JPH053784Y2 - - Google Patents

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JPH053784Y2
JPH053784Y2 JP19955987U JP19955987U JPH053784Y2 JP H053784 Y2 JPH053784 Y2 JP H053784Y2 JP 19955987 U JP19955987 U JP 19955987U JP 19955987 U JP19955987 U JP 19955987U JP H053784 Y2 JPH053784 Y2 JP H053784Y2
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cylinder
solenoid
coil
valve
wiring member
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は運転条件等に応じて発生減衰力を変化
させられるフロントフオークに関する。
(従来の技術) 二輪車用フロントフオークの発生減衰力を運転
条件等に応じて最適に調整することのできる装置
が、本出願人により既に多く提案されている。
特願昭61−305817号として提案したものは、シ
リンダ内部にソレノイドバルブを設け、制御回路
からの信号によりソレノイドバルブの励磁電流値
を変化させることにより、作動油の流れに対する
抵抗を変え、発生減衰力を運転条件等に応じて応
答よく変化させるものである。
このタイプは、フロントフオーク内部のシリン
ダ上方に減衰力を発生させるソレノイドバルブを
設けているので、フロントフオークの側面等にソ
レノイドバルブハウジングが出つ張ることがな
く、しかもソレノイドバルブを走行中の飛び石等
による損傷から防ぐことができる等の効果があ
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、この場合フロントフオークの内部に
配置したソレノイドバルブを外部の制御回路に対
して接続するリード線が、アウターチユーブの底
部から油中を通してソレノイドバルブにつながる
ので、フロントフオークの振動や、伸縮に伴う作
動油の流れによりリード線が繰り返し屈曲し、や
がて疲労により断線する可能性がある。とくに内
部のソレノイドに接続したリード線の他端を配線
端子に接続するときに、リード線の一部をいつた
んシリンダから引き出し、端子と接続したのちに
再びシリンダ内部に戻すので、リード線は必ずた
るみを生じ、このたるみは前記リード線の屈曲、
振動による疲労を大きくする。
また、組立時にリード線をシリンダ内部へ通す
のに、リード線が途中に引つ掛かりやすく、組立
時の作業能率が悪い等の問題もある。
本考案はこのような問題を解決することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、アウターチユーブにインナーチユー
ブを収装すると共に、インナーチユーブの内周に
摺接するシリンダをアウターチユーブの底部から
立設し、シリンダの上部に圧側減衰弁の開弁圧を
励磁電流に応じて制御するソレノイドを設け、こ
のソレノイドに外部の制御回路からの励磁電流を
供給するようにした減衰力調整式フロントフオー
クにおいて、一端がソレノイドコイルに接続する
と共に他端がシリンダの底部に配設した配線端子
に接続するコイル型の配線部材を、シリンダの内
壁に沿つて螺旋状に配設する。
(作用) コイル型の配線部材はシリンダの内壁に沿つて
螺旋状に配設されるので、シリンダ内部でたるむ
ことがなく、しかも内壁面に沿つているため、作
動油の流れの影響を受けにくく、このためフロン
フオークの振動や作動油の流体力に対しても高い
耐久性を発揮することができる。また、配線部材
の端子に対する結線作業も、結線後にシリンダ内
部にコイル型の配線部材を戻すと、バネ作用によ
り元の形状に復帰するので、配線部材を局部的に
変形させることなく、非常に簡単に能率よく行う
ことができる。
(実施例) 図示するように、アウターチユーブ1の内部に
は先端にピストン部3をもつインナーチユーブ2
が摺動自由に収装され、さらにインナーチユーブ
2の内周に摺接するピストン部5をもつシリンダ
4がアウターチユーブ1の底部に立設される。
そして、インナーチユーブ2の先端とアウター
チユーブ1との間に圧側作動時に収縮する下部油
室7が、またインナーチユーブ2のピストン部3
とシリンダ4のピストン部5との間に伸側作動時
に収縮する上部油室8が形成される。また、シリ
ンダ4の上方にはインナーチユーブ2の内側に位
置して、油溜室9が形成され、この油溜室9はシ
リンダ4の内部空間10を通して下部油室7と連
通する。
シリンダ4の上部にはソレノイド11が取付け
られ、このソレノイド11と同軸上にバルブケー
ス13に収めた圧側減衰弁12が配設される。バ
ルブケース13の上端には懸架スプリング14が
配置される。
ソレノイド11はコイル16の内側に可動鉄心
17が摺動可能に配置され、この可動鉄心17に
連結して減衰弁12の弁軸18が取付けられ、コ
イル16が励磁されると可動鉄心17を介して弁
軸18が引き寄せられ、弁軸18に取付けた弁板
19がバルブケース13の内側に係止するシート
部20に着座する。コイル16に通電励磁されな
いときは、リターンスプリング21により可動鉄
心17及び弁軸18が押し戻され、弁板19がシ
ート部20から離れる。
バルブケース13の外周はインナーチユーブ2
の内周に油密的に摺接しており、したがつて圧側
作動時に下部油室7から油溜室9に流れる作動油
は、シリンダ4の上部に形成した窓部22からソ
レノイド11の外周を通り、バルブケース13の
下部溝23、シート部20を通過したのち、バル
ブケース13の上部孔24から油溜室9へと流れ
込む。
したがつてインナーチユーブ2が侵入してくる
圧側作動時には、下部油室7の作動油は一部が上
部油室8に流入すると共に、他はシリンダ4の内
部空間10を経由して油溜室9へと向かう。
油溜室9への流れは上記のようにして減衰弁1
2を通過するため、減衰弁12が開いているとき
は発生減衰力が低いが、閉じているときは大きな
抵抗となり、発生減衰力が高くなる。
このように減衰弁12を開閉制御するために、
ソレノイド11に対して外部の制御回路25によ
り励磁電流が制御される。
通常は運転条件を検出して、例えば制動時や積
載荷重の増大時、高速コーナリング走行時等に減
衰力が高まるように、制御回路25からソレノイ
ド11に通電されるようになつている。
制御回路25とソレノイド11のコイル16と
を電気的に接続するために、本考案ではシリンダ
4の内部空間10にコイル型の配線部材30が配
設される。
コイル型の配電部材30は第2図にも示すよう
に、リード線をシリンダ4の内径よりもやや大き
い直径をもつ螺旋形のバネ状に形成したもので、
絶縁性の被覆材31により被覆される導電性心材
32を、比較的弾性復元力の高い部材で形成する
ことにより、変形後の初期形状への復元力を確保
する。
配線部材30の一端はソレノイドコイル16に
結線したリード線と接続する。
配線部材30のの他端はガイド39によりシリ
ンダ4の内周に嵌合保持されると共に、アウター
チユーブ1の底部穴35を貫通して配設される配
線端子33に対してコイルスプリング34を介し
て接触する。
配線端子33はアウターチユーブ1の底部穴3
5を貫通してシリンダ4の内周に螺合する、シリ
ンダ締付ボルトを兼用するガイド筒36に油密的
に収装され、貫通下部には制御回路25からのリ
ード線37が接続される。なお、このリード線3
7はアウターチユーブ1の下部に設けるブレーキ
取付ブラケツト38等の下面に配設され、リード
線37が損傷から保護されるようになつている。
このようにして、シリンダ4の内壁にそつて螺
旋状に配線部材30が弾性力で巻き付き、内部空
間10にたるむこともないので、フロンフオーク
の振動や、内部空間10を通過する作動油の流体
力を受けても、配線部材30が破損するようなこ
とがなく、制御回路25からの制御電流を確実に
ソレノイド11のコイル16に通電することがで
きる。
また、配線部材30の組み付けは、ガイド筒3
6を螺合する前に、ソレノイドコイル16に接続
した配線部材30の他端をシリンダ4の底部付近
の内周に嵌合するガイド39を介して固定し、そ
の後、配線端子33を内装したガイド筒36を底
部穴35を貫通してシリンダ4の内周に螺合して
コイルスプリング34を接触させればよく、非常
に簡単にソレノイド11に対する結線を行うこと
ができる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、コイル型の配線
部材はシリンダの内壁に沿つて螺旋状に配設され
るので、シリンダ内部でたるむことがなく、しか
も内壁面に沿つているため、作動油の流れの影響
を受けにくく、このためフロンフオークの振動や
作動油の流体力に対しても高い耐久性を発揮する
ことができる。また、配線部材の端子に対する結
線作業も、結線後にシリンダ内部にコイル型の配
線部材を戻すと、バネ作用により元の形状に復帰
するので、配線部材を局部的に変形させることな
く、非常に簡単に能率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は配線部材の斜視図である。 1……アウターチユーブ、2……インナーチユ
ーブ、4……シリンダ、10……内部空間、11
……ソレノイド、12……減衰弁、13……バル
ブケース、16……コイル、25……制御回路、
30……配線部材、31……被覆材、32……心
材、33……配線端子、34……コイルスプリン
グ、35……底部穴、36……ガイド筒、37…
…リード線、39……ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウターチユーブにインナーチユーブを収装す
    ると共に、インナーチユーブの内周に摺接するシ
    リンダをアウターチユーブの底部から立設し、シ
    リンダの上部に圧側減衰弁の開弁圧を励磁電流に
    応じて制御するソレノイドを設け、このソレノイ
    ドに外部の制御回路からの励磁電流を供給するよ
    うにした減衰力調整式フロントフオークにおい
    て、一端がソレノイドコイルに接続すると共に他
    端がシリンダの底部に配設した配線端子に接続す
    るコイル型の配線部材を、シリンダの内壁に沿つ
    て螺旋状に配設したことを特徴とする減衰力調整
    式フロントフオーク。
JP19955987U 1987-12-28 1987-12-28 Expired - Lifetime JPH053784Y2 (ja)

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JP19955987U JPH053784Y2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28

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JPH01102090U JPH01102090U (ja) 1989-07-10
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