JPH0540107A - 超音波顕微鏡 - Google Patents
超音波顕微鏡Info
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- JPH0540107A JPH0540107A JP3222315A JP22231591A JPH0540107A JP H0540107 A JPH0540107 A JP H0540107A JP 3222315 A JP3222315 A JP 3222315A JP 22231591 A JP22231591 A JP 22231591A JP H0540107 A JPH0540107 A JP H0540107A
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/04—Analysing solids
- G01N29/06—Visualisation of the interior, e.g. acoustic microscopy
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 探触子の影響を除去して一律なCスキャン像
を得ることの可能な超音波顕微鏡を提供する。 【構成】 弾性表面波が励起されない基準試料について
超音波探触子bを離接しながら測定された基準V(Z)曲
線を記憶手段c内に予め格納しておき、減算手段dによ
り、超音波探触子bから検出信号を得た際の試料a−探
触子b間の所定距離における基準V(Z)曲線の値を記憶
手段cから読み出し、この基準V(Z)曲線の値と超音波
探触子bで得られた検出信号との差を算出する。そし
て、この減算手段dで得られた値に基づいて、表示手段
eによりCスキャン像を表示する。このCスキャン像
は、超音波探触子bで得られた検出信号から探触子bの
音響特性を除去したものとなり、すなわち試料aの音響
特性のみを示す。
を得ることの可能な超音波顕微鏡を提供する。 【構成】 弾性表面波が励起されない基準試料について
超音波探触子bを離接しながら測定された基準V(Z)曲
線を記憶手段c内に予め格納しておき、減算手段dによ
り、超音波探触子bから検出信号を得た際の試料a−探
触子b間の所定距離における基準V(Z)曲線の値を記憶
手段cから読み出し、この基準V(Z)曲線の値と超音波
探触子bで得られた検出信号との差を算出する。そし
て、この減算手段dで得られた値に基づいて、表示手段
eによりCスキャン像を表示する。このCスキャン像
は、超音波探触子bで得られた検出信号から探触子bの
音響特性を除去したものとなり、すなわち試料aの音響
特性のみを示す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波顕微鏡に関し、特
に、Cスキャン像の解析が容易になるように改善したも
のである。
に、Cスキャン像の解析が容易になるように改善したも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のCスキャン像が得られる超音波顕
微鏡では、超音波探触子を試料表面に焦点が合った状態
から所定距離だけ試料方向に近付け、この状態で得られ
る反射波の音圧を電圧に変換した検出信号を取り出し、
その検出信号を輝度に変換して点データとして表示装置
上に出力していた。そして、超音波探触子と試料との間
の距離を一定に保持しつつこの超音波探触子を水平面
(X−Y平面)上で走査するとともに、表示装置上の点
データも同様にX−Y平面上を走査させることによりC
スキャン像を得ていた。
微鏡では、超音波探触子を試料表面に焦点が合った状態
から所定距離だけ試料方向に近付け、この状態で得られ
る反射波の音圧を電圧に変換した検出信号を取り出し、
その検出信号を輝度に変換して点データとして表示装置
上に出力していた。そして、超音波探触子と試料との間
の距離を一定に保持しつつこの超音波探触子を水平面
(X−Y平面)上で走査するとともに、表示装置上の点
データも同様にX−Y平面上を走査させることによりC
スキャン像を得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の超音波顕微鏡にあっては、探触子−試料間の距離
(Z)と探触子の検出信号Vとの関係を示すV(Z)曲線
(図3参照)は、 V(Z)=VI(Z)+V0(Z) ……(1) VI(Z):試料の音響特性 V0(Z):探触子の音響特性 で表せることが知られており、ある距離Zaにおける探
触子からの検出信号V(Z a)はV(Za)=VI(Za)+V
0(Za)で表される。すなわち、探触子からの検出信号に
は必ず探触子独特の音響特性が含まれている。
来の超音波顕微鏡にあっては、探触子−試料間の距離
(Z)と探触子の検出信号Vとの関係を示すV(Z)曲線
(図3参照)は、 V(Z)=VI(Z)+V0(Z) ……(1) VI(Z):試料の音響特性 V0(Z):探触子の音響特性 で表せることが知られており、ある距離Zaにおける探
触子からの検出信号V(Z a)はV(Za)=VI(Za)+V
0(Za)で表される。すなわち、探触子からの検出信号に
は必ず探触子独特の音響特性が含まれている。
【0004】探触子の音響特性はその探触子独自のもの
であり、また、同一の探触子であっても周波数が異なれ
ばその音響特性も変化する。従って、探触子からの検出
信号をそのまま輝度変換して表示装置上で表示したので
は、得られるCスキャン像は探触子の音響特性に依存し
たものとなり、探触子あるいは周波数が異なるとCスキ
ャン像もまた異なったものになって試料の欠陥等の解析
が困難である、という問題があった。
であり、また、同一の探触子であっても周波数が異なれ
ばその音響特性も変化する。従って、探触子からの検出
信号をそのまま輝度変換して表示装置上で表示したので
は、得られるCスキャン像は探触子の音響特性に依存し
たものとなり、探触子あるいは周波数が異なるとCスキ
ャン像もまた異なったものになって試料の欠陥等の解析
が困難である、という問題があった。
【0005】本発明の目的は、探触子の影響を除去して
一律なCスキャン像を得ることの可能な超音波顕微鏡を
提供することにある。
一律なCスキャン像を得ることの可能な超音波顕微鏡を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1に対応付けて説明すると、本発明は、試料aから所定
距離離間した試料平面上を超音波探触子bで走査して得
られる検出信号によりこの試料のCスキャン像を得る超
音波顕微鏡に適用される。そして、上述の目的は、弾性
表面波が励起されない基準試料について超音波探触子b
を離接しながら測定された基準V(Z)曲線が格納された
記憶手段cと、前記所定距離における基準V(Z)曲線の
値を前記記憶手段cから読み出し、前記超音波探触子b
で得られた検出信号と基準V(Z)曲線の値との差を算出
する減算手段dと、前記減算手段dで得られた値により
Cスキャン像を表示する表示手段eとを設けることによ
り達成される。
1に対応付けて説明すると、本発明は、試料aから所定
距離離間した試料平面上を超音波探触子bで走査して得
られる検出信号によりこの試料のCスキャン像を得る超
音波顕微鏡に適用される。そして、上述の目的は、弾性
表面波が励起されない基準試料について超音波探触子b
を離接しながら測定された基準V(Z)曲線が格納された
記憶手段cと、前記所定距離における基準V(Z)曲線の
値を前記記憶手段cから読み出し、前記超音波探触子b
で得られた検出信号と基準V(Z)曲線の値との差を算出
する減算手段dと、前記減算手段dで得られた値により
Cスキャン像を表示する表示手段eとを設けることによ
り達成される。
【0007】
【作用】記憶手段cには、弾性表面波が励起されない基
準試料について超音波探触子bを離接しながら測定され
た基準V(Z)曲線が格納され、減算手段dは、超音波探
触子bにより検出信号を得た際の試料aと探触子bとの
間の所定距離における基準V(Z)曲線の値を記憶手段c
から読み出し、この基準V(Z)曲線の値と超音波探触子
bで得られた検出信号との差を算出する。表示手段e
は、この減算手段dで得られた値によりCスキャン像を
表示する。記憶手段cに格納された基準V(Z)曲線は、
試料の音響特性が含まれていない探触子bの音響特性そ
のものである。従って、減算手段dで得られた値は、超
音波探触子bで得られた検出信号から探触子bの音響特
性を除去したものとなり、すなわち試料aの音響特性の
みを示す値になる。
準試料について超音波探触子bを離接しながら測定され
た基準V(Z)曲線が格納され、減算手段dは、超音波探
触子bにより検出信号を得た際の試料aと探触子bとの
間の所定距離における基準V(Z)曲線の値を記憶手段c
から読み出し、この基準V(Z)曲線の値と超音波探触子
bで得られた検出信号との差を算出する。表示手段e
は、この減算手段dで得られた値によりCスキャン像を
表示する。記憶手段cに格納された基準V(Z)曲線は、
試料の音響特性が含まれていない探触子bの音響特性そ
のものである。従って、減算手段dで得られた値は、超
音波探触子bで得られた検出信号から探触子bの音響特
性を除去したものとなり、すなわち試料aの音響特性の
みを示す値になる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて詳細に説明する。図2は本発明による超音波顕微鏡
の一実施例の全体構成を示す図である。図において、1
は例えばバースト波を発信する送信機、2は試料3から
の反射波を受信する受信機である。4は印加されたバー
スト波を超音波に変換する圧電素子とその超音波を試料
3に収束させる音響レンズとを備えた超音波探触子であ
る。5は受信信号のピークを検出するピーク検出器、6
は検出されたピーク値をデジタル値に変換するA/Dコ
ンバータ、7はピーク検出信号に種々の演算を施して映
像化処理などを行なうCPUを含む制御回路、8は制御
回路7からの映像信号を可視化する表示装置であり、一
例としてモノクロ8ビット(256階調)の分解能を有
する。9は試料3を水平面内でX−Y方向に、および水
平面に直交する垂直軸Z方向に駆動するXYZスキャナ
ーである。なお、10は試料3と超音波探触子4との間
に介在される媒体、例えば水である。
いて詳細に説明する。図2は本発明による超音波顕微鏡
の一実施例の全体構成を示す図である。図において、1
は例えばバースト波を発信する送信機、2は試料3から
の反射波を受信する受信機である。4は印加されたバー
スト波を超音波に変換する圧電素子とその超音波を試料
3に収束させる音響レンズとを備えた超音波探触子であ
る。5は受信信号のピークを検出するピーク検出器、6
は検出されたピーク値をデジタル値に変換するA/Dコ
ンバータ、7はピーク検出信号に種々の演算を施して映
像化処理などを行なうCPUを含む制御回路、8は制御
回路7からの映像信号を可視化する表示装置であり、一
例としてモノクロ8ビット(256階調)の分解能を有
する。9は試料3を水平面内でX−Y方向に、および水
平面に直交する垂直軸Z方向に駆動するXYZスキャナ
ーである。なお、10は試料3と超音波探触子4との間
に介在される媒体、例えば水である。
【0009】また、本実施例では、A/Dコンバータ6
と制御回路7の間に減算回路11が接続されているとと
もに、基準となるV(Z)曲線が予め格納された記憶装置
12が減算回路11に接続されている。減算回路11
は、A/Dコンバータ6から出力されるV(Z)データと
記憶装置12に記憶されている基準V(Z)曲線のデータ
との差を演算する。
と制御回路7の間に減算回路11が接続されているとと
もに、基準となるV(Z)曲線が予め格納された記憶装置
12が減算回路11に接続されている。減算回路11
は、A/Dコンバータ6から出力されるV(Z)データと
記憶装置12に記憶されている基準V(Z)曲線のデータ
との差を演算する。
【0010】なお、請求の範囲と実施例との対応におい
て、記憶装置12は記憶手段を、減算回路11は減算手
段を、表示装置8は表示手段をそれぞれ構成している。
て、記憶装置12は記憶手段を、減算回路11は減算手
段を、表示装置8は表示手段をそれぞれ構成している。
【0011】次に、本実施例の超音波顕微鏡の動作を説
明する。まず、初めに白金、鉛等の弾性表面波を励起し
ない平板状の基準試料に対して基準V(Z)曲線を測定す
る。
明する。まず、初めに白金、鉛等の弾性表面波を励起し
ない平板状の基準試料に対して基準V(Z)曲線を測定す
る。
【0012】すなわち、試料台となるXYZスキャナー
9に置かれた基準試料上に媒体10を滴下し、この媒体
10を介して超音波探触子4を基準試料に接触させた
後、送信機1からバースト状の電気信号を探触子4に印
加する。探触子4に印加された電気信号は探触子4の圧
電素子により超音波信号に変換されてレンズにより集束
され、媒体10を介して基準試料に照射される。試料表
面層で反射、散乱を受けた超音波信号は同じレンズで検
出されて探触子4の圧電素子で電気信号に変換された
後、受信機2に送られる。受信機2で受信された電気信
号は適当に増幅された後、ピーク検出器5に送出され、
ここでピーク値が検出される。ピーク値を示す信号は、
A/Dコンバータ6によりデジタル値に変換される。
9に置かれた基準試料上に媒体10を滴下し、この媒体
10を介して超音波探触子4を基準試料に接触させた
後、送信機1からバースト状の電気信号を探触子4に印
加する。探触子4に印加された電気信号は探触子4の圧
電素子により超音波信号に変換されてレンズにより集束
され、媒体10を介して基準試料に照射される。試料表
面層で反射、散乱を受けた超音波信号は同じレンズで検
出されて探触子4の圧電素子で電気信号に変換された
後、受信機2に送られる。受信機2で受信された電気信
号は適当に増幅された後、ピーク検出器5に送出され、
ここでピーク値が検出される。ピーク値を示す信号は、
A/Dコンバータ6によりデジタル値に変換される。
【0013】このようにして、探触子4と試料3の距離
をZ軸方向に変化させて超音波信号の強度を測定する。
この測定結果は、サンプリングピッチ、測定点数、焦点
位置等の測定条件とともに、各測定点と出力電圧とを対
応させた状態で基準V(Z)曲線を示すデータとして記憶
装置12に格納される。以上の基準V(Z)曲線は、Cス
キャン測定が行われる各周波数およびレンズの種類毎に
複数測定され、記憶装置12内に格納される。
をZ軸方向に変化させて超音波信号の強度を測定する。
この測定結果は、サンプリングピッチ、測定点数、焦点
位置等の測定条件とともに、各測定点と出力電圧とを対
応させた状態で基準V(Z)曲線を示すデータとして記憶
装置12に格納される。以上の基準V(Z)曲線は、Cス
キャン測定が行われる各周波数およびレンズの種類毎に
複数測定され、記憶装置12内に格納される。
【0014】この時、白金や鉛等を基準試料として用い
た時に探触子4が受信する超音波信号は試料表面からの
直接反射波のみであり、従って、この超音波信号を変換
して得られる基準V(Z)データは、図4に示すように周
期性を持たない特性となる。すなわち、この基準V(Z)
データは上述の(1)式において試料の音響特性VI(Z)
=0、すなわちV(Z)=V0(Z)となるデータであり、
探触子4の音響特性V0(Z)そのものを表している。
た時に探触子4が受信する超音波信号は試料表面からの
直接反射波のみであり、従って、この超音波信号を変換
して得られる基準V(Z)データは、図4に示すように周
期性を持たない特性となる。すなわち、この基準V(Z)
データは上述の(1)式において試料の音響特性VI(Z)
=0、すなわちV(Z)=V0(Z)となるデータであり、
探触子4の音響特性V0(Z)そのものを表している。
【0015】次に、被検体となる試料3をセットし、X
YZスキャナー9を調整してCスキャン像を得ようとす
るZ軸位置(以下Zaで表す)に試料3を移動させる。
この状態で、上述と同様に試料3のV(Z)曲線を測定す
る。なお、図3に試料3から得られるV(Z)曲線を示
す。
YZスキャナー9を調整してCスキャン像を得ようとす
るZ軸位置(以下Zaで表す)に試料3を移動させる。
この状態で、上述と同様に試料3のV(Z)曲線を測定す
る。なお、図3に試料3から得られるV(Z)曲線を示
す。
【0016】これと同時に、予め測定して記憶装置12
に記憶されている基準V0(Z)曲線から、このZ軸位置
に対応したデータV0(Za)が読み出され、減算回路11
に送出される。減算回路11では、基準V0(Z)曲線の
データV0(Za)と現在測定されている試料3のV(Z)デ
ータ、すなわちV(Za)との差が演算される。
に記憶されている基準V0(Z)曲線から、このZ軸位置
に対応したデータV0(Za)が読み出され、減算回路11
に送出される。減算回路11では、基準V0(Z)曲線の
データV0(Za)と現在測定されている試料3のV(Z)デ
ータ、すなわちV(Za)との差が演算される。
【0017】試料3から得られるV(Z)曲線は、上述の
(1)式からV(Z)=VI(Z)+V0(Z)、すなわち試料3
の音響特性と探触子4の音響特性の和で表され、記憶装
置12内に格納された基準V(Z)曲線はV(Z)=V
0(Z)、すなわち探触子4の音響特性そのものである。
従って、試料3のV(Z)データと基準V(Z)曲線のデー
タとの差は、測定されたV(Z)データから探触子4の音
響特性V0(Z)を除いた試料3の音響特性VI(Z)そのも
のである。
(1)式からV(Z)=VI(Z)+V0(Z)、すなわち試料3
の音響特性と探触子4の音響特性の和で表され、記憶装
置12内に格納された基準V(Z)曲線はV(Z)=V
0(Z)、すなわち探触子4の音響特性そのものである。
従って、試料3のV(Z)データと基準V(Z)曲線のデー
タとの差は、測定されたV(Z)データから探触子4の音
響特性V0(Z)を除いた試料3の音響特性VI(Z)そのも
のである。
【0018】これを、図3〜図5を参照して説明する
と、試料3から得られるV(Z)曲線は、図3に示すよう
に、試料表面からの直接反射波と弾性表面波との干渉に
より周期性を持った特性を有する。図4は、上述のよう
にこの周期性を除去した直接反射波のみからなる基準試
料のV(Z)曲線であり、これらの差は、図5に示すよう
に、図3のV(Z)曲線の中から周期性を持つ成分のみを
取り出したものに相当する。この成分が、すなわち試料
3の音響特性VI(Z)である。
と、試料3から得られるV(Z)曲線は、図3に示すよう
に、試料表面からの直接反射波と弾性表面波との干渉に
より周期性を持った特性を有する。図4は、上述のよう
にこの周期性を除去した直接反射波のみからなる基準試
料のV(Z)曲線であり、これらの差は、図5に示すよう
に、図3のV(Z)曲線の中から周期性を持つ成分のみを
取り出したものに相当する。この成分が、すなわち試料
3の音響特性VI(Z)である。
【0019】減算回路11からの出力は、制御回路7を
介して表示装置8に送出され、この表示装置8において
X−Y平面上の1点を表すデータとして表示される。そ
して、制御回路7によりXYZスキャナー9を制御して
試料3をX−Y平面上で走査しつつ以上の手順を繰り返
せば、所定のZ軸位置(Za)におけるCスキャン像を
得ることができる。
介して表示装置8に送出され、この表示装置8において
X−Y平面上の1点を表すデータとして表示される。そ
して、制御回路7によりXYZスキャナー9を制御して
試料3をX−Y平面上で走査しつつ以上の手順を繰り返
せば、所定のZ軸位置(Za)におけるCスキャン像を
得ることができる。
【0020】なお、減算回路11からの出力は、図5に
示すように、(+)側のみでなく(−)側にもほぼ対称に現
れるため、これを単純に表示装置8で表示すると(−)側
のデータはすべて0レベルを切ってしまう。そこで、受
信機2のゲインを適宜調整して、減算回路11からの
(−)側のデータの最大値が表示装置8において0レベル
を切らないようにすることが好ましい。
示すように、(+)側のみでなく(−)側にもほぼ対称に現
れるため、これを単純に表示装置8で表示すると(−)側
のデータはすべて0レベルを切ってしまう。そこで、受
信機2のゲインを適宜調整して、減算回路11からの
(−)側のデータの最大値が表示装置8において0レベル
を切らないようにすることが好ましい。
【0021】従って、本実施例によれば、測定された試
料3のV(Z)データから探触子4の特性を除去して試料
3のみの特性を有するCスキャン像を得ることができる
ので、探触子4の相違あるいは周波数の相違によりCス
キャン像が変化することがなく、異なる探触子4あるい
は異なる周波数間においても一律な試料3の解析を行う
ことができ、試料の欠陥等の解析が容易になる。この結
果、高精度な解析が可能になる。
料3のV(Z)データから探触子4の特性を除去して試料
3のみの特性を有するCスキャン像を得ることができる
ので、探触子4の相違あるいは周波数の相違によりCス
キャン像が変化することがなく、異なる探触子4あるい
は異なる周波数間においても一律な試料3の解析を行う
ことができ、試料の欠陥等の解析が容易になる。この結
果、高精度な解析が可能になる。
【0022】なお、本発明の超音波顕微鏡は、その細部
が上述の一実施例に限定されず、種々の変形が可能であ
る。
が上述の一実施例に限定されず、種々の変形が可能であ
る。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、減算手段により探触子からの検出信号と基準V
(Z)曲線の値との減算を行うことにより、この検出信号
から探触子の音響特性を除去して試料の音響特性のみを
示すCスキャン像を得ることができる。従って、探触子
の相違あるいは周波数の相違によりCスキャン像が変化
することがなく、異なる探触子あるいは異なる周波数間
においても一律な試料の解析を行うことができ、Cスキ
ャン像による試料の欠陥等の解析が容易になるととも
に、このCスキャン像により試料の欠陥等の高精度な解
析が可能になる。
れば、減算手段により探触子からの検出信号と基準V
(Z)曲線の値との減算を行うことにより、この検出信号
から探触子の音響特性を除去して試料の音響特性のみを
示すCスキャン像を得ることができる。従って、探触子
の相違あるいは周波数の相違によりCスキャン像が変化
することがなく、異なる探触子あるいは異なる周波数間
においても一律な試料の解析を行うことができ、Cスキ
ャン像による試料の欠陥等の解析が容易になるととも
に、このCスキャン像により試料の欠陥等の高精度な解
析が可能になる。
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明の一実施例である超音波顕微鏡の全体構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図3】試料のV(Z)曲線を示す図である。
【図4】基準試料のV(Z)曲線を示す図である。
【図5】減算回路の出力を示す図である。
a 試料 b 超音波探触子 c 記憶手段 d 減算手段 e 表示手段 3 試料 4 探触子 8 表示装置 11 減算回路 12 記憶装置
Claims (1)
- 【請求項1】 試料から所定距離離間した試料平面上を
超音波探触子で走査して得られる検出信号によりこの試
料のCスキャン像を得る超音波顕微鏡において、 弾性表面波が励起されない基準試料について超音波探触
子を離接しながら測定された基準V(Z)曲線が格納され
た記憶手段と、 前記所定距離における基準V(Z)曲線の値を前記記憶手
段から読み出し、前記超音波探触子で得られた検出信号
と基準V(Z)曲線の値との差を算出する減算手段と、 前記減算手段で得られた値によりCスキャン像を表示す
る表示手段とを備えたことを特徴とする超音波顕微鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3222315A JPH0540107A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 超音波顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3222315A JPH0540107A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 超音波顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0540107A true JPH0540107A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16780435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3222315A Pending JPH0540107A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 超音波顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0540107A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0882087A (ja) * | 1994-09-13 | 1996-03-26 | Kajima Corp | 枠組足場の組立方法及び解体方法 |
| CN104076089A (zh) * | 2014-06-27 | 2014-10-01 | 南京晨光集团有限责任公司 | 环形锻件自动超声波c扫描检测系统 |
-
1991
- 1991-08-07 JP JP3222315A patent/JPH0540107A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0882087A (ja) * | 1994-09-13 | 1996-03-26 | Kajima Corp | 枠組足場の組立方法及び解体方法 |
| CN104076089A (zh) * | 2014-06-27 | 2014-10-01 | 南京晨光集团有限责任公司 | 环形锻件自动超声波c扫描检测系统 |
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