JPH0538324U - フアン装置 - Google Patents
フアン装置Info
- Publication number
- JPH0538324U JPH0538324U JP8717691U JP8717691U JPH0538324U JP H0538324 U JPH0538324 U JP H0538324U JP 8717691 U JP8717691 U JP 8717691U JP 8717691 U JP8717691 U JP 8717691U JP H0538324 U JPH0538324 U JP H0538324U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- drive shaft
- clutch mechanism
- coupling
- heat
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発熱や装置全体の大型化を伴うことなくファ
ンの空転を確実に防止する。 【構成】 駆動軸1の先端にファンカップリング51を
介してファンを取付け、駆動軸1の内部に設けたシリン
ダ室65内に、ピストン67を左右方向に摺動自在にか
つ回り止めして嵌装し、ピストン67の先端およびファ
ンカップリング51のディスク7に、それぞれクラッチ
板69およびプレート63を取付け、シリンダ室65内
に、温度の上昇に応じて体積が膨張する感熱素子73を
封入した。
ンの空転を確実に防止する。 【構成】 駆動軸1の先端にファンカップリング51を
介してファンを取付け、駆動軸1の内部に設けたシリン
ダ室65内に、ピストン67を左右方向に摺動自在にか
つ回り止めして嵌装し、ピストン67の先端およびファ
ンカップリング51のディスク7に、それぞれクラッチ
板69およびプレート63を取付け、シリンダ室65内
に、温度の上昇に応じて体積が膨張する感熱素子73を
封入した。
Description
【0001】
本考案は、ファン装置、特に自動車用内燃機関の冷却のために用いて好適なフ ァン装置に関する。
【0002】
従来、自動車用内燃機関の冷却用のファン装置としては、例えば、実公平2− 13710号公報に開示されたものが知られている。
【0003】 かかる装置は、エンジンによって駆動される駆動軸に流体継手を介して冷却用 ファンを連結し、さらに、冷却用ファンの制動が可能な空転防止機構を備えた構 成となっている。
【0004】 ここで用いられる継体継手は、駆動軸側に連結される駆動部材と、冷却用ファ ン側に連結される従動部材とを相対回転自在に備えていて、それらの部材の間に 介在する作動流体の流動量をラジエータの通過空気の温度に応じて自動調整する ことにより、伝達トルクを制御するものとなっている。したがって、この流体継 手により、冷却用ファンの回転速度が自動制御されることになる。一方、空転防 止機構は、エンジン側の固定構造物に備えられていて、エンジンの始動時などに おけるラジエータ通過空気の低温時、つまり理想的には冷却用ファンを停止させ たい時に、温度を感知した形状記憶ばねが作動して、冷却用ファンの回転を摩擦 力によって強制的に止めるようになっている。したがって、この空転防止機構は 、送風ファンが不要に回転することを防止して、エンジンの暖機時間の短縮等に 役立つことになる。
【0005】
しかしながら、上記従来の装置では、摩擦力によって、ファンと共に流体継手 の従動部材を強制的に止めることになるため、その制動時に、流体継手内の作動 流体が発熱して、それが劣化するおそれがあった。しかも、空転防止機構を装置 外部のエンジン側構造物に備えなければならないため、その配備位置の確保が難 しく、装置全体の大型化を招来するという問題があった。
【0006】 本考案の目的は、発熱や装置全体の大型化を伴うことなくファンの空転を確実 に防止することができるファン装置を提供することにある。
【0007】
本考案のファン装置は、駆動軸に流体継手を介してファンが連結されてなるフ ァン装置において、前記駆動軸と前記流体継手との間に介在されて、対の動力伝 達部材の相対的な接離移動によって前記駆動軸から前記流体継手への動力の伝達 および遮断が可能なクラッチ機構と、前記駆動軸の内部に備えられて、感熱温度 に応じて前記対の動力伝達部材を相対的に接離移動させる感熱作動機構とを備え たことを特徴とする。
【0008】
本考案のファン装置は、駆動軸の内部に備えた感熱作動機構の感熱温度に応じ てクラッチ機構を作動させ、そして、そのクラッチ機構によって駆動軸から流体 継手への動力の伝達および遮断をすることにより、発熱や装置全体の大型化を伴 うことなく、ファンの駆動力を遮断してファンの空転を確実に防止する。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 本実施例は、自動車用内燃機関の冷却用のファン装置,つまりラジエータの車 体後方側に配備されて冷却風を生じさせるためのファン装置としての適用例であ る。
【0011】 図において1は駆動軸であり、車体の定位置に回転自在に支持され、かつ外フ ランジ1Aに取付けられるプーリおよびVベルトを介してエンジンにより回転駆 動されるようになっている。この駆動軸1の先端側(図中の左側)にはファンカ ップリング(流体継手)51が構成され、さらに、駆動軸1の先端側内部にはク ラッチ機構61が構成されている。
【0012】 そこで、まずクラッチ機構61について説明する。
【0013】 このクラッチ機構61は、駆動軸1と後述するファンカップリング51のディ スク7との間にて、動力の伝達および遮断を行うものであり、前者のディスク7 側にはプレート(一方の動力伝達部材)63が取付けられている。駆動軸1の先 端中心部に形成されたシリンダ室65には、ピストン67が軸線方向(図中の左 右方向)に摺動自在にかつ回り止めされて嵌装されている。ピストン67の先端 には、クラッチ板(他方の動力伝達部材)69が図中の左右方向に移動自在にか つ回り止めと左方への抜け止めがされて取付けられ、さらに、このクラッチ板6 9はスプリング71によって左方へ付勢されている。また、シリンダ室65の内 部には、感熱温度の上昇に応じて体積が膨張する感熱素子(例えば、「ワックス ペレット」と称される粒状体)73が封入されている。
【0014】 次に、ファンカップリング51について説明する。
【0015】 図において、3は駆動軸1にベアリング5を介して回転自在に支持され、その 外周にファンが取付けられたハウジング、7は駆動軸1の前端にベアリング8を 介して回転自在に支持され、上記ハウジング3内の後述する作動室9に収納配置 されたディイクである。上記ハウジング3は、上記ベアリング5に直接軸受され るボディ部11と、該ボディ部11の前端にカシメられて連結されたカバー部1 3とによって構成されており、内部は仕切板15によって前側の貯留室17と後 側の上記作動室9とに隔成されている。
【0016】 そして、上記ディスク7の外周端近傍部とカバー部13の内端壁には、互いに 所定間隙をもって噛合する複数の環状突起7Aおよび13Aがそれぞれ形成され ており、両突起7Aおよび13A間でラビリンス溝を構成し、シリコンオイル等 の作動流体の粘性抵抗を得て流体継手として作用するようになっている。
【0017】 ディスク7側の環状突起7Aは、ディスク7の周方向に沿う90°間隔の4箇 所7Bが放射状に切欠れており、その切欠き箇所7Bを通って、遠心力を受けた 作動流体がディスク7の外周端側に流動するようになっている。また、ディスク 7には、その周方向に沿う60°間隔の6箇所に円孔7Cが設けられている。上 記カバー部13には、貯留室17と作動室9とを連通する屈曲状の戻し通路21 が設けられ、その戻し通路21の作動室9側開口端の周方向片側には、突起23 が設けられている。この突起23は、上記ディスク7の側端面との間でポンプ機 構を構成している。上記仕切板15には、貯留室17と作動室9とを連通する連 通孔15Aが形成されている。また、貯留室17内のサブプレート41は、戻し 通路と連通孔155Aとの間において、貯留室17内の作動流体の流路を形成し ている。
【0018】 そして、カバー部13の略中央に、外側の過巻状バイメタル27の中心端が固 定された回転軸29が軸受され、また、この回転軸29の内端部には、上記連通 孔15Aを開閉するバルブプレート31が支持されている。過巻状バイメタル2 7は、その外周端がカバー部13の定位置に固定されており、図示しないラジエ ータを通過した空気の温度を感知し、その温度に応じて、回転軸29をバルブプ レート31と共に回動させるようになっている。
【0019】 次に、作用について説明する。
【0020】 まず、クラッチ機構61は、感熱素子73付近の雰囲気温度に応じて、動力の 伝達および遮断を行う。
【0021】 すなわち、機関の始動直後等,雰囲気温度が低い場合には、感熱素子73の体 積が小さくなり、図に示すようにピストン67が右方へ移動して、クラッチ板6 9がプレート63から離れる。この結果、駆動軸1からファンカップリング51 へは駆動力が伝達されず、後述するようなファンカップリング51の動作状態の 如何に拘らず、ファンが停止することになる。次いで、感熱素子73の雰囲気温 度が上昇した場合には、その感熱素子73が膨張し、ピストン67が左方へ移動 して、クラッチ板69がプレート63に圧接する。この結果、駆動軸1からファ ンカップリング51へ駆動力が伝達され、後述するようなファンカップリング5 1の動作状態に応じてファンが回転することになる。
【0022】 一方、ファンカップリング51は、バイメタル27付近の雰囲気温度に応じて 、ハウジング3ひいてはファンの回転速度を制御する。
【0023】 すなわち、バイメタル27は、雰囲気温度に応じてバルブプレート31を回動 させ、連通孔15Aの開閉量を雰囲気温度の上昇に伴って大きくする。したがっ て、雰囲気温度の上昇に伴って、連通孔15Aからラビリンス溝間に送り込まれ る作動流体の量が増加し、ディスク7からハウジング3への伝達トルク漸次増大 することになる。
【0024】 この結果、ファンカップリング51は、クラッチ機構6を介して駆動軸1から 駆動力が伝達されていることを前提として、雰囲気温度の上昇に伴ってハウジン グ3ひいてはファンの回転速度を徐々に高くする。
【0025】 結局、機関の始動直後等の暖機運転時には、クラッチ機構61がいわゆる切れ た状態となってファンが確実に停止し、その後、機関の温度が上昇してクラッチ 機構62がいわゆる入った状態となってからは、その温度の上昇に応じてファン カップリング51がファンの回転速度を制御することになる。
【0026】
以上説明したように、本考案のファン装置は、駆動軸の内部に備えた感熱作動 機構の感熱温度に応じてクラッチ機構を作動させ、そのクラッチ機構によって、 駆動軸から流体継手への動力の伝達および遮断をする構成であるから、発熱や装 置全体の大型化を伴うことなく、ファンの駆動力を遮断して、ファンの空転を確 実に防止することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す要部の縦断面図であ
る。
る。
1 駆動軸 51 ファンカップリング(流体継手) 61 クラッチ機構 63 プレート(一方の動力伝達部材) 65 シリンダ室 67 ピストン 69 クラッチ板(他方の動力伝達部材) 71 スプリング 73 感熱素子
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動軸に流体継手を介してファンが連結
されてなるファン装置において、 前記駆動軸と前記流体継手との間に介在されて、対の動
力伝達部材の相対的な接離移動によって前記駆動軸から
前記流体継手への動力の伝達および遮断が可能なクラッ
チ機構と、 前記駆動軸の内部に備えられて、感熱温度に応じて前記
対の動力伝達部材を相対的に接離移動させる感熱作動機
構とを備えたことを特徴とするファン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8717691U JPH0538324U (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | フアン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8717691U JPH0538324U (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | フアン装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538324U true JPH0538324U (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=13907683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8717691U Pending JPH0538324U (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | フアン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0538324U (ja) |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP8717691U patent/JPH0538324U/ja active Pending
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