JPH0539940U - 段ボールシート - Google Patents

段ボールシート

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JPH0539940U
JPH0539940U JP8105391U JP8105391U JPH0539940U JP H0539940 U JPH0539940 U JP H0539940U JP 8105391 U JP8105391 U JP 8105391U JP 8105391 U JP8105391 U JP 8105391U JP H0539940 U JPH0539940 U JP H0539940U
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JP
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corrugated
sheet
core
corrugated cardboard
cardboard sheet
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Application number
JP8105391U
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English (en)
Inventor
正三 若色
Original Assignee
若色印刷株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保冷性、耐水性及び強度に優れた段ボール箱
の組立が可能であり、且つ組立作業時の作業性を低下さ
せない段ボールシートを提供する。 【構成】 厚さ0.5〜3.5mm、発泡倍率3〜25倍
のスチレン系樹脂発泡シートでコルゲート状中芯2を形
成し、該コルゲート状中芯2はコルゲート長手方向に対
して直角に曲げた時の最大曲げ強度が0.4Kgf 以上の
ものであり、上記中芯2の表裏両面にライナー3を積層
して段ボールシート1を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、梱包材料等に用いられる保温性、保冷性に優れた段ボールシートに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、段ボールシートの構造は、紙の表面材とその間に挟まれた紙で形成した コルゲート状の中芯により形成したものが知られている。段ボールシートは上記 のコルゲート状の中芯により緩衝性に優れ、良好な曲げ強度等の特性を備えてい るために、箱状に形成して段ボール箱として包装、梱包用の資材として用いたり 、加工して種々の用途に広く用いられている。
【0003】 近年、段ボール箱の用途の一つとしてほうれん草や苺等の生鮮食品を収穫し生 産地から消費地まで輸送する包装材として段ボール箱等が用いられている。これ らの生鮮食品は収穫後に鮮度が低下すると商品価値が下がり価格が低下するため に、収穫時の商品の鮮度を保持した状態で消費地まで送るための保冷性の良好な 段ボール箱が要望されている。又、段ボール箱は耐水性に劣り、一度水に濡れる と緩衝性はもとより、包装材としての保形性まで失ってしまう。
【0004】 従来、この保冷性、耐水性を改良した段ボール箱を得るために断熱性を改良し た段ボールシートとして、1)押出成型により形成したプラスチック製の段ボー ルシート、2)従来の紙製の段ボールシートに発泡樹脂のシートを積層接着して 形成したもの等が知られている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記1)の非発泡プラスチックシートをエンボス状に成形し、 両面に非発泡プラスチックシートを貼合わせることによって得られるプラスチッ ク段ボールシートは断熱性があまり向上せず、このシートを用いて形成した段ボ ール箱の保冷性は実用上不満足なものであった。
【0006】 また2)の従来の段ボールシートに単に発泡樹脂のシートを積層接着したもの は、1)よりも断熱性は向上しているが未だ不充分であり、更に段ボールシート を接着して段ボール箱を組み立てる際、表面側と裏面側の材質が異なり、従来の 紙用の水系の汎用接着剤では接着が困難でありプラスチック用の特殊な接着剤が 必要となり、接着剤の選択の幅が狭く接着作業が複雑になり、段ボール箱製造の 作業性が低下するという問題点があった。
【0007】 本考案は、上記の点に鑑みなされたもので、保冷性、耐水性及び強度に優れた 段ボール箱等の組み立て作業時に作業性を低下させない段ボールシートを提供し ようとすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案段ボールシートは、コルゲート状中芯の表面側と裏面側の両面にライナ ーが積層されてなる段ボールシートにおいて、上記コルゲート状中芯が厚さ0. 5〜3.5mm、発泡倍率3〜25倍のスチレン系樹脂発泡シートで形成され且つ 、該コルゲート状中芯のコルゲート長手方向に対して直角に曲げた時の最大曲げ 強度が0.4Kgf 以上であることを特徴とするものである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基き詳細に説明する。 図1は本考案の段ボールシートの一実施例を示す斜視図である。 図1に示すように、本考案の段ボールシート1はコルゲート状中芯2の表面側 と裏面側の両面にライナー3を積層してなり、上記コルゲート状中芯2がスチン 系樹脂発泡シートで形成されている構成を有する。又図2に示すようにコルゲー ト上中芯2は接着剤5により両面のライナー3と接着積層されている。
【0010】 コルゲート状中芯2はスチレン系樹脂発泡シートをコルゲート状に形成したも のを用いる。コルゲート状とは図2に示すように、断面形状が波状に形成された ものをいう。尚、コルゲート状とは図2に示す形状に限定されず、図3(a)、 (b)のように凹凸状、V字状等の種々の形状に形成することができる。 図4はコルゲート状中芯2の他の例を示す平面図であり、図5はコルゲート状 中芯2のその他の例を示し、(a)は 平面図、(b)は(a)におけるB−B 線縦断面図、(c)はC−C線縦断面図を示す。 コルゲート状中芯2の平面形状は、凹部を直線状に平行線形状に設けるのみな らず、其以外に例えば、図4(a)、(b)及び図5に示すように凹部7が非連 続状になるように格子状に形成することもできる。このようにコルゲート状中芯 2を格子状に形成した場合、どの部分から切断しても、不連続部8により凹部が 不連続に形成されるために、密閉された空気室を形成して断熱性が向上する。 又、特に図示しないが上記の格子状に形成する場合、不連続部8が表裏におい て交互に凸状となるように格子状に設けると、より好ましい。
【0011】 本考案段ボールシートのコルゲート状中芯2は、コルゲート長手方向(図1に おいて矢印Aの方向)に対して直角に曲げた時の最大強度が0.4Kgf 以上であ り、従来の紙製段ボールシート中芯や、フラットな発泡スチレン系樹脂シートに 比較して、はるかにつよい曲げ強度を有する。よって強度を低下させずに、段ボ ールシートの薄肉化が可能となる。又、本考案段ボールシートで使用するスチレ ン系発泡樹脂シートは、両面がライナーで覆われている為、リサイクル原料をも とに製造することも可能であり、その場合原料コストや製造コストを低減するこ とができる。
【0012】 コルゲート状中芯2の最大曲げ強度が0.4Kgf 未満の場合は、紙製段ボール シートと比較して本願考案段ボールシートが強度的に不十分なものとなってしま う。ライナーとの接着強度の面で、紙製段ボールシートと比較して本考案のもの はやや劣り、ライナーと中芯が一挙に剥離する場合等は、長手方向に対して直角 に曲げた時の曲げ強度が重要な要素となる。よって、コルゲート状中芯を0.4 Kgf 以上にする必要がある。尚、本考案記載の曲げ強度はJIS K7221 に準拠して 、試験片幅25mm、支点間距離60mm、試験速度10mm/minで試験を行った時の 最大曲げ荷重のことである。
【0013】 またコルゲート状中芯2の段高さHは特に限定されないが、通常3〜10mm程 度に形成する。段高さHが3mm以下の場合、コルゲート長手方向に対して直角に 曲げた時の最大曲げ強度が0.4Kgf 以上の中芯を得ることが困難となり、発泡 倍率の調整やコルゲートの密度を高く形成する必要がある。
【0014】 コルゲート状中芯2に用いるスチレン系樹脂発泡シートの基材樹脂としては、 ポリスチレン、ハイインパクトポリスチレン、スチレン−無水マレイン酸共重合 体、ポリパラメチルスチレン、スチレン−メタクリル酸共重合体、ポリフェニレ ンエーテルとスチレンとの混合物等が挙げられる。 上記の樹脂からなるスチレン系樹脂発泡シートは発泡倍率が3〜25倍のもの が使用されるが、より好ましくは3〜13倍である。又、スチレン系樹脂発泡シ ートは厚みが0.5〜3.5mm程度ものが通常使用されるが、厚み1〜2mmのも のが望ましい。
【0015】 ライナー3は従来公知の段ボールに用いられる材料を使用することができる。 ライナー3の材質として例えば、紙及びプラスチックシート等が挙げられる。又 、ライナー3は紙に金属蒸着フィルム、印刷されたプラスチックフィルム等を貼 り合わせたものを用いることもできる。ライナー3は上記の材質の中でも通常の 段ボールシートに用いられる紙が、コスト及び接着作業性等の点から最も好まし いものである。
【0016】 本考案段ボールシート1は、図3(c)に示すように中間ライナー6を介して 2層以上に形成することもできる。
【0017】 本考案段ボールシート1を形成するには、例えばスチレン系樹脂発泡シートを コルゲート装置を用いて所望のコルゲート状に加工し中芯2を形成し、表面側と 裏面側のライナー3を接着剤5を用いて上記のコルゲート状中芯2に積層接着す ることで段ボールシートを得ることができる。
【0018】 上記の中芯2とライナー3の接着に用いる接着剤は、ライナー3の材質により 異なるが、例えばライナー3に紙を用いた場合は、アクリルエマルジョン、酢酸 ビニルエマルジョン等のエマルジョン系の接着剤を使用することができる。 さらに、この場合ダンボール箱製造工程は従来と同様の工程で行うことができ、 製造装置も従来のものを使用することができる。又、その他にも、ホットメルト 系やゴム系、ビニル溶剤系等の接着剤が使用できる。
【0019】 本考案段ボールシート1は、箱状に組み立てて保温性、保冷性、耐水性及び強 度に優れた段ボール箱として利用でき、また箱以外にも文具、玩具等に利用する ことが可能である。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案段ボールシートは、コルゲート状中芯にスチレン系 樹脂発泡シートを用いたことにより、表面側と裏面側の両面のライナーとコルゲ ート状中芯の間に空気層を有するために、従来の非発泡プラスチックシートをエ ンボス状に成形し両面に非発泡プラスチックシートを貼り合わせることにより形 成したプラスチック段ボールシートと比較して断熱性、保冷性等に優れた段ボー ルシートが得られる。 また本考案の段ボールシートは、スチレン系樹脂発泡シートからなるコルゲー ト状中芯の表面側、裏面側の両面をライナーにより積層した構造を有しているた め、中芯が外表面に露出していない。従って、本考案の段ボールシートを用いて 、接着により箱を組み立てる際、従来の通常の紙製の段ボールシートに発泡樹脂 のシートを積層形成した段ボールシートと比較して、ライナーの表面側と裏面側 に同じ材質を用いた場合、接着剤の選択が非常に容易であり作業性を低下させた り、接着性が不良となる虞れがない。
【0021】 更に本考案段ボールシートのコルゲート状中芯は、特定の厚さ、発泡倍率、及 び曲げ強度のものを使用して上記従来品の紙製コルゲート状中芯と発泡樹脂シー トの機能を兼ね備えるものであり、強度を低下させずに段ボールシートの薄肉化 が可能となり、原料コストや製造コスト等を低減することのできる優れたもので ある。 本考案段ボールシートを用いて輸送用段ボール箱の如き包装資材を形成するこ とにより、例えばほうれん草や苺等の生鮮食品をこの段ボール箱に入れて輸送し た場合、鮮度を保持した状態で輸送することが可能となり、生鮮食品の商品価値 を低下させないで目的地まて輸送することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案段ボールシートの一例を示す斜視
図である。
【図2】図1におけるII−II線縦断面図である。
【図3】本考案段ボールシートの他の態様を示す縦断面
図である。
【図4】コルゲート状中芯の他の例を示す平面図であ
る。
【図5】コルゲート状中芯のその他の例を示し、(a)
は 平面図であり、(b)は(a)におけるB−B線縦
断面図、(c)は(a)におけるC−C線縦断面図を示
す。
【符号の説明】
1 段ボールシート 2 コルゲート状中芯 3 ライナー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コルゲート状中芯の表面側と裏面側の両面
    にライナーが積層されてなる段ボールシートにおいて、
    上記コルゲート状中芯が厚さ0.5〜3.5mm、発泡倍
    率3〜25倍のスチレン系樹脂発泡シートで形成され且
    つ、該コルゲート状中芯のコルゲート長手方向に対して
    直角に曲げた時の最大曲げ強度が0.4Kgf 以上である
    ことを特徴とする段ボールシート。
JP8105391U 1990-09-11 1991-09-10 段ボールシート Pending JPH0539940U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8105391U JPH0539940U (ja) 1990-09-11 1991-09-10 段ボールシート

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9521890 1990-09-11
JP2-95218 1990-09-11
JP8105391U JPH0539940U (ja) 1990-09-11 1991-09-10 段ボールシート

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JPH0539940U true JPH0539940U (ja) 1993-05-28

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JP8105391U Pending JPH0539940U (ja) 1990-09-11 1991-09-10 段ボールシート

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