JPH0537334Y2 - - Google Patents

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JPH0537334Y2
JPH0537334Y2 JP19508685U JP19508685U JPH0537334Y2 JP H0537334 Y2 JPH0537334 Y2 JP H0537334Y2 JP 19508685 U JP19508685 U JP 19508685U JP 19508685 U JP19508685 U JP 19508685U JP H0537334 Y2 JPH0537334 Y2 JP H0537334Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電話機や自動販売機等に投入される
コイン等の材質が所定の材質を有しているか否か
選別するための材質選別回路に関する。
〔従来の技術〕
電話機や自動販売機等に投入されるコイン等が
本物か偽物であるかを選別する場合、このコイン
等の材質が所定の材質を有しているか否かを判別
し、所定の材質を有していない場合には偽物のコ
インであると簡単に判別する方法が用いられてい
る。
この材質の判別を電気的に行うには、入力コイ
ルと出力コイルの間にこの判別すべき被測定物を
介在させ、入力コイルと出力コイルとの間に生じ
る相互インダクタンスの変化を捉えればよい。
しかしてこのような原理に基づく従来の材質選
別回路の構成を第2図に基づいて説明する。
第2図において、検出コイル1は入力コイル1
1と出力コイル12とを有していて、この入力コ
イル11と出力コイル12との間にコイン13が
介在されている。
この入力コイル11には発振器2からの発振信
号が入力されている。
この発振器2には可変抵抗VRが設けられてい
て発振器2から出力される発振信号の電圧の大き
さを変えられるようになつている。
また出力コイルから出力される出力電圧は増幅
器3を介して増幅され、整流回路4に入力されて
いる。
この整流回路4によつて整流された直流電圧は
第1の比較器51のプラス側入力端子51a及び
第2の比較器52のプラス側入力端子52aに入
力されている。
一方電源8とアースの間には第1、第2、第3
の分圧抵抗R1,R2,R3が直列に接続された直列
回路が接続されていて、この第1、第2の分圧抵
抗R1,R2の接続点は第1の比較器51のマイナ
ス側入力端子51bに接続され、第2、第3の分
圧抵抗R2,R3の接続点は第2の比較器52のマ
イナス側入力端子52bに接続されている。
また第1、第2の比較器51,52の出力端5
1c,52cから出力される信号はマイクロコン
ピユータ等で構成される判別手段7に入力されて
いる。
ここに電源8の電圧をVとすると第1の比較器
51のマイナス側入力端子には(R2+R3)V/
(R1+R2+R3)の上限用設定電圧VHが入力され
ていることになる。
また第2の比較器52のマイナス側入力端子に
はR3V/(R1+R2+R3)の下限用設定電圧VL
入力されていることになる。
この場合各第1、第2の比較器51,52は比
較器のマイナス側入力端子に入力される電圧よ
り、比較器51,52のプラス側入力端子に入力
される電圧の方が高いとき、Hレベルの信号を出
力し、そうでないときはLレベルの信号を出力す
るようになつている。
このように構成された材質選別回路において、
回路の調整時にはまず検出コイル1に基準となる
被測定物例えば本物のコインを介在し、あるいは
基準となる被測定物を介在させたときと同じ特性
を有する検出コイルをセツトする。
そしてこのとき整流回路4から出力される整流
電圧を電圧計6で計測しこの電圧が調整すべき調
整電圧V1となるように発振器2に設けられた可
変抵抗器VRを調整する。
このとき第1の比較器51のマイナス側入力端
子52bに入力される上限用設定電圧VHは設定
電圧VH=調整電圧V1+許容電圧VAとなるよう
に、また第2の比較器52のマイナス側入力端子
52bに入力される下限用設定電圧VLは設定電
圧VL=調整電圧V1−許容電圧VAとなるように第
1、第2、第3の分圧抵抗の値が予め定められて
いる。これにより、調整電圧V1は上限用設定電
圧VH及び下限用設定電圧VLの中間の電圧値とさ
れ、VH>V1>VLの関係が得られる。
したがつて基準となるコイン等を検出コイル1
に介在させたとき整流回路4から出力される整流
電圧が所定の調整電圧V1となるように調整して
おくと、検出コイル1が有する入力コイル11と
出力コイル12との間にコイン等の被測定物を介
在させたとき、コイン等の被測定物が本物であれ
ば第1の比較器51の出力はLレベルの信号とな
り、第2の比較器52の出力はHレベルの信号と
なる。
したがつてもし、この組合せ以外の信号を第
1、第2の比較器51,52が出力するときは偽
物すなわち所定の材質を有していないと判断する
ことがで、材質の選別ができることになる。
なおこの選別は前記判別手段7で処理される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の材質選別回路は上記のように構成されて
いたので以下の問題点を生じていた。
前記回路の調整時において電圧計で整流回路か
ら出力される整流電圧を測定し、発振回路2の可
変抵抗器を調整しようとすると電圧計の入力イン
ピーダンスによつて整流回路の出力電圧が低下す
なわち第1、第2の比較器に入力される電圧が低
下するため、整流回路から出力される整流電圧が
所定の調整電圧V1となるように正確に可変抵抗
器を調整することができない。また調整時には電
圧計を用いるために例えば現場で発振器の出力電
圧を調整する必要があるときは電圧計を持ち運ば
なければならず不便である。
この考案は上記問題点を解決するためになされ
たもので、正確な整流電圧の調整することがで
き、かつ電圧計の持ち運びの不便さを解消するた
め、電圧計の必要としない材質選別回路を得るこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本考案は、入力コイル
11と出力コイル12を有する検出コイル1と; 前記入力コイル11に入力信号を入力し該検出
コイル1に被測定物13を近接させたときに前記
出力コイル12から出力される出力信号を比較器
51の一方の入力端51aに入力し、該比較器5
1によつて前記出力信号の電圧と該比較器51の
他の入力端51bに入力される所定の設定電圧
VHとを比較して、被測定物13の材質を選別す
る材質選別回路において: 前記入力コイル11へ発振信号を出力する発振
器2と; 該発振器2の出力信号の電圧値を可変する可変
抵抗VRと; 前記出力コイル12から出力される出力信号の
電圧を調整電圧V1に調整するための調整用抵抗
Rと; 予め設定された前記所定の設定電圧VHを前記
比較器51に入力する通常側接点S、および前記
調整用抵抗Rで調整された調整電圧V1の出力信
号を前記比較器51に入力する調整側接点Mを有
し、該接点の切換によりいずれかの出力が前記比
較器51の他方の入力端51bに入力されるスイ
ツチSWと; 該スイツチSWが調整側接点Mに切り換えられ
たときには、前記出力コイル12からの出力信号
が前記調整電圧V1に等しい点を判別するととも
に、前記スイツチSWが通常側接点Sに切り換え
られたときには、前記比較器51の出力電圧によ
り被測定物13の材質を判別する判別手段7とを
具備し、 前記スイツチSWが調整側接点Mに切り換えら
れたときに該判別手段7の判別により出力コイル
12の出力電圧が前記調整電圧V1に等しくなる
点で前記可変抵抗VRの可変を止めることによ
り、前記比較器51の出力端51cの出力信号の
レベルの変化点を得て、前記出力信号の電圧を前
記所定の調整電圧V1に調整することを特徴とし
ている。
〔作用〕
調整時には、スイツチSWを調整側接点Mに切
り換え、比較器51の入力端51aには発振器2
から出力される電圧を、また、入力端51bには
調整用抵抗Rにかかる電圧を入力する。
調整用抵抗Rには調整すべき調整電圧V1がか
かつており、可変抵抗VRにより出力コイル12
から出力される出力信号の電圧を可変し調整用抵
抗Rと同一の電圧点のときのみ比較器51が出力
して判別手段7は該調整点を判別する。この調整
点で可変抵抗VRの可変を止めると、出力コイル
12の出力電圧は調整電圧V1となる。
この調整終了後、スイツチSWを通常側接点M
に切り換えて調整用抵抗Rを外した状態で材質選
別が行われる。
〔実施例〕
以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。なお従来と同一構成の部分については同一番
号を付してその説明を省略する。
第1図は本考案にかかる材質選別回路である。
第1図において第1の比較器51のマイナス側
入力端子51bすなわち第1、第2の分圧抵抗
R1,R2の接続点に調整用抵抗Rの一端が接続さ
れていて、この調整用抵抗Rの他端はスイツチ
SWの第1の可動接点Mに接続されている。
このスイツチSWの不動接点Oはアースに接続
され、第2の可動接点Sは判別手段7と抵抗R4
を介しての電源9とに接続されている。
ここにスイツチSWは第1、第2の可動接点
M,Sを有する2接点形のスイツチであり、回路
の調整のため、スイツチSWを第1の可動接点M
側に倒したときは電源8から第1の分圧抵抗R1
調整用抵抗R及びスイツチSWを介して電流が流
れるようになつていて、調整用抵抗Rにかかる電
圧は第1の比較器51のマイナス側入力端51b
に入力されるようになつている。
また、通常の材質選別動作のためにスイツチ
SWを第1の可動接点M側に倒したことの情報は
判別手段7に入力されるようになつているので、
第1の比較器51の出力電圧がHレベルの信号で
あるかLレベルの信号であるかを判別手段7で判
断することができる。
ここに調整用の抵抗Rの抵抗値は、スイツチ
SWを第1の可動接点M側に倒したとき調整用抵
抗Rの両端にかかる電圧が調整電圧V1となるよ
うに定められている。
この調整用抵抗Rの値は電源8の電圧Vと第
1、第2、第3の分圧抵抗R1,R2,R3の値がわ
かつているので計算から求められる。
しかしてこのような構成においてスイツチSW
を第1の可動接点M側に倒すと、第1の比較器5
1の入力端51bの電圧はV1となる。
そして発振器2に設けられた可変抵抗VRを調
整し、整流回路4から出力される電圧を変化させ
ると第3図の如く整流回路4の出力電圧がV1
とき第1の比較器51の出力端51cの出力信号
がHレベルからLレベルまたはLレベルからHレ
ベルに変化する。このレベルの変化点は判別手段
7で判別され、この変化する点で可変抵抗器VR
の調整を止める。この変化する点は整流回路4か
ら出力れる電圧がV1と一致した点となるので整
流回路4から出力される整流電圧は所定の調整電
圧V1に調整されることになる。
この調整電圧V1は、上限用設定電圧VHと下限
用設定電圧VLの中間の電圧値とされ、VH>V1
VLの関係である。そして、第1の比較器51は、
上限用設定電圧VHと異なる電圧値である調整電
圧V1に設定される。
この調整が終了した後、スイツチSWを第2の
可動接点側Sに切り換えることにより、第1の比
較器51の入力端51bから調整抵抗Rが切り離
され、第1の比較器51は上限設定電圧VHを比
較レベルとして“H”あるいは“L”レベルの出
力が得られる。
したがつて、コイン等の被測定物を介在させた
とき、コイン等の被測定物が本物であれば第1の
比較器51の出力はLレベルの信号となり、第2
の比較器52の出力はHレベルの信号となり、判
別手段7はこの組合せ時のみ被測定物が本物であ
ると判別する。
このため、判別手段7は、この組合せ以外の信
号を第1、第2の比較器51,52が出力すると
きは偽物すなわち所定の材質を有していないと判
断して材質の選別を行う。
なお、この実施例においては調整用抵抗Rを第
1の比較器51の入力端51bに接続してある
が、調整用抵抗Rを第2の比較器52の入力端5
2bに接続して、第2の比較器52で、調整用抵
抗Rにかかる電圧と整流回路4から出力される整
流電圧との比較を行つてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案にかかる材質選別回
路においては出力コイルから出力される出力信号
の電圧を調整するための調整用抵抗と、調整時の
切り換えによりこの調整用抵抗にかかる電圧を前
記設定電圧が入力される比較器の入力端に入力さ
せるためのスイツチとを設け、この調整用抵抗に
かかる電圧と、整流回路から出力される整流電圧
が一致した点を比較器の出力信号が変化した点で
とらえるようにしたので、電圧計で整流電圧を測
定する際の電圧計の入力インピーダンスの影響が
なく正確な整流電圧の調整ができる効果がある。
また電圧計を持ち運ぶ必要がないので現場での
調整の際便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる材質選別回路の構成
図、第2図は従来の材質選別回路の構成図、第3
図は、調整時における整流回路の出力可変による
比較器のレベル変化を示す図である。 1……検出コイル、7……判別手段、11……
入力コイル、12……出力コイル、13……被測
定物、51……第1の比較器、52……第2の比
較器、R……調整用抵抗、SW……スイツチ、V1
……調整電圧、VR……可変抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力コイル11と出力コイル12を有する検出
    コイル1と; 前記入力コイルに入力信号を入力し該検出コイ
    ルに被測定物13を近接させたときに前記出力コ
    イルから出力される出力信号を比較器51の一方
    の入力端51aに入力し、該比較器によつて前記
    出力信号の電圧と該比較器の他の入力端51bに
    入力される所定の設定電圧VHとを比較して、被
    測定物の材質を選別する材質選別回路において: 前記入力コイルへ発振信号を出力する発振器2
    と; 該発振器の出力信号の電圧値を可変する可変抵
    抗VRと; 前記出力コイルから出力される出力信号の電圧
    を調整電圧V1に調整するための調整用抵抗R
    と; 予め設定された前記所定の設定電圧VHを前記
    比較器に入力する通常側接点S、および前記調整
    用抵抗で調整された調整電圧V1の出力信号を前
    記比較器に入力する調整側接点Mを有し、該接点
    の切換によりいずれかの出力が前記比較器の他方
    の入力端に入力されるスイツチSWと; 該スイツチが調整側接点に切り換えられたとき
    には、前記出力コイルからの出力信号が前記調整
    電圧V1に等しい点を判別するとともに、前記ス
    イツチが通常側接点に切り換えられたときには、
    前記比較器の出力電圧により被測定物の材質を判
    別する判別手段7とを具備し、 前記スイツチが調整側接点に切り換えられたと
    きに該判別手段の判別により出力コイル12の出
    力電圧が前記調整電圧V1に等しくなる点で前記
    可変抵抗の可変を止めることにより、前記比較器
    の出力端の出力信号のレベルの変化点を得て、前
    記出力信号の電圧を前記所定の調整電圧に調整す
    ることを特徴とする材質選別回路。
JP19508685U 1985-12-20 1985-12-20 Expired - Lifetime JPH0537334Y2 (ja)

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JPS62104154U JPS62104154U (ja) 1987-07-02
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