JPH0536228B2 - - Google Patents
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- JPH0536228B2 JPH0536228B2 JP2002700A JP270090A JPH0536228B2 JP H0536228 B2 JPH0536228 B2 JP H0536228B2 JP 2002700 A JP2002700 A JP 2002700A JP 270090 A JP270090 A JP 270090A JP H0536228 B2 JPH0536228 B2 JP H0536228B2
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば、乾燥装置の壁材として使用
されるパネル材及びその製造方法に関する。
されるパネル材及びその製造方法に関する。
(従来の技術)
高温(例えば、120℃〜200℃)の乾燥装置等の
壁面、扉、防熱扉としては、次のような構造のも
のがあつた。
壁面、扉、防熱扉としては、次のような構造のも
のがあつた。
まず、乾燥装置の枠組を鉄骨によつて組み、そ
こに鉄板を張り付ける。そして、この鉄板の内側
面に、ガラスウールあるいは石綿等の断熱材を接
着して、断熱構造としていた。
こに鉄板を張り付ける。そして、この鉄板の内側
面に、ガラスウールあるいは石綿等の断熱材を接
着して、断熱構造としていた。
又、最近では、予めパネル状に成形されたパネ
ル材が使用されている。これを第4図を参照して
説明する。
ル材が使用されている。これを第4図を参照して
説明する。
第4図はパネル材の構成を示す図であり、ま
ず、表面板101,103が所定の間隔をおいて
配置されているとともに、これら表面板101,
103間には、側板105,107が設置されて
いる。
ず、表面板101,103が所定の間隔をおいて
配置されているとともに、これら表面板101,
103間には、側板105,107が設置されて
いる。
上記表面板101としては、湿度、酸、アルカ
リ、塩分等による腐食を考慮して、例えば、
SUS304等のオーステナイト系ステンレス鋼が使
用され、その内側面には、石綿板109が接着・
固定されている。
リ、塩分等による腐食を考慮して、例えば、
SUS304等のオーステナイト系ステンレス鋼が使
用され、その内側面には、石綿板109が接着・
固定されている。
一方、表面板103としては、例えば、塩ビ鋼
板(鋼板に塩化ビニール樹脂塗料を焼き付け塗装
したもの)、カラー鋼板等が使用されている。
板(鋼板に塩化ビニール樹脂塗料を焼き付け塗装
したもの)、カラー鋼板等が使用されている。
表面板101,103、側板105,107に
より囲まれた空間内には、ウレタン発泡樹脂11
1が充填・発泡されていて、上記表面板101,
103、側板105,107に一体化されてい
る。
より囲まれた空間内には、ウレタン発泡樹脂11
1が充填・発泡されていて、上記表面板101,
103、側板105,107に一体化されてい
る。
上記パネル材を使用して乾燥装置の壁面を構成
する場合には、表面板101側を乾燥装置の内側
に向けて取付ける。そして、パネル材を所定形状
に裁断して乾燥装置の壁面材として組込む。
する場合には、表面板101側を乾燥装置の内側
に向けて取付ける。そして、パネル材を所定形状
に裁断して乾燥装置の壁面材として組込む。
そして、通常、ウレタン発泡樹脂11は、低温
には強く、高温には弱い(例えば70℃程度が限
度)とされていたのに対して、高温に強い石綿板
109を介挿することにより、高温(200℃程度)
から低温(−40℃程度)に至るまで、広範囲にわ
たつて使用可能となる。
には強く、高温には弱い(例えば70℃程度が限
度)とされていたのに対して、高温に強い石綿板
109を介挿することにより、高温(200℃程度)
から低温(−40℃程度)に至るまで、広範囲にわ
たつて使用可能となる。
(発明が解決しようとする課題)
上記従来の構成によると次のような問題があつ
た。
た。
それは、表面板101と、石綿板109との剥
離、表面板101における「しわ」、「膨らみ」、
「凹凸」の発生、等、いわゆる「バイメタル現象」
の問題である。このバイメタル現象の発生によ
り、補強性能が低下してしまうとともに、美感が
損なわれてしまうといつた問題があつた。
離、表面板101における「しわ」、「膨らみ」、
「凹凸」の発生、等、いわゆる「バイメタル現象」
の問題である。このバイメタル現象の発生によ
り、補強性能が低下してしまうとともに、美感が
損なわれてしまうといつた問題があつた。
これらの現象は次のようなメカニズムにより発
生するものと考えられる。
生するものと考えられる。
まず、石綿板109には、一定量の水が含有さ
れていて、この水がウレタン発泡樹脂111中に
侵入することがある。その状態で温度が高くなる
と、侵入した水が蒸発して水蒸気となる。
れていて、この水がウレタン発泡樹脂111中に
侵入することがある。その状態で温度が高くなる
と、侵入した水が蒸発して水蒸気となる。
この水蒸気によつて、ウレタン発泡樹脂111
が反応して膨張し、このウレタン発泡樹脂111
の膨張によつて、既に述べたような種々の現象が
発生するものである。
が反応して膨張し、このウレタン発泡樹脂111
の膨張によつて、既に述べたような種々の現象が
発生するものである。
また、別の問題として、表面材101と石綿板
109とを接着する接着剤の問題がある。すなわ
ち、高温状態で所定の接着状態を維持できる接着
剤は非常に高価であり、それによつて、パネル材
製造コストを上昇させてしまうという問題があつ
た。
109とを接着する接着剤の問題がある。すなわ
ち、高温状態で所定の接着状態を維持できる接着
剤は非常に高価であり、それによつて、パネル材
製造コストを上昇させてしまうという問題があつ
た。
本発明はこのような点に基づいてなされたもの
でその目的とするところは、上記不具合をなくす
ことにより、所望の機能を長期にわたつて維持す
るとともに、美感の損傷を防止することが可能な
パネル材及びその製造方法を提供することにあ
る。
でその目的とするところは、上記不具合をなくす
ことにより、所望の機能を長期にわたつて維持す
るとともに、美感の損傷を防止することが可能な
パネル材及びその製造方法を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するべく本願発明によるパネル
材は、外表面に耐熱処理を施された石綿製表面板
と、上記石綿製表面板と間隔を存して配置された
表面板と、上記石綿製表面板及び表面板により形
成された空間内に充填され発泡して一体化した発
泡樹脂と、を具備したことを特徴とするものであ
る。
材は、外表面に耐熱処理を施された石綿製表面板
と、上記石綿製表面板と間隔を存して配置された
表面板と、上記石綿製表面板及び表面板により形
成された空間内に充填され発泡して一体化した発
泡樹脂と、を具備したことを特徴とするものであ
る。
又、本願発明によるパネル材の製造方法は、石
綿製表面板の外表面に耐熱処理を施す工程と、上
記石綿製表面板に対して所定間隔をもつて別の表
面板を配置する工程と、上記石綿製表面板及び表
面板により形成された空間内に発泡樹脂を充填し
て発泡させて一体化する工程と、を具備したこと
を特徴とするものである。
綿製表面板の外表面に耐熱処理を施す工程と、上
記石綿製表面板に対して所定間隔をもつて別の表
面板を配置する工程と、上記石綿製表面板及び表
面板により形成された空間内に発泡樹脂を充填し
て発泡させて一体化する工程と、を具備したこと
を特徴とするものである。
(作用)
本発明によるパネル材は、従来のように、鋼板
に石綿板を張り付ける構成のものではなく、その
外表面に耐熱処理を施した石綿板を露出させたも
のである。
に石綿板を張り付ける構成のものではなく、その
外表面に耐熱処理を施した石綿板を露出させたも
のである。
したがつて、鋼板と石綿板との剥離、鋼板にお
ける「しわ」、「膨らみ」、「凹凸」の発生といつ
た、いわゆる「バイメタル現象」の問題はない。
ける「しわ」、「膨らみ」、「凹凸」の発生といつ
た、いわゆる「バイメタル現象」の問題はない。
又、鋼板と石綿とを接着する接着剤の問題も解
消される。
消される。
本発明によるパネル材の製造方法は、上記パネ
ル材を製造する方法であり、鋼板と石綿板との接
着工程がないので、パネル材の製造が容易にな
る。
ル材を製造する方法であり、鋼板と石綿板との接
着工程がないので、パネル材の製造が容易にな
る。
(実施例)
以下第1図及び第2図を参照して本発明の第1
実施例を説明する。
実施例を説明する。
第1図は本実施例によるパネル材の構成を示す
図であり、石綿製表面板1と別の表面板3とが間
隔を存して配置されている。これら石綿製表面板
1と表面板3の側部は、一対の側板5,7によつ
て連結されている。
図であり、石綿製表面板1と別の表面板3とが間
隔を存して配置されている。これら石綿製表面板
1と表面板3の側部は、一対の側板5,7によつ
て連結されている。
上記石綿製表面板1の外表面には、耐熱処理が
施されている(以下、耐熱処理部9という)。上
記耐熱処理としては、例えば、紫外線硬化タイプ
ポリエステル樹脂を塗布し、サンダー処理を施し
た後、アクリルウレタン樹脂を塗布したものであ
る。
施されている(以下、耐熱処理部9という)。上
記耐熱処理としては、例えば、紫外線硬化タイプ
ポリエステル樹脂を塗布し、サンダー処理を施し
た後、アクリルウレタン樹脂を塗布したものであ
る。
又、表面板3は、その厚さが5mm程度の鋼板で
ある。
ある。
石綿製表面板1、表面板3、一対の側板5,7
により形成された空間内には、ウレタン発泡樹脂
11が充填されていて、発泡して、上記石綿製表
面板1、表面板3、一対の側板5,7に一体化さ
れている。
により形成された空間内には、ウレタン発泡樹脂
11が充填されていて、発泡して、上記石綿製表
面板1、表面板3、一対の側板5,7に一体化さ
れている。
次に、このような構成をなすパネル材の製造方
法について、第2図を参照して説明する。
法について、第2図を参照して説明する。
まず、第2図aに示すように、石綿製表面板1
の外表面に、耐熱処理を施して、耐熱処理部9を
設ける。
の外表面に、耐熱処理を施して、耐熱処理部9を
設ける。
次に、第2図bに示すように、別の表面板3、
一対の側板5,7によつて、枠組を構成する。
一対の側板5,7によつて、枠組を構成する。
そして、第2図cに示すように、石綿製表面板
1、表面板3、側板5,7により形成された空間
内に、ウレタン発泡樹脂11を充填して、発泡さ
せ、上記石綿製表面板1、表面板3、一対の側板
5,7に一体化させる。
1、表面板3、側板5,7により形成された空間
内に、ウレタン発泡樹脂11を充填して、発泡さ
せ、上記石綿製表面板1、表面板3、一対の側板
5,7に一体化させる。
以上の工程によつて、所望のパネル材が製造さ
れる。そして、このパネル材を使用して乾燥装置
の壁面を構成する場合には、石綿製表面板1を乾
燥装置の内側に向けるようにして取付けていく。
れる。そして、このパネル材を使用して乾燥装置
の壁面を構成する場合には、石綿製表面板1を乾
燥装置の内側に向けるようにして取付けていく。
以上本実施例によると以下のような効果を奏す
ることができる。
ることができる。
まず、従来問題となつていた、鋼板と石綿板と
の剥離、鋼板における「しわ」、「膨らみ」、「凹
凸」の発生、等、いわゆる「バイメタル現象」の
発生を防止することができる。
の剥離、鋼板における「しわ」、「膨らみ」、「凹
凸」の発生、等、いわゆる「バイメタル現象」の
発生を防止することができる。
したがつて、必要な機能は長期にわたつて維持
され、かつ、美感の損傷もない。
され、かつ、美感の損傷もない。
これは、そもそも鋼板と石綿板との接着構造を
採用していないからであり、石綿板の外表面に耐
熱処理を施して、直接乾燥装置内に露出させる構
成としているからである。
採用していないからであり、石綿板の外表面に耐
熱処理を施して、直接乾燥装置内に露出させる構
成としているからである。
又、そもそも接着剤を使用しないので、鋼板と
石綿板とを接着するための接着剤の問題も解消さ
れる。
石綿板とを接着するための接着剤の問題も解消さ
れる。
さらに、本実施例による製造方法によると、鋼
板と石綿板との接着工程がないので、製造も容易
であり、製造コストも低減される。
板と石綿板との接着工程がないので、製造も容易
であり、製造コストも低減される。
次に、第3図を参照して第2の実施例を説明す
る。この実施例は、石綿製表面板1の内表面に、
補強材21を固着し、撓みの発生防止等、機械的
強度の向上を図つたものである。
る。この実施例は、石綿製表面板1の内表面に、
補強材21を固着し、撓みの発生防止等、機械的
強度の向上を図つたものである。
又、補強材21は、石綿製表面板1とウレタン
発泡樹脂11との密着性を向上させる上でも効果
的に機能する。
発泡樹脂11との密着性を向上させる上でも効果
的に機能する。
尚、本発明は前記一実施例に限定されるもので
はない。
はない。
例えば、石綿製表面板1の外表面に施される耐
熱処理としては、下地材の表面に変性シリコン樹
脂を塗布したもの等、種々のものが考えられる。
熱処理としては、下地材の表面に変性シリコン樹
脂を塗布したもの等、種々のものが考えられる。
又、側板5,7は必ずしも必要ではなく、製造
に際しても、型枠等を使用することにより、側板
を使用することなく製造することができる。
に際しても、型枠等を使用することにより、側板
を使用することなく製造することができる。
(発明の効果)
以上詳述したように本発明によるパネル材によ
ると、鋼板と石綿板との接着構造を採用せず、石
綿板の外表面に耐熱処理を施して、これを露出さ
せる構成としているので、鋼板と石綿板との接着
構造に起因した各種問題を解消することができ
る。
ると、鋼板と石綿板との接着構造を採用せず、石
綿板の外表面に耐熱処理を施して、これを露出さ
せる構成としているので、鋼板と石綿板との接着
構造に起因した各種問題を解消することができ
る。
又、接着剤も不要であるので、接着剤に起因し
た問題も解消される。
た問題も解消される。
第1図及び第2図は本発明の第1実施例を示す
図で、第1図はパネル材の構成図、第2図aない
しcはパネル材の製造方法を工程順に示す断面
図、第3図は第2実施例によるパネル材の構成
図、第4図は従来のパネル材の構成図である。 1……石綿製表面板、3……表面板、5,7…
…側板、9……耐熱処理部、11……ウレタン発
泡樹脂(発泡樹脂)。
図で、第1図はパネル材の構成図、第2図aない
しcはパネル材の製造方法を工程順に示す断面
図、第3図は第2実施例によるパネル材の構成
図、第4図は従来のパネル材の構成図である。 1……石綿製表面板、3……表面板、5,7…
…側板、9……耐熱処理部、11……ウレタン発
泡樹脂(発泡樹脂)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外表面に耐熱処理を施された石綿製表面板
と、上記石綿製表面板と間隔を存して配置された
表面板と、上記石綿製表面板及び表面板により形
成された空間内に充填されて発泡し一体化する発
泡樹脂と、を具備したことを特徴とするパネル
材。 2 石綿製表面板の外表面に耐熱処理を施す工程
と、上記石綿製表面板に対して所定間隔をもつて
別の表面板を配置する工程と、上記石綿製表面板
及び表面板により形成された空間内に発泡樹脂を
充填して発泡させ一体化する工程と、を具備した
ことを特徴とするパネル材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002700A JPH03207642A (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | パネル材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002700A JPH03207642A (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | パネル材及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03207642A JPH03207642A (ja) | 1991-09-10 |
| JPH0536228B2 true JPH0536228B2 (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=11536561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002700A Granted JPH03207642A (ja) | 1990-01-10 | 1990-01-10 | パネル材及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03207642A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100800299B1 (ko) * | 2007-06-25 | 2008-02-12 | 주식회사 승주 | 우레탄패널 |
-
1990
- 1990-01-10 JP JP2002700A patent/JPH03207642A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03207642A (ja) | 1991-09-10 |
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