JPH0539747A - 内燃機関のシリンダヘツド締付構造および締付方法 - Google Patents
内燃機関のシリンダヘツド締付構造および締付方法Info
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- JPH0539747A JPH0539747A JP19421491A JP19421491A JPH0539747A JP H0539747 A JPH0539747 A JP H0539747A JP 19421491 A JP19421491 A JP 19421491A JP 19421491 A JP19421491 A JP 19421491A JP H0539747 A JPH0539747 A JP H0539747A
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- cylinder head
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- internal combustion
- tightening
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases
- F02F7/006—Camshaft or pushrod housings
- F02F2007/0063—Head bolts; Arrangements of cylinder head bolts
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
[目的] 3個以上のシリンダを有する直列多気筒内燃
機関のシリンダブロックにガスケットを介してシリンダ
ヘッドをボルトで結合する際に、シリンダヘッドのアー
チ状湾曲に起因する各シリンダのボア線圧の不均一を回
避する。 [構成] 両端側のシリンダライナー5a,5dのシリ
ンダブロック1頂面からの突出量L1 に対して中央側の
シリンダライナー5b,5cのシリンダブロック1頂面
からの突出量L2 を大きく設定し、ボルトの締め付けに
よるシリンダヘッドのアーチ状湾曲を補償する。あるい
は、前記突出量L1 ,L2 を全てのシリンダライナー5
a〜5dについて一定とし、シリンダヘッドの両端側の
ボルトの締付軸力に対して中央側のボルトの締付軸力を
大きく設定してシリンダヘッドのアーチ状湾曲を防止す
る。
機関のシリンダブロックにガスケットを介してシリンダ
ヘッドをボルトで結合する際に、シリンダヘッドのアー
チ状湾曲に起因する各シリンダのボア線圧の不均一を回
避する。 [構成] 両端側のシリンダライナー5a,5dのシリ
ンダブロック1頂面からの突出量L1 に対して中央側の
シリンダライナー5b,5cのシリンダブロック1頂面
からの突出量L2 を大きく設定し、ボルトの締め付けに
よるシリンダヘッドのアーチ状湾曲を補償する。あるい
は、前記突出量L1 ,L2 を全てのシリンダライナー5
a〜5dについて一定とし、シリンダヘッドの両端側の
ボルトの締付軸力に対して中央側のボルトの締付軸力を
大きく設定してシリンダヘッドのアーチ状湾曲を防止す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直列多気筒内燃機関の
シリンダブロック頂面にガスケットを介してシリンダヘ
ッドを重ね合わせ、シリンダブロックとシリンダヘッド
をボルトで結合する内燃機関のシリンダヘッド締付構造
および締付方法に関する。
シリンダブロック頂面にガスケットを介してシリンダヘ
ッドを重ね合わせ、シリンダブロックとシリンダヘッド
をボルトで結合する内燃機関のシリンダヘッド締付構造
および締付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】混合気の爆発によって生じる燃焼ガスの
吹き抜けを防止すべく、内燃機関のシリンダブロックと
シリンダヘッドはガスケットを介して複数本のボルトで
強固に結合される。その際、ガスケットを有効に作用さ
せてシール効果を高めるために、シリンダブロックに嵌
合するシリンダライナーの上縁をシリンダブロックの頂
面からガスケットに向けて僅かに突出させ、これにより
シリンダのボア線圧(シリンダライナーの上縁に作用す
る荷重を該シリンダライナーの周長を割った値)を充分
に確保している。
吹き抜けを防止すべく、内燃機関のシリンダブロックと
シリンダヘッドはガスケットを介して複数本のボルトで
強固に結合される。その際、ガスケットを有効に作用さ
せてシール効果を高めるために、シリンダブロックに嵌
合するシリンダライナーの上縁をシリンダブロックの頂
面からガスケットに向けて僅かに突出させ、これにより
シリンダのボア線圧(シリンダライナーの上縁に作用す
る荷重を該シリンダライナーの周長を割った値)を充分
に確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、3個以上の
シリンダライナーを有する直列多気筒内燃機関ではシリ
ンダヘッドの形状がシリンダライナーの配列方向に沿っ
て長くなるため、シリンダヘッドをシリンダブロックに
複数本のボルトで結合する際にシリンダヘッドがアーチ
状に湾曲し、両端側のシリンダライナーのボア線圧が中
央側のシリンダライナーのボア線圧に比べて過大になる
問題がある。図6はその実験結果を示すグラフであっ
て、ボルトの締付軸力の小さい領域から大きい領域に亘
って直列4気筒内燃機関の両端側の2個のシリンダライ
ナー(#1および#4)のボア線圧が中央側の2個のシ
リンダライナー(#2および#3)のボア線圧を上回っ
ていることが理解される。
シリンダライナーを有する直列多気筒内燃機関ではシリ
ンダヘッドの形状がシリンダライナーの配列方向に沿っ
て長くなるため、シリンダヘッドをシリンダブロックに
複数本のボルトで結合する際にシリンダヘッドがアーチ
状に湾曲し、両端側のシリンダライナーのボア線圧が中
央側のシリンダライナーのボア線圧に比べて過大になる
問題がある。図6はその実験結果を示すグラフであっ
て、ボルトの締付軸力の小さい領域から大きい領域に亘
って直列4気筒内燃機関の両端側の2個のシリンダライ
ナー(#1および#4)のボア線圧が中央側の2個のシ
リンダライナー(#2および#3)のボア線圧を上回っ
ていることが理解される。
【0004】上述のように各シリンダライナー毎にボア
線圧が不均一になるのを防止するには、最も不利な中央
のシリンダライナーのボア線圧が基準値に達するように
ボルトの締付軸力を全体的に増加させる必要が生じる
が、そのようにするとボルトのサイズが大きくなって重
量が増加するだけでなく、両端側のシリンダライナーの
ボア線圧が過剰になって該シリンダライナーの真円度が
低下する等の問題が発生する。
線圧が不均一になるのを防止するには、最も不利な中央
のシリンダライナーのボア線圧が基準値に達するように
ボルトの締付軸力を全体的に増加させる必要が生じる
が、そのようにするとボルトのサイズが大きくなって重
量が増加するだけでなく、両端側のシリンダライナーの
ボア線圧が過剰になって該シリンダライナーの真円度が
低下する等の問題が発生する。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、直列多気筒内燃機関の各シリンダライナーのボア線
圧を均一化することを目的とする。
で、直列多気筒内燃機関の各シリンダライナーのボア線
圧を均一化することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、少なくとも3個のシリンダライナーを嵌
合させた直列多気筒内燃機関のシリンダブロック頂面に
ガスケットを介してシリンダヘッドを重ね合わせ、シリ
ンダブロックとシリンダヘッドをボルトで結合する内燃
機関のシリンダヘッド締付構造において、中央側のシリ
ンダライナーの上縁を両端側のシリンダライナーの上縁
よりもガスケットに向けて大きく突出させたことを第1
の特徴とする。
に、本発明は、少なくとも3個のシリンダライナーを嵌
合させた直列多気筒内燃機関のシリンダブロック頂面に
ガスケットを介してシリンダヘッドを重ね合わせ、シリ
ンダブロックとシリンダヘッドをボルトで結合する内燃
機関のシリンダヘッド締付構造において、中央側のシリ
ンダライナーの上縁を両端側のシリンダライナーの上縁
よりもガスケットに向けて大きく突出させたことを第1
の特徴とする。
【0007】また本発明は、少なくとも3個のシリンダ
を有する直列多気筒内燃機関のシリンダブロック頂面に
ガスケットを介してシリンダヘッドを重ね合わせ、シリ
ンダブロックとシリンダヘッドをボルトで結合する内燃
機関のシリンダヘッド締付方法において、シリンダヘッ
ドの両端側のボルトの締付軸力を、シリンダヘッドの中
央側のボルトの締付軸力よりも小さく設定することを第
2の特徴とする。
を有する直列多気筒内燃機関のシリンダブロック頂面に
ガスケットを介してシリンダヘッドを重ね合わせ、シリ
ンダブロックとシリンダヘッドをボルトで結合する内燃
機関のシリンダヘッド締付方法において、シリンダヘッ
ドの両端側のボルトの締付軸力を、シリンダヘッドの中
央側のボルトの締付軸力よりも小さく設定することを第
2の特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の第1実施例を
説明する。
説明する。
【0009】図1〜図3に示すように、DOHC型の4
気筒内燃機関Eはシリンダブロック1と該シリンダブロ
ック1の上部にガスケット2を介して重ね合わされて複
数本のボルト3で結合されるシリンダヘッド4を備え
る。シリンダブロック1の内部には4個のシリンダライ
ナー5a〜5dが嵌合保持され、そのシリンダライナー
5a〜5dに摺合するピストン6はコネクティングロッ
ド7を介してクランクシャフト8に連結される。
気筒内燃機関Eはシリンダブロック1と該シリンダブロ
ック1の上部にガスケット2を介して重ね合わされて複
数本のボルト3で結合されるシリンダヘッド4を備え
る。シリンダブロック1の内部には4個のシリンダライ
ナー5a〜5dが嵌合保持され、そのシリンダライナー
5a〜5dに摺合するピストン6はコネクティングロッ
ド7を介してクランクシャフト8に連結される。
【0010】ピストン6の上面に対向するようにシリン
ダヘッド4に形成された燃焼室9には、吸気ポート10
に連なる吸気弁口11と排気ポート12に連なる排気弁
口13が設けられる。吸気弁口11を開閉する吸気弁1
4はシリンダヘッド4とリテーナ15間に縮設した弁バ
ネ16で閉弁方向に付勢される。また排気弁口13を開
閉する排気弁17はシリンダヘッド4とリテーナ18間
に縮設した弁バネ19で閉弁方向に付勢される。
ダヘッド4に形成された燃焼室9には、吸気ポート10
に連なる吸気弁口11と排気ポート12に連なる排気弁
口13が設けられる。吸気弁口11を開閉する吸気弁1
4はシリンダヘッド4とリテーナ15間に縮設した弁バ
ネ16で閉弁方向に付勢される。また排気弁口13を開
閉する排気弁17はシリンダヘッド4とリテーナ18間
に縮設した弁バネ19で閉弁方向に付勢される。
【0011】吸気側ロッカアームシャフト20と排気側
ロッカアームシャフト21には、それぞれ吸気側ロッカ
アーム22と排気側ロッカアーム23が揺動自在に支承
される。両ロッカアーム22,23にはクランクシャフ
ト8の1/2の回転数で回転する吸気側カムシャフト2
4に設けた吸気カム25と排気側カムシャフト26に設
けた排気カム27がそれぞれ当接し、また前記両ロッカ
アーム22,23は吸気弁14の軸部上端と排気弁17
の軸部上端にそれぞれ当接する。上記動弁機構はシリン
ダヘッド4の上面に結合されるヘッドカバー28によっ
て覆われ、そのヘッドカバー28の中央を貫通するプラ
グ着脱穴の底部には燃焼室9内に突出するプラグ29が
装着される。
ロッカアームシャフト21には、それぞれ吸気側ロッカ
アーム22と排気側ロッカアーム23が揺動自在に支承
される。両ロッカアーム22,23にはクランクシャフ
ト8の1/2の回転数で回転する吸気側カムシャフト2
4に設けた吸気カム25と排気側カムシャフト26に設
けた排気カム27がそれぞれ当接し、また前記両ロッカ
アーム22,23は吸気弁14の軸部上端と排気弁17
の軸部上端にそれぞれ当接する。上記動弁機構はシリン
ダヘッド4の上面に結合されるヘッドカバー28によっ
て覆われ、そのヘッドカバー28の中央を貫通するプラ
グ着脱穴の底部には燃焼室9内に突出するプラグ29が
装着される。
【0012】シリンダライナー5a〜5dの下部外周に
は軸方向に外径が一定な結合部51 と、その結合部51
の上端に接続する段部52 が設けられるとともに、シリ
ンダブロック1には軸方向に外径が一定な結合部11 と
その結合部11 の上端に接続する段部12 が設けられ
る。そしてシリンダライナー5a〜5dは、その結合部
51 をシリンダブロック1の結合部11 に嵌合させて両
段部52 ,12 を相互に当接させた状態でシリンダブロ
ック1の内部に結合される。シリンダライナー5a〜5
dの外面53 と、その外側に位置するシリンダブロック
1の内面13 との間にはウオータジャケット30が形成
される。ウオータジャケット30の上端はガスケット2
を貫通してシリンダヘッド4の内部に延びるとともに、
その下端はシリンダライナー5a〜5dの結合部51 に
設けた2個のシール部材31によりシールされる。
は軸方向に外径が一定な結合部51 と、その結合部51
の上端に接続する段部52 が設けられるとともに、シリ
ンダブロック1には軸方向に外径が一定な結合部11 と
その結合部11 の上端に接続する段部12 が設けられ
る。そしてシリンダライナー5a〜5dは、その結合部
51 をシリンダブロック1の結合部11 に嵌合させて両
段部52 ,12 を相互に当接させた状態でシリンダブロ
ック1の内部に結合される。シリンダライナー5a〜5
dの外面53 と、その外側に位置するシリンダブロック
1の内面13 との間にはウオータジャケット30が形成
される。ウオータジャケット30の上端はガスケット2
を貫通してシリンダヘッド4の内部に延びるとともに、
その下端はシリンダライナー5a〜5dの結合部51 に
設けた2個のシール部材31によりシールされる。
【0013】図4および図5から明らかなように、シリ
ンダライナー5a〜5dの上縁のシリンダブロック1頂
面からの突出量は、両端側の2個のシリンダライナー5
a,5dと中央側の2個のシリンダライナー5b,5c
とで異なっている。すなわち、両端側の2個のシリンダ
ライナー5a,5dの突出量L1 は小さく、中央側の2
個のシリンダライナー5b,5cの突出量L2 は前記L
1 よりも大きくなるように設定されている。尚、図面で
は誇張して描かれているが、前記突出量L1 ,L2 は実
際には極めて小さいものである。
ンダライナー5a〜5dの上縁のシリンダブロック1頂
面からの突出量は、両端側の2個のシリンダライナー5
a,5dと中央側の2個のシリンダライナー5b,5c
とで異なっている。すなわち、両端側の2個のシリンダ
ライナー5a,5dの突出量L1 は小さく、中央側の2
個のシリンダライナー5b,5cの突出量L2 は前記L
1 よりも大きくなるように設定されている。尚、図面で
は誇張して描かれているが、前記突出量L1 ,L2 は実
際には極めて小さいものである。
【0014】図7に示すように、ボルトの締付軸力が一
定である場合に、シリンダライナーの上縁のシリンダブ
ロック頂面からの突出量が大きい程ボア線圧が大きくな
る。従って、上述のように両端側の2個のシリンダライ
ナー5a,5dの突出量L1 を小さく、中央側の2個の
シリンダライナー5b,5cの突出量L2 を大きく設定
した状態で全てのボルト3を同一の締付軸力で固定する
と、中央側の2個のシリンダライナー5b,5cにおけ
るシリンダヘッド4のアーチ状湾曲に起因するボア線圧
の低下が、そのシリンダライナー5b,5cの大きい突
出量L2 に起因するボア線圧の増加によって補われ、結
果として全てのシリンダライナー5a〜5dのボア線圧
を略一定とすることができる。
定である場合に、シリンダライナーの上縁のシリンダブ
ロック頂面からの突出量が大きい程ボア線圧が大きくな
る。従って、上述のように両端側の2個のシリンダライ
ナー5a,5dの突出量L1 を小さく、中央側の2個の
シリンダライナー5b,5cの突出量L2 を大きく設定
した状態で全てのボルト3を同一の締付軸力で固定する
と、中央側の2個のシリンダライナー5b,5cにおけ
るシリンダヘッド4のアーチ状湾曲に起因するボア線圧
の低下が、そのシリンダライナー5b,5cの大きい突
出量L2 に起因するボア線圧の増加によって補われ、結
果として全てのシリンダライナー5a〜5dのボア線圧
を略一定とすることができる。
【0015】而して、直列多気筒内燃機関Eのシリンダ
ヘッド4のアーチ状湾曲に起因するシリンダライナー5
a〜5dのボア線圧の不均一が解消するため、サイズが
小さい軽量なボルト3で必要最小限のボア線圧を確保す
ることが可能となり、しかも過剰なボア線圧でシリンダ
ライナー5a〜5dの真円度が低下してピストンリング
とシリンダライナー5a〜5d間に隙間が発生すること
が防止され、ピストンリングの張力を低く抑えて摺動抵
抗を減少させてもオイルの消費量やブローバイガスの量
が増加することがない。
ヘッド4のアーチ状湾曲に起因するシリンダライナー5
a〜5dのボア線圧の不均一が解消するため、サイズが
小さい軽量なボルト3で必要最小限のボア線圧を確保す
ることが可能となり、しかも過剰なボア線圧でシリンダ
ライナー5a〜5dの真円度が低下してピストンリング
とシリンダライナー5a〜5d間に隙間が発生すること
が防止され、ピストンリングの張力を低く抑えて摺動抵
抗を減少させてもオイルの消費量やブローバイガスの量
が増加することがない。
【0016】図8は本発明の第2実施例を示すもので、
この実施例の4個のシリンダライナー5a〜5dのシリ
ンダブロック1頂面からの突出量Lは全て同一に設定さ
れる。そして10本のボルト3a,3bのうち、中央側
に位置する6本のボルト3bの締付軸力は、両端側の4
本のボルト3aの締付軸力よりも大きく設定される。こ
れによりシリンダヘッド4がアーチ状の湾曲することが
防止され、結果として全てのシリンダライナー5a〜5
dのボア線圧を略一定とすることができる。
この実施例の4個のシリンダライナー5a〜5dのシリ
ンダブロック1頂面からの突出量Lは全て同一に設定さ
れる。そして10本のボルト3a,3bのうち、中央側
に位置する6本のボルト3bの締付軸力は、両端側の4
本のボルト3aの締付軸力よりも大きく設定される。こ
れによりシリンダヘッド4がアーチ状の湾曲することが
防止され、結果として全てのシリンダライナー5a〜5
dのボア線圧を略一定とすることができる。
【0017】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、特許請求の範
囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の小設計
変更を行うことが可能である。
明は前記実施例に限定されるものでなく、特許請求の範
囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の小設計
変更を行うことが可能である。
【0018】例えば、実施例では直列4気筒内燃機関を
例示したが、本発明は3気筒あるいは5気筒以上の内燃
機関に対しても適用可能である。また第1実施例ではシ
リンダライナーの突出量を2段階に設定し、第2実施例
ではボルトの締付軸力を2段階に設定しているが、それ
らを3段階以上に設定することも可能である。更に、第
2実施例におけるシリンダライナーは必ずしも必要でな
く、シリンダブロック1に直接シリンダを形成しても良
い。
例示したが、本発明は3気筒あるいは5気筒以上の内燃
機関に対しても適用可能である。また第1実施例ではシ
リンダライナーの突出量を2段階に設定し、第2実施例
ではボルトの締付軸力を2段階に設定しているが、それ
らを3段階以上に設定することも可能である。更に、第
2実施例におけるシリンダライナーは必ずしも必要でな
く、シリンダブロック1に直接シリンダを形成しても良
い。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、直列多気筒内燃機関の中央側のシリンダライナーの
上縁を両端側のシリンダライナーの上縁よりもガスケッ
トに向けて大きく突出させたので、シリンダヘッドをボ
ルトでシリンダブロックの頂面に結合する際に前記シリ
ンダヘッドのアーチ状湾曲を補償して各シリンダライナ
ーのボア線圧を略一定に保持することができる。その結
果、サイズの小さいボルトで必要なボア線圧を確保する
ことが可能となり、しかも過剰なボア線圧が発生しない
のでシリンダライナーの真円度を維持することができ
る。
ば、直列多気筒内燃機関の中央側のシリンダライナーの
上縁を両端側のシリンダライナーの上縁よりもガスケッ
トに向けて大きく突出させたので、シリンダヘッドをボ
ルトでシリンダブロックの頂面に結合する際に前記シリ
ンダヘッドのアーチ状湾曲を補償して各シリンダライナ
ーのボア線圧を略一定に保持することができる。その結
果、サイズの小さいボルトで必要なボア線圧を確保する
ことが可能となり、しかも過剰なボア線圧が発生しない
のでシリンダライナーの真円度を維持することができ
る。
【0020】また本発明の第2の特徴によれば、直列多
気筒内燃機関のシリンダヘッドの両端側のボルトの締付
軸力を、シリンダヘッドの中央側のボルトの締付軸力よ
りも小さく設定したので、シリンダヘッドをボルトでシ
リンダブロックの頂面に結合する際に前記シリンダヘッ
ドのアーチ状湾曲を防止して各シリンダのボア線圧を略
一定に保持することができる。その結果、サイズの小さ
いボルトで必要なボア線圧を確保することが可能とな
り、しかも過剰なボア線圧が発生しないのでシリンダの
真円度を維持することができる。
気筒内燃機関のシリンダヘッドの両端側のボルトの締付
軸力を、シリンダヘッドの中央側のボルトの締付軸力よ
りも小さく設定したので、シリンダヘッドをボルトでシ
リンダブロックの頂面に結合する際に前記シリンダヘッ
ドのアーチ状湾曲を防止して各シリンダのボア線圧を略
一定に保持することができる。その結果、サイズの小さ
いボルトで必要なボア線圧を確保することが可能とな
り、しかも過剰なボア線圧が発生しないのでシリンダの
真円度を維持することができる。
【図1】本発明の第1実施例による内燃機関の全体側面
図
図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図1の3−3線断面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】図3の5−5線断面図
【図6】シリンダライナーの位置とボア線圧の関係を示
すグラフ
すグラフ
【図7】シリンダライナーの上縁の突出量とボア線圧の
関係を示すグラフ
関係を示すグラフ
【図8】本発明の第2実施例を示す前記図5に対応する
断面図
断面図
1・・・・・・シリンダブロック 2・・・・・・ガスケット 3・・・・・・ボルト 3a,3b・・ボルト 4・・・・・・シリンダヘッド 5a〜5d・・シリンダライナー
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも3個のシリンダライナー(5
a〜5d)を嵌合させた直列多気筒内燃機関のシリンダ
ブロック(1)頂面にガスケット(2)を介してシリン
ダヘッド(4)を重ね合わせ、シリンダブロック(1)
とシリンダヘッド(4)をボルト(3)で結合する内燃
機関のシリンダヘッド締付構造において、 中央側のシリンダライナー(5b,5c)の上縁を両端
側のシリンダライナー(5a,5d)の上縁よりもガス
ケット(2)に向けて大きく突出させたことを特徴とす
る、内燃機関のシリンダヘッド締付構造。 - 【請求項2】 少なくとも3個のシリンダを有する直列
多気筒内燃機関のシリンダブロック(1)頂面にガスケ
ット(2)を介してシリンダヘッド(4)を重ね合わ
せ、シリンダブロック(1)とシリンダヘッド(4)を
ボルト(3a,3b)で結合する内燃機関のシリンダヘ
ッド締付方法において、 シリンダヘッド(4)の両端側のボルト(3a)の締付
軸力を、シリンダヘッド(4)の中央側のボルト(3
b)の締付軸力よりも小さく設定することを特徴とす
る、内燃機関のシリンダヘッド締付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19421491A JPH0539747A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 内燃機関のシリンダヘツド締付構造および締付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19421491A JPH0539747A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 内燃機関のシリンダヘツド締付構造および締付方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0539747A true JPH0539747A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16320854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19421491A Pending JPH0539747A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 内燃機関のシリンダヘツド締付構造および締付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0539747A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0926331A3 (en) * | 1997-12-26 | 2000-02-23 | Isuzu Motors Limited | Cylinder block structure |
| DE102005048537A1 (de) * | 2005-10-11 | 2007-04-19 | Daimlerchrysler Ag | Brennkraftmaschine mit einem Zylinderkopf und einem Zylindergehäuse |
| CN103998756A (zh) * | 2011-12-16 | 2014-08-20 | 卡特彼勒发动机有限及两合公司 | 用于内燃发动机的气缸衬套和气缸盖 |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP19421491A patent/JPH0539747A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0926331A3 (en) * | 1997-12-26 | 2000-02-23 | Isuzu Motors Limited | Cylinder block structure |
| US6082320A (en) * | 1997-12-26 | 2000-07-04 | Isuzu Motors Limited | Cylinder block structure |
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| CN103998756B (zh) * | 2011-12-16 | 2017-03-08 | 卡特彼勒发动机有限及两合公司 | 用于内燃发动机的气缸衬套和气缸盖 |
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