JPH0539157U - スタータ用ブラシステー構造 - Google Patents

スタータ用ブラシステー構造

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JPH0539157U
JPH0539157U JP9415391U JP9415391U JPH0539157U JP H0539157 U JPH0539157 U JP H0539157U JP 9415391 U JP9415391 U JP 9415391U JP 9415391 U JP9415391 U JP 9415391U JP H0539157 U JPH0539157 U JP H0539157U
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JP
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brush
stay
starter
brush stay
insulating plate
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JP9415391U
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光裕 小暮
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Mitsuba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラシホルダ取付部の絶縁不良を防止し得る
スタータ用ブラシステー構造を提供する。 【構成】 エンドカバーの内側に、ブラシステーの内周
縁と当接する環状突部を設けることで、ブラシ摩耗粉の
侵入を環状突部内周面に於いて阻止できる。特に下側位
置に設けられた開口内にあっては、延長部を設けたこと
によりブラシ摩耗粉が堆積し得ないため、例えばこの開
口の部分に固着されるブラシホルダ内に陽極側のブラシ
を受容しても、該ブラシホルダとブラシステーとの絶縁
は十分に確保できる。従って、ブラシ摩耗粉の堆積に起
因する絶縁不良が防止できることから、信頼性の高いス
タータモータを提供することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスタータ用ブラシステー構造に関し、特にエンジン用スタータモータ に好適なスタータ用ブラシステー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
直流電動機に用いられるブラシステー構造として、整流子を中心として同極同 士は90度よりも広い対向角度をもって、異極同士は90度よりも狭い対向角度 をもって各ブラシがブラシステー上に配設する構造が知られている(実開平2− 76899号公報など参照)。これにおいては、各ブラシを保持するブラシホル ダとブラシステーとの間に絶縁板を介在させ、該絶縁板上にブラシホルダを固着 し、ブラシホルダが固着される部分のブラシステーに開口を形成し、ブラシホル ダとブラシステーとを絶縁するブラシステー構造が一般的に採用されている。
【0003】 しかしながら、上記構成のブラシステー構造は、モータのエンドプレート内に 所定の間隙を介して内装されることから、該間隙内にブラシの摩耗粉が侵入して いた。特に、モータの取付状態に於ける下側に、ブラシ摩耗粉の堆積が顕著に見 られる傾向にあり、一般にスタータモータは、エンジンブロックとミッションケ ースとの取付位置の関係上、モータの取付状態に於ける下側には陽極側のブラシ が取付けられることから、ブラシ摩耗粉の堆積に起因するモータの絶縁低下を防 止し得るブラシステー構造の改善が望まれていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の主な目的は、ブラシホルダ取付 部の絶縁不良を防止し得るスタータ用ブラシステー構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した目的は、本考案によれば、電動機のエンドカバーに内装され、複数の 開口を有する環状の円板からなるブラシステーと、前記ブラシステーに重合され た絶縁プレートと、前記ブラシステーに設けられた前記開口に対応する前記絶縁 プレートの部分を介して、該絶縁プレートに固着されたブラシホルダとを有する スタータ用ブラシステー構造であって、前記エンドカバーの内面に、前記ブラシ ステーの内周縁部に当接する環状突部を設けることを特徴とするスタータ用ブラ システー構造を提供することにより達成される。特に、ブラシステーの下側位置 に設けられた前記開口が、前記ブラシステーの外周端縁に至る延長部を有すれば なお良い。
【0006】
【作用】
このようにすれば、コンミテータとの摺接により発生するブラシ摩耗粉をエン ドプレートに形成された環状突部により堰止めることができ、ブラシステーとエ ンドプレートとの間隙に浸入するブラシ摩耗粉を好適に回避し得る。更に、ブラ シ摩耗粉が侵入しても、ブラシステーの下側位置に設けられた開口を、該ブラシ ステーの外周端縁まで切除しておけば、ブラシホルダ取付部近傍にはブラシ摩耗 粉が堆積しない。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の好適実施例を添付の図面について詳しく説明する。
【0008】 図1は、本考案が適用されたエンジン用始動装置としての減速機付スタータ1 の全体を示しており、このスタータ1は、直流モータ2の回転によりエンジンの 始動に必要な回転力を発生するものである。直流モータ2のモータ軸2aの図の 右側端部は、コミンテータ3を覆うエンドカバー4に固設された玉軸受5により 軸支され、図の左側部分は、モータ2の端板としてのセパレータ6に固設された メタル軸受7により軸支されている。
【0009】 モータ軸2aの図1の左側には減速歯車装置としての遊星歯車ユニット9が設 けられており、モータ軸2aの左側突出端部にはサンギヤ9aが形成されて、サ ンギヤ9aにはプラネタリギヤ9bが歯合している。セパレータ6の図の左側部 分には軸線方向に大小の円筒部を同軸的に形成されたセンタブラケット11が重 ね合わされており、センタブラケット11の大径円筒部には内歯リングギヤ9c が受容されて、セパレータ6とセンタブラケット11とにより画定された空室内 に遊星歯車ユニット9が受容されている。
【0010】 セパレータ6及びセンタブラケット11は、後記するピニオンギヤ12等を受 容するケーシングとしてのギヤカバー13とモータ2のケーシング2bとの間に 挾持されて固定されている。ギヤカバー13の図1の左側突出端部に固着された メタル軸受14と、センタブラケット11の小径円筒部に設けられたころ軸受1 5とにより、モータ軸2aと同軸的に駆動軸16の両端部が軸支されており、駆 動軸16のセンタブラケット11内に受容された図1の右側端部に形成された半 径方向外向きのフランジ部にはプラネタリギヤ9bが枢支されている。
【0011】 駆動軸16の中間部の外周面と、一方向ローラクラッチのクラッチアウタ18 の内周部との間には、ヘリカルスプラインによるスプライン結合部17が構成さ れており、そのクラッチインナ19が、駆動軸16に回動自在にかつ軸線方向に 摺動自在に嵌装されている。クラッチインナ19の図1の左側の軸線方向先端部 には、エンジンのリングギヤ30を駆動するためのピニオンギヤ12が一体的に 設けられている。
【0012】 クラッチアウタ18には周方向の環状凹部21が設けられており、シフトレバ ー22の二股状の作動端部22aが係合している。シフトレバー22は、ギヤカ バー13に一体形成された半径方向外向きの半島状部13a内に受容されており 、半島状部13aに結合された電磁スイッチ23のヨーク24と半島状部13a との間に挾持された支持ブラケット25により、シフトレバー22の中間部が揺 動自在に枢支されている。また、電磁スイッチ23のプランジャ26にはスプリ ング27の一方の遊端が連結されており、そのスプリング27の中間部は支持ブ ラケット25により支持され、スプリング27の他方の遊端は、シフトレバー2 2の枢軸と作動端部22aとの間に係合している。シフトレバー22の作動端部 22aとは相反する側の遊端部22bも二股状に形成されており、その遊端部2 2bが、スプリング27のプランジャ26側遊端部に弾発的に当接するようにな っている。従って、電磁スイッチ23の励磁による吸引力及び非励磁時の電磁ス イッチ内の戻しばねの付勢力によるプランジャ26の移動に伴ってシフトレバー 22が揺動し得る。
【0013】 電磁スイッチ23のバッテリ接続端子28には図示されないバッテリが電気的 に接続され、スイッチ端子20には図示されないイグニッションスイッチが電気 的に接続され、電磁スイッチ23のモータ接続端子29とモータ2とが互いに電 気的に接続されている。イグニッションスイッチをスタータオン状態にすると、 電磁スイッチ23が励磁されてプランジャ26が吸引され、スプリング27を介 してシフトレバー22が図に於ける時計回りに回動する。このシフトレバー22 の作動端部22aにより、スプライン結合部17のヘリカルスプラインにより回 転しながらクラッチアウタ18が押出されるため、クラッチインナ19即ちピニ オンギヤ12がエンジンのリングギヤ30に歯合する。そして、プランジャ26 の吸引動作に伴って内部の接点が閉じてモータ2が回転し、その回転が遊星歯車 ユニット9により減速されてピニオンギヤ12に伝達され、リングギヤ30が回 転して、エンジンを回すことができる。
【0014】 尚、プランジャ26の移動時にリングギヤ30の歯の端面にピニオンギヤ12 が衝当して噛み合わない時でも、スプリング27が撓むことによりプランジャ2 6は完全に吸引されるため、電磁スイッチ23の接点が閉じてモータ2が回転し 、モータ2の回転によりピニオンギヤ12を更に回転させることができ、ピニオ ンギヤ12をリングギヤ30に確実に噛み合わせることができる。
【0015】 このようにして構成されたスタータ1のギヤカバー13の図1の右側の基端部 近傍には、スタータ1をエンジンのミッションケース32に取付けるべく、ミッ ションケース32に設けられた取付孔32aとの間にていんろう結合し得るよう に外周面を駆動軸16に対して同軸的に有する嵌合ボス部31が形成されている と共に、ギヤカバー13の嵌合ボス部31の基端から軸線方向に離隔した位置に は、一対の半径方向外向きに突出する取付用外向フランジ部33が形成されてい る。嵌合ボス部31を取付孔32aに挿入しかつフランジ部33をエンジンのミ ッションケース32の対応する取付面32bに密接させて、フランジ部33の突 出端部に設けられたボルト挿通孔に取付ボルト34を挿通して、ミッションケー ス32側に設けられたねじ孔に取付ボルト34を螺着することにより、ミッショ ンケース32にスタータ1が固定される。
【0016】 次に、直流モータ2への給電手段について詳しく説明する。図2に示されるよ うに、エンドカバー4内に内装されたブラシステー37上には、絶縁プレート3 8が締結手段39により固着されている。そして、コンミテータ3と摺接する正 極用及び負極用の各一対のブラシ40、41は、絶縁プレート38上に設けられ たブラシホルダ42、43に摺動自在に受容されている。これらブラシ40、4 1は、コンミテータ3の中心に向けて、つまり求心方向へばね手段44をもって 弾発付勢されるようになっている。
【0017】 負極側ブラシ41には、ピグテール45の一端が固着されており、ブラシ41 から引出されたピグテール45の他端は、共にブラシステー37に設けられた立 上り片46の外周面に電気スポット溶接などにて固着されている。また正極側の ブラシ40には、電源の陽極に接続されたリード線47の端部がそれぞれ接続さ れている。
【0018】 ブラシホルダ42、43は、図2〜図4に示されるように、これらブラシホル ダ42、43の取付部に、絶縁プレート38に向けて突設された中空突部48、 49の遊端をかしめることで絶縁プレート38に固着されている。そして、ブラ システー37の中空突部48、49がかしめられた部分には、該ブラシステー3 7と中空突部48、49との電気的導通を避けるための開口50〜53が形成さ れている。そして、スタータ1の取付状態に於いて下側位置に形成された開口5 3には、該開口53をブラシステー37の外周端縁まで切除して延長した延長部 53aが形成されている。即ち陽極側ブラシホルダ42の中空突部48の図に於 ける下側は、エンドプレート4のカラー内周面までブラシステー37が切除され ている。
【0019】 エンドカバー4の内面には、図3に示すような突当て突部55が形成されてい る。この突当て突部55は、環状突部55aと、該環状突部55aより半径方向 外向きに延出する延出突部55bとから形成されている。そして、この突当て突 部55は、ブラシステー37の裏面に図3に於ける一点鎖線で示される位置で当 接することとなる。
【0020】 上記構造のブラシステー37をエンドカバー4内に内装すれば、図4に示され るように、エンドカバー4の環状突部55aとブラシステー37の内周縁部とが 当接し、図4の矢印X方向即ち上側からのブラシ摩耗粉の侵入を阻止することが できる。更に、下側に位置する開口53が半径方向下向きに切除されているため 、中空突部48の内孔よりブラシ摩耗粉が侵入しても、エンドカバー4のカラー 内周面に沿ってブラシ摩耗粉は堆積することとなる。
【0021】 従って、ブラシホルダ42とブラシステー37との絶縁を損ねるブラシ摩耗粉 の侵入を好適に回避でき、特にスタータ1のミッションケース32への取付状態 に於ける下側に位置する開口53近傍には、ブラシ摩耗粉が堆積し得ない。
【0022】
【考案の効果】
以上の説明により明らかなように、本考案によるスタータ用ブラシステー構造 によれば、エンドカバーの内側に、ブラシステーの内周縁と当接する環状突部を 設けることで、ブラシ摩耗粉の侵入を環状突部内周面に於いて阻止できる。特に 下側位置に設けられた開口内にあっては、延長部を設けたことによりブラシ摩耗 粉が堆積し得ないため、例えばこの開口の部分に固着されるブラシホルダ内に陽 極側のブラシを受容しても、該ブラシホルダとブラシステーとの絶縁は十分に確 保できる。従って、ブラシ摩耗粉の堆積に起因する絶縁不良が防止できることか ら、信頼性の高いスタータモータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用されたエンジン用始動装置の全体
を軸線方向に沿って破断して示す要部断面図である。
【図2】図1の直流モータのエンドプレートを、該直流
モータ側から見た要部拡大端面図である。
【図3】図2のブラシステーをエンドカバーより開いて
示す図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿って見た一部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 スタータ 2 モータ 2a モータ軸 2b ケーシング 3 コンミテータ 4 エンドカバー 5 玉軸受 6 セパレータ 7 メタル軸受 9 遊星歯車ユニット 9a サンギヤ 9b プラネタリギヤ 9c 内歯リングギヤ 11 センタブラケット 12 ピニオンギヤ 13 ギヤカバー 13a 半島状部 14 メタル軸受 15 ころ軸受 16 駆動軸 17 スプライン結合部 18 一方向クラッチ 18a クラッチアウタ 18b クラッチインナ 20 スイッチ端子 21 環状凹部 22 シフトレバー 22a 作動端部 22b 遊端部 23 電磁スイッチ 24 ヨーク 25 支持ブラケット 26 プランジャ 27 スプリング 28 バッテリ接続端子 29 モータ接続端子 30 リングギヤ 31 嵌合ボス部 32 ミッションケース 33 フランジ部 34 取付ボルト 37 ブラシステー 38 絶縁プレート 39 締結手段 40、41 ブラシ 42、43 ブラシホルダ 44 ばね手段 45 ピグテール 46 立上がり片 47 リード線 48、49 中空突部 50〜53 開口 53a 延長部 55 突当て突部 55a 環状突部 55b 延出突部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機のエンドカバーに内装され、複数
    の開口を有する環状の円板からなるブラシステーと前記
    ブラシステーに重合された絶縁プレートと、 前記ブラシステーに設けられた前記開口に対応する前記
    絶縁プレートの部分を介して、該絶縁プレートに固着さ
    れたブラシホルダとを有するスタータ用ブラシステー構
    造であって、 前記エンドカバーの内面に、前記ブラシステーの内周縁
    部に当接する環状突部を設けることを特徴とするスター
    タ用ブラシステー構造。
  2. 【請求項2】 電動機のエンドカバーに内装され、複数
    の開口を有する環状の円板からなるブラシステーと、 前記ブラシステーに重合された絶縁プレートと、 前記ブラシステーに設けられた前記開口に対応する前記
    絶縁プレートの部分を介して、該絶縁プレートに固着さ
    れたブラシホルダとを有するスタータ用ブラシステー構
    造であって、 前記ブラシステーの下側位置に設けられた前記開口が、
    前記ブラシステーの外周端縁に至る延長部を有すること
    をことを特徴とするスタータ用ブラシステー構造。
JP9415391U 1991-10-21 1991-10-21 スタータ用ブラシステー構造 Pending JPH0539157U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101330050B1 (ko) * 2012-11-29 2013-11-18 발레오전장시스템스코리아 주식회사 스타트모터용 브러시홀더 어셈블리의 방열장치
KR101361538B1 (ko) * 2013-02-28 2014-02-14 발레오전장시스템스코리아 주식회사 스타트모터용 모터부의 밀봉장치
KR101396189B1 (ko) * 2013-02-28 2014-05-19 발레오전장시스템스코리아 주식회사 스타트모터용 브러시홀더 어셈블리

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KR101330050B1 (ko) * 2012-11-29 2013-11-18 발레오전장시스템스코리아 주식회사 스타트모터용 브러시홀더 어셈블리의 방열장치
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