JPH053707U - 油圧式オートテンシヨナのシリンダ - Google Patents

油圧式オートテンシヨナのシリンダ

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JPH053707U
JPH053707U JP4990891U JP4990891U JPH053707U JP H053707 U JPH053707 U JP H053707U JP 4990891 U JP4990891 U JP 4990891U JP 4990891 U JP4990891 U JP 4990891U JP H053707 U JPH053707 U JP H053707U
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JP
Japan
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cylinder
piston
side portion
bottom side
steel
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Pending
Application number
JP4990891U
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Inventor
聡 北野
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NTN Corp
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NTN Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造が簡単にでき、軽量で高い耐久性を有す
るオートテンショナ用シリンダを提供する。 【構成】 鋼製カップ2と軽合金製シリンダ3とを摩擦
圧接してシリンダ1を形成し、鋼製カップ2の内部に、
鋼製のピストン5を挿入する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のタイミングベルト等の張力調整に用いられる油圧式オー トテンショナのシリンダに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来の油圧式オートテンショナは、図3に示すように、シリンダ21の内部に 、テンションロッド22が接続したピストン23を摺動自在に収納し、そのピス トン23とシリンダ21壁面との間に設けたリークすき間と、ピストン23内部 の液体通路26の連通を制御するチェックバルブ27と、張力調整用スプリング 28のバネ力とによって、ピストン23とテンションロッド22に一方向ダンパ の動きを付与するようになっている。
【0003】 ところで、上記のシリンダ21は、従来、全体が鋳鉄または鋼等の鉄材で形成 されていたために、重量が大となり、加工性も悪いという問題があった。
【0004】 これに対して、シリンダ21全体をアルミニウム合金等の軽合金で形成すると 、重量の軽減と加工性の向上を同時に図ることができるが、オートテンショナに おいては、リークダウン特性を一定に保つ必要上、ピストン23をシリンダ21 の線膨張係数と同等か、それ以上の線膨張係数をもった材料で形成する必要があ る。この場合、実用的にアルミニウム合金以上の線膨張係数をもつ材料がないた め、ピストン23も必然的にアルミニウム合金で形成する必要がある。しかしな がら、ピストンをアルミニウム合金製とすると、鋳鉄又は鋼性のものに比べて耐 摩耗性、強度、耐久性の点で劣ったものになる問題がある。
【0005】 一方、軽量化と耐久性の両立を図るため、図4に示すように、軽合金で形成し たシリンダ31の内部に鋼製のスリーブ32を挿入し、ピストン33に鋳鉄や鋼 製のものを使用するようにしたオートテンショナが提案されている。(実願昭6 3−135603号) しかし、上記の構造では、シリンダ31の内径面とスリーブ32の外径面を別 々に機械加工する必要があり、また、シリンダに対するスリーブの挿入作業が必 要になるため、加工工程が増加し、製造コストの点で問題がある。
【0006】 また、シリンダ31内部に別体のスリーブ32を挿入するため、ピストン33 の受圧面積に制限を受けやすく、荷重変動の大きな張力調整に対して適用しにく い面がある。
【0007】 そこで、この考案は、製造が容易にできる簡単な構造をもつと共に、軽量化と 高い耐久性を同時に実現できるシリンダを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案は、シリンダの開口側部分と底部側部分 を別材料で形成したものである。
【0009】 この場合、最適な例として、開口側部分を軽合金により、底部側部分を鉄材に より形成する組合せが挙げられる。
【0010】 また、この考案は、シリンダの開口側部分と底部側部分との接合を摩擦圧接で 行なう構造を採用するものである。
【0011】
【作用】
上記の構造においては、ピストンを耐摩耗性の高い材料で形成し、シリンダの 底部側部分を、そのピストン材料と同程度の耐摩耗性と線膨張係数をもつ材料で 形成する。また、強度やダンパ特性に影響を与えないシリンダの開口側部分を、 比重の軽い材料で形成する。
【0012】 この構造では、シリンダ内部にスリーブを挿入しないため、ピストンの受圧面 積を大きくとることができる。
【0013】 また、シリンダの開口側と底部側の部分を圧接した後、機械加工を行なうこと により、シリンダの内径加工を一度に行なうことができる。
【0014】
【実施例】
図1は実施例の油圧式オートテンショナを示している。 図に示すように、シリンダ1は、一端が開口する有底の円筒形状で形成され、 その開口側の端部に取付用のフランジ4、4が形成されている。
【0015】 このシリンダ1は、内部の底部側壁面がピストン5が摺動する摺動面6となっ ており、その摺動面6を形成する底部側部分が、鋼製の有底カップ2で形成され ている。また、シリンダ1の開口側部分は、アルミニウム合金やマグネシウム合 金等の軽合金製のシリンダ3で形成され、その軽合金製シリンダ3と鋼製カップ 2が摩擦圧接により接合されている。
【0016】 上記のシリンダ1では、軽合金製シリンダ3をダイキャスト法により一体成形 した後、鋼製カップ2を摩擦圧接し、その状態で、シリンダ1の内径を所要の寸 法精度に機械が加工をし、その後、ピストン5を挿入する。この場合、鋼製カッ プ2の肉厚を大きく形成すると、摩擦圧接が確実に行なえると共に、その内径面 にローラバニシング加工を施すことが可能となり、効率のよい高精度な仕上げ加 工を行なうことができる。
【0017】 上記のピストン5は鋼製とされ、その外周面とシリンダ1の摺動面6との間に 、所要のリークすき間が設けられており、シリンダ1に挿入された状態で、その シリンダ1内に設けた液室7を上室7aと下室7bに区分けするようになってい る。
【0018】 また、ピストン5には、チェックバルブ8が設けられ、そのチェックバルブ8 が、上室7aと下室7bの間の通路9を開閉するようになっており、下室7bが 加圧されるとチェックバルブ8が通路9を閉鎖し、減圧されると開放するように 設定されている。
【0019】 また、ピストン5の上部には、先端がシリンダ1の外部に突出するテンション ロッド10が結合され、そのテンションロッド10の段部11に係合してロッド 10を位置決めする軸受12が、シリンダ1内に挿入されている。
【0020】 また、シリンダ1の鋼製カップ2の内周面には、バネ座13が係合する溝14 が形成され、そのバネ座13と軸受12の間に組込まれた張力調整用コイルバネ 15が、テンションロッド10に突出方向の付勢力を与えている。
【0021】 なお、図中の16はリテーナ、17はピストン5とテンションロッド10の結 合用バネ、18はオイルシール、19は液室7への気泡の浸入を防ぐセパレータ である。
【0022】 上記のように形成される実施例のオートテンショナは、テンションロッド10 の先端を、自動車エンジンのカム駆動用タイミングベルトやチェーンのプーリア ームに当接させて使用されるが、テンションロッド10からピストン5に作用す る押圧力が増大すると、ピストン5が押込まれ、チェックバルブ8が通路9を閉 鎖する。
【0023】 このため、ピストン5の下室7bの液はリークすき間から上室7aに移動し、 緩衝作用を発揮する。
【0024】 逆に、テンションロッド10の先端に作用する押圧力が減少すると、ピストン 5は、調整用コイルバネ15のバネ力によってテンションロッド10と共にシリ ンダ1から突出する方向に移動する。このとき、チェックバルブ8が通路9を開 放し、上室7aの液が通路9を通って下室7bに移動する。この場合、ピストン 5とテンションロッド10は、上記の押圧力と、調整用のバネ力のバランス点で 停止する。
【0025】 図2は、他の実施例を示しており、鋼製カップ2’と軽合金製シリンダ3との 接合部に段部20を設け、その段部20をバネ座の代わりに利用したものである 。このようなピストンが摺動するシリンダ1’の底部は、外径を小さく形成して も鋼製であるため十分な強度と耐久性を得ることができる。
【0026】 なお、上述した各実施例では、ピストンとシリンダの底部側部分を鋼で形成し たが、銅合金や鋳鉄で形成してもよく、またリークダウン特性が良好で、摺動に 対する耐久性のある組合せであれば、他の材料を用いることができる。
【0027】
【効果】
この考案は、以上のような構成としたことにより、次のような効果がある。
【0028】 (1)シリンダの開口側と底部側の部分を別材料としたことにより、底部側部分 をピストンに対するリークダウン特性が良く、かつ耐摩耗性の高い材料で形成で きる一方、開口側部分を軽い材料で形成することができるため、耐久性の向上と 軽量化を同時に実現することができる。
【0029】 (2)シリンダの底部側部分を任意の材料で形成できるので、ピストンも耐摩耗 性の高い任意の材料で形成することができ、材料の選択の幅を大きくとることが できる。
【0030】 (3)シリンダの内部にスリーブが介在しないので、ピストンの受圧面積が制限 されることがなく、適用範囲の広いオートテンショナを形成することができる。
【0031】 (4)シリンダの開口側と底部側の部分を摩擦圧接することにより、シリンダ内 径の加工を一度に行なうことが可能となり、加工工程及び製造コストの削減を図 ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のオートテンショナを示す断面図
【図2】他の実施例を示す断面図
【図3】従来例を示す断面図
【図4】他の従来例を示す断面図
【符号の説明】
1、1’ シリンダ 2、2’ 鋼製カップ 3 軽合金製シリンダ 5 ピストン 10 テンションロッド 15 張力調整用コイルバネ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部の底部側壁面にピストンの摺動面を
    設けた油圧式オートテンショナのシリンダにおいて、シ
    リンダの開口側部分と底部側部分を別材料で形成したこ
    とを特徴とする油圧式オートテンショナのシリンダ。
  2. 【請求項2】 シリンダの開口側部分を軽合金により、
    底部側部分を鉄材により形成したことを特徴とする請求
    項1に記載の油圧式オートテンショナのシリンダ。
  3. 【請求項3】 シリンダの開口側部分と底部側部分が圧
    接により接合されていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の油圧式オートテンショナのシリンダ。
JP4990891U 1991-06-28 1991-06-28 油圧式オートテンシヨナのシリンダ Pending JPH053707U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0256947B2 (ja) * 1986-09-03 1990-12-03 Fujitoku Shiki Kk

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0256947B2 (ja) * 1986-09-03 1990-12-03 Fujitoku Shiki Kk

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