JPH0536221B2 - - Google Patents

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JPH0536221B2
JPH0536221B2 JP7408889A JP7408889A JPH0536221B2 JP H0536221 B2 JPH0536221 B2 JP H0536221B2 JP 7408889 A JP7408889 A JP 7408889A JP 7408889 A JP7408889 A JP 7408889A JP H0536221 B2 JPH0536221 B2 JP H0536221B2
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JP
Japan
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heating cylinder
resin
screw
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injection
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Yosha Taniguchi
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Original Assignee
Toyo Machinery and Metal Co Ltd
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    • B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76—Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/78—Measuring, controlling or regulating of temperature
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76—Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/768—Detecting defective moulding conditions
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    • B29C2045/5096—Axially movable screw decompression of the moulding material by retraction or opposite rotation of the screw
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インラインスクリユータイプの射出
成形機の成形条件制御方法に係り、特に、加熱シ
リンダに内部観察用の観察窓を設けてなる可視化
加熱シリンダをもつ射出成形機における成形条件
制御方法に関する。
[従来の技術] インラインスクリユータイプの射出成形機で
は、スクリユーを加熱シリンダ内に回転及び進退
可能であるように配設し、スクリユーの回転と後
退とにより樹脂の混練可塑化・計量(チヤージ)
を行い、スクリユーが前進することによつて、溶
融樹脂を金型のキヤビテイ内へ射出するという成
形プロセスをとつている。
すなわち、インラインスクリユータイプの射出
成形機では、公知のように、ホツパーから加熱シ
リンダ内のスクリユーの後部に供給された樹脂材
料は、スクリユーの回転によつて混練されながら
ネジ送り作用によりスクリユーの先端側に移送さ
れると共に、樹脂材料は、バンドヒータなどで加
熱された加熱シリンダから伝達される熱と、スク
リユーの混練作用による樹脂材料間同士、並びに
樹脂材料−金属表面間の摩擦発熱とによつて可塑
化溶融されるようになつている。この溶融樹脂は
スクリユーの先端側に貯えられ、これに伴つてス
クリユーが背圧を制御されながら回転しつつ後退
し、スクリユーの先端側に1シヨツト分の溶融樹
脂が貯えられた時点(計量完了時点)で、スクリ
ユーの回転が停止される。そして、所定秒時を経
た射出開始タイミング時点で、スクリユーが前進
され、金型のキヤビテイ内へ溶融樹脂が射出・充
填されるようになつている。
斯様な成形プロセスをとる射出成形機におい
て、高品質の成形品を得るには、樹脂材料の均一
で良好な可塑化溶融を達成・管理することが必要
である。このため、樹脂の混練・可塑化メカニズ
ムに大きく関与するスクリユーデザインを好適な
ものに設定すると共に、可塑化計量(チヤージ)
行程時にはチヤージ回転数、背圧、チヤージ速
度、計量ストロークなどを、また射出行程時には
射出圧力、射出速度、保圧切替位置、保圧力など
を、エンコーダ、圧力ヘツド等のセンサからの計
測情報を参照してきめ細かく制御するようにして
いた。
上記した成形条件をより詳細に列挙すると、可
塑化計量(チヤージ)時においては、 各ゾーンのヒータ温度。
計量ストローク。
スクリユー回転数を計量ストロークに対して
どのように可変させるか。
背圧を計量ストロークに対してどのように可
変させるか。
サツクバツク量とその速度。
などのフアクターがあり、また、射出時には、 射出圧力。
射出速度を射出ストロークに対してどのよう
に可変させるか。
保圧切替位置。
保圧時の保圧力をどのように可変させるか。
などのフアクターがある。
[発明が解決しようとする課題] ところで、従来の射出成形機においては加熱シ
リンダの内部を直接見ることが出来なかつたの
で、加熱シリンダ内の樹脂の混練・可塑化の詳細
は従来ブラツクボツクスとされていた。このため
従来は、上述したチヤージ行程及び射出行程時の
条件設定を、ケーススタデイした経験値からの相
似性などに基づく試行錯誤の手法で設定するのが
一般的であつた。
すなわち、従来は加熱シリンダの内部が観察で
きないため、 (イ) 可塑化計量(チヤージ)時に、スクリユーで
移送されながら、加熱された樹脂材料がヒータ
による加熱、スクリユー回転によるせん断力な
どによつて、どのように溶融し、固相から流動
相になつていくかの可塑化の進み方。
(ロ) 流動相になつた後の均一可塑化の様子。
(ハ) 加熱シリンダ内部における樹脂温度の上昇の
様子、すなわち樹脂温分布。
(ニ) 樹脂が溶融可塑化される時に発生するガス分
がうまく脱気されているかどうか。
(ホ) 流動相となつた樹脂がスクリユーの谷の間を
流動前進している時に滞留したりしていないか
どうかや、或いは流動速度。
(ヘ) 射出開始時のチエツクリングの動き。
(ト) 射出時の加熱シリンダ先端内部における樹脂
温分布、特に局部的な異状温度上昇個所がない
かどうか。
などの重要なチエツクポイントは、全くブラツク
ボツクスの中にあつて、それを観察したり測定し
たりして、成形条件の制御に結びつけることは不
可能であつた。
一方、コンピユータによるシユミレーシヨン計
算によつて成形条件設定に結びつける試みもなさ
れているが、プラスチツクのレオロジー的な特性
のため、その流動解析は容易ではなく、結局上述
したようなチエツクポイントに対するアクセス
は、殆どカンと経験に頼つているのが現状であ
る。このため、最適成形条件の設定は熟練と豊か
な経験を以つてしても、なおカツトアンドトライ
作業となり時間と手間がかかり、また、予期せぬ
成形条件の急変、アクシデントが発生した場合
に、この要因並びに(加熱シリンダ内の)部位を
迅速・的確に把握しこれに対処することが極めて
困難であつた。
本発明は上記した事情に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、加熱シリンダ内部の樹
脂挙動などをダイレクトに観察・解析した結果に
基づき、成形条件をフイードバツク制御可能とで
きる射出成形機における成形条件制御方法を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記した目的を達成するため、加熱シ
リンダ内にスクリユーを回転並びに進退可能に配
設し、加熱シリンダの周壁の一部に、透光体を配
した内部観察用の観察窓を設けてなる可視化加熱
シリンダをもつ射出成形機の成形条件制御方法に
おいて、例えばサーモビジヨンなどの非接触型の
温度トレーサによつて、前記観察窓を通して加熱
シリンダ内部の樹脂の表面温度分布データを取込
み、また、例えばビデオカメラなどの撮像手段に
よつて、前記観察窓を通して樹脂挙動などの画像
データを取込み、取込まれたデータをマイクロコ
ンピユータよりなる演算制御装置で処理して、例
えば、所定領域内の樹脂温度差、溶融樹脂内の気
泡の発生度合、チエツクリングの動き、可塑化状
態などを計測・演算し、これに基づき可塑化計量
(チヤージ)行程時及び射出行程時の条件を制御
するようにされる。
[作用] マイクロコンピユータよりなる演算制御装置
は、観察窓を通して取込まれた温度データ、画像
データを予め作成された演算プログラムによつて
演算処理する。すなわち、例えば各部位の温度分
布を演算して温度勾配の算出や異常温度部位の有
無を検出を行い、また、画像濃度分布(輝度、色
分布)の演算解析を行い、溶融樹脂内の気泡の発
生度合、樹脂の可塑化度合、チエツクリングの動
きなどを演算解析する。これ等の演算結果は、予
めケーススタデイされて格納されたデータと対比
され、計測データが許容範囲を越えた場合には、
これに対処するように成形条件が補正される。
[実施例] 以下、本発明を第1図〜第8図に示した1実施
例によつて説明する。第1図は成形条件制御のた
めの構成要素を示すブロツク図、第2図は射出成
形機の射出装置を示す一部切断した正面図、第3
図は射出装置の要部を示す一部切断した要部正面
図、第4図は加熱シリンダを軸方向と直交する方
向で切断した要部断側面図である。
まず、第2図を用いて射出成形機の射出装置の
概略構成を説明する。第2図において、1はベー
ス、2は該ベース1上に設置された支台で、加熱
シリンダ3の後端を保持したヘツドストツクが取
付けられている。4はスクリユーで、加熱シリン
ダ3内に回転及び進退可能に配設されており、ス
クリユーの回転用駆動源5によつて回転駆動され
ると共に、射出用駆動源6によつて前後動を制御
されるようになつている。なお、7は、スクリユ
ー4の後端と上記両駆動源5,6との間に配設さ
れた駆動伝達機構、8は樹脂材料を加熱シリンダ
3に供給するためのホツパー、9は加熱シリンダ
3を加熱するためのバンドヒータ、10は加熱シ
リンダ3の先端に取付けられたノズルである。
上記ホツパー8から加熱シリンダ3内のスクリ
ユー4の後部に供給された樹脂材料は、スクリユ
ー4の回転によつて混練・可塑化されつつ前方へ
移送され、スクリユー4の先端側に溶融樹脂が貯
えられるに従つてスクリユー4が背圧を制御され
つつ後退し、スクリユー4の先端側に1シヨツト
分の溶融樹脂が貯えられた時点(計量終了時点)
で、スクリユー4の回転が停止される。そして、
所定秒時を経た射出開始タイミングで、スクリユ
ー4が前進され、ノズル10から溶融樹脂が図示
せぬ金型のキヤビテイ内へ射出・充填されるよう
になつている。
なお、第2図には示されていないが、前記射出
用駆動源6には圧力ヘツドなどよりなる公知の射
出圧力センサが付設されており、チヤージ行程時
の背圧、射出行程時の射出圧力、保圧圧力を検出
するようになつている。また同じく図示していな
いが、前記スクリユー4と一体となつて前後動す
る部材には、エンコーダなどよりなる公知の射出
ストロークセンサが設けられており、スクリユー
の位置、ストロークを検出するようになつてお
り、これ等射出圧力センサ、射出ストロークセン
サの計測情報は後述する演算制御装置に送出され
る。
次に、加熱シリンダ3近辺の構造を第3図及び
第4図によつて説明する。
第3図に示すように、加熱シリンダ3の後端
は、前記支台2に固着されたヘツドストツク11
に、取付板12を介して固定されている。この加
熱シリンダ3の周壁には、その前端側(図示左
側)から後端側に向つて断面円形の円形穴13が
軸方向に沿つて連続して穿設されている。該実施
例においては、円形穴13は後端側までは完全に
貫通されないように形成されているが、円形穴1
3は加熱シリンダ3の周壁を軸方向に完全に貫通
するものであつてもよい。
第4図に示すように、上記円形穴13と連通し
て図示上下に2つのスリツト14,14が穿設さ
れている。該2つのスリツト14,14は円形穴
13の直径の延長線上に位置し、円形穴13と同
様に加熱シリンダ3の前端側から後端側に向つて
軸方向に沿つて連続して穿設されている。なお、
円形穴13並びにスリツト14は、例えばワイヤ
カツトで形成される。
第3,4図に示すように、前記加熱シリンダ3
の周壁の外面側には、該周壁の外面から前記円形
穴13に達する軸方向に沿つた細長い観察窓15
が、例えばエンドミル加工によつて複数個穿設さ
れている。該実施例においては、前記スクリユー
4のフイードゾーン、コンプレツシヨンゾーン、
メータリングゾーンに各々対応して、観察窓15
が3つ設けられているが、観察窓15の数は任意
である。(なお、この観察窓15は前記バンドヒ
ータ9の非巻装部位に形成されている。)また、
加熱シリンダ3の周壁の内面側には、該周壁の内
面から前記円形穴13に達する軸方向に沿つた細
長い切欠き16が、複数個穿設されている。この
切欠き16は、観察窓15と対応する位置に、観
察窓15の軸方向長さと略同一長さとなるよう
に、例えば観察窓15と同時にエンドミル加工に
よつて穿設される。
17は、前記加熱シリンダ3の円形穴13に挿
入された円柱状のガラス体で、例えば、透明な耐
熱・高強度の高純度石英ガラスよりなり、その断
面は前記円形穴13の断面形状と一致するように
設定されている。該実施例においては、3本のガ
ラス体17を、加熱シリンダ3の前端側解放部か
ら円形穴13内に、ガラス体17間にスペーサ1
8を介して順次挿入し、前端側のガラス体17の
端面を必要に応じてスペーサ18を介して図示せ
ぬ圧接手段(例えば締付けナツト)で押圧するよ
うになつている。この結果、各ガラス体17は軸
方向に緩みなく位置付け・固定されることにな
る。なお、該実施例においては、上記スペーサ1
8は、石綿系の適度の弾性ある材料が用いられて
いるが、この他に、耐熱性と適度の弾性を備えた
材料(例えば、銅、黄銅など)から任意のものを
選択可能である。
19は、前記観察窓15の上下に穿設された複
数個のネジ穴で、該ネジ穴19は第3図に示すよ
うに、前記スリツト14と直交し且つ該スリツト
部分を貫通して形成されている。このネジ穴19
は、スリツト部分を貫通した奥方部位に雌ネジが
刻設されており、該雌ネジに締付けネジ(ボル
ト)20が螺合・締結され、それによつて、スリ
ツト14を狭める方向の力を作用させるようにな
つている。この結果、円形穴13の内面がガラス
体17の外周面を包持・締結し、シールを完全な
ものにするようになつている。
上記した構成を採る該実施例においては、各観
察窓15からガラス体17を介して、加熱シリン
ダ3内の前記したフイードゾーン、コンプレツシ
ヨンゾーン、メータリングゾーンの樹脂挙動が観
察可能となるばかりか、ガラス体17が円柱状で
あるので、ガラス体17が凸レンズとして機能し
て、樹脂挙動を拡大して観察可能となつて視認性
が向上する。また、ガラス体17が円柱状である
ので、加熱シリンダ3内部の樹脂圧によつて、ガ
ラス体17が、前記円形穴13の外方側の内面へ
の押付け力を受けても、円形穴13とガラス体1
7とは円弧面同士が圧接されるので、押圧力は分
散されてガラス体17に局部的な応力がかから
ず、ガラス体17の破損は可及的に防止される。
これは、熱的応力、前記締付けネジ20による応
力についても同様で、応力は略均一に拡散されて
ガラス体17は破損の虞れなく長寿命が保証され
る。さらにはまた、前記締付けネジ20によるシ
ール効果で、樹脂漏れの虞がないものとなつてい
る。
なお、該実施例では、円柱状のガラス体17を
用いているが、角柱状のものであつても良く、ま
た、場合によつてはガラス体17に代替してサフ
イアなどを用いても良く、この場合はサフイアが
高価であるので、観察窓15は小さく設定され
る。さらにはまた、該実施例においては観察窓1
5を3つ設けているが、その数、形成個所などは
任意である。
第1図は前記観察窓15から加熱シリンダ3内
の各ゾーンにおける樹脂挙動、樹脂温度などを撮
影して解析し成形条件を制御するための構成を主
に示すブロツク図である。
同図において、30は前記観察窓15に対向し
て設置された固体撮像素子、撮像管などを備えた
ビデオカメラ、31は同じく観察窓15に対向し
て設置されたストロボ発光部で、ビデオカメラ3
0からの同期信号を受けるストロボコントローラ
32によつて発光制御される。上記ビデオカメラ
30で撮影された画像は、一旦ビデオテープレコ
ーダ(以下VTRと称す)33に記録され、この
画像データは、データバツフア34に取込まれた
後、A/D変換器35によつて適当なサンプリン
グレートでデジタル信号に変換されて、後述する
演算制御装置に送出される。なお、36はVTR
33に接続されたカラーCRTデイスプレイより
なるモニタで、必要に応じビデオカメラ30で撮
影された画像がオペレータによつて確認できるよ
うになつている。
37は、前記観察窓15に対向して設置された
サーモビジヨンで、HgCdTe、InSbなどの温度
検出器を備え、前記観察窓15に接した樹脂温度
を画像データとして取込み、一旦VTR38に記
録するようになつている。そして、VTR38に
記録された画像データは、データバツフア39に
取込まれた後、A/D変換器40によつて適当な
サンプリングレートでデジタル信号に変換され
て、後述する演算制御装置に送出される。なお、
41はVTR38に接続されたカラーCRTデイス
プレイよりなるモニタで、必要に応じサーモビジ
ヨン37で取込まれた温度分布画像がオペレータ
によつて直接視認されるようになつている。
なお、前記ビデオカメラ30、サーモビジヨン
37は共に、ズーム機能をもち、また図示してい
ないが必要に応じ旋回回転台などが付設される。
また、該実施例においては、前記したように観察
窓15が3つ設けられているので、3つの観察窓
15を同時に観察する場合には、ビデオカメラ3
0、サーモビジヨン37などはこれに応じて複数
台が配設され、各観察窓15を個別に時間的にず
らせて観察する場合には、ビデオカメラ30、サ
ーモビジヨン37などは観察を必要とする観察窓
15に対向する位置にその都度移動される。
42は、射出成形機全体の制御を司どる演算制
御装置で、ビデオカメラ30、サーモビジヨン3
7から得られたデータを解析するための解析機能
と、これに基づき成形条件を可変制御する機能を
もち、例えば、フレームバツフア43、温度分布
演算手段44、画像濃度分布演算手段45、成形
条件演算制御手段46、データ格納部47、条件
算出用テーブル48などを具備している。
前記サーモビジヨン37から、VTR38、デ
ータバツフア39、A/D変換器40を介して演
算制御装置42に送出されてきた画像データは、
フレームバツフア43に一旦格納された後、前記
温度分布演算手段44に供給され、温度分布演算
手段44はこのデータに基づき加熱シリンダ3内
の各ゾーンの樹脂温度分布を演算する。また、該
温度分布演算手段44は、予めケーススタデイさ
れた適正な(正常な)温度分布情報が格納された
前記データ格納部47の内容を参照して、各部の
温度が設定範囲内にあるどうかや、温度勾配が許
容範囲内にあるかどうかや、或いは異常温度発生
部位があるかどうか等々の判別処理を実行する。
なお、温度分布演算手段45は、異常温度状態の
重要度が高い場合には、図示せぬ警音発生装置を
駆動したり、後述する表示装置にアラームメツセ
ージを表示させたり、場合によつては、前記成形
条件演算制御手段46等をしてマシンを緊急停止
させたりするようにもなつている。
前記ビデオカメラ30から、VTR33、デー
タバツフア34、A/D変換器35を介して演算
制御装置42に送出されてきた画像データは、同
様にフレームバツフア43に一旦格納された後、
前記画像濃度分布演算手段45に所定のタイミン
グで供給される。画像濃度分布演算手段45は、
このデータに基づき輝度分布、色分布を演算し、
樹脂が溶融される時に生じるガスによる気泡の発
生度合、固相(樹脂ペレツト)と流動相との輝度
などの相違による固相−流動相の分布度合、チエ
ツクリング(前記スクリユー4の先端頸部に装着
された公知の逆止弁部材)の挙動、場合によつて
は樹脂中に混入された着色剤の混り度合等々を、
前記データ格納部47に予め格納された気泡識別
情報、固相−流動相識別情報、チエツクリング識
別情報、着色濃度識別情報などを参照して算出す
る。また、画像濃度分布演算手段45は、前記デ
ータ格納部47に予めケーススタデイして格納さ
れた適正(正常)気泡発生頻度情報、適正な固相
−流動相の分布情報、適正なチエツクリング挙動
情報、適正着色濃度分布情報などを参照して、上
記した演算結果が許容範囲にあるかどうか等の判
別処理も実行し、対比判別結果が重要度の高い異
常事態と判断されると、先と同様に警音やアラー
ムメツセージを発生もしくは表示させたり、場合
によつてはマシンを緊急停止させる。
ここで、前記したデータ格納部47には、使用
されるスクリユー4毎に、且つ使用される樹脂材
料種別に予めケーススタデイされた、前述した適
正(正常)温度分布情報、適正気泡発生頻度情
報、適正な固相−流動相の分布情報、適正なチエ
ツクリング挙動情報、適正着色濃度分布情報など
が記憶されている。そして、温度分布演算手段4
4並びに画像濃度分布演算手段45において、サ
ーモビジヨン37もしくはビデオカメラ30で捉
えた画像データを処理した計測分析データと、デ
ータ格納部47に格納された適正データとの対比
結果が、前記成形条件演算制御手段46に送出さ
れる。勿論、上述した温度分布演算手段44、画
像濃度分布演算手段45での計測分析データと、
データ格納部47に格納された適正データとを、
成形条件演算制御手段46が取込み、これを対比
するようにしても良い。
前記条件算出用テーブル48には、画像データ
と成形条件との関係を詳細にケーススタデイした
変換演算用参考データが格納されており、例え
ば、温度分布情報、気泡発生頻度情報、固相−流
動相分布情報、チエツクリング挙動情報、着色濃
度分布情報などと、下記に列挙する成形条件との
関係が格納されている。すなわち、これらの成形
条件は、従来は加熱シリンダ内の樹脂の混練・可
塑化の詳細は参照せず、ケーススタデイした経験
値だけで試行錯誤の手法で設定していたのである
が、本発明ではこれらの成形条件を一定の手順で
動かしながら、温度分布情報、気泡発生頻度情
報、固相−流動相分布情報、チエツクリング挙動
情報、着色濃度分布情報などが最良になるよう
に、可視化シリンダによる実測データを判断の基
準として設定されたものが、条件算出用テーブル
48に格納されている。
〈成形条件〉 各ゾーンのヒータ温度。
計量ストローク。
スクリユー回転数を計量ストロークに対して
どのように可変させるか。
背圧を計量ストロークに対してどのように可
変させるか。
サツクバツク量とその速度。
射出圧力。
射出速度を射出ストロークに対してどのよう
に可変させるか。
保圧切替位置。
保圧時の保圧力をどのように可変させるか。
前記成形条件演算制御手段46は、温度分布演
算手段44、画像濃度分布演算手段45での計測
データと、データ格納部47に格納された適正デ
ータとの対比データに基づき、条件算出用テーブ
ル48の内容を参照して、最適成形条件を算出設
定する。
また、成形条件演算制御手段46には、射出ス
トロークセンサ49、射出圧力センサ50などか
らの計測情報が適宜変換処理を施こされて、射出
ストローク、射出速度、射出・保圧圧力の形で入
力され、さらに図示していないが演算処理装置4
2に内蔵れたクロツクにより、各成形サイクルの
基準時点からの係数時間が認知されるようになつ
ている。そして、成形条件演算制御手段46は、
各時点のストローク、速度、圧力を参照しつつ、
前記の如く算出された最適成形条件に基づき、ド
ライバ51〜53を介して前記スクリユー回転駆
動源5、射出用駆動源6、バンドヒータ9などを
駆動制御し、前記した成形条件〜をコントロ
ールする。
なおここで、上述してきた機能部をもつ前記演
算制御装置42は、実際にはマイクロコンピユー
タよりなつており、各種I/Oインターフエス、
クロツク、主プログラム並びに固定データなどを
格納したROM、各種フラグ並びに計測データ、
変換処理データなどを読み書きするRAM、全体
の制御を司どるμCPU(マイクロセントラルプロ
セツサユニツト)等を具備しており、上述した各
機能は予め作成されたプログラムによつて実現さ
れることは当業者には自明であろう。また、演算
制御装置42の演算処理結果は、必要に応じカラ
ーCRTデイスプレイよりなる表示装置54、プ
リンタ55などの出力装置に送出され、オペレー
タに解析結果などを視認させるようにされる。ま
た、演算制御装置42は、磁気デイスク装置など
の外部メモリ56とも接続され、必要に応じ所定
データの授受が行われるようになつている。
次に第5図〜第8図によつて成形条件の制御手
法の数例を説明する。
第5図は、前記加熱シリンダ3の先端部分の断
面図である。同図において、4aは前記スクリユ
ー4の先端頭部、4bは頸部、4cはネジ山で、
57は上記頸部4b部分に装着されたチエツクリ
ング、58は貯えられた溶融樹脂を示しており、
図示2点鎖線で示した前記観察窓15から加熱シ
リンダ3内が観測・観察できる。
第6図は、第5図に図示した観察窓15から前
記サーモビジヨン38で得られた画像を示す説明
図である。同図において、領域Z1の温度をT1、
領域Z2の温度をT2、領域Z3の温度をT3とする
と、T1>T2>T3の関係にあり、貯えられた溶融
樹脂58の温度分布が一様でないことが判る。こ
の貯えられた溶融樹脂58の温度分布は一様であ
ることが望ましく、前記温度分布演算手段44
は、例えば貯えられた溶融樹脂領域全体の平均温
度Taveと、温度差範囲R=Tmax−Tminを算出
し、また前記成形条件演算制御手段46は、R/
Taveが前記データ格納部47に保持れた適正値
となるように(小さくなるように)、前記した成
形条件〜のうちの必要なフアクターを変更調
整する。なお、他の観察窓15においても同様に
して温度分布が観察され、異常高温、異常低温発
生部位があつた場合には、これに対処する成形条
件の変更がなされる。
第7図は、第5図に図示した観察窓15から前
記ビデオカメラ30で得られた他の画像を示す説
明図である。同図は、溶融樹脂58が前記ノズル
10から漏れるドルーリング現象を防止するため
に、計量完了後に前記スクリユー4を強制的に微
小量だけ後退させて溶融樹脂58の圧力を一時低
減させる公知のサツクバツク制御を行なつた場合
の画像を示している(なお、サツクバツク制御の
詳細については、必要ならば、本願出願人が先に
提案した特願昭63−248958号を参照されたい。) 同図において、59は樹脂圧の減圧によつて生
じた気泡を示しており、前記画像濃度分布演算手
段45はこの気泡59の発生度合を演算し、ま
た、これを、データ格納部47に保持されたサツ
クバツク制御時の適正気泡発生頻度情報と対比す
る。サツクバツクによつて生じる気泡59は出来
るだけ少いことが望ましく、また、各サイクル毎
にサツクバツクによる減圧値は一定であることが
望ましい。そこで、例えば前記成形条件演算制御
手段46は、気泡59が僅かでも発生した時点
(所定減圧状態となつた時点)でスクリユー4の
強制後退をストツプさせるように、サツクバツク
量をコントロールする。これによつて、従前不安
定であつたサツクバツク制御が的確にコントロー
ル可能となる。
なお、他の観察窓15においても同様に気泡5
9の発生度合を示す画像が得られ、例えば、樹脂
が溶融可塑化される時に発生するガスがうまく脱
気されているか否かが所定部位における気泡59
の発生個数で判別され、脱気不良と判断される
と、成形条件演算制御手段46によつてこれに対
処するチヤージ条件の変更がなされる。
なおまた、図示していないが第5図に示した観
察窓15から、前記チエツクリング57の動きを
示す画像データが得られ、前記画像濃度分布演算
手段45でチエツクリング57の挙動が判別され
るのは自明であろう。チエツクリング57は、射
出開始指令信号の発生時点から完全閉止状態とな
るまでの時間tが短い方が望ましく、前記成形条
件演算制御手段46は上記時間tが所定値以下と
なるように、前記したサツクバツク量や、射出初
期速度、保圧切替位置などを演算制御する。
第8図は、樹脂材料の溶融開始位置と、樹脂が
100%溶融した溶融完了位置とを、2台のビデオ
カメラ30によつて2つの観察窓15から各々得
られる画像データを示す模式的な説明図である。
同図において、58は溶融樹脂(流動相)を、6
0は固相樹脂をそれぞれ示しており、同図におい
て右側のS1が溶融開始ゾーンを、また、左側の
S2が溶融完了ゾーンを示している。樹脂の均一
可塑化のためには、上記溶融開始ゾーンS1と溶
融完了ゾーンS2とは一定であることが望ましく、
前記画像濃度分布演算手段45では計測・分析し
た固相−流動相分布データと、前記データ格納部
47に保持された適正な固相−流動相分布データ
とを対比し、前記成形条件演算制御手段46では
これに基づき、溶融開始ゾーンS1と溶融完了ゾ
ーンS2とが一定となるようにチヤージ条件を制
御する。
以上本発明を図示した実施例によつて詳述した
が、当業者には本発明の精神を逸脱しない範囲で
種々の変形が可能であり、演算制御装置42内の
処理は作成されるプログラムによつて種々の形態
をとり得る。また、画像データにより解析されて
成形条件制御に利用される樹脂挙動も、上述して
きた実施例で述べたもの以外にも、樹脂の流速、
着色材の混り方の様子等々を利用できる。また、
実施例では観察窓15を3つ設けているが、例え
ば、加熱シリンダ3の前端側のみに設けても良
い。さらにはまた、チヤージ行程時にスクリユー
4を回転且つ微小量前後振動させつつ後退させる
ようにしても良く、こうすればチヤージ時間の短
縮とよりきめ細かい成形条件制御が可能となる。
[発明の効果] 叙上のように本発明によれば、加熱シリンダ内
部の樹脂挙動などをダイレクトに観察・解析した
結果を用いて、成形条件を制御しているので、成
形条件が的確なものとなり、高品質の成形品を得
ることが出来る。また、予期せぬアクシデントな
どが生じても、この要因を的確・迅速に把握して
これに対処することも可能になる等の、この種イ
ンラインスクリユータイプの射出成形機にあつ
て、顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の1実施例に係り、第1図
は成形条件制御のための構成要素を示すブロツク
図、第2図は射出成形機の射出装置を示す一部切
断した正面図、第3図は射出装置の要部を示す一
部切断した要部正面図、第4図は加熱シリンダを
軸方向と直交する方向で切断した要部断側面図、
第5図は加熱シリンダの先端部分の断正面図、第
6図はサーモビジヨンで得られる画像を示す説明
図、第7図はビデオカメラで得られる気泡の発生
の様子を示す説明図、第8図はビデオカメラで得
られる樹脂の固相−流動相の分布状態を模式的に
示す説明図である。 1……ベース、2……支台、3……加熱シリン
ダ、4……スクリユー、4a……先端頭部、4b
……頸部、4c……ネジ山、5……スクリユー回
転用駆動源、6……射出用駆動源、7……駆動伝
達機構、8……ホツパー、9……バンドヒータ、
10……ノズル、11……ヘツドストツク、12
……取付板、13……円形穴、14……スリツ
ト、15……観察窓、16……切欠き、17……
ガラス体、18……スペーサ、19……ネジ穴、
20……締付けネジ、30……ビデオカメラ、3
1……ストロボ発光部、32……ストロボコント
ローラ、33……ビデオテープレコーダ、34…
…データバツフア、35……A/D変換器、36
……モニタ、37……サーモビジヨン、38……
ビデオテープレコーダ、39……データバツフ
ア、40……A/D変換器、41……モニタ、4
2……演算制御装置、43……フレームバツフ
ア、44……温度分布演算手段、45……画像濃
度分布演算手段、46……成形条件演算制御手
段、47……データ格納部、48……条件算出用
テーブル、49……射出ストロークセンサ、50
……射出圧力センサ、51〜53……ドライバ、
54……表示装置、55……プリンタ、56……
外部メモリ、57……チエツクリング、58……
溶融樹脂、59……気泡、60……固相樹脂。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加熱シリンダ内にスクリユーを回転並びに進
    退可能に配設し、加熱シリンダの周壁の一部に、
    透光体を配した内部観察用の観察窓を設けてなる
    可視化加熱シリンダをもつ射出成形機において、
    前記観察窓を通して前記加熱シリンダ内部の樹脂
    の温度分布もしくは樹脂挙動などの画像データを
    を取込み、取込れたデータの解析結果に基づき成
    形条件を制御するようにしたことを特徴とする可
    視化加熱シリンダをもつ射出成形機における成形
    条件制御方法。 2 請求項1記載において、前記画像データか
    ら、溶融樹脂内の気泡の発生度合を計測・演算
    し、該気泡の発生度合が許容値以下となるように
    成形条件を制御するようにしたことを特徴とする
    可視化加熱シリンダをもつ射出成形機における成
    形条件制御方法。 3 請求項2記載において、サツクバツク制御時
    のスクリユー強制後退量を、スクリユー先端側に
    貯えられた溶融樹脂中に発生する気泡の発生度合
    で制御するようにしたことを特徴とする可視化加
    熱シリンダをもつ射出成形機における成形条件制
    御方法。 4 請求項1記載において、前記画像データか
    ら、スクリユー先端側の頚部に位置する逆流防止
    用のチエツクリングの挙動を解析し、成形条件を
    制御するようにしたことを特徴とする可視化加熱
    シリンダをもつ射出成形機における成形条件制御
    方法。 5 請求項1記載において、前記画像データか
    ら、樹脂の溶融開始位置と、樹脂が100%溶融し
    た溶融完了位置とを解析し、この溶融開始位置と
    溶融完了位置とが常に一定となるように成形条件
    を制御するようにしたことを特徴とする可視化加
    熱シリンダをもつ射出成形機における成形条件制
    御方法。 6 請求項1記載において、前記温度分布データ
    から、所定領域内の樹脂の温度差を算出し、該所
    定領域内の樹脂温度が平均化するように成形条件
    を制御するようにしたことを特徴とする可視化加
    熱シリンダをもつ射出成形機における成形条件制
    御方法。
JP7408889A 1989-03-28 1989-03-28 可視化加熱シリンダをもつ射出成形機における成形条件制御方法 Granted JPH02252519A (ja)

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