JPH0538755A - エンボス複製ヘツドおよび複製方法 - Google Patents
エンボス複製ヘツドおよび複製方法Info
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- JPH0538755A JPH0538755A JP19664791A JP19664791A JPH0538755A JP H0538755 A JPH0538755 A JP H0538755A JP 19664791 A JP19664791 A JP 19664791A JP 19664791 A JP19664791 A JP 19664791A JP H0538755 A JPH0538755 A JP H0538755A
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- Japan
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- duplication
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- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】レリーフパターンの多数面付けを施し、レリー
フパターン原版を得るエンボス複製において、被エンボ
ス基材に所望する本来の絵柄以外の不必要な絵柄として
見受けられてしまう段差を発生させず、また被エンボス
基材へ与える熱による問題もなくすことが出来るエンボ
ス複製ヘッドおよび複製方法を提供する。 【構成】フレーム1がその複製型取付け面内に、部分的
な任意の面積を占める高温部を有し、また該高温部とフ
レーム1との間に断熱層7を有しており、部分的高温部
と、低温部とが、それぞれに温度調整用機構を設けてい
るエンボス複製ヘッドと、それを用いて部分的高温部で
は高温と低温の両工程を経て、一方低温部では低温工程
のみを経てエンボス複製を施す方法を特徴とする。
フパターン原版を得るエンボス複製において、被エンボ
ス基材に所望する本来の絵柄以外の不必要な絵柄として
見受けられてしまう段差を発生させず、また被エンボス
基材へ与える熱による問題もなくすことが出来るエンボ
ス複製ヘッドおよび複製方法を提供する。 【構成】フレーム1がその複製型取付け面内に、部分的
な任意の面積を占める高温部を有し、また該高温部とフ
レーム1との間に断熱層7を有しており、部分的高温部
と、低温部とが、それぞれに温度調整用機構を設けてい
るエンボス複製ヘッドと、それを用いて部分的高温部で
は高温と低温の両工程を経て、一方低温部では低温工程
のみを経てエンボス複製を施す方法を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱や加圧をともなう
エンボスによって、基材の同一平面上に多数のレリーフ
パターンを設ける複製装置および方法に関するものであ
る。また証券分野のクレジットカード類に対する機能付
加加工装置および加工方法としても利用できる。
エンボスによって、基材の同一平面上に多数のレリーフ
パターンを設ける複製装置および方法に関するものであ
る。また証券分野のクレジットカード類に対する機能付
加加工装置および加工方法としても利用できる。
【0002】具体的には、前者はグレーティング、レリ
ーフホログラム、そしてニューオパールエンボス等のレ
リーフパターンを同一平面上に多数面付けすることによ
って、大面積のレリーフパターン原版を得るものであ
る。大面積のレリーフ柄は包装紙、カートン等の包装材
料、化粧板、特殊用途の壁紙等の建装材料として使用す
ることができる。
ーフホログラム、そしてニューオパールエンボス等のレ
リーフパターンを同一平面上に多数面付けすることによ
って、大面積のレリーフパターン原版を得るものであ
る。大面積のレリーフ柄は包装紙、カートン等の包装材
料、化粧板、特殊用途の壁紙等の建装材料として使用す
ることができる。
【0003】また後者は、感熱記録層等のような、熱に
よる化学反応が起きたり、その他の熱の影響を受けては
不都合が生じるような特殊印刷、あるいはコーティング
加工が施されたカード等の表面に対しても、熱の問題を
起こさずにエンボス複製の加工を施すことがができる。
よる化学反応が起きたり、その他の熱の影響を受けては
不都合が生じるような特殊印刷、あるいはコーティング
加工が施されたカード等の表面に対しても、熱の問題を
起こさずにエンボス複製の加工を施すことがができる。
【0004】
【従来の技術】従来のように熱が全面に加わるエンボス
複製ヘッドに、表面に微細な凹凸形状のレリーフパター
ンを有する金型もしくは樹脂型を取り付けた後、被エン
ボス基材である樹脂シート、フィルム等の表面に加熱や
加圧を伴うエンボス成形加工を行なった場合、被エンボ
ス基材上に前述のヘッドの外縁部への接触、非接触の境
界部分で、不必要な段差が発生した。加工後の被エンボ
ス基材表面を見ると、所望する本来の絵柄の周囲に前述
のヘッドの外縁部と同じ大きさの枠が付いて見えること
になる。
複製ヘッドに、表面に微細な凹凸形状のレリーフパター
ンを有する金型もしくは樹脂型を取り付けた後、被エン
ボス基材である樹脂シート、フィルム等の表面に加熱や
加圧を伴うエンボス成形加工を行なった場合、被エンボ
ス基材上に前述のヘッドの外縁部への接触、非接触の境
界部分で、不必要な段差が発生した。加工後の被エンボ
ス基材表面を見ると、所望する本来の絵柄の周囲に前述
のヘッドの外縁部と同じ大きさの枠が付いて見えること
になる。
【0005】例えば前述の方法でレリーフホログラムを
被エンボス基材表面に等ピッチで多数面付けした場合、
互いの絵柄間に、段差による凹凸形状の継ぎ目模様が残
り、商品価値を大きく左右する意匠性を著しく損ねると
いう大きな問題があった。
被エンボス基材表面に等ピッチで多数面付けした場合、
互いの絵柄間に、段差による凹凸形状の継ぎ目模様が残
り、商品価値を大きく左右する意匠性を著しく損ねると
いう大きな問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は前述のように、所望する本来の絵柄以外の不
必要な絵柄として見えてしまう段差が発生する問題を鑑
みてなされたものであり、エンボス複製ヘッドの部分的
な加熱と冷却の能力により、被エンボス基材に不必要な
段差を発生させず、また被エンボス基材へ与える熱によ
る問題もなくすエンボス複製ヘッドおよび複製方法を提
供することを目的とする。
する課題は前述のように、所望する本来の絵柄以外の不
必要な絵柄として見えてしまう段差が発生する問題を鑑
みてなされたものであり、エンボス複製ヘッドの部分的
な加熱と冷却の能力により、被エンボス基材に不必要な
段差を発生させず、また被エンボス基材へ与える熱によ
る問題もなくすエンボス複製ヘッドおよび複製方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、基
材へレリーフパターンの多数面付けを施し、レリーフパ
ターン原版を得るエンボス複製ヘッドにおいて、フレー
ムがその複製型取付け面内に、部分的に任意の面積を占
める高温部を有し、また該高温部とフレームとの間に断
熱層を有することを特徴とするエンボス複製ヘッドであ
る。
材へレリーフパターンの多数面付けを施し、レリーフパ
ターン原版を得るエンボス複製ヘッドにおいて、フレー
ムがその複製型取付け面内に、部分的に任意の面積を占
める高温部を有し、また該高温部とフレームとの間に断
熱層を有することを特徴とするエンボス複製ヘッドであ
る。
【0008】また好ましくは、、そのようなエンボス複
製ヘッドが、部分的高温部と、低温部とが、それぞれに
温度調整用機構を設けていることを特徴とするエンボス
複製ヘッドである。
製ヘッドが、部分的高温部と、低温部とが、それぞれに
温度調整用機構を設けていることを特徴とするエンボス
複製ヘッドである。
【0009】さらにエンボス複製方法が、部分的高温部
では高温工程と低温工程との両方を経る、一方の低温部
では低温工程のみを経ることを特徴として、前述のエン
ボス複製ヘッドを用いたエンボス複製方法によるもので
ある。
では高温工程と低温工程との両方を経る、一方の低温部
では低温工程のみを経ることを特徴として、前述のエン
ボス複製ヘッドを用いたエンボス複製方法によるもので
ある。
【0010】以下に、エンボス複製ヘッドの構成につい
て詳細に説明し、次にそれを用いたエンボス複製方法を
説明する。
て詳細に説明し、次にそれを用いたエンボス複製方法を
説明する。
【0011】図1は、本発明によるエンボス複製ヘッド
の一実施例を示す平面図である。1はエンボス複製ヘッ
ドのフレーム、2はヒーター、3は部分的高温部をフレ
ームへ固定しておくブロック、4はフレーム中の冷却媒
体循環用通路、5は部分的高温部中への冷却媒体循環用
通路、7は部分的高温部とフレームとの間の断熱層、8
は複製型の支持部、9はプレス機からの力をつたえるロ
ッドである。
の一実施例を示す平面図である。1はエンボス複製ヘッ
ドのフレーム、2はヒーター、3は部分的高温部をフレ
ームへ固定しておくブロック、4はフレーム中の冷却媒
体循環用通路、5は部分的高温部中への冷却媒体循環用
通路、7は部分的高温部とフレームとの間の断熱層、8
は複製型の支持部、9はプレス機からの力をつたえるロ
ッドである。
【0012】フレーム1や、断熱層7、またロッド9等
が具備すべき性能としては、加熱と加圧を伴うエンボス
複製加工時の応力に対して充分に耐える力学的強度や耐
熱性が必要である。さらに温度調整用媒体による温調効
率を高めるためには、熱伝導率の高い部材を選定する必
要があることから、金属やセラミックスを用いるのが好
ましい。また押えブロック3には、フレーム1へ部分的
高温部を固定すると共に、断熱機能をも備えていなけれ
ばならない。従って充分な力学的強度と断熱性を満足す
る部材として、エンジニアリング・プラスチックやセラ
ミックス等の材料を使用するのが好ましい。
が具備すべき性能としては、加熱と加圧を伴うエンボス
複製加工時の応力に対して充分に耐える力学的強度や耐
熱性が必要である。さらに温度調整用媒体による温調効
率を高めるためには、熱伝導率の高い部材を選定する必
要があることから、金属やセラミックスを用いるのが好
ましい。また押えブロック3には、フレーム1へ部分的
高温部を固定すると共に、断熱機能をも備えていなけれ
ばならない。従って充分な力学的強度と断熱性を満足す
る部材として、エンジニアリング・プラスチックやセラ
ミックス等の材料を使用するのが好ましい。
【0013】そして、断熱層7には、厚さが十分薄いも
のであって、エンボス複製加工時に不具合いが生じなけ
れば、空気を断熱層として用いても良いが、通常はガラ
ス/エポキシ複合硬化物、エンジニアリング・プラスチ
ックやセラミックス等を使用するのが好ましい。
のであって、エンボス複製加工時に不具合いが生じなけ
れば、空気を断熱層として用いても良いが、通常はガラ
ス/エポキシ複合硬化物、エンジニアリング・プラスチ
ックやセラミックス等を使用するのが好ましい。
【0014】図2は、本発明によるエンボス複製ヘッド
の一実施例を示す側面の部分断面図である。6は部分的
高温部であり、これはフレーム1や、断熱層7、ロッド
9等と同様に、エンボス複製加工時の応力に対して充分
に耐える力学的強度や耐熱性が必要である。さらに温度
調整用媒体による温調効率を高めるためには、熱伝導率
の高い部材を選定する必要があり、特にこれには加熱と
冷却との急激なサイクルがくり返されるため、銅等の金
属やセラミックス等を使用することが好ましい。
の一実施例を示す側面の部分断面図である。6は部分的
高温部であり、これはフレーム1や、断熱層7、ロッド
9等と同様に、エンボス複製加工時の応力に対して充分
に耐える力学的強度や耐熱性が必要である。さらに温度
調整用媒体による温調効率を高めるためには、熱伝導率
の高い部材を選定する必要があり、特にこれには加熱と
冷却との急激なサイクルがくり返されるため、銅等の金
属やセラミックス等を使用することが好ましい。
【0015】図3は、本発明によるエンボス複製ヘッド
のその他の実施例を示す平面図である。フレーム中の冷
却媒体循環用通路4や、部分的高温部中への冷却媒体循
環用通路5について、配置や形状を変更したものであ
る。
のその他の実施例を示す平面図である。フレーム中の冷
却媒体循環用通路4や、部分的高温部中への冷却媒体循
環用通路5について、配置や形状を変更したものであ
る。
【0016】図4は、本発明によるエンボス複製ヘッド
の部分的高温部6の一実施例を示す斜視図である。11
は部分的高温部中の冷却媒体循環用通路を形成するため
の栓である。部分的高温部中への冷却媒体循環用通路5
のパイプにはステンレス、銅等の部材を使用し、栓11
には通常ハンダを使用することが好ましい。
の部分的高温部6の一実施例を示す斜視図である。11
は部分的高温部中の冷却媒体循環用通路を形成するため
の栓である。部分的高温部中への冷却媒体循環用通路5
のパイプにはステンレス、銅等の部材を使用し、栓11
には通常ハンダを使用することが好ましい。
【0017】図5は、本発明によるエンボス複製ヘッド
へ複製型を取り付けてエンボス複製を施す様子の一実施
例を示す側面図である。10は複製型、20はX−Yテ
ーブル、21は被エンボス体となる基材シートである。
基材シート21はX−Yテーブル20に固定してある。
へ複製型を取り付けてエンボス複製を施す様子の一実施
例を示す側面図である。10は複製型、20はX−Yテ
ーブル、21は被エンボス体となる基材シートである。
基材シート21はX−Yテーブル20に固定してある。
【0018】図6は、本発明によるエンボス複製ヘッド
へ複製型を取り付けてエンボス複製を施す様子の、その
他の実施例を示す側面図である。エンボス複製の条件設
定のために、必要により複製型10とフレーム1との間
に、厚さ0.5mm〜1.0mm程度のステンレス製薄
板12を介在させることもある。この厚さは、エンボス
複製での良品質を得るための適切な値である。尚、複製
型の支持部8は、エンボス成形加工時に障害とならず、
かつ複製型を支持固定するものであれば、図の示すよう
な円筒状のものでなくて、他の形式のものでもよい。
へ複製型を取り付けてエンボス複製を施す様子の、その
他の実施例を示す側面図である。エンボス複製の条件設
定のために、必要により複製型10とフレーム1との間
に、厚さ0.5mm〜1.0mm程度のステンレス製薄
板12を介在させることもある。この厚さは、エンボス
複製での良品質を得るための適切な値である。尚、複製
型の支持部8は、エンボス成形加工時に障害とならず、
かつ複製型を支持固定するものであれば、図の示すよう
な円筒状のものでなくて、他の形式のものでもよい。
【0019】図7は、従来のエンボス複製ヘッドの一実
施例を示す平面図である。フレーム1は複製型10が取
り付けられるべき面が、全面的に概ね均一な温度に温度
調整されるしくみになっている。
施例を示す平面図である。フレーム1は複製型10が取
り付けられるべき面が、全面的に概ね均一な温度に温度
調整されるしくみになっている。
【0020】次に、本発明のエンボス複製ヘッドを用い
たエンボス複製方法を説明する。まずこのヘッド上に、
表面に微細な凹凸形状のレリーフパターンを有して、金
属や樹脂等を材質とするシートもしくはフィルム状の複
製型10を取り付けた後に、このヘッドを任意の平圧プ
レス装置に取り付け固定する。被エンボス体21は、エ
ンボス複製を所望する場所へヘッドが圧着されるように
X−Yテーブル20に固定する。またヘッドの低温部に
は、常に任意の適性温度に設定した冷却媒体を循環させ
ておく等の温度調整を施しておくことが好ましい。
たエンボス複製方法を説明する。まずこのヘッド上に、
表面に微細な凹凸形状のレリーフパターンを有して、金
属や樹脂等を材質とするシートもしくはフィルム状の複
製型10を取り付けた後に、このヘッドを任意の平圧プ
レス装置に取り付け固定する。被エンボス体21は、エ
ンボス複製を所望する場所へヘッドが圧着されるように
X−Yテーブル20に固定する。またヘッドの低温部に
は、常に任意の適性温度に設定した冷却媒体を循環させ
ておく等の温度調整を施しておくことが好ましい。
【0021】そして低温部はこのままの状態で、ヘッド
を被エンボス体表面に圧着して部分的高温部6を一定温
度までヒーター2もしくは温度調整用媒体等により加熱
して、熱を複製型10から被エンボス体21へと伝熱さ
せるか、もしくは部分的高温部6を同様の方法で一定温
度まで充分に加熱して複製型10が適性温度に達した後
に、被エンボス体21へ圧着させて、レリーフパターン
のエンボス複製を行なう。
を被エンボス体表面に圧着して部分的高温部6を一定温
度までヒーター2もしくは温度調整用媒体等により加熱
して、熱を複製型10から被エンボス体21へと伝熱さ
せるか、もしくは部分的高温部6を同様の方法で一定温
度まで充分に加熱して複製型10が適性温度に達した後
に、被エンボス体21へ圧着させて、レリーフパターン
のエンボス複製を行なう。
【0022】このままエンボス複製に必要な適性時間が
経過した後、圧着したままの状態で、ヒーター2を切る
か、もしくは温度調整用媒体の設定温度をさげ部分的高
温部6中に水等の冷却媒体を循環させる等により、必要
な適性温度まで冷却する。
経過した後、圧着したままの状態で、ヒーター2を切る
か、もしくは温度調整用媒体の設定温度をさげ部分的高
温部6中に水等の冷却媒体を循環させる等により、必要
な適性温度まで冷却する。
【0023】その後に冷却が完了してから圧着を解除
し、被エンボス体を次のレリーフパターン複製を所望す
る位置へ移動させ、X−Yテーブル20に固定する。以
上のプロセスを繰り返すことによって、同一平面上に、
目的とするレリーフパターンの多数の絵柄をエンボス複
製する。
し、被エンボス体を次のレリーフパターン複製を所望す
る位置へ移動させ、X−Yテーブル20に固定する。以
上のプロセスを繰り返すことによって、同一平面上に、
目的とするレリーフパターンの多数の絵柄をエンボス複
製する。
【0024】
【作用】すなわち本発明は、目的とするエンボス複製に
ともなう、熱と圧縮力により生じる応力に対して充分に
耐える程度の力学的強度を有し、表面が平滑なフレーム
に、部分的に任意の面積を占める高温部を設けておき、
かつ高温部とフレームとの間には断熱層を設けておくこ
とで、高温部から周囲の低温部への伝熱と、必要により
部分的高温部と、低温部とに、それぞれに温度調整用機
構を設けている同一平面内に於いて、任意の温度勾配で
高温部及び低温部を形成する部分加熱ヘッドである。
ともなう、熱と圧縮力により生じる応力に対して充分に
耐える程度の力学的強度を有し、表面が平滑なフレーム
に、部分的に任意の面積を占める高温部を設けておき、
かつ高温部とフレームとの間には断熱層を設けておくこ
とで、高温部から周囲の低温部への伝熱と、必要により
部分的高温部と、低温部とに、それぞれに温度調整用機
構を設けている同一平面内に於いて、任意の温度勾配で
高温部及び低温部を形成する部分加熱ヘッドである。
【0025】
【実施例】レリーフパターンのスタンパーとして、表面
に空間周波数が1000ライン/mm、グレーティング
の深さが約0.4μmのグレーティングレリーフが全面に
形成されたNi版(厚さ約200μm、面積12×12
cm2 )を、面積が10×10cm2 でその中央部に3
×3cm2 の面積の部分的高温部と、その周囲に厚さ1
mmの断熱層を有するエンボス複製ヘッドに取り付けた
後、このヘッドを圧縮空気を圧力源とする平圧プレス装
置のシリンダーロッドの末端に装着した。尚、エンボス
複製ヘッドの低温部及び部分的高温部の冷却媒体として
は、約35℃に保った水を使用した。また、部分的高温
部の温度は熱電対をセンサーとするコントローラーによ
って制御するようにした。
に空間周波数が1000ライン/mm、グレーティング
の深さが約0.4μmのグレーティングレリーフが全面に
形成されたNi版(厚さ約200μm、面積12×12
cm2 )を、面積が10×10cm2 でその中央部に3
×3cm2 の面積の部分的高温部と、その周囲に厚さ1
mmの断熱層を有するエンボス複製ヘッドに取り付けた
後、このヘッドを圧縮空気を圧力源とする平圧プレス装
置のシリンダーロッドの末端に装着した。尚、エンボス
複製ヘッドの低温部及び部分的高温部の冷却媒体として
は、約35℃に保った水を使用した。また、部分的高温
部の温度は熱電対をセンサーとするコントローラーによ
って制御するようにした。
【0026】被エンボス体は、厚さ250μmのポリエ
ステルシート基材上に、エンボス成形用の樹脂層として
アクリル樹脂(ダイヤナールLR−248、三菱レイヨ
ン社製)を、厚さ約10μmとなるように塗工すること
によって作製した。
ステルシート基材上に、エンボス成形用の樹脂層として
アクリル樹脂(ダイヤナールLR−248、三菱レイヨ
ン社製)を、厚さ約10μmとなるように塗工すること
によって作製した。
【0027】次に、複製型を取り付けた前述のヘッドを
120℃に加熱した後、この被エンボス体の成形樹脂層
上に、条件として圧力5kg/cm2 で、120秒間圧
着することによってエンボス成形を行なった。次いで設
定時間が経過した後、ヒーターを切り、圧力5kg/c
m2 で被エンボス体とヘッドとを密着させた状態で、加
熱部に水を循環させ、エンボス複製ヘッドを冷却するこ
とによって、エンボスされた成形樹脂層のレリーフパタ
ーン形状を定着した。以上の工程がすべて終了した後、
圧着を解除した。
120℃に加熱した後、この被エンボス体の成形樹脂層
上に、条件として圧力5kg/cm2 で、120秒間圧
着することによってエンボス成形を行なった。次いで設
定時間が経過した後、ヒーターを切り、圧力5kg/c
m2 で被エンボス体とヘッドとを密着させた状態で、加
熱部に水を循環させ、エンボス複製ヘッドを冷却するこ
とによって、エンボスされた成形樹脂層のレリーフパタ
ーン形状を定着した。以上の工程がすべて終了した後、
圧着を解除した。
【0028】被エンボス体上に複製されたグレーティン
グレリーフの面積は3×3cm2 であり、成形部と非成
形部の境界では、本発明のエンボス複製ヘッドの断熱層
の存在によって、グレーティングの回折光の強度が徐々
に変化し、低温部であるフレーム部に到って完全に消滅
する成形状態が観察された。従って、成形したグレーテ
ィングは鮮明であり、しかも成形部と非成形部の境界
に、不必要な段差が全く発生しなかった。
グレリーフの面積は3×3cm2 であり、成形部と非成
形部の境界では、本発明のエンボス複製ヘッドの断熱層
の存在によって、グレーティングの回折光の強度が徐々
に変化し、低温部であるフレーム部に到って完全に消滅
する成形状態が観察された。従って、成形したグレーテ
ィングは鮮明であり、しかも成形部と非成形部の境界
に、不必要な段差が全く発生しなかった。
【0029】
【発明の効果】前述の如くに従来は、所望する本来の絵
柄以外の目障りな絵柄として見受けられてしまう段差
が、ヘッドの外縁部の接触、非接触の境界部分で発生
し、互いの絵柄間に、段差による凹凸形状の継ぎ目模様
が残り、商品価値を大きく左右する意匠性を著しく損ね
ていた。
柄以外の目障りな絵柄として見受けられてしまう段差
が、ヘッドの外縁部の接触、非接触の境界部分で発生
し、互いの絵柄間に、段差による凹凸形状の継ぎ目模様
が残り、商品価値を大きく左右する意匠性を著しく損ね
ていた。
【0030】ところが本発明であるエンボス複製ヘッド
および複製方法によると、エンボス複製ヘッドの部分的
な加熱と冷却という温度調整機能を用いて、この大きな
問題である被エンボス基材に不必要な段差を発生させる
ことがなくなる。また被エンボス基材へ与える熱による
問題を引き起こす事もない。ひいては良品質の、レリー
フパターン原版や表面特殊加工品へのエンボス加工が、
高い歩留りで得られる効果をもつ。
および複製方法によると、エンボス複製ヘッドの部分的
な加熱と冷却という温度調整機能を用いて、この大きな
問題である被エンボス基材に不必要な段差を発生させる
ことがなくなる。また被エンボス基材へ与える熱による
問題を引き起こす事もない。ひいては良品質の、レリー
フパターン原版や表面特殊加工品へのエンボス加工が、
高い歩留りで得られる効果をもつ。
【0031】
【図1】本発明によるエンボス複製ヘッドの一実施例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図2】本発明によるエンボス複製ヘッドの一実施例を
示す側面の部分断面図である。
示す側面の部分断面図である。
【図3】本発明によるエンボス複製ヘッドのその他の実
施例を示す平面図である。
施例を示す平面図である。
【図4】本発明によるエンボス複製ヘッドの部分的高温
部の一実施例を示す斜視図である。
部の一実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明によるエンボス複製ヘッドへ複製型を取
り付け、エンボス複製を施す様子の一実施例を示す側面
図である。
り付け、エンボス複製を施す様子の一実施例を示す側面
図である。
【図6】本発明によるエンボス複製ヘッドへ複製型を取
り付け、エンボス複製を施す様子のその他の実施例を示
す側面図である。
り付け、エンボス複製を施す様子のその他の実施例を示
す側面図である。
【図7】従来のエンボス複製ヘッドの一実施例を示す平
面図である。
面図である。
1…フレーム 2…ヒーター 3…押えブロック 4…フレーム中の冷却媒体循環用通路 5…部分的高温部中の冷却媒体循環用通路 6…部分的高温部 7…断熱層 8…複製型の支持部 9…ロッド 10…複製型 11…冷却媒体循環用通路の形成用栓 12…ステンレス薄板 20…X−Yテーブル 21…基材シート
Claims (3)
- 【請求項1】基材へレリーフパターンの多数面付けを施
し、レリーフパターン原版を得るエンボス複製ヘッドに
おいて、フレームがその複製型取付け面内に、部分的な
任意の面積を占める高温部を有し、また該高温部とフレ
ームとの間に断熱層を有することを特徴とするエンボス
複製ヘッド。 - 【請求項2】部分的高温部と、低温部とが、それぞれに
温度調整用機構を設けていることを特徴とする請求項1
に記載のエンボス複製ヘッド。 - 【請求項3】エンボス複製方法が、部分的高温部では高
温工程と低温工程との両方を経る、一方低温部では低温
工程のみを経ることを特徴とする、請求項1または2に
記載のエンボス複製ヘッドを用いたエンボス複製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3196647A JP2995936B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | エンボス複製ヘッドおよび複製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3196647A JP2995936B2 (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | エンボス複製ヘッドおよび複製方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538755A true JPH0538755A (ja) | 1993-02-19 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2008126312A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2010-07-22 | パイオニア株式会社 | 熱式インプリント装置および熱式インプリント方法 |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP3196647A patent/JP2995936B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| JPWO2008126312A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2010-07-22 | パイオニア株式会社 | 熱式インプリント装置および熱式インプリント方法 |
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| Publication number | Publication date |
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| JP2995936B2 (ja) | 1999-12-27 |
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