JPH0537727Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0537727Y2 JPH0537727Y2 JP1987004138U JP413887U JPH0537727Y2 JP H0537727 Y2 JPH0537727 Y2 JP H0537727Y2 JP 1987004138 U JP1987004138 U JP 1987004138U JP 413887 U JP413887 U JP 413887U JP H0537727 Y2 JPH0537727 Y2 JP H0537727Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- webbing
- drive
- rotational torque
- shaft
- drive source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案はウエビング中間部を必要に応じて乗員
装着部方向へと駆動することができるウエビング
中間部駆動装置に関する。
装着部方向へと駆動することができるウエビング
中間部駆動装置に関する。
[背景技術]
乗員が装着した後に乗員へ自動的にウエビング
を装着させることができるオートマチツクベルト
装置が提案されている。
を装着させることができるオートマチツクベルト
装置が提案されている。
このオートマチツクベルト装置では車両サイド
に敷設されたレールへウエビング端部が案内さ
れ、車両前後方向へ移動できるようになつてい
る。乗員が着座するとウエビング端部は車両後方
へと移動して乗員へ自動的に装着される。また、
このベルト装置では乗員が降車する場合にはベル
ト端部が車両前方へと移動してウエビングの装着
が解除される。
に敷設されたレールへウエビング端部が案内さ
れ、車両前後方向へ移動できるようになつてい
る。乗員が着座するとウエビング端部は車両後方
へと移動して乗員へ自動的に装着される。また、
このベルト装置では乗員が降車する場合にはベル
ト端部が車両前方へと移動してウエビングの装着
が解除される。
このようなウエビングの装着、解除時にウエビ
ング中間部が乗員と接触する可能性があるため、
ガイドレールへの取付部分のウエビングを乗員か
ら離すようにウエビング端部の剛性を高くする等
の工夫がなされている。しかしウエビングが乗員
へ確実に装着された後は、この剛性向上部は乗員
への最適なウエビング装着位置を確保するために
その剛性を低下させる必要があり、その構成が複
雑になる。
ング中間部が乗員と接触する可能性があるため、
ガイドレールへの取付部分のウエビングを乗員か
ら離すようにウエビング端部の剛性を高くする等
の工夫がなされている。しかしウエビングが乗員
へ確実に装着された後は、この剛性向上部は乗員
への最適なウエビング装着位置を確保するために
その剛性を低下させる必要があり、その構成が複
雑になる。
そこで本出願人は既に、ウエビングの装着、装
着解除時にウエビングが前後方向に移動する際、
挟持ローラと駆動ローラとの間でウエビング中間
部を挟持して、駆動ローラを回転駆動することに
よつてウエビング中間部を強制的に引き出しウエ
ビング張力を低下させるようにし、また、ウエビ
ング張力を低下させるにのにあたつて、ウエビン
グの巻取軸回りの弛みをなくして確実にウエビン
グ中間部を巻取軸から乗員側へ向けて送り出すウ
エビング中間部駆動装置(特願昭61−53260号)
を提案した。
着解除時にウエビングが前後方向に移動する際、
挟持ローラと駆動ローラとの間でウエビング中間
部を挟持して、駆動ローラを回転駆動することに
よつてウエビング中間部を強制的に引き出しウエ
ビング張力を低下させるようにし、また、ウエビ
ング張力を低下させるにのにあたつて、ウエビン
グの巻取軸回りの弛みをなくして確実にウエビン
グ中間部を巻取軸から乗員側へ向けて送り出すウ
エビング中間部駆動装置(特願昭61−53260号)
を提案した。
この提案のものでは、駆動ローラは、モータで
駆動され、駆動ローラには、ウエビング中間部を
引き出す駆動力が付与される。
駆動され、駆動ローラには、ウエビング中間部を
引き出す駆動力が付与される。
ここで、ウエビング中間部が最大量引き出され
たような場合には、それ以上ウエビング中間部を
引き出すことができないために、それ以降もモー
タに通電を続けることは、過度の駆動力が生じ、
モータの破損等が招来される。
たような場合には、それ以上ウエビング中間部を
引き出すことができないために、それ以降もモー
タに通電を続けることは、過度の駆動力が生じ、
モータの破損等が招来される。
従つて、このような事態を招来させることなく
各部の保護を図れるのが好ましい。
各部の保護を図れるのが好ましい。
本考案は、ウエビングの装着、装着解除時にウ
エビングが前後方向に移動する際、ウエビング張
力を低下させ、また、ウエビング張力を低下させ
るにあたつて、ウエビングの巻取軸回りの弛みを
なくして確実にウエビング中間部を巻取軸から乗
員側へ向けて送り出すとともに、ウエビング中間
部を引き出す駆動力が所定値以上となるのを阻止
して各部の保護を確実になすウエビング中間部駆
動装置を得ることが目的である。
エビングが前後方向に移動する際、ウエビング張
力を低下させ、また、ウエビング張力を低下させ
るにあたつて、ウエビングの巻取軸回りの弛みを
なくして確実にウエビング中間部を巻取軸から乗
員側へ向けて送り出すとともに、ウエビング中間
部を引き出す駆動力が所定値以上となるのを阻止
して各部の保護を確実になすウエビング中間部駆
動装置を得ることが目的である。
「考案の概要及び作用」
本考案に係るウエビング中間部駆動装置は、一
端が巻取装置の巻取軸に係止されるとともに、他
端がルーフサイドに沿つて移動可能に係止された
ウエビングと、前記ウエビングの他端を前記ルー
フサイドに沿つて前方位置と後方位置との間で前
後方向に移動させるベルト作動装置とを有するオ
ートマチツクベルト装置用のウエビング中間部駆
動装置であつて、前記ウエビングの他端の前方位
置又は後方位置からの離間及び前方位置又は後方
位置への到達を検出する検出手段と、回転トルク
を得て前記ウエビングに直接作用し前記巻取軸に
巻き取られているウエビング中間部を強制的に引
き出す駆動手段と、前記検出手段が前記ウエビン
グの他端の前方位置又は後方位置からの離間を検
出した場合に駆動手段の作動のための回転トルク
の発生を開始するとともに前記検出手段がウエビ
ングの他端の前方位置又は後方位置への到達を検
出した場合に回転トルクの発生を止める駆動源
と、前記駆動手段と駆動源との間に配置されて駆
動源により発生した回転トルクを駆動手段に伝達
するとともに駆動手段に所定値以上の負荷が掛か
つたときに駆動手段と駆動源との間に空転を生じ
させる回転トルク制限手段と、を有している。
端が巻取装置の巻取軸に係止されるとともに、他
端がルーフサイドに沿つて移動可能に係止された
ウエビングと、前記ウエビングの他端を前記ルー
フサイドに沿つて前方位置と後方位置との間で前
後方向に移動させるベルト作動装置とを有するオ
ートマチツクベルト装置用のウエビング中間部駆
動装置であつて、前記ウエビングの他端の前方位
置又は後方位置からの離間及び前方位置又は後方
位置への到達を検出する検出手段と、回転トルク
を得て前記ウエビングに直接作用し前記巻取軸に
巻き取られているウエビング中間部を強制的に引
き出す駆動手段と、前記検出手段が前記ウエビン
グの他端の前方位置又は後方位置からの離間を検
出した場合に駆動手段の作動のための回転トルク
の発生を開始するとともに前記検出手段がウエビ
ングの他端の前方位置又は後方位置への到達を検
出した場合に回転トルクの発生を止める駆動源
と、前記駆動手段と駆動源との間に配置されて駆
動源により発生した回転トルクを駆動手段に伝達
するとともに駆動手段に所定値以上の負荷が掛か
つたときに駆動手段と駆動源との間に空転を生じ
させる回転トルク制限手段と、を有している。
上記構成によれば、オートマチツクベルト装置
において乗員がウエビングの装着及び装着解除を
行う際、ベルト作動装置によつてウエビングの他
端がルーフサイドに沿つて前方位置と後方位置と
の間で前後方向に移動される。
において乗員がウエビングの装着及び装着解除を
行う際、ベルト作動装置によつてウエビングの他
端がルーフサイドに沿つて前方位置と後方位置と
の間で前後方向に移動される。
検出手段が、ウエビングの他端の前方位置又は
後方位置からの離間を検出すると、駆動源が回転
トルクの発生を開始し、この回転トルクは、回転
トルク制限手段を介して駆動手段に伝達される。
後方位置からの離間を検出すると、駆動源が回転
トルクの発生を開始し、この回転トルクは、回転
トルク制限手段を介して駆動手段に伝達される。
駆動手段はウエビングに直接作用して、巻取軸
に巻き取られているウエビング中間部が強制的に
引き出される。
に巻き取られているウエビング中間部が強制的に
引き出される。
これにより、ウエビングの装着、装着解除時に
ウエビングの他端が前後方向に移動される際、ウ
エビング中間部が巻取軸から乗員側へ移動されて
ウエビング張力が一時的に低下される。張力が低
下したウエビングは、乗員と干渉しなくなり、乗
員は快適なウエビング装着、装着解除操作を得
る。
ウエビングの他端が前後方向に移動される際、ウ
エビング中間部が巻取軸から乗員側へ移動されて
ウエビング張力が一時的に低下される。張力が低
下したウエビングは、乗員と干渉しなくなり、乗
員は快適なウエビング装着、装着解除操作を得
る。
検出手段が、ウエビングの他端の前方位置又は
後方位置への到達を検出すると、駆動源が回転ト
ルクの発生を止める。
後方位置への到達を検出すると、駆動源が回転ト
ルクの発生を止める。
これにより、ウエビング装着後は、駆動手段が
作動せず、ウエビングへは巻取装置の巻取力が作
用してウエビング張力の低下が解消され、通常の
シートベルト装置と同様に乗員は適切なウエビン
グ装置状態を得る。
作動せず、ウエビングへは巻取装置の巻取力が作
用してウエビング張力の低下が解消され、通常の
シートベルト装置と同様に乗員は適切なウエビン
グ装置状態を得る。
ここで、ウエビング張力を低下させるのにあた
つて、駆動手段がウエビングに直接作用して巻取
軸に巻き取られているウエビング中間部が強制的
に引き出されるので、ウエビングが巻取軸回りに
緩むおそれがなく、ウエビング中間部を巻取軸か
ら乗員側へ向けて確実に送り出すことができる。
つて、駆動手段がウエビングに直接作用して巻取
軸に巻き取られているウエビング中間部が強制的
に引き出されるので、ウエビングが巻取軸回りに
緩むおそれがなく、ウエビング中間部を巻取軸か
ら乗員側へ向けて確実に送り出すことができる。
従つて、ウエビングの装着、装着解除時にウエ
ビングと乗員との干渉が確実になくなり、極めて
快適なエビングの装着、装着解除操作が得られ
る。
ビングと乗員との干渉が確実になくなり、極めて
快適なエビングの装着、装着解除操作が得られ
る。
また、巻取軸回りにはウエビングの緩みが生じ
ないので、車両緊急時に巻取軸のウエビング引出
方向回転が阻止された場合、ウエビングが巻取軸
から引き出されるということはなく、巻取軸に対
するウエビングの巻き締まりに起因して起きる乗
員に対するウエビングの拘束性能の低下は防止さ
れる。
ないので、車両緊急時に巻取軸のウエビング引出
方向回転が阻止された場合、ウエビングが巻取軸
から引き出されるということはなく、巻取軸に対
するウエビングの巻き締まりに起因して起きる乗
員に対するウエビングの拘束性能の低下は防止さ
れる。
更に、回転トルク制限手段によれば、駆動手段
の作動中に、駆動手段に所定値以上の負荷が掛か
つたときには、駆動手段と駆動源との間に空転が
生ずるので、駆動源が生じそして駆動手段に伝達
される回転トルクは適度に抑制され、各部の保護
が図られる。すなわち、ウエビングが巻取軸から
最大量引き出された後も更に駆動源としての例え
ばモータへの通電が続けられるような場合、この
まま放置すると回転トルクは大きくなるが、その
ような場合には、駆動力制限手段が作動して駆動
源が空転し、回転トルクは適度に抑えられ、過度
の回転トルクに起因するモータの焼付けが防止さ
れる等、各部の保護が図られる。
の作動中に、駆動手段に所定値以上の負荷が掛か
つたときには、駆動手段と駆動源との間に空転が
生ずるので、駆動源が生じそして駆動手段に伝達
される回転トルクは適度に抑制され、各部の保護
が図られる。すなわち、ウエビングが巻取軸から
最大量引き出された後も更に駆動源としての例え
ばモータへの通電が続けられるような場合、この
まま放置すると回転トルクは大きくなるが、その
ような場合には、駆動力制限手段が作動して駆動
源が空転し、回転トルクは適度に抑えられ、過度
の回転トルクに起因するモータの焼付けが防止さ
れる等、各部の保護が図られる。
[考案の実施例]
第2図には本考案がオートマチツクシートベル
ト装置に適用された構成が示されている。このオ
ートマチツクベルト装置では、シート10へ着座
する乗員12へウエビング14が自動的に装着さ
れるようになつている。ウエビング14の一端に
はアンカープレート15が取付けられており、こ
のアンカープレート15は車体16のルーフサイ
ド18に沿つて車両前後方向に敷設されたガイド
レール20に案内され車両前後方向へ移動可能と
なつている。
ト装置に適用された構成が示されている。このオ
ートマチツクベルト装置では、シート10へ着座
する乗員12へウエビング14が自動的に装着さ
れるようになつている。ウエビング14の一端に
はアンカープレート15が取付けられており、こ
のアンカープレート15は車体16のルーフサイ
ド18に沿つて車両前後方向に敷設されたガイド
レール20に案内され車両前後方向へ移動可能と
なつている。
このアンカープレート15はガイドレール20
へ取付けられるベルト作動装置22によつて車両
前後方向へ移動され、車両前方への移動時にはウ
エビング14を乗員12から離し、車両後方への
移動時には第2図の図示状態に示される如くウエ
ビング14を乗員12へと自動的に装着させるこ
とができるようになつている。このベルト作動装
置22の構成についてはすでに本出願人の先願に
よつて明らかにされている(実開昭55−28552
号)。
へ取付けられるベルト作動装置22によつて車両
前後方向へ移動され、車両前方への移動時にはウ
エビング14を乗員12から離し、車両後方への
移動時には第2図の図示状態に示される如くウエ
ビング14を乗員12へと自動的に装着させるこ
とができるようになつている。このベルト作動装
置22の構成についてはすでに本出願人の先願に
よつて明らかにされている(実開昭55−28552
号)。
なお、第2図に示される如く、このアンカープ
レート15はガイドレール20に沿つて車両前方
へ最大量移動した状態でリミツトスイツチ23A
(ノーマリクローズ)をオープンとし、車両後方
へ最大量移動した状態でリミツトスイツチ23B
(ノーマリクローズ)をオープンとするようにな
つている。第5図に示される如くこれらのリミツ
トスイツチ23A,23Bはリレー123A,1
23Bを作動させ、それぞれリレー123Aは
ON状態で接点223Aをクローズ、323Aを
オープン、OFF状態で接点223Aをオープン、
323Aをクローズとし、リレー123BはON
状態で接点223Bをクローズ、323Bをオー
プン、OFF状態では接点223Bをオープン,
323Bをクローズとするようになつている。
レート15はガイドレール20に沿つて車両前方
へ最大量移動した状態でリミツトスイツチ23A
(ノーマリクローズ)をオープンとし、車両後方
へ最大量移動した状態でリミツトスイツチ23B
(ノーマリクローズ)をオープンとするようにな
つている。第5図に示される如くこれらのリミツ
トスイツチ23A,23Bはリレー123A,1
23Bを作動させ、それぞれリレー123Aは
ON状態で接点223Aをクローズ、323Aを
オープン、OFF状態で接点223Aをオープン、
323Aをクローズとし、リレー123BはON
状態で接点223Bをクローズ、323Bをオー
プン、OFF状態では接点223Bをオープン,
323Bをクローズとするようになつている。
シート10を介してルーフサイド18と反対側
の車両略中央部には床24へ巻取装置26が取付
られており、ウエビング14の他端部を巻き取り
格納するようになつている。
の車両略中央部には床24へ巻取装置26が取付
られており、ウエビング14の他端部を巻き取り
格納するようになつている。
第1図及び第3図に示される如くこの巻取装置
26ではベースプレート28の両側から一対の側
板30,32が突出され、巻取軸34が軸支され
ている。この巻取軸34へはウエビング14の端
部が層状に巻き取られており、ぜんまいばね36
の巻取力でウエビング14を巻き取るようになつ
ている点は一般の巻取装置と同様である。
26ではベースプレート28の両側から一対の側
板30,32が突出され、巻取軸34が軸支され
ている。この巻取軸34へはウエビング14の端
部が層状に巻き取られており、ぜんまいばね36
の巻取力でウエビング14を巻き取るようになつ
ている点は一般の巻取装置と同様である。
側板30,32にはウエビング14の中間部を
挟むように挟持ローラ40と駆動ローラ42とが
配置されている。
挟むように挟持ローラ40と駆動ローラ42とが
配置されている。
挟持ローラ40は第3図に示される如く同軸的
に貫通される支軸44が側板30,32を貫通し
ており、支軸44の両端部付近へ軸支されるスリ
ーブ46の首部がハウジング47A,47Bへ軸
支されている。このハウジング47A,47Bは
それぞれ側板30,32へ固着されている。また
スリーブ46はねじりコイルばね50の付勢力で
軸支孔48の片側へ、すなわちウエビング14の
移動軌跡へ向けて付勢されている。
に貫通される支軸44が側板30,32を貫通し
ており、支軸44の両端部付近へ軸支されるスリ
ーブ46の首部がハウジング47A,47Bへ軸
支されている。このハウジング47A,47Bは
それぞれ側板30,32へ固着されている。また
スリーブ46はねじりコイルばね50の付勢力で
軸支孔48の片側へ、すなわちウエビング14の
移動軌跡へ向けて付勢されている。
軸支孔48はこの軸支孔48を介してウエビン
グ14の反対側に側板30,32へ形成される大
径の丸孔52と一部を共通して形成されている。
この丸孔52はスリーブ46の組付時挿入用であ
り、スリーブ46及び挟持ローラ40の組み付け
を容易にしている。
グ14の反対側に側板30,32へ形成される大
径の丸孔52と一部を共通して形成されている。
この丸孔52はスリーブ46の組付時挿入用であ
り、スリーブ46及び挟持ローラ40の組み付け
を容易にしている。
一方駆動ローラ42は挟持ローラ40と平行軸
的に配置されているが、その支軸54は一体的に
突出されており、ハウジング57A,57Bの軸
支孔56を貫通している。支軸54には駆動ロー
ラ42の両側へスリーブ46と同様なスリーブ5
8が軸支されており、このスリーブ58の首部が
軸支孔56へ挿入されて軸方向の移動が制限され
ている。
的に配置されているが、その支軸54は一体的に
突出されており、ハウジング57A,57Bの軸
支孔56を貫通している。支軸54には駆動ロー
ラ42の両側へスリーブ46と同様なスリーブ5
8が軸支されており、このスリーブ58の首部が
軸支孔56へ挿入されて軸方向の移動が制限され
ている。
またこの支軸54はねじりコイルばね60の付
勢力で挟持ローラ40と離れる方向に付勢されて
いる。
勢力で挟持ローラ40と離れる方向に付勢されて
いる。
しかしこの支軸54は支軸44よりも移動スト
ロークが大きく設計されており、このため軸支孔
56はウエビング14方向へ延びる長孔形状とな
つており、先端部には円孔52と同様な円孔62
が形成されている。
ロークが大きく設計されており、このため軸支孔
56はウエビング14方向へ延びる長孔形状とな
つており、先端部には円孔52と同様な円孔62
が形成されている。
ハウジング47A,47Bには回転軸64が軸
支されており、この回転軸64へ固着されるカム
66,68がそれぞれ支軸54のスリーブ58へ
対応し、支軸54及び駆動ローラ42を軸支孔5
6に沿つて案内し、駆動ローラ42と挟持ローラ
40との間にウエビング14の中間部を挟持駆動
するようになつている。
支されており、この回転軸64へ固着されるカム
66,68がそれぞれ支軸54のスリーブ58へ
対応し、支軸54及び駆動ローラ42を軸支孔5
6に沿つて案内し、駆動ローラ42と挟持ローラ
40との間にウエビング14の中間部を挟持駆動
するようになつている。
このためカム66,68は第1図及び第3図に
詳細に示される如く外周一部に凹部70が形成さ
れ、この凹部70はカム66,68の円周方向に
かけて深さが次第に減少されている。
詳細に示される如く外周一部に凹部70が形成さ
れ、この凹部70はカム66,68の円周方向に
かけて深さが次第に減少されている。
回転軸64へ固着される歯車72は中間歯車7
3,74,75,76、及び回転トルク制限手段
としてのトルクリミツタ77を介してウオームギ
ヤ79と噛み合つている。このウオームギヤ79
はハウジング47Bへ固着される駆動源である一
方向に回転するモータ80の出力軸へ固着されて
いる。このためカム66,68はモータ80の回
転トルクが各中間歯車を介して減速して伝達さ
れ、モータ80の回転時に低速で第1,4図矢印
A方向に駆動され、これによつて駆動ローラ42
は軸支孔56に沿つて挟持ローラ40へと接近
し、ウエビング14の中間部を挟持できるように
なつている。
3,74,75,76、及び回転トルク制限手段
としてのトルクリミツタ77を介してウオームギ
ヤ79と噛み合つている。このウオームギヤ79
はハウジング47Bへ固着される駆動源である一
方向に回転するモータ80の出力軸へ固着されて
いる。このためカム66,68はモータ80の回
転トルクが各中間歯車を介して減速して伝達さ
れ、モータ80の回転時に低速で第1,4図矢印
A方向に駆動され、これによつて駆動ローラ42
は軸支孔56に沿つて挟持ローラ40へと接近
し、ウエビング14の中間部を挟持できるように
なつている。
この場合、寸法公差を吸収するために駆動ロー
ラ42は挟持ローラ40との間にウエビング14
を挟持した後にもさらに若干量だけ移動するよう
になつており、この余分な移動量が支軸44の軸
支孔48内における移動となる。
ラ42は挟持ローラ40との間にウエビング14
を挟持した後にもさらに若干量だけ移動するよう
になつており、この余分な移動量が支軸44の軸
支孔48内における移動となる。
カム66の回転角は側板30へ取りつけられた
リミツトスイツチ79A,79Bで検出されるよ
うになつている。
リミツトスイツチ79A,79Bで検出されるよ
うになつている。
これらのリミツトスイツチ79A,79Bはノ
ーマリクローズタイプであり、カム66に設けら
れたカム突起66Aが当るとオープンとなり、第
5図に示される如くモータ80を停止させるよう
になつている。従つてモータ80はカム66の凹
部70がスリーブ58に対応してウエビング14
を挟持していない第1図の状態及びこの状態から
ローラ40,42でウエビング14を挟持して送
り出しウエビング14を挟持したままの状態で停
止できるようになつている。
ーマリクローズタイプであり、カム66に設けら
れたカム突起66Aが当るとオープンとなり、第
5図に示される如くモータ80を停止させるよう
になつている。従つてモータ80はカム66の凹
部70がスリーブ58に対応してウエビング14
を挟持していない第1図の状態及びこの状態から
ローラ40,42でウエビング14を挟持して送
り出しウエビング14を挟持したままの状態で停
止できるようになつている。
一方駆動ローラ42の支軸54は第3図に示さ
れる如く端部に歯車82が固着されている。この
歯車82はトルクリミツタ77を介して歯車78
の駆動力を受けるようになつている。このため支
軸54がモータ80の回転時に矢印B方向に回転
され、駆動ローラ42と挟持ローラ40によるウ
エビング14の挟持状態でウエビング14の中間
部をウエビング14の乗員装着部方向(矢印C方
向)に向けて送りだすことができるようになつて
いる。
れる如く端部に歯車82が固着されている。この
歯車82はトルクリミツタ77を介して歯車78
の駆動力を受けるようになつている。このため支
軸54がモータ80の回転時に矢印B方向に回転
され、駆動ローラ42と挟持ローラ40によるウ
エビング14の挟持状態でウエビング14の中間
部をウエビング14の乗員装着部方向(矢印C方
向)に向けて送りだすことができるようになつて
いる。
トルクリミツタ77は第6図及び第7図に示さ
れる如く大歯車92及び小歯車94がそれぞれ側
板固定支軸96へ回転可能に軸支されている。ウ
オームギヤ79とかみ合う大歯車92には一体的
に中間歯車98が設けられており、この中間歯車
98は第4図に示される如く中間歯車76と噛み
合つている。従つてこの大歯車92と中間歯車9
8はモータ80の回転時に常にこのモータ回転力
をカム66,68の回転力として伝えることがで
きるようになつている。このためモータ80は必
ず所定角度回転した後に停止する構成である。
れる如く大歯車92及び小歯車94がそれぞれ側
板固定支軸96へ回転可能に軸支されている。ウ
オームギヤ79とかみ合う大歯車92には一体的
に中間歯車98が設けられており、この中間歯車
98は第4図に示される如く中間歯車76と噛み
合つている。従つてこの大歯車92と中間歯車9
8はモータ80の回転時に常にこのモータ回転力
をカム66,68の回転力として伝えることがで
きるようになつている。このためモータ80は必
ず所定角度回転した後に停止する構成である。
中間歯車98の一側面からは第7図に示される
如く略三角形の凹部100が形成されており、小
歯車94から突出するボス102が挿入されてい
る。このボス102はこの実施例においては外形
が六角形となつており、凹部100内へ配置され
る3枚の板ばね104と対応している。これらの
板ばね104は長手方向両端部がそれぞれ凹部1
00に連続して形成される板ばね支持溝106内
へ収容されている。これらの3枚の板ばね104
はその長手軸線が第7図に示される如くボス10
2の軸方向から見て略三角形を形成し、それぞれ
の中間部はボス102の外周平面部へ接近して平
行になつている。
如く略三角形の凹部100が形成されており、小
歯車94から突出するボス102が挿入されてい
る。このボス102はこの実施例においては外形
が六角形となつており、凹部100内へ配置され
る3枚の板ばね104と対応している。これらの
板ばね104は長手方向両端部がそれぞれ凹部1
00に連続して形成される板ばね支持溝106内
へ収容されている。これらの3枚の板ばね104
はその長手軸線が第7図に示される如くボス10
2の軸方向から見て略三角形を形成し、それぞれ
の中間部はボス102の外周平面部へ接近して平
行になつている。
これによつて大歯車92の回転力は板ばね10
4がボス102を挟みつける状態で小歯車94へ
伝達されるようになつている。大歯車92と小歯
車94との相対回転力が、すなわち回転伝達力が
所定値に達すると、板ばね104はボス102の
外周によつてその長手軸線が凹部100の内周面
に接近する方向に弾性変形され、板ばね104間
の対向寸法を拡大する。このためボス102は板
ばね104と相対回転して空回りを生ずる状態と
なる。すなわち小歯車94によつて駆動力を受け
る駆動ローラ42がウエビング14から受ける反
力が所定値以上に大きくなると、トルクリミツタ
77が空転し、モータ80の焼付を防止できるよ
うになつている。
4がボス102を挟みつける状態で小歯車94へ
伝達されるようになつている。大歯車92と小歯
車94との相対回転力が、すなわち回転伝達力が
所定値に達すると、板ばね104はボス102の
外周によつてその長手軸線が凹部100の内周面
に接近する方向に弾性変形され、板ばね104間
の対向寸法を拡大する。このためボス102は板
ばね104と相対回転して空回りを生ずる状態と
なる。すなわち小歯車94によつて駆動力を受け
る駆動ローラ42がウエビング14から受ける反
力が所定値以上に大きくなると、トルクリミツタ
77が空転し、モータ80の焼付を防止できるよ
うになつている。
なお中間歯車98の端面には蓋板108がビス
112で取り付けられ、板ばね104の凹部10
0からの脱落を防止している。
112で取り付けられ、板ばね104の凹部10
0からの脱落を防止している。
第1図に示される駆動ローラ42が軸支孔56
内を移動した場合にも歯車82が確実に小歯車9
4との噛み合い状態を維持するように、軸支孔5
6はその長手軸線が小歯車94と同軸的な円弧状
に形成されている。
内を移動した場合にも歯車82が確実に小歯車9
4との噛み合い状態を維持するように、軸支孔5
6はその長手軸線が小歯車94と同軸的な円弧状
に形成されている。
なお第5図のは車両電源を示している。
次に本実施例の作用を説明する。
乗員12が乗車する前はアンカープレート15
がガイドレール20の車両前方端部へ移動してお
り、ウエビング14はシート10との間にあり、
乗車の車両空間を形成している。
がガイドレール20の車両前方端部へ移動してお
り、ウエビング14はシート10との間にあり、
乗車の車両空間を形成している。
この状態では第5図のリミツトスイツチ23A
はアンカープレート15が当つているのでオープ
状態であり、リミツトスイツチ23Bはクローズ
となつている。また第1図のリミツトスイツチ7
9Aもカム突起66Aが当つてオープンとなつて
いる。従つて接点223A,223B、リミツト
スイツチ79Bによつて構成される回路80A、
接点223A,223B、リミツトスイツチ79
Aによつて構成される回路80B及び、接点22
3A,323B、リミツトスイツチ79Aによつ
て構成される回路80Cのいずれもがオープンで
あり、モータ80は回転しない。
はアンカープレート15が当つているのでオープ
状態であり、リミツトスイツチ23Bはクローズ
となつている。また第1図のリミツトスイツチ7
9Aもカム突起66Aが当つてオープンとなつて
いる。従つて接点223A,223B、リミツト
スイツチ79Bによつて構成される回路80A、
接点223A,223B、リミツトスイツチ79
Aによつて構成される回路80B及び、接点22
3A,323B、リミツトスイツチ79Aによつ
て構成される回路80Cのいずれもがオープンで
あり、モータ80は回転しない。
乗員12がシート10へ着座した後に、一例と
してドアを閉止すると、ベルト作動装置22が作
動し、アンカープレート15がガイドレール20
に沿つて車両後方へと移動するので、乗員12は
自動的にウエビング14を装着することができ
る。
してドアを閉止すると、ベルト作動装置22が作
動し、アンカープレート15がガイドレール20
に沿つて車両後方へと移動するので、乗員12は
自動的にウエビング14を装着することができ
る。
また乗員12が降車する場合に、ドアを開放す
ると、ベルト作動装置22は逆にアンカープレー
ト15をガイドレール20に沿つて車両前方へと
移動するので、乗員12は自動的にウエビング1
4の装着を解除することができる。
ると、ベルト作動装置22は逆にアンカープレー
ト15をガイドレール20に沿つて車両前方へと
移動するので、乗員12は自動的にウエビング1
4の装着を解除することができる。
このようなウエビング14の車両前後方向への
移動時に、アンカープレート15がリミツトスイ
ツチ23A,23Bから外れると、これらのリミ
ツトスイツチが共にクローズとなるので回路80
Aがオン状態となりモータ80が作動し、アンカ
ープレート15付近のウエビング14が巻取装置
26によつてアンカープレート15方向へ押し出
されるため、乗員12へ斜めに装着されるウエビ
ング14の張力が低下し、アンカープレート15
付近のウエビング14と乗員12との干渉が回避
される。
移動時に、アンカープレート15がリミツトスイ
ツチ23A,23Bから外れると、これらのリミ
ツトスイツチが共にクローズとなるので回路80
Aがオン状態となりモータ80が作動し、アンカ
ープレート15付近のウエビング14が巻取装置
26によつてアンカープレート15方向へ押し出
されるため、乗員12へ斜めに装着されるウエビ
ング14の張力が低下し、アンカープレート15
付近のウエビング14と乗員12との干渉が回避
される。
この作用を詳しく説明すると、乗員12がウエ
ビング14の装着を解除する場合、すなわち第2
図に実線で示される状態からアンカープレート1
5が車両前方へと駆動されるリミツトスイツチ2
3A,23Bが共にクローズし、回路80Aがオ
ンとなつてモータ80が回転し、中間歯車73〜
76及びトルクリミツタ77を介してカム66,
68が矢印A方向に回転される。これによつて凹
部70は直ちにスリーブ58と対応しない位置ま
で回転してカム66,68の凹部70以外の部分
の外周がスリーブ58を押し、駆動ローラ42は
挟持ローラ40との間にウエビング14を挟持す
る。これと同時にトルクリミツタ77によつて回
転される歯車82は駆動ローラ42を矢印B方向
へと回転させるため、ウエビング14は、矢印C
方向、すなわち乗員装着部へと強制的に送り出さ
れる。この送り出しが終了した状態でカム66の
突起66Aがリミツトスイツチ79Bをオープン
にするので回路80Aがオフとなり、モータ80
がその回転を停止するようになつており、ウエビ
ング14が送り出された状態のまま、すなわちウ
エビングの乗員装着部における張力が減少した状
態で一時的に保持される。
ビング14の装着を解除する場合、すなわち第2
図に実線で示される状態からアンカープレート1
5が車両前方へと駆動されるリミツトスイツチ2
3A,23Bが共にクローズし、回路80Aがオ
ンとなつてモータ80が回転し、中間歯車73〜
76及びトルクリミツタ77を介してカム66,
68が矢印A方向に回転される。これによつて凹
部70は直ちにスリーブ58と対応しない位置ま
で回転してカム66,68の凹部70以外の部分
の外周がスリーブ58を押し、駆動ローラ42は
挟持ローラ40との間にウエビング14を挟持す
る。これと同時にトルクリミツタ77によつて回
転される歯車82は駆動ローラ42を矢印B方向
へと回転させるため、ウエビング14は、矢印C
方向、すなわち乗員装着部へと強制的に送り出さ
れる。この送り出しが終了した状態でカム66の
突起66Aがリミツトスイツチ79Bをオープン
にするので回路80Aがオフとなり、モータ80
がその回転を停止するようになつており、ウエビ
ング14が送り出された状態のまま、すなわちウ
エビングの乗員装着部における張力が減少した状
態で一時的に保持される。
ウエビング14の中間部が乗員12の側方を通
過して車両前方へと最大量移動すると、アンカー
プレート15がリミツトスイツチ23Aをオープ
ンとするので、ここで回路80Cがオンとなり、
モータ80はさらに回転し凹部70が再びスリー
ブ58に対応すると、リミツトスイツチ79Aが
オープンとなつて回路80Cがオフとなりモータ
80が停止する。これと共に駆動ローラ42は挟
持ローラ40と離れるので、ウエビング14の中
間部への強制力が作用しなくなり、ウエビング1
4はアンカープレート15の車両前方への移動に
従つて巻取軸34から引き出されて移動する。
過して車両前方へと最大量移動すると、アンカー
プレート15がリミツトスイツチ23Aをオープ
ンとするので、ここで回路80Cがオンとなり、
モータ80はさらに回転し凹部70が再びスリー
ブ58に対応すると、リミツトスイツチ79Aが
オープンとなつて回路80Cがオフとなりモータ
80が停止する。これと共に駆動ローラ42は挟
持ローラ40と離れるので、ウエビング14の中
間部への強制力が作用しなくなり、ウエビング1
4はアンカープレート15の車両前方への移動に
従つて巻取軸34から引き出されて移動する。
従つてウエビング14が乗員12の側方を通過
する場合に、乗員12の肩、首等と接触すること
はなくなる。
する場合に、乗員12の肩、首等と接触すること
はなくなる。
このようなモータ80によるウエビング14の
繰出し状態の途中において、ウエビング14が巻
取軸34から最大量繰出された状態になると、ト
ルクリミツタ77が作用する。すなわちウエビン
グ14が巻取軸34から最大量引き出されると、
それ以上の引出しが不可能となるため、ウエビン
グ14を駆動している駆動ローラ42には大きな
回転抵抗力が生ずる。従つてトルクリミツタ77
が取り付けられていないとモータ80内のコイル
の焼損が生じる可能性がある。しかしこの実施例
では、トルクリミツタ77のボス102と板ばね
104とが相対回転し、モータ80は回転し続け
る。従つてこのモータ80の回転をウオームギヤ
79、大歯車92、中間歯車76,75,74,
73、歯車72を受けて回転するカム66はその
回転量が所定量に達するとストライカ66Aがリ
ミツトスイツチ79Aまたはリミツトスイツチ7
9Bをオープンにしてモータ80の回転を停止さ
せる。この結果モータ80の焼損は生ずることが
ない。
繰出し状態の途中において、ウエビング14が巻
取軸34から最大量繰出された状態になると、ト
ルクリミツタ77が作用する。すなわちウエビン
グ14が巻取軸34から最大量引き出されると、
それ以上の引出しが不可能となるため、ウエビン
グ14を駆動している駆動ローラ42には大きな
回転抵抗力が生ずる。従つてトルクリミツタ77
が取り付けられていないとモータ80内のコイル
の焼損が生じる可能性がある。しかしこの実施例
では、トルクリミツタ77のボス102と板ばね
104とが相対回転し、モータ80は回転し続け
る。従つてこのモータ80の回転をウオームギヤ
79、大歯車92、中間歯車76,75,74,
73、歯車72を受けて回転するカム66はその
回転量が所定量に達するとストライカ66Aがリ
ミツトスイツチ79Aまたはリミツトスイツチ7
9Bをオープンにしてモータ80の回転を停止さ
せる。この結果モータ80の焼損は生ずることが
ない。
なおウエビング14が乗員12への装着方向に
移動する場合、すなわち第2図において、アンカ
ープレート15が車両後方へと移動する場合に
も、ウエビング14が乗員12付近を通過する場
合に上記と同様の作動を行なうことによりウエビ
ング14の中間部とウエビング12との干渉を防
止することができる。
移動する場合、すなわち第2図において、アンカ
ープレート15が車両後方へと移動する場合に
も、ウエビング14が乗員12付近を通過する場
合に上記と同様の作動を行なうことによりウエビ
ング14の中間部とウエビング12との干渉を防
止することができる。
但し、この場合にはアンカープレート15が移
動する初期状態で回路80Aが、車両後方へ最大
量移動した状態で回路80Bが作動する。しか
し、カム66の作動は同様である。
動する初期状態で回路80Aが、車両後方へ最大
量移動した状態で回路80Bが作動する。しか
し、カム66の作動は同様である。
なお上記実施例では、ウエビング中間部を乗員
装着部へと送り出すために、挟持ローラ40と駆
動ローラ42との組み合わせを用いたが、本考案
は各種の挟持駆動手段が適用できる。また本考案
では上記実施例に示されたトルクリミツタ77に
限らず、所定相対回転トルクが生じた場合に空転
するトルクリミツタであれば全て適用可能であ
る。
装着部へと送り出すために、挟持ローラ40と駆
動ローラ42との組み合わせを用いたが、本考案
は各種の挟持駆動手段が適用できる。また本考案
では上記実施例に示されたトルクリミツタ77に
限らず、所定相対回転トルクが生じた場合に空転
するトルクリミツタであれば全て適用可能であ
る。
[考案の効果]
以上説明したように本考案に係るウエビング中
間部駆動装置では、ウエビングの装着、装着解除
時にウエビングの他端が前後方向に移動される
際、ウエビング中間部が巻取軸から乗員側へと移
動されてウエビング張力が一時的に低下される。
張力が低下したウエビングは、乗員と干渉しなく
なり、乗員は快適なウエビング装着、装着解除操
作を得る。
間部駆動装置では、ウエビングの装着、装着解除
時にウエビングの他端が前後方向に移動される
際、ウエビング中間部が巻取軸から乗員側へと移
動されてウエビング張力が一時的に低下される。
張力が低下したウエビングは、乗員と干渉しなく
なり、乗員は快適なウエビング装着、装着解除操
作を得る。
また、ウエビング装着後は、駆動手段が作動せ
ず、ウエビングへは巻取装置の巻取力が作用して
ウエビング張力の低下が解消され、通常のシート
ベルト装置と同様に乗員は適切なウエビング装着
状態を得る。
ず、ウエビングへは巻取装置の巻取力が作用して
ウエビング張力の低下が解消され、通常のシート
ベルト装置と同様に乗員は適切なウエビング装着
状態を得る。
ここで、ウエビング張力を低下させるのにあた
つて、駆動手段がウエビングに直接作用して巻取
軸に巻き取られているウエビング中間部が強制的
に引き出されるので、ウエビングが巻取軸回りに
緩むおそれがなく、ウエビング中間部を巻取軸か
ら乗員側へ向けて確実に送り出すことができる。
つて、駆動手段がウエビングに直接作用して巻取
軸に巻き取られているウエビング中間部が強制的
に引き出されるので、ウエビングが巻取軸回りに
緩むおそれがなく、ウエビング中間部を巻取軸か
ら乗員側へ向けて確実に送り出すことができる。
従つて、ウエビングの装着、装着解除時にウエ
ビングと乗員との干渉が確実になくなり、極めて
快適なエビングの装着、装着解除操作が得られ
る。
ビングと乗員との干渉が確実になくなり、極めて
快適なエビングの装着、装着解除操作が得られ
る。
また、巻取軸回りにはウエビングの緩みが生じ
ないので、車両緊急時に巻取軸のウエビング引出
方向回転が阻止された場合、ウエビングが巻取軸
から引き出されるということはなく、巻取軸に対
するウエビングの巻き締まりに起因して起きる乗
員に対するウエビングの拘束性能の低下は防止さ
れる。
ないので、車両緊急時に巻取軸のウエビング引出
方向回転が阻止された場合、ウエビングが巻取軸
から引き出されるということはなく、巻取軸に対
するウエビングの巻き締まりに起因して起きる乗
員に対するウエビングの拘束性能の低下は防止さ
れる。
更に、回転トルク制限手段によれば、駆動手段
の作動中に、駆動手段に所定値以上の負荷が掛か
つたときには、駆動手段と駆動源との間に空転が
生ずるので、駆動源が生じそして駆動手段に伝達
される回転トルクは適度に抑制され、各部の保護
が図られる。すなわち、ウエビングが巻取軸から
最大量引き出された後も更に駆動源としての例え
ばモータへの通電が続けられるような場合、この
まま放置すると回転トルクは大きくなるが、その
ような場合には、駆動力制限手段が作動して駆動
源が空転し、回転トルクは適度に抑えられ、過度
の回転トルクに起因するモータの焼付けが防止さ
れる等、各部の保護が図られる。
の作動中に、駆動手段に所定値以上の負荷が掛か
つたときには、駆動手段と駆動源との間に空転が
生ずるので、駆動源が生じそして駆動手段に伝達
される回転トルクは適度に抑制され、各部の保護
が図られる。すなわち、ウエビングが巻取軸から
最大量引き出された後も更に駆動源としての例え
ばモータへの通電が続けられるような場合、この
まま放置すると回転トルクは大きくなるが、その
ような場合には、駆動力制限手段が作動して駆動
源が空転し、回転トルクは適度に抑えられ、過度
の回転トルクに起因するモータの焼付けが防止さ
れる等、各部の保護が図られる。
第1図は本考案の第1実施例を示す第3図の
−線断面図、第2図は本考案が適用されたオー
トマチツクベルト装置の側面図、第3図は第1図
の−線断面図、第4図は第3図の−線断
面図、第5図は第1実施例の回路図、第6図はト
ルクリミツタを示す軸線に沿う断面図、第7図は
第6図−断面図である。 12……乗員、14……ウエビング、40……
挟持ローラ、42……駆動ローラ、66……カ
ム、68……カム、77……トルクリミツタ、8
0……モータ、92……大歯車、94……小歯
車、98……中間歯車、102……ボス、104
……板ばね。
−線断面図、第2図は本考案が適用されたオー
トマチツクベルト装置の側面図、第3図は第1図
の−線断面図、第4図は第3図の−線断
面図、第5図は第1実施例の回路図、第6図はト
ルクリミツタを示す軸線に沿う断面図、第7図は
第6図−断面図である。 12……乗員、14……ウエビング、40……
挟持ローラ、42……駆動ローラ、66……カ
ム、68……カム、77……トルクリミツタ、8
0……モータ、92……大歯車、94……小歯
車、98……中間歯車、102……ボス、104
……板ばね。
Claims (1)
- 一端が巻取装置の巻取軸に係止されるととも
に、他端がルーフサイドに沿つて移動可能に係止
されたウエビングと、前記ウエビングの他端を前
記ルーフサイドに沿つて前方位置と後方位置との
間で前後方向に移動させるベルト作動装置とを有
するオートマチツクベルト装置用のウエビング中
間部駆動装置であつて、前記ウエビングの他端の
前方位置又は後方位置からの離間及び前方位置又
は後方位置への到達を検出する検出手段と、回転
トルクを得て前記ウエビングに直接作用し前記巻
取軸に巻き取られているウエビング中間部を強制
的に引き出す駆動手段と、前記検出手段が前記ウ
エビングの他端の前方位置又は後方位置からの離
間を検出した場合に駆動手段の作動のための回転
トルクの発生を開始するとともに前記検出手段が
ウエビングの他端の前方位置又は後方位置への到
達を検出した場合に回転トルクの発生を止める駆
動源と、前記駆動手段と駆動源との間に配置され
て駆動源により発生した回転トルクを駆動手段に
伝達するとともに駆動手段に所定値以上の負荷が
掛かつたときに駆動手段と駆動源との間に空転を
生じさせる回転トルク制限手段と、を有すること
を特徴とするウエビング中間部駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987004138U JPH0537727Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987004138U JPH0537727Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63112162U JPS63112162U (ja) | 1988-07-19 |
| JPH0537727Y2 true JPH0537727Y2 (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=30784538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987004138U Expired - Lifetime JPH0537727Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0537727Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5158222A (ja) * | 1974-11-19 | 1976-05-21 | Nippon Soken |
-
1987
- 1987-01-14 JP JP1987004138U patent/JPH0537727Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63112162U (ja) | 1988-07-19 |
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