JPH0538940A - 自動車ドアのインパクトバー - Google Patents
自動車ドアのインパクトバーInfo
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- JPH0538940A JPH0538940A JP19400291A JP19400291A JPH0538940A JP H0538940 A JPH0538940 A JP H0538940A JP 19400291 A JP19400291 A JP 19400291A JP 19400291 A JP19400291 A JP 19400291A JP H0538940 A JPH0538940 A JP H0538940A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impact bar
- automobile door
- aluminum alloy
- present
- door according
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、自動車ドアのインパクトバーに
おいて、軽量化を目的としてアルミニウム合金で形成し
たとしても、側突時に、二つ折れを防止することが出来
ることを最も主要な特徴とする。 【構成】 この発明に係わる自動車ドアのインパクトバ
ーは、アルミニウム合金を主体とし、曲げ変形の際の引
っ張り側と圧縮側との中立軸12を、引っ張り側に偏倚
した状態で設定したインパクトバー本体10を具備する
事を特徴としている。
おいて、軽量化を目的としてアルミニウム合金で形成し
たとしても、側突時に、二つ折れを防止することが出来
ることを最も主要な特徴とする。 【構成】 この発明に係わる自動車ドアのインパクトバ
ーは、アルミニウム合金を主体とし、曲げ変形の際の引
っ張り側と圧縮側との中立軸12を、引っ張り側に偏倚
した状態で設定したインパクトバー本体10を具備する
事を特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アルミニウム合金を
主体とする自動車ドアのインパクトバーに関するもので
ある。
主体とする自動車ドアのインパクトバーに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の側突時における乗員の安
全性を確保するために、自動車ドア内に強度の高いイン
パクトバーを設け、側突してくる車両が、このインパク
トバーに妨げられて車室内に侵入するのを防止する様に
なすことが行われている。このようなインパクトバーの
取り付け態様として、例えば、実開昭63−76524
号に開示される技術が知られている。
全性を確保するために、自動車ドア内に強度の高いイン
パクトバーを設け、側突してくる車両が、このインパク
トバーに妨げられて車室内に侵入するのを防止する様に
なすことが行われている。このようなインパクトバーの
取り付け態様として、例えば、実開昭63−76524
号に開示される技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な従来公報においては、主としてインパクトバーの取り
付け態様が示されているのみで、インパクトバー自身は
鋼材から形成されているものである。このため、その重
量が重くなり、車体の軽量化という観点にそぐわないも
のである。このため、インパクトバーの軽量化を目的と
して、これをアルミニウムで形成する事が考えられる。
しかしながら、このインパクトバーをアルミニウムで形
成するとなると、このアルミニウムは、一般に、鋼より
も引っ張り強度が劣るものであるため、如何に軽量化し
たアルミニウム製のインパクトバーを、その両端でブラ
ケツトを介してインナパネルに強固に取り付けたとして
も、車両の側突に際して、このアルミニウム製ののイン
パクトバーが側突してきた車両を受けて曲げ力を受けた
際に、簡単に二つ折れしてしまう事態となる。この様に
して、インパクトバーをアルミニウムで形成して、軽量
化を達成したとしても、乗員の安全性を十分に担保する
ことが出来ない事になる。この発明は、上述した課題に
鑑みなされたものであり、この発明の目的は、軽量化を
目的としてアルミニウム合金で形成したとしても、側突
時に、二つ折れを防止することが出来る自動車ドアのイ
ンパクトバーを提供することをである。
な従来公報においては、主としてインパクトバーの取り
付け態様が示されているのみで、インパクトバー自身は
鋼材から形成されているものである。このため、その重
量が重くなり、車体の軽量化という観点にそぐわないも
のである。このため、インパクトバーの軽量化を目的と
して、これをアルミニウムで形成する事が考えられる。
しかしながら、このインパクトバーをアルミニウムで形
成するとなると、このアルミニウムは、一般に、鋼より
も引っ張り強度が劣るものであるため、如何に軽量化し
たアルミニウム製のインパクトバーを、その両端でブラ
ケツトを介してインナパネルに強固に取り付けたとして
も、車両の側突に際して、このアルミニウム製ののイン
パクトバーが側突してきた車両を受けて曲げ力を受けた
際に、簡単に二つ折れしてしまう事態となる。この様に
して、インパクトバーをアルミニウムで形成して、軽量
化を達成したとしても、乗員の安全性を十分に担保する
ことが出来ない事になる。この発明は、上述した課題に
鑑みなされたものであり、この発明の目的は、軽量化を
目的としてアルミニウム合金で形成したとしても、側突
時に、二つ折れを防止することが出来る自動車ドアのイ
ンパクトバーを提供することをである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係わる自動車ドアのイ
ンパクトバーは、アルミニウム合金を主体とする自動車
ドアのインパクトバーであつて、曲げ変形の際の引っ張
り側と圧縮側との中立軸を、引っ張り側に偏倚した状態
で設定したインパクトバー本体を具備する事を特徴とし
ている。また、この発明に係わる自動車ドアのインパク
トバーにおいて、前記インパクトバー本体は、外側に位
置し、圧縮変形の容易な性質を有する外側部材と、内側
に位置し、耐高張力を有する内側部材とから一体的に形
成された事を特徴としている。また、この発明に係わる
自動車ドアのインパクトバーにおいて、前記外側部材
は、高強度アルミニウム合金から形成され、前記内側部
材は、低強度アルミニウム合金から形成される事を特徴
としている。また、この発明に係わる自動車ドアのイン
パクトバーにおいて、前記外側部材は、密度の小さな発
泡体から形成され、前記内側部材は、密度の大きな発泡
体から形成される事を特徴としている。
目的を達成するため、この発明に係わる自動車ドアのイ
ンパクトバーは、アルミニウム合金を主体とする自動車
ドアのインパクトバーであつて、曲げ変形の際の引っ張
り側と圧縮側との中立軸を、引っ張り側に偏倚した状態
で設定したインパクトバー本体を具備する事を特徴とし
ている。また、この発明に係わる自動車ドアのインパク
トバーにおいて、前記インパクトバー本体は、外側に位
置し、圧縮変形の容易な性質を有する外側部材と、内側
に位置し、耐高張力を有する内側部材とから一体的に形
成された事を特徴としている。また、この発明に係わる
自動車ドアのインパクトバーにおいて、前記外側部材
は、高強度アルミニウム合金から形成され、前記内側部
材は、低強度アルミニウム合金から形成される事を特徴
としている。また、この発明に係わる自動車ドアのイン
パクトバーにおいて、前記外側部材は、密度の小さな発
泡体から形成され、前記内側部材は、密度の大きな発泡
体から形成される事を特徴としている。
【0005】
【作用】以上の様に、この発明に係わる自動車ドアのイ
ンパクトバーは構成されているので、仮に側突が発生し
て、このアルミニウム合金製のインパクトバー本体に対
して、これを二つ折れさせる様な力が作用したとして
も、このインパクトバー本体は、曲げ変形の際の引っ張
り側と圧縮側との中立軸を、引っ張り側に偏倚した状態
で設定しているので、曲げ変形に対する強度を極めて強
く設定することが出来、側突時の二つ折れの発生を極力
抑制することが出来る事となる。
ンパクトバーは構成されているので、仮に側突が発生し
て、このアルミニウム合金製のインパクトバー本体に対
して、これを二つ折れさせる様な力が作用したとして
も、このインパクトバー本体は、曲げ変形の際の引っ張
り側と圧縮側との中立軸を、引っ張り側に偏倚した状態
で設定しているので、曲げ変形に対する強度を極めて強
く設定することが出来、側突時の二つ折れの発生を極力
抑制することが出来る事となる。
【0006】
【実施例】以下に、この発明に係わる自動車ドアのイン
パクトバーの一実施例の構造を、添付図面を参照して詳
細に説明する。先ず、図1を参照して、この発明の特徴
を概略的に説明する。即ち、この発明においては、側突
時における車両の車室内への侵入を阻止するために、自
動車のサイドドアの強度を増大するために、当該サイド
ドア内に配設されたインパクトバー10を、その対象と
しており、軽量化を目的としてアルミニウム合金から形
成されると共に、側突時に発生する曲げ力の作用に対し
て二つ折れへの抗力を高めるために、曲げ変形の際の引
っ張り側と圧縮側との中立軸線12を、引っ張り側に偏
倚した状態で設定してる事を特徴としている。このよう
に中立軸線12を引っ張り側に偏倚させる事により、こ
のアルミニウム合金製のインパクトバー10において
は、その圧縮側の変形は、従来よりも増大する事になる
が、この圧縮側の変形によつては、圧縮側に割れは発生
し難いものであり、一方、引っ張り側の変形は従来に比
較して減少する事となり、この引っ張り側における割れ
の発生は効果的に抑制される事となる。
パクトバーの一実施例の構造を、添付図面を参照して詳
細に説明する。先ず、図1を参照して、この発明の特徴
を概略的に説明する。即ち、この発明においては、側突
時における車両の車室内への侵入を阻止するために、自
動車のサイドドアの強度を増大するために、当該サイド
ドア内に配設されたインパクトバー10を、その対象と
しており、軽量化を目的としてアルミニウム合金から形
成されると共に、側突時に発生する曲げ力の作用に対し
て二つ折れへの抗力を高めるために、曲げ変形の際の引
っ張り側と圧縮側との中立軸線12を、引っ張り側に偏
倚した状態で設定してる事を特徴としている。このよう
に中立軸線12を引っ張り側に偏倚させる事により、こ
のアルミニウム合金製のインパクトバー10において
は、その圧縮側の変形は、従来よりも増大する事になる
が、この圧縮側の変形によつては、圧縮側に割れは発生
し難いものであり、一方、引っ張り側の変形は従来に比
較して減少する事となり、この引っ張り側における割れ
の発生は効果的に抑制される事となる。
【0007】この様にして、この発明においては、アル
ミニウム合金製とする事により軽量化が達成されると共
に、アルミニウム合金製としても側突時に二つ折れしな
い事が同時に達成される事となる。次に、この様にイン
パクトバー10において、曲げ変形の際の引っ張り側と
圧縮側との中立軸線12を、引っ張り側に偏倚した状態
で設定するための種々の具体的な実施例を、以下に詳細
に説明する。先ず、図2乃至図4を参照して、この発明
に係わる自動車ドアのインパクトバーの第1の実施例の
構成を説明する。
ミニウム合金製とする事により軽量化が達成されると共
に、アルミニウム合金製としても側突時に二つ折れしな
い事が同時に達成される事となる。次に、この様にイン
パクトバー10において、曲げ変形の際の引っ張り側と
圧縮側との中立軸線12を、引っ張り側に偏倚した状態
で設定するための種々の具体的な実施例を、以下に詳細
に説明する。先ず、図2乃至図4を参照して、この発明
に係わる自動車ドアのインパクトバーの第1の実施例の
構成を説明する。
【0008】この第1の実施例においては、このインパ
クトバー10は、図2に示す様に、直線形状であつて、
中空の断面矩形状に形成され、その材質は、アルミニウ
ム−リチウム合金に設定されている。ここで、このイン
パクトバー10は、その厚さ方向の中央部において、図
中上下2段に分割されており、図中上側部分は、高張力
を有する第1の部分14として規定され、図中下側部分
は、低張力を有する第2の部分16として規定されてい
る。ここで、この高張力を有する第1の部分14は、こ
のインパクトバー10を実際に自動車ドア内に装着する
場合には、車内側に位置する様に、低張力を有する第2
の部分16は、車外側に位置する様に、その配設状態を
規定されている。換言すれば、このインパクトバー10
においては、側突時に曲げ力が作用して、図3に示す様
に、実際に曲げ変形が生じた際に、曲げ方向に関しての
外側に高張力を有する第1の部分14が、また、曲げ方
向に関しての内側に低張力を有する第2の部分16が夫
々位置する様に配設される。
クトバー10は、図2に示す様に、直線形状であつて、
中空の断面矩形状に形成され、その材質は、アルミニウ
ム−リチウム合金に設定されている。ここで、このイン
パクトバー10は、その厚さ方向の中央部において、図
中上下2段に分割されており、図中上側部分は、高張力
を有する第1の部分14として規定され、図中下側部分
は、低張力を有する第2の部分16として規定されてい
る。ここで、この高張力を有する第1の部分14は、こ
のインパクトバー10を実際に自動車ドア内に装着する
場合には、車内側に位置する様に、低張力を有する第2
の部分16は、車外側に位置する様に、その配設状態を
規定されている。換言すれば、このインパクトバー10
においては、側突時に曲げ力が作用して、図3に示す様
に、実際に曲げ変形が生じた際に、曲げ方向に関しての
外側に高張力を有する第1の部分14が、また、曲げ方
向に関しての内側に低張力を有する第2の部分16が夫
々位置する様に配設される。
【0009】この様に、この第1の実施例におけるイン
パクトバー10を形成する事により、第1及び第2の部
分14,16は、互いに、インパクトバー10の厚さ方
向に関しての中央部で一体的に接合されているものの、
曲げ変形の際の引っ張り側と圧縮側との中立軸線12
は、図1に示す様に、引っ張り側に偏倚した状態、即
ち、曲げ方向に関して外側となる車内側に偏倚した状態
となる様に設定される。この結果、この第1の実施例に
よれば、図1を参照して説明した様に、アルミニウム合
金製とする事により軽量化が達成されると共に、アルミ
ニウム合金製としても側突時に二つ折れしない事が同時
に達成される事となる。
パクトバー10を形成する事により、第1及び第2の部
分14,16は、互いに、インパクトバー10の厚さ方
向に関しての中央部で一体的に接合されているものの、
曲げ変形の際の引っ張り側と圧縮側との中立軸線12
は、図1に示す様に、引っ張り側に偏倚した状態、即
ち、曲げ方向に関して外側となる車内側に偏倚した状態
となる様に設定される。この結果、この第1の実施例に
よれば、図1を参照して説明した様に、アルミニウム合
金製とする事により軽量化が達成されると共に、アルミ
ニウム合金製としても側突時に二つ折れしない事が同時
に達成される事となる。
【0010】尚、この第1の実施例においては、第1の
部分14は(株)アルコア社の規格における8000系
のアルミニウム−リチウム合金から形成され、具体的に
は、A8192材料やA8092材料が採用されるもの
である。一方、第2の部分16は、同様に、(株)アル
コア社の規格における5000系のアルミニウム−リチ
ウム合金から形成され、具体的には、A5052材料が
具体的に採用されるものである。
部分14は(株)アルコア社の規格における8000系
のアルミニウム−リチウム合金から形成され、具体的に
は、A8192材料やA8092材料が採用されるもの
である。一方、第2の部分16は、同様に、(株)アル
コア社の規格における5000系のアルミニウム−リチ
ウム合金から形成され、具体的には、A5052材料が
具体的に採用されるものである。
【0011】ここで、これら第1及び第2の部分14,
16から、図2に示すようなインパクトバー10を形成
するためには、図4に示す様に、押し出し治具18に5
00℃に加熱した状態で、夫々半円状に形成された第1
及び第2の部分14,16を挿入し、押し出し治具18
の先端に形成された吐出開口(インパクトバー10の断
面形状に対応して形成されている)20から押し出す事
により、所望の形状のインパクトバー10が一体的に形
成される事となる。
16から、図2に示すようなインパクトバー10を形成
するためには、図4に示す様に、押し出し治具18に5
00℃に加熱した状態で、夫々半円状に形成された第1
及び第2の部分14,16を挿入し、押し出し治具18
の先端に形成された吐出開口(インパクトバー10の断
面形状に対応して形成されている)20から押し出す事
により、所望の形状のインパクトバー10が一体的に形
成される事となる。
【0012】次に、図5を参照して、この発明に係わる
自動車ドアのインパクトバーの第2の実施例の構成を説
明する。この第2の実施例においては、このインパクト
バー22は、断面日の字形状に形成され、全体的に同一
材料、例えば、(株)アルコア社の規格における700
0系のアルミニウム−リチウム合金から形成され、具体
的には、A7N01材料採用されるものである。そし
て、このインパクトバー22内に形成される図中上側の
第1の中空部24には、密度が大きく設定された第1の
発泡体26が全長に渡り収納され、図中下側の第2の中
空部28には、密度が小さく設定された第2の発泡体3
0が全長に渡り収納されている。
自動車ドアのインパクトバーの第2の実施例の構成を説
明する。この第2の実施例においては、このインパクト
バー22は、断面日の字形状に形成され、全体的に同一
材料、例えば、(株)アルコア社の規格における700
0系のアルミニウム−リチウム合金から形成され、具体
的には、A7N01材料採用されるものである。そし
て、このインパクトバー22内に形成される図中上側の
第1の中空部24には、密度が大きく設定された第1の
発泡体26が全長に渡り収納され、図中下側の第2の中
空部28には、密度が小さく設定された第2の発泡体3
0が全長に渡り収納されている。
【0013】ここで、この密度が大きく設定された第1
の中空部24は、このインパクトバー10を実際に自動
車ドア内に装着する場合には、車内側に位置する様に、
密度が小さく設定された第2の中空部28は、車外側に
位置する様に、その配設状態を規定されている。換言す
れば、このインパクトバー10においては、側突時に曲
げ力が作用して、図3に示す様に、実際に曲げ変形が生
じた際に、曲げ方向に関しての外側に第1の中空部24
が、また、曲げ方向に関しての内側に第2の中空部28
が夫々位置する様に配設される。
の中空部24は、このインパクトバー10を実際に自動
車ドア内に装着する場合には、車内側に位置する様に、
密度が小さく設定された第2の中空部28は、車外側に
位置する様に、その配設状態を規定されている。換言す
れば、このインパクトバー10においては、側突時に曲
げ力が作用して、図3に示す様に、実際に曲げ変形が生
じた際に、曲げ方向に関しての外側に第1の中空部24
が、また、曲げ方向に関しての内側に第2の中空部28
が夫々位置する様に配設される。
【0014】この様に、この第2の実施例におけるイン
パクトバー22を形成する事により、第1及び第2の中
空部24,28は、互いに、インパクトバー10の厚さ
方向に関しての中央部で対称になる様に配設され、全体
は同一材料で形成されているものの、曲げ変形の際の引
っ張り側と圧縮側との中立軸線12は、図1に示す様
に、引っ張り側に偏倚した状態、即ち、曲げ方向に関し
て外側となる車内側に偏倚した状態となる様に設定され
る。この結果、この第2の実施例によれば、図1を参照
して説明した様に、アルミニウム合金製とする事により
軽量化が達成されると共に、アルミニウム合金製として
も側突時に二つ折れしない事が同時に達成される事とな
る。
パクトバー22を形成する事により、第1及び第2の中
空部24,28は、互いに、インパクトバー10の厚さ
方向に関しての中央部で対称になる様に配設され、全体
は同一材料で形成されているものの、曲げ変形の際の引
っ張り側と圧縮側との中立軸線12は、図1に示す様
に、引っ張り側に偏倚した状態、即ち、曲げ方向に関し
て外側となる車内側に偏倚した状態となる様に設定され
る。この結果、この第2の実施例によれば、図1を参照
して説明した様に、アルミニウム合金製とする事により
軽量化が達成されると共に、アルミニウム合金製として
も側突時に二つ折れしない事が同時に達成される事とな
る。
【0015】尚、この第2の実施例においては、第1の
発泡体26としては、密度を0.02g/mm3 に設定され
たポリウレタン樹脂発泡材料を、第2の発泡体30とし
ては、密度を1.1g/mm3 に設定されたポリウレタン樹
脂発泡材料を、夫々採用する様に設定されている。次
に、図6を参照して、この発明に係わる自動車ドアのイ
ンパクトバーの第3の実施例の構成を説明する。
発泡体26としては、密度を0.02g/mm3 に設定され
たポリウレタン樹脂発泡材料を、第2の発泡体30とし
ては、密度を1.1g/mm3 に設定されたポリウレタン樹
脂発泡材料を、夫々採用する様に設定されている。次
に、図6を参照して、この発明に係わる自動車ドアのイ
ンパクトバーの第3の実施例の構成を説明する。
【0016】この第3の実施例においては、このインパ
クトバー32は、第2の実施例と同様に、断面日の字形
状に形成され、全体的に同一材料、例えば、(株)アル
コア社の規格における7000系のアルミニウム−リチ
ウム合金から形成され、具体的には、A7N01材料採
用されるものである。そして、このインパクトバー32
内に形成される図中上側の第1の中空部34には、密度
が大きく設定された第1のハニカム部材36が全長に渡
り収納され、図中下側の第2の中空部38には、密度が
小さく設定された第2のハニカム部材40が全長に渡り
収納されている。
クトバー32は、第2の実施例と同様に、断面日の字形
状に形成され、全体的に同一材料、例えば、(株)アル
コア社の規格における7000系のアルミニウム−リチ
ウム合金から形成され、具体的には、A7N01材料採
用されるものである。そして、このインパクトバー32
内に形成される図中上側の第1の中空部34には、密度
が大きく設定された第1のハニカム部材36が全長に渡
り収納され、図中下側の第2の中空部38には、密度が
小さく設定された第2のハニカム部材40が全長に渡り
収納されている。
【0017】ここで、この密度が大きく設定された第1
の中空部34は、このインパクトバー10を実際に自動
車ドア内に装着する場合には、車内側に位置する様に、
密度が小さく設定された第2の中空部38は、車外側に
位置する様に、その配設状態を規定されている。換言す
れば、このインパクトバー10においては、側突時に曲
げ力が作用して、図3に示す様に、実際に曲げ変形が生
じた際に、曲げ方向に関しての外側に第1の中空部34
が、また、曲げ方向に関しての内側に第2の中空部38
が夫々位置する様に配設される。
の中空部34は、このインパクトバー10を実際に自動
車ドア内に装着する場合には、車内側に位置する様に、
密度が小さく設定された第2の中空部38は、車外側に
位置する様に、その配設状態を規定されている。換言す
れば、このインパクトバー10においては、側突時に曲
げ力が作用して、図3に示す様に、実際に曲げ変形が生
じた際に、曲げ方向に関しての外側に第1の中空部34
が、また、曲げ方向に関しての内側に第2の中空部38
が夫々位置する様に配設される。
【0018】この様に、この第3の実施例におけるイン
パクトバー32を形成する事により、第1及び第2の中
空部34,38は、互いに、インパクトバー10の厚さ
方向に関しての中央部で対称になる様に配設され、全体
は同一材料で形成されているものの、曲げ変形の際の引
っ張り側と圧縮側との中立軸線12は、図1に示す様
に、引っ張り側に偏倚した状態、即ち、曲げ方向に関し
て外側となる車内側に偏倚した状態となる様に設定され
る。この結果、この第3の実施例によれば、図1を参照
して説明した様に、アルミニウム合金製とする事により
軽量化が達成されると共に、アルミニウム合金製として
も側突時に二つ折れしない事が同時に達成される事とな
る。
パクトバー32を形成する事により、第1及び第2の中
空部34,38は、互いに、インパクトバー10の厚さ
方向に関しての中央部で対称になる様に配設され、全体
は同一材料で形成されているものの、曲げ変形の際の引
っ張り側と圧縮側との中立軸線12は、図1に示す様
に、引っ張り側に偏倚した状態、即ち、曲げ方向に関し
て外側となる車内側に偏倚した状態となる様に設定され
る。この結果、この第3の実施例によれば、図1を参照
して説明した様に、アルミニウム合金製とする事により
軽量化が達成されると共に、アルミニウム合金製として
も側突時に二つ折れしない事が同時に達成される事とな
る。
【0019】尚、この第3の実施例においては、第1の
ハニカム部材36としては、密度を0.02g/mm3 に設
定されたポリウレタン樹脂からなるハニカム材料を、第
2のハニカム部材40としては、密度を1.1g/mm3 に
設定されたポリウレタン樹脂からなるハニカム材料を、
夫々採用する様に設定されている。この発明は、上述し
た一実施例の構成に限定されることなく、この発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である事は言うまで
もない。例えば、上述した種々の実施例においては、そ
の材料を特定した状態で説明したが、この発明は、この
様な特定された材料に限定されることなく、種々変更可
能である事は言うまでもない。
ハニカム部材36としては、密度を0.02g/mm3 に設
定されたポリウレタン樹脂からなるハニカム材料を、第
2のハニカム部材40としては、密度を1.1g/mm3 に
設定されたポリウレタン樹脂からなるハニカム材料を、
夫々採用する様に設定されている。この発明は、上述し
た一実施例の構成に限定されることなく、この発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である事は言うまで
もない。例えば、上述した種々の実施例においては、そ
の材料を特定した状態で説明したが、この発明は、この
様な特定された材料に限定されることなく、種々変更可
能である事は言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した様に、この発明に係わる自
動車ドアのインパクトバーは、アルミニウム合金を主体
とする自動車ドアのインパクトバーであつて、曲げ変形
の際の引っ張り側と圧縮側との中立軸を、引っ張り側に
偏倚した状態で設定したインパクトバー本体を具備する
事を特徴としている。また、この発明に係わる自動車ド
アのインパクトバーにおいて、前記インパクトバー本体
は、外側に位置し、圧縮変形の容易な性質を有する外側
部材と、内側に位置し、耐高張力を有する内側部材とか
ら一体的に形成された事を特徴としている。
動車ドアのインパクトバーは、アルミニウム合金を主体
とする自動車ドアのインパクトバーであつて、曲げ変形
の際の引っ張り側と圧縮側との中立軸を、引っ張り側に
偏倚した状態で設定したインパクトバー本体を具備する
事を特徴としている。また、この発明に係わる自動車ド
アのインパクトバーにおいて、前記インパクトバー本体
は、外側に位置し、圧縮変形の容易な性質を有する外側
部材と、内側に位置し、耐高張力を有する内側部材とか
ら一体的に形成された事を特徴としている。
【0021】また、この発明に係わる自動車ドアのイン
パクトバーにおいて、前記外側部材は、高強度アルミニ
ウム合金から形成され、前記内側部材は、低強度アルミ
ニウム合金から形成される事を特徴としている。また、
この発明に係わる自動車ドアのインパクトバーにおい
て、前記外側部材は、密度の小さな発泡体から形成さ
れ、前記内側部材は、密度の大きな発泡体から形成され
る事を特徴としている。従つて、この発明によれば、軽
量化を目的としてアルミニウム合金で形成したとして
も、側突時に、二つ折れを防止することが出来る自動車
ドアのインパクトバーが提供される事となる。
パクトバーにおいて、前記外側部材は、高強度アルミニ
ウム合金から形成され、前記内側部材は、低強度アルミ
ニウム合金から形成される事を特徴としている。また、
この発明に係わる自動車ドアのインパクトバーにおい
て、前記外側部材は、密度の小さな発泡体から形成さ
れ、前記内側部材は、密度の大きな発泡体から形成され
る事を特徴としている。従つて、この発明によれば、軽
量化を目的としてアルミニウム合金で形成したとして
も、側突時に、二つ折れを防止することが出来る自動車
ドアのインパクトバーが提供される事となる。
【図1】この発明に係わる自動車ドアのインパクトバー
の基本構成を説明するための正面図である。
の基本構成を説明するための正面図である。
【図2】この発明に係わる自動車ドアのインパクトバー
の第1の実施例の構成を示す斜視図である。
の第1の実施例の構成を示す斜視図である。
【図3】図2に示すインパクトバーを曲げ変形させた状
態で示す斜視図である。トとを取り出して示す斜視図で
ある。
態で示す斜視図である。トとを取り出して示す斜視図で
ある。
【図4】図2に示すインパクトバーを押し出し成形する
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図5】この発明に係わる自動車ドアのインパクトバー
の第2の実施例の構成を示す斜視図である。
の第2の実施例の構成を示す斜視図である。
【図6】この発明に係わる自動車ドアのインパクトバー
の第3の実施例の構成を示す斜視図である。
の第3の実施例の構成を示す斜視図である。
10 インパクトバー(第1の実施例)、 12 中立軸線、 14 第1の部分、 16 第2の部分、 18 押し出し治具、 20 吐出開口、 22 インパクトバー(第2の実施例)、 24 第1の中空部、 26 第1の発泡体、 28 第2の中空部、 30 第2の発泡体、 32 インパクトバー(第3の実施例)、 34 第1の中空部、 36 第2の中空部、 38 第1のハニカム部材、 40 第2のハニカム部材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 恭聡 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 アルミニウム合金を主体とする自動車ド
アのインパクトバーであつて、 曲げ変形の際の引っ張り側と圧縮側との中立軸を、引っ
張り側に偏倚した状態で設定したインパクトバー本体を
具備する事を特徴とする自動車ドアのインパクトバー。 - 【請求項2】 前記インパクトバー本体は、 外側に位置し、圧縮変形の容易な性質を有する外側部材
と、 内側に位置し、耐高張力を有する内側部材とから一体的
に形成された事を特徴とする請求項1に記載の自動車ド
アのインパクトバー。 - 【請求項3】 前記外側部材は、高強度アルミニウム合
金から形成され、 前記内側部材は、低強度アルミニウム合金から形成され
る事を特徴とする請求項2に記載の自動車ドアのインパ
クトバー。 - 【請求項4】 前記外側部材は、密度の小さな発泡体か
ら形成され、 前記内側部材は、密度の大きな発泡体から形成される事
を特徴とする請求項2に記載の自動車ドアのインパクト
バー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19400291A JPH0538940A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 自動車ドアのインパクトバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19400291A JPH0538940A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 自動車ドアのインパクトバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538940A true JPH0538940A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16317339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19400291A Withdrawn JPH0538940A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 自動車ドアのインパクトバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0538940A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010181020A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Kobe Steel Ltd | 衝撃吸収部材 |
| JP2019189001A (ja) * | 2018-04-24 | 2019-10-31 | 株式会社神戸製鋼所 | ドアビーム |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP19400291A patent/JPH0538940A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010181020A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Kobe Steel Ltd | 衝撃吸収部材 |
| JP2019189001A (ja) * | 2018-04-24 | 2019-10-31 | 株式会社神戸製鋼所 | ドアビーム |
| CN110395093A (zh) * | 2018-04-24 | 2019-11-01 | 株式会社神户制钢所 | 门梁 |
| US10562087B2 (en) | 2018-04-24 | 2020-02-18 | Kobe Steel, Ltd. | Door beam |
| US10814368B2 (en) | 2018-04-24 | 2020-10-27 | Kobe Steel, Ltd. | Door beam |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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