JPH053842Y2 - - Google Patents

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JPH053842Y2
JPH053842Y2 JP12024987U JP12024987U JPH053842Y2 JP H053842 Y2 JPH053842 Y2 JP H053842Y2 JP 12024987 U JP12024987 U JP 12024987U JP 12024987 U JP12024987 U JP 12024987U JP H053842 Y2 JPH053842 Y2 JP H053842Y2
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boiler
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boiler drum
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  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、主として船舶用の排ガスエコノマ
イザーシステムにおけるボイラドラムのボイラ水
の水位過高を防止するための、ボイラドラムの水
位過高防止装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の一般的な船舶用ボイラドラムは、第2図
に示すように、主機からの排ガスの熱(以下、廃
熱という)の一部を、いわゆる排ガスエコノマイ
ザー内を流送されるボイラ水に吸収させて気水分
離させ、蒸気を発生させる構造からなつている。
この廃熱の一部を吸収した、言い換えれば廃熱で
過熱されたボイラ水は、気水分離ドラム兼用のボ
イラドラム1′で、蒸気とボイラ水に分離される。
そして、分離された蒸気は船内で消費された後、
コンデンサ4で凝縮されて給水タンク5に一旦戻
される。この給水タンク5に戻つたボイラ水は、
前記ボイラドラム1′内のボイラ水が減少して一
定水位以下になると、給水加減弁6が開放されて
給水ポンプ7によりボイラドラム1′へ送られ、
循環されるようになつている。
ところで、上記した従来のボイラドラム1′の
場合、例えば主機の起動時には、エコノマイザー
3内のボイラ水が急激に蒸気化され、ボイラ水の
容積が大幅に膨張する。そこで、この膨張したボ
イラ水がボイラドラム1′へ戻されると、ボイラ
ドラム1′内の水位は急上昇することになる。従
つて、ボイラドラム1′にこのようなボイラ水の
急上昇を許容するだけの余裕が設けられていない
場合には、ボイラドラム1′からボイラ水の一部
が蒸気管系へ漏出して発電用蒸気タービン等の船
内機器に損傷を与えたり、或は、機関室内の蒸気
管系からボイラ水や蒸気が噴出するようなことに
なつて、人身事故に至る虞れもある。このため、
従来は、前記した主機起動時等の負荷変動による
ボイラ水の急激な戻り膨張水量を考慮して、ボイ
ラドラムの容積を、ボイラドラムとして最低限必
要な基準容積に比べてかなり大きく形成してい
た。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のボイラドラムのように、
極く短時間に過ぎない主機の負荷変動による水位
上昇を許容するために、ボイラドラムの容積を必
要以上に増大させて大型化することは、製造コス
トを高くし、また、ボイラドラムの設置にかなり
広いスペースを要する等、非常に不利な面が多か
つた。
この考案は、上述の点に鑑みなされたもので、
ボイラドラムの容積を最低限必要な大きさに抑え
て小型化し得るボイラドラムの水位過高防止装置
を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記した目的を達成するためのこの考案の要旨
とするところは、排ガスエコノマイザーシステム
の気水分離ドラムとして使用するボイラドラム
に、開閉弁を介して気水分離器を接続し、更に、
該気水分離器をコンデンサに接続し、前記ボイラ
ドラムの適所に配備したボイラ水の水位センサー
により水位の過高を検出して前記開閉弁を開放
し、ボイラ水の一部を前記気水分離器を介して前
記コンデンサへ導くようにしたことである。
(作用) この考案のボイラドラムの水位過高防止装置に
よれば、主機の負荷変動によりボイラドラム内の
水位が予め設定した水位レベルを超えようとする
と、その状態が水位センサーにより検出されて気
水分離器への開閉弁が開放され、ボイラドラム内
のボイラ水の一部が気水分離器へ送られ、気水分
離器ではボイラ水と蒸気とが分離され、蒸気は外
部(大気中)へ逃がされるが、ボイラ水はコンデ
ンサへ導かれて最終的にはタンクへ戻されること
になり、これにより、主機の負荷変動があつて
も、ボイラドラム内の水位は予め常に設定した高
位レベル以下に保持されるものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。第1図は本考案の水位過高防止装置を備え
た排ガスエコノマイザーシステムの全体概要説明
図を示し、同図において、1はボイラ水貯溜部1
aの上方に蒸気室1bを備えたボイラドラムで、
このドラム1内のボイラ水が循環ポンプ2により
排ガスエコノマイザー3へ送られ、エコノマイザ
ー3内でボイラ水が、主機(図示せず)からの廃
熱(排ガス)によつて加熱され、ボイラドラム1
へ戻される。また、前記ボイラドラム1の蒸気室
1bは気水分離機能を有しており、いわゆる気水
分離ドラムとして作用し、エコノマイザー3で加
熱されてボイラドラム1に戻されたボイラ水を蒸
気と水に分離する。そして、分離された蒸気は、
蒸気管系へ送られて船内の発電用タービンや暖房
機等の蒸気用船内機器で消費された後、コンデン
サ4で凝縮されて給水タンク5へ一旦戻される。
また、ボイラドラム1内のボイラ水が一定の水位
レベル以下に減少すると、給水加減弁6が開か
れ、給水タンク5内のボイラ水が給水ポンプ7に
よつて再びボイラドラム1へ送られ、循環され
る。なお、ここまでの構成は、ボイラドラム1の
容積が従来のボイラドラム1′より小さく形成さ
れていることを除いて、上記した従来の排ガスエ
コノマイザーシステム(第2図参照)と共通して
いる。
次に、8は小型の気水分離器で、この気水分離
器8は、開閉弁としてのピストン弁9を介装した
接続管10により前記ボイラドラム1のボイラ水
貯溜部1aに接続されている。また、気水分離器
8の上端には蒸気排出管8aが接続され、分離さ
れた蒸気を排出管8aにより外部へ排出できるよ
うにしている。更に、気水分離器8の下端部を接
続管12によりコンデンサ11に接続し、気水分
離器8からボイラ水がコンデンサ11へ導かれる
ようにする。そして、このコンデンサ11は前記
給水タンク5に接続して、コンデンサ11で凝縮
した水を、給水タンク5へ送るようにしている。
なお、コンデンサ11は別個に設置しないで、前
記コンデンサ4と共通にして省くことも出来る。
13は前記ボイラドラム1に配備される水位セ
ンサーとしての差圧検出器で、コンスタントヘツ
ドチヤンバー13a、レベルトランスミツター1
3b並びに圧力スイツチ13cからなり、コンス
タントヘツドチヤンバー13aはドラム1の蒸気
室1bと接続されており、このコンスタントヘツ
ドチヤンバー13a内の水位を一定に保つと共
に、レベルトランスミツター13bへドラム1の
蒸気室1b付近からの圧力が伝達される。また、
ドラム1のボイラ水貯溜部1a下端部付近からの
圧力も同時に伝達され、双方の圧力差がレベルト
ランスミツター13bにより検出される。そし
て、この差圧値は圧力スイツチ13cへ送信さ
れ、予め設定された差圧値に達すると圧力スイツ
チ13cが入つて、前記ピストン弁9を開閉操作
する電磁弁14を弁開放側へ作動し、ピストン弁
9が開放されるようになつている。なお、前記レ
ベルトランスミツター13bで検出される差圧値
が、前記給水加減弁6へも送信されるようにし、
差圧値が低い設定値に達すると給水加減弁6が開
放されて、給水タンク5からボイラ水がボイラド
ラム1へ供給されるようにしてもよい。
次に、上記した構成からなる本考案の実施例に
ついて、その作動態様を説明する。
第1図において、例えば、主機起動時に排ガス
エコノマイザー3から急膨張したボイラ水がボイ
ラドラム1に戻つて、ボイラドラム1内のボイラ
水の水位が急上昇して予め設定された水位を超え
ようとすると、この状態を、前記差圧検出器13
のレベルトランスミツター13bが検出し、圧力
スイツチ13cが入つて、前記ピストン弁9を開
閉操作する電磁弁14を弁開放側へ作動し、エア
ーを介してピストン弁9が開放される。このた
め、ボイラドラム1内のボイラ水の一部は気水分
離器8へ導かれるので、ボイラドラム1内の水位
は下降する。この水位の下降が一定のレベル値以
上になると、その状態をレベルトランスミツター
13bが検出し、圧力スイツチ13cが切れて、
前記ピストン弁9を開閉操作する電磁弁14を弁
閉鎖側へ作動し、ピストン弁9が閉じられる。そ
して、気水分離器8へ導かれた前記ボイラ水は、
蒸気が分離されて排出管8aから外部へ排出され
る。一方、気水分離器8内のボイラ水は接続管1
2を通つてコンデンサ11へ導かれ、コンデンサ
11で凝縮された後、前記給水タンク5へ戻され
る。このようにして、ボイラドラム1から気水分
離器8へ導かれたボイラ水は、その蒸気分だけが
排出されるが、大部分が給水タンク5へ循環され
ることになる。従つて、ボイラドラム1内の水位
は、主機の負荷変動があつても、予め設定された
水位レベル以下に常に保持される。
(効果) 以上説明したように、この考案の水位過高防止
装置は上記した構成からなるから、下記の如き効
果を奏する。
(1) 従来のように、負荷変動によるボイラドラム
内の水位の急上昇を考慮してボイラドラムの容
量を、基準容量より大幅に増大させる必要がな
くなるので、ボイラドラムを小型化出来る。
(2) 前記(1)の効果により、ボイラドラムの設置ス
ペースを縮小出来るので、縮小により余つたス
ペースを他の用途に利用出来る。
(3) 前記(1)の効果により、ボイラドラムの製造コ
ストを下げられるので、排ガスエコノマイザー
システム全体の設備費用を低減出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る水位過高防
止装置を備えた排ガスエコノマイザーシステム示
す全体概要説明図、第2図は従来の一般的な排ガ
スエコノマイザーシステムを示す全体概要説明図
である。 1……ボイラドラム、8……気水分離器、9…
…ピストン弁(開閉弁)、11……コンデンサ、
10,12……接続管、13……差圧検出器、1
3a……コンスタントヘツドチヤンバー、13b
……レベルトランスミツター、13c……圧力ス
イツチ、14……電磁弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排ガスエコノマイザーシステムの気水分離ドラ
    ムとして使用するボイラドラムに、開閉弁を介し
    て気水分離器を接続し、更に、該気水分離器をコ
    ンデンサに接続し、前記ボイラドラムの適所に配
    備したボイラ水の水位センサーにより水位の過高
    を検出して前記開閉弁を開放し、ボイラ水の一部
    を前記気水分離器を介して前記コンデンサへ導く
    ようにしたことを特徴とするボイラドラムの水位
    過高防止装置。
JP12024987U 1987-08-05 1987-08-05 Expired - Lifetime JPH053842Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12024987U JPH053842Y2 (ja) 1987-08-05 1987-08-05

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JP12024987U JPH053842Y2 (ja) 1987-08-05 1987-08-05

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Publication Number Publication Date
JPS6431304U JPS6431304U (ja) 1989-02-27
JPH053842Y2 true JPH053842Y2 (ja) 1993-01-29

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