一部には、第1 ノッチ4j,4kおよび第2ノッチ4m,4nが形成され、これらノッチ4j, 4k,4m,4nにより前記第1・第2出力ポート11a,11bにそれぞれア ンダラップ状態で絞りq,rおよび絞りs,tが形成され、これら絞りq,r, s,tの開度を調整して、前記液圧供給回路2から導かれた液圧の両出力回路S 1,S2への供給量およびドレーン回路3へのドレーン量を制御するようになっ ている。
【0020】 即ち、このバルブスプール4は、図中左方向に摺動すると、第1出力ポート1 1aではドレーン側の絞りqが狭まると共に液圧供給側の絞りrが広がって第1 出力回路S1への出力液圧P1 が上昇し、一方、バルブスプール4が、逆に図中 右方向に摺動した場合には、絞りtが狭まると共に絞りsが広がって第2出力回 路S2の出力液圧P2 が上昇する。
【0021】 前記バルブスプール4の摺動は、第1,第2ソレノイド5a,5bにより成さ れる。即ち、バルブ穴11の両端位置のバルブボディ1には、それぞれ、第1ソ レノイド5aおよび第2ソレノイド5bが設けられていて、両ソレノイド5a, 5bに通電すると、その発生吸引力により、直接バルブスプール4を摺動させる もので、第1ソレノイド5aへ通電すると、バルブスプール4は図中左に摺動し て第1出力回路S1の出力液圧P1 が上昇し、逆に、第2ソレノイド5bに通電 すると第2出力回路S2の出力液圧P2 が上昇する。
【0022】 前記第1・第2ソレノイド5a,5bは、ソレノイドボディ部B1 ,B2 と、 コイル部K1 ,K2 と、プランジャ部54a,54bとを備えている。
【0023】 前記ソレノイドボディ部B1 ,B2 は、前記バルブボディ1の端面にボルト6 0a,60bで固定されたベース51a,51bと、このベース51a,51b に嵌合固定された中間シリンダ56a,56bと、この中間シリンダ56a,5 6bに嵌合された後部シリンダ58a,58bとで構成されている。
【0024】 前記コイル部K1 ,K2 は、コイル53a,53bと、このコイル53a,5 3bが巻かれた非磁性体よりなるホビン55a,55bと、このホビン55a, 55bの外周をカバーするコイルケーシング52a,52bで構成されている。 そして、このコイル部K1 ,K2 は、前記ソレノイドボディ部B1 ,B2 の外周 に着脱自在に装着され、後部シリンダ58a,58bの端部外周に螺合された締 結ナット59a,59bで交換可能に取り付けられている。
【0025】 また、前記ベース51a,51bの中心部に、バルブ穴11よりも少し大径の プランジャ室を形成する貫通穴57a,57bが形成され、この貫通穴57a, 57b内には、バルブスプール4の両端部を延長して形成された小径部4g,4 hが挿入されていて、この小径部4g,4hの基部外周に前記プランジャ部54 a,54bが嵌合固定されている。そして、前記貫通穴57a,57bにはプラ ンジャ部54a,54bの摺動を案内する摺動支持部材としてのブッシュ100 a,100bが設けられている。
【0026】 そして、前記プランジャ部54a,54bは、バルブ穴11を摺動可能な外径 に形成され、これにより、このプランジャ部54a,54bは、前記絞り用ラン ド4a,4bとの間に、ドレーン回路3に連通された液室を画成し、かつ、バル ブスプール4の端部の摺動支持を行う端部ランドを構成している。なお、前記プ ランジャ部54a,54bは磁性体で形成されるのに対し、バルブスプール4は 非磁性体で形成されている。
【0027】 また、バルブスプール4の小径部4g,4hの両端部は後部シリンダ58a, 58bの中心部に穿設された貫通穴71a,71b内に挿通されている。
【0028】 そして、この貫通穴71a,71bの端面には、大径穴73a,73bが形成 されている。この大径穴73a,73bには、センタリングスプリング(セット スプリング)4e,4fのセット力を調整するための調整部材8a,8bが螺合 されている。つまり、前記貫通穴71a,71bとこの調整部材8a,8bとで 第1・第2背室1a,1bが形成されており、この調整部材8a,8bの外側突 出部にはロックナット74a,74bが螺合され、また、調整部材8a,8bの 第1・第2背室1a,1b側端面の軸心部には段付き円柱状のストッパ部材80 a,80bがバルブスプール4の方向へ向けて突出状に設けられている。
【0029】 また、前記両背室1a,1b間が連通路90で連通されていると共に、この連 通路90の途中にはバルブスプール4のダンピングを防止する絞り91a,91 bが形成されている。
【0030】 また、前記バルブスプール4は、その小径部4g,4hの両端面と両調整部材 8a,8bとの間に介装されたセンタリングスプリング(セットスプリング)4 e,4fによって弾性支持されていて、両出力液圧P1 ,P2 が同じ液圧となる 中立位置に配置されるよう摺動付勢されている。
【0031】 このセンタリングスプリング4e,4fとバルブスプール4との間には、リテ ーナ41a,41bが介在されている。このリテーナ41a,41bには、バル ブスプール4が中立位置となるとバルブボディ1に当接されるフランジ42a, 42bが形成されていて、バルブスプール4の中立位置や、センタリングスプリ ング4e,4fから離れる方向へ摺動した状態では、弾発力がバルブスプール4 へ伝達されないようになっている。
【0032】 前記バルブスプール4の両端軸心部には、第1ピストン摺動孔63aおよび第 2ピストン摺動孔63bが形成されている。さらに、ピストン摺動孔63a,6 3bには、両端が丸まった円柱形状の第1パイロットピストン64aおよび第2 パイロットピストン64bが摺動自在に挿入されている。
【0033】 そして、両ピストン摺動孔63a,63bは、バルブスプール4に形成された 第1フィードバック液圧導入孔61aおよび第2フィードバック液圧導入孔61 bにより、それぞれ、第1出力ポート11aと第2出力ポート11bとに連通さ れ、両パイロットピストン64a,64bは、一端面側がフィードバック液圧を 受圧する受圧面65a,65bとなっていると共に、他端側が各ピストン摺動孔 63a,63bの外部に突出し、前記ストッパ部材80a,80bの先端面に当 接するようになっている。 なお、図中81a,81bはシールリングを示している。
【0034】 次に、実施例の作用を説明する。
【0035】 (イ)中立時 通常、バルブスプール4はセンタリングスプリング4e,4fの付勢力によっ て中立位置に保持されていて、液圧供給回路2から導かれた作動液は液圧導入側 の絞りq,sを通過してそれぞれドレーン側の絞りr,tからドレーン回路3を 通ってリザーバタンクTへ還流される。
【0036】 (ロ)第1ソレノイド5a駆動時 第1ソレノイド5aに通電すると吸引力が発生してプランジャ部54aに作用 し、この吸引力がセンタリングスプリング4eのセット荷重より大きくなった時 点で、バルブスプール4を図中左方向に摺動させる。
【0037】 このバルブスプール4の摺動により、絞りrが広がり、第1出力ポート11a および第1出力回路S1の出力液圧P1 が上昇される。
【0038】 また、この第1出力ポート11aの液圧は、第1ピストン摺動孔63aに伝達 され、第1パイロットピストン64aは、このフィードバック液圧を受圧面65 aで受圧して図中左方向に押圧摺動される。
【0039】 そして、この第1パイロットピストン64aのスライドがストッパ部材80a により規制されると、第1パイロットピストン64aの受圧反力がフィードバッ ク力としてバルブスプール4に作用し、このバルブスプール4は、図中右方向に 押し戻されてこのフィードバック液圧の反力(フィードバック力)とソレノイド 5aの吸引力とが釣り合う位置に配置され、その状態で、第1出力回路S1の出 力液圧P1 は、第1ソレノイド5aへ通電する電流値I1 に比例した液圧に制御 される。
【0040】 (ハ)出力液圧特性変更時 第1出力回路S1の出力液圧P1 特性の立ち上り電流値および傾きは、第1ソ レノイド5aの出力特性およびセンタリングスプリング4eの弾性力により決定 される。したがって、前記第1ソレノイド5aの出力特性を変更することによっ て、出力液圧P1 特性の傾きを変更することができ、また、セットスプリング4 eのセット荷重を調整することで特性の立ち上がり電流値を調整をすることがで きる。
【0041】 a) ソレノイドの出力特性変更時 第1ソレノイド5aの出力特性の傾きを変更するには、前記コイル部K1 を交 換するもので、この場合、先ず、締結ナット59aによる締結状態を解除してソ レノイドボディ部B1 からコイル部K1 を取り外し、次いで、特性の異なる別の コイル部K1 をソレノイドボディ部B1 に装着して締結ナット59aで締結固定 する。
【0042】 b) セット荷重調整時 本考案の圧力制御弁を製造するにあたり、各圧力制御弁において出力液圧P1 特性が均一に得られるように調整するもので、所定の電流を与えた際に予定した 出力液圧P1 が得られない場合、セットスプリング4eのセット荷重を調整する ことで、出力液圧P1 特性を平行移動させる。
【0043】 このように、セット荷重調整は調整部材8aにより行なう。この場合、先ず、 ロックナット74aを緩め、この状態で、調整部材8aを任意の方向に回転させ る。つまり、セット荷重を上昇させる場合には、調整部材8aをねじ込む方向に 回転させ、セット荷重を低下させる場合には、その逆に回転させる。これによっ て、センタリングスプリング4eによりバルブスプール4に付与するセット荷重 が変化する。そして、所定のセット荷重が得られる状態になったらロックナット 74aを締め付けて調整部材8aの位置を固定する。
【0044】 (ニ)第2ソレノイド5b駆動時 第2ソレノイド5bに通電した場合には、上記第1ソレノイド5a駆動時と逆 に、第2出力回路S2の出力液圧P2 が上昇されるもので、その作動は、上記の 場合と対称的であるので説明を省略する。
【0045】 以上説明したように、本実施例では、ソレノイド5a,5bの吸引力を入力す るプランジャ部54a,54bをバルブスプール4の両端に一体に装着したため に、両者を別体にして両者間にロッドを介装させたものに比べ圧力制御弁の軸方 向寸法を短くすることができ、コンパクト化を図ることができるという特徴を有 している。
【0046】 また、プランジャ部54a,54bをブッシュ100a,110bで摺動支持 すると共に、これらのプランジャ部54a,54b端部ランドとして利用するよ うにして、バルブスプール4の端部ランドを廃止したため、バルブスプール4の 軸長を短くして圧力制御弁をさらにコンパクト化することができるという特徴を 有している。
【0047】 また、本実施例では、第1・第2絞り用ランド4a,4bを、第1・第2出力 ポート11a,11bに対しオーバラップ状態に設けて、両絞り用ランド4a, 4bでもバルブスプール4の摺動を支持するようにしたため、バルブスプール4 の端部の摺動支持を行うプランジャ部54a,54bおよびブッシュ100a, 100bの軸受け負担を軽減して、この部分の偏摩耗を防止することができると 共に、バルブスプール4がバルブボディ1側で支持されることから、バルブスプ ール4とバルブ穴11との軸出しが容易になるという特徴を有している。
【0048】 また、本実施例では、バルブスプール4の中央部分の摺動支持を行う第1・第 2絞り用ランド4a,4bが油圧の高い液圧供給回路2の近くに設けられること から、この部分の潤滑性が向上し、これにより、バルブスプール4の摺動抵抗が 小さくなってヒステリシスを低減することができるという特徴を有している。
【0049】 また、本実施例では、バルブスプール4を非磁性体で形成したため、上述のよ うにプランジャ部54a,54bをバルブスプール4の両端に一体に装着しても 他方のソレノイド側を経由する余分な磁路の形成を阻止することができ、これに より、ソレノイドの駆動効率悪化を回避することができるという特徴を有してい る。
【0050】 また、本実施例では、ソレノイドボディ部B1 ,B2 に対してコイル部K1 , K2 を交換可能に装着した構成としたため、アッセンブリ後でもコイル部K1 , K2 のみを交換するだけで出力液圧特性を容易に変更することができるという特 徴を有している。
【0051】 尚、図3〜図5は、図2のB矢視方向から見たノッチ4j,4k,4m,4n の形状の一例を示すもので、このノッチ形状を変えることにより入力電流に対す る出力液圧特性を任意に設定することができる。
【0052】 また、本実施例では、センタリングスプリング4e,4fのセット荷重の調整 を行う調整部材8a,8bを圧力制御弁の外側端部に設けたことで、セット荷重 の調整を外部操作のみにより容易に行なえるという特徴を有している。
【0053】 以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施 例に限られるものではなく本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があって も本考案に含まれる。 例えば、実施例では、バルブスプールの両端にソレノイドが設けられた構造の ものを示したが、バルブスプールの一端側のみにソレノイドが設けられた構造の ものに適用してもよい。
【0054】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案の圧力制御弁にあっては、バルブスプールの 端部にプランジャを一体に設け、さらに、このプランジャ部により端部ランドを 形成するようにしたため、プランジャ部をバルブスプールと一体に設けたことに よる、コンパクト化の達成およびセット力調整の容易化という効果に加え、端部 ランドを廃止した分だけ、バルブスプールの軸長を短縮させて圧力制御弁をコン パクト化することができるという効果が得られる。
【0055】 さらに、本考案請求項2記載の圧力制御弁では、出力回路に接続されてバルブ 穴に形成された出力ポートに対しオーバラップ状態で絞り用ランドを設け、この 絞り用ランドに形成したノッチにより絞りを形成するようにしたため、絞り用ラ ンドによりバルブスプールの中央部の摺動支持を行うことができ、これにより、 プランジャ部による摺動支持負担を軽減して、この部分の偏摩耗を防止すること ができると共に、高圧な出力ポート付近にランドを設けるためランドの隙間を流 れる油が多くなり、潤滑作用が良くなる。このため摺動抵抗が軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例の圧力制御弁を示す断面図であ
る。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】図2のB矢視方向から見たノッチ形状の一例を
示す説明図である。
【図4】図2のB矢視方向から見たノッチ形状の一例を
示す説明図である。
【図5】図2のB矢視方向から見たノッチ形状の一例を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 バルブボディ 2 液圧供給回路 3 ドレーン回路 4 バルブスプール 4a 第1絞りランド 4b 第2絞りランド 4e センタリングスプリング(セットスプリング) 4f センタリングスプリング(セットスプリング) 4j ノッチ 4k ノッチ 4m ノッチ 4n ノッチ 5a 第1ソレノイド 5b 第2ソレノイド 11 バルブ穴 11a 第1出力ポート 11b 第2出力ポート 54a プランジャ部 54b プランジャ部 P1 第1出力液圧 P2 第2出力液圧 S1 第1出力回路 S2 第2出力回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブボディのバルブ穴内に摺動可能に
    設けられたバルブスプールと、 このバルブスプールに形成され、バルブスプールの摺動
    に基づいて出力回路と液圧供給回路およびドレーン回路
    との間の絞り量を制御して出力回路の出力液圧を制御可
    能な絞り用ランド、および、この絞り用ランドと離間し
    てバルブスプールの端部に形成され、絞り用ランドとの
    間に液室を画成すると共に、バルブスプール端部の摺動
    支持を行う端部ランドと、 前記バルブスプールを出力液圧増圧方向に摺動させるソ
    レノイド、および、バルブスプールを出力液圧減圧方向
    に押し戻すセットスプリングとを備えた圧力制御弁にお
    いて、 前記バルブスプールの端部に、ソレノイドの吸引力が作
    用する磁性体で形成されたプランジャ部を一体に設け、
    このプランジャ部で前記端部ランドを形成したことを特
    徴とする圧力制御弁。
  2. 【請求項2】 前記出力回路に接続されてバルブ穴に形
    成された出力ポートに対しオーバラップ状態で絞り用ラ
    ンドが設けられ、該絞り用ランドに形成されたノッチに
    より絞りを形成したことを特徴とする請求項1記載の圧
    力制御弁。
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