JPH0538455U - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JPH0538455U
JPH0538455U JP9508191U JP9508191U JPH0538455U JP H0538455 U JPH0538455 U JP H0538455U JP 9508191 U JP9508191 U JP 9508191U JP 9508191 U JP9508191 U JP 9508191U JP H0538455 U JPH0538455 U JP H0538455U
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JP
Japan
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actuator
gear
range
control shaft
shaft
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JP9508191U
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English (en)
Inventor
浩和 社本
俊治 古川
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Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ギヤ機構が収容されているギヤハウジングに
対しアクチュエータ、アクチュエータセンサ及びバルブ
センサをそれぞれ一括して組付けることによりアクチュ
エータ及びレンジ切換弁の位置を個々に検出可能で、か
つ装置の小型化を図る。 【構成】 アクチュエータ50の回転駆動力をコントロ
ール軸32に減速して伝達するギヤ機構70が収容され
たギヤハウジング60にこのアクチュエータ50が組付
けられ、かつこのギヤ機構70を構成している最終減速
ギヤ82の回転軸心部に対してコントロール軸32が回
転方向に関して所定の遊びδをもって回転伝達可能に挿
通されている。そして最終減速ギヤ82以外のギヤ78
の回転軸80に直結されてその回転角を検出可能なアク
チュエータセンサ90と、コントロール軸32に直結さ
れてその回転角を検出可能なバルブセンサ94とがギヤ
ハウジング60にそれぞれ組付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の走行レンジの選択を電気的な制御によって実現する自動変速 機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動変速機において、前進レンジや後退レンジあるいはニュートラルレンジな どの走行レンジの切換えは、レンジ切換弁(マニュアルバルブ)の切換えによっ て行われる。そしてこのレンジ切換弁は一般に手動操作によって切換えられてい たが、これを電気的な制御で行う構成の自動変速機もすでに提案されている。
【0003】 例えば特公昭63−37729号公報には、レンジ選択スイッチの操作に基づ いて自動変速機の走行レンジを切換えるための直流モータを駆動させ、この駆動 力によりウォームとウォームホイールとの噛合いを通じてレンジ切換弁を切換え る構成の装置が開示されている。 またこの装置では、前記ウォームホイールと共に回転する部材(アーム)の位 置をセンサで検出し、この検出信号に基づいて前記直流モータを停止するように 構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記公報のような位置センサを用いた場合、あるいはこれに代えて前記ウォー ムホイールにその回転角を検出可能なロータリーエンコーダなどのセンサを設け た場合には、装置が大型になって車両に搭載する上で好ましくない。また前記直 流モータの回転角及びレンジ切換弁の切換え位置をそれぞれ検出するために個別 にセンサを設ける場合は、なおさら装置の大型化を招くこととなる。
【0005】 本考案の技術的課題は、アクチュエータの回転駆動力をレンジ切換弁に伝達す るためのギヤ機構が収容されているギヤハウジングに対してアクチュエータ、ア クチュエータセンサ及びバルブセンサをそれぞれ一括して組付けることにより、 アクチュエータ及びレンジ切換弁の位置を個々に検出可能とし、かつ装置の小型 化を図ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案における自動変速機の制御装置は次のよう に構成されている。 すなわちレンジ制御部から出力される電気信号に基づいてその回転駆動量が制 御されるアクチュエータと、軸心回りの回転によって自動変速機のレンジ切換弁 を切換え可能なコントロール軸と、このコントロール軸に前記アクチュエータの 回転駆動力を減速して伝達するギヤ機構とを備えた自動変速機の制御装置におい て、前記ギヤ機構を収容したギヤハウジングに前記アクチュエータが組付けられ 、かつこのギヤ機構を構成している最終減速ギヤの回転軸心部に対して前記コン トロール軸が回転方向に関して所定の遊びをもって回転伝達可能に挿通されてい る。 そして前記最終減速ギヤ以外のギヤの回転軸に直結されてその回転角を検出可 能なアクチュエータセンサと、前記コントロール軸に直結されてその回転角を検 出可能なバルブセンサとが前記ギヤハウジングにそれぞれ組付けられている。
【0007】
【作用】
この構成によれば、ギヤ機構を構成している最終減速ギヤ以外のギヤの回転軸 に直結されたアクチュエータセンサにより前記アクチュエータの回転位置が検出 され、また最終減速ギヤに対して所定の遊びをもって貫通されている前記コント ロール軸に直結されたバルブセンサにより前記レンジ切換弁の切換え位置が検出 される。これら両センサの検出信号を監視することで、例えばレンジ切換弁側に 設けられているディテント機構の働きにより前記コントロール軸が前記遊びの範 囲でアクチュエータの駆動とは無関係に自走し始めたことを検出でき、これに基 づいてアクチュエータの駆動を停止するなどの制御が行える。
【0008】 しかもこれらのアクチュエータセンサ及びバルブセンサは、前記ギヤ機構が収 容されているギヤハウジングに対し、前記アクチュエータと共に組付けられてい るため、これら両センサ、ギヤ機構及びアクチュエータが一括構成となり、その 小型化が実現される。
【0009】
【実施例】
次に本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
【0010】 まず図6に自動変速機の走行レンジを切換えるためのレンジ切換弁30及びそ のコントロール系の概要が斜視図で示されている。この図面からも明らかなよう にレンジ切換弁30はスプールバルブ形式であって、ここには自動変速機の制御 のための基本油圧となるライン油圧が供給されている。このレンジ切換弁30の スプールを軸方向に操作することで、その排出ポートが切換えられて各走行レン ジを設定するための摩擦係合装置(図示しない)の係合及び解放が制御されるよ うになっている。
【0011】 この図6に示されているコントロール軸32に対しては、前記レンジ切換弁3 0を切換えるためのアクチュエータ(直流モータ)50の回転駆動力が、ギヤハ ウジング60の内部に収容されている後述のギヤ機構70により増大(減速)し て伝達されるようになっている。そしてこのコントロール軸32の回転は、その 軸上に固定されているディテントレバー36の回動を通じて前記レンジ切換弁3 0のスプールをその軸線方向に移動させる。
【0012】 前記ディテントレバー36は扇形状であり、その外周には複数個の凹凸部36 aが形成されてい。これらの凹凸部36aのうちの一つの凹部に対し、ディテン トスプリング38の端部に設けられたローラ38aが常に係合している。これに より前記コントロール軸32の回転位置、つまりレンジ切換弁30の複数のレン ジ位置を決めるディテント機構34が構成されている。
【0013】 またパーキング(P)レンジが選択されたときには、前記ディテントレバー3 6の回動によってパーキングカム40が押し動かされるようになっている。この ときのパーキングカム40の作用により、パーキング爪42がパーキングギヤ4 4に噛合わされて車両の出力軸系がロックされる。
【0014】 図7に前記アクチュエータ50の回転駆動を制御するための電気系統図が示さ れている。この図面においてレンジ選択スイッチ10は、自動変速機ATの走行 レンジを選択するために運転者によるシフトレバーの操作によって切換られるポ ジションスイッチ、あるいは運転者が直接操作する操作スイッチなどである。
【0015】 図7に示されているレンジ制御部(SBW)20はマイクロコンピュータが使 用され、自動変速機の走行レンジ切換えのための各種ソフトウェア処理に必要な プログラムを記憶させた読出専用メモリー(ROM)、このプログラムを実行す る中央演算処理装置(CPU)、プログラムに必要な変数を一時的に記憶する書 き込み可能メモリー(RAM)などを主体として構成されている。
【0016】 前記レンジ制御部20には、前記レンジ選択スイッチ10の操作によって出力 されるレンジ信号が入力されるとともに、自動変速機AT側に設けられた後述の アクチュエータセンサ90及びバルブセンサ94から出力されるそれぞれの検出 信号(アナログ信号)がアナログ・ディジタル(A/D)コンバータ22により ディジタル信号に変換された後に入力される。
【0017】 前記レンジ制御部20からは、前記レンジ信号に応じた駆動信号が前記アクチ ュエータ50の駆動回路(図示しない)に対して出力される。さらにこのレンジ 制御部20からは、運転席前面の計器パネルに設けられたレンジインジケータ2 3及びボイスナビケーション制御部24に対する信号がそれぞれ出力される。 前記レンジインジケータ23では基本的には自動変速機ATの現在の走行レン ジを点灯表示し、ボイスナビケーション制御部24はスピーカ26から音声を出 して前記レンジ選択スイッチ10の誤操作などを運転者に警告するなどの機能を 果たす。
【0018】 図1(A)に前記ギヤハウジング60が前記アクチュエータ50と共にカバー 62の一部を破断した正面図で示され、図1(B)に図1(A)のX−X矢視断 面図が示されている。また図2に図1(A)の背面図が示され、図3に同じく図 1(A)の右側面図が示されている。
【0019】 これらの図面から明らかなように、前記ギヤハウジング60はアクチュエータ 50と共に前記自動変速機ATのケース外側に対しボルトなどで取付けられるよ うに構成されている。そしてこのギヤハウジング60には、前記アクチュエータ 50及びギヤ機構70が組込まれた後にガスケット等を介在してカバー62が組 付けられ、その内部が密閉されている。
【0020】 図1(A)(B)で示すように前記ギヤハウジング60の外側の一部には、前 記アクチュエータ50がスクリューボルトなどによって組付けられている。この アクチュエータ50の駆動軸52はギヤハウジング60の内部に位置し、その先 端部はギヤハウジング60の壁に対しベアリング54によって回転可能に支持さ れている。
【0021】 次に前記アクチュエータ50の回転駆動をコントロール軸32に対して減速し て伝達するギヤ機構70について説明する。 まずアクチュエータ50の駆動軸52の外周には、ギヤハウジング60の内部 においてウォーム72が形成されている。このギヤハウジング60の内部には、 前記ウォーム72と噛合って回転するウォームホイール74が組込まれている。 すなわちこのウォームホイール74は、その回転軸線をアクチュエータ50の駆 動軸52の軸線と直交させて配置されており、その回転軸76の両端部がギヤハ ウジング60とカバー62とに対しベアリング77によって回転自在に支持され ている。
【0022】 前記ウォームホイール74は、その回転軸76上において一体に形成された小 径ギヤ75を備えている。そしてギヤハウジング60の内部には、この小径ギヤ 75に噛合って回転する大径の中間ギヤ78が組込まれている。この中間ギヤ7 8の回転軸80においても、その両端部がギヤハウジング60とカバー62とに 対し軸受81によって回転自在に支持されている。またこの中間ギヤ78の回転 軸80上にも小径ギヤ79が一体に形成されている。
【0023】 さらにギヤハウジング60の内部には、前記小径ギヤ79と噛合って回転する 最終減速ギヤとしてのセクタギヤ82が組込まれている。このセクタギヤ82の 中空状のボス部83も、その両端外周部がギヤハウジング60とカバー62とに 対し軸受84によって回転自在に支持されている。
【0024】 前記セクタギヤ82のボス部83には、前記コントロール軸32の端部が図1 (B)の仮想線で示すように挿通されている。 このボス部83に対するコントロール軸32の挿通部を拡大断面で表した図4 及びコントロール軸32の端部を拡大して表した図5から明らかなように、コン トロール軸32の端部にはその外周面の両側を所定寸法の二面幅をもって面取り することで二つの係合面31が形成されている。
【0025】 一方、前記ボス部83の内周形状は、前記コントロール軸32の端部の形状に 合わせて形成されている。そして図4で示すようにコントロール軸32の両係合 面31と、これらに対向するボス部83の内壁面との間には相互の回転方向に関 して所定の遊びδが設けられている。つまり前記コントロール軸32とセクタギ ヤ82とは、前記遊びδを介して回転伝達可能に結合されている。
【0026】 このように前記アクチュエータ50の駆動軸52の回転は、前記ギヤ機構70 を構成している各ギヤ噛合いを通じて三段階に減速されてコントロール軸32に 伝達される。このコントロール軸32の回転によって前述したように前記レンジ 切換弁30を切換え、また前記パーキング爪42をパーキングギヤ44に噛合わ せるべくパーキングカム40を作動させる。
【0027】 なお前記遊びδは、少なくとも前記ディテント機構34におけるディテントス プリング38のローラ38aがディテントレバー36の凹凸部36aのうちの一 つの凸部の頂部から隣の凹部の谷部へ相対的に変位するのを許容できる寸法に設 定されている。このことは前記アクチュエータ50の回転駆動とは無関係に、前 記ディテント機構34の機能により前記遊びδの範囲でコントロール軸32が回 転(自走)してレンジ切換弁30が位置決めされることとなる。
【0028】 また前記セクタギヤ82は、レンジ切換弁30をパーキング(P)レンジから ロー(L)レンジまで切換えるのに必要な前記コントロール軸32の回転量に対 応した角度の扇形状に設定されている。このセクタギヤ82の回転方向の両側に は、前記ギヤハウジング60の外側から内部に向けてねじ込まれたストッパー6 4がそれぞれ設けられている。
【0029】 これらのストッパー64は、レンジ切換弁30がPレンジあるいはLレンジに 切換えられたときのセクタギヤ82を受止めてコントロール軸32がそれ以上回 転できないように制限する。そこで両ストッパー64のねじ込み量を調整するこ とで、前記セクタギヤ46の受止め位置が調整される。なお調整後のストッパー 70はロックナット66の締付けによって弛み止めされる。
【0030】 さて前記ギヤハウジング60の背面には、前記ギヤ機構70の中間ギヤ78と 対応する箇所においてアクチュエータセンサ90が組付けられている。このセン サ90は、図1(B)で示すように前記中間ギヤ78の回転軸線上においてギヤ ハウジング60に形成されている開口部に対し、そのシャフト92と中間ギヤ7 8の回転軸80との軸線を一致させたセンタリング状態で組付けられ、スクリュ ーボルト93によりギヤハウジング60に固定されている。
【0031】 前記シャフト92の端部には係合溝92aが形成されていて、これが回転軸8 0の端部の係合凸片80aに対して回転伝達可能に係合している。これによりア クチュエータセンサ90のシャフト92は中間ギヤ78の回転軸80に直結され たこととなる。
【0032】 なお前記アクチュエータセンサ90は、次に説明するバルブセンサ94と共に ロータリー式ポテンショメータが使用されている。これは周知のようにそのシャ フト92の回転角に比例して変化する電気抵抗値を出力電圧として取り出すこと ができ、これによってシャフト92の回転角を検出できる構成となっている。
【0033】 同じくギヤハウジング60の背面には、前記コントロール軸32の軸線上にお いてバルブセンサ94が組付けられている。このバルブセンサ94においてもコ ントロール軸32の軸線上においてギヤハウジング60に形成されている開口部 に対し、そのシャフト92とコントロール軸32との軸線を一致させたセンタリ ング状態で組付けられ、スクリューボルト97によりギヤハウジング60に固定 されている。
【0034】 前記バルブセンサ94のシャフト96の端部には係合凸片96aが形成されて いる。そして図5からも明らかなように前記コントロール軸32の端部には係合 溝32aが形成されている。このコントロール軸32はすでに説明したように前 記セクタギヤ82のボス部83に挿通され、その係合溝32aを前記シャフト9 6の係合凸片96aに対して回転伝達可能に係合させている。これによってバル ブセンサ94のシャフト96はコントロール軸32に直結されたこととなる。
【0035】 前記アクチュエータセンサ90のシャフト92は、前記ウォームホイール74 及び中間ギヤ78を通じて前記アクチュエータ50の駆動軸52の回転を受け、 もってこのセンサ90はアクチュエータ50の回転角を検出できる。なおアクチ ュエータセンサ90は、アクチュエータ50の駆動軸52の回転が減速された箇 所でその回転角を検出しているので、一回転型のロータリー式ポテンショメータ で充分対応できる。 また前記バルブセンサ94は、前記コントロール軸32の回転角を検出すると で、結果的には前記レンジ切換弁30のレンジ位置を検出できる。このセンサ9 4についても当然に一回転型のロータリー式ポテンショメータで対応できる。
【0036】 前記の構成において運転者による前記レンジ選択スイッチ10の操作により、 そのレンジ信号に応じてレンジ制御部20から出力される駆動信号に基づき前記 アクチュエータ50の回転駆動量が制御される。このアクチュエータ50の回転 駆動力は前記ギヤ機構70により減速され、このギヤ機構70のセクタギヤ82 から前記遊びδを詰めた後にコントロール軸32に伝達される。
【0037】 前記コントロール軸32の回転により、前記ディテントレバー36を通じてレ ンジ切換弁30が切換えられ、あるいは前記パーキングギヤ44にパーキング爪 42を噛合わせるためのパーキングカム40が押し動かされる。 なおこのパーキング機構を作動させるためには相当の力を必要とするが、前記 ギヤ機構70の減速機能によりアクチュエータ50が過大な負荷を受けることは 防止される。
【0038】 前記レンジ切換弁30の切換制御中においては、前記ディテント機構34にお けるディテントスプリング38のローラ38aが、前記ディテントレバー36に おける凹凸部36aの凸部を乗り越えては凹部に係合するといった動作を繰り返 す。そして一つの凹部にローラ38aが係合した状態においてレンジ切換弁30 はそのときのレンジポジションで位置決めされる。
【0039】 また前記ディテントスプリング38のローラ38aが前記ディテントレバー3 6における凹凸部36aの一つの凸部を乗り越えてから隣の凹部に至るまでの間 は、前記ディテントスプリング38の弾性力に基づいてコントロール軸32がア クチュエータ50の回転駆動とは無関係に、前記遊びδの範囲内において自走す ることとなる。
【0040】 すなわちこの自走時においては、それまで所定の対応関係にあったアクチュエ ータ50の駆動軸52とコントロール軸32との回転角にずれが生じる。このた め前記アクチュエータセンサ90で検出される電圧値と、バルブセンサ94で検 出される電圧値との差が大きく変化する。そこでこの電圧差の変化を前記レンジ 制御部20で監視することにより、コントロール軸32の自走を検出できる。
【0041】 したがって目標の走行レンジ位置においてコントロール軸32の自走が検出さ れたら、レンジ制御部20からアクチュエータ50の駆動回路に停止信号を出し てこのアクチュエータ50の駆動を停止する。そしてこのアクチュエータ50に ついては目標とするレンジ位置で正確に停止させなくても、前記ディテント機構 34におけるディテントスプリング38のローラ38aがディテントレバー36 の凹凸部36aのうちの目標レンジに対応する凹部の手前の凸部を越えておれば 後はコントロール軸32の自走によってレンジ切換弁30が目標のレンジで位置 決めされる。
【0042】
【考案の効果】
このように本考案は、アクチュエータセンサ及びバルブセンサによる個々の検 出信号に基づいて、例えばコントロール軸がアクチュエータの駆動とは無関係に 自走し始めたことを検出してアクチュエータの駆動を停止するなどの制御が行え るにもかかわらず、これらの両センサ、ギヤ機構及びアクチュエータが一括構成 となってその小型化が図られ、車両への搭載が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ギヤ機構が収容されたギヤハウジングを破断し
て表した構成図である。
【図2】ギヤハウジングの背面図である。
【図3】同じくギヤハウジングの側面図である。
【図4】ギヤ機構の最終減速ギヤに対するコントロール
軸の挿通部を表した拡大断面でである。
【図5】コントロール軸の端部を表した拡大図である。
【図6】自動変速機の走行レンジを切換えるためのレン
ジ切換弁とそのコントロール系の概要を表した斜視図で
ある。
【図7】アクチュエータの回転駆動を制御するための電
気系統図である。
【符号の説明】
20 レンジ制御部 30 レンジ切換弁 32 コントロール軸 50 アクチュエータ 60 ギヤハウジング 70 ギヤ機構 82 最終減速ギヤ(セクタギヤ) 90 アクチュエータセンサ 94 バルブセンサ δ 遊び

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンジ制御部から出力される電気信号に
    基づいてその回転駆動量が制御されるアクチュエータ
    と、軸心回りの回転によって自動変速機のレンジ切換弁
    を切換え可能なコントロール軸と、このコントロール軸
    に前記アクチュエータの回転駆動力を減速して伝達する
    ギヤ機構とを備えた自動変速機の制御装置において、 前記ギヤ機構を収容したギヤハウジングに前記アクチュ
    エータが組付けられ、かつこのギヤ機構を構成している
    最終減速ギヤの回転軸心部に対して前記コントロール軸
    が回転方向に関して所定の遊びをもって回転伝達可能に
    挿通されているとともに、この最終減速ギヤ以外のギヤ
    の回転軸に直結されてその回転角を検出可能なアクチュ
    エータセンサと、前記コントロール軸に直結されてその
    回転角を検出可能なバルブセンサとが前記ギヤハウジン
    グにそれぞれ組付けられていることを特徴とした自動変
    速機の制御装置。
JP9508191U 1991-10-22 1991-10-22 自動変速機の制御装置 Pending JPH0538455U (ja)

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