JPH0536562A - セラミツク積層コンデンサ - Google Patents

セラミツク積層コンデンサ

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JPH0536562A
JPH0536562A JP21427191A JP21427191A JPH0536562A JP H0536562 A JPH0536562 A JP H0536562A JP 21427191 A JP21427191 A JP 21427191A JP 21427191 A JP21427191 A JP 21427191A JP H0536562 A JPH0536562 A JP H0536562A
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JP
Japan
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ceramic
multilayer capacitor
ceramic multilayer
laminated
layers
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Withdrawn
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JP21427191A
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English (en)
Inventor
Eiji Yatabe
英爾 矢田部
Hiroshi Tanemoto
啓 種本
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、容量の温度依存性が小さく、か
つ、容量の大きいセラミック積層コンデンサを提供す
る。 【構成】 各層で誘電率の温度特性が異なるセラミック
誘電体を積層して一つの積層コンデンサとする。セラミ
ック積層コンデンサの容量は各層の容量の合計であるの
で、容量の温度依存性が小さいセラミック積層コンデン
サを提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小型で大容量が得られる
セラミック積層コンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のセラミック積層コンデンサは図7
に示す構造をしており、厚さ数ミクロンの内部電極層2
と十から数十ミクロンのセラミック誘電体層が交互に層
状積み重ねられており、小型で大容量が得られる構造に
なっている。
【0003】コンデンサの容量は、使用する材料の誘電
率、面積に比例し、使用する材料の厚みに半比例するこ
とから、図7に示す構造のセラミックコンデンサは小型
で大容量となる。セラミック誘電体としては、チタン酸
バリウム、チタン酸ジルコン酸鉛、マグネシウムニオブ
酸鉛等に代表される高誘電率のセラミック誘電体が用い
られる。又、誘電率の温度依存性、即ちセラミック積層
コンデンサの容量の温度依存性を小さくするために、シ
フター、デプレッサーと呼ばれる添加元素を添加したセ
ラミック誘電体がしばしば材料として用いられる。
【0004】従来一つの積層体に使用される材料は一種
類であるが、各層で互いに異なる材料を積層した積層体
に関しては特開昭63−188905号公報に記載のよ
うに、2つ以上の機能を一つの積層体で実現することを
目的とするものだけであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は一つのセラミッ
ク積層コンデンサに使用するセラミック誘電体材料は一
種類であったために、容量の温度依存性の小さいセラミ
ック積層コンデンサを作製するためには、誘電率の温度
依存性が小さいセラミック誘電体材料を使用する必要が
あった。ここで、誘電率の温度依存性が小さいセラミッ
ク誘電体は誘電率が小さいので容量の温度依存性の小さ
いセラミック積層コンデンサは容量が小さいという欠点
があった。逆に比誘電率の大きい材料を用いたセラミッ
ク積層コンデンサは容量は大きいが容量の温度依存性が
大きいという欠点があった。
【0006】例えば、マグネシウムニオブ酸鉛の複合ペ
ロブスカイトの場合、図8に示すように誘電率が最高と
なる温度での誘電率は、チタン酸バリウム等に比べ大き
いが、温度依存性が大きい。
【0007】そこで、この発明は容量の温度依存性が小
さく、かつ、容量が大きいセラミック積層コンデンサを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を達
成するために、セラミック積層コンデンサにおいて各層
で互いに異なる構成成分を有するセラミック誘電体層を
積層したものである。上記セラミック積層コンデンサに
用いるセラミック誘電体材料としては、最高誘電率とな
る温度がコンデンサを使用する温度範囲内にありかつ誘
電率が最高となる温度での誘電率が高い材料を何種類か
組み合わせるとよい。又、使用する温度範囲全域におい
てセラミック積層コンデンサの容量の温度依存性を小さ
くするために、最高誘電率となる温度が使用温度範囲内
で均等になるように何種類かの材料を選び、更に、誘電
率が最高となる温度での誘電率の逆数に比例した数を積
層することが好ましい。
【0009】例として、3種類の材料を用いて使用温度
範囲内で容量が大きく、かつ、容量の温度依存性が小さ
い本発明のセラミック積層コンデンサ(積層数n、使用
温度T1 〜T2 [°C])を作製する場合を考える。ま
ず、3種類の材料としては以下に示すA、B、Cを選
ぶ。
【0010】A:温度T1 で誘電率が最高となり、T1
での誘電率がεA である誘電体 B:温度(T1 +T2 )/2で誘電率が最高となり、
(T1 +T2 )/2での誘導率がεB である誘電体 C:温度T2 で誘電率が最高となり、T2 での誘電率が
εC である誘電体これらA、B、Cを使用した誘電体層
の層数は以下の通りである。 材料Aを用いた層の数は n×(1/εA )/(1/εA +1/εB +1/εC ) 材料Bを用いた層の数は n×(1/εB )/(1/εA +1/εB +1/εC ) 材料Cを用いた層の数は n×(1/εC )/(1/εA +1/εB +1/εC
【0011】マグネシウムニオブ酸鉛とチタン酸鉛の複
合ペロブスカイトを使用する場合、図8(エレクトロニ
クセラミック Vol.18.No.88 p.10)
に示すようにチタン酸鉛の含有量によって誘導率が最高
となる温度が−10°Cから100°Cまで変化するの
で、各層で互いにチタン酸鉛の含有量が異なるマグネシ
ウムニオブ酸鉛とチタン酸鉛の複合ペロプスカイトを積
層すればよい。この場合、各成分の積層数は誘電率が最
高となる温度での誘電率の逆数に比例させることが望ま
しい。
【0012】
【作用】上記のように構成されたセラミック積層コンデ
ンサの各温度での容量は、その温度での各層の容量の和
となるので、使用温度範囲内で容量の温度依存性の小さ
く、かつ、容量の大きいセラミック積層コンデンサとな
る。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。まず、本発明の一実施例である図1に示す
セラミック積層コンデンサを作製するにあたって、図3
に示す形(即ち、誘電体層50層、外部ダミー層10
層、縦8ミリ、横6ミリ、高さ6.5ミリ)のセラミッ
ク積層コンデンサを使用する誘電体材料をかえて、以下
に示す3種類作製した。
【0014】 50層の誘電体層のすべてをマグネシ
ウムニオブ酸鉛を成分とする層としたもの 50層の誘電体層のすべてをマグネシウムニオブ酸
鉛にチタン酸鉛が6モル分率含有した複合ペロブスカイ
トを成分とする層としたもの 50層の誘電体層のすべてをマグネシウムニオブ酸
鉛にチタン酸鉛が17モル分率含有した複合ペロブスカ
イトを成分とする層としたもの
【0015】これら3種類のセラミック積層コンデンサ
の容量の温度依存性測定結果をそれぞれ図4、図5、図
6に示す。
【0016】これらの結果、マグネシウムニオブ酸鉛だ
けで作製したものの容量が最高となる温度が−10°C
であり、このとき容量が2.18[μF]であった。
又、マグネシウムニオブ酸鉛にチタン酸鉛を6モル分率
含有した複合ペロブスカイトで作製したものの容量が最
高となる温度は20°Cであり、このときの容量が3.
00[μF]であった。
【0017】マグネシウムニオブ酸鉛にチタン酸鉛を1
7モル分率含有した複合ペロブスカイトで作製したもの
の容量が最高となる温度は80°Cであり、このときの
容量が4.76[μF]であった。
【0018】これらの結果から、各材料の積層数が最高
誘電率となる温度での誘電率の逆数に比例した数になる
ように各材料の積層数を計算すると、全積層数を50層
とした場合、マグネシウムニオブ酸鉛を成分とする層が
23層、チタン酸鉛を6モル分率含有する層が16層、
チタン酸鉛を17モル分率含有する層が11層となる。
【0019】以上の結果をふまえて、図1に本発明の一
実施例を示す。誘電体層50層、外部ダミー層10層、
縦8ミリ、横6ミリ、高さ6.5ミリのセラミック積層
コンデンサを作製する。50層の誘電体層のうち、23
層はマグネシウムニオブ酸鉛を成分とする層、16層は
マグネシウムニオブ酸鉛にチタン酸鉛が6モル分率含有
した複合ペロブスカイトを成分とする層、11層はマグ
ネシウムニオブ酸鉛にチタン酸鉛が17モル分率含有し
た複合ペロブスカイトを成分とする層とした。
【0020】図2に図1に示すセラミック積層コンデン
サの容量の温度依存性測定結果を示す。単一の材料で構
成されたセラミック積層コンデンサの場合、図4、図
5、図6に示すように容量の最大値は大きいが、温度依
存性も大きい。一方、本発明に寄れば図2に示すように
容量が大きく、容量の温度依存性が小さいセラミック積
層コンデンサとなる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、図
4に示すように容量も大きく温度依存性が小さいセラミ
ック積層コンデンサとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マグネシウムニオブ酸鉛とチタン酸鉛の複合ペ
ロブスカイトを使用して作製した本実施例のセラミック
積層コンデンサの模式図である。
【図2】図1に示すセラミック積層コンデンサの容量温
度依存性測定結果である。
【図3】図1に示すセラミック積層コンデンサを作製す
るにあたって、試作したセラミック積層コンデンサの模
式図である。
【図4】50層の誘電体層のすべてをマグネシウムニオ
ブ酸鉛を成分とする層とした図3に示すセラミック積層
コンデンサの容量温度依存性測定結果である。
【図5】50層の誘電体層のすべてをマグネシウムニオ
ブ酸鉛にチタン酸鉛が6モル分率含有した複合ペロブス
カイトを成分とする層とした図3に示すセラミック積層
コンデンサの容量温度依存性測定結果である。
【図6】50層の誘電体層のすべてをマグネシウムニオ
ブ酸鉛にチタン酸鉛が17モル分率含有した複合ペロブ
スカイトを成分とする層とした図3に示すセラミック積
層コンデンサの容量温度依存性測定結果である。
【図7】従来のセラミック積層コンデンサの模式図であ
る。
【図8】マグネシウムニオブ酸鉛の複合ペロブスカイト
の誘電率温度特性である。
【符号の説明】
1 セラミック誘電体 2 内部電極層 3 外部電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各層で互いに異なる構成成分を有するセ
    ラミック誘電体層を積層したことを特徴とするセラミッ
    ク積層コンデンサ。
  2. 【請求項2】 各層で最高誘電率となる温度が互いに異
    なるセラミック誘電体層を積層した請求項1記載のセラ
    ミック積層コンデンサ。
  3. 【請求項3】 最高誘電率となる温度が、コンデンサ使
    用温度範囲内で均等になるように何種類かの材料を選
    び、更に各材料の積層数を最高誘電率となる温度での誘
    電率の逆数に比例した数にした請求項2記載のセラミッ
    ク積層コンデンサ。
  4. 【請求項4】 各層で互いに異なる構成成分を有するセ
    ラミック誘電体層を積層したことを特徴とする請求項1
    記載のセラミック積層コンデンサにおいて、各セラミッ
    ク誘電体層で互いにチタン酸鉛含有量が異なるマグネシ
    ウムニオブ酸鉛とチタン酸鉛の複合ペロブスカイトを積
    層したことを特徴とするセラミック積層コンデンサ。
  5. 【請求項5】 各セラミック誘電体層のチタン酸鉛の含
    有量が0から20モル分率である請求項4記載のセラミ
    ック積層コンデンサ。
JP21427191A 1991-07-31 1991-07-31 セラミツク積層コンデンサ Withdrawn JPH0536562A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0664548A3 (en) * 1994-01-22 1996-01-31 Oxley Dev Co Ltd Manufacture of capacitors and electrostrictive devices.
EP0841671A3 (en) * 1996-11-09 2005-08-10 Oxley Developments Company Limited Electronic components incorporating capacitors

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0664548A3 (en) * 1994-01-22 1996-01-31 Oxley Dev Co Ltd Manufacture of capacitors and electrostrictive devices.
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Legal Events

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Effective date: 19981008