JPH053866B2 - - Google Patents
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- JPH053866B2 JPH053866B2 JP11838285A JP11838285A JPH053866B2 JP H053866 B2 JPH053866 B2 JP H053866B2 JP 11838285 A JP11838285 A JP 11838285A JP 11838285 A JP11838285 A JP 11838285A JP H053866 B2 JPH053866 B2 JP H053866B2
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、医薬品の中間体として有用な一般式
(式中,Rは水素またはニトロ基を、Zは水素ま
たは低級アシル基を示す) で表わされるN−シクロプロピルアニリン誘導体
およびその製造方法に関する。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明化合物は、本発明者らによつて初めて合
成された新規化合物であつて本発明者らによつて
開発された極めて有用な新規抗菌剤8−クロロ−
1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−7−(4あるいは3−メチル−1−ピペ
ラジニルまたは無置換1−ピペラジニル)−4−
オキソ−3−キノリンカルボン酸等の製造中間体
として使用される。 〔問題点を解決するための手段〕 かかる一般式〔〕で表わされる化合物は以下
に記載の如く製造される。 すなわち、まず3−クロロ−2,4,5−トリ
フルオロニトロベンゼン〔〕にシクロプロピル
アミンを作用させて3−クロロ−2−シクロプロ
ピルアミノ−4,5−ジフルオロニトロベンゼン
〔〕を製造する。 当該反応は化合物〔〕に対して少なくとも等
モル以上のシクロプロピルアミンを使用し、適当
な溶媒例えばベンゼン、トルエン、塩化メチレ
ン、クロロホルム等の中で、0℃から使用した溶
媒の沸点の間で実施する事が出来る。この際、ト
リエチルアミン、ジアザビシクロ塩基類等の脱酸
剤の使用も好ましい。 更に化合物〔〕は低級脂肪酸またはその反応
性誘導体、例えばギ酸と無水酢酸、無水酢酸、無
水プロピオン酸等の酸無水物あるいは、アセチル
クロライド、アセチルブロマイド、プロピオン酸
クロライド等の酸ハライド等と反応させる事によ
り一般式 (式中,R1は低級アルキル基を示す) で表わされるN−シクロプロピルアニリン誘導体
にする事が出来る。 当該反応は無溶媒あるいは適当な溶媒例えばピ
リジン、ベンゼン、トルエン、塩化メチレン、ク
ロロホルム等の中で、0℃〜60℃の温度で過剰の
アシル化剤を使用して実施される。この際一般に
良く知られた脱酸剤が使用される場合もある。 次に化合物〔〕を常法に従つて還元し、一般
式〔′〕で表わされるアミノ誘導体とする。か
かる還元は金属やその塩を使用する方法でも行わ
れるが水素接触還元も好ましい。例えば化合物
〔〕をメタノール、エタノール等の溶媒に溶解
し、常圧水素気流下、パラジウム等の触媒を用い
て0℃から室温で還元する事が出来る。 (式中、R1は前記に同じ) かくして得られた化合物〔′〕は特に精製す
る事なく、次の脱アミノ化工程に使用される。す
なわち化合物〔′〕を適当な溶媒例えばアセト
ニトリル、ジメチルホルムアミド等に溶解し、少
なくとも等モル以上の亜硝酸ガス又は亜硝酸エス
テルを0〜100℃の温度で作用せしめる事により
一般式〔〕 (式中、R1は前記に同じ〕 で表わされるN−シクロプロピルアニリン誘導体
を製造する事が出来る。 更に、化合物〔〕は通常良く知られた加水分
解方法、例えば希塩酸、希硫酸等の加温する方法
によりN−シクロプロピル−2−クロロ−3,4
−ジフルオロアニリン〔〕に誘導される。 〔実施例〕 以下、実施例により本発明を説明する。 実施例 1 N−(3−クロロ−4−フルオロフエニル)ア
セタミドの合成 3−クロロ−4−フルオロアニリン 100g
(0.687mol)に無水酢酸200mlを加えると発熱が
起こる。30分間放置後、反応液を1の水に注
ぎ、析出物を濾取してエタノール400mlに溶かし、
熱水600mlを加えて時々撹拌しながら放冷し、析
出晶を濾取して目的物119.4gを得た。融点118〜
119℃元素分析値(%):C8H7ClFNO 計算値 C:51.22,H:3.76,N:7.47 実測値 C:51.04,H:3.72,N:7.43 実施例 2 N−3−クロロ−4−フルオロ−6−ニトロフ
エニル)アセタミドの合成 N−(3−クロロ−4−フルオロフエニル)ア
セタミド55g(0.293mol)を濃硫酸 165mlに溶
かし、氷−D)食塩浴中で撹拌しながら、濃硝酸
(d 1.42)154mlを5〜10℃、1時間で滴下し
た。同温で1時間撹拌後、反応液を氷水中に注
ぎ、析出物を濾取して十分に水洗し、アセトニト
リルから再結晶して、黄色針状晶の目的物48.9g
を得た。 融点 114〜115℃ 元素分析値(%):C8H6ClFN2O3 計算値 C:41.31,H:2.60,N:12.04 実測値 C:41.48,H:2.52,N:12.13 実施例 3 3−クロロ−4−フルオロ−6−ニトロアニリ
ンの合成 N−(3−クロロ−4−フルオロ−6−ニトロ
フエニル)アセタミド30g(0.129mol)を濃塩
酸50ml及びエタノール200mlの混合溶液に加え、
2.5時間還流した。反応液に氷水300mlを加え、析
出晶を濾取、水洗し、乾燥して黄色針状晶の目的
物24.9gを得た。 融点149.5〜150℃ 元素分析値(%):C6H4ClFN2O2 計算値 C:37.82,H:2.11,N:14.70 実測値 C:37.85,H:2.03,N:14.80 実施例 4 2,3−ジクロロ−4−フルオロ−6−ニトロ
アニリンの合成 3−クロロ−4−フルオロ−6−ニトロアニリ
ン14.3g(0.075mol)を酢酸150mlに溶かし、18
〜20℃で70分間塩素ガスを吹き込んだ。反応液を
氷水300mlに注ぎ、析出物を濾取して水洗し、エ
タノールから再結晶して黄色針状晶の目的物
14.33gを得た。 融点161℃ 元素分析値(%):C6H3Cl2FN2O2 計算値 C:32.03,H:1.34,N:12.45 実測値 C:32.17,H;1.26,N:12.65 実施例 5 2,3,4−トリクロロ−5−フルオロニトロ
ベンゼンの合成 無水塩化第二銅13.58g(0.10mol)および亜硝
酸ターシヤリーブチル12.4g(0.12mol)の無水
アセトニトリル100ml溶液に、2,3−ジクロロ
−4−フルオロ−6−ニトロアニリン18.05g
(0.08mol)を60〜62℃、30分間で少量ずつ加え
た。60〜65℃で30分間撹拌後、反応液を氷水−希
塩酸(濃塩酸100ml、氷水200ml)に注ぎ、ベンゼ
ン100mlで3回抽出し、有機層を希塩酸および水
で順次洗い、無水芒硝で乾燥して濃縮し、残渣を
蒸留して目的物17.26gを得た。 沸点137〜142℃/27mmHg NMR(δ in CDCl3)、7.65(d,J=7.5Hz) 実施例 6 3−クロロ−2,4,5−トリフルオロニトロ
ベンゼンの合成 フツ化カリウム64.9gを含む無水ジメチルスル
ホキシド230ml懸濁液に、2,3,4−トリクロ
ロ−5−フルオロニトロベンゼン54.4gを140℃
で加え、同温で10分間撹拌した。反応液を氷水
700ml中に注ぎ、石油エホテルで抽出して、有機
層を水、炭酸カリウム水溶液および水で順次洗
い、無水芒硝で乾燥後、濃縮して得られた残渣を
蒸留により精製して、目的物9.7gを得た。 沸点95〜108℃/30mmHg NMR(δ in CDCl3)、7.94(ddd,J=6.7,
7.6 9.0Hz) 実施例 7 3−クロロ−2−シクロプロピルアミノ−4,
5−ジフルオロニトロベンゼンの合成 シクロプロピルアミン2.8gおよびトリエチル
アミン5.1gを無水トルエン20mlに溶かし、3−
クロロ−2,4,5−トリフルオロニトロベンゼ
ン9.7gを含む無水トルエン30mlの撹拌溶液に、
3〜5℃、40分間で滴下した。同温で3時間撹拌
後、反応液を氷水150ml中に注いで、塩化メチレ
ンで抽出し、有機層を水洗、無水芒硝で乾燥して
濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラム(溶
媒:n−ヘキサン−塩化メチレン)により精製し
て、橙赤色油状の目的物4.4gを得た。 NMR(δ in CDCl3)、0.5〜1.0(4H,m,
たは低級アシル基を示す) で表わされるN−シクロプロピルアニリン誘導体
およびその製造方法に関する。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明化合物は、本発明者らによつて初めて合
成された新規化合物であつて本発明者らによつて
開発された極めて有用な新規抗菌剤8−クロロ−
1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−7−(4あるいは3−メチル−1−ピペ
ラジニルまたは無置換1−ピペラジニル)−4−
オキソ−3−キノリンカルボン酸等の製造中間体
として使用される。 〔問題点を解決するための手段〕 かかる一般式〔〕で表わされる化合物は以下
に記載の如く製造される。 すなわち、まず3−クロロ−2,4,5−トリ
フルオロニトロベンゼン〔〕にシクロプロピル
アミンを作用させて3−クロロ−2−シクロプロ
ピルアミノ−4,5−ジフルオロニトロベンゼン
〔〕を製造する。 当該反応は化合物〔〕に対して少なくとも等
モル以上のシクロプロピルアミンを使用し、適当
な溶媒例えばベンゼン、トルエン、塩化メチレ
ン、クロロホルム等の中で、0℃から使用した溶
媒の沸点の間で実施する事が出来る。この際、ト
リエチルアミン、ジアザビシクロ塩基類等の脱酸
剤の使用も好ましい。 更に化合物〔〕は低級脂肪酸またはその反応
性誘導体、例えばギ酸と無水酢酸、無水酢酸、無
水プロピオン酸等の酸無水物あるいは、アセチル
クロライド、アセチルブロマイド、プロピオン酸
クロライド等の酸ハライド等と反応させる事によ
り一般式 (式中,R1は低級アルキル基を示す) で表わされるN−シクロプロピルアニリン誘導体
にする事が出来る。 当該反応は無溶媒あるいは適当な溶媒例えばピ
リジン、ベンゼン、トルエン、塩化メチレン、ク
ロロホルム等の中で、0℃〜60℃の温度で過剰の
アシル化剤を使用して実施される。この際一般に
良く知られた脱酸剤が使用される場合もある。 次に化合物〔〕を常法に従つて還元し、一般
式〔′〕で表わされるアミノ誘導体とする。か
かる還元は金属やその塩を使用する方法でも行わ
れるが水素接触還元も好ましい。例えば化合物
〔〕をメタノール、エタノール等の溶媒に溶解
し、常圧水素気流下、パラジウム等の触媒を用い
て0℃から室温で還元する事が出来る。 (式中、R1は前記に同じ) かくして得られた化合物〔′〕は特に精製す
る事なく、次の脱アミノ化工程に使用される。す
なわち化合物〔′〕を適当な溶媒例えばアセト
ニトリル、ジメチルホルムアミド等に溶解し、少
なくとも等モル以上の亜硝酸ガス又は亜硝酸エス
テルを0〜100℃の温度で作用せしめる事により
一般式〔〕 (式中、R1は前記に同じ〕 で表わされるN−シクロプロピルアニリン誘導体
を製造する事が出来る。 更に、化合物〔〕は通常良く知られた加水分
解方法、例えば希塩酸、希硫酸等の加温する方法
によりN−シクロプロピル−2−クロロ−3,4
−ジフルオロアニリン〔〕に誘導される。 〔実施例〕 以下、実施例により本発明を説明する。 実施例 1 N−(3−クロロ−4−フルオロフエニル)ア
セタミドの合成 3−クロロ−4−フルオロアニリン 100g
(0.687mol)に無水酢酸200mlを加えると発熱が
起こる。30分間放置後、反応液を1の水に注
ぎ、析出物を濾取してエタノール400mlに溶かし、
熱水600mlを加えて時々撹拌しながら放冷し、析
出晶を濾取して目的物119.4gを得た。融点118〜
119℃元素分析値(%):C8H7ClFNO 計算値 C:51.22,H:3.76,N:7.47 実測値 C:51.04,H:3.72,N:7.43 実施例 2 N−3−クロロ−4−フルオロ−6−ニトロフ
エニル)アセタミドの合成 N−(3−クロロ−4−フルオロフエニル)ア
セタミド55g(0.293mol)を濃硫酸 165mlに溶
かし、氷−D)食塩浴中で撹拌しながら、濃硝酸
(d 1.42)154mlを5〜10℃、1時間で滴下し
た。同温で1時間撹拌後、反応液を氷水中に注
ぎ、析出物を濾取して十分に水洗し、アセトニト
リルから再結晶して、黄色針状晶の目的物48.9g
を得た。 融点 114〜115℃ 元素分析値(%):C8H6ClFN2O3 計算値 C:41.31,H:2.60,N:12.04 実測値 C:41.48,H:2.52,N:12.13 実施例 3 3−クロロ−4−フルオロ−6−ニトロアニリ
ンの合成 N−(3−クロロ−4−フルオロ−6−ニトロ
フエニル)アセタミド30g(0.129mol)を濃塩
酸50ml及びエタノール200mlの混合溶液に加え、
2.5時間還流した。反応液に氷水300mlを加え、析
出晶を濾取、水洗し、乾燥して黄色針状晶の目的
物24.9gを得た。 融点149.5〜150℃ 元素分析値(%):C6H4ClFN2O2 計算値 C:37.82,H:2.11,N:14.70 実測値 C:37.85,H:2.03,N:14.80 実施例 4 2,3−ジクロロ−4−フルオロ−6−ニトロ
アニリンの合成 3−クロロ−4−フルオロ−6−ニトロアニリ
ン14.3g(0.075mol)を酢酸150mlに溶かし、18
〜20℃で70分間塩素ガスを吹き込んだ。反応液を
氷水300mlに注ぎ、析出物を濾取して水洗し、エ
タノールから再結晶して黄色針状晶の目的物
14.33gを得た。 融点161℃ 元素分析値(%):C6H3Cl2FN2O2 計算値 C:32.03,H:1.34,N:12.45 実測値 C:32.17,H;1.26,N:12.65 実施例 5 2,3,4−トリクロロ−5−フルオロニトロ
ベンゼンの合成 無水塩化第二銅13.58g(0.10mol)および亜硝
酸ターシヤリーブチル12.4g(0.12mol)の無水
アセトニトリル100ml溶液に、2,3−ジクロロ
−4−フルオロ−6−ニトロアニリン18.05g
(0.08mol)を60〜62℃、30分間で少量ずつ加え
た。60〜65℃で30分間撹拌後、反応液を氷水−希
塩酸(濃塩酸100ml、氷水200ml)に注ぎ、ベンゼ
ン100mlで3回抽出し、有機層を希塩酸および水
で順次洗い、無水芒硝で乾燥して濃縮し、残渣を
蒸留して目的物17.26gを得た。 沸点137〜142℃/27mmHg NMR(δ in CDCl3)、7.65(d,J=7.5Hz) 実施例 6 3−クロロ−2,4,5−トリフルオロニトロ
ベンゼンの合成 フツ化カリウム64.9gを含む無水ジメチルスル
ホキシド230ml懸濁液に、2,3,4−トリクロ
ロ−5−フルオロニトロベンゼン54.4gを140℃
で加え、同温で10分間撹拌した。反応液を氷水
700ml中に注ぎ、石油エホテルで抽出して、有機
層を水、炭酸カリウム水溶液および水で順次洗
い、無水芒硝で乾燥後、濃縮して得られた残渣を
蒸留により精製して、目的物9.7gを得た。 沸点95〜108℃/30mmHg NMR(δ in CDCl3)、7.94(ddd,J=6.7,
7.6 9.0Hz) 実施例 7 3−クロロ−2−シクロプロピルアミノ−4,
5−ジフルオロニトロベンゼンの合成 シクロプロピルアミン2.8gおよびトリエチル
アミン5.1gを無水トルエン20mlに溶かし、3−
クロロ−2,4,5−トリフルオロニトロベンゼ
ン9.7gを含む無水トルエン30mlの撹拌溶液に、
3〜5℃、40分間で滴下した。同温で3時間撹拌
後、反応液を氷水150ml中に注いで、塩化メチレ
ンで抽出し、有機層を水洗、無水芒硝で乾燥して
濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラム(溶
媒:n−ヘキサン−塩化メチレン)により精製し
て、橙赤色油状の目的物4.4gを得た。 NMR(δ in CDCl3)、0.5〜1.0(4H,m,
【式】),3.0〜3.2(1H,m,
【式】),
7.19(1H,s,NH),7.85(1H,dd,J=8.2,
9.9Hz,5−H) 実施例 8 N−(2−クロロ−3,4−ジフルオロ−6−
ニトロフエニル)−N−シクロプロピルアセタミ
ドの合成 3−クロロ−2−シクロプロピルアミノ−4,
5−ジフルオロニトロベンゼン4.4gに無水酢酸
15mlを加えて、室温で30分間撹拌した。反応液を
氷水100ml中に注ぎ、炭酸カリウム末を加えて過
剰の無水酢酸を分解し、5℃で12時間放置後、析
出物を濾取し、酢酸エチル−n−ヘキサンから再
結晶して目的物2.7gを得た。 融点98〜99.5℃ 元素分析値(%):C11H9ClF2N2O3 計算値 C:45.46,H:3.12,N:9.64 実測値 C:45.56,H:3.00,N:9.69 実施例 9 N−(2−クロロ−3,4−ジフルオロフエニ
ル)−N−シクロプロピルアセタミドの合成 N−(2−クロロ−3,4−ジフルオロ−6−
ニトロフエニル)N−シクロプロピルアセタミド
2.7gをエタノール50mlに溶かし、10%パラジウ
ム炭素0.5gを加えて、常圧水素気流中2〜3℃
で40分間撹拌した。反応液を濾過して濃縮後、結
晶性残渣(N−(6−アミノ−2−クロロ−3,
4−ジフルオロフエニル)−N−シクロプロピル
アセタミド)を室温で10時間真空乾燥した。これ
を無水ジメチルホルムアミド15mlに溶かし、亜硝
酸ターシヤリーブチル1.72gの無水ジメチルホル
ムアミド10mlに50〜52℃、13分間で滴下した。反
応液を同温で5分間撹拌した後、氷水中に注いで
エーテルで抽出し、有機層を水、希塩酸および水
で順次洗つて無水芒硝で乾燥し、濃縮して得られ
た残渣をシリカゲルカラム(溶媒:n−ヘキサン
−酢酸エチル)により精製し、石油エーテルから
再結晶して目的物0.44gを得た。 融点60.5〜
61.5℃ 元素分析値(%):C11H10ClF2NO 計算値 C:53.78,H:4.10,N:5.70 実測値 C:53.87,H:4.02,N:5.78 実施例 10 N−シクロプロピル−2−クロロ−3,4−ジ
フルオロアニリンの合成 20%の希塩酸7mlにN−(2−クロロ−3,4
−ジフルオロフエニル)−N−シクロプロピルア
セタミド0.44gを加え、80〜100℃で6時間撹拌
した。反応液を氷水中に注ぎ、水酸化ナトリウム
水溶液で弱アルカリ性としてエーテルで抽出し、
有機層を水洗して無水芒硝で乾燥した。濃縮後、
得られた残渣を分取用シリカゲル薄膜クロマトグ
ラフイー(溶媒:石油エーテル−エーテル)によ
り単離精製して、橙色油状の目的物100mgを得た。 NMR(δ in CDCl3),0.5〜0.9(4H,m,
9.9Hz,5−H) 実施例 8 N−(2−クロロ−3,4−ジフルオロ−6−
ニトロフエニル)−N−シクロプロピルアセタミ
ドの合成 3−クロロ−2−シクロプロピルアミノ−4,
5−ジフルオロニトロベンゼン4.4gに無水酢酸
15mlを加えて、室温で30分間撹拌した。反応液を
氷水100ml中に注ぎ、炭酸カリウム末を加えて過
剰の無水酢酸を分解し、5℃で12時間放置後、析
出物を濾取し、酢酸エチル−n−ヘキサンから再
結晶して目的物2.7gを得た。 融点98〜99.5℃ 元素分析値(%):C11H9ClF2N2O3 計算値 C:45.46,H:3.12,N:9.64 実測値 C:45.56,H:3.00,N:9.69 実施例 9 N−(2−クロロ−3,4−ジフルオロフエニ
ル)−N−シクロプロピルアセタミドの合成 N−(2−クロロ−3,4−ジフルオロ−6−
ニトロフエニル)N−シクロプロピルアセタミド
2.7gをエタノール50mlに溶かし、10%パラジウ
ム炭素0.5gを加えて、常圧水素気流中2〜3℃
で40分間撹拌した。反応液を濾過して濃縮後、結
晶性残渣(N−(6−アミノ−2−クロロ−3,
4−ジフルオロフエニル)−N−シクロプロピル
アセタミド)を室温で10時間真空乾燥した。これ
を無水ジメチルホルムアミド15mlに溶かし、亜硝
酸ターシヤリーブチル1.72gの無水ジメチルホル
ムアミド10mlに50〜52℃、13分間で滴下した。反
応液を同温で5分間撹拌した後、氷水中に注いで
エーテルで抽出し、有機層を水、希塩酸および水
で順次洗つて無水芒硝で乾燥し、濃縮して得られ
た残渣をシリカゲルカラム(溶媒:n−ヘキサン
−酢酸エチル)により精製し、石油エーテルから
再結晶して目的物0.44gを得た。 融点60.5〜
61.5℃ 元素分析値(%):C11H10ClF2NO 計算値 C:53.78,H:4.10,N:5.70 実測値 C:53.87,H:4.02,N:5.78 実施例 10 N−シクロプロピル−2−クロロ−3,4−ジ
フルオロアニリンの合成 20%の希塩酸7mlにN−(2−クロロ−3,4
−ジフルオロフエニル)−N−シクロプロピルア
セタミド0.44gを加え、80〜100℃で6時間撹拌
した。反応液を氷水中に注ぎ、水酸化ナトリウム
水溶液で弱アルカリ性としてエーテルで抽出し、
有機層を水洗して無水芒硝で乾燥した。濃縮後、
得られた残渣を分取用シリカゲル薄膜クロマトグ
ラフイー(溶媒:石油エーテル−エーテル)によ
り単離精製して、橙色油状の目的物100mgを得た。 NMR(δ in CDCl3),0.5〜0.9(4H,m,
【式】),2.2〜2.5(1H,m,
【式】),
4.3〜4.7(1H,s,NH),6.73(1H,ddd,J=
2.0,4.6,9.2Hz),6.99(1H,ddd,J=7.9,9.2,
9.5Hz)
2.0,4.6,9.2Hz),6.99(1H,ddd,J=7.9,9.2,
9.5Hz)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、Rは水素またはニトロ基を、Zは水素ま
たは低級アシル基を示す) で表わされるN−シクロプロピルアニリン誘導
体。 2 一般式 で表わされる化合物にシクロプロピルアミンを作
用する事を特徴とする式 で表わされるN−シクロプロピルアニリン誘導体
の製造方法。 3 式 で表わされる化合物に低級脂肪酸またはその反応
性誘導体を作用させる事を特徴とする一般式 (式中、R1は低級アルキル基を示す) で表わされるN−シクロプロピルアニリン誘導体
の製造方法。 4 一般式 (式中,R1は低級アルキル基を示す) で表わされる化合物を還元し、更にジアゾ化剤を
作用して脱ニトロ化する事を特徴とする一般式 (式中,R1は前記に同じ) で表わされるN−シクロプロピルアニリン誘導体
の製造方法。 5 一般式 (式中,R1は低級アルキル基を示す) で表わされるN−シクロプロピルアニリン誘導体
を加水分解する事を特徴とする式 で表わされるN−シクロプロピルアニリン誘導体
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11838285A JPS61205239A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | N−シクロプロピルアニリン誘導体とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11838285A JPS61205239A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | N−シクロプロピルアニリン誘導体とその製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60046216A Division JPS61205258A (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 | キノロンカルボン酸誘導体及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61205239A JPS61205239A (ja) | 1986-09-11 |
| JPH053866B2 true JPH053866B2 (ja) | 1993-01-18 |
Family
ID=14735312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11838285A Granted JPS61205239A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | N−シクロプロピルアニリン誘導体とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61205239A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6182507B2 (ja) * | 2014-05-30 | 2017-08-16 | 日本曹達株式会社 | 2,3−ジハロゲノアニリンの製造方法 |
-
1985
- 1985-05-31 JP JP11838285A patent/JPS61205239A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61205239A (ja) | 1986-09-11 |
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