JPH0538545A - 誘導加熱装置 - Google Patents
誘導加熱装置Info
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- JPH0538545A JPH0538545A JP3216303A JP21630391A JPH0538545A JP H0538545 A JPH0538545 A JP H0538545A JP 3216303 A JP3216303 A JP 3216303A JP 21630391 A JP21630391 A JP 21630391A JP H0538545 A JPH0538545 A JP H0538545A
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- heating
- billet
- heating coil
- heated
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
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- General Induction Heating (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 停止後の運転の再開時に被加熱材をできるだ
けムラなく所定の温度に加熱して被加熱材の排出個数を
最小限にする。 【構成】 第1高周波インバータ装置1からの高周波電
力によってビレット2を加熱する第1加熱コイル3と、
第1加熱コイル3によって加熱されたビレット2を第2
高周波インバータ装置4からの高周波電力によって所定
温度に加熱する第2加熱コイル5と、これらの両加熱コ
イル3、5中のビレット2を連続して搬送するピンチロ
ール機構6とを備え、第2高周波インバータ装置4の起
動時における第2加熱コイル内のビレット2の温度TS
と最終加熱温度TEとの中間温度に達した時点でピンチ
ロール機構6を起動させて第2加熱コイル5の長さより
も短い距離分だけ搬送させる指令を出力する移動指令回
路11を設けたことを特徴とする。
けムラなく所定の温度に加熱して被加熱材の排出個数を
最小限にする。 【構成】 第1高周波インバータ装置1からの高周波電
力によってビレット2を加熱する第1加熱コイル3と、
第1加熱コイル3によって加熱されたビレット2を第2
高周波インバータ装置4からの高周波電力によって所定
温度に加熱する第2加熱コイル5と、これらの両加熱コ
イル3、5中のビレット2を連続して搬送するピンチロ
ール機構6とを備え、第2高周波インバータ装置4の起
動時における第2加熱コイル内のビレット2の温度TS
と最終加熱温度TEとの中間温度に達した時点でピンチ
ロール機構6を起動させて第2加熱コイル5の長さより
も短い距離分だけ搬送させる指令を出力する移動指令回
路11を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鍛造用の誘導加熱装
置、更に詳しくは、被加熱材の処理中に被加熱材が加熱
コイル中で停止することがあっても、再始動時にこの被
加熱材をムラなく所定温度に加熱して鍛造処理すること
ができる誘導加熱装置に関する。
置、更に詳しくは、被加熱材の処理中に被加熱材が加熱
コイル中で停止することがあっても、再始動時にこの被
加熱材をムラなく所定温度に加熱して鍛造処理すること
ができる誘導加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置としては、「工業加
熱」第27巻第4号(平成2年(社)日本工業炉協会発
行)に記載されたものが知られている。この刊行物に記
載された高機能形ビレットヒータ(誘導加熱装置)を図
4〜図6を参照しながら説明する。この誘導加熱装置
は、図4に示すように、高周波インバータ装置1からの
高周波電力によって被加熱材(ビレット)2を加熱する
低温域用の加熱コイル3と、この加熱コイル3によって
加熱されたビレット2を高周波インバータ装置4からの
高周波電力によって所定温度に加熱する高温域用の加熱
コイル5と、これらの両加熱コイル3、5中のビレット
2を連続して搬送するピンチローラ機構6とを備えて構
成されている。また、この誘導加熱装置は、ピンチロー
ラ機構6を駆動するモータ7と、モータ7を回転速度制
御する速度制御装置8と、速度制御装置8及び高周波イ
ンバータ装置1、4をそれぞれ制御する制御装置9とを
備えている。
熱」第27巻第4号(平成2年(社)日本工業炉協会発
行)に記載されたものが知られている。この刊行物に記
載された高機能形ビレットヒータ(誘導加熱装置)を図
4〜図6を参照しながら説明する。この誘導加熱装置
は、図4に示すように、高周波インバータ装置1からの
高周波電力によって被加熱材(ビレット)2を加熱する
低温域用の加熱コイル3と、この加熱コイル3によって
加熱されたビレット2を高周波インバータ装置4からの
高周波電力によって所定温度に加熱する高温域用の加熱
コイル5と、これらの両加熱コイル3、5中のビレット
2を連続して搬送するピンチローラ機構6とを備えて構
成されている。また、この誘導加熱装置は、ピンチロー
ラ機構6を駆動するモータ7と、モータ7を回転速度制
御する速度制御装置8と、速度制御装置8及び高周波イ
ンバータ装置1、4をそれぞれ制御する制御装置9とを
備えている。
【0003】次に動作について説明する。まず、通常運
転について説明すると、通常運転時には、ビレット2が
ピンチロータ機構6によって連続的に低温域用の加熱コ
イル3と高温域用の加熱コイル5中を搬送され、搬送さ
れる間に所定温度(通常、1200℃前後)に加熱昇温
された状態で誘導加熱装置から排出されて図示しない後
工程(プレス装置)に搬送される。この通常運転時に
は、両加熱コイル3、5内にあるビレット2は図5のA
に示す滑らかな昇温過程を経て常温から所定温度に達す
る。この昇温パターンは後述する保温運転を含めて制御
装置9の制御に基づいて高周波インバータ装置1、4か
らの加熱コイル3、5への電力供給によって決定され
る。
転について説明すると、通常運転時には、ビレット2が
ピンチロータ機構6によって連続的に低温域用の加熱コ
イル3と高温域用の加熱コイル5中を搬送され、搬送さ
れる間に所定温度(通常、1200℃前後)に加熱昇温
された状態で誘導加熱装置から排出されて図示しない後
工程(プレス装置)に搬送される。この通常運転時に
は、両加熱コイル3、5内にあるビレット2は図5のA
に示す滑らかな昇温過程を経て常温から所定温度に達す
る。この昇温パターンは後述する保温運転を含めて制御
装置9の制御に基づいて高周波インバータ装置1、4か
らの加熱コイル3、5への電力供給によって決定され
る。
【0004】次いで異常時の運転について説明すると、
誘導加熱装置の連続運転中に、後工程のプレス装置に故
障等があってこれを停止した場合、誘導加熱装置からの
ビレット2の搬送を即座に停止させる。即ち、制御装置
9からの指令に基づいて速度制御装置8から停止指令に
基づいてモータ7を介してピンチローラ機構6を停止さ
せてビレット2の搬送を停止させる共に、高周波インバ
ータ装置1、4からの加熱コイル3、5への電力供給を
停止する。そして、プレス装置の故障等が回復すれば、
運転を再開する。運転の再開時には、各加熱コイル3、
5内部の温度が図5のBに示すように低下しており、再
開までの時間が長くなればそれだけ温度低下が大きくな
る。従って、誘導加熱装置の運転再開時に高温域用の加
熱コイル5から排出されるビレット2の温度は正規の温
度(図5では1200℃前後)に達しておらず、このま
までは後工程のおけるプレス処理を行なうことができ
ず、プレス装置の手前でバイパス装置(図示せず)によ
ってそのビレット2を排出するようにしている。この
際、誘導加熱装置を後述のように保温運転状態にする。
誘導加熱装置の連続運転中に、後工程のプレス装置に故
障等があってこれを停止した場合、誘導加熱装置からの
ビレット2の搬送を即座に停止させる。即ち、制御装置
9からの指令に基づいて速度制御装置8から停止指令に
基づいてモータ7を介してピンチローラ機構6を停止さ
せてビレット2の搬送を停止させる共に、高周波インバ
ータ装置1、4からの加熱コイル3、5への電力供給を
停止する。そして、プレス装置の故障等が回復すれば、
運転を再開する。運転の再開時には、各加熱コイル3、
5内部の温度が図5のBに示すように低下しており、再
開までの時間が長くなればそれだけ温度低下が大きくな
る。従って、誘導加熱装置の運転再開時に高温域用の加
熱コイル5から排出されるビレット2の温度は正規の温
度(図5では1200℃前後)に達しておらず、このま
までは後工程のおけるプレス処理を行なうことができ
ず、プレス装置の手前でバイパス装置(図示せず)によ
ってそのビレット2を排出するようにしている。この
際、誘導加熱装置を後述のように保温運転状態にする。
【0005】誘導加熱装置の保温運転を行なうには、ピ
ンチローラ機構6が停止してビレット2を静止状態のま
ま、まず、高温域用の高周波インバータ装置4のみを起
動させてその加熱コイル5に高周波電力を供給する。こ
れによって高温域用の加熱コイル5が内部にあるビレッ
ト2を加熱して昇温させる。昇温に際して高温域用の加
熱コイル5は均熱化を考慮して昇温度合を少なくして平
行に近くしてあるため、静止状態のビレット2を加熱す
ると通常の昇温カーブに近づく。ビレット2の温度が図
5のAに示す通常の昇温カーブに達すると、制御装置9
の指令の基づいて速度制御装置8が作動してモータ7へ
搬送指令を出力してピンチローラ機構6を回転駆動させ
てビレット2の搬送を再開する。再開までの時間が10
分程度の短い時間であれば、低温域用の加熱コイル3に
あるビレット2の温度低下の度合が小さく、運転再開
後、ビレット2は高温域用の加熱コイル5から排出され
までに所定の温度に近い温度まで昇温される。
ンチローラ機構6が停止してビレット2を静止状態のま
ま、まず、高温域用の高周波インバータ装置4のみを起
動させてその加熱コイル5に高周波電力を供給する。こ
れによって高温域用の加熱コイル5が内部にあるビレッ
ト2を加熱して昇温させる。昇温に際して高温域用の加
熱コイル5は均熱化を考慮して昇温度合を少なくして平
行に近くしてあるため、静止状態のビレット2を加熱す
ると通常の昇温カーブに近づく。ビレット2の温度が図
5のAに示す通常の昇温カーブに達すると、制御装置9
の指令の基づいて速度制御装置8が作動してモータ7へ
搬送指令を出力してピンチローラ機構6を回転駆動させ
てビレット2の搬送を再開する。再開までの時間が10
分程度の短い時間であれば、低温域用の加熱コイル3に
あるビレット2の温度低下の度合が小さく、運転再開
後、ビレット2は高温域用の加熱コイル5から排出され
までに所定の温度に近い温度まで昇温される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
誘導加熱装置では、保温運転を行なうことにより高温域
用の加熱コイル5から排出するビレット2の温度を所定
の温度に近い状態まで昇温することができるが、依然と
して以下のような課題が残されていた。即ち、加熱コイ
ル3、5は、いずれも一般的に複数のブロックに分割さ
れ、図6に示すように各ブロック毎にコイルが巻かれ、
ブロック間には加熱されない部分が存在するため、保温
運転時においてもこれらの部分ではビレット2が加熱さ
れず、加熱部分が所定の温度に達しても非加熱部は依然
として低い温度状態のままであり、運転の再開時にビレ
ット2が高温域用の加熱コイル5から部分的に低温状態
を形成したまま搬出されてしまい、系外へ排出するビレ
ット2が多くなる。しかも、一般的には誘導加熱装置の
容量が大きくなればそれだけ加熱コイル3、5も長くな
ってブロック数が増加し、結果的に低温で排出されるビ
レット2の個数も増大する。
誘導加熱装置では、保温運転を行なうことにより高温域
用の加熱コイル5から排出するビレット2の温度を所定
の温度に近い状態まで昇温することができるが、依然と
して以下のような課題が残されていた。即ち、加熱コイ
ル3、5は、いずれも一般的に複数のブロックに分割さ
れ、図6に示すように各ブロック毎にコイルが巻かれ、
ブロック間には加熱されない部分が存在するため、保温
運転時においてもこれらの部分ではビレット2が加熱さ
れず、加熱部分が所定の温度に達しても非加熱部は依然
として低い温度状態のままであり、運転の再開時にビレ
ット2が高温域用の加熱コイル5から部分的に低温状態
を形成したまま搬出されてしまい、系外へ排出するビレ
ット2が多くなる。しかも、一般的には誘導加熱装置の
容量が大きくなればそれだけ加熱コイル3、5も長くな
ってブロック数が増加し、結果的に低温で排出されるビ
レット2の個数も増大する。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、停止後の運転の再開時にビレット(被加熱
材)をできるだけムラなく所定の温度に加熱して被加熱
材の排出個数を最小限にすることができる誘導加熱装置
を提供することを目的としている。
れたもので、停止後の運転の再開時にビレット(被加熱
材)をできるだけムラなく所定の温度に加熱して被加熱
材の排出個数を最小限にすることができる誘導加熱装置
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の誘導加熱装置
は、第1高周波インバータ装置からの高周波電力によっ
て被加熱材を加熱する第1加熱コイルと、第1加熱コイ
ルによって加熱された被加熱材を第2高周波インバータ
装置からの高周波電力によって所定温度に加熱する第2
加熱コイルと、これらの両加熱コイル中の被加熱材を連
続して搬送する搬送装置とを備えた誘導加熱装置におい
て、上記第2高周波インバータ装置の起動時における第
2加熱コイル内の被加熱材の温度と最終加熱温度との中
間温度に達した時点で上記搬送装置を起動させて第2加
熱コイルの長さよりも短い距離分だけ搬送させる指令を
出力する移動指令回路を設けて構成されたものである。
は、第1高周波インバータ装置からの高周波電力によっ
て被加熱材を加熱する第1加熱コイルと、第1加熱コイ
ルによって加熱された被加熱材を第2高周波インバータ
装置からの高周波電力によって所定温度に加熱する第2
加熱コイルと、これらの両加熱コイル中の被加熱材を連
続して搬送する搬送装置とを備えた誘導加熱装置におい
て、上記第2高周波インバータ装置の起動時における第
2加熱コイル内の被加熱材の温度と最終加熱温度との中
間温度に達した時点で上記搬送装置を起動させて第2加
熱コイルの長さよりも短い距離分だけ搬送させる指令を
出力する移動指令回路を設けて構成されたものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、保温運転時に、第2加熱コイ
ルによって被加熱材を加熱して、第2高周波インバータ
装置の起動時における第2加熱コイル内の被加熱材の温
度と最終加熱温度との中間温度に達すると、移動指令回
路が作動して搬送装置を起動させると共に搬送装置によ
って被加熱材を第2加熱コイルの長さよりも短い距離分
だけ搬送させて第2加熱コイルによって被加熱材の低温
部分を加熱して被加熱材を最終加熱温度までムラなく加
熱し、系外へ排出する被加熱材の数を減少させることが
できる。
ルによって被加熱材を加熱して、第2高周波インバータ
装置の起動時における第2加熱コイル内の被加熱材の温
度と最終加熱温度との中間温度に達すると、移動指令回
路が作動して搬送装置を起動させると共に搬送装置によ
って被加熱材を第2加熱コイルの長さよりも短い距離分
だけ搬送させて第2加熱コイルによって被加熱材の低温
部分を加熱して被加熱材を最終加熱温度までムラなく加
熱し、系外へ排出する被加熱材の数を減少させることが
できる。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図3に示す実施例に基づいて従
来と同一または相当部分には同一符号を付して本発明の
特徴を中心に説明する。尚、各図中、図1は本発明の誘
導加熱装置の一実施例を示す回路構成図、図2は図1に
示す誘導加熱装置を用いた場合の被加熱材の昇温パター
ンを示すパターン図、図3は図1に示す誘導加熱装置に
よる搬送状態を示すタイムチャートである。
来と同一または相当部分には同一符号を付して本発明の
特徴を中心に説明する。尚、各図中、図1は本発明の誘
導加熱装置の一実施例を示す回路構成図、図2は図1に
示す誘導加熱装置を用いた場合の被加熱材の昇温パター
ンを示すパターン図、図3は図1に示す誘導加熱装置に
よる搬送状態を示すタイムチャートである。
【0011】本実施例の誘導加熱装置は、図1に示すよ
うに従来と同様、第1高周波インバータ装置1からの高
周波電力によってビレット2を加熱する低温域用の第1
加熱コイル3と、第1加熱コイル3によって加熱された
ビレット2を第2高周波インバータ装置4からの高周波
電力によって所定温度に加熱する高温域用の第2加熱コ
イル5と、これらの両加熱コイル3、5中のビレット2
を連続して搬送する搬送装置(ピンチローラ機構)6と
を備え、更に、ピンチローラ機構6を駆動するモータ7
と、モータ7を回転速度制御する速度制御装置8と、速
度制御装置8及び高周波インバータ装置1、4をそれぞ
れ制御する制御装置9とを備えて構成されている。
うに従来と同様、第1高周波インバータ装置1からの高
周波電力によってビレット2を加熱する低温域用の第1
加熱コイル3と、第1加熱コイル3によって加熱された
ビレット2を第2高周波インバータ装置4からの高周波
電力によって所定温度に加熱する高温域用の第2加熱コ
イル5と、これらの両加熱コイル3、5中のビレット2
を連続して搬送する搬送装置(ピンチローラ機構)6と
を備え、更に、ピンチローラ機構6を駆動するモータ7
と、モータ7を回転速度制御する速度制御装置8と、速
度制御装置8及び高周波インバータ装置1、4をそれぞ
れ制御する制御装置9とを備えて構成されている。
【0012】而して、本実施例の誘導加熱装置には、第
2加熱コイル5内のビレット2の温度を計測する温度検
出器10と、温度検出器10によって第2高周波インバ
ータ装置4の起動時に計測されたビレット2の温度TS
と予め入力設定された最終加熱温度(例えば、従来例に
おける1200℃前後)TEとに基づいて中間温度を演
算し、この演算結果の入力に基づいてピンチローラ機構
6を起動させると共にこれによってビレット2を第2加
熱コイル5の長さよりも短い距離分だけ搬送させる指令
を出力する移動指令回路11とが設けられている。ま
た、本実施例の誘導加熱装置には、ビレット2の搬送距
離を計測するピンチローラ回転数検出器12が設けられ
ている。
2加熱コイル5内のビレット2の温度を計測する温度検
出器10と、温度検出器10によって第2高周波インバ
ータ装置4の起動時に計測されたビレット2の温度TS
と予め入力設定された最終加熱温度(例えば、従来例に
おける1200℃前後)TEとに基づいて中間温度を演
算し、この演算結果の入力に基づいてピンチローラ機構
6を起動させると共にこれによってビレット2を第2加
熱コイル5の長さよりも短い距離分だけ搬送させる指令
を出力する移動指令回路11とが設けられている。ま
た、本実施例の誘導加熱装置には、ビレット2の搬送距
離を計測するピンチローラ回転数検出器12が設けられ
ている。
【0013】即ち、上記移動指令回路11は、第2高周
波インバータ装置4の起動時に計測されたビレット2の
温度TSを記憶し、この温度TSと最終加熱温度TEに
基づいて静止加熱中の搬送を行なうタイミングの温度T
1を、T1=(TS+TE)/2から中間温度を演算
し、第2加熱コイル5内のビレット2の温度がT1に達
すると速度制御装置8に移動指令を出力してモータ7を
介してピンチローラ機構6を回転駆動するように構成さ
れている。そして、ピンチローラ機構6によって搬送さ
れるビレット2の搬送距離はピンチローラ回転数検出器
12によって計測され、第2加熱コイル5のブロック間
の距離(通常、20〜50mm)を超えて、例えば、1
00mm搬送される。この時点で移動指令回路11が作
動して速度制御装置8へ停止指令を出力してビレット2
の搬送を停止させ、その位置でビレット2を第2加熱コ
イル5によってブロック間に位置していた低温部分を最
終加熱温度TEまで加熱するように構成されている。
波インバータ装置4の起動時に計測されたビレット2の
温度TSを記憶し、この温度TSと最終加熱温度TEに
基づいて静止加熱中の搬送を行なうタイミングの温度T
1を、T1=(TS+TE)/2から中間温度を演算
し、第2加熱コイル5内のビレット2の温度がT1に達
すると速度制御装置8に移動指令を出力してモータ7を
介してピンチローラ機構6を回転駆動するように構成さ
れている。そして、ピンチローラ機構6によって搬送さ
れるビレット2の搬送距離はピンチローラ回転数検出器
12によって計測され、第2加熱コイル5のブロック間
の距離(通常、20〜50mm)を超えて、例えば、1
00mm搬送される。この時点で移動指令回路11が作
動して速度制御装置8へ停止指令を出力してビレット2
の搬送を停止させ、その位置でビレット2を第2加熱コ
イル5によってブロック間に位置していた低温部分を最
終加熱温度TEまで加熱するように構成されている。
【0014】尚、移動指令回路11としては、例えば市
販のプログラマブルコントローラ等を用いることがで
き、また、ピンチローラ回転数検出器12としては、例
えば、ロータリエンコーダや近接スイッチと回転円板と
を組み合わせたもの等を用いることができる。
販のプログラマブルコントローラ等を用いることがで
き、また、ピンチローラ回転数検出器12としては、例
えば、ロータリエンコーダや近接スイッチと回転円板と
を組み合わせたもの等を用いることができる。
【0015】次に本実施例の誘導加熱装置の動作を、図
2及び図3に基づいて保温運転を中心に説明する。通常
運転時には図2のAに示すように従来と同様の昇温パタ
ーンでビレット2を加熱昇温し、プレス装置が故障等に
よって停止すると従来と同様に誘導加熱装置を停止さ
せ、温度検出器10が計測する加熱コイル5内のビレッ
ト2の温度は図2のBに示すように従来と同様のパター
ンで低下する。
2及び図3に基づいて保温運転を中心に説明する。通常
運転時には図2のAに示すように従来と同様の昇温パタ
ーンでビレット2を加熱昇温し、プレス装置が故障等に
よって停止すると従来と同様に誘導加熱装置を停止さ
せ、温度検出器10が計測する加熱コイル5内のビレッ
ト2の温度は図2のBに示すように従来と同様のパター
ンで低下する。
【0016】而して、プレス装置の運転再開時には、誘
導加熱装置に対してその旨の指令が出力され、誘導加熱
装置ではこの指令の基づいて制御装置9から第1高周波
インバータ装置4へ起動指令を出力し、第2加熱コイル
5へ高周波電力を供給すると、第2加熱コイル5がビレ
ット2の加熱昇温を開始すると共に、そのビレット2の
温度TSを温度検出器10が計測する。移動指令回路1
1が温度検出器10によって計測された温度TSを記憶
し、この温度TSと予め設定されている最終加熱温度T
Eに基づいて中間温度T1を演算し、温度検出器10が
この温度T1を計測した時点で速度制御装置8に駆動指
令を図3に示すように出力してモータ7を介してピンチ
ローラ機構6を駆動させてビレット2を100mmだけ
搬送して停止させる。この停止位置で第1加熱コイル
3、第2加熱コイル5によってそれぞれのビレット2の
低温部分、即ち加熱コイル5のブロック間の非加熱部分
を最終加熱温度TEまで加熱し、図3のCに示す通常運
転に入って後続のビレット2を通常状態で加熱処理す
る。尚、静止加熱中に第2加熱コイル5の出口から移動
距離(100mm)に応じて排出されたビレット2は温
度が低くてプレスを行なうことができず、系外へ排出さ
れるが、ビレット2の長さは通常100〜200mmで
あるから、系外へ排出されるビレット2の数は1〜2個
程度で通常の加熱コイル内にあるビレット2の数が20
〜50個であることと比較すれば、1〜2個のビレット
2の損失は運転上問題にならない。
導加熱装置に対してその旨の指令が出力され、誘導加熱
装置ではこの指令の基づいて制御装置9から第1高周波
インバータ装置4へ起動指令を出力し、第2加熱コイル
5へ高周波電力を供給すると、第2加熱コイル5がビレ
ット2の加熱昇温を開始すると共に、そのビレット2の
温度TSを温度検出器10が計測する。移動指令回路1
1が温度検出器10によって計測された温度TSを記憶
し、この温度TSと予め設定されている最終加熱温度T
Eに基づいて中間温度T1を演算し、温度検出器10が
この温度T1を計測した時点で速度制御装置8に駆動指
令を図3に示すように出力してモータ7を介してピンチ
ローラ機構6を駆動させてビレット2を100mmだけ
搬送して停止させる。この停止位置で第1加熱コイル
3、第2加熱コイル5によってそれぞれのビレット2の
低温部分、即ち加熱コイル5のブロック間の非加熱部分
を最終加熱温度TEまで加熱し、図3のCに示す通常運
転に入って後続のビレット2を通常状態で加熱処理す
る。尚、静止加熱中に第2加熱コイル5の出口から移動
距離(100mm)に応じて排出されたビレット2は温
度が低くてプレスを行なうことができず、系外へ排出さ
れるが、ビレット2の長さは通常100〜200mmで
あるから、系外へ排出されるビレット2の数は1〜2個
程度で通常の加熱コイル内にあるビレット2の数が20
〜50個であることと比較すれば、1〜2個のビレット
2の損失は運転上問題にならない。
【0017】以上説明したように本実施例によれば、保
温運転の静止加熱中に、加熱コイル5内のビレット2を
搬送して加熱コイル5の各ブロック間に位置する非加熱
部分を加熱してビレット2の加熱ムラを極力なくして最
終加熱温度TE(1200℃)まで加熱して次工程のプ
レス装置へビレット2を供給することができる。この場
合、各ブロック内の加熱される度合は一つのブロック内
において均一でないから静止加熱中にビレット2を移動
させてもビレット2を完全に均一な加熱状態にすること
はできないが、1200℃に対してせいぜい30℃前後
の許容される範囲の温度のバラツキであり、実際の工程
では問題にならない。
温運転の静止加熱中に、加熱コイル5内のビレット2を
搬送して加熱コイル5の各ブロック間に位置する非加熱
部分を加熱してビレット2の加熱ムラを極力なくして最
終加熱温度TE(1200℃)まで加熱して次工程のプ
レス装置へビレット2を供給することができる。この場
合、各ブロック内の加熱される度合は一つのブロック内
において均一でないから静止加熱中にビレット2を移動
させてもビレット2を完全に均一な加熱状態にすること
はできないが、1200℃に対してせいぜい30℃前後
の許容される範囲の温度のバラツキであり、実際の工程
では問題にならない。
【0018】尚、上記実施例では、静止加熱中のビレッ
ト2の移動を行なうタイミングを採る温度T1として、
静止加熱開始温度TSと最終加熱温度TEとの平均値を
採ったが、温度T1はこれらの温度の略中間の温度であ
ればよい。
ト2の移動を行なうタイミングを採る温度T1として、
静止加熱開始温度TSと最終加熱温度TEとの平均値を
採ったが、温度T1はこれらの温度の略中間の温度であ
ればよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、停
止後の運転の再開時に被加熱材をできるだけムラなく所
定の温度に加熱して被加熱材の排出個数を最小限にする
ことができる誘導加熱装置を提供することができる。
止後の運転の再開時に被加熱材をできるだけムラなく所
定の温度に加熱して被加熱材の排出個数を最小限にする
ことができる誘導加熱装置を提供することができる。
【図1】本発明の誘導加熱装置の一実施例を示す回路構
成図である。
成図である。
【図2】図1に示す誘導加熱装置を用いた場合の被加熱
材の昇温パターンを示すパターン図である。
材の昇温パターンを示すパターン図である。
【図3】図1に示す誘導加熱装置による搬送状態を示す
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図4】従来の誘導加熱装置の一例を示す回路構成図で
ある。
ある。
【図5】図4に示す誘導加熱装置を用いた場合の被加熱
材の昇温パターンを示すパターン図である。
材の昇温パターンを示すパターン図である。
【図6】誘導加熱装置の加熱コイルのブロック構成を説
明する説明図である。
明する説明図である。
1 第1高周波インバータ装置 2 ビレット(被加熱材) 3 第1加熱コイル(低温域用) 4 第2高周波インバータ装置 5 第2加熱コイル(高温域用) 11 移動指令回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】次に動作について説明する。まず、通常運
転について説明すると、通常運転時には、ビレット2が
ピンチローラ機構6によって連続的に低温域用の加熱コ
イル3と高温域用の加熱コイル5中を搬送され、搬送さ
れる間に所定温度(通常、1200℃前後)に加熱昇温
された状態で誘導加熱装置から排出されて図示しない後
工程(プレス装置)に搬送される。この通常運転時に
は、両加熱コイル3、5内にあるビレット2は図5のA
に示す滑らかな昇温過程を経て常温から所定温度に達す
る。この昇温パターンは後述する保温運転を含めて制御
装置9の制御に基づいて高周波インバータ装置1、4か
らの加熱コイル3、5への電力供給によって決定され
る。
転について説明すると、通常運転時には、ビレット2が
ピンチローラ機構6によって連続的に低温域用の加熱コ
イル3と高温域用の加熱コイル5中を搬送され、搬送さ
れる間に所定温度(通常、1200℃前後)に加熱昇温
された状態で誘導加熱装置から排出されて図示しない後
工程(プレス装置)に搬送される。この通常運転時に
は、両加熱コイル3、5内にあるビレット2は図5のA
に示す滑らかな昇温過程を経て常温から所定温度に達す
る。この昇温パターンは後述する保温運転を含めて制御
装置9の制御に基づいて高周波インバータ装置1、4か
らの加熱コイル3、5への電力供給によって決定され
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】而して、プレス装置の運転再開時には、誘
導加熱装置に対してその旨の指令が出力され、誘導加熱
装置ではこの指令に基づいて制御装置9から第1高周波
インバータ装置4へ起動指令を出力し、第2加熱コイル
5へ高周波電力を供給すると、第2加熱コイル5がビレ
ット2の加熱昇温を開始すると共に、そのビレット2の
温度TSを温度検出器10が計測する。移動指令回路1
1が温度検出器10によって計測された温度TSを記憶
し、この温度TSと予め設定されている最終加熱温度T
Eに基づいて中間温度T1を演算し、温度検出器10が
この温度T1を計測した時点で速度制御装置8に駆動指
令を図3に示すように出力してモータ7を介してピンチ
ローラ機構6を駆動させてビレット2を100mmだけ
搬送して停止させる。この停止位置で第1加熱コイル
3、第2加熱コイル5によってそれぞれのビレット2の
低温部分、即ち加熱コイル5のブロック間の非加熱部分
を最終加熱温度TEまで加熱し、図3のCに示す通常運
転に入って後続のビレット2を通常状態で加熱処理す
る。尚、静止加熱中に第2加熱コイル5の出口から移動
距離(100mm)に応じて排出されたビレット2は温
度が低くてプレスを行なうことができず、系外へ排出さ
れるが、ビレット2の長さは通常100〜200mmで
あるから、系外へ排出されるビレット2の数は1〜2個
程度で通常の加熱コイル内にあるビレット2の数が20
〜50個であることと比較すれば、1〜2個のビレット
2の損失は運転上問題にならない。
導加熱装置に対してその旨の指令が出力され、誘導加熱
装置ではこの指令に基づいて制御装置9から第1高周波
インバータ装置4へ起動指令を出力し、第2加熱コイル
5へ高周波電力を供給すると、第2加熱コイル5がビレ
ット2の加熱昇温を開始すると共に、そのビレット2の
温度TSを温度検出器10が計測する。移動指令回路1
1が温度検出器10によって計測された温度TSを記憶
し、この温度TSと予め設定されている最終加熱温度T
Eに基づいて中間温度T1を演算し、温度検出器10が
この温度T1を計測した時点で速度制御装置8に駆動指
令を図3に示すように出力してモータ7を介してピンチ
ローラ機構6を駆動させてビレット2を100mmだけ
搬送して停止させる。この停止位置で第1加熱コイル
3、第2加熱コイル5によってそれぞれのビレット2の
低温部分、即ち加熱コイル5のブロック間の非加熱部分
を最終加熱温度TEまで加熱し、図3のCに示す通常運
転に入って後続のビレット2を通常状態で加熱処理す
る。尚、静止加熱中に第2加熱コイル5の出口から移動
距離(100mm)に応じて排出されたビレット2は温
度が低くてプレスを行なうことができず、系外へ排出さ
れるが、ビレット2の長さは通常100〜200mmで
あるから、系外へ排出されるビレット2の数は1〜2個
程度で通常の加熱コイル内にあるビレット2の数が20
〜50個であることと比較すれば、1〜2個のビレット
2の損失は運転上問題にならない。
Claims (1)
- 【請求項1】 第1高周波インバータ装置からの高周波
電力によって被加熱材を加熱する第1加熱コイルと、第
1加熱コイルによって加熱された被加熱材を第2高周波
インバータ装置からの高周波電力によって所定温度に加
熱する第2加熱コイルと、これらの両加熱コイル中の被
加熱材を連続して搬送する搬送装置とを備えた誘導加熱
装置において、上記第2高周波インバータ装置の起動時
における第2加熱コイル内の被加熱材の温度と最終加熱
温度との中間温度に達した時点で上記搬送装置を起動さ
せて第2加熱コイルの長さよりも短い距離分だけ搬送さ
せる指令を出力する移動指令回路を設けたことを特徴と
する誘導加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3216303A JP2608203B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3216303A JP2608203B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 誘導加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538545A true JPH0538545A (ja) | 1993-02-19 |
| JP2608203B2 JP2608203B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=16686413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3216303A Expired - Fee Related JP2608203B2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 誘導加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2608203B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007301617A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Nippon Steel Corp | 圧着素材分離装置及び圧着素材分離方法 |
| JP2011103281A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Uchino:Kk | 誘導加熱装置 |
| KR101140933B1 (ko) * | 2009-05-19 | 2012-05-03 | 현대제철 주식회사 | 가열대 히팅코일 소손방지 방법 및 그 장치 |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP3216303A patent/JP2608203B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007301617A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Nippon Steel Corp | 圧着素材分離装置及び圧着素材分離方法 |
| KR101140933B1 (ko) * | 2009-05-19 | 2012-05-03 | 현대제철 주식회사 | 가열대 히팅코일 소손방지 방법 및 그 장치 |
| JP2011103281A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Uchino:Kk | 誘導加熱装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2608203B2 (ja) | 1997-05-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |