JPH05100600A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH05100600A
JPH05100600A JP3261499A JP26149991A JPH05100600A JP H05100600 A JPH05100600 A JP H05100600A JP 3261499 A JP3261499 A JP 3261499A JP 26149991 A JP26149991 A JP 26149991A JP H05100600 A JPH05100600 A JP H05100600A
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JP
Japan
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fixing
roller
fixing roller
surface temperature
speed
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JP3261499A
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Yasuhisa Kato
泰久 加藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、定着装置に関し、定着開始前に、
定着ローラを速い速度でプレ回転して、加圧ローラの温
度上昇を早め、コピー可能状態に達する時間を短縮で
き、かつコピーの一枚目から良好なコピー画像を得るこ
とができ、また、環境に左右されずにコピー可能状態に
達する時間を同一にでき、さらに、加圧ローラの表面温
度分布を均一にすることを目的とする。 【構成】 定着装置において、前記ヒータ12の加熱開始
後、前記定着ローラ13の表面温度が所定温度に達する
と、前記定着ローラを前記所定の紙搬送速度より速い速
度で所定時間の間だけ、定着開始前に回転する回転制御
手段27を設け、前記加圧ローラ15の表面温度を上昇させ
るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定着装置例えば、普通
紙複写機,カラー普通紙複写機,ファクシミリ装置,プ
リンタ等、熱ローラを有し、シート上の未定着トナー像
を熱溶融定着する定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱ローラを用いる定着装置にお
いては、定着ローラ内のヒータが加熱開始し、定着ロー
ラの表面温度が上昇するウオームアップ時に、定着ロー
ラの表面温度が所定の温度まで達しても、定着ローラに
圧接する加圧ローラの温度は、ニップ部近傍は温まって
いるが、その他の部分は室温に近いレベルの温度であ
る。そのため、ウォームアップ直後の最初の数十枚は定
着ローラの熱が加圧ローラに奪われると共に、シートを
加圧ローラ側から熱する効果が低いため定着性が悪くな
ってしまう。更に、最近では低電力での高速化が進んで
いるので、同様の現象は顕著である。このような欠点を
解決するためのものとして、従来の定着装置として、特
開昭63−26675号公報および実開昭63−155
160号公報等に記載されたようなものがある。これら
は、ウォームアップ時に、定着ローラが設定温度に達し
てから、もしくは設定温度に達する前から定着ローラを
回転し、いわゆるプレ回転することにより、加圧ローラ
を温めるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術にあっては、ウォームアップ時の定着ロー
ラの回転速度、回転時間および設定温度は常に一定であ
り、かつ環境変化があっても、常に一定に設定されてい
るため、環境が変化した場合、例えば、気温が低い場合
定着ローラおよび加圧ローラの温度上昇が遅くなり、コ
ピー可能状態になるまでの時間が大幅に長くなったり、
または、定着不良が発生するという問題点がある。
【0004】また、複写機が先のコピーが終了し、待機
状態で定着ローラが低い温度にある状態から再度コピー
を取る場合、加圧ローラに温度分布のムラが発生し、コ
ピー画像の不良を発生するという問題点がある。本発明
は、このような従来技術を背景になされたものであり、
定着ローラの回転を制御する回転制御手段を設け、定着
開始前に、定着ローラを通常の紙搬送速度より速い速度
でプレ回転することにより、加圧ローラの温度上昇を早
め、コピー可能状態に達する時間を短縮でき、かつコピ
ーの一枚目から良好なコピー画像を得ることができ、ま
た、ヒータの加熱開始後から定着ローラの所定温度への
到達時間に基づき、プレ回転の回転速度と回転時間を設
定することにより、環境に左右されずにコピー可能状態
に達する時間を同一にでき、さらに、複数の紙搬送速度
のうち最高速の搬送速度でプレ回転することにより、コ
ピー可能状態に達する時間を短縮でき、さらにまた、シ
ートが給紙部から給紙され、定着部へ進入するまでの時
間の間に、複数の搬送速度のうちの最高の搬送速度で定
着ローラを回転させることにより、加圧ローラの表面温
度分布を均一にできる定着装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ヒータを内蔵する定着ローラに加圧ローラを互いに平行
に、かつ回転自在に圧接してニップ部を形成し、該ニッ
プ部に未定着トナー像を有するシートを通し、前記定着
ローラを所定の紙搬送速度で回転して定着する定着装置
において、前記ヒータの加熱開始後、前記定着ローラの
表面温度が所定温度に達すると、前記定着ローラを前記
所定の紙搬送速度より速い速度で所定時間の間だけ、定
着開始前に回転する回転制御手段を設け、前記加圧ロー
ラの表面温度を上昇させることを特徴とし、請求項2記
載の発明は、ヒータを内蔵する定着ローラに加圧ローラ
を互いに平行に、かつ回転自在に圧接してニップ部を形
成し、該ニップ部に未定着トナー像を有するシートを通
し、前記定着ローラを所定の紙搬送速度で回転して定着
する定着装置において、前記ヒータの加熱開始後から前
記定着ローラの表面温度が所定温度に達するまでの到達
時間に基づき、前記定着ローラの回転速度と回転時間を
設定し、定着開始前に、前記定着ローラを回転する回転
制御手段を設け、前記加圧ローラの表面温度を上昇させ
ることを特徴とし、請求項3記載の発明は、複数の紙搬
送速度を有する画像形成装置で、ヒータを内蔵する定着
ローラに加圧ローラを互いに平行に、かつ回転自在に圧
接してニップ部を形成し、該ニップ部に未定着トナー像
を有するシートを通し、前記定着ローラを所定の紙搬送
速度で回転して定着する定着装置において、前記ヒータ
の加熱開始後、前記定着ローラの表面温度が所定温度に
達すると、前記定着ローラを前記複数の紙搬送速度のう
ち最も速い速度で所定時間の間だけ、定着開始前に、回
転する回転制御手段を設け、前記加圧ローラの表面温度
を上昇させることを特徴とし、請求項4記載の発明は、
複数の紙搬送速度を有する画像形成装置で、ヒータを内
蔵する定着ローラに加圧ローラを互いに平行に、かつ回
転自在に圧接してニップ部を形成し、該ニップ部に未定
着トナー像を有するシートを通し、前記定着ローラを所
定の入力された紙搬送速度で回転して定着する定着装置
において、前記画像形成装置が画像形成可能状態から画
像形成信号が入力され、シートが前記が画像形成装置の
給紙部から定着部に進入するまで、前記複数の紙搬送速
度のうち、最も速い速度で前記定着ローラを回転する回
転制御手段を設け、前記加圧ローラの表面温度を上昇さ
せることを特徴としている。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明では、定着ローラの表面温
度が所定温度に達すると、回転制御手段が所定の紙搬送
速度より速い速度で所定時間だけ定着ローラを回転する
ので、定着ローラの熱はニップ部を通り加圧ローラの表
面に早く伝達し、加圧ローラの表面温度は所定の紙搬送
速度で回転する場合に比較し、早く上昇し、短い時間で
所定の表面温度となる。
【0007】また、請求項2記載の発明では、定着ロー
ラの表面温度が所定温度に達する到達時間に基づいて、
回転制御手段がプレ回転の回転速度と回転時間を設定
し、定着ローラをプレ回転するので、到達時間の長短に
対応して、プレ回転の回転速度を速くまたは遅く、ま
た、回転時間を調整し、加圧ロールの表面温度の上昇速
度が調整させる。
【0008】また、請求項3記載の発明では、定着ロー
ラの表面温度が所定温度に達すると、回転制御手段が複
数の紙搬送速度のうち最も速い速度で、所定時間だけ定
着ローラをプレ回転するので、定着ローラの熱はニップ
部を通して加圧ローラの表面に早く伝達し、加圧ローラ
の表面温度は所定の紙搬送速度で回転する場合に比較し
て早く上昇し、短い時間で所定の表面温度となる。
【0009】また、請求項4記載の発明では、シートが
給紙部から定着部に進入する直前まで、回転制御手段が
複数の紙搬送速度のうち最も速い速度で定着ローラを回
転するので、定着ローラの熱はニップ部を通して加圧ロ
ーラに伝達し、加圧ローラの表面温度の温度分布は速い
時間に均一になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明の請求項1に係る定着装置の一実施例を示す
図であり、複写機10等の定着装置のみを示す正面図であ
る。まず、構成について説明する。図1において、11は
定着装置であり、定着装置11は中央にヒータ12を内蔵し
た定着ローラ13と、定着ローラ13と互いに平行に配置さ
れ、かつ定着ローラ13に対して回転自在に圧接しニップ
部14を形成した加圧ローラ15と、を有している。定着ロ
ーラ13および加圧ローラ15のローラ径は共に40mmであ
る。16はシートであり、シート16は表面に未定着トナー
像17を有している。定着装置11の入口側には上下にそれ
ぞれ上ガイド板18および下ガイド板19が設けられ、定着
装置11の出口側には、上下にそれぞれ上排紙ガイド板21
および下排紙ガイド板22が設けられている。23は排紙ロ
ーラ対である。24は分離爪であり、分離爪24は先端部24
aが定着ローラ13に当接している。25はサーミスタであ
り、サーミスタ25は定着ローラ13の表面に近接し、定着
ローラ13の表面温度を検出する。
【0011】定着装置11によりシート16を定着する場
合、シート16は複写機10の給紙部から給紙され、図示し
ていない転写部でトナー像が転写され、さらに、搬送さ
れ上ガイド板18および下ガイド板19に案内され、定着ロ
ーラ13と加圧ローラ15との間のニップ部14を通り未定着
トナー像17が加熱定着され、定着後のシート16は分離爪
24の先端部24aにより定着ローラ13の表面から分離さ
れ、上排紙ガイド板21と下排紙ガイド板22に案内され、
排紙ローラ対23により定着装置11外に排出される。
【0012】27は回転制御手段である回転制御ユニット
であり、回転制御ユニット27は複写機10の制御部に設け
られている。図1では、便宜上定着装置11の上方に示し
ている。回転制御ユニット27は、複写機10の電源スイッ
チ,スタータおよびサーミスタ25に接続し、電源スイッ
チのオンの連動するヒータ12の加熱開始の時期およびサ
ーミスタ25から定着ローラ13の表面温度の情報を入手
し、定着ローラ13の回転速度および回転時間を制御する
機能を有している。そして、回転制御ユニット27、ヒー
タ12の加熱開始後、定着ローラ13の表面温度が所定温度
(例えば、185 ℃)に達すると、定着ローラ13を所定の
紙搬送速度、例えば、180 mm/sec.より速い速度、例
えば、270 mm/sec.で所定時間、例えば50〜120 秒の
間だけこの実施例では50秒間、シート16の定着動作の開
始前に、回転、いわゆるプレ回転するようになされてい
る。
【0013】図1(b)に、定着ローラ13の表面温度が
185 ℃に達した後、定着ローラ13を回転速度180 mm/
sec.および270 mm/sec.とで、それぞれプレ回転した
ときの加圧ローラ15の表面温度の上昇を、それぞれ実像
Aおよび破線Bにて示している。例えば、加圧ローラ15
の表面温度が125 ℃に達する時間は、定着ローラ13の回
転速度が270 mm/sec.の場合が約50秒であるので対
し、回転速度180 mm/sec.の場合には約90秒であり、
明らかに回転速度が速い方が加圧ローラ15の温度上昇は
早く、その分時間短縮ができる。
【0014】次に作用につき説明する。複写機10の電源
スイッチがオンされ、ヒータ12が加熱開始し、定着ロー
ラ13の温度が上昇し、サーミスタ25が定着ローラ13の表
面温度T13が185 ℃になったのを検出すると、回転制御
ユニット27が、定着ローラ13をシート16の紙搬送速度18
0 mm/sec.より速い搬送速度270 mm/sec.に対応す
る回転速度でプレ回転を開始させる。このため、定着ロ
ーラ13の回転に伴い、加圧ローラ15が同じ速度でつれ回
り回転し、定着ローラ13の熟が定着ローラ13の表面から
ニップ部を通り、加圧ローラ15の表面の全周にほぼ均一
に伝達し、加圧ローラ15の表面温度T15が次第に上昇す
る。
【0015】本発明では、回転制御ユニット27が定着ロ
ーラ13のプレ回転時の回転速度を通常の紙搬送速度180
mm/sec.より速い搬送速度270 mm/sec.で回転させ
るので、加圧ローラ15の表面温度が125 ℃に達する到達
時間Tは図(b)に示すように、約50秒であり、通常の
紙搬送速度180 mm/sec.で回転する場合の90秒の場合
に対して、約40秒、約44%も時間短縮ができ、かつ、加
圧ローラ15の表面温度T15は均一な温度分布となる。こ
のため、コピーの一枚目から良好なコピー画像を得るこ
とができる。
【0016】次に、本発明の請求項2に係る定着装置の
一実施例につき説明する。この実施例の定着装置31は、
図1(a)における定着装置11において、回転制御ユニ
ット27を、請求項2に記載の回転制御手段である回転制
御ユニット33にした場合であり、図1(a)に( )を
つけて示している。その他の構成は図1(a)に示す定
着装置11と同じであり、同じ符号にて示す。
【0017】回転制御ユニット33は複写機10の電源がオ
ンされ、定着装置31が立ち上がり、すなわち、ヒータ12
の加熱開始後から定着ローラ13の表面温度T13が所定温
度T 0 (185 ℃)に達するまでの到達時間H0 に基づ
き、定着ローラ13のプレ回転の回転速度V13と回転時間
13を設定し、定着開始する前に、定着ローラ13を回転
するようになされている。
【0018】図2は、気温25℃および5℃の場合におけ
る回転制御ユニット33の制御による定着ローラ13の表面
温度T13および加圧ローラ15の表面温度T15の変化の状
態を示している。すなわち、実線は、室温が25℃で、定
着装置31が立ち上ったときの定着ローラ13および加圧ロ
ーラ15の表面温度T13,T15の変化を示したもので、定
着ローラ13が185 ℃に到達した図のP1 の時点からの定
着ローラ13のプレ回転は通常の回転速度180 mm/sec.
で行った場合である。コピー可能状態である定着ローラ
13の表面温度T13,が185 ℃で加圧ローラ15の表面温度
15が125 ℃になるまでの時間は120 秒である。一方、
破線は、室温が5℃で、定着装置31が立上ったときの、
定着ローラ13および加圧ローラ15の表面温度T13,T15
の変化を示したもので、定着ローラ13の表面温度T13
185 ℃に到達した図のP2 の時点からの定着ローラ13の
プレ回転は、通常の回転速度より速い回転速度270 mm
/sec.で行った場合である。図にも示すように、低温
(5℃)から立上げた場合には、定着ローラ13の表面温
度T13が185 ℃に達するまでの到達時間H0 は、90秒で
あり、常温(25℃)の場合の60秒より大幅に時間がかか
る。したがって、この時点からプレ回転を常温の場合と
同じ回転速度180 mm/sec.で行っても、コピー可能状
態になるには時間が長くなってしまう。そこで、破線で
示すように、P2 の時点からの定着ローラ13のプレ回転
を270mm/sec.と速い回転速度で、所定時間H1330秒
間を設定し、、回転することにより、加圧ローラ15の表
面温度T15は破線P 3 〜P4 に示すように急速に上昇
し、120 秒で、約125 ℃のコピー可能状態に到達し、低
温(5℃)の場合も常温(25℃)の場合と同じ時間120
秒でコピー可能状態となる。
【0019】請求項2記載の本発明では、前述のよう
に、回転制御ユニット33が設けられ、回転制御ユニット
33が、定着ローラ13表面温度T13が所定温度185 ℃に達
するまでの到達時間H0 すなわち、低温で90秒の場合に
は、定着ローラ13のプレ回転の回転速度を270 mm/se
c.の速い速度に変えるので、プレ回転時間30秒でコピー
可能状態になるまでの時間は常温の場合と同一の120 秒
にすることができる。また、加圧ローラ15が速い回転速
度で定着ローラ13とつれ目わり、加圧ローラ15の表面温
度T15を均一にするので、コピーの一枚目から良好なコ
ピー画像を得ることができる。
【0020】次に、本発明の請求項3に係る定着装置の
一実施例につき説明する。図1(a)に示す実施例と同
じ構成には同じ符号とつける。この実施例の定着装置41
は、画像形成装置であるカラー複写機のように、紙種と
コピーモードにより複数のシート搬送速度を有する場合
である。定着装置41は回転制御手段である回転制御ユニ
ット43を有し回転制御ユニット43は、定着ローラ13の表
面温度T13が所定温度である185 ℃に到達すると、定着
ローラ13を複数の紙搬送速度のうち、最も速い速度で、
その速度に対応した所定時間の間だけ定着開始前に、プ
レ回転するようになされている。図1(a)には( )
をつけて示している。
【0021】請求項3記載の発明では、回転制御ユニッ
ト43を設けているので、定着ローラ13の表面温度T13
185 ℃に達すると、回転制御ユニット43が定着ローラ13
の回転速度を複数の紙搬送速度のうちの最も速い速度例
えば、270 mm/sec.でプレ回転し、図1(b)に示す
ように、コピー可能状態に到達するまでの時間を大幅に
短縮できるとともに、コピーの一枚目から良好なコピー
画像を得ることができる。
【0022】次に、本発明の請求項4に係る定着装置の
一実施例につき説明する。図1(a)に示す実施例と同
じ構成には同じ符号をつける。この実施例の定着装置51
は画像形成装置であるカラー複写機のように、複数の紙
搬送速度を有する場合である。定着装置51は回転制御手
段である回転制御ユニット53を有している。回転制御ユ
ニット53は給紙を開始するレジストセンサおよび定着部
へのシートの搬送を検出するシート検出センサに接続し
ている。図1(a)には( )をつけて示している。そ
して、レジストセンサおよびシート検出センサの情報に
基づき、画像形成可能状態から画像形成信号が入力さ
れ、シート16が定着装置11の給紙部から定着部に進入す
るまで、複数の紙搬送速度のうち最も速い速度で定着ロ
ーラ13を回転するようになされている。
【0023】請求項4記載の本発明では、回転制御ユニ
ット53を設けているので、待機時からコピーを取る場
合、画像形成信号が入力され、シートが給紙するレジス
トセンサを通り定着部に進入するまで、複数の紙搬送速
度のうち最も速い速度で定着ローラがプレ回転するの
で、定着ローラ13の回転に伴って定着部にシート16が進
入する直前までは、紙搬送速度のうちの最高速度により
プレ回転するため、定着ローラ13の回転に伴って加圧ロ
ーラ15がつれ回りして回転する。このため、加圧ローラ
15の温度分布が均一となり、コピーの一枚目から良好な
コピー画像を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、定着ローラの回転制御手段を設け、定着開
始前に、定着ローラを通常の紙搬送速度より速い速度で
プレ回転しているので、加圧ローラの温度上昇を早め、
コピー可能状態に達する時間を短縮でき、かつ、コピー
の一枚目から良好なコピー画像を得ることができ、ま
た、請求項2記載の発明によれば、定着ローラの所定温
度への到達時間に基づき、プレ回転の回転速度と回転時
間を設定しているので、環境に左右されずにコピー可能
状態に達する時間を同一にでき、さらに、請求項3記載
の発明によれば、定着ローラの回転制御手段を設け、複
数の紙搬送速度のうち最高速の搬送速度でプレ回転して
いるので、コピー可能状態に達する時間を大幅に短縮で
き さらにまた、請求項4記載の発明によれば、定着ローラ
の回転制御手段を設け、シートが給紙され定着へ進入す
るまでの間は、複数の搬送速度のうちの最高の搬送速度
で定着ローラを回転させているので、加圧ローラの表面
温度分布を均一にでき、コピーの一枚目から良好なコピ
ー画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の請求項1に係る定着装置の一実
施例を示す図で、(a)はその正面図、(b)はその加
圧ローラの表面温度の上昇差を示すグラフである。
【図2】図2は本発明の請求項2に係る定着装置の一実
施例の定着ローラおよび加圧ローラの表面温度を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
10 複写機(画像形成装置) 11、31、41、51 定着装置 27、33、43、53 回転制御ユニット(回転制御手段) 13 定着ローラ 14 ニップ部 15 加圧ローラ 16 シート 17 未定着トナー像

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータを内蔵する定着ローラに加圧ローラ
    を互いに平行に、かつ回転自在に圧接してニップ部を形
    成し、該ニップ部に未定着トナー像を有するシートを通
    し、前記定着ローラを所定の紙搬送速度で回転して定着
    する定着装置において、前記ヒータの加熱開始後、前記
    定着ローラの表面温度が所定温度に達すると、前記定着
    ローラを前記所定の紙搬送速度より速い速度で所定時間
    の間だけ、定着開始前に、回転する回転制御手段を設
    け、前記加圧ローラの表面温度を上昇させることを特徴
    とする定着装置。
  2. 【請求項2】ヒータを内蔵する定着ローラに加圧ローラ
    を互いに平行に、かつ回転自在に圧接してニップ部を形
    成し、該ニップ部に未定着トナー像を有するシートを通
    し、前記定着ローラを所定の紙搬送速度で回転して定着
    する定着装置において、前記ヒータの加熱開始後から前
    記定着ローラの表面温度が所定温度に達するまでの到達
    時間に基づき、前記定着ローラの回転速度と回転時間を
    設定し、定着開始前に、前記定着ローラを回転する回転
    制御手段を設け、前記加圧ローラの表面温度を上昇させ
    ることを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】複数の紙搬送速度を有する画像形成装置
    で、ヒータを内蔵する定着ローラに加圧ローラを互いに
    平行に、かつ回転自在に圧接してニップ部を形成し、該
    ニップ部に未定着トナー像を有するシートを通し、前記
    定着ローラを所定の紙搬送速度で回転して定着する定着
    装置において、前記ヒータの加熱開始後、前記定着ロー
    ラの表面温度が所定温度に達すると、前記定着ローラを
    前記複数の紙搬送速度のうち最も速い速度で所定時間の
    間だけ、定着開始前に、回転する回転制御手段を設け、
    前記加圧ローラの表面温度を上昇させることを特徴とす
    る定着装置。
  4. 【請求項4】複数の紙搬送速度を有する画像形成装置
    で、ヒータを内蔵する定着ローラに加圧ローラを互いに
    平行に、かつ回転自在に圧接してニップ部を形成し、該
    ニップ部に未定着トナー像を有するシートを通し、前記
    定着ローラを所定の入力された紙搬送速度で回転して定
    着する定着装置において、前記画像形成装置が画像形成
    可能状態から画像形成信号が入力され、シートが前記が
    画像形成装置の給紙部から定着部に進入するまで、前記
    複数の紙搬送速度のうち、最も速い速度で前記定着ロー
    ラを回転する回転制御手段を設け、前記加圧ローラの表
    面温度を上昇させることを特徴とする定着装置。
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