JPH0538920A - シヨツクアブソーバ制御方法及びシヨツクアブソーバ装置 - Google Patents

シヨツクアブソーバ制御方法及びシヨツクアブソーバ装置

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Publication number
JPH0538920A
JPH0538920A JP3163086A JP16308691A JPH0538920A JP H0538920 A JPH0538920 A JP H0538920A JP 3163086 A JP3163086 A JP 3163086A JP 16308691 A JP16308691 A JP 16308691A JP H0538920 A JPH0538920 A JP H0538920A
Authority
JP
Japan
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acceleration
wheel
damping force
mode
passage
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Pending
Application number
JP3163086A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Iguchi
口 浩 井
Toshiaki Hamada
田 敏 明 浜
Satoshi Osanawa
縄 智 長
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP3163086A priority Critical patent/JPH0538920A/ja
Publication of JPH0538920A publication Critical patent/JPH0538920A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 路面が略平坦である場合に車両に加速度が加
わったときにはショックアブソーバをハードに設定し、
路面が平坦でないときにはショックアブソーバをソフト
に設定する。 【構成】 車体と各車輪間に配置され伸縮自在なショッ
クアブソーバにおいて、その加速度により上昇しようと
する側の輪に対して、伸び側の減衰力を強く、縮み側の
減衰力を弱く設定(LHモード)し、その加速度により
下降しようとする側の輪に対して伸び側の減衰力を弱
く、縮み側の減衰力を強く設定(SHモード)する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載用のショックアブソ
ーバの制御方法およびショックアブソーバ装置に関する
ものであり、ショックアブソーバを備える車両一般に適
用できる。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の前後,左右又は上下に
加速度が発生した時、車両に発生するロール又はピッチ
を抑えるため、アブソーバの減衰力を延び側,縮み側共
にアブソーバの減衰力を増大させてサスペンションをハ
ードにする方法が提案されている。例えば実公昭62−
38402号公報では、車速が所定値以上の場合、操舵
角速度,車体横加速度車体上下加速度又は車体前後加速
度の何れかが所定値以上となった場合、ばね定数及び減
衰力を増大させている。
【0003】また、操舵速度に応じて前輪側と後輪側の
減衰力の比率を可変とした技術が特公昭62−4772
3号公報に開示されている。ここでは、操舵速度が遅い
場合、前輪のショックアブソーバの減衰力を小さくし、
操舵速度が早い場合、後輪側よりも前輪側の減衰力を大
きくして走行安定性に優れたアンダーステア特性として
いる。
【0004】また、悪路やうねり路走行時の乗心地を向
上させるために、車両の上下加速度が大きい場合減衰力
を低下させソフトにする方法も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】車両が悪路やうねり路
を走行している場合、前後左右の輪を均一にハードにす
ると、路面からの振動が乗員に伝わりやすいため乗心地
が悪化する。これに対して、上下加速度による悪路検出
時に前後左右の輪をソフトにすると、衝撃発生時におけ
る乗員へのショックの伝達は和らげられる。
【0006】ところが図11に示すように段差乗り上げ
後に路面が平坦な場合、前後左右の輪をソフトにする
と、段差乗り上げ後の車両の振動がなかなか減衰され
ず、かえって車両の上下動がいつまでも続き、乗心地を
悪化させることがある。
【0007】そこで、本発明においては、車両走行時に
おいて、ショックを適切に吸収するとともに、車両振動
を抑えることを第1の課題とする。
【0008】前述の実公昭62−38402号公報や特
公昭62−47723号公報に開示される技術のよう
に、路面が平坦である場合に、加減速時やカーブでの旋
回時などの場合のように車両に加速度が加わる場合はサ
スペンションをハードに設定することが好ましい。しか
し、上述のように路面が平坦でない場合には、上下方向
の加速度が発生するが、ここではサスペンションをソフ
トに設定することが望まれる。
【0009】そこで、本発明においては、路面が略平坦
である場合に車両に加速度が加わったときにはサスペン
ションをハードに設定し、路面が平坦でないときにはサ
スペンションをソフトに設定することを第2の課題とし
ている。
【0010】また、図10に示すように路面が連続して
うねっている場合、車両の上下動振動周波数とコイルス
プリングやエアースプリング等の車両側のスプリングの
共振周波数が一致すると、車両ばね上の上下動が減衰し
なくなり、かえって乗心地を悪化させることになる。
【0011】そこで、本発明においては、加速度の大き
さに応じて減衰力を加減できるようにすることを第3の
課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1,第2の課題を
解決するために、本発明において用いた第1の手段は、
車体と各車輪間に配置され伸縮自在なショックアブソー
バにおいて、その加速度により上昇しようとする側の輪
に対して、伸び側の減衰力を強く、縮み側の減衰力を弱
くし、その加速度により下降しようとする側の輪に対し
て伸び側の減衰力を弱く、縮み側の減衰力を強くしたこ
とである。
【0013】更に、上記第3の課題を解決するために、
本発明において用いた第2の手段は、上記第1の手段に
おいて、更に、各輪の左右加速度,前後加速度および上
下加速度による制御量をそれぞれ求め、各輪ごとに左右
加速度制御量,前後加速度制御量および上下加速度制御
量を加算して各輪ごとのトータル制御量を求め、該トー
タル制御量に比例した量に、減衰力を制御するようにし
たことである。
【0014】
【作用】車体に加速度が加わったとき、その加速度によ
り車両が上昇しようとする側の輪について、その輪のシ
ョックアブソーバが伸びるときハードに、縮むときソフ
トに設定される。ここでは、説明のために、このモード
をLHモードと称する。
【0015】また、その加速度により車両が下降しよう
とする側の輪について、その輪のショックアブソーバが
伸びるときソフトに、縮むときハードに設定される。こ
こでは、説明のために、このモードをSHモードと称す
る。車両に加速度が加わっていない状態では、各輪の減
衰力は通常の値をとる。ここでは、説明のために、この
モードをNモードと称する。
【0016】まず、路面に盛り上がった段差があり、車
両のある1輪がその段差を乗り越える場合について説明
する。車輪がその段差の真上にくるまでの間において、
その輪には上方向の加速度が加わり、その輪のある部分
の車体は上方向に上昇しようとする。このため、この輪
は上方向に加速度が加わっている間、LHモードとな
る。また、その輪のアブソーバは縮もうとしている。L
Hモードは縮む側がソフトに設定されるので、この状態
でアブソーバはソフトになる。
【0017】車輪が段差の真上から段差を完全に乗り越
えるまでの間においては、その輪には下方向の加速度が
加わり、その輪のある部分の車体は下方向に下降しよう
とする。このため、この輪は下方向に加速度が加わって
いる間、SHモードとなる。
【0018】また、その輪のアブソーバは伸びようとし
ている。SHモードは伸びる側がソフトに設定されるの
で、この状態でアブソーバはソフトになる。車輪が段差
を越えた後においては、車両に慣性力が働き、車両はし
ばらくの間揺動を続ける。このとき車両のある輪に上方
向の加速度が加わっていると、その輪は上昇しようとし
ているのでLHモードとなり、アブソーバは伸びようと
しているので、その輪はハードになる。また、下方向の
加速度が加わっていると、その輪は下降しようとしてい
るのでSHモードとなり、アブソーバは縮もうとしてい
るので、その輪はハードになる。
【0019】以上のように、車輪が段差を乗り越える場
合、路面が平坦でない部分においては、アブソーバはソ
フトに設定され、路面が平坦な部分においてはアブソー
バはハードに設定される。このため、段差乗り越え時に
は路面からのショックを充分に吸収でき、かつ、段差乗
り越え後は車両の振動をすみやかに抑えることができ
る。
【0020】また、停車中,走行中に限らず、路面が一
定の状態を保っているときに、車体に加速度が加わる
と、その加速度により上昇しようとする側の輪に対し
て、伸び側の減衰力を強く、縮み側の減衰力を弱く設定
される。また、その加速度により下降しようとする側の
輪に対して伸び側の減衰力を弱く、縮み側の減衰力を強
く設定される。この場合、段差乗り越え時と異なり、加
速度により上昇しようとする側の輪は伸びようとしてお
り、また、加速度により下降しようとする側の輪は縮も
うとしている。したがって、加速度が加わっている間は
常に車輪はハードに設定される。したがって、車両のロ
ールやピッチの発生を抑えることができる。
【0021】また、この方法においては、基本的に加速
度センサの出力のみで減衰力を制御している。車両停車
時や路面の状態等を加味したその他の制御を加えないか
ぎり、加速度センサの出力のみで減衰力を制御可能であ
り、車輪と車体間のストローク量を検出するセンサを用
いないでも制御可能である。
【0022】更に、上記第2の手段によれば、前後加速
度,左右加速度,上下加速度の大きさに応じて適切に減
衰力が調整できる。例えば、上下加速度と前後加速度が
同時に車両に加わった場合でも、最適値を求めることが
できる。したがって、加速度が徐々に変わるような場合
でもその加速度の大きさに合わせて減衰力を調整でき
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0024】図1は本発明を自動車に適用した場合の実
施例の概要図である。車両の各輪にはショックアブソー
バ10が装着される。ショックアブソーバ10は、図示
しない車輪に接続されるシリンダ105、シリンダ内を
摺動する図示しない車体に固定されるピストン106、
シリンダ内を摺動するフリーピストン110等から構成
されている。ピストン106およびフリーピストン11
0によりシリンダ105内は上部油室107、下部油室
108および高圧ガス室109に区分されている。各油
室には油が充満されており、高圧ガス室には空気が充満
されている。ピストン106には、上部油室107と下
部油室108間を連通する2種類の通路111,112
が設けられている。それぞれの通路には逆止弁104と
可変オリフィス103が設置されている。一方の通路1
12には、上部油室から下部油室への流体の流通のみを
許容する逆止弁が設けられ、他方の通路111には、下
部油室から上部油室への流体の流通のみを許容する逆止
弁が設けられている。ピストンが伸びようとすると、上
部油室107から油が通路112を通って下部油室10
8へ流れる。ピストンが縮もうとすると、下部油室10
8から油が通路111を通って上部油室107へ流れ
る。各通路を油が通過するとき、可変オリフィス103
が絞り効果を働かせるので、減衰力が発生する。それぞ
れの通路の可変オリフィスは独立してその絞り径を制御
可能であるので、ピストンが伸びるときと縮む時の減衰
力を独立に設定可能である。
【0025】各輪にはその輪に働く加速度を測定する上
下加速度センサ101が取付けられている。また、車輪
の重心付近には前後方向の加速度を測定する前後加速度
センサ11および左右方向の加速度を測定する左右加速
度センサ12が取付けられている。各々の加速度センサ
は公知のものを使用し、それぞれ対応する方向の加速度
を検出する。各加速度センサは、それぞれ、前方向、右
方向、上方向の加速度を検出したとき正の値の検出値を
出力し、後方向、左方向、下方向の加速度を検出したと
き負の値の検出値を出力する。各加速度センサの出力値
は加速度の大きさに応じて増減する。
【0026】各加速度センサの出力は制御手段13に接
続されている。制御手段13は電子制御回路により構成
されるが、他の手段を使ってもかまわない。制御手段1
3内には、各輪配分手段134,135、加算手段13
9〜142、駆動手段143を備えている。各輪配分手
段134は、数1式により前後加速度センサ11の出力
値から各輪における前後加速度制御量を求める。数1式
において、XFL,XFR,XRLおよびXRRはそれぞれ、前
左輪,前右輪,後左輪および後右輪における前後加速度
制御量である。また、Aは定数であり、車両の特性に応
じてこの値を調整することにより、車両特性に合わせた
制御ができる。
【0027】
【数1】
【0028】各輪配分手段135は、数2式により左右
加速度センサ12の出力値から各輪における左右加速度
制御量を求める。数2式において、YFL,YFR,YRLお
よびYRRはそれぞれ、前左輪,前右輪,後左輪および後
右輪における左右加速度制御量である。また、Bは定数
であり、車両の特性に応じてこの値を調整することによ
り、車両特性に合わせた制御ができる。
【0029】
【数2】
【0030】各輪における上下加速度センサの出力値は
そのまま各輪における上下加速度制御量ZFL,ZFR,Z
RLおよびZRRとして使用する。
【0031】加算手段139,140,141および1
42は、数3式のようにそれぞれ、前左輪,前右輪,後
左輪および後右輪における前後加速度制御量,左右加速
度制御量,上下加速度制御量を加え、トータル制御量T
FL,TFR,TRLおよびTRRを求める。
【0032】
【数3】
【0033】このトータル制御量は駆動手段143に送
られる。駆動手段143は各輪に備えられた前述の可変
オリフィス103に接続されており、トータル制御量を
基に、各輪の可変オリフィス103のオリフィス径を調
整するための信号を生成し、各可変オリフィス103に
向けて送出する。
【0034】2つの可変オリフィスの関係については後
で具体的な実施例にて詳細に説明するが、通路111と
112に備えられた2つの可変オリフィスのオリフィス
径は反比例の関係にある。トータル制御量が正の場合、
通路111の可変オリフィスのオリフィス径が増加、通
路112の可変オリフィスのオリフィス径は減少するよ
う構成されている。トータル制御量が負の場合はその逆
になる。
【0035】上記構成により、各輪のショックアブソー
バは次のように作用する。
【0036】前方向に加速度が発生した場合 この場合、車両は加速状態にあることが推定される。前
左輪および前右輪のトータル制御量は正の値となり、後
左輪および後右輪のトータル制御量は負の値となる。し
たがって、前左輪および前右輪のショックアブソーバ
は、通路111のオリフィス径が増加、通路112のオ
リフィス径は減少するので、伸び方向の減衰力が増加
し、縮み方向の減衰力が減少する。以下この状態をLH
モードと呼ぶ。反対に、後左輪および後右輪のショック
アブソーバは、通路111のオリフィス径が減少、通路
112のオリフィス径は増加するので、伸び方向の減衰
力が減少し、縮み方向の減衰力が増加する。以下この状
態をSHモードと呼ぶ。このように、前輪がLHモー
ド、後輪がSHモードになり、車両は加速状態で前輪側
の車体が浮き上がり、後輪側の車輪が沈みこもうとする
ため、前輪,後輪とも減衰力が増加する側で使用され
る。よって、加速時の車体のピッチングを抑制する効果
が得られる。
【0037】後方向に加速度が発生した場合 この場合、車両は減速状態にあることが推定される。前
左輪および前右輪のトータル制御量は負の値となり、後
左輪および後右輪のトータル制御量は正の値となる。し
たがって、前輪がSHモード、後輪がLHモードにな
り、車両は減速状態で前輪側の車体が沈みこみ、後輪側
の車輪が浮き上がろうとするため、前輪,後輪とも減衰
力が増加する側で使用される。よって、減速時の車体の
ピッチングを抑制する効果が得られる。
【0038】右方向に加速度が発生した場合 この場合、車両は左へ旋回している状態にあることが推
定される。前左輪および後左輪のトータル制御量は正の
値となり、前右輪および後右輪のトータル制御量は負の
値となる。したがって、左輪がLHモード、右輪がSH
モードになり、車両は右輪側の車体が沈みこみ、左輪側
の車輪が浮き上がろうとするため、左輪,右輪とも減衰
力が増加する側で使用される。よって、左旋回時の車体
のロールを抑制する効果が得られる。
【0039】左方向に加速度が発生した場合 この場合、車両は右へ旋回している状態にあることが推
定される。前左輪および後左輪のトータル制御量は負の
値となり、前右輪および後右輪のトータル制御量は正の
値となる。したがって、左輪がSHモード、右輪がLH
モードになり、車両は左輪側の車体が沈みこみ、右輪側
の車輪が浮き上がろうとするため、左輪,右輪とも減衰
力が増加する側で使用される。よって、右旋回時の車体
のロールを抑制する効果が得られる。
【0040】ある輪で上方向に加速度が発生した場合 この場合には、その輪が路面から突き上げされている状
態もしくは路面が平坦で他の理由によりその輪に上方向
の加速度が加わった状態にあることが推定される。ここ
では、その輪におけるトータル制御量は正の値となる。
したがって、その輪がLHモードになる。ここで、路面
から突き上げられる場合には、その輪は縮もうとするた
め、減衰力が減少する側で使用される。また、路面が平
坦な場合には、その加速度によりその輪は伸びようとす
るため減衰力が増加する側で使用される。よって、突き
上げ時にはソフト、路面が平坦な場合にはハードにな
り、路面からのショックを吸収するとともに、他の理由
による車両の振動を抑制する効果が得られる。
【0041】ある輪で上方向に加速度が発生した場合 この場合には、その輪が路面が窪んでいる状態もしくは
路面が平坦で他の理由によりその輪に下方向の加速度が
加わった状態にあることが推定される。ここでは、その
輪におけるトータル制御量は負の値となる。したがっ
て、その輪がSHモードになる。ここで、路面が窪んで
いる場合には、その輪は伸びようとするため、減衰力が
減少する側で使用される。また、路面が平坦な場合に
は、その加速度によりその輪は縮もううとするため減衰
力が増加する側で使用される。よって、突き下げ時には
ソフト、路面が平坦な場合にはハードになり、路面から
のショックを吸収するとともに、他の理由による車両の
振動を抑制する効果が得られる。
【0042】以上のように、車輪が段差を乗り越える場
合、路面が平坦でない部分においては、アブソーバはソ
フトに設定され、路面が平坦な部分においてはアブソー
バはハードに設定される。このため、段差乗り越え時に
は路面からのショックを充分に吸収でき、かつ、段差乗
り越え後は車両の振動をすみやかに抑えることができ
る。また、停車中,走行中に限らず、路面が一定の状態
を保っているときに、車体に加速度が加わると、その加
速度により上昇しようとする側の輪に対して、伸び側の
減衰力を強く、縮み側の減衰力を弱く設定される。ま
た、その加速度により下降しようとする側の輪に対して
伸び側の減衰力を弱く、縮み側の減衰力を強く設定され
る。この場合、段差乗り越え時と異なり、加速度により
上昇しようとする側の輪は伸びようとしており、また、
加速度により下降しようとする側の輪は縮もうとしてい
る。したがって、加速度が加わっている間は常に車輪は
ハードに設定される。したがって、車両のロールやピッ
チの発生を抑えることができる。
【0043】尚、上記実施例においては、前後,左右,
上下の加速度から求めた制御を量を加算してトータル制
御量を求めているので、上記〜の状態が重なって発
生した場合でも最も適したトータル制御量が求められ、
最適の制御が行われる。また、加速度値の大きさに応じ
てオリフィス径が増減するので、各輪の減衰力がその状
態に適した値に自動的に調整できる。
【0044】ここで、図2を参照しながら、ピストンに
おける可変オリフィスおよび逆止弁の具体的実施例につ
いて説明する。図2において、ピストン106の上部に
はアクチュエータ102が備えられており、制御手段1
3からの出力信号はこのアクチュエータ102に与えら
れる。アクチュエータの回転軸202の先端には円板状
の回転体207が固定されている。また、ピストンの軸
203には外周に沿ってOリング206を備えるピスト
ン体205が固定されている。ピストン体205にはそ
の上部と下部を連通する通路205cおよび205dが
設けられている。通路205cおよび205dは、図2
(B)および(C)に示すように、それぞれ軸に対して
対称な位置に対をなして設けられている。回転体207
は、このピストン体205の内部に挟みこまれている。
回転体207には、ピストン体205の通路205cお
よび205dに対応する位置に孔部207aおよび20
7bが設けられている。孔部207aおよび207bは
図2(C)に示すような形状をしており、孔部207a
は図示X方向に回転するにつれてその径が増大するよう
に、また、孔部207bは図示X方向に回転するにつれ
てその径が減少するように形成されている。図2(C)
に示す状態はノーマル状態であり、X方向に回転すると
LH状態、Y方向に回転するとSH状態となる。図3は
図2の構成のA−A断面およびそのC−C断面である。
これに示されるように、ピストン体205は、通路20
5cの上部に通路205cの上端を囲む形の突出部20
5aを有する。また、ピストン体205は、通路205
dの下部に通路205dの下端を囲む形の突出部205
bを有する。また、ピストン体205の上部および下部
には2枚のバネ性を有するプレート204および209
がナット208により固定されている。上記構成におい
て、図1の通路111は通路205cに対応し、通路1
12は通路205dに対応している。また、通路111
の逆止弁104は、突出部205aとプレート204に
より構成され、通路112逆止弁104は、突出部20
5bとプレート209により構成される。更に、通路1
11の可変オリフィス103は、ピストン体205と回
転体207の通路207aにより構成され、通路112
の可変オリフィス103は、ピストン体205と回転体
207の通路207bにより構成される。
【0045】図3において、(B)および(E)はノー
マル状態を示す。この状態では、通路205cと通路2
07aとの重なり面積と、通路205dと通路207b
との重なり面積は同一になる。図3において、(A)お
よび(D)はLH状態を示す。この状態では、通路20
5cと通路207aとの重なり面積は、通路205dと
通路207bとの重なり面積に対して大きくなる。図3
において、(C)および(F)はSH状態を示す。この
状態では、通路205cと通路207aとの重なり面積
は、通路205dと通路207bとの重なり面積に対し
て小さくなる。
【0046】図4はSH状態を示す。ここに示されるよ
うに、油が下部油室108から上部油室107へ流れる
場合には、油は通路205c,孔部207a,プレート
204と突出部205aとの隙間を通る。逆に、油が上
部油室107から下部油室108へ流れる場合には、油
は通路205d,孔部207b,プレート209と突出
部205aとの隙間を通る。何れも逆方向には油は流れ
ない。ここで、通路205cと通路207aとの重なり
面積が大きいと油は流れ易く、小さいと流れにくい。通
路205dと通路207bとの重なり面積についても同
様である。したがって、ニュートラル状態では、上部油
室107と下部油新108との間の油の流通は何れの方
向も同様に流れるが、LH状態では油は上部油室107
から下部油室108へは流れ難く、下部油室108から
上部油室107へは流れ易くなる。
【0047】また、SH状態では油は上部油室107か
ら下部油室108へは流れ易く、下部油室108から上
部油室107へは流れ難くなる。したがって、LH状態
では、オリフィス径が、アブソーバが伸びる側では小さ
く、縮む側では大きくなる。同様にして、SH状態で
は、オリフィス径が、アブソーバが伸びる側では大き
く、縮む側では小さくなる。即ち、ショックアブソーバ
の減衰力は、表1のとおりとなる。
【0048】
【表1】
【0049】アクチュエータ102は、ステッピングモ
ータ、リニアソレノイド、ロータリーソレノイド、DC
モータ等何れを使用しても構わない。以下では、ステッ
ピングモータを使用した例を示す。
【0050】ステッピングモータを使用したアクチュエ
ータ102は、図5に示すように、4相構造であり、こ
れに2相励磁することで左回転又は右回転を行う。アク
チュエータ内部のコイル102bの一端はGNDに接続
され、もう一端は1〜4相として制御手段13に接続さ
れる。制御手段13は自ら演算した制御量に応じて回転
角度を設定し、その回転角度に応じたステップを定め
る。このステップに対応する信号をアクチュエータ10
2に供給するとアクチュエータは指定の角度まで回転す
る。このステップとアクチュエータへの信号の関係を図
6に示す。このように、本実施例においては、制御手段
13は数段階にわたるオリフィスの開度調整が可能であ
る。
【0051】図7は、図1における制御手段13を更に
詳細に示した制御手段13’を示す図である。ここで
は、前後加速度センサ11、左右加速度センサ12、各
上下加速度センサ101からの信号はそれぞれローパス
フィルタ131,132および133を通過する。この
ローパスフィルタは各信号の高周波成分をカットしてノ
イズを除去するためのものである。想定されるノイズに
よっては、バンドパスフィルタ等の他のフィルタを用い
ても構わない。
【0052】フィルタ通過後の前後加速度及び左右加速
度信号については前述したように数1式、数2式に基づ
いて各輪の前後加速度制御量,左右加速度制御量が求め
られる。
【0053】上下加速度については、次のような、4輪
の検出値から車両のワープ(ねじれ)成分を除去する処
理が行われる。まずモード変換手段136によって数4
式に応じてロール、ピッチ、ヒーブおよびワープ成分が
求められる。
【0054】
【数4】
【0055】次に、ワープ量を0にしてから、モード逆
変換手段137により数5式に応じて再び各輪に分配し
て各輪の上下加速度制御量ZFL’,ZFR’,ZRL’及び
ZRR’を求める。
【0056】
【数5】
【0057】PID演算手段138は、前後加速度制御
量、左右加速度制御量および上下加速度制御量に対しそ
れぞれPID制御量を行う。ここでは、各制御量から比
例項、積分項、微分項を求め、それぞれの項を加算して
新たな制御量を得る。
【0058】加算手段139,140,141および1
42は、PID制御された前後加速度制御量、左右加速
度制御量および上下加速度制御量を加算してトータル制
御量を求める。
【0059】駆動手段143はステップ変換手段から構
成される。ステップ変換手段は求まったトータル制御量
から前述の図6に示すステップ値を求める。そしてこの
ステップ値に応じて1〜4相の信号を定め、アクチュエ
ータ102に向けて送出する。
【0060】上記制御手段13、13’は電気回路を使
ってハードウェアで構成してもよいし、コンピュータを
使ってソフトウェアで制御してもよい。以下ではソフト
ウェアを使った例を示す。図8および図9は上記制御手
段13’をコンピュータを使用して制御する場合のフロ
ーチャートの1例である。
【0061】プログラムがスタートすると、まず、ステ
ップ201にてコンピュータに付属するメモリの初期化
が行われる。次に各アクチュエータの0点調整が行われ
る。
【0062】図2に記載したアクチュエータ102には
復帰バネがない。これは回転体207の回転をスムーズ
に行うためであるが、電源投入時の位置が不明確になる
という欠点を有する。これを補うために、電源投入開始
時にアクチュエータを所定の方向に回転させ、ストッパ
ーに当接させる。この時点で回転体の回転角度が明確に
なるので、このあと中立位置まで回転させる。尚、復帰
バネを使用したり、他の構成のアクチュエータを使用し
た場合には0点調整が不要である場合があるのでこのス
テップを取り除いてもかまわない。
【0063】0点調整の詳細は図9(A)のサブルーチ
ンにしたがって実行される。まず、ステップ301で車
速が零であることを確認する。これは、コンピュータが
異常である場合に自己リセットを行うことがあり、制御
開始時が必ずしも車両の走行開始時ではないため、仮に
車両走行中に自己リセットがかかった場合アクチュエー
タを駆動してしまうとショックアブソーバの減衰力が変
わってしまい、乗り心地感が悪化することがあるからで
ある。走行中に自己リセットがかかった場合には、一旦
車両が停車するまでは制御を保留する。車速が0である
とステップ302でアクチュエータを右方向に回転駆動
させる。アクチュエータは右側に回転し続け、ステップ
5になってストッパーに当接するまで回転する。その
後、ステップ303でアクチュエータを5ステップ分だ
け左方向に回転駆動させる。したがって、アクチュエー
タはステップ0の中立位置となる。
【0064】0点調整の後、ステップ203にて、各セ
ンサからの入力値をフィルタリングする。フィルタリン
グは数6式に基づいて行うとよい。
【0065】
【数6】
【0066】ここで、Aはフィルタ定数,Out(n)
はn回目の出力値,In(n)はn回目の入力値であ
る。つまり、前回の出力値と公開の入力値から今回の出
力値を求める。
【0067】次にステップ204で制御量を演算する。
このステップの詳細を図9(B)に示すサブルーチンに
示す。ステップ311,312では前後加速度および左
右加速度の各輪配分を前述の数1および数2式に基づい
て行う。ステップ313〜315では上下加速度のワー
プ補正を前述の数4及び数5式に基づいて行う。ステッ
プ316〜318では前後加速度,左右加速度及び上下
加速度のPID制御が行われる。ステップ319にて各
輪の前後加速度,左右加速度及び上下加速度の制御量が
加算され、トータル制御量が求められる。
【0068】図8において、ステップ205では得られ
たトータル制御量からアクチュエータの目標ステップ値
が演算される。ステップ206,207は、以下のアク
チュエータの駆動のための制御を効率的に行うために8
mS毎に以下のステップを実行するためのものである。
【0069】ステップ208において、各アクチュエー
タを順番に1つずつ制御するために、アクチュエータの
選択が行われる。ステップ209〜212では目標ステ
ップ位置と現在のステップ位置を比較し、右回転すべき
であれば右回転指示を行い、左回転すべきであれば左回
転指示を行うものである。ステップ212のパターン出
力ステップでは図6に示したうなパターンでアクチュエ
ータに指示を送る。ステップ213において、以上の処
理を全てのアクチュエータに行ったのち、ステップ20
3に戻る。
【0070】以上で説明したショックアブソーバ装置で
は、各輪の前後加速度,左右加速度及び上下加速度にお
ける制御量を求め、加算してトータル制御量を求めて、
アクチュエータを制御している。この方法であれば、前
後加速度,左右加速度及び上下加速度が同時に発生した
場合でも最適の制御量が得られる。
【0071】上記制御手段13の他の実施例として図1
4に示す制御手段13’’がある。
【0072】ここでは、図1の各輪配分手段134,1
35、加算手段139〜142、駆動手段143の代わ
りにモード選択手段150が用いられる。このモード選
択手段150では、以下の処理が行われる。
【0073】前方向に加速度が発生している場合、前
輪をLHモードに、後輪をSHモードにする。
【0074】後方向に加速度が発生している場合、前
輪をSHモードに、後輪をLHモードにする。
【0075】右方向に加速度が発生している場合、左
輪をLHモードに、右輪をSHモードにする。
【0076】左方向に加速度が発生している場合、左
輪をSHモードに、右輪をLHモードにする。
【0077】各輪において上方向に加速度が発生して
いる場合、その輪をLHモードにする。
【0078】各輪において下方向に加速度が発生して
いる場合、その輪をSHモードにする。
【0079】何れの加速度も生じていない場合にはノ
ーマルモードにする。
【0080】LHモードの場合にはアクチュエータを
回転させてLH状態にし、SHモードの場合にはアクチ
ュエータを回転させてSH状態にし、ノーマルモードの
場合にはアクチュエータを回転させてノーマル状態にす
る。
【0081】上記制御手段13’’をフローチャートと
して記載したものが図15である。
【0082】ここで、MFF,MFR,MRF,MRRはそれぞ
れ前左輪,前右輪,後左輪,後右輪のモードを示すメモ
リーである。図15では、最初に各メモリーをノーマル
モードに設定した後、各加速度に応じて変更が必要なメ
モリーのみを対応するモードに変更している。
【0083】以上説明したように、本発明は、伸び側の
減衰力を強く、縮み側の減衰力を弱く設定する第1設定
ステップ(LHモード)と、伸び側の減衰力を弱く、縮
み側の減衰力を強く設定する第2設定ステップ(SHモ
ード)を備えるものであって、車体に働く加速度を検出
するステップを有し、その加速度により上昇しようとす
る側の輪に対し第1設定ステップを実行し、下降しよう
とする側の輪に対し第2設定ステップを実行するもので
ある。
【0084】この制御の具体例を図12および図13を
参照して説明する。
【0085】図12は平坦な路面において、車両が加速
する状況を示している。アクセルを踏むと車両は加速
し、前方向に加速度が加わる。このとき前輪側はその加
速度により浮き上がり、後輪側は沈み込む。その後アク
セルを弛めると前輪、後輪とも通常の位置に戻ろうと
し、後方向に加速度が加わる。前輪側において、加速中
は前方向に加速度が加わっているので、アクチュエータ
はLHモードになり、アブソーバは伸びようとしている
のでハードになる。アクセルを弛めたときには、後方向
に加速度が加わっているので、アクチュエータはSHモ
ードになり、アブソーバは縮もうとしているのでハード
になる。後輪側において、加速中は前方向に加速度が加
わっているので、アクチュエータはSHモードになり、
アブソーバは縮もうとしているのでハードになる。アク
セルを弛めたときには、後方向に加速度が加わっている
ので、アクチュエータはLHモードになり、アブソーバ
は伸びようとしているのでハードになる。何れの輪にお
いても加速度が加わっていないときにはアクチュエータ
はノーマルであり、減衰力はミディアムになる。このよ
うに、前輪側,後輪側ともアクセル操作中は減衰力をハ
ードにできるため、加速や減速時に車両のピッチングを
増大を抑制できる。尚、ハンドル操作により車両により
車両が回動しようとしているときも、同様に、減衰力は
ハードになり、車両のロールの発生を抑制できる。
【0086】図13は、車両が直進走行中に、うねった
路面が暫く継続し、その後路面が平坦になる場合であ
る。図示aの区間では路面が盛り上がるため、アブソー
バは縮み、かつ上方向に加速度が加わる。上方向に加速
度が加わるので、アクチュエータはLHモードになり、
アブソーバが縮む方向になるので減衰力はソフトにな
る。bの区間では路面が窪んでいるので、アブソーバは
伸びる方向にあり、かつ下方向に加速度が加わる。この
場合、アクチュエータはSHモードになり、アブソーバ
が伸びる方向になるので減衰力はソフトになる。cのは
aの区間と同様で、減衰力はソフトになる。d,eの区
間では、路面は平坦であるが、車体の慣性力によりしば
らく車体が揺動するために上下方向に加速度が加わる。
dの区間では下方向に加速度が加わり、アクチュエータ
はSHモードになり、この加速度によりアブソーバは縮
む方向にあるので、減衰力はハードになる。eの区間で
は上方向に加速度が加わり、アクチュエータはLHモー
ドになり、この加速度によりアブソーバは伸びる方向に
あるので、減衰力はハードになる。よって、路面がうね
っているa,b,cの区間では減衰力はソフトになり、
路面からのショックを吸収しようとし、それに続く平坦
路で車体が揺動しているd,eの区間では減衰力はハー
ドになり、車両の揺動を抑制しようとする。
【0087】
【発明の効果】本発明は、路面からショックがあたえら
るときには減衰力はソフトになり、車体自体が揺動しよ
うとしているときには減衰力がハードになるため、的確
に路面からのショックを吸収できると共に、車両振動を
抑えることができる。
【0088】尚、前後,左右,上下を加速度をそれぞれ
測定し、各々について各輪の制御量を求め、最終的にそ
れらを足し合わせてから減衰力を調整するようにすれ
ば、更に精度よく車両の振動を制御できるようになる。
加速度の大きさに応じて減衰力を調整すれば、連続する
うねり路を走行するような場合でも、車両の上下動共振
周波数と、車両のスプリングの共振周波数が一致するこ
とはなく、適切に振動を減衰させることができ乗り心地
感がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を自動車に適用した場合の実施例の概要
【図2】ピストンにおける可変オリフィスおよび逆止弁
の具体的実施例の概要図
【図3】図2の構成のA−A断面およびそのC−C断面
を示す断面図
【図4】図2のピストンの動作を示す説明図
【図5】アクチュエータの回路図
【図6】ステップとアクチュエータへの信号の関係を示
す説明図
【図7】制御回路13’のブロック図
【図8】制御手段13’をコンピュータを使用して制御
する場合のフローチャート
【図9】図8のフローチャートのサブルーチン
【図10】従来技術の説明図。
【図11】従来技術の説明図。
【図12】本発明の作用の具体例を示す説明図
【図13】本発明の作用の具体例を示す説明図
【図14】制御手段13’’のブロック図
【図15】制御手段13’’をコンピュータを使用して
制御する場合のフローチャート
【符号の説明】
10 ショックアブソーバ 11 前後加速度セ
ンサ 12 左右加速度センサ 13,13’,1
3’’ 制御手段 101 上下加速度センサ 102 アクチュエ
ータ 102b コイル 103 可変オリフ
ィス 104 逆止弁 105 シリンダ 106 ピストン 107 上部油室 108 下部油室 109 高圧ガス室 110 フリーピストン 111,112 通
路 134,135 各輪配分手段 131,132,1
33 ローパスフィルタ 136 モード変換手段 137 モード逆変
換手段 138 PID演算手段 139〜142 加
算手段 143 駆動手段 150 モード選択
手段 202 回転軸 203 軸 204,209 プレート 205 ピストン体 205a,205b 突出部 205c,205d
通路 206 Oリング 207 回転体 207a,207b 孔部 208 ナット MFF,MFR,MRF,MRR メモリー TFL,TFR,TRL,TRR 各輪のトータル制御量 XFL,XFR,XRL,XRR 各輪の前後加速度制御量 YFL,YFR,YRL,YRR 各輪の左右加速度制御量 ZFL,ZFR,ZRL,ZRR 各輪の上下加速度制御量 ZFL’,ZFR’,ZRL’,ZRR’ 上下加速度制御量 LHモード 伸び側をハードに、縮み側をソフトにする
モード SHモード 伸び側をソフトに、縮み側をハードにする
モード

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体と各車輪間に配置され伸縮自在なショ
    ックアブソーバにおいて、 伸び側の減衰力を強く、縮み側の減衰力を弱く設定する
    第1設定ステップ、 伸び側の減衰力を弱く、縮み側の減衰力を強く設定する
    第2設定ステップ、 車体に働く加速度を検出するステップ、 その加速度により上昇しようとする側の輪に対し第1設
    定ステップを実行し、下降しようとする側の輪に対し第
    2設定ステップを実行するステップ、を備えるショック
    アブソーバの制御方法。
  2. 【請求項2】加速度を検出する加速度検出手段;車体と
    車輪間の伸びに対して減衰力を発生する各輪に設けられ
    た伸び方向減衰力発生手段;車体と車輪間の縮みに対し
    て減衰力を発生する各輪に設けられた縮み方向減衰力発
    生手段;前記加速度検出手段および各減衰力発生手段に
    接続され、検出された加速度に対応して上昇しようとす
    る側の車輪における伸び方向減衰力発生手段の減衰力を
    大きく、縮み方向減衰力発生手段の減衰力を小さくし、
    検出された加速度に対応して下降しようとする側の車輪
    における伸び方向減衰力発生手段の減衰力を小さく、縮
    み方向減衰力発生手段の減衰力を大きくする制御手段;
    を備えることを特徴とするショックアブソーバ装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、伸びおよび縮みに対する
    減衰力を同じにする第1モードと、伸びに対する減衰力
    を増加させ、縮みに対する減衰力を低下させる第2モー
    ドと、伸びに対する減衰力を低下させ、縮みに対する減
    衰力を増加させる第3モードとを有し、各モードは前記
    加速度に応じて設定され、設定されたモードに応じて前
    記各減衰力発生手段を駆動することを特徴とする請求項
    2記載のショックアブソーバ装置。
  4. 【請求項4】前記加速度検出手段は、車両の前後方向の
    加速度を検出する前後加速度検出手段であって、 前記制御手段は、前後加速度が発生していない場合は第
    1モードを設定し、前方向に加速度が発生時は前輪を第
    2モードに後輪を第3モードに設定し、後方向に加速度
    が発生時は前輪を第3モードに後輪を第2モードに設定
    することを特徴とする請求項3記載のショックアブソー
    バ装置。
  5. 【請求項5】前記加速度検出手段は、車両の左右方向の
    加速度を検出する横加速度検出手段であって、 前記制御手段は、左右加速度が発生していない場合は第
    1モードを設定し、左方向に加速度が発生時は右輪を第
    2モードに左輪を第3モードに設定し、右方向に加速度
    が発生時は右輪を第3モードに左輪を第2モードに設定
    することを特徴とする請求項3記載のショックアブソー
    バ装置。
  6. 【請求項6】前記加速度検出手段は、各車輪毎に設けら
    れ、車輪に加わる上下方向の加速度を検出する複数の上
    下加速度検出手段であって、 前記制御手段は、その上下加速度検出手段の設置された
    輪において、上下加速度が発生していない場合は第1モ
    ードを設定し、上方向に加速度が発生時は第2モードに
    設定し、下方向に加速度が発生時は第3モードに設定す
    ることを特徴とする請求項3記載のショックアブソーバ
    装置。
  7. 【請求項7】前記加速度検出手段は、車両の左右方向の
    加速度を検出する左右加速度検出手段,車両の前後方向
    の加速度を検出する前後加速度検出手段,および各車輪
    毎に設けられ、車輪に加わる上下方向の加速度を検出す
    る複数の上下加速度検出手段から構成され、 前記制御手段は、検出した左右加速度および前後加速度
    から各輪の左右加速度制御量および前後加速度制御量を
    求め、検出した各輪の上下加速度から各輪の上下加速度
    制御量を求め、各輪ごとに左右加速度制御量,前後加速
    度制御量および上下加速度制御量を加算して各輪ごとの
    トータル制御量を求め、該トータル制御量に比例した量
    に、前記減衰力発生手段の減衰力の増減量を定め、各減
    衰力発生手段を制御することを特徴とする請求項2記載
    のショックアブソーバ装置。
  8. 【請求項8】車体または車輪の一方に接続されたシリン
    ダ;前記車体または車輪の他方に接続され前記シリンダ
    内を第1室及び第2室に2分するとともに前記シリンダ
    内を摺動するピストン;前記第1室と第2室を接続する
    第1通路;該第1通路に設けられ、第2室から第1室へ
    の流体の流れのみ許容する第1逆止弁;前記第1通路に
    設けられた第1可変オリフィス;前記第1通路と並列に
    配置され、前記第1室と第2室を接続する第2通路;該
    第2通路に設けられ、第1室から第2室への流体の流れ
    のみ許容する第2逆止弁;前記第2通路に設けられた第
    2可変オリフィス;を備えるショックアブソーバ装置で
    あって、第1可変オリフィスのオリフィス径と第2可変
    オリフィスのオリフィス径は反比例することを特徴とす
    るショックアブソーバ装置。
  9. 【請求項9】前記第1及び第2可変オリフィスは、前記
    第1通路および第2通路を横切って設置され、前記第1
    通路に対応する第1孔部および前記第2通路に対応する
    第2孔部が設けられた回転体を備え、前記回転体の所定
    方向の回転に対応して、前記第1孔部は前記第1通路を
    遮断する面積が増大し、前記第2孔部は前記第2通路を
    遮断する面積が縮小することを特徴とする請求項3記載
    のショックアブソーバ装置。
JP3163086A 1991-07-03 1991-07-03 シヨツクアブソーバ制御方法及びシヨツクアブソーバ装置 Pending JPH0538920A (ja)

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