JPH0536268B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0536268B2 JPH0536268B2 JP58187795A JP18779583A JPH0536268B2 JP H0536268 B2 JPH0536268 B2 JP H0536268B2 JP 58187795 A JP58187795 A JP 58187795A JP 18779583 A JP18779583 A JP 18779583A JP H0536268 B2 JPH0536268 B2 JP H0536268B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- booster
- cylinder
- hydraulic
- master cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/12—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
A 発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明は、前、後部ピストンをシリンダ本体内
に挿入すると共に該前部ピストンの前側に前部油
圧室を、また該前、後部ピストン間に後部油圧室
をそれぞれ画成したタンデム型マスタシリンダ
と、このマスタシリンダに連設される油圧式倍力
装置とよりなる、タンデム型マスタシリンダ及び
油圧式倍力装置の組立体に関する。
に挿入すると共に該前部ピストンの前側に前部油
圧室を、また該前、後部ピストン間に後部油圧室
をそれぞれ画成したタンデム型マスタシリンダ
と、このマスタシリンダに連設される油圧式倍力
装置とよりなる、タンデム型マスタシリンダ及び
油圧式倍力装置の組立体に関する。
(2) 従来の技術
上記組立体における油圧式倍力装置が、タンデ
ム型マスタシリンダのシリンダ本体後部に連設さ
れたブースタシリンダと、このブースタシリンダ
内に挿入されてその内部を油圧源に連なる前部の
入力油圧室とそれよりも受圧面積が大きい後部の
出力油圧室とに区画するブースタピストンと、こ
のブースタピストンに設けられた弁孔に摺動可能
に嵌合されて前記入、出力油圧室間の連通及び遮
断、並びに前記出力油圧室と油槽間の遮断及び連
通を行うように人為的に進退操作される弁ピスト
ンとを備える構造のものは従来公知である。
ム型マスタシリンダのシリンダ本体後部に連設さ
れたブースタシリンダと、このブースタシリンダ
内に挿入されてその内部を油圧源に連なる前部の
入力油圧室とそれよりも受圧面積が大きい後部の
出力油圧室とに区画するブースタピストンと、こ
のブースタピストンに設けられた弁孔に摺動可能
に嵌合されて前記入、出力油圧室間の連通及び遮
断、並びに前記出力油圧室と油槽間の遮断及び連
通を行うように人為的に進退操作される弁ピスト
ンとを備える構造のものは従来公知である。
(3) 発明が解決しようとする課題
従来の斯かる組立体では、マスタシリンダの作
動反力を弁ピストンにフイードバツクしてマスタ
シリンダの出力の大きさを操縦者に感知せしめる
ための反力機構が設けられるが、その反力機構の
受圧部を出力油圧室に臨ませた場合には、次のよ
うな問題がある。即ち倍力装置の作動時には出力
油圧室が昇圧してブースタピストンが前進するこ
とによつてマスタシリンダの油圧室が昇圧される
ので、上記受圧部を出力油圧室に臨ませた構造の
ものでは、マスタシリンダの油圧室が昇圧する前
に反力が発生してしまい、特に作動初期にマスタ
シリンダの作動反力を正確には弁ピストンにフイ
ードバツクし得なくなるのである。
動反力を弁ピストンにフイードバツクしてマスタ
シリンダの出力の大きさを操縦者に感知せしめる
ための反力機構が設けられるが、その反力機構の
受圧部を出力油圧室に臨ませた場合には、次のよ
うな問題がある。即ち倍力装置の作動時には出力
油圧室が昇圧してブースタピストンが前進するこ
とによつてマスタシリンダの油圧室が昇圧される
ので、上記受圧部を出力油圧室に臨ませた構造の
ものでは、マスタシリンダの油圧室が昇圧する前
に反力が発生してしまい、特に作動初期にマスタ
シリンダの作動反力を正確には弁ピストンにフイ
ードバツクし得なくなるのである。
そこで斯かる問題を解決するために、例えば特
開昭58−26666号公報に開示される如く、マスタ
シリンダの後部ピストンと、ブースタピストン内
に設けた反力機構の入力部との間を連結部材を介
して連結して、その後部ピストンを反力機構の受
圧ピストンとして機能させることにより、マスタ
シリンダの作動反力を弁ピストンに正確にフイー
ドバツクできるようにしたものが既に提案されて
いる。
開昭58−26666号公報に開示される如く、マスタ
シリンダの後部ピストンと、ブースタピストン内
に設けた反力機構の入力部との間を連結部材を介
して連結して、その後部ピストンを反力機構の受
圧ピストンとして機能させることにより、マスタ
シリンダの作動反力を弁ピストンに正確にフイー
ドバツクできるようにしたものが既に提案されて
いる。
ところが上記提案のものでは、ブースタピスト
ンとマスタシリンダの後部ピストンとが別体であ
ると共に前後方向に互いに間隔を存して並設され
る構造であるため、装置が全体として前後方向に
長大化し、しかもマスタシリンダの後部ピストン
はブースタシリンダに対し相対摺動するブースタ
ピストンに内蔵した反力機構入力部と一体に結合
されていて摺動が不安定になり易くその摺動面に
こじりを生じる虞れがある等の問題がある。
ンとマスタシリンダの後部ピストンとが別体であ
ると共に前後方向に互いに間隔を存して並設され
る構造であるため、装置が全体として前後方向に
長大化し、しかもマスタシリンダの後部ピストン
はブースタシリンダに対し相対摺動するブースタ
ピストンに内蔵した反力機構入力部と一体に結合
されていて摺動が不安定になり易くその摺動面に
こじりを生じる虞れがある等の問題がある。
本発明は、上記問題を全て解決することができ
る、タンデム型マスタシリンダ及び油圧式倍力装
置の組立体を提供することを目的とする。
る、タンデム型マスタシリンダ及び油圧式倍力装
置の組立体を提供することを目的とする。
B 発明の構成
(1) 課題を解決するための手段
上記目的を達成するために本発明は、前、後部
ピストンをシリンダ本体内に挿入すると共に該前
部ピストの前側に前部油圧室を、また該前、後部
ピストン間に後部油圧室をそれぞれ画成したタン
デム型マスタシリンダと、このマスタシリンダに
連設される油圧式倍力装置とよりなり、その油圧
式倍力装置が、前記マスタシリンダのシリンダ本
体後部に連設されたブースタシリンダと、このブ
ースタシリンダ内に挿入されてその内部を油圧源
に連なる前部の入力油圧室とそれよりも受圧面積
が大きい後部の出力油圧室とに区画するブースタ
ピストンと、このブースタピストンに設けられた
弁孔に摺動可能に嵌合されて前記入、出力油圧室
間の連通及び遮断、並びに前記出力油圧室と油槽
間の遮断及び連通を行うように人為的に進退操作
される弁ピストンとを備えてなる、タンデム型マ
スタシリンダ及び油圧式倍力装置の組立体におい
て、ブースタピストンをマスタシリンダの後部ピ
ストンの後部に一体に結合して、その結合体の少
なくとも前後両端部外周を、前記マスタシリンダ
及びブースタシリンダに跨がつて形成されるシリ
ンダ孔に摺動自在に嵌合し、前記後部ピストンに
は、マスタシリンダ後部油圧室に前面を臨ませた
受圧ピストンを有して該後部油圧室の油圧を倍力
装置の弁ピストンに伝達する反力機構を設け、前
記受圧ピストンとマスタシリンダの前部ピストン
との対向面の何れか一方には、その他方に先端を
所定間隔をおいて対向させる係合ロツドを突設し
たことを特徴とする。
ピストンをシリンダ本体内に挿入すると共に該前
部ピストの前側に前部油圧室を、また該前、後部
ピストン間に後部油圧室をそれぞれ画成したタン
デム型マスタシリンダと、このマスタシリンダに
連設される油圧式倍力装置とよりなり、その油圧
式倍力装置が、前記マスタシリンダのシリンダ本
体後部に連設されたブースタシリンダと、このブ
ースタシリンダ内に挿入されてその内部を油圧源
に連なる前部の入力油圧室とそれよりも受圧面積
が大きい後部の出力油圧室とに区画するブースタ
ピストンと、このブースタピストンに設けられた
弁孔に摺動可能に嵌合されて前記入、出力油圧室
間の連通及び遮断、並びに前記出力油圧室と油槽
間の遮断及び連通を行うように人為的に進退操作
される弁ピストンとを備えてなる、タンデム型マ
スタシリンダ及び油圧式倍力装置の組立体におい
て、ブースタピストンをマスタシリンダの後部ピ
ストンの後部に一体に結合して、その結合体の少
なくとも前後両端部外周を、前記マスタシリンダ
及びブースタシリンダに跨がつて形成されるシリ
ンダ孔に摺動自在に嵌合し、前記後部ピストンに
は、マスタシリンダ後部油圧室に前面を臨ませた
受圧ピストンを有して該後部油圧室の油圧を倍力
装置の弁ピストンに伝達する反力機構を設け、前
記受圧ピストンとマスタシリンダの前部ピストン
との対向面の何れか一方には、その他方に先端を
所定間隔をおいて対向させる係合ロツドを突設し
たことを特徴とする。
(2) 作用
マスタシリンダの後部ピストンにブースタピス
トンを一体結合した構造により、それだけマスタ
シリンダとブースタシリンダとを相互に近接させ
ることができる。
トンを一体結合した構造により、それだけマスタ
シリンダとブースタシリンダとを相互に近接させ
ることができる。
また此のように両ピストンの直結構造を採りな
がらも、マスタシリンダの後部ピストン内に反力
機構を配し且つその受圧ピストンをマスタシリン
ダの後部油圧室に直接臨ませたことにより、その
後部油圧室の出力油圧をマスタシリンダの作動初
期より反力機構に正確に感受させることができる
から、後部ピストンの作動反力が弁ピストンに正
確にフイードバツクされ、操縦者は、マスタシリ
ンダの出力の大きさをその作動初期より的確に感
知することができる。その上、後部油圧室側のブ
レーキ油圧系統の油圧が万一失陥した場合には、
後部ピストンの前進により反力機構の受圧ピスト
ンが係合ロツドを介して前部ピストンに係合し
て、前部油圧室の出力油圧をマスタシリンダの作
動初期より反力機構に正確に感受させることがで
きるから、前部ピストンの作動反力が弁ピストン
に正確にフイードバツクされ、操縦者は、マスタ
シリンダの出力の大きさを前記正常時と同様その
作動初期より的確に感知することができる。
がらも、マスタシリンダの後部ピストン内に反力
機構を配し且つその受圧ピストンをマスタシリン
ダの後部油圧室に直接臨ませたことにより、その
後部油圧室の出力油圧をマスタシリンダの作動初
期より反力機構に正確に感受させることができる
から、後部ピストンの作動反力が弁ピストンに正
確にフイードバツクされ、操縦者は、マスタシリ
ンダの出力の大きさをその作動初期より的確に感
知することができる。その上、後部油圧室側のブ
レーキ油圧系統の油圧が万一失陥した場合には、
後部ピストンの前進により反力機構の受圧ピスト
ンが係合ロツドを介して前部ピストンに係合し
て、前部油圧室の出力油圧をマスタシリンダの作
動初期より反力機構に正確に感受させることがで
きるから、前部ピストンの作動反力が弁ピストン
に正確にフイードバツクされ、操縦者は、マスタ
シリンダの出力の大きさを前記正常時と同様その
作動初期より的確に感知することができる。
更に上記後部ピストン及びブースタピストンの
結合体の少なくとも前、後両端部を、マスタシリ
ンダ及びブースタシリンダに跨がるシリンダ孔に
摺動自在に嵌合させたことにより、該結合体は共
通のシリンダ体に対してその軸線方向に長いスパ
ンを以て極めて安定よく円滑に摺動することがで
きるようになる。
結合体の少なくとも前、後両端部を、マスタシリ
ンダ及びブースタシリンダに跨がるシリンダ孔に
摺動自在に嵌合させたことにより、該結合体は共
通のシリンダ体に対してその軸線方向に長いスパ
ンを以て極めて安定よく円滑に摺動することがで
きるようになる。
(3) 実施例
以下、図面により本発明の実施例について説明
する。先ず、第1図に示す第1実施例より始める
に、Mは自動車の2系統式油圧ブレーキ用のタン
デム型マスタシリンダで、そのシリンダ本体1の
上側には油槽2が形成され、その内部は下半部を
隔壁2aによつて前部油溜21と後部油溜22とに
区画され、これら油溜21,22はそれぞれ前部の
リリーフポート31,32および後部のサプライポ
ート41,42を介してシリンダ本体1のシリンダ
孔1aと連通している。シリンダ孔1aには前部
ピストン71および後部ピストン72が摺合され
る。
する。先ず、第1図に示す第1実施例より始める
に、Mは自動車の2系統式油圧ブレーキ用のタン
デム型マスタシリンダで、そのシリンダ本体1の
上側には油槽2が形成され、その内部は下半部を
隔壁2aによつて前部油溜21と後部油溜22とに
区画され、これら油溜21,22はそれぞれ前部の
リリーフポート31,32および後部のサプライポ
ート41,42を介してシリンダ本体1のシリンダ
孔1aと連通している。シリンダ孔1aには前部
ピストン71および後部ピストン72が摺合され
る。
シリンダ孔1aにおいて、前部ピストン71と
シリンダ孔1aの前端壁間に前部油圧室81が、
また両ピストン71,72間に後部油圧室82がそ
れぞれ画成され、これら油圧室81,82はそれぞ
れ図示しない出力ポートを介して2系統の各ブレ
ーキ油圧回路と連通する。各ピストン71,72は
前端にピストンカツプ91,92をそれぞれ備え、
また中間部を小径にしてその外周に環状の補給油
室101,102がそれぞれ形成され、それら油室
101,102をピストンカツプ91,92の背部に
連通させる透孔111,112が各ピストン71,
72の前端部に設けられている。
シリンダ孔1aの前端壁間に前部油圧室81が、
また両ピストン71,72間に後部油圧室82がそ
れぞれ画成され、これら油圧室81,82はそれぞ
れ図示しない出力ポートを介して2系統の各ブレ
ーキ油圧回路と連通する。各ピストン71,72は
前端にピストンカツプ91,92をそれぞれ備え、
また中間部を小径にしてその外周に環状の補給油
室101,102がそれぞれ形成され、それら油室
101,102をピストンカツプ91,92の背部に
連通させる透孔111,112が各ピストン71,
72の前端部に設けられている。
前部油圧室81には前部ピストン71を後退方向
へ弾発する前部戻しばね121が収容され、また
後部油室82には後部ピストン72を後退方向へ弾
発する後部戻しばね122と、そのばねの一定以
上の伸長を制限する間隔保持装置14とが収容さ
れる。間隔保持装置14は後部戻しばね122の
両端を受ける前後一対の座体15,16と、後部
ピストン72に取付けられて前部座体15を摺動
自在に支承する支軸17とより構成され、係合ロ
ツドとしての支軸17は前部座体15の前方移動
を規制する膨大頭部17aを有している。したが
つて、支軸17は、前部座体15の後部座体16
への近接は許容するが、後部ピストン72からの
一定距離以上の離間を膨大部17aにより阻止し
て両座体15,16の最大間隔を規制するように
なつており、その規制により戻しばね122に伸
長限界が与えられる。
へ弾発する前部戻しばね121が収容され、また
後部油室82には後部ピストン72を後退方向へ弾
発する後部戻しばね122と、そのばねの一定以
上の伸長を制限する間隔保持装置14とが収容さ
れる。間隔保持装置14は後部戻しばね122の
両端を受ける前後一対の座体15,16と、後部
ピストン72に取付けられて前部座体15を摺動
自在に支承する支軸17とより構成され、係合ロ
ツドとしての支軸17は前部座体15の前方移動
を規制する膨大頭部17aを有している。したが
つて、支軸17は、前部座体15の後部座体16
への近接は許容するが、後部ピストン72からの
一定距離以上の離間を膨大部17aにより阻止し
て両座体15,16の最大間隔を規制するように
なつており、その規制により戻しばね122に伸
長限界が与えられる。
以上は従来普通の構成であり、このマスタシリ
ンダMに本発明の油圧式倍力装置Bが連結され
る。その倍力装置Bの構成を次に説明する。
ンダMに本発明の油圧式倍力装置Bが連結され
る。その倍力装置Bの構成を次に説明する。
マスタシリンダMのシリンダ本体1の後部には
前記シリンダ孔1aより大径のシリンダ孔20a
をもつたブースタシリンダ20が一体に連設さ
れ、また後部ピストン72の後部には上記シリン
ダ孔20aに摺合するブースタピストン21が一
体に連結される。而して後部ピストン72及びブ
ースタピストン21の結合体は、それの、前記補
給油室102を挟む前端部及び中間部の各外周が
シリンダ孔1aに摺動自在に嵌合され、また同結
合体の、後述する入、出力油圧室23,24間に
挟まれる後端部の外周がシリンダ孔20aに摺動
自在に嵌合されることによつて、単一のシリンダ
本体(即ちシリンダ本体1とブースタシリンダ2
0と結合体)に対し軸線方向に長いスパンを確保
することができるため、その摺動が極めて安定よ
く円滑に行われる。ブースタシリンダ20の後端
にはブースタピストン21の後退限を規制する端
栓22が螺着される。
前記シリンダ孔1aより大径のシリンダ孔20a
をもつたブースタシリンダ20が一体に連設さ
れ、また後部ピストン72の後部には上記シリン
ダ孔20aに摺合するブースタピストン21が一
体に連結される。而して後部ピストン72及びブ
ースタピストン21の結合体は、それの、前記補
給油室102を挟む前端部及び中間部の各外周が
シリンダ孔1aに摺動自在に嵌合され、また同結
合体の、後述する入、出力油圧室23,24間に
挟まれる後端部の外周がシリンダ孔20aに摺動
自在に嵌合されることによつて、単一のシリンダ
本体(即ちシリンダ本体1とブースタシリンダ2
0と結合体)に対し軸線方向に長いスパンを確保
することができるため、その摺動が極めて安定よ
く円滑に行われる。ブースタシリンダ20の後端
にはブースタピストン21の後退限を規制する端
栓22が螺着される。
シリンダ孔20aにおいて、ブースタピストン
21は、中間部を小径にしてその外周部に環状の
入力油圧室23を画成し、また端栓22との間に
出力油圧室24を画成し、出力油圧室24の受圧
面積は入力油圧室23のそれより大きくなつてい
る。また、シリンダ孔1a,20aの大きさの差
から、入力油圧室23における後部ピストン72
の受圧面積S1よりもブースタピストン21の受圧
面積S2の方が大きくなつている。
21は、中間部を小径にしてその外周部に環状の
入力油圧室23を画成し、また端栓22との間に
出力油圧室24を画成し、出力油圧室24の受圧
面積は入力油圧室23のそれより大きくなつてい
る。また、シリンダ孔1a,20aの大きさの差
から、入力油圧室23における後部ピストン72
の受圧面積S1よりもブースタピストン21の受圧
面積S2の方が大きくなつている。
後部ピストン72及びブースタピストン21に
は、これらの軸線に沿つてブースタピストン21
の後端から始まり後部ピストン72の中間部で終
る一連の弁孔25が穿設されており、この弁孔2
5に、端栓22を貫通する弁ピストン26が摺合
され、この弁ピストン26の後端にはプツシユロ
ツド27を介してブレーキペダル28が連接され
る。
は、これらの軸線に沿つてブースタピストン21
の後端から始まり後部ピストン72の中間部で終
る一連の弁孔25が穿設されており、この弁孔2
5に、端栓22を貫通する弁ピストン26が摺合
され、この弁ピストン26の後端にはプツシユロ
ツド27を介してブレーキペダル28が連接され
る。
ブースタピストン21の後端部には環状凹部2
9が形成されると共にその凹部29の開口部にス
トツパ環30が固定され、凹部29内でこのスト
ツパ環30と当接して弁ピストン26の後退限を
規制するストツパ環31が弁ピストン26に固定
される。後者のストツパ環31は戻しばね32に
よつて前者のストツパ環30側に付勢される。弁
ピストン26のブースタピストン21に対する前
進限は、弁ピストン26前端が弁孔25の前端壁
に当接することにより規制される。
9が形成されると共にその凹部29の開口部にス
トツパ環30が固定され、凹部29内でこのスト
ツパ環30と当接して弁ピストン26の後退限を
規制するストツパ環31が弁ピストン26に固定
される。後者のストツパ環31は戻しばね32に
よつて前者のストツパ環30側に付勢される。弁
ピストン26のブースタピストン21に対する前
進限は、弁ピストン26前端が弁孔25の前端壁
に当接することにより規制される。
弁ピストン26には、その外周で互いに軸方向
に間隔を存して並ぶ3つの環状ポート33,3
4,35と、これらポート33,34,35を相
互に連通する油路36とが設けられる。以後、上
記ポート33,34,35は、弁ピストン26の
前端側より前部ポート33、中央ポート34、後
部ポート35と呼ぶことにし、その後部ポート3
5は出力油圧室24に常時開口している。
に間隔を存して並ぶ3つの環状ポート33,3
4,35と、これらポート33,34,35を相
互に連通する油路36とが設けられる。以後、上
記ポート33,34,35は、弁ピストン26の
前端側より前部ポート33、中央ポート34、後
部ポート35と呼ぶことにし、その後部ポート3
5は出力油圧室24に常時開口している。
一方、ブースタピストン21には、中央ポート
34に対応して入力油圧室23から弁孔25に至
る入口ポート37が、また後部ピストン72には、
前部ポート33に対応して弁孔25から前記補給
油室102に至る出口ポート38がそれぞれ穿設
される。
34に対応して入力油圧室23から弁孔25に至
る入口ポート37が、また後部ピストン72には、
前部ポート33に対応して弁孔25から前記補給
油室102に至る出口ポート38がそれぞれ穿設
される。
尚、弁ピストン26の前端によりシリンダ孔2
0aの前部に画成される前部油室39は、弁ピス
トン26の摺動を妨げないように、後部ピストン
72の透孔40を介して補給油室102と連通され
る。
0aの前部に画成される前部油室39は、弁ピス
トン26の摺動を妨げないように、後部ピストン
72の透孔40を介して補給油室102と連通され
る。
後部ピストン72には、その前面に開口する大
径孔41と、この大径孔41及び前記シリンダ孔
20aに両端を開口する小径孔42とが穿設さ
れ、大径孔41にはその奥より順にゴム等よりな
る弾性ピストン43、及びそれと同径の受圧ピス
トン44が摺合され、したがつて受圧ピストン4
4の受圧面は後部油圧室82に臨む。小径孔42
には弁ピストン26及び弾性ピストン43の対向
端面に当接し得る反力ピストン45が摺合され
る。これらピストン43,44,45によつて、
後部ピストン72の作動反力を弁ピストン26に
伝達する反力機構Rが構成される。
径孔41と、この大径孔41及び前記シリンダ孔
20aに両端を開口する小径孔42とが穿設さ
れ、大径孔41にはその奥より順にゴム等よりな
る弾性ピストン43、及びそれと同径の受圧ピス
トン44が摺合され、したがつて受圧ピストン4
4の受圧面は後部油圧室82に臨む。小径孔42
には弁ピストン26及び弾性ピストン43の対向
端面に当接し得る反力ピストン45が摺合され
る。これらピストン43,44,45によつて、
後部ピストン72の作動反力を弁ピストン26に
伝達する反力機構Rが構成される。
受圧ピストン44は、大径孔41の開口部に固
定された止環46によつて大径孔41からの離脱
を防止され、この受圧ピストン44の前面に前記
間隔保持装置14の支軸17が一体に突設され
る。このようにすると、支軸17及び受圧ピスト
ン44が一部品を構成するので、構造の簡素化を
図る上で有利である。
定された止環46によつて大径孔41からの離脱
を防止され、この受圧ピストン44の前面に前記
間隔保持装置14の支軸17が一体に突設され
る。このようにすると、支軸17及び受圧ピスト
ン44が一部品を構成するので、構造の簡素化を
図る上で有利である。
入力油圧室23は油路47によつて前記油槽2
に接続され、その油路47には、油槽2の貯留油
を入力油圧室23に圧送し得る油圧ポンプ48
と、該ポンプ48の下流側に位置する電磁開閉弁
49とが介装されると共に、油圧ポンプ48及び
開閉弁49間に蓄圧器50が接続される。
に接続され、その油路47には、油槽2の貯留油
を入力油圧室23に圧送し得る油圧ポンプ48
と、該ポンプ48の下流側に位置する電磁開閉弁
49とが介装されると共に、油圧ポンプ48及び
開閉弁49間に蓄圧器50が接続される。
電磁開閉弁49は、ソレノイドの通電時に開弁
する常閉型に構成され、そのソレノイドと電源5
1間を接ぐ電気回路には、ブレーキペダル28の
踏込操作に連動して閉じる制御スイツチ52が介
挿される。また、油圧ポンプ48は電動モータ5
3により駆動されるようになつており、このモー
タ53と電源51間を接ぐ電気回路には、蓄圧器
50の内圧が一定値以下に低下することに応動し
て閉じる圧力スイツチ54が介挿される。尚、5
5は自動車のイグニシヨンスイツチの開閉に連動
する主スイツチである。
する常閉型に構成され、そのソレノイドと電源5
1間を接ぐ電気回路には、ブレーキペダル28の
踏込操作に連動して閉じる制御スイツチ52が介
挿される。また、油圧ポンプ48は電動モータ5
3により駆動されるようになつており、このモー
タ53と電源51間を接ぐ電気回路には、蓄圧器
50の内圧が一定値以下に低下することに応動し
て閉じる圧力スイツチ54が介挿される。尚、5
5は自動車のイグニシヨンスイツチの開閉に連動
する主スイツチである。
次にこの実施例の作用を説明する。最初に自動
車のイグニシヨンスイツチの閉成操作に連動して
主スイツチ55を閉じると、電動モータ53が作
動して油圧ポンプ48を駆動し、蓄圧器50に作
動油圧を所定圧力まで蓄圧することができる。
車のイグニシヨンスイツチの閉成操作に連動して
主スイツチ55を閉じると、電動モータ53が作
動して油圧ポンプ48を駆動し、蓄圧器50に作
動油圧を所定圧力まで蓄圧することができる。
ブレーキペダル28の非作動状態では、図示の
ように、制御スイツチ52が開放されているの
で、電磁開閉弁49は閉弁状態となつている。ま
た弁ピストン26は両ストツパ環30,31の当
接により後退限に保持され、前部ポート33は出
口ポート38との連通位置を占め、中央ポート3
4は入口ポート37と遮断されるようにそれより
若干後方位置を占めている。したがつて出力油圧
室24は後部ポート35、油路36、前部ポート
33、出口ポート38、補給油室102及びサプ
ライポート42を介して油槽2に連通して大気圧
状態とされるので、前、後部ピストン71,72及
びブースタピストン21はそれぞれ戻しばね12
1,122の力によつて後退位置に保持される。
ように、制御スイツチ52が開放されているの
で、電磁開閉弁49は閉弁状態となつている。ま
た弁ピストン26は両ストツパ環30,31の当
接により後退限に保持され、前部ポート33は出
口ポート38との連通位置を占め、中央ポート3
4は入口ポート37と遮断されるようにそれより
若干後方位置を占めている。したがつて出力油圧
室24は後部ポート35、油路36、前部ポート
33、出口ポート38、補給油室102及びサプ
ライポート42を介して油槽2に連通して大気圧
状態とされるので、前、後部ピストン71,72及
びブースタピストン21はそれぞれ戻しばね12
1,122の力によつて後退位置に保持される。
いま、自動車を制動すべくブレーキペダル28
を踏込むと、制御スイツチ52が閉成されて開閉
弁49を開弁させる。同時にブレーキペダル28
からブツシユロツド27を介して弁ピストン26
が前方へ押動され、先ず前部ポート33が出口ポ
ート38と遮断され、次いで中央ポート34が入
口ポート37との連通位置へ動かされる。この結
果、蓄圧器50及び油圧ポンプ48から入力油圧
室23に作動油圧が供給され、そしてその油圧は
入口ポート37、中央ポート34、油路36及び
後部ポート35を通して出力油圧室24に供給さ
れるので、その油圧を受けてブースタピストン2
1は前進し、これにより前、後部ピストン71,
72を、それらの戻しばね121,122を圧縮し
ながら前進せしめる。このとき、ブレーキ油圧回
路が2系統共正常であれば、各ピストンカツプ9
1,92がリリーフポート31,32を通過してから
各ピストン71,72の前進に応じて各油圧室81,
82に油圧を発生させ、両ブレーキ油圧回路を同
時に作動することができる。
を踏込むと、制御スイツチ52が閉成されて開閉
弁49を開弁させる。同時にブレーキペダル28
からブツシユロツド27を介して弁ピストン26
が前方へ押動され、先ず前部ポート33が出口ポ
ート38と遮断され、次いで中央ポート34が入
口ポート37との連通位置へ動かされる。この結
果、蓄圧器50及び油圧ポンプ48から入力油圧
室23に作動油圧が供給され、そしてその油圧は
入口ポート37、中央ポート34、油路36及び
後部ポート35を通して出力油圧室24に供給さ
れるので、その油圧を受けてブースタピストン2
1は前進し、これにより前、後部ピストン71,
72を、それらの戻しばね121,122を圧縮し
ながら前進せしめる。このとき、ブレーキ油圧回
路が2系統共正常であれば、各ピストンカツプ9
1,92がリリーフポート31,32を通過してから
各ピストン71,72の前進に応じて各油圧室81,
82に油圧を発生させ、両ブレーキ油圧回路を同
時に作動することができる。
この制動過程において、中央ポート34が入口
ポート37との連通位置に到達する頃、弁ピスト
ン26は反力ピストン45を介して弾性ピストン
43に当接する。そして、後部ピストン72の前
進に伴い後部油圧室82内の油圧が上昇すると、
受圧ピストン44は、その油圧を後部ピストン7
2の作動反力として受けて弾性ピストン43を圧
縮するように作動し、その圧縮力の一部が反力ピ
ストン45を介して弁ピストン26へ、更にプツ
シユロツド27を介してブレーキペダル28へフ
イードバツクされ、これにより操縦者は制動力の
大きさを感知することができる。この場合、特に
受圧ピストン44はマスタシリンダMの油圧室8
2の油圧を直接感受するので、マスタシリンダM
の出力の大きさを作動初期から的確に感知するこ
とができる。
ポート37との連通位置に到達する頃、弁ピスト
ン26は反力ピストン45を介して弾性ピストン
43に当接する。そして、後部ピストン72の前
進に伴い後部油圧室82内の油圧が上昇すると、
受圧ピストン44は、その油圧を後部ピストン7
2の作動反力として受けて弾性ピストン43を圧
縮するように作動し、その圧縮力の一部が反力ピ
ストン45を介して弁ピストン26へ、更にプツ
シユロツド27を介してブレーキペダル28へフ
イードバツクされ、これにより操縦者は制動力の
大きさを感知することができる。この場合、特に
受圧ピストン44はマスタシリンダMの油圧室8
2の油圧を直接感受するので、マスタシリンダM
の出力の大きさを作動初期から的確に感知するこ
とができる。
この制動時に、若し前部油圧室81側のブレー
キ油圧回路のみに漏油故障があれば、前部ピスト
ン71の前進によるも前部油圧室81には当然油圧
が発生しないので、前部ピストン71がシリンダ
孔1aの前端壁に当接するまでのブースタピスト
ン21の前進ストロークは無効ストロークとなる
が、その後のブースタピストン21の前進によつ
て後部油圧室82には油圧を発生させることがで
きる。
キ油圧回路のみに漏油故障があれば、前部ピスト
ン71の前進によるも前部油圧室81には当然油圧
が発生しないので、前部ピストン71がシリンダ
孔1aの前端壁に当接するまでのブースタピスト
ン21の前進ストロークは無効ストロークとなる
が、その後のブースタピストン21の前進によつ
て後部油圧室82には油圧を発生させることがで
きる。
また、これとは反対に後部油圧室82側のブレ
ーキ油圧回路のみに漏油故障があれば後部ピスト
ン72の前進によるも後部油圧室82には当然油圧
が発生しないので、間隔保持装置14の支軸17
が前部ピストン71の後端に当接するまでのブー
スタピストン21の前進ストロークは無効ストロ
ークとなるが、その後のブースタピストン21の
前進が支軸17を介して前部ピストン71を前進
せしめ、前部油圧室81には油圧を発生させるこ
とができる。このとき、前部ピストン71の作動
反力は支軸17を介して受圧ピストン44に伝達
されるので、この力を前述と同様にブレーキペダ
ル28へフイードバツクすることができる。
ーキ油圧回路のみに漏油故障があれば後部ピスト
ン72の前進によるも後部油圧室82には当然油圧
が発生しないので、間隔保持装置14の支軸17
が前部ピストン71の後端に当接するまでのブー
スタピストン21の前進ストロークは無効ストロ
ークとなるが、その後のブースタピストン21の
前進が支軸17を介して前部ピストン71を前進
せしめ、前部油圧室81には油圧を発生させるこ
とができる。このとき、前部ピストン71の作動
反力は支軸17を介して受圧ピストン44に伝達
されるので、この力を前述と同様にブレーキペダ
ル28へフイードバツクすることができる。
次に制動を解除すべくブレーキペダル28を解
放すれば、先ず弁ピストン26が戻しばね32の
力をもつて後退して、前述の非作動状態と同様
に、中央ポート34を入口ポート37との遮断位
置に、また前部ポート33を出口ポート38との
連通位置に戻すので、出力油圧室24の油圧は油
槽2に放出される。一方、開閉弁49が開弁して
いる間は、入力油圧室23に油圧が導入され続け
るので、この油圧が入力油圧室23における後部
ピストン72とブースタピストン21との受圧面
積差(S2−S1)に作用してブースタピストン21
に後退力を付与する。その結果、ブースタピスト
ン21はブレーキペダル28の後退動作に追従
し、これに伴い前、後部ピストン71,72は戻し
ばね121,122の力をもつて後退する。そして
ブースタピストン21が後退限に到達し、ブレー
キペダル28が当初の非作動位置に戻れば、制御
スイツチ52が開放されるので、開閉弁49は閉
弁して油路47を遮断する。
放すれば、先ず弁ピストン26が戻しばね32の
力をもつて後退して、前述の非作動状態と同様
に、中央ポート34を入口ポート37との遮断位
置に、また前部ポート33を出口ポート38との
連通位置に戻すので、出力油圧室24の油圧は油
槽2に放出される。一方、開閉弁49が開弁して
いる間は、入力油圧室23に油圧が導入され続け
るので、この油圧が入力油圧室23における後部
ピストン72とブースタピストン21との受圧面
積差(S2−S1)に作用してブースタピストン21
に後退力を付与する。その結果、ブースタピスト
ン21はブレーキペダル28の後退動作に追従
し、これに伴い前、後部ピストン71,72は戻し
ばね121,122の力をもつて後退する。そして
ブースタピストン21が後退限に到達し、ブレー
キペダル28が当初の非作動位置に戻れば、制御
スイツチ52が開放されるので、開閉弁49は閉
弁して油路47を遮断する。
この間、両ピストン71,72の後退動に伴い油
圧室81,82に減圧を生じれば、ピストンカツプ
91,92の外周部はその前後の圧力差により前方
へ撓んでシリンダ孔1a内面との間に隙間を生
じ、その結果、油溜21,22内の作動油がサプラ
イポート41,42、補給油室101,102および
透孔111,112を経て油圧室81,82にそれぞ
れ流入し、作動油の補給が行われ、その際に過剰
に補給が行われると、その過剰分はリリーフポー
ト31,32より油槽2に戻される。
圧室81,82に減圧を生じれば、ピストンカツプ
91,92の外周部はその前後の圧力差により前方
へ撓んでシリンダ孔1a内面との間に隙間を生
じ、その結果、油溜21,22内の作動油がサプラ
イポート41,42、補給油室101,102および
透孔111,112を経て油圧室81,82にそれぞ
れ流入し、作動油の補給が行われ、その際に過剰
に補給が行われると、その過剰分はリリーフポー
ト31,32より油槽2に戻される。
次に第2図に示す本発明の第2実施例について
説明すると、ブースタピストン21には入口ポー
ト37のほかに、その後方で弁孔25から出力油
圧室24に至る連通ポート60と、さらに後方で
出力油圧室24から弁孔25に至る出口ポート3
8が穿設され、弁ピストン26には、該ピストン
26の進・退に応じて入口ポート37及び連通ポ
ート60間の連通・遮断を行う環状連絡溝61
と、該ピストン26の進・退に応じて出口ポート
38と遮断・連通される環状の後部ポート35
と、この後部ポート35を弁孔25の前部油室3
9を介して補給油室102に常時連通する油路3
6とが穿設される。尚、弁ピストン26は製作上
の都合から前後に2分してあるが、そのようにし
なくともよい。その他の構成は前実施例と同様で
あり、図中前実施例と対応する部分にはそれと同
一の符号を付す。
説明すると、ブースタピストン21には入口ポー
ト37のほかに、その後方で弁孔25から出力油
圧室24に至る連通ポート60と、さらに後方で
出力油圧室24から弁孔25に至る出口ポート3
8が穿設され、弁ピストン26には、該ピストン
26の進・退に応じて入口ポート37及び連通ポ
ート60間の連通・遮断を行う環状連絡溝61
と、該ピストン26の進・退に応じて出口ポート
38と遮断・連通される環状の後部ポート35
と、この後部ポート35を弁孔25の前部油室3
9を介して補給油室102に常時連通する油路3
6とが穿設される。尚、弁ピストン26は製作上
の都合から前後に2分してあるが、そのようにし
なくともよい。その他の構成は前実施例と同様で
あり、図中前実施例と対応する部分にはそれと同
一の符号を付す。
而して、弁ピストン26が後退位置にあれば、
入口ポート37を遮断すると共に出口ポート38
に後部ポート35を連通させるので、入、出力油
圧室23,24間は遮断されると共に、出力油圧
室24は出口ポート38、後部ポート35、油路
36、前部油室39、透孔40及び補給油室10
2を介して油槽2に連通される。また弁ピストン
26が前進位置へ移動されると、出口ポート38
及び後部ポート35間の連通を断ち、続いて連絡
溝61により入口ポート37及び連通ポート60
間を連通させるので、出力油圧室24及び油槽2
間は遮断されると共に入、出力油圧室23,24
間は入口ポート37、連絡溝61及び連通ポート
60を介して連通される。
入口ポート37を遮断すると共に出口ポート38
に後部ポート35を連通させるので、入、出力油
圧室23,24間は遮断されると共に、出力油圧
室24は出口ポート38、後部ポート35、油路
36、前部油室39、透孔40及び補給油室10
2を介して油槽2に連通される。また弁ピストン
26が前進位置へ移動されると、出口ポート38
及び後部ポート35間の連通を断ち、続いて連絡
溝61により入口ポート37及び連通ポート60
間を連通させるので、出力油圧室24及び油槽2
間は遮断されると共に入、出力油圧室23,24
間は入口ポート37、連絡溝61及び連通ポート
60を介して連通される。
C 発明の効果
以上のように本発明によれば、タンデム型マス
タシリンダ及び油圧式倍力装置の組立体におい
て、ブースタピストンをマスタシリンダの後部ピ
ストンの後部に一体に結合して、その結合体の少
なくとも前後両端部外周を、前記マスタシリンダ
及びブースタシリンダに跨がつて形成されるシリ
ンダ孔に摺動自在に嵌合し、前記後部ピストンに
は、マスタシリンダの後部油圧室に前面を臨ませ
た受圧ピストンを有して該後部油圧室の油圧を倍
力装置の弁ピストンに伝達する反力機構を設け、
前記受圧ピストンとマスタシリンダの前部ピスト
ンとの対向面の何れか一方には、その他方に先端
を所定間隔をおいて対向させる係合ロツドを突設
したので、タンデム型マスタシリンダの後部ピス
トンにブースタピストンを一体結合した構造によ
り、それだけマスタシリンダとブースタシリンダ
とを相互に近接させることができ、また上記のよ
うに両ピストンの直結構造を採りながらも、マス
タシリンダの後部ピストン内に反力機構を配し且
つその受圧ピストンをマスタシリンダの後部油圧
室に直接臨ませたことにより、その後部油圧室の
出力油圧をマスタシリンダの作動初期より反力機
構に正確に感受させることができると共に、反力
機構自身を前後方向に長く構成する必要もなくな
り、以上の結果、装置全体及び反力機構の各々の
前後方向小型化を図りつつ、マスタシリンダにお
ける後部ピストンの作動反力を弁ピストンに正確
にフイードバツクしてマスタシリンダの出力の大
きさをその作動初期より操縦者に的確に感知させ
ることができる。
タシリンダ及び油圧式倍力装置の組立体におい
て、ブースタピストンをマスタシリンダの後部ピ
ストンの後部に一体に結合して、その結合体の少
なくとも前後両端部外周を、前記マスタシリンダ
及びブースタシリンダに跨がつて形成されるシリ
ンダ孔に摺動自在に嵌合し、前記後部ピストンに
は、マスタシリンダの後部油圧室に前面を臨ませ
た受圧ピストンを有して該後部油圧室の油圧を倍
力装置の弁ピストンに伝達する反力機構を設け、
前記受圧ピストンとマスタシリンダの前部ピスト
ンとの対向面の何れか一方には、その他方に先端
を所定間隔をおいて対向させる係合ロツドを突設
したので、タンデム型マスタシリンダの後部ピス
トンにブースタピストンを一体結合した構造によ
り、それだけマスタシリンダとブースタシリンダ
とを相互に近接させることができ、また上記のよ
うに両ピストンの直結構造を採りながらも、マス
タシリンダの後部ピストン内に反力機構を配し且
つその受圧ピストンをマスタシリンダの後部油圧
室に直接臨ませたことにより、その後部油圧室の
出力油圧をマスタシリンダの作動初期より反力機
構に正確に感受させることができると共に、反力
機構自身を前後方向に長く構成する必要もなくな
り、以上の結果、装置全体及び反力機構の各々の
前後方向小型化を図りつつ、マスタシリンダにお
ける後部ピストンの作動反力を弁ピストンに正確
にフイードバツクしてマスタシリンダの出力の大
きさをその作動初期より操縦者に的確に感知させ
ることができる。
また後部油圧室に対応したブレーキ油圧系統の
油圧が万一失陥した場合には、後部ピストンの前
進により反力機構の受圧ピストンが係合ロツドを
介して前部ピストンに係合するため、前部油圧室
の出力油圧を前部ピストンの作動初期より反力機
構に正確に感受させることができ、従つてマスタ
シリンダにおける前部ピストンの作動反力を弁ピ
ストンに正確にフイードバツクしてマスタシリン
ダの出力の大きさを前記正常時と同様その作動初
期より操縦者に的確に感知させることができる。
油圧が万一失陥した場合には、後部ピストンの前
進により反力機構の受圧ピストンが係合ロツドを
介して前部ピストンに係合するため、前部油圧室
の出力油圧を前部ピストンの作動初期より反力機
構に正確に感受させることができ、従つてマスタ
シリンダにおける前部ピストンの作動反力を弁ピ
ストンに正確にフイードバツクしてマスタシリン
ダの出力の大きさを前記正常時と同様その作動初
期より操縦者に的確に感知させることができる。
更にタンデム型マスタシリンダの後部ピストン
の倍力装置のブースタピストンとを一体結合し
て、その結合体の少なくとも前、後両端部を、マ
スタシリンダ及びブースタシリンダに跨がるシリ
ンダ孔に摺動自在に嵌合させたことにより、該結
合体を共通のシリンダ体に対してその軸線方向に
長いスパンを以て極めて安定よく円滑に摺動させ
ることができる。
の倍力装置のブースタピストンとを一体結合し
て、その結合体の少なくとも前、後両端部を、マ
スタシリンダ及びブースタシリンダに跨がるシリ
ンダ孔に摺動自在に嵌合させたことにより、該結
合体を共通のシリンダ体に対してその軸線方向に
長いスパンを以て極めて安定よく円滑に摺動させ
ることができる。
第1図は、本発明の第1実施例を示すマスタシ
リンダ及び倍力装置組立体の縦断側面図、第2図
は第2実施例を示す同様縦断側面図である。 B……油圧式倍力装置、M……タンデム型マス
タシリンダ、R……反力機構、1……シリンダ本
体、2……油槽、71,72……前、後部ピスト
ン、81,82……前、後部油圧室、17……係合
ロツドとしての支軸、20……ブースタシリン
ダ、21……ブースタピストン、23,24……
入、出力油圧室、25……弁孔、26……弁ピス
トン、44……受圧ピストン、45……反力ピス
トン、48……油圧源たる油圧ポンプ、50……
油圧源たる蓄圧器、52……制御スイツチ、53
……電動モータ、60……連通ポート、61……
連絡溝。
リンダ及び倍力装置組立体の縦断側面図、第2図
は第2実施例を示す同様縦断側面図である。 B……油圧式倍力装置、M……タンデム型マス
タシリンダ、R……反力機構、1……シリンダ本
体、2……油槽、71,72……前、後部ピスト
ン、81,82……前、後部油圧室、17……係合
ロツドとしての支軸、20……ブースタシリン
ダ、21……ブースタピストン、23,24……
入、出力油圧室、25……弁孔、26……弁ピス
トン、44……受圧ピストン、45……反力ピス
トン、48……油圧源たる油圧ポンプ、50……
油圧源たる蓄圧器、52……制御スイツチ、53
……電動モータ、60……連通ポート、61……
連絡溝。
Claims (1)
- 1 前、後部ピストン71,72をシリンダ本体1
内に挿入すると共に該前部ピストン71の前側に
前部油圧室81を、また該前、後部ピストン71,
72間に後部油圧室82をそれぞれ画成したタンデ
ム型マスタシリンダMと、このマスタシリンダM
に連設される油圧式倍力装置Bとよりなり、その
倍力装置Bは、前記マスタシリンダMのシリンダ
本体1後部に連設されたブースタシリンダ20
と、このブースタシリンダ20内に挿入されてそ
の内部を油圧源48,50に連なる前部の入力油
圧室23とそれよりも受圧面積が大きい後部の出
力油圧室24とに区画するブースタピストン21
と、このブースタピストン21に設けられた弁孔
25に摺動可能に嵌合されて前記入、出力油圧室
23,24間の連通及び遮断、並びに前記出力油
圧室24と油槽2間の遮断及び連通を行うように
人為的に進退操作される弁ピストン26とを備え
てなる、タンデム型マスタシリンダ及び油圧式倍
力装置の組立体において、前記ブースタピストン
21を前記後部ピストン72の後部に一体に結合
して、その結合体の少なくとも前後両端部外周
を、前記マスタシリンダM及びブースタシリンダ
20に跨がつて形成されるシリンダ孔1a,20
aに摺動自在に嵌合し、前記後部ピストン72に
は、前記後部油圧室82に前面を臨ませた受圧ピ
ストン44を有して該後部油圧室82の油圧を前
記弁ピストン26に伝達する反力機構Rを設け、
前記受圧ピストン44と前部ピストン71との対
向面の何れか一方には、その他方に先端を所定間
隔をおいて対向させる係合ロツド17を突設した
ことを特徴とする、タンデム型マスタシリンダ及
び油圧式倍力装置の組立体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58187795A JPS6078855A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 油圧式倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58187795A JPS6078855A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 油圧式倍力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6078855A JPS6078855A (ja) | 1985-05-04 |
| JPH0536268B2 true JPH0536268B2 (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=16212356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58187795A Granted JPS6078855A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 油圧式倍力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6078855A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2104605B (en) * | 1981-07-04 | 1985-03-06 | Lucas Ind Plc | Hydraulic boosters for vehicle braking systems |
-
1983
- 1983-10-07 JP JP58187795A patent/JPS6078855A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6078855A (ja) | 1985-05-04 |
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