JPH0540316Y2 - - Google Patents

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JPH0540316Y2
JPH0540316Y2 JP1986171064U JP17106486U JPH0540316Y2 JP H0540316 Y2 JPH0540316 Y2 JP H0540316Y2 JP 1986171064 U JP1986171064 U JP 1986171064U JP 17106486 U JP17106486 U JP 17106486U JP H0540316 Y2 JPH0540316 Y2 JP H0540316Y2
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brush
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば自動車用内燃機関に燃料タン
ク内の燃料を圧送供給するための燃料ポンプに関
し、特に電動モータ、ブラシ等を収容したケーシ
ング内に燃料を流通させるようにした油中型の燃
料ポンプに関する。
〔従来の技術〕
従来、自動車用内燃機関に用いられる燃料ポン
プには、合成樹脂製のカバーを有するケーシング
本体と、該ケーシング本体内に設けられ、該ケー
シング本体の一側から他側に燃料を圧送するロー
ラベーン型の回転型ポンプ部と、前記ケーシング
本体内に位置して該回転型ポンプ部を回転駆動す
る電動モータと、該電動モータのコンミテータに
摺接するブラシを保持するため前記カバーに形成
されたブラシホルダとから構成したものが知られ
ている。
そして、上述した燃料ポンプにおいては、電動
モータの回転により回転型ポンプ部を回転駆動
し、燃料タンク内の燃料をケーシング本体の一側
から吸込んでケーシング本体内を流通させ、他側
から内燃機関側に吐出するようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、ケーシング本体を施蓋するカバーは
吐出ポートやリリーフポートを一体成形できるよ
うにするため、該カバーは合成樹脂で成形してい
るが、該カバーに更にブラシホルダを一体成形し
た場合、合成樹脂の硬化時の収縮によつてブラシ
ホルダの摺接面が十分な平面度を得ることができ
ないという欠点がある。例えば、平面度の規格を
100μmに設定した場合において実際に成形したカ
バーの平面度は約120〜180μmになるため、ブラ
シホルダに対すブラシの摺動性が悪化してブラシ
とコンミテータの接触不良や片減りを生じ、或い
はブラシホルダに挿入する場合の作業性が悪いと
いう欠点がある。
本考案は上述した従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、本考案が解決しようとする問題点は、
合成樹脂によつてブラシホルダをカバーと一体成
形した場合に、ブラシが円滑に摺動できるように
ブラシホルダを形成し、ブラシの接触不良や片減
りを防止すると共に、組付け作業性を向上するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した問題点を解決するために、本考案が採
用する構成は、ケーシング本体内には該ケーシン
グ本体内の一側から他側に燃料を圧送する回転型
ポンプ部と該回転型ポンプ部を回転駆動する電動
モータを設け、前記ケーシング本体を施蓋する合
成樹脂製カバーには前記電動モータのコンミテー
タに摺接するブラシを保持するためのブラシホル
ダを一体に形成し、該ブラシホルダの内面は前記
ブラシの摺動方向に沿つた長溝を有するブラシ摺
接面に形成し、該長溝内に流入した燃料によつて
潤滑液膜を形成したことにある。
〔作用〕
ブラシホルダのブラシ摺接面にブラシの摺動方
向に沿つて長溝を形成し、ブラシとの接触面積を
小さくしたから、カバーとブラシホルダを一体成
形したときに硬化時の収縮によつてブラシ摺接面
が変形しても、該ブラシ摺接面の平面度が低下す
るのを防止でき、ブラシを円滑に摺動させること
ができる。また、長溝内には燃料ポンプ内を流通
する燃料が流入するから、この燃料によつてブラ
シ摺接面とブラシとの間に潤滑液膜が形成され、
これにより、ブラシの摺動性はより一層良好にな
る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳述す
る。
図において、1はケーシングAを構成する金属
製筒体からなるケーシング本体で、該ケーシング
本体1の一端側にはケーシング本体1の一側から
他側に燃料を圧送するタービン型ポンプ部2が設
けられている。3は該タービン型ポンプ部2を構
成し、ケーシング本体1の一端側を施蓋するポン
プハウジングで、該ポンプハウジング3は外側ハ
ウジング3Aと内側ハウジング3Bとからなつて
いる。4は後述の固定シヤフト12に挿通された
状態でポンプハウジング3内に回転可能に収容さ
れたクローズドベーン型のタービン、5は該ター
ビン5の外周側に位置してポンプハウジング3に
形成された燃料流路で、該燃料流路5の始端は外
側ハウジング3A下面に開口し、燃料タンク(図
示せず)に連通する吸込口5Aになつている。一
方、該燃料流路5の終端は外側ハウジング3A下
面に開口し、燃料タンクに連通するリターン口5
Bと、内側ハウジング3Bに穿設され、ケーシン
グ本体1の内側に開口した吐出口5Cになつてい
る。
かくして、本実施例によるタービン型ポンプ部
2はケーシング本体1の一端側を施蓋するポンプ
ハウジング3と、該ポンプハウジング3内に回転
可能に設けられたタービン4と、該タービン4の
外周側に位置してポンプハウジング3内に設けら
れ、始端側は吸込口5Aになり、終端側はリター
ン口5Bと吐出口5Cになつた燃料流路5とから
構成されている。なお、燃料流路5とリターン口
5Bの途中には弁室6が設けられ、該弁室6内に
はリターン口5Bを開閉するリード弁(図示せ
ず)が設けられている。
次に、7は前記ポンプハウジング3に対向して
ケーシング本体1の他端に嵌装された上カバー
で、該上カバー7は円板状のカバー本体7Aと、
該カバー本体7Aの外周に周設された周壁部7B
と、該周壁部7Bの端面に突出形成された各一対
の幅広嵌入突片7C,7C及び幅狭嵌入突片7
D,7Dと、周壁部7Bの内側に位置してカバー
本体7Aの下面に該周壁部7Bと同一高さに突設
された環状リブ7Eと、該環状リブ7Eと周壁部
7Aとにかけて放射状に形成された複数の縦リブ
7F,7F,……とからなつており、該上カバー
7は例えば合成樹脂にガラス繊維を混入した複合
材料によつて一体的に形成されている。そして、
上カバー7には上面から下面に貫通してプラス側
端子8Aとマイナス側端子8Bが設けられると共
に、下面には複数本の接続端子9,9,……が植
設されている。又、上カバー7の中心には吐出ポ
ート10、外周寄りにはリリーフポート11がそ
れぞれ形成されている。
12は前記上カバー7とポンプハウジング3と
の間に架設された固定シヤフト、13はタービン
型ポンプ部2のタービン4を回転駆動するために
ケーシング本体1内に設けられた直流電動モータ
を示す。該電動モータ13はケーシング本体1に
挿嵌された固定子14と、固定シヤフト12に回
転自在に支持された回転子15と、該回転子15
に巻回された複数極のコイル16と、該回転子1
5の軸方向他側に設けられ、回転子15と一体的
に回転するコンミテータ17と、後述のブラシホ
ルダ20に支持され、該コンミテータ17に摺接
する一対のブラシ18,18とから大略構成され
ている。そして、回転子15とタービン4との間
に位置して固定シヤフト12にはスリーブ状のジ
ヨイント19が設けられており、該ジヨイント1
9の下端から突出した突起19Aがタービン4に
係合すると共に、回転子15の一端側から突出し
た突起15Aがジヨイント19に係合することに
よつて回転子15とタービン4が一体的に回転す
るようになつている。
次に、20,20は前記各ブラシ18を摺動可
能に保持するために前記上カバー7に一体的に形
成された一対のブラシホルダを示す。該各ブラシ
ホルダ20は上カバー7の周壁部7Bと環状リブ
7Eとにかけて設けられた上面部20Aと、上カ
バー7の径方向に沿つて上面部20Aの幅方向両
側に対向して突設された左、右側面部20B,2
0Cと、前記上面部20Aに対向して左、右側面
部20B,20Cの下端に形成された下面部20
Dとによつて方形の枠体状に形成されている。2
1,21,……は前記上面部20Aの内面にブラ
シ18の摺動方向に沿つて凹設された断面状の
複数の長溝で、該各長溝21を上面部20Aの幅
方向に所定間隔離間して列設することにより上面
部20Aの内面は細幅帯状をなしたブラシ摺接面
22になつている。
なお、図中、23は前記左側面部20Bに形成
された切欠き溝で、該切欠き溝23内には上カバ
ー7とブラシ18との間に張設された押圧ばね
(図示せず)が遊嵌するようになつている。また、
24は前記下面部20Dに形成されたU字状の切
欠き溝で、該切欠き溝23にはブラシ18に接続
された配線(図示せず)が遊嵌するようになつて
いる。
本実施例による燃料ポンプは上述の如く構成さ
れており、電動モータ13の回転によつてタービ
ン型ポンプ部2を回転駆動し、燃料をケーシング
Aの一側から他側に圧送する作動自体について
は、従来技術によるものと実質的に異なるところ
はない。
而して、本実施例によれば、ブラシホルダ20
の上面部20Aにブラシ18の摺動方向に沿つて
複数の長溝21,21,……を設け、ブラシ18
と接触するブラシ摺接面22の接触面積を小さく
する構成としている。この結果、ブラシホルダ2
0とカバー7とを一体成形したときに樹脂硬化時
の収縮等が生じてブラシ摺接面22が変形して
も、該ブラシ摺接面22の平面度が低下するのを
効果的に防止することができ、該ブラシ摺接面2
2の平面度を規格に適合させることができる。ま
た、長溝21内には、ケーシングA内を流通する
燃料が流入するから、この燃料によつてブラシ1
8とブラシ摺接面22との間に潤滑液膜を形成す
ることができ、該ブラシ18をより一層円滑に摺
動させて該ブラシ18とコンミテータ17との接
触不良やブラシ18の捩れによる片減り等を防止
することができ、ブラシ18の長寿命化を図るこ
とができる。
なお、本実施例ではブラシホルダ20の上面部
20Aに長溝21を形成するものとして述べた
が、左、右側面部20B,20C及び下面部20
Dの内面も同様に長溝21を形成したブラシ摺接
面にしてもよい。また、本実施例は回転型ポンプ
部としてタービン型ポンプ部2を用いる構成にし
たが、ローラベーン型ポンプ部を用いた燃料ポン
プにも本考案は適用できるものである。
〔考案の効果〕
以上詳述した如く構成される本考案によれば、
ブラシホルダのブラシ摺接面に長溝を形成し、該
ブラシ摺接面とブラシとの接触面積を小さくする
ようにしたから、カバーとブラシホルダを一体成
形したときに硬化時の収縮によつてブラシ摺接面
が変形しても、該ブラシ摺接面の平面度が低下す
るのを防止することができ、ブラシを円滑に摺動
させることができる。また、長溝内に燃料ポンプ
内を流通する燃料を流入させて、この燃料によつ
てブラシ摺接面とブラシとの間に潤滑液膜を形成
するようにしているから、ブラシの摺動性をより
一層良好にすることができ、接触不良やブラシの
片減り等を防止して当該燃料ポンプの長寿命化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る燃料ポンプの
縦断面図、第2図はブラシホルダを一体形成した
上カバーの正面図、第3図は第2図の一部を破断
した底面図である。 1……ケーシング本体、2……タービン型ポン
プ部、7……上カバー、13……電動モータ、1
7……コンミテータ、18……ブラシ、20……
ブラシホルダ、21……長溝、22……ブラシ摺
接面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング本体内には該ケーシング本体内の一
    側から他側に燃料を圧送する回転型ポンプ部と該
    回転型ポンプ部を回転駆動する電動モータを設
    け、前記ケーシング本体を施蓋する合成樹脂製カ
    バーには前記電動モータのコンミテータに摺接す
    るブラシを保持するためのブラシホルダを一体に
    形成し、該ブラシホルダの内面は前記ブラシの摺
    動方向に沿つた長溝を有するブラシ摺接面に形成
    し、該長溝内に流入した燃料によつて潤滑液膜を
    形成してなる燃料ポンプ。
JP1986171064U 1986-11-07 1986-11-07 Expired - Lifetime JPH0540316Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986171064U JPH0540316Y2 (ja) 1986-11-07 1986-11-07

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JP1986171064U JPH0540316Y2 (ja) 1986-11-07 1986-11-07

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JPS6375587U JPS6375587U (ja) 1988-05-19
JPH0540316Y2 true JPH0540316Y2 (ja) 1993-10-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2701161A1 (de) * 1977-01-13 1978-07-20 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffoerderaggregat
JPS59107573U (ja) * 1983-01-10 1984-07-19 松下電器産業株式会社 ブラツシホルダ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6375587U (ja) 1988-05-19

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