JPH0536926Y2 - - Google Patents

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JPH0536926Y2
JPH0536926Y2 JP15447688U JP15447688U JPH0536926Y2 JP H0536926 Y2 JPH0536926 Y2 JP H0536926Y2 JP 15447688 U JP15447688 U JP 15447688U JP 15447688 U JP15447688 U JP 15447688U JP H0536926 Y2 JPH0536926 Y2 JP H0536926Y2
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latch
door
piece
operated
outside
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、人が出入りできる冷蔵庫や試験室
等の扉を内側から容易に開くことのできる観音開
き式扉のラツチ構造に関する。
【従来の技術】
従来、気密性を要すると共に人が出入りできる
冷蔵庫や試験室等(以下、恒温恒湿室とする)に
おいては、安全性の見地から室内から室外に脱出
するために内側から解除できる扉のラツチ構造が
用いられている。 例えば第6図に示す恒温恒湿室10では、一方
の扉(図中右扉)20のラツチ機構40が、他方
の扉(図中左扉)30にラツチ受部45を設け、
右扉20に操作レバー42で出没し上記ラツチ受
部45と係合する掛止片43を有するラツチ本体
41を設けた構成からなつている。 このラツチ本体41には、第7図に一層明瞭な
如く、右扉20の内側に上記操作レバー42を解
除方向に押動する押棒44を有している。 この押棒44は通常はスプリングSによつて操
作レバー42離反方向に付勢されているが、押棒
44をスプリングSの付勢力に抗して前方に押し
込むとその先端が上記操作レバー42を解除方向
に変位させるので掛止片43を没することができ
る。 次に左扉30の外側には先端が前記掛止片43
と係合するラツチ受部45を固定している。 このラツチ受部45は、左扉30の内側に退動
方向に付勢されて進退可能な押棒46を有してい
る。 この押棒46を外側に押し込むことによつて、
ラツチ受部45は解除方向に傾動し、前記掛止片
43とラツチ受部45との係合を解除することが
できる。 次ぎに、左扉30のラツチ機構50は、恒温恒
湿室10にラツチ受部55を設け、左扉30にラ
ツチ受部55と係合する掛止片53と該掛止片5
3を出没自在に操作する操作杆52を備えたラツ
チ本体51を設けた構成からなつている。 この左扉のラツチ機構50は、操作レバー52
の構造が右扉の場合と異なつてレバー式ではなく
牽引式である点を除いて略同一の構成からなつて
いるが押棒は設けられていない。
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、上記構成では経年劣化や外部か
らの衝撃によつて外側のラツチ機構が破損すると
内側からの押棒等による解除は不能となる虞れが
あり、人身事故を生じる危険があつた。 また内側からの押棒等の解除手段は外側のラツ
チ機構を作動させるため扉に貫通孔を形成する必
要があり、室内の気密を十分保つことができない
欠点がある。 この考案は上記事情に鑑みて創案されたもので
あつて、その主たる課題は、外側から操作可能な
一方の扉が破損乃至施錠されても、他方の扉のラ
ツチ機構を解除することにより容易に室外に脱出
することのできる安全性の高い且つ気密性を損な
うことのない扉のラツチ構造を提供するにある。
【問題点を解決するための手段】
この考案は上記課題を解決するために、 (a) 室本体の開口に観音開き式に左右の扉を蝶着
すると共に、その一方の扉に外側から操作可能
な外側ラツチ装置を設け、他方の扉には内側か
ら操作可能な内側ラツチ装置を設けてなる扉の
ラツチ構造にして、 (b) 外側ラツチ装置が、 他方の扉の外側に設けたラツチ受部と、 一方の扉に設けられて上記ラツチ受部と係合
する出没可能な掛止片を外側から操作可能なラ
ツチ本体とからなつており、 (c) 内側ラツチ装置が、 操作部の操作により扉の上方向または下方向
に上下動しうる走り片と、 該走り片の先端が中途部で上下方向に延びる
長穴に係合した掛止杆と、 該掛止杆を上または下の外側に突出する方向
に付勢して上記係合された走り片で拘束させる
付勢手段とを設け、 前記室本体の開口で掛止杆の配設された側の
縁部に設けられて上記掛止杆と衝合可能な係合
子との組合せからなつている。 という技術的手段を講じている。
【作用】
一方の扉の外側ラツチ装置は外側から操作して
施錠することができる。 他方の扉の内側ラツチ装置は、該扉を閉める際
は掛止杆を付勢手段の突出方向への付勢力に抗し
て掛止杆保持体内に没して該係合子を越え、その
後に付勢手段の反発力によつて突出して係合子に
内側から衝合させる。 室内側から開ける場合には、操作部の操作によ
り走り片を扉の上下方向中央側に短縮変位する
と、該走り片に係合した掛止片が付勢手段に抗し
て押し下げられて係合子との係合を解き、該扉の
掛止めを脱することができる。 また操作部の操作が行えない場合には直接に掛
止杆を付勢力に抗して内側に押し込めることによ
つて同様に係合子との係合を解くことができる。 このようにして、該他方の扉が係合を脱する
と、該他方の扉に設けられている外側ラツチ装置
のラツチ受部がフリーとなりラツチ本体との係合
が外れる。 これにより内側及び外側ラツチ装置が共に外れ
て両方の扉は内側から開くことができる。
【実施例】
以下にこの考案に係る扉のラツチ構造の好適実
施例について図面を参照しつつ説明する。 第1図から第4図には左扉30の内側面に設け
られた内側ラツチ装置1を示す。 この内側ラツチ装置1は、操作ハンドル3の操
作により左扉30の上下両端から出没する掛止杆
7とこれを摺動可能に保持する掛止杆保持部6
と、恒温恒湿室10の開口の上下両縁に設けられ
て上記掛止杆7と衝合可能な係合子9との組合せ
からなつている。 即ち、第2図に一例を示す如く、回転レバー状
の操作ハンドル3によつて回転する作動板5のガ
イド穴5Aに、上記作動板5と偏心して対称位置
で上下反対方向に延びる走り片4,4の基端を枢
着している。 この走り片4,4の先端には内側ラツチ装置1
のケーシング2の両端に形成されて掛止杆7を上
下に摺動自在に保持する掛止杆保持体6が形成さ
れている。 即ち、第1図に明瞭な如く、掛止杆保持体6
は、底部に突起6Aを有する中空筒状に形成され
ており前後面の中央に所定長の長溝6Bを有して
いる。 該長溝6Bには走り片4の先端の屈曲片4Aが
嵌め込まれるので、走り片4は掛止杆保持体6の
長溝6B内で上下に摺動できる。 この掛止杆保持体6に嵌込まれる掛止杆7は、
中途部に所定長さの長孔7Aを有すると共に、下
側に収納室7Bを有して前記掛止杆保持体6の突
起6Aに一端が連結されたスプリング8を内蔵し
ている。 従つて、該スプリング8の付勢力によつて掛止
杆7はその長孔7Aの底面側が走り片4の屈曲片
4Aと衝合するよう浮き上がつている。 従つて、掛止杆7は、走り片4の伸縮変位によ
り掛止杆7を上下動しすることができる。 ここで、この内側ラツチ装置1の作用を説明す
ると、該左扉30を閉める際は掛止杆保持体6に
内蔵された掛止杆7のガイド面7Cが恒温恒湿室
室10の上下の縁に設けられた係合子としてのロ
ーラ9と衝合する。 該ガイド面7Cはローラ9に押圧され掛止杆7
をスプリング8の付勢力に抗して掛止杆保持体6
内に没して該ローラ9を越え、その後に付勢力に
よつて突出してローラ9に内側から衝合する。 次に、室内側から開ける場合には、操作ハンド
ル3の操作により作動板5を回転させ、ガイド穴
5Aを介して対向して上下に延びる一対の走り片
4,4を縮小方向に変位すると掛止杆7は掛止杆
保持体6内に没する位置まで引き込まれるので、
上記ローラ9を乗り越えて係合を解くことができ
る。 また操作ハンドル3の操作が行えない場合に
は、手で直接に掛止杆7をスプリング8の付勢力
に抗して掛止杆保持体6の内側に押し込めること
によつて、作動板4を変位させることなく同様に
係合子9と掛止杆7との係合を解くことができ
る。 次に、この恒温恒湿室10の右扉に設けられた
外側ラツチ装置の一例につき第5図をもとに説明
する。 この右扉20の外側ラツチ装置40は、右扉2
0に固定されたラツチ本体41と左扉30に固定
されたラツチ受部45との組合せ構成からなつて
いる。 このラツチ本体41とラツチ受部45とは、第
7図で示したラツチ機構から押棒の機構を除いた
ほかは略同一のラツチ構造からなつているので、
同一構成には同一符号を付してその説明を省略す
る。 このように右扉20及び左扉30が内側ラツチ
装置及び外側ラツチ装置により掛止られている場
合に、室内に閉じこめられた者は、まず前述の如
く左扉30の内側ラツチ装置1を解除すると、左
扉30が係合から脱し自由となる。 これにより左扉30に設けられたラツチ受部4
5と右扉20に設けられたラツチ本体41との掛
止めは外れるので、右扉20及び左扉30を同時
に開くことができる。 なお、走り片を上下作動させる構成は上記実施
例に限定されず、作動板5に代えてリンク機構を
用いて上下動させ、または該走り片と一体に操作
ハンドルを設け直接に上下動してもよく、その他
適宜構成を用いることができる。 更に、内側ラツチ装置と外側ラツチ装置とを装
着する扉は右扉と左扉のいづれであつてもよいこ
と勿論である。
【考案の効果】
この考案によれば、一方の扉の外側には外側ラ
ツチ装置を設け、他方の扉には内側ラツチ装置を
設けることにより、外側から操作可能な一方の扉
が破損および施錠されても内側のラツチ機構を解
除することにより左右の扉を同時に開放し、容易
に室外に脱出することができる。 また、従来構成の如く、押し棒等の内側から外
側のラツチ機構を操作する部材を設ける必要がな
いので、扉に貫通孔を設ける必要がなく室内の機
密性を高めることができる。 更に、内外のラツチ装置が同時に破損しても、
直接掛止杆部分を押し込むことにより掛止めを外
し、容易に室外に脱出することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る扉のラツチ構造の好適一
実施例を示すもので、第1図は内側ラツチ装置の
要部を示す断面図、第2図は同ケーシングを省略
した正面図、第3図は恒温恒湿室に取付けた場合
の部分側断面図、第4図は内側ラツチ装置の斜視
図、第5図は外側ラツチ装置を示す要部斜視図、
第6図は従来構成を示す斜視図、第7図はそのラ
ツチ機構を示す要部斜視図である。 1……内側ラツチ装置、2……カバー、3……
操作ハンドル、4……走り片、5……作動板、6
……掛止杆保持体、7……掛止杆、8……スプリ
ング、9……ローラ、10……恒温恒湿室、20
……右扉、30……左扉、40……外側ラツチ装
置、41……ラツチ本体、43……掛止片、42
……操作レバー、45……ラツチ受部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 室本体の開口に観音開き式に左右の扉を蝶着す
    ると共に、その一方の扉に外側から操作可能な外
    側ラツチ装置を設け、他方の扉には内側から操作
    可能な内側ラツチ装置を設けてなる扉のラツチ構
    造にして、 外側ラツチ装置が、他方の扉に設けたラツチ受
    部と、一方の扉に設けられて上記ラツチ受部と係
    合する出没可能な掛止片を外側から操作可能なラ
    ツチ本体とからなつており、 内側ラツチ装置が、操作部の操作により扉の上
    方向または下方向に上下動しうる走り片と、 該走り片の先端が中途部で上下方向に延びる長
    穴に係合した掛上杆と、 該掛止杆を上または下の外側に突出する方向に
    付勢して上記係合された走り片で拘束させる付勢
    手段を設けてなることを特徴とする扉のラツチ構
    造。
JP15447688U 1988-11-28 1988-11-28 Expired - Lifetime JPH0536926Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15447688U JPH0536926Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15447688U JPH0536926Y2 (ja) 1988-11-28 1988-11-28

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Publication Number Publication Date
JPH0274476U JPH0274476U (ja) 1990-06-07
JPH0536926Y2 true JPH0536926Y2 (ja) 1993-09-17

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ID=31431240

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