JPH053821Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH053821Y2 JPH053821Y2 JP1986110598U JP11059886U JPH053821Y2 JP H053821 Y2 JPH053821 Y2 JP H053821Y2 JP 1986110598 U JP1986110598 U JP 1986110598U JP 11059886 U JP11059886 U JP 11059886U JP H053821 Y2 JPH053821 Y2 JP H053821Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- annular
- housing
- rotating body
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、回転体エアシールの技術分野におし
て利用され、特に回転体を支承する軸受に、ハウ
ジング側と回転体との間に形成されるラビリンス
シール溝を経て塵埃等が進入することを防止する
回転体エアシール装置に関する。
て利用され、特に回転体を支承する軸受に、ハウ
ジング側と回転体との間に形成されるラビリンス
シール溝を経て塵埃等が進入することを防止する
回転体エアシール装置に関する。
(従来の技術及び問題点)
この種の装置としては、例えば添付図面の第2
図に示されるごとくハウジング1内に軸受2を介
してスピンドル等の回転体3を支承し、軸受2よ
り軸方向外方部分にて、ハウジング側と回転体と
の間にラビリンスシール溝4を形成し、ラビリン
スシール溝4の外気側開口近傍にハウジング側の
空気溜室から空気を吹き出す吹出開口6を、周方
向に均一に分布して設けたこととするエアシール
装置が知られている。
図に示されるごとくハウジング1内に軸受2を介
してスピンドル等の回転体3を支承し、軸受2よ
り軸方向外方部分にて、ハウジング側と回転体と
の間にラビリンスシール溝4を形成し、ラビリン
スシール溝4の外気側開口近傍にハウジング側の
空気溜室から空気を吹き出す吹出開口6を、周方
向に均一に分布して設けたこととするエアシール
装置が知られている。
上記装置にあつては、圧縮空気は導孔10を通
して環状の空気溜室11に導かれ、該空気溜室1
1に連通した吹出開口6から空気が吹出され、外
部から塵埃がラビリンスシール溝4を経て軸受2
内に進入するのを防止している。しかしながら、
上記導孔10は周方向にて1箇所もしくは数箇所
で環状の空気溜室11に連通しており、空気溜室
11内の圧力は上記導孔10の連通部分で高く他
では低くなるという傾向があり、上記吹出開口6
から吹出される空気量にもそのままその傾向があ
らわれてしまい、シール特性が周方向に均一でな
くなるという問題点があつた。
して環状の空気溜室11に導かれ、該空気溜室1
1に連通した吹出開口6から空気が吹出され、外
部から塵埃がラビリンスシール溝4を経て軸受2
内に進入するのを防止している。しかしながら、
上記導孔10は周方向にて1箇所もしくは数箇所
で環状の空気溜室11に連通しており、空気溜室
11内の圧力は上記導孔10の連通部分で高く他
では低くなるという傾向があり、上記吹出開口6
から吹出される空気量にもそのままその傾向があ
らわれてしまい、シール特性が周方向に均一でな
くなるという問題点があつた。
かかる問題点の解決策としては図示されたよう
な導孔10を周方向の数多くの箇所に設けるとい
うことも考えられるが、このような導孔はその加
工に多くの工数を要し、得策とは言えない。
な導孔10を周方向の数多くの箇所に設けるとい
うことも考えられるが、このような導孔はその加
工に多くの工数を要し、得策とは言えない。
問題を解決するための手段及び作用)
本考案は上述の従来装置が有していた問題点を
解決し、ラビリンスシール溝の外気側開口近傍
に、周方向に完全に均一な状態で空気を吹出す回
転体エアシール装置を提供することを、その目的
とする。
解決し、ラビリンスシール溝の外気側開口近傍
に、周方向に完全に均一な状態で空気を吹出す回
転体エアシール装置を提供することを、その目的
とする。
本考案は上記目的の達成のために、
ハウジング内に軸受けを介して回転体を支承
し、軸受けより軸方向外方部分にて、ハウジング
側と回転体との間にラビリンスシール溝を形成
し、ラビリンスシール溝の外気側開口近傍にハウ
ジング側の空気溜室から空気を吹き出す吹出開口
を、周方向に均一に分布して設けたこととするエ
アシール装置において、 空気溜室は、回転体の軸に対し同心な環状空間
としてハウジング内に形成されていると共に、ハ
ウジング側から軸方向に延出する環状壁によつて
複数の同心な環状室に区分され、 上記複数の環状室は、環状壁の先端と空気溜室
の内壁とにより形成される隙間によつて順次連通
しており、 半径方向外側の環状室は圧縮空気供給源に接続
され、 半径方向最内側の環状室は吹出開口に連通して
おり、 吹出開口は軸方向外側に指向している、 ことにより構成される。
し、軸受けより軸方向外方部分にて、ハウジング
側と回転体との間にラビリンスシール溝を形成
し、ラビリンスシール溝の外気側開口近傍にハウ
ジング側の空気溜室から空気を吹き出す吹出開口
を、周方向に均一に分布して設けたこととするエ
アシール装置において、 空気溜室は、回転体の軸に対し同心な環状空間
としてハウジング内に形成されていると共に、ハ
ウジング側から軸方向に延出する環状壁によつて
複数の同心な環状室に区分され、 上記複数の環状室は、環状壁の先端と空気溜室
の内壁とにより形成される隙間によつて順次連通
しており、 半径方向外側の環状室は圧縮空気供給源に接続
され、 半径方向最内側の環状室は吹出開口に連通して
おり、 吹出開口は軸方向外側に指向している、 ことにより構成される。
かかる本考案によるならば、圧縮空気供給源か
ら供給される圧縮空気は、複数の環境室内を一端
側から他端側に順次経ることによつて、周方向に
て均一化され、吹出開口に達するときには完全に
均一となる。かくして、考案の回転エアシール装
置は周方向に等しくシールされることとなる。
ら供給される圧縮空気は、複数の環境室内を一端
側から他端側に順次経ることによつて、周方向に
て均一化され、吹出開口に達するときには完全に
均一となる。かくして、考案の回転エアシール装
置は周方向に等しくシールされることとなる。
(実施例)
以下添付図面第1図にもとづいて本考案の一実
施例を説明する。
施例を説明する。
図中20はハウジングでその円筒孔内部には、
軸受21,22を介して回転体としてのスピンド
ル23が支承されている。スピンドル23は一端
側にテーパ孔24を有し、ツールホルダ(図示せ
ず)を保持する構造となつている。
軸受21,22を介して回転体としてのスピンド
ル23が支承されている。スピンドル23は一端
側にテーパ孔24を有し、ツールホルダ(図示せ
ず)を保持する構造となつている。
ハウジング20の左端部にはリング体25,2
6が固定されていてハウジング側の一部をなして
おり、スピンドル23との間に公知の形状のラビ
リンスシール溝27を形成している。また一方の
リング体26は内方に延びるフランジ部26Aに
て、軸受21の外輪の位置決めをもなしている。
6が固定されていてハウジング側の一部をなして
おり、スピンドル23との間に公知の形状のラビ
リンスシール溝27を形成している。また一方の
リング体26は内方に延びるフランジ部26Aに
て、軸受21の外輪の位置決めをもなしている。
リング体25にはL字状の貫通孔28が設けら
れ、その軸方向に延びる部分が、ハウジングの軸
方向孔29と接続して導孔30をなしている。そ
して該導孔30は右方向にて配管を介して圧縮空
気供給装置(図示せず)に接続されている。
れ、その軸方向に延びる部分が、ハウジングの軸
方向孔29と接続して導孔30をなしている。そ
して該導孔30は右方向にて配管を介して圧縮空
気供給装置(図示せず)に接続されている。
上記リング体25はその内径部分に、上記貫通
孔28の半径方向に延びる部分が開口する環状の
凹部が形成されている。該凹部は軸方向に開口す
る形状をなしていて、該開口部分には軸方向内方
に延びる環状壁34をもつ蓋体35が嵌着せられ
ている。上記蓋体35は、嵌着状態で上記凹部の
半径方向最内壁部25Aとの間に周方向に均一な
〓間を保ちながら上記凹部をほぼ閉じて環状の空
気溜室31を形成し、また上記〓間によつて、ラ
ビリンスシール溝27の外気側開口の近傍に指向
する吹出開口36が形成されている。さらに上記
蓋体35は、その環状壁34の先端部分に〓間を
残しながら、該環状壁34によつて上記空気溜室
31を半径方向にて区分して二つの環状空間3
2,32を形成している。
孔28の半径方向に延びる部分が開口する環状の
凹部が形成されている。該凹部は軸方向に開口す
る形状をなしていて、該開口部分には軸方向内方
に延びる環状壁34をもつ蓋体35が嵌着せられ
ている。上記蓋体35は、嵌着状態で上記凹部の
半径方向最内壁部25Aとの間に周方向に均一な
〓間を保ちながら上記凹部をほぼ閉じて環状の空
気溜室31を形成し、また上記〓間によつて、ラ
ビリンスシール溝27の外気側開口の近傍に指向
する吹出開口36が形成されている。さらに上記
蓋体35は、その環状壁34の先端部分に〓間を
残しながら、該環状壁34によつて上記空気溜室
31を半径方向にて区分して二つの環状空間3
2,32を形成している。
以上のごとくの本実施例装置によるならば、導
孔30を通して供給された圧縮空気は、空気溜室
31の外側の環状室32に入つて該環状室32内
で周方向に拡散した後、蓋体35の環状壁34の
先端部における〓間を通つて内側の環状室33に
達する。したがつて上記内側の環状室33に入つ
た時点では圧縮空気は完全に周方向にて均一な圧
力分布をなしている。かくして、圧縮空気は吹出
開口25Aから、周方向に均一状態で、ラビリン
スシール溝27の外気側開口近傍に吹き出される
こととなり、ラビリンスシール溝27はこの領域
で外気とはシールされる。
孔30を通して供給された圧縮空気は、空気溜室
31の外側の環状室32に入つて該環状室32内
で周方向に拡散した後、蓋体35の環状壁34の
先端部における〓間を通つて内側の環状室33に
達する。したがつて上記内側の環状室33に入つ
た時点では圧縮空気は完全に周方向にて均一な圧
力分布をなしている。かくして、圧縮空気は吹出
開口25Aから、周方向に均一状態で、ラビリン
スシール溝27の外気側開口近傍に吹き出される
こととなり、ラビリンスシール溝27はこの領域
で外気とはシールされる。
本考案は、上記実施例に限定されることなく変
形も可能である。例えば、空気溜室を三つあるい
はそれ以上の環状室とすることもでき、また各環
状室を軸方向に順次設けることも可能である。し
かし、各環状室を連通せしめる手段としては、各
環状室を〓間で連通せしめる以外に各環状空間の
仕切壁に設けられた孔とすることもできる。その
場合、圧縮空気を環状室に導入する導孔の方向と
一致しない位置に、上記孔あるいは〓間を設ける
のが好ましい。
形も可能である。例えば、空気溜室を三つあるい
はそれ以上の環状室とすることもでき、また各環
状室を軸方向に順次設けることも可能である。し
かし、各環状室を連通せしめる手段としては、各
環状室を〓間で連通せしめる以外に各環状空間の
仕切壁に設けられた孔とすることもできる。その
場合、圧縮空気を環状室に導入する導孔の方向と
一致しない位置に、上記孔あるいは〓間を設ける
のが好ましい。
(考案の効果)
本考案は以上のごとく、ラビリンスシール溝の
外気側開口部分に吹きつけるエアシール用の空気
を、ハウジング側の内部の空気溜室を経た後、吹
き出させることとするものにあつて、上記空気溜
室を孔あるいは〓間で連通する複数の環状室と
し、順次環状室を経ることによつて空気の圧力が
周方向に均一になるようにしたので、エアシール
としての空気の吹出し量・速度等が周方向に完全
に等しくなりそのシール効果が上がる。さらに
は、かかる効果を得るために空気溜室に圧縮空気
と送り込むための導孔を周方向に複数設けるとい
う煩瑣な加工をする必要もなくなる。
外気側開口部分に吹きつけるエアシール用の空気
を、ハウジング側の内部の空気溜室を経た後、吹
き出させることとするものにあつて、上記空気溜
室を孔あるいは〓間で連通する複数の環状室と
し、順次環状室を経ることによつて空気の圧力が
周方向に均一になるようにしたので、エアシール
としての空気の吹出し量・速度等が周方向に完全
に等しくなりそのシール効果が上がる。さらに
は、かかる効果を得るために空気溜室に圧縮空気
と送り込むための導孔を周方向に複数設けるとい
う煩瑣な加工をする必要もなくなる。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は従来装置を示す断面図である。 20……ハウジング、21,22……軸受、2
3……ラビリンスシール溝、30……導孔、31
……空気溜室、32,33……環状室、36……
吹出開口。
図は従来装置を示す断面図である。 20……ハウジング、21,22……軸受、2
3……ラビリンスシール溝、30……導孔、31
……空気溜室、32,33……環状室、36……
吹出開口。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ハウジング内に軸受けを介して回転体を支承
し、軸受けより軸方向外方部分にて、ハウジング
側と回転体との間にラビリンスシール溝を形成
し、ラビリンスシール溝の外気側開口近傍にハウ
ジング側の空気溜室から空気を吹き出す吹出開口
を、周方向に均一に分布して設けたこととするエ
アシール装置において、 空気溜室は、回転体の軸に対し同心な環状空間
としてハウジング内に形成されていると共に、ハ
ウジング側から軸方向に延出する環状壁によつて
複数の同心な環状室に区分され、 上記複数の環状室は、環状壁の先端と空気溜室
の内壁とにより形成される隙間によつて順次連通
しており、 半径方向外側の環状室は圧縮空気供給源に接続
され、 半径方向最内側の環状室は吹出開口に連通して
おり、 吹出開口は軸方向外側に指向している、 ことを特徴とする回転体エアシール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986110598U JPH053821Y2 (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986110598U JPH053821Y2 (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6317371U JPS6317371U (ja) | 1988-02-04 |
| JPH053821Y2 true JPH053821Y2 (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=30989742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986110598U Expired - Lifetime JPH053821Y2 (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH053821Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2521455Y2 (ja) * | 1990-12-21 | 1996-12-25 | エヌティエヌ株式会社 | 回転体のエアシ−ル構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4350345A (en) * | 1981-04-01 | 1982-09-21 | General Electric Company | Air-sealed oil deflector |
| JPS6184226U (ja) * | 1984-11-07 | 1986-06-03 |
-
1986
- 1986-07-21 JP JP1986110598U patent/JPH053821Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6317371U (ja) | 1988-02-04 |
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