JPH0539097U - チヤンネルデイバイダ - Google Patents
チヤンネルデイバイダInfo
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- JPH0539097U JPH0539097U JP9536191U JP9536191U JPH0539097U JP H0539097 U JPH0539097 U JP H0539097U JP 9536191 U JP9536191 U JP 9536191U JP 9536191 U JP9536191 U JP 9536191U JP H0539097 U JPH0539097 U JP H0539097U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 チャンネルディバイダで分割される各帯域の
クロスオーバ部分における特性、たとえば遮断周波数,
スロープ特性などを簡便な操作で容易に行う。 【構成】 調整時には、切換スイッチ10によってテス
トトーン発生器12から出力されたテストトーン信号が
DSP16に供給される。そして、マニュアル又は自動
的に出力スイッチ26A〜26DがONとなり、必要な
帯域についてのみテストトーンがスピーカで再生され
る。この状態で、操作・表示部30により各帯域のクロ
スオーバ部分における遮断周波数やスロープ特性が指示
されると、CPU28を介してDSP16で該当する特
性のテストトーン信号が出力される。ユーザは、このよ
うな調整作業を繰り返して所望の特性を得る。
クロスオーバ部分における特性、たとえば遮断周波数,
スロープ特性などを簡便な操作で容易に行う。 【構成】 調整時には、切換スイッチ10によってテス
トトーン発生器12から出力されたテストトーン信号が
DSP16に供給される。そして、マニュアル又は自動
的に出力スイッチ26A〜26DがONとなり、必要な
帯域についてのみテストトーンがスピーカで再生され
る。この状態で、操作・表示部30により各帯域のクロ
スオーバ部分における遮断周波数やスロープ特性が指示
されると、CPU28を介してDSP16で該当する特
性のテストトーン信号が出力される。ユーザは、このよ
うな調整作業を繰り返して所望の特性を得る。
Description
【0001】
本考案は、複数のスピーカによって再生が行われるマルチスピーカシステムに かかり、特に、各スピーカに対して各々対応する周波数帯域の信号を出力するた めの周波数分割を行うチャンネルディバイダの改良に関する。
【0002】
一部のオーディオ装置では、たとえば低域用,中域用,高域用のスピーカが各 々設けられており、再生信号をチャンネルディバイダで各スピーカに対応する帯 域(チャンネル)に分割して各々再生するようなシステムとなっている。このよ うなシステムでは、各スピーカの再生帯域能力やユ−ザの好みに応じて各チャン ネルのクロスオーバ周波数や遮断スロープ特性を設定できるようになっている。
【0003】 従来、このような調整作業は、テープやCDなどの音楽ソースを用いて行われ ている。すなわち、調整者は、適宜の音楽ソースをまず再生する。すると、その 音楽ソースの音声信号が各スピーカから再生出力される。調整者は、この再生音 を聴取しながら調整用のスイッチなどを操作して、所望の特性を得る。
【0004】
しかしながら、このような従来技術では、再生している音楽ソースの各帯域の 周波数成分や音量が刻々と変化する。また、調整時は通常いずれか2つの帯域, たとえば中域と高域のスピーカの音のみが再生されることが好ましいが、音楽ソ ースに含まれる全帯域の音が再生されてしまう。このため、 (1)各帯域間のクロスオーバ周波数の選択及び遮断スロープ特性の選択 (2)基準帯域に対する各帯域の位相選択 が非常に難しいという不都合がある。
【0005】 特に、自動車用のオーディオ装置(いわゆるカーステレオ)では、スピーカを 聴取者からみて同一位置に配置することができない。たとえば、図6に示すよう に、高域用スピーカSPAはフロント位置に、中域用スピーカSPBはサイド位 置に、低域用スピーカSPCはバック位置にそれぞれ配置される。
【0006】 ここで、最もオーディオ装置を楽しむ機会が高いのは通常ドライバDであると 考えられるので、ドライバDを中心に考える。まず、中域用スピーカSPBと低 域用スピーカSPCの再生音間の位相を考えると、両スピーカで各々再生される クロスオーバ周波数における再生音の位相が図7(A),(B)の実線であれば 、同相となるが、点線となれば逆相となる。また、クロスオーバ周波数の再生音 の波長がドライバDから両スピーカまでの各距離に比較して十分長くなるので、 各スピーカ入力の位相関係がほぼドライバDの耳に達する位相関係となる。
【0007】 たとえば、中域用スピーカSPBと低域用スピーカSPCの再生音間の位相を 考える。クロスオーバ周波数が100Hzであるとすると、1波長は、 340m×(1/100)=3.4m ……………………(1) となる。
【0008】 これに対し、高域用スピーカSPAと中域用スピーカSPBの再生音間の位相 については、仮にクロスオーバ周波数を5KHzとすると、1波長は、 340m×(1/5000)=0.068m=6.8cm……(2) となる。従って、この場合には、たとえ両スピーカの入力側で位相が同相であっ ても、それらからドライバDまでの距離が異なると、両者が同相になるとは限ら ない。従って、中高域の帯域におけるクロスオーバ周波数の部分については、位 相の調整も必要となる。しかし、このような調整は一般に非常に困難で、相当の 熟練を必要とする。
【0009】 本考案は、これらの点に着目したもので、各帯域のクロスオーバ部分における 特性、たとえば遮断周波数,スロープ特性,位相選択を簡便な操作で容易に行う ことができるチャンネルディバイダを提供することを、その目的とする。
【0010】
本考案の1つは、再生信号を電気音響変換手段に対応して複数の周波数帯域に 分割するとともに、このときの各帯域のクロスオーバ部分における特性を所望に 応じて設定する特性設定手段を有するチャンネルディバイダにおいて、前記特性 設定手段にテストトーン信号を出力するテストトーン発生手段と、前記特性設定 手段によって帯域分割されたテストトーン信号のうち、所望の帯域のテストトー ン信号を選択して該当する電気音響変換手段に出力するテストトーン出力手段と を備えたことを特徴とする。
【0011】 他の考案は、前記テストトーン発生手段と、調整すべきクロスオーバ部分を選 択する調整対象選択手段と、これによって選択されたクロスオーバ部分に対応す る帯域のテストトーン信号を自動的に選択して該当する電気音響変換手段に出力 するテストトーン自動出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
本考案によれば、調整用にテストトーン発生手段が設けられる。そして、これ によるテストトーンを利用してクロスオーバ部分における遮断周波数やスロープ 特性などの調整が行われる。このとき、いずれの帯域についてテストトーンを出 力するかは、マニュアルでも選択できるが、調整対象を選択すれば自動的に決定 される。
【0013】
以下、本考案によるチャンネルディバイダの一実施例について、添付図面を参 照しながら説明する。なお、上述した従来例と同様または相当する構成部分につ いては、同一の符号を用いる。
【0014】 図1には、本実施例にかかるチャンネルディバイダの構成が示されている。同 図において、テープ,CD,ラジオなどのソース信号は、切換スイッチ10の一 方の切換端子側に入力されるようになっている。この切換スイッチ10の他方の 切換端子側には、テストトーン発生器12の出力側が接続されている。切換スイ ッチ10の共通端子側は、A/D変換器14を介してDSP(Digital signal p rocessor)16の入力側に接続されている。
【0015】 DSP16にはRAM18が接続されており、その出力側にはディジタルフィ ルタ20A〜20Dの入力側が各々接続されている。これらのディジタルフィル タ20A〜20Dの出力側には、D/A変換器22A〜22D,アナログフィル タ24A〜24D,出力スイッチ26A〜26Dが各々直列に接続されている。 そして、出力スイッチ26A〜26Dには、各帯域用のスピーカが各々接続され ている。なお、これらのスピーカは、たとえば図6に示したように自動車内に配 置されている。 次に、切換スイッチ10,DSP16,出力スイッチ26A〜26DにはCP U28が接続されており、CPU28には操作・表示部30が接続されている。
【0016】 以上の各部のうち、操作・表示部30は、たとえば図2に示すような構成とな っている。同図において、まず表示部30Aには、同図に示すように、低音(SU BWOOFER),中低音(LOW),中音(MID),高音(HIGH)の各帯域におけるゲイ ンの周波数特性の概略のグラフ300,302,304,306が各々示されて いる。また、それらのグラフ中には、遮断スロープの表示308,310,31 2が行われており、たとえば−18dB/octの場合は「18」が表示される ようになっている。
【0017】 また、以上の表示の下段には、クロスオーバ周波数の表示314,316,3 18が各々行われている。これらの表示中、「LP」はローパスフィルタの略で 各帯域における高周波側のスロープにおけるクロスオーバ周波数を示し、「HP 」はハイパスフィルタの略で各帯域における低周波数側のスロープにおけるクロ スオーバ周波数を示す。
【0018】 更に、それらの表示の下段には、スピーカの出力とディレイタイムの表示32 0,入力レベルの表示322,出力モードの表示324,テストトーンの出力の 表示326が各々行われるようになっている。
【0019】 次に、操作部30Bについて説明すると、スイッチ330は、音量,位相など の操作対象を指定するためのものである。スイッチ332は、いずれかの調整対 象となる帯域を選択するためのものである。スイッチ334は、スイッチ332 で指定された帯域におけるスイッチ330で指定された操作対象,たとえば音量 の増減を行うためのものである。
【0020】 次に、スイッチ336は、各帯域のクロスオーバ周波数,遮断スロープ特性, 位相選択,各帯域のレベルの調整を行うために、テストトーンが出力されるスピ ーカをマニュアルで指定する場合に使用されるものである。スイッチ338は、 各帯域のハイパス及び ローパスフィルタの周波数及びスロープを調整するため のものである。そして、出力選択用のスイッチ336が全てオフの状態では、調 整中の帯域とそれにクロスする帯域のスピーカから自動的にテストトーンが出力 されるようになっている。たとえば、中低域の帯域のローパスフィルタを調整す る場合は、中域についてもテストトーンが出力される。
【0021】 なお、上述したように、調整・選択作業を、スイッチ330,332による組 み合わせによるものと、スイッチ338,340の組み合わせによるものに各々 別けて構成したのは、スイッチ340が不用意に操作されてスピーカが破壊され るのを防止するためである。スピーカは、所定の帯域よりも低い周波数の信号が 入力されると破壊されることがあるからである。
【0022】 スイッチ340は、調整対象を指示するためのもので、調整量はスイッチ33 4によって増減可能となっている。スイッチ342は、テストトーンの出力をマ ニュアルで行うためのもので、その音量はボリューム344で調整されるように なっている。その他、ボリューム346は外部からのソース入力レベルを調整す るためのものであり、スイッチ348は低音再生モードを選択するためのもので ある。なお、この低音再生モードにおいて、サブウーハを1個しか使用しない場 合はそのスピーカからL及びRの両チャンネルの音を出す必要があるが、2個使 用する場合は各々L,Rの各チャンネルを再生するためステレオモードとなる。
【0023】 次に、CPU28は、たとえば図3に示すような機能を有している。同図にお いて、上述した操作・表示部30は、動作モード判定部28Aに接続されている 。この動作モード判定部28Aは、操作・表示部30で操作されたスイッチに対 応する動作モード判定を行うものである。ここで判定された動作は、その内容に 応じて入力切換制御部28B,特性設定部28C,出力制御部28Dに各々出力 されるようになっている。
【0024】 入力切換制御部28Bは、入力データに基づいて切換スイッチ10の切換えを 行う機能を有する。特性設定部28Cは、入力データに基づいてDSP16にお ける特性設定及び各帯域レベルを指示する機能を有する。また、出力制御部28 Dは、入力データに基づいて出力スイッチ26A〜26DのON,OFFを行う 機能を有する。また、各部の動作に必要なデータ,プログラムあるいは作業領域 は、メモリ28Eに格納ないし展開されている。
【0025】 次に、テストトーン発生器12は、特性調整用に設けられているもので、ピン クノイズ,ホワイトノイズなどのテストトーンを低域から高域までの全帯域につ いて発生する機能を有する。DSP16は、CPU28からの指示によって設定 される遮断周波数,スロープ特性やレベルに基づいて入力信号を各帯域毎に分割 して出力する機能を有する。このとき、必要に応じてRAM18が利用される。 本実施例では、低域,中低域,中域,高域の4つの帯域に分割されるようになっ ている。
【0026】 次に、ディジタルフィルタ20A〜20Dは、アナログ信号への変換精度の向 上及びアナログフィルタ24A〜24Dの次数軽減を目的として設けられている ものである。また、アナログフィルタ24A〜24Dは、入力信号に含まれてい る可聴帯域以上の高い周波数のノイズを除去するために設けられているものであ る。出力スイッチ26A〜26Dは、いずれかの帯域について選択的に出力を行 うためのものである。
【0027】 次に、以上のように構成された本実施例の動作について、図4の周波数特性及 び図5のフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下の説明では、中低 音の帯域を調整の基準とし、中低域と中域との間のスロープ特性などを調整する 場合を例として説明する。なお、図5のフローチャートは、全体の動作の一部と して実行されるものである。
【0028】 <粗調整> まず、最初に粗調整が行われる。これは、上述した低周波信号によるスピーカ の破壊を防止するために行われるもので、音声出力を行うことなくそのスピーカ のメーカーが推奨するクロスオーバ周波数の設定が行われる。
【0029】 具体的な手順を説明すると、調整者は、スイッチ342(図2参照)を操作し て「OFF」を点灯させるとともに、つまみ346をマイナス側に操作していずれ のスピーカも音声出力のない状態とする。次に、スイッチ338を操作していず れかフィルタを選択してその表示を点灯させるとともに、スイッチ340の「FR EQ」の操作,スイッチ334のアップ又はダウンの操作を行って遮断周波数を推 奨値に設定する。このとき、表示314,316,318の該当部分においてフ ィルタの種類と周波数の値が各々表示される。このようなスイッチ操作が、各フ ィルタ,すなわち各スロープについて各々行なわれる。
【0030】 この動作によって入力されたデータは、CPU28の動作モード判定部28A (図1参照)に入力され、更に特性設定部28CにおいてDSP16にそれらの 特性,すなわち各スピーカの推奨遮断周波数が設定されることになる。
【0031】 <本調整>a,テストトーンが手動で出力される場合 次に、本調整の作業について説明する。組み合わせるスピーカの特性や取付条 件などのため、上述した粗調整による推奨条件が必ずしも最良とは限らない。こ のため、メーカー推奨値を中心に多少特性を変化させて所望の特性を得るための 本調整が行われる。
【0032】 まず、テストトーンを手動で出力して本調整を行う場合について説明する。最 初に、操作部30Bのスイッチ336のうち、必要なものが調整者によって操作 される。たとえば、中低域(LOW)と中域(MID)のボタンが操作される。すると 、これらのスイッチ操作がCPU28の動作モード判定部28Aで判定され、図 5のステップSAで自動モードではないと判断される。また、同時に出力制御部 28Dによって出力スイッチ26B,26CがONとなるように制御される。こ れに伴って、表示部30Aでは、中低域及び中域に該当する部分の表示302, 304が行われるようになる。
【0033】 次に、スイッチ342が操作されて、たとえば左右についてテストトーンの出 力が指示されると、同様に動作モード判定部28Aで判定が行われ、入力切換部 28Bによって切換スイッチ10がテストトーン発生器12側に切り換えられる 。これにより、テストトーン発生器12から出力されたテストトーン信号がA/ D変換器14でディジタル信号に変換された後、DSP16に供給される。DS P16は、入力テストトーン信号を帯域分割してそれぞれ出力する。
【0034】 各帯域のテストトーン信号は、ディジタルフィルタ20A〜20D,D/A変 換器22A〜22D,アナログフィルタ24A〜24Dによる上述したノイズ除 去などの処理の後、出力スイッチ26A〜26Dに各々出力される。ところが、 出力スイッチ26B,26CのみがONとなっているので、中低域及び中域のみ テストトーン信号の出力が行われることになる。なお、同時にその旨の表示32 6が行われる。
【0035】 中低域及び中域のスピーカから出力されているテストトーンの強さは、つまみ 344を回すことによって調整される。すなわち、つまみ344の操作が動作モ ード判定部28Aで判定され、特性設定部28CによってDSP16の出力レベ ル特性の調整が行われる。同時に、スピーカからの出力レベルの表示320が行 われる。なお、同時にテストトーンの位相についても、時間(mS)として表示さ れる。
【0036】 次に、スイッチ338が操作され、調整しようとするスロープ,すなわちフィ ルタが選択される。たとえば、スロープSL3(図4参照)の調整を行うときは 、スイッチ338を押して「LOW LP」を選択する。すると、表示316の「LP」 が点灯するとともに、粗調整で設定されている推奨遮断周波数の値が表示され、 更に表示302のスロープSL3が点滅するようになる。
【0037】 次に、調整者は、スイッチ340のボタン「FREQ」を押し、更にスイッチ33 4によってアップ又はダウンを指示する。これにより、特性設定部28Cによっ てDSP16におけるスロープSL3の遮断周波数が上下し、変化後の値が表示 316に示される。すると、設定された特性のテストトーンがスピーカから出力 されるようになり、遮断周波数の仮設定が行われる。
【0038】 その後、調整者は、テストトーンを聞きながらスイッチ340のボタン「SLOP E」を押す。すると、表示310の「12」,「18」のいずれか設定されている方 が点滅する。ここで、スイッチ334によってアップ又はダウンが指示されると 、他方が点滅するようになるとともに、CPU28の特性設定部28Cによって DSP16の特性設定が行われる。いずれか適当な方を選択してスイッチ338 を押すと、その点滅が点灯状態となり、スロープSL3の特性設定が終了する。 同様の動作を繰り返して、スロープSL4,すなわち中域のハイパスフィルタ 側について特性の設定が行われる。
【0039】 次に、スイッチ330を押して「LEVEL」が点滅する状態とし、スイッチ33 2の「MID」を押してそれが点滅するようにする。そして、スイッチ334によ り中域のスピーカの出力レベルをアップ又はダウンさせる。次に、再びスイッチ 330を押して、表示304の「+」が点滅する状態とし、スイッチ334によ って+,−のいずれかを選択する。この符号は、位相状態を示すものである(図 7参照)。これらの処理も、同様に特性設定部28Cによって行われる。 以上のような動作を繰り返し行うことによって、各帯域の遮断周波数,スロー プ特性,出力レベルなどが調整される。
【0040】b,テストトーンが自動で出力される場合 この場合には、操作部30Bにおけるマニュアル用のスイッチ336をいずれ もOFFとし、スイッチ338を操作したときに、動作モード判定部28Aで図 5のステップSAに示すように動作モードが自動であると判定され、同図に示す 自動選択の動作が行われる。
【0041】 たとえば、スイッチ338で「LOW LP」が選択されたときは(同図ステップS E参照)、このスイッチ操作がCPU28の動作モード判定部28Aで判定され 、出力制御部28Dによって出力スイッチ26B,26CがONとなるように制 御される。そして、スイッチ342が「OFF」以外の場合には中低域及び中域に けるテストトーンの出力が行われる(同図ステップSG参照)。これに伴って、 表示部30Aでは、中低域及び中域に該当する部分の表示302,304が行わ れる。なお、スイッチ342が「OFF」の場合には、CD,テープなどの入力ソ ースがそれらの帯域で出力される。
【0042】 その他の場合も同様であり、スイッチ338によって選択されたスロープに対 応する帯域のテストトーンが、CPU28の動作モード判定部28A及び出力制 御部28Dの作用によって各々出力される。
【0043】 すなわち、スイッチ338の操作により調整したいスロープとしてSL1(低 域のLPF),SL2(中低域のHPF)が選択されたときは(ステップSB, SC)、低域及び中低域のテストトーン出力が行われる(ステップSD)。また 、スロープSL5(中域のLPF),SL6(高域のHPF)が選択されたとき は(ステップSH,SI)、高域及び中域のテストトーン出力が行われる(ステ ップSJ)。
【0044】 なお、以後の動作は、上述したマニュアルの場合と同様である。また、以上の 自動の動作モード中にスイッチ336が押されたときは、手動の動作モードとな って該当する帯域のテストトーン出力が行われる。
【0045】 このように、本実施例によれば次のような効果がある。 (1)調整に適したテストトーン発生器12が内蔵されているので、調整時の聴 感判断が容易になる。 (2)調整対象帯域以外の帯域ではテストトーンが出力されないため、聴感判断 は更に容易になる。 (3)テストトーン出力の選択を自動的に行うこともできるので、操作上の手間 が省かれる。
【0046】 なお、本考案は、何ら上記実施例に限定されるものではなく、たとえば次のよ うなものも含まれる。 (1)本考案は、スピーカが同じ位置に配置できにくいカーステレオなどに好適 であるが、通常の家庭用などのオーディオ装置,テレビジョンの音声装置などに も同様に適用可能である。 (2)前記実施例では周波数帯域を4つに分割したが、2つ以上の所望の数に分 割してよい。また、中低域を基準としたが他の帯域を基準としてよい。 (3)前記実施例ではDSPを利用したが、他の同様の作用を奏する回路構成と してよい。また、操作・表示部30の態様も任意であり、たとえばマニュアルと 自動とのモード切換え用のスイッチを設けるようにしてもよい。
【0047】
以上説明したように、本考案によるチャンネルディバイダによれば、次のよう な効果がある。 (1)テストトーン発生手段を設け、必要帯域についてのみテストトーン出力を 行って調整作業を行うこととしたので、各帯域のクロスオーバ部分における特性 を簡便な操作で容易に行うことができるという効果がある。 (2)また、特に請求項2記載の考案によれば、テストトーンの出力帯域が自動 的に設定されるので、調整操作上の手間を省くことができるという効果がある。
【図1】本考案によるチャンネルディバイダの一実施例
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図2】前記実施例の操作・表示部の例を示す説明図で
ある。
ある。
【図3】前記実施例におけるCPUの機能を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】調整される各帯域の周波数特性を示すグラフで
ある。
ある。
【図5】自動モード時における動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図6】自動車におけるスピーカの配置例を示す説明図
である。
である。
【図7】各スピーカ出力間の位相関係を示すグラフであ
る。
る。
10…切換スイッチ、12…テストトーン発生器(テス
トトーン発生手段)、14…A/D変換器、16…DS
P(特性設定手段)、18…RAM、20A〜20D…
ディジタルフィルタ、22A〜22D…D/A変換器、
24A〜24D…アナログフィルタ、26A〜26D…
出力スイッチ(テストトーン出力手段,テストトーン自
動出力手段)、28…CPU、28A…動作モード判定
部、28B…入力切換制御部、28C…特性設定部、2
8D…出力制御部(テストトーン自動出力手段)、28
E…メモリ、30…操作・表示部、30A…表示部、3
0B…操作部、300〜326…表示、336…スイッ
チ(テストトーン出力手段)、338…スイッチ(調整
対象選択手段)、F1〜F3…遮断周波数、SL1〜S
L6…スロープ特性、SPA〜SPC…スピーカ(電気
音響変換手段)。
トトーン発生手段)、14…A/D変換器、16…DS
P(特性設定手段)、18…RAM、20A〜20D…
ディジタルフィルタ、22A〜22D…D/A変換器、
24A〜24D…アナログフィルタ、26A〜26D…
出力スイッチ(テストトーン出力手段,テストトーン自
動出力手段)、28…CPU、28A…動作モード判定
部、28B…入力切換制御部、28C…特性設定部、2
8D…出力制御部(テストトーン自動出力手段)、28
E…メモリ、30…操作・表示部、30A…表示部、3
0B…操作部、300〜326…表示、336…スイッ
チ(テストトーン出力手段)、338…スイッチ(調整
対象選択手段)、F1〜F3…遮断周波数、SL1〜S
L6…スロープ特性、SPA〜SPC…スピーカ(電気
音響変換手段)。
Claims (2)
- 【請求項1】 再生信号を電気音響変換手段に対応して
複数の周波数帯域に分割するとともに、このときの各帯
域のクロスオーバ部分における特性を所望に応じて設定
する特性設定手段を有するチャンネルディバイダにおい
て、前記特性設定手段にテストトーン信号を出力するテ
ストトーン発生手段と、前記特性設定手段によって帯域
分割されたテストトーン信号のうち、所望の帯域のテス
トトーン信号を選択して該当する電気音響変換手段に出
力するテストトーン出力手段とを備えたことを特徴とす
るチャンネルディバイダ。 - 【請求項2】 再生信号を電気音響変換手段に対応して
複数の周波数帯域に分割するとともに、このときの各帯
域のクロスオーバ部分における特性を所望に応じて設定
する特性設定手段を有するチャンネルディバイダにおい
て、前記特性設定手段にテストトーン信号を出力するテ
ストトーン発生手段と、調整すべきクロスオーバ部分を
選択する調整対象選択手段と、これによって選択された
クロスオーバ部分に対応する帯域のテストトーン信号を
自動的に選択して該当する電気音響変換手段に出力する
テストトーン自動出力手段とを備えたことを特徴とする
チャンネルディバイダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9536191U JPH0539097U (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | チヤンネルデイバイダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9536191U JPH0539097U (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | チヤンネルデイバイダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0539097U true JPH0539097U (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=14135497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9536191U Pending JPH0539097U (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | チヤンネルデイバイダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0539097U (ja) |
Cited By (5)
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1991
- 1991-10-24 JP JP9536191U patent/JPH0539097U/ja active Pending
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