JPH053771Y2 - - Google Patents

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JPH053771Y2
JPH053771Y2 JP1987053097U JP5309787U JPH053771Y2 JP H053771 Y2 JPH053771 Y2 JP H053771Y2 JP 1987053097 U JP1987053097 U JP 1987053097U JP 5309787 U JP5309787 U JP 5309787U JP H053771 Y2 JPH053771 Y2 JP H053771Y2
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JP
Japan
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oil hole
crankshaft
groove
annular
bearing
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JP1987053097U
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JPS63160425U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
<考案の目的> 産業上の利用分野 本考案は浅溝付クランクシヤフトに係り、詳し
くは、内燃機関や圧縮機のクランクシヤフトに使
用される浅溝付クランクシヤフトに係る。 従来の技術 最近のすべり軸受を用いる内燃機関や圧縮機は
高出力化が進み、それに伴なつて軸と軸受内面と
の間に形成される油膜厚さは極めて薄くなつてき
ている。 そのために、従来では考えられなかつた部位に
おける軸と軸受との金属接触が問題となつてき
た。 すなわち、従来、金属接触による焼付きは、軸
のたわみや油膜厚さが確保されにくい軸受の両端
部に多く発生するのが普通であつたが、最近は軸
受中央部の軸油穴部の対応する部分に起り、装置
全体の寿命を短かくするようになり、対策が要望
されている。更に詳しく説明すると、軸受中央部
に油穴を形成したときに残るバリやカエリが僅か
であつても、高出力化にともなう油膜厚さの減少
は、このバリやカエリが問題になり、これの金属
接触によつて焼付きが起こる。このため、油穴形
成時の加工精度を極限まで高めることが考えられ
るが、加工精度の向上には、自から限界があり、
その対策が別の面から要請されている。 考案が解決しようとする問題点 本考案はこれらの問題点の解決を目的とし、具
体的には、油穴を有するピンジヤーナル部の外周
に全周にわたつて、浅い環状溝を形成し、油穴の
加工精度を必ずしも極限まで高めなくとも、高出
力化のときに金属接触を起こすことなく摺動でき
る浅溝付クランクシヤフトを提供することを目的
とする。 <考案の構成> 問題点を解決するための手段ならびにその作用 すなわち、本考案に係るクランクシヤフトは、
油穴を有するクランクシヤフトのピンジヤーナル
部の外周に、その油穴と一致する位置に、円周方
向の全周にわたつて延在しかつ少なくとも油穴部
の幅を持つ環状の浅溝を形成し、しかも、この環
状の浅溝の深さを2〜10μmの浅溝にすることを
特徴とする。 以下、図面によつて本考案の手段たる構成なら
びに作用を説明すると、次の通りである。 第1図は本考案に係る浅溝付ジヤーナル部の側
面図であり、第2図aは従来のクランクシヤフト
の部分側面図、bはそのジヤーナル部の拡大側面
図である。 まず、本考案者は内燃機関などの高出力化にと
もなつてジヤーナル部の中央やこれを支承する軸
受の中央部に発生する軸受損傷の発生原因を詳し
く調査した。この結果、高出力化にともなつて介
在する油膜の厚さが極めて薄くなつていることが
わかり、この条件であると、油穴加工時に僅かの
バリやカエリが残つても、それらの影響が著しい
ことを見知した。 すなわち、従来のクランクシヤフト1のピンジ
ヤーナル部2(第2図aおよびb参照)は基本的
にストレート仕上げとなつていたので、油穴3が
ある場合、油穴部4の周辺に面取り時のバリやカ
エリが発生し、これが相手軸受を傷つけたり、異
常摩耗させたり、著しい場合には焼付を発生させ
ることになる。 そこで、油穴部4周辺に微妙な欠陥が発生して
も軸受面との金属接触が発生しない方法について
種々検討を加えた結果、油穴3を有する軸のピン
ジヤーナル部2に全周にわたつて環状の浅溝5を
設けると、軸受の損傷を防止でき、なかでも、浅
溝5の深さを2〜10μmにすると、環状の浅溝5
の形成部分で油膜圧力が十分に支えられるため、
潤滑性でも支障がない。 第1図は本考案に係るピンジヤーナル部の側面
図であつて、ピンジヤーナル部2の油穴部4と一
致する位置にジヤーナルの全周にわたつて環状の
浅溝5を設けてある。この環状の浅溝5の幅は少
なくとも油穴部(含面取り)の幅を必要とする
が、溝の深さは2〜10μmの範囲の深さにするこ
とが必要である。すなわち、環状の浅溝の深さが
2μm以下であると、油穴形成時のバリやカエリの
影響から回避することができない。これに反し、
環状の浅溝の深さが10μm以上になると、この部
分に対応する軸受との間で油膜圧力が支えられ
ず、環状の浅溝の対応する部分以外のところで荷
重を支えることになる。このため、この部分で
は、発生油膜圧力が高くなり軸受疲労の原因とな
り、油膜厚さも薄くなつて焼付きの危険性も増大
する。 以上のようにピンジヤーナル部2の全周にわた
つて環状の浅溝5を設け、しかも、深さは2〜
【表】
【表】 <考案の効果> 以上説明したように、本考案は、油穴を有する
クランクシヤフトのピンジヤーナル部の外周に、
その油穴と一致する位置に、円周方向の全周にわ
たつて環状溝を形成し、この環状溝の幅は少なく
とも油穴部の幅とし、深さを2〜10μmの深さに
する。 このように構成すると、油穴形成時のバリ等の
影響によつて金属接触にもとずく焼付現象は大幅
に低減し、更に、この溝はジヤーナル部全周にわ
たつて形成されるのにも拘らず、深さが適正であ
るため、溝形成部分は対応する軸受部分との間で
荷重が充分に支えられ、この結果、エンジンの長
寿命化が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る浅溝付ジヤーナル部の側
面図、第2図aは従来のクランクシヤフトの部分
側面図、bはそのジヤーナル部の拡大側面図であ
る。 符号、1……クランクシヤフト、2……ピンジ
ヤーナル部、3……油穴、4……油穴部、5……
浅溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油穴を有するクランクシヤフトのピンジヤーナ
    ル部の外周に、その油穴と一致する位置に、円周
    方向の全周にわたつて延在しかつ少なくとも前記
    油穴部の幅を持つ環状の浅溝を形成し、しかも、
    この環状の浅溝の深さを2〜10μmの浅溝にする
    ことを特徴とする浅溝付クランクシヤフト。
JP1987053097U 1987-04-07 1987-04-07 Expired - Lifetime JPH053771Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987053097U JPH053771Y2 (ja) 1987-04-07 1987-04-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987053097U JPH053771Y2 (ja) 1987-04-07 1987-04-07

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Publication Number Publication Date
JPS63160425U JPS63160425U (ja) 1988-10-20
JPH053771Y2 true JPH053771Y2 (ja) 1993-01-29

Family

ID=30878852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987053097U Expired - Lifetime JPH053771Y2 (ja) 1987-04-07 1987-04-07

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JP (1) JPH053771Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6214436Y2 (ja) * 1980-12-15 1987-04-13
US4477240A (en) * 1982-11-12 1984-10-16 Deere & Company Rotor bearing lubricating system

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63160425U (ja) 1988-10-20

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