JPH0537505A - デイジタルデータリンクの評価方法、データタイミングジツタの評価回路及びリタイミング信号の選択とデイジタルデータリンクの評価とを同時に行なう組合せ方法 - Google Patents

デイジタルデータリンクの評価方法、データタイミングジツタの評価回路及びリタイミング信号の選択とデイジタルデータリンクの評価とを同時に行なう組合せ方法

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JPH0537505A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リンクを介して受信されたデータの品質を測
定することによって、ディジタルデータリンク性能を評
価する。 【構成】 エッジヒストグラムを定義するn個の時間間
隔の各々に対しソーティングされたデータエッジの数は
所定のしきい値レベルと比較され、モニタ信号はそれぞ
れの比較によって生成される。モニタ信号の組合せはそ
の後分析されて、データタイミングジッタの量を決定し
てから、リンクの品質を決定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は概して、通信システム、
及び情報ならびにデータ処理システムに係り、詳細に
は、リンクを介して受信されたデータの品質を測定する
ことによってデータリンク性能を評価する技法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】説明として、高速光ファイバデータ通信
リンク等のディジタル通信リンクは一般には、トランス
ミッタ、ライン(例えば、光ファイバ)及びレシーバか
ら成る。光ファイバ通信リンクにおいて、トランスミッ
タは電気データ信号を光学パルスに変換し、これらを光
ファイバに結合する。光学信号は一般的に、光ファイバ
を通過すると、減衰されて歪みが生じる。受信側では、
光検出器が光学信号を電気データパルスに変換し、従来
的には、リンクステータスモニタが光検出器の出力電流
の振幅を測定する。
【0003】あるステータスモニタ技法の場合、光電流
の平均振幅が所定レベルを越えると、到着データが有効
であると仮定される。反対に、光電流の平均値が所定レ
ベルより少ないと、破壊されたファイバ又は他の故障リ
ンク構成要素、即ち、故障トランスミッタモジュールが
あると仮定される(クック他〔Cooke et al.〕によるI
EEE J.ソリッドステートサーキット、SC−21
巻、第6号、1986年12月〔IEEE J. Solid State
Circuits, Vol. SC-21, No.6, December 1986〕の「2
00Mビット/sの光ファイバリンクの集積回路〔Inte
grated Circuits for a Two Hundred - Mbit/s Fiber O
ptic Link 〕」を参照)。別の公知のリンク状態のモニ
タ方法は、レシーバからのアナログ信号のピーク検出に
基づくものである(ウダ他〔Uda et al.〕によるファイ
バ集積光学、第5巻、第3号、1985年〔Fiber and
Integrated Optics, Vol. 5, No. 3, 1985〕の「ローカ
ルエリア・ネットワークアプリケーション用の光集積フ
ァイバデータリンクトランスミッタ/レシーバ〔Integr
ated Optical Fiber Data Link Transmitter/Receiver
for Local Area Network Application〕」を参照)。
【0004】上記のアナログタイプのリンク状態モニタ
技法はどちらも、光電力レベル(即ち、振幅)が満足さ
れるか否かを表示するが、但し、どちらも、データ信号
品質の考えられうる微妙な低下に関する情報を提供する
ものではない。低下の場合、データ信号はディジタルデ
ータリンクをすでに通過していても、データジッタがリ
ンクの所定の仕様条件を越えたり、又は越えつつあるこ
とがある。かかるデータタイミングジッタによって、結
果的にデータビットのエラー率が容認できないほど高く
なることもある。かかる状況は、例えば、光ファイバが
損傷を受けたり、又は光コネクタが障害を受けると、生
じることがある。
【0005】本発明によると、回路低下の測度として使
用されるタイミングジッタは、受信信号の理想時間位置
からの偏差として測定される。3種類のジッタは通常、
光ファイバ通信リンクにおいて、即ち、デューティ周期
ひずみ、データ依存ジッタ及びランダムジッタと称され
る(「情報システムの米国標準規格−付録E−システム
ジッタ・アロケーション」レヴュー4、1989年4月
〔"American NationalStandard for Information Syste
ms - Appendix E - System Jitter Allocations" Rev.
4, April 1989〕を参照)。パルス幅ひずみとも呼ばれ
るデューティ周期ひずみは、低から高へのデータ遷移と
高から低へのデータ遷移との間の伝播遅延の差によって
生じることが多い。データ依存ジッタは、転送チャネル
の利得ならびに位相特性が不十分であることによって発
生される。さらに、部分的にはバンド幅限定非ナイキス
トチャネルからの内部データシンボル妨害によることも
ある。データ依存ジッタはまた、非直流平衡コーディン
グの影響を有する。ランダムジッタは主としてサーマル
ノイズによって引き起こされ、通常その平均値はゼロで
ある。ランダムジッタの主因は、光学レシーバである。
要約すると、出願人はデータが受信されてきたデータリ
ンクの品質の測度としてデータタイミングジッタをモニ
タする事前存在ディジタル技法については何も知らな
い。
【0006】上記したことについて、当該技術におい
て、実際に故障が生じる前にデータリンク性能の低下を
評価することが可能なデータリンク性能モニタの必要
性、特に、受信データ信号品質をデータリンク性能の表
示としてディジタル式に評価する(即ち、データタイミ
ングジッタを分析することによって)モニタ/診断ツー
ルのようなものの必要性、が存する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、リン
クを介して受信されたデータの品質を測定することによ
ってデータリンク性能を評価するディジタルデータリン
ク性能評価モニタを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はその一形態にお
いて、一定のクロックレートでディジタルデータリンク
を介して直列転送されるディジタル信号のストリームを
有する当該ディジタルデータリンクを評価するための方
法を含む。かかる方法は、直列ストリームの複数のデー
タエッジ遷移を、その累積長がデータストリームクロッ
クレートと実質的に等しいとされるn個の時間間隔に時
間ソート(時間分類)する工程と、n個の時間間隔の各
々にソートされたデータエッジ遷移の数を所定のしきい
値レベルと比較する工程と、上記比較工程に応答してn
個の時間間隔の各々に対しモニタ信号を生成する工程で
あって、時間間隔でのデータエッジ・ソート数が所定の
しきい値レベルを越える場合、第1のモニタ信号が生成
され、時間間隔でのデータエッジ・ソート数が所定のし
きい値レベルよりも少ない場合、第2のモニタ信号が生
成される前記モニタ信号生成工程と、生成されたモニタ
信号の分析によってデータリンクを介して転送されるデ
ィジタル信号のストリームのデータタイミングジッタを
評価する工程と、を含む。
【0009】処理の向上とともに、この方法は上記評価
手段に応答して、ディジタルデータリンクの性能を表示
するフラグ信号を生成する工程を含むこともある。生成
されたフラグ信号は、ディジタル信号ストリームでのご
くわずかのデータタイミングジッタを表示する第1のフ
ラグと、定義済みデータリンク仕様を辛うじて満たして
いるデータタイミングジッタを指示する第2のフラグ
と、過度のデータタイミングジッタ、即ち、定義済みデ
ータリンク仕様を満たすことのできないジッタ、を表示
する第3のフラグと、を含む。所望の場合、追加のフラ
グ信号を設けてもよい。さらに別の方法の特徴もまた、
ここに述べられ且つ請求される。
【0010】別の形態において、本発明は一定のクロッ
クレートでディジタルデータリンクを介して直列転送さ
れるディジタル信号のストリームのデータタイミングジ
ッタを評価するための回路を含む。この回路は、直列転
送されたデータストリームの複数のデータエッジ遷移の
各々をn個の逐次時間間隔の一つに時間ソートするため
のソーティング手段を含む。n個の時間間隔の累積長は
データストリームのクロックレートと実質的に等しい。
かかる回路はまた、n個の時間間隔の各々にソートされ
たデータエッジ遷移の数を所定のしきい値レベルと比較
するための、上記ソーティング手段に結合された比較手
段と、n個の時間間隔のそれぞれに対してモニタ信号を
生成するための生成手段と、を含む。第1のモニタ信号
は、評価を受けた特定の時間間隔へのデータエッジ・ソ
ート数が定義済みしきい値レベルを越えると生成され、
第2のモニタ信号は、特定の時間間隔へのデータエッジ
・ソート数が定義済みしきい値レベルより少ない場合に
生成される。最後に評価手段は、生成されたモニタ信号
をディジタルデータリンクの性能を表示するものとして
分析することによってリンクを介して直列転送されたデ
ィジタル信号のストリームのデータタイミングジッタを
評価する。
【0011】ある特定の実施例において、かかる回路は
n個のカウンタを含み、これらカウンタの各々はn個の
時間間隔の内の対応する1個へデータエッジ・ソートを
受信するように結合されている。さらに、n個のコンパ
レータを設けてもよく、各々のコンパレータは、それぞ
れのカウンタにソートされたデータエッジ遷移の数を所
定のしきい値レベルと比較するためのn個のカウンタの
内のそれぞれ1個に結合されている。n個のコンパレー
タの出力は生成されたモニタ信号を含むものであっても
よい。さらに特定の回路詳細も、ここに述べられ且つ請
求される。例えば、本発明のモニタ技法は、「ディジタ
ル式積分クロック抽出器(Digitally Integrating Cloc
k Extractor )」と題した本出願人に譲渡された同時係
属中の特許出願で述べられたデータ・リタイミング(再
時間調整)方法と同時に使用されることもあり、それは
ここにおいて概略的に論じられている。
【0012】本発明による技法は、それが方法であろう
と回路であろうと、データエッジ遷移の事前選択された
数のヒストグラムの作成と、データタイミングジッタを
評価するためにヒストグラムを使用することとを特徴と
する。ここで述べられているタイミングジッタ測定技法
はクロック抽出と同時に有利に達成されるものであり、
同一のディジタル回路構成の多くを利用する。この技法
は高速応用に適しており、データジッタ測定の正確度は
特定応用要求に対応するよう設計できる。この技法はハ
ードウェア又はハードウェア/ソフトウェアの組合せに
おいて実現することができる。
【0013】
【実施例】上記のように、本発明は、通信リンク、詳細
には光ファイバ通信リンク、等のようなディジタルデー
タリンクをわたって受信されたデータに固有のタイミン
グノイズをディジタル測定するための新規技術を提供す
る。かかるモニタ技法と診断技法の少なくともどちらか
一つの方法によって、クロック抽出と同時にしてデータ
タイミングジッタの測定を有利に行なうことができ、本
発明と同一譲受人に譲渡される「ディジタル積分クロッ
ク抽出器」と題した同時係属出願番号第07/594、
242号で述べられているクロック抽出アプローチと同
一の回路構成と対応付けられる信号とのうちの多くが有
益に使用されるものであり、その全体はこのように参照
によってここに組み入れられている。要約すれば、この
同時係属出願に述べられた技法は、直列データストリー
ムのリタイミングに際し使用するための、異相の局所的
に生成された複数のクロック信号から適切なクロック信
号を選択することを考慮するものである。かかる技法
は、時間ソートされた複数のデータエッジ遷移の統合と
周期的分析とに基づく。本発明の性能モニタ/診断技法
は、リタイミング信号の選択を駆動するために作成され
たヒストグラムをさらに使用してデータタイミングジッ
タを評価し、こうしてデータが受信されたデータリンク
の品質をも評価するディジタル積分クロック抽出器と容
易に統合する。
【0014】図1には、データ・リタイミング回路10
の一般的実施例が示されている。リタイミング回路10
は、ディジタル位相ロック論理回路(DPLL)12
と、クロック位相生成器14と、マルチプレクサ16
と、エッジトリガD−ラッチ18と、を含む。DPLL
は今では、当該技術において周知であり、ここでは詳述
しない(IEEE会報、69巻、第4号、410−43
1頁、1981年4月の「ディジタル位相ロックループ
の調査(Survey of Digital Phase Locked Loops)」と
題したW.C.リンジ(W.C. Lindsey)他による文献に
おいて早期調査が示されている)。動作中に、リタイミ
ングされて、続いて非直列化されるべきクロックならび
にデータ信号のストリームは、DPLLフロントエンド
回路15の入力に結合されるライン13上で受信され
る。DPLLフロントエンド回路15は、DPLL12
の多少任意の分割の結果によるものである。回路15
は、生成器14からライン17上で異なる位相の複数の
クロック信号を受信する。生成器14と回路15の構成
要素は、例えば、ローカルクロック生成器、クロック遅
延ライン及びデータエッジソーティング回路構成を含む
こともある。これらの構成要素から成る回路の一実施例
は、本件と同一の譲受人に譲渡されたアメリカ特許第4
677648号によって述べられている。データエッジ
遷移ソーティングへの別の、また好ましいアプローチ
は、本発明と同一譲受人に譲渡された「データエッジ位
相ソーティング回路(Data Edge Phase Sorting Circui
ts)」と題する同時係属出願(出願番号未定)において
述べられており、この全体はこのように参照によってこ
こに組み入れられている。このエッジソーティング回路
構成の概観は、図2を参照してここに要約される。
【0015】図2で示されるように、データ信号ならび
にクロック信号の直列ストリームは、ライン31を介し
て+オン・データエッジ検出回路32に供給される。回
路32は、ライン31上で生じる立ち上がりデータエッ
ジ遷移、立ち下がりデータエッジ遷移、又は立ち上がり
と立ち下がりと両方のデータエッジ遷移の内のどれか一
つを抽出する。この回路は、例えば所望のタイプのデー
タエッジ遷移を受信すると同時に正出力パルスを非連続
ソーティング論理回路38に供給するシングルショット
パルス生成器を含む。非連続ソーティング論理38は、
検出回路32からのこれらの出力パルスを、ローカルマ
スタークロック34で駆動される遅延ライン36によっ
て生成される複数(n個)の遅延クロックf(0)、f
(1)・・・f(n−1)、f(n)と比較する。非連
続ソーティング論理38は、信号S(1)、S(2)・
・・S(n−1)、S(n)を出力し、これらの信号は
ローカルクロックに対するデータエッジ遷移位置に再び
フラグを立てる。ソートされた各出力の発生頻度は、n
個の後続のカウンタ(図示せぬ)によって記憶される。
【0016】図1に戻って、既に述べたように、DPL
Lフロントエンド回路15は、そのデータエッジソーテ
ィング回路構成(図2)を介して、複数のパルス信号S
(1)、S(2)・・・S(n−1)及びS(n)を、
選択修正クロック回路20に結合されたパルス信号と同
数のライン19上に出力する。回路15と20は本質的
に、図1の破線で示されるようにディジタル位相ロック
論理回路12を含む。回路15からのn個の出力S
(1)、S(2)・・・S(n−1)及びS(n)は、
DPLLローカルクロックに対するディスクリート(離
散的)時間間隔を表わす。一つの時間間隔のリーディン
グエッジは、その前の間隔のトレーリングエッジに正確
に現れる。直列ストリームの各データエッジ遷移に対す
るパルス信号は、DPLLローカルクロックに対する遷
移の時間位置を表わすために、回路15のn個の出力の
中から対応する一個に供給される。
【0017】選択修正クロック回路20は、同一周波数
ではあるが、異なる位相の複数のローカルクロックから
データリタイミングの際に使用するための適切なローカ
ルクロック位相を選択するように動作する。上述したよ
うに、クロス・リファレンスされた出願によれば、クロ
ック選択は、データエッジ遷移の定義済み数のヒストリ
カル分布の分析に基づいて行なわれる。実際には、生成
器14によって生成され、さらにDPLL回路12によ
って使用されるローカル基準クロックは、入力データク
ロックの一周期又はそれよりわずかに多い周期をカバー
するように構成されており、これは周知のことと仮定さ
れる。これによって、各データエッジ遷移が検出され
て、n時間間隔の内の一つにソートされるであろうこと
が保証される。データエッジ遷移が生じているところの
時間間隔に対応付けられるこれらのカウンタは、ジッタ
又は高雑音状態のもとでも残りのカウンタよりも高速で
カウントを蓄積する。この情報を有益に使用して、本発
明によるデータリンク性能のモニタ/診断と同様に、適
切なクロック信号位相を選択することができる。選択修
正クロック回路20内のカウンタはこのようにして、逐
次的にソートされたデータエッジ遷移の位置を統合する
(即ち、その位置のヒストグラム又は史的概観を蓄積す
る)。このヒストグラムは、図3に関連して以下に説明
するものとして、ここに有利に使用される。
【0018】リタイミング機能を継続すると、選択され
たクロック信号の識別はライン21上でDPLL12か
らマルチプレクサ16に出力され、マルチプレクサ16
はさらに、クロック位相生成器14によって生成された
異なる位相の複数のローカルクロック信号を入力として
(ライン23上で)受信する。マルチプレクサ16の
(ライン25上の)出力は、エッジトリガデータラッチ
18のクロック入力「C」に供給される。ラッチ18に
対する第2のデータ入力「D」は、直列データストリー
ムを受信するためのライン13に結合される。データは
立ち上がりクロックエッジ又は立ち下がりクロックエッ
ジのどちらか一方でラッチされる。リタイミングされた
データはライン27上でラッチ18から、例えば、非直
列化回路(図示せず)に出力される。
【0019】複数のソートされたデータエッジ遷移のグ
ラフ表示は図3に示される。この場合、n個のクロック
位相を用いることによって、データエッジをn個の逐次
時間間隔又はタイムセグメントにソートしてきた。第1
の時間間隔はt(0)からt(1)であり、第2の時間
間隔はt(1)からt(2)であり、さらに、n番目の
時間間隔はt(n−1)からt(n)となる。上述した
ように、これらの時間間隔は、全体のデータクロック周
期Tを網羅するように選択される。時間t(0)、t
(1)・・・t(n)は、f(0)を基準にしたクロッ
ク位相f(1)、・・・f(n)のタイムシフトであ
る。タイミング又は目的の水平方向への収縮の程度は、
図3に示された情報から導き出すことができる(AT&
Tベル研究所、第3章、第5版の「通信用転送システ
ム」〔Transmission Systems for Communications, AT&
T Bell Lab, Ch. 30, Ed. 5 〕を参照)。
【0020】全体のタイミングジッタの測度は下記の等
式(1)によって定義されるように、有効シンボル持続
期間減少又は目的の水平方向への収縮の量である。
【0021】 ジッタ=|標準ビット持続期間−測定済みビット持続期間| (1) 例えば、一般化しきい値レベル50は、各時間間隔内で
収集されたデータソート数との比較のために選択される
ことができる。目的の水平方向への収縮(即ち、しきい
値レベルより上のカウントを有する離間間隔の間での時
間)はこのように、かかる比較に基づいて測定されるこ
とが可能である。全体の時間間隔は、しきい値レベルよ
り下方のデータエッジソートを有する時間間隔を計算す
ることによって、決定することができる。
【0022】図4において表わされるしきい値回路比較
技法において、n個の時間間隔の各々において下降する
データエッジ・ソート数が、n個の対応するmビット・
カウンタ60でソートされている。n個のカウンタのカ
ウントを所定のしきい値レベルと比較するn個のコンパ
レータ回路62がある。所望であれば、一個又はそれ以
上の時間間隔のしきい値レベルを、リンクの品質を変化
させるモニタの感度を高めるために、他の時間間隔とは
異なる所定数に設定することもできる。特定の時間間隔
カウンタでのカウントが対応するしきい値レベルより下
である場合、しきい値回路はゼロ(0)のモニタ信号を
生成し、反対に、カウントがしきい値レベルを越える場
合、しきい値回路は1のモニタ信号を生成する。同等の
条件は、どちらのモニタ信号にも割り当てることができ
る。
【0023】しきい値回路のコンパレータ出力、即ち、
出力1、出力2、・・・出力n、は例えば、決定論理7
0に結合されており、これは図5に示されている。論理
70は、コンパレータ62からの出力として受信された
モニタ信号に基づく複数の可能なフラグから1個を出力
する。具体例として、論理70は、以下の受信を示す設
定済み基準を組み入れることもできる。即ち、一列の、
即ち、出力1、2・・・nの内で3個又はそれ以上のゼ
ロ(0)のモニタ信号の受信は良品質のリンクを表示
し、その結果、第1のフラグが出力される。また、一列
の内で2個のみのゼロ(0)のモニタ信号の受信は最低
限の品質を保ったデータリンクを表示し、その結果第2
のフラグが出力される。さらに、1個のみのゼロ(0)
のモニタ信号の受信又は受信が皆無である場合は、悪品
質のデータリンクを表示し、第3のデータリンクが決定
論理から出力されることを要する。当業者はこれらの基
準が、再度具体例を条件として、多くの方法で修正され
たり、多数の異なる回路又はハードウェア/ソフトウェ
アの組合せで実行できることを認識するだろう。例え
ば、支持レジスタ及び読み出し専用メモリを備えたプロ
セッサを用いて同様の評価機能を実行することも可能で
ある。
【0024】一般的には、最悪例であるにもかかわら
ず、評価を受けた特定のデータリンクのタイミングジッ
タレベルを受容できる場合が示されるだろう。これを仮
定すると、本発明のモニタを用いることによって、論理
回路構成70(図5参照)に応じて、以下の条件の内の
一つにフラグを立てることが可能である。 フラグA: データタイミングジッタはごくわずかであ
る(アクションを必要としない)。 フラグB: データタイミングジッタは最低限に仕様に
合う(予防のメインテナンスが必要とされる)。 フラグC: データタイミングジッタは仕様に合わない
(修理が必要とされる)。
【0025】本発明に特有であることは、フラグB、即
ち、評価を受けたディジタルデータリンクの性能が低下
されているが、しかし、修理が要求される程度では完全
には破壊されていないことの表示、を提供するものであ
り、これは振幅測定アプローチを完了する前の機能にす
ぎない。さらに、本発明の品質評価技法は、標準リンク
動作中に達成される。
【0026】もう一つの特定の実施例において、本発明
の決定論理を、図4のコンパレータからの可能なモニタ
信号組合せが事前記憶されて、各組合せに対する適切な
フラグが識別される表として実行されることもある。か
かる場合に、次にn個のコンパレータの出力は適切なフ
ラグを選択するために、かかる表に適用される(表と比
較される)。データタイミングジッタの仕様は、コンパ
レータによって生成される各入力二進ワードが結果的に
特定のデータリンク性能フラグ、即ち、フラグA、B又
はC、になるように、かかる表に書き込まれる。当業者
は、追加のフラグが所望の情報のレベルに依存して提供
できることも認識するだろう。
【0027】上記で論じられたことから、本発明はディ
ジタルデータリンクのタイミングジッタをディジタル式
にモニタしたり、又は診断することによって、リンクの
品質を確定するための新規技術を含むことが認められ
る。このアプローチはクロック抽出と同時にタイミング
ジッタ測定を有利に行なうことを可能にし、また、高速
応用に適している。さらに、データジッタ測定の正確度
は特定応用要求に対し設計可能である。さらに、ここで
提示されたモニタアプローチは、ディジタル積分クロッ
ク抽出及びデータエッジ位相ソーティングに関して先に
明示された同時係属中の出願と同一の回路構成の多くを
有益に利用するものである。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、リンクを介して受信されたデータの品質を測定する
ことによってディジタルデータリンク性能を評価するこ
とが可能とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明との組合せに有利なディジタル位相ロッ
ク論理(DPLL)のデータリタイミング回路のブロッ
ク図である。
【図2】本発明との組合せに有利なデータエッジ位相ソ
ーティング回路を表わすブロック図である。
【図3】本発明を説明するのに有利なソートされたデー
タエッジ遷移のヒストグラムのグラフ表示である。
【図4】本発明の一実施例のn個のカウンタとn個の対
応するコンパレータとを表わしたブロック図である。
【図5】本発明の一実施例の決定回路を表わすブロック
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヨン エドウイン ジエーバチ アメリカ合衆国05401、ヴアーモント州バ ーリントン、サウス ウイラード ストリ ート 500 (72)発明者 イリヤ イオセフオヴイチ ノヴオフ アメリカ合衆国05401、ヴアーモント州バ ーリントン、スプルース ストリート 10

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定義済みクロックレートでディジタルデ
    ータリンクを介して直列転送されるディジタル信号のス
    トリームを有する前記ディジタルデータリンクを評価す
    るための方法であって、 (a)直列ストリームの複数のデータエッジ遷移をn個
    の時間間隔に時間ソーティングする工程であって、前記
    n個の時間間隔の累積長は前記定義済みクロックレート
    と実質的に等しいとされるソーティング工程と、 (b)前記複数のデータエッジ遷移をソーティングした
    後で、前記n個の時間間隔の各々にソートされたデータ
    エッジ遷移数を所定のしきい値レベルと比較する工程
    と、 (c)前記比較工程(b)に応答して、前記n個の時間
    間隔の各々に対しモニタ信号を生成する工程であって、
    第1のモニタ信号は時間間隔でのデータエッジソート数
    が所定のしきい値レベルを越えると生成され、第2のモ
    ニタ信号は時間間隔でのデータエッジソート数が所定の
    しきい値レベルより少ないと生成されるとするモニタ信
    号生成工程と、 (d)前記生成工程(c)で生成されたモニタ信号の分
    析によって前記データリンクを介して転送されるディジ
    タル信号の前記ストリームのデータタイミングジッタを
    評価する工程と、 を含むディジタルデータリンクの評価方法。
  2. 【請求項2】 (e)前記タイミングジッタ評価工程
    (d)に応答して、前記ディジタルデータリンクの性能
    を表示するフラグ信号を生成する工程、 をさらに含む請求項1記載のディジタルデータリンクの
    評価方法。
  3. 【請求項3】 前記フラグ生成工程(e)は、データタ
    イミングジッタが定義済みデータリンク仕様にうまく合
    っている場合には第1のフラグを、データタイミングジ
    ッタが定義済みデータリンク仕様に辛うじて合っている
    場合には第2のフラグを、さらにデータタイミングジッ
    タが定義済みデータリンク仕様を満たすことができない
    場合には第3のフラグを、生成することを含む請求項2
    記載のディジタルデータリンクの評価方法。
  4. 【請求項4】 (f)周期的に前記工程(a)乃至
    (e)を繰り返し行なう工程、 をさらに含む請求項2記載のディジタルデータリンクの
    評価方法。
  5. 【請求項5】 前記比較工程(b)は、前記n個の時間
    間隔のうちの異なるものにソートされたデータエッジ遷
    移の数を異なる所定のしきい値レベルと比較することを
    含む請求項1記載のディジタルデータリンクの評価方
    法。
  6. 【請求項6】 前記比較工程(b)は、前記時間間隔の
    各々にソートされたデータエッジ遷移の数を異なる所定
    のしきい値数と比較することを含む請求項5記載のディ
    ジタルデータリンクの評価方法。
  7. 【請求項7】 前記評価工程(d)は、前記生成工程
    (c)で生成されたモニタ信号の組合せを、前記データ
    リンク上の異なるデータタイミングジッタ状態を表示す
    る定義済みの可能なモニタ信号組合せと比較することを
    含む請求項1記載のディジタルデータリンクの評価方
    法。
  8. 【請求項8】 前記ディジタルデータリンクはディジタ
    ルデータ通信リンクを含む請求項1記載のディジタルデ
    ータリンクの評価方法。
  9. 【請求項9】 前記ディジタルデータ通信リンクは、光
    ファイバディジタルデータ通信リンクを含む請求項8記
    載のディジタルデータリンクの評価方法。
  10. 【請求項10】 前記ソーティング工程(a)は、 局所的に生成されたクロック信号をn個の逐次時間間隔
    に分割する工程であって、前記n個の時間間隔の合計は
    前記ディジタル信号のクロック周期と実質的に等しい周
    期を有する分割工程と、 前記複数のデータエッジ遷移の各々を前記n個の時間間
    隔の一つに対して配置させる工程と、 前記n個の時間間隔の各々にソートされたデータエッジ
    遷移の数をカウント且つ記憶する工程と、 を含む請求項1記載のディジタルデータリンクの評価方
    法。
  11. 【請求項11】 定義済みクロックレートでディジタル
    データリンクを介して直列転送されたディジタル信号の
    ストリームのデータタイミングジッタを評価するための
    回路であって、 前記直列転送されたデータストリームの複数のデータエ
    ッジ遷移のそれぞれをn個の逐次時間間隔の一つに時間
    ソーティングする手段であって、前記n個の逐次時間間
    隔の累積長は前記定義済みクロックレートと実質的に等
    しいソーティング手段と、 前記ソーティング手段に結合されて、前記n個の時間間
    隔の各々にソートされたデータエッジ遷移の数を所定の
    しきい値レベルと比較する手段と、 前記比較手段に応答して、前記n個の時間間隔の各々に
    対しモニタ信号を生成する手段であって、第1のモニタ
    信号は前記時間間隔に対するデータエッジ・ソート数が
    前記所定のしきい値レベルを越える場合に生成され、第
    2のモニタ信号は前記時間間隔に対するデータエッジ・
    ソート数が前記所定のしきい値レベルより少ない場合に
    生成されるモニタ信号生成手段と、 前記生成されたモニタ信号の分析によって、前記ディジ
    タルデータリンクを介して直列に転送されたディジタル
    信号の前記ストリームのデータタイミングジッタを評価
    する手段と、 を含むデータタイミングジッタの評価回路。
  12. 【請求項12】 前記評価手段に応答して、前記ディジ
    タルデータリンクの性能を表示するフラグ信号を生成す
    るフラグ生成手段をさらに含む請求項11記載のデータ
    タイミングジッタの評価回路。
  13. 【請求項13】 前記フラグ生成手段は、データタイミ
    ングジッタが定義済みデータリンク仕様にうまく合って
    いる場合には第1のフラグを、データタイミングジッタ
    が定義済みデータリンク仕様に辛うじて合うような場合
    には第2のフラグを、さらに、データタイミングジッタ
    が定義済みデータリンク仕様に合わないような場合には
    第3のフラグを、生成する手段を含む請求項12記載の
    データタイミングジッタの評価回路。
  14. 【請求項14】 前記比較手段は、前記n個の時間間隔
    の異なるものにソートされたデータエッジ遷移の数を異
    なる所定のしきい値レベルと比較する手段を含む請求項
    11記載のデータタイミングジッタの評価回路。
  15. 【請求項15】 前記比較手段は、前記n個の時間間隔
    の各々にソートされたデータエッジ遷移の数を異なる所
    定のしきい値レベルと比較する手段を含む請求項14記
    載のデータタイミングジッタの評価回路。
  16. 【請求項16】 前記ソーティング手段はn個のカウン
    タを含み、前記n個のカウンタの各々は前記n個の時間
    間隔の対応する一つにデータエッジソートを受信するた
    めに結合される請求項11記載のデータタイミングジッ
    タの評価回路。
  17. 【請求項17】 前記比較手段はn個のコンパレータを
    含み、前記コンパレータの各々は前記カウンタのうちの
    それぞれの一つに結合されて、前記各カウンタにソート
    されたデータエッジ遷移の数を前記所定のしきい値レベ
    ルと比較するようにする請求項16記載のデータタイミ
    ングジッタの評価回路。
  18. 【請求項18】 前記n個のコンパレータの出力は、前
    記生成されたモニタ信号を含む請求項17記載のデータ
    タイミングジッタの評価回路。
  19. 【請求項19】 前記評価手段は、生成されたモニタ信
    号の組合せを前記データリンク上の異なるタイミングジ
    ッタの状態を表示する定義済みの可能なモニタ信号組合
    せと比較するための決定論理を含む請求項18記載のデ
    ータタイミングジッタの評価回路。
  20. 【請求項20】 前記ソーティング手段は、 n個の直列に接続された遅延要素を有する遅延ラインに
    結合されたローカルクロック信号であって、前記遅延要
    素の各々は異相の遅延クロックを出力する前記ローカル
    クロック信号と、 前記エッジ遷移の各々を検出し、それに応答してパルス
    を出力するための前記直列転送されたデータストリーム
    を受信するように結合された抽出回路と、 前記抽出回路の出力とローカルクロックとに遅延ライン
    を介して結合されるとともに、前記出力された抽出回路
    パルスと、前記遅延クロックに対して前記パルスをソー
    ティングするための前記複数の遅延クロックを受信する
    論理回路構成と、n個の出力を有し、各出力はソートさ
    れた信号パルスを適切なカウンタに転送するための前記
    n個のカウンタの内の各1個に結合されている前記論理
    回路構成と、 をさらに含む請求項16記載のデータタイミングジッタ
    の評価回路。
  21. 【請求項21】 前記論理回路構成は、組合せ論理回路
    構成を含む請求項20記載のデータタイミングジッタの
    評価回路。
  22. 【請求項22】 直列データストリームに対するリタイ
    ミング信号の選択と、前記直列データストリームが転送
    されるディジタルデータリンクの評価を同時に行なうと
    ともに、前記リタイミング信号は異相の複数のローカル
    クロック信号から選択され、直列データの前記ストリー
    ムは前記リンクを介して一定のクロックレートで転送さ
    れる組合せ方法であって、 直列ストリームのMデータエッジ遷移をn個の時間間隔
    に時間ソーティングする工程であって、前記n個の時間
    間隔の蓄積長が前記データクロックレートとほぼ等しい
    とされるソーティング工程と、 リタイミング信号が前記Mソートされたデータエッジ遷
    移の最低数に近い時間間隔に現れるように複数のローカ
    ルクロック信号からリタイミング信号を選択する工程
    と、 前記ディジタルデータリンクの品質を以下(i)乃至
    (iii)の工程によって評価する工程と、 (i)前記n個の時間間隔の各々にソートされたデータ
    エッジ遷移の数を所定のしきい値レベルと比較する工
    程、 (ii)前記比較工程(i)に応答して、前記n個の時
    間間隔の各々に対応するモニタ信号を生成する工程であ
    って、第1のモニタ信号は時間間隔のデータエッジソー
    ト数が所定しきい値レベルを越えると生成されて、第2
    のモニタ信号は時間間隔のデータエッジソート数が所定
    しきい値レベルより少ない場合に生成されるモニタ信号
    生成工程、 (iii)前記生成工程(ii)で生成されたモニタ信
    号を分析することによって、データリンクを介して転送
    されたディジタル信号のストリームのデータタイミング
    ジッタを評価する工程、 を含むリタイミング信号の選択とディジタルデータリン
    クの評価とを同時に行なう組合せ方法。
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